JPH0752934Y2 - 複層ガラスユニット - Google Patents

複層ガラスユニット

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JPH0752934Y2
JPH0752934Y2 JP14873089U JP14873089U JPH0752934Y2 JP H0752934 Y2 JPH0752934 Y2 JP H0752934Y2 JP 14873089 U JP14873089 U JP 14873089U JP 14873089 U JP14873089 U JP 14873089U JP H0752934 Y2 JPH0752934 Y2 JP H0752934Y2
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double glazing
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Inventor
光一 瀬川
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ワイケイケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複層ガラスの周縁にアダプターを装着して成
る複層ガラスユニットに関する。
〔従来の技術〕
実開昭60−143876号公報に示すように、アダプターの凹
部に複層ガラスの周縁をビートを介して嵌着し、そのビ
ートとガラス表面との間に通気孔を形成し、アダプター
の脚部に水抜き孔を形成して、ガラス表面とビートとの
間より混入した雨水を水抜き孔で排水できるようにした
複層ガラスユニットが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる複層ガラスユニットであると、ガラス表面とビー
トとの間より浸入した雨水を排水できるが、ビートを凹
部を有する特殊形状とする必要があってコスト高となる
と共に、アダプターの凹部底壁にビートを介して複層ガ
ラス端面を当接しているので、凹部底壁と複層ガラス端
面との間隔が狭く、しかもビートが複層ガラスの一枚の
ガラス板端面に接しているから、ガラス面とビートとの
間より凹部内に浸入した雨水が、ガラ板相互を圧着する
シール材とガラス裏面との接着部より毛細管現象で一対
のガラス板の内部に浸入することがある。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした複
層ガラスユニットを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
アダプターの凹部内面に突条を設け、この突条の上面に
ガラス板の端面をコーキング材を介して圧着して複層ガ
ラスをアダプターの凹部に嵌合し、前記アダプターの横
板に排水孔を形成して、ガラス板と凹部内面との間より
侵入した雨水を排水孔より排水できるようにしたもので
ある。
〔実施例〕
一対のガラス板1,1の外周縁裏面をシール材2で接着し
て中空部3を有する複層ガラス4とし、その複層ガラス
4の周縁にアダプター5を装着して複層ガラスユニット
としてある。
前記アダプター5は一側板6と他側板7を連結板8で一
体的に連結して凹部9と脚部10を有する形状となり、一
側板6と他側板7はクランク型に折曲して凹部9が脚部
10より幅広くなり、かつ折曲片部6a,7aが連結板8より
凹部9寄りとなり、その凹部9を構成する一側板6、外
側板7の内面には突条11が相対向して長手方向に亘って
一体形成され、この突条11は前記ガラス板1の板厚より
も短くなっていると共に、突条11の長手方向複数位置に
切欠部12が形成してあり、連結板8には排水口13が形成
してある。
前記アダプター5の突条11上面にはシール性・接着性を
有するコーキング材14が長手方向に亘って設けられ、複
層ガラス4はアダプター5の凹部9内に嵌合されて一対
のガラス板1,1端面がコーキング材14を介して突条11上
に圧着されて複層ガラス4とアダプター5が連結してあ
り、これによりアダプター5の凹部9の底部、つまり折
曲片部6a,7aと複層ガラス4の端面との間に大きな排水
スペースAを構成している。
前記アダプター5の脚部10にシール材15が装着され、そ
のシール材15が框16の凹部17に嵌合されて脚部10が框16
に支持されて複層ガラスの周縁に框16が取付けてあり、
シール材15に排水穴18が形成してある。
〔考案の効果〕
ガラス板1とアダプター5との間より浸入した雨水は排
水口13より排水されると共に、突条11はガラス板1の板
厚より短いのでガラス板1とシール材2との接着面まで
突条11が突出せず、突条11をつたわって雨水が前記接着
面に流れることがなく、雨水が複層ガラス4内部に毛細
管現象で浸入することがない。
また、複層ガラス4をアダプター5の凹部9内に直接嵌
合したので、ビートが不要となってそれだけコストを低
減できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は断面図、第2図
はアダプターの斜視図である。 1はガラス板、2はシール材、4は複層ガラス、5はア
ダプター、6は一側板、7は他側板、8は横材、9は凹
部、10は脚部、11は突条、12は切欠部、13は排水孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のガラス板1をシール材2で接着した
    複層ガラス4の周縁にアダプター5を装着した複層ガラ
    スユニットにおいて、 前記アダプター5を、一側板6と他側板7が横材8で一
    体的に連結されて凹部9と脚部10を有し、かつ一側板6
    と他側板7の内面に、前記ガラス板1の板厚より短い突
    条11を長手方向に亘って一体的に有するものとし、前記
    横板8に排水口13を形成し、 前記突条11上にガラス板1の端面をコーキング材14を介
    して圧着して複層ガラス4をアダプター5の凹部9内に
    嵌合支持したことを特徴とする複層ガラスユニット。
JP14873089U 1989-12-26 1989-12-26 複層ガラスユニット Expired - Fee Related JPH0752934Y2 (ja)

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JPH0386989U JPH0386989U (ja) 1991-09-03
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010065523A (ja) * 2008-08-11 2010-03-25 Tostem Corp 開口部装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010065523A (ja) * 2008-08-11 2010-03-25 Tostem Corp 開口部装置

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JPH0386989U (ja) 1991-09-03

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