JPH075292A - 構造物をブロック状に切り出す方法,及びその切り出しに使用される装置 - Google Patents

構造物をブロック状に切り出す方法,及びその切り出しに使用される装置

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JPH075292A
JPH075292A JP14386193A JP14386193A JPH075292A JP H075292 A JPH075292 A JP H075292A JP 14386193 A JP14386193 A JP 14386193A JP 14386193 A JP14386193 A JP 14386193A JP H075292 A JPH075292 A JP H075292A
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JP
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wire
cutting
cut
saw device
guide
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JP14386193A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakazawa
公一 中澤
Akira Ito
章 伊東
Masaaki Tateiwa
正明 立岩
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/08Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with saw-blades of endless cutter-type, e.g. chain saws, i.e. saw chains, strap saws
    • B28D1/088Sawing in situ, e.g. stones from rocks, grooves in walls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】構造物表面からの切り出し深さを任意に変更で
きると共に、任意の大きさのブロックの切り出しを可能
にすることを目的としている。 【構成】本体フレーム1が上下方向に延び、その本体フ
レーム1の上下両端部からそれぞれ構造物の壁面に向け
て棒状のワイヤガイド部2が延びている。上記本体フレ
ーム1には、ワイヤ駆動装置4が設置されて、該本体フ
レーム1と共にワイヤソー装置本体3を構成している。
ワイヤガイド部2の先端部には、それぞれガイドプーリ
が旋回可能に軸支されている。上記ガイドプーリ9間に
切断用ワイヤ5が張架されている。上記構成のワイヤソ
ー装置が、装置支持体12の下端部に、伸縮可能な足部
13を介して固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉における遮蔽壁
の解体等のために、構造物をブロック状に切り出す方
法,及びその切り出しに使用されるワイヤソー装置や切
り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】構造物をブロック状に切り出す必要があ
る場合としては、例えば,原子炉における筒状の中空部
を形成した遮蔽壁の炉芯側解体作業がある。この原子炉
における遮蔽壁は、厚さがPWR型原子力発電所の場合
で3m程度あり、通常,炉芯側(内周面側)表面から1
m程度が放射化されているので、この遮蔽壁を解体する
場合には、その放射化されている部分を先行して解体す
る必要がある。
【0003】そして、従来においては、該遮蔽壁を炉芯
側から解体する場合、例えば,特開平2−307097
号公報や特開平4−42100号公報に記載されている
ような方法が提案されている。この方法は、まず、所定
間隔を開けて並ぶ2対の孔を遮蔽壁の上端面から垂直且
つ下方に向けて切削し、次に、装置本体から下方に延び
る一対のワイヤガイド部を備え、そのワイヤガイド部の
各先端部に、それぞれガイドプーリが該回転軸をワイヤ
ガイド部の延び方向に直交させた状態で軸着しているワ
イヤガイド装置を用意して、その一対の孔に上記各ワイ
ヤガイド部を個別に挿入しつつ、該ワイヤソー装置に設
置されているワイヤ駆動装置を作動することにより、上
記2本のワイヤガイド部のガイドプーリ間に所定張力を
もって掛け渡された切断用ワイヤが、上記一対の孔を結
ぶ構造物位置を上端面から下方に向けて垂直に切断し、
もって、切り出すブロックの背面を形成する。
【0004】次に、上記一対の孔の一方の孔と遮蔽壁の
内周面とに沿って、上記と同様に、それぞれ2本のワイ
ヤガイド部を上方から下方に移動させることで、両ワイ
ヤガイド部のガイドプーリ間に掛け渡された切断用ワイ
ヤによって遮蔽壁を厚さ方向に切断して、切り出すブロ
ックの一側面を形成すると共に、他方の孔と遮蔽壁の内
周面との間も同様に切断して、切り出すブロックの他方
の側面を形成する。
【0005】次に、ガイドプーリの回転軸がワイヤガイ
ド部の延び方向と平行(上下方向)に軸着されている別
のワイヤガイド部を一対,用意して、該ワイヤガイド部
をそれぞれ上記一対の孔に挿入し、切断用ワイヤを、上
記切断した厚さ方向の両切断溝(切り出しブロックの両
側面位置)と遮蔽壁内周面に沿って巡るようにして両ガ
イドプーリ間に掛け渡し、この状態でワイヤソー装置を
駆動して遮蔽壁を厚さ方向に切断することにより、切り
出すブロックの下面を形成する。
【0006】このようにして切り出すブロックの4面の
切断面を形成し、これと上端面及び遮蔽壁内周面とによ
って6面のブロック状の解体片に切り出す。これを、構
造物である遮蔽壁の天端面から下方に向けて、順に、周
方向に沿って上記ブロック状の解体片を繰り返し切り出
し、撤去することで該遮蔽壁を解体している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構造物をブロック状に切り出す方法では、
小さなブロック状の解体片に切断しながら該解体片の撤
去作業を繰り返し行って解体作業を実施しているが、原
子炉の遮蔽壁は全建屋の一部であり狭隘な場所であるこ
とから、平行作業を行うことが難しく、解体工期のクリ
ティカルパスとなる恐れがある。
【0008】また、放射化されている範囲は一定の深さ
になっているとは限らず、凸凹や斜めの背面切断形状が
好ましい場合もあるが、上記従来の方法では、構造物の
表面からの切り出し深さを調整することなく上記一対の
孔間を結ぶ平面を背面形状にして無条件に切断している
ため、放射化されている部分だけを有効に切り出すこと
ができないなど、切り出すブロックの背面切断の形状を
任意な形状に設定することができない。この現象は、切
り出すブロックを大きくする,即ち1対の孔間の距離を
大きくとるほど顕著になる。
【0009】また、上記従来の方法では、垂直方向の切
断と水平方向の切断とを別のワイヤガイド部を使用し
て、二工程として実施せざるを得ず、上記切り出しに手
間が掛かるという問題もある。本発明は、上記のような
問題点に着目してなされたもので、構造物表面からの切
り出し深さを任意に変更できると共に、任意の大きさの
ブロックの切り出しを可能にすることを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構造物をブロック状に切り出す方法は、所
定深さの溝を構造物の表面に沿って2条,形成して、ワ
イヤソー装置の切断用ワイヤによって上記2条の溝間を
該構造物の表面から深さ方向に切断し、続けて、その深
さ方向の位置を随時変更しながら該切断用ワイヤを溝の
延び方向に移動させることで背面切断を行い、さらに、
該切断用ワイヤを表面に向けて溝の深さ方向に移動させ
ることで2条の溝間を切断することを特徴としている。
【0011】また、筒状の中空部を持った構造物に対し
ては、該中空部の内周面に、中空部の延び方向へ相互に
所定間隔をあけた2条の溝を、所定深さで且つ周方向に
沿ってそれぞれ形成し、ワイヤソー装置の切断用ワイヤ
によって上記2条の溝間を該構造物の表面から深さ方向
に切断し、続けて、その深さ方向の位置を随時変更しな
がら該切断用ワイヤを中空部の周方向に沿って移動させ
ることで背面切断を行い、さらに、該切断用ワイヤを表
面に向けて溝の深さ方向に移動させて2条の溝間を切断
することを特徴としている。
【0012】また、上記切り出しに使用されるワイヤソ
ー装置は、構造物を切断するためのワイヤソー装置にお
いて、ワイヤ駆動装置を備えて構造物の表面に沿って移
動可能なワイヤソー装置本体と、そのワイヤソー装置本
体から該構造物に形成された2条の溝内へその深さ方向
にそれぞれ延びる一対のワイヤガイド部と、その各ワイ
ヤガイド部の先端部に、回転軸が旋回及び回動自在に軸
着されて切断用ワイヤガイドを案内可能なガイドプーリ
と、その一対のガイドプーリ間に掛け渡されると共に該
ワイヤガイド部に沿って延びる無端環状の切断用ワイヤ
とを備えたことを特徴としている。
【0013】また、上記切り出しに使用される切り出し
装置は、筒状の中空部を持った構造物における該中空部
の内周面側を切断するための切り出し装置であって、上
記中空部内の空間を該中空部の延び方向に沿って延びる
装置支持体と、その装置支持体から中空部内周面に向け
て伸縮可能に延びる足部と、その足部の先端部に固定さ
れた請求項3のワイヤソー装置とを備えたことを特徴と
している。
【0014】
【作用】本願発明の切り出し方法は、放射化された部分
などの切り出したい部分とその他の部分との境目に2条
の溝を形成し、その2条の溝間の構造物表面をブロック
状に切り出す方法であって、その切り出すブロックの背
面深さを随時,変更しながら切り出すことを可能とする
方法である。
【0015】即ち、上記2条の溝間の所定位置におい
て、切断用ワイヤによって、両溝間を深さ方向に所定深
さまで切断して、切り出すブロックの一方の側面を形成
する。そのまま、切断用ワイヤを溝の延び方向に沿って
移動させることで、該切断用ワイヤによって、構造物表
面から所定深さの位置が順次,切断されて、切り出すブ
ロックの背面が形成される。
【0016】上記切断用ワイヤを溝方向に移動させる際
に、構造物表面からの深さ位置を随時,変更すること
で、構造物表面から上記切削背面までの深さが適宜,任
意の深さに変更されて、該背面を段状等の形状に切断可
能となる。続いて、切断用ワイヤを構造物表面に向けて
移動させることで該構造物が切削されて、切り出すブロ
ックの他方の側面が形成される。
【0017】そして、上記切り出した3面と、構造物表
面及び2条の溝の内面によって、切り出すブロックが形
成されて、構造物から切り離される。上記のような方法
で切り出すことで、任意の大きさのブロックに切り出す
ことができ、しかも、そのブロックの大きさに関係な
く、構造物表面からの背面深さを、各部位での任意な深
さに合わせて設定できる。
【0018】また、構造物が原子炉の遮蔽壁の炉芯側な
ど、筒形状の中空部を形成する構造物に対しては、請求
項2に記載されているようにすることで、周方向に沿っ
て自由な角度の扇状のブロックに切り出したり、背面切
削を周方向に1周実施してドーナツ状のブロックに切り
出すことができる。そして、上記のような切り出しに
は、例えば,請求項3に記載されているようなワイヤソ
ー装置を使用する。
【0019】このワイヤソー装置は、その1対のワイヤ
ガイド部をそれぞれ溝内に挿入することで、その一対の
ワイヤガイドの先端に軸着されたガイドプーリ間に掛け
渡された切断用ワイヤによって、該溝間における構造物
の表面から深さ方向に切削される。そのまま、装置本体
を構造物表面に沿って移動させると、上記各ワイヤガイ
ド部も、溝に沿って移動する。
【0020】このとき、切断用ワイヤには上記移動と反
対方向に負荷が掛かり、それにつれて、ガイドプーリの
回転軸が自動的に旋回及び回動するので、一度ワイヤガ
イド部を溝から抜いてガイドプーリの方向を設定しなお
す必要がない。このように、切削方向に合わせてガイド
プーリの回転軸が、切削方向に追従して自動的に変更さ
れるので、連続して自由な任意形状に切断可能となる。
【0021】そして、上記のようにワイヤガイド部,即
ちガイドプーリが溝の延び方向に沿って移動すること
で、背面切断が行われる。このとき、ワイヤソー装置本
体と構造物表面との距離を随時変更させることで、ワイ
ヤガイド部先端部,即ちガイドプーリの溝内における深
さ方向の位置を随時変更させ、切り出すブロックの背面
を凹凸面や斜面形状などの任意な形状にする。
【0022】また、筒状の中空部を構成する構造物内周
面を切断する場合、請求項4に記載されている切り出し
装置を採用することで、装置支持体及び足部からなる部
材を介して中空部の外からワイヤソー装置が操作可能と
なり、放射化した位置に作業員が接近する必要がなくな
る。
【0023】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、ワイヤソー装置の構成を説明すると、図1に示す
ように、本体フレーム1が上下方向に延び、その本体フ
レーム1の上下両端部からそれぞれ構造物の壁面に向け
て棒状のワイヤガイド部2が延びて、該本体フレーム1
と一対のワイヤガイド部2とによって門型の枠体が形成
されている。
【0024】上記本体フレーム1には、ワイヤ駆動装置
4が設置されて、該本体フレーム1と共にワイヤソー装
置本体3を構成している。上記ワイヤ駆動装置4は、本
体フレーム1にモータ部4aが固定され、該モータ部4
aからテンショナー4bが、上記ワイヤガイド部2とは
反対方向に該本体フレーム1から突設している。そのテ
ンショナー4bは、シリンダ装置などによって該突出方
向に伸縮可能となっている。そのテンショナー4bの先
端部に切断用ワイヤ5を巻き掛けるワイヤ用ドラム4c
が軸着され、そのワイヤ駆動用ドラム4cとモータ部4
aの駆動軸との間にべルト4dが掛け渡されている。
【0025】また、上記ワイヤガイド部2の先端部に
は、図2に示すように、球面対偶のソケット6が形成さ
れて、そのソケット6内に球体7が嵌合し、その球体7
に腕部8が固定されている。その腕部8は、球体7から
突設する腕本体8aと、ガイドプーリ9の軸を左右から
支持する一対の支持部8b,8cとから構成されてい
る。即ち、腕本体8aの一端部が球体7に固定され、そ
の腕本体8aの他端部から左右にそれぞれオフセットし
た状態で各支持部8b,8cが設けられ、その支持部8
b,8cの両端部間にガイドプーリ9を回転自在に支持
する支軸10が架設されて、その支軸10によってガイ
ドプーリ9が回転自在に支持されている。
【0026】上記一対の支持部8b,8cのうち,一方
の支持部8bは、腕本体8a及び支軸10と一体に成形
されているが、他方の支持部8cは、支軸10にその一
端部が枢着されていて、その枢軸位置を中心に側方に開
閉可能となっていると共に、その他方の支持部8cの他
端部と腕本体8a間が公知の嵌着機構で嵌着されて、開
方向に所定以上の力が付与された場合にのみ、その嵌着
が外れるようになっている。その所定以上の力とは、切
断用ワイヤ5をガイドプーリ9から外すために該他方の
支持部8cに加えられる強い力を想定しており、また、
運転中に切断用ワイヤ5の振動等により切断用ワイヤ5
がガイドプーリ9から外れないだけの力を想定してい
る。これによって、切断用ワイヤ5をガイドプーリ9に
巻き掛けたり外したりすることが可能となる。
【0027】なお、上記嵌着機構に代えて、腕本体8a
と他方の支持部8cとの間を、着脱可能なピンを挿入す
るなどによって連結するロック機構等で着脱可能に固定
してもよい。また、一対のワイヤガイド部2先端部に夫
々設けられた上記ガイドプーリ9に切断用ワイヤ5が巻
き掛けられて、該ガイドプーリ9間に該切断用ワイヤ5
が張架されている。さらに、各ガイドプーリ9に巻き掛
けられた切断用ワイヤ5は、それぞれワイヤガイド部2
に沿って本体フレーム1に向けて延び、該本体フレーム
1に設けられた補助プーリ11を介してワイヤ駆動装置
4のワイヤ駆動用ドラム4cに巻き掛けられている。こ
れによって、該切断用ワイヤ5は、無端環状に配置され
てワイヤ駆動装置4よって駆動されると共に、テンショ
ナー4bの伸縮によって所定の張力が付与されるように
なっている。
【0028】また、上記ソケット6及び球体7からなる
球面対偶の構成は、該球体7に固定された腕本体8a,
即ちガイドプーリ9が、所定方向にのみ旋回可能(倒れ
可能)とするように、ソケット6に対して上記旋回方向
に沿って周方向へガイド溝6aが欠切されて、そのガイ
ド溝6aに沿って腕本体8aが旋回可能となっている。
【0029】なお、その旋回方向は、上下方向に延びる
ように設定されている。さらに、上記球面対偶によっ
て、該ガイドプーリ9が腕本体8aを軸として回動可能
となっている。この結果、各ガイドプーリ9は、ワイヤ
ソー装置の駆動の際に、切断用ワイヤ5に負荷される力
によって自動的に回転軸が旋回されて、該ガイドプーリ
9から切断用ワイヤ5が外れることを防止して、該切断
用ワイヤ5を案内するので、従来のようにワイヤガイド
部2の交換をする必要がなく、連続して、切断方向を変
更することが可能となる。
【0030】さらに、上記構成のワイヤソー装置は、上
下方向に延びる装置支持体12の下端部に支持されてい
る。装置支持体12の下端部には、ワイヤソー装置本体
3に向けて延びる足部13が固定されていて、該足部1
3は、その足部13の延び方向にシリンダ装置などによ
って伸縮可能となっていると共に、その他端部がワイヤ
ソー装置の本体フレーム1に固定されて、上記伸縮によ
って、ワイヤソー装置本体3を水平方向に進退可能と
し、もって、該ワイヤソー装置,足部13,及び装置支
持体12が切り出し装置の一部を構成している。
【0031】次に、上記ワイヤソー装置,及び切り出し
装置を使用した構造物20をブロック状に切り出す方法
を例示する。下記の例では、まず、コンクリート構造物
20における、壁面等の垂直な表面側をブロック状に切
り出す方法で説明する。まず、公知の切削装置を使用し
て、所定深さを有すると共にワイヤガイド部2及びガイ
ドプーリ9が挿入可能な広さをもった溝21,22を2
条,壁面に切削する。
【0032】その2条の溝21,22は、図3に示すよ
うに、壁面20aにおける切り出したい部分の上下位置
をそれぞれ左右方向に所定長さだけ延びるように形成さ
れている。次に、2条の溝21,22にそれぞれワイヤ
ガイド部2が挿入されるように、本体フレーム1(ワイ
ヤソー装置本体3)を該壁面20aに接近させると、図
4に示すように、該ワイヤガイド部2の先端部に固定さ
れているガイドプーリ9が、それぞれ各溝21,22の
底まで挿入された状態となる。なお、図4では、ワイヤ
ソー装置のうちガイドプーリ9のみを図示している。
【0033】この状態においては、両ガイドプーリ9間
に掛け渡されている切断用ワイヤ5は、例えば、上手側
のワイヤガイド部2に沿って該上手側の溝21,22内
に延びて、該溝21,22内のガイドプーリ9に巻き掛
けられ、そこから、該溝21,22内を壁面20a表面
に向けて再び延び、さらに両溝21,22間の壁面20
a表面を経由して、下手側の溝22内に延びて他方のガ
イドプーリ9に巻き掛けられ、さらに、下手側のワイヤ
ガイド部2に沿って壁面20a表面方向に延びるように
配置される。
【0034】このとき、ガイドプーリ9間の切断用ワイ
ヤ5には、溝21,22の延び方向に応力が負荷される
ので、各ガイドプーリ9は、その回転軸が略上下方向に
なるように自動的に旋回されている。そして、ワイヤソ
ー装置本体3を現在の位置に固定して、ガイドプーリ9
の移動を防止してから、ワイヤソー装置のワイヤ駆動装
置4を作動させる。すると、切断用ワイヤ5が無端運転
されて構造物20が壁面20aから溝21,22の深さ
方向に切断される。
【0035】即ち、ガイドプーリ9は移動せず、且つ、
切断用ワイヤ5には所定の張力が付与されることで、両
ガイドプーリ9間に位置する切断用ワイヤ5の長さが順
次短縮されて、図5に示すように、両溝21,22間の
構造物20が壁面20a表面から溝21,22の深さ方
向へ徐々に切断されて、図6に示すように、切り出すブ
ロックBの一方の側面B1が形成される。
【0036】なお、図5においては、未だ切断されてい
ない部分が台形に残っているように示されているが、こ
の台形は説明の都合によるものであって、実際には、2
つのガイドプーリ9間の切断用ワイヤ5による切断線
は、上側に凸の曲線状に順次切断され、その凸部が次第
に低くなり且つ曲線の曲率半径が次第に大きくなるもの
である。
【0037】続いて、ワイヤソー装置本体3を壁面20
aに沿って溝21,22の延び方向に移動させると、そ
れに追従して、溝21,22内にそれぞれ挿入されてい
るワイヤガイド部2も溝21,22に沿って移動する。
このとき、該ガイドプーリ9間に張架されている切断用
ワイヤ5に、上記移動方向と逆方向の応力が付与される
ので、その力によって各ガイドプーリ9に首振り運動が
発生して、ガイドプーリ9による切断用ワイヤ5の送り
がスムーズに行われる。
【0038】そして、上記ワイヤガイド部2,即ちガイ
ドプーリ9が溝21,22内をその延び方向に移動する
ことによって、図7に示すように、両ガイドプーリ9間
に位置する構造物20部分が切断用ワイヤ5によって切
断されて、切り出すブロックBの背面B2が形成され
る。なお、図7では、ガイドプーリ9の回転軸が水平に
なっているように図示されているが、ワイヤソー装置本
体3とガイドプーリ9間の切断用ワイヤ5に作用する張
力によって、実際の該ガイドプーリ9の回転軸は傾斜し
ている。
【0039】また、上記背面切断の際、ワイヤソー装置
本体3の移動によってのみで切断するのでは、付与され
る応力はかなり大きなものとなるため、図8に示すよう
に、ワイヤソー装置の一般的な切断状態である切断用ワ
イヤ5を引っ張るような状態になるように、ガイドプー
リ9が切断線よりも先行した位置にする必要がある。そ
のためには、深さ方向に切断する時よりも切断用ワイヤ
5が長くないといけない。そこで、ワイヤソー装置本体
3を、深さ方向に切断する場合よりも構造物20の壁面
20aに近づけることで、切断用ワイヤ5全体の長さを
変えずにガイドプーリ9間の切断用ワイヤに余裕をもた
せるようにする。
【0040】なお、上記の背面切断では、溝21,22
方向に水平移動するように説明しているが、適宜、ワイ
ヤソー装置本体3を壁面20aから進退させることで、
図9に示すように、切断された上記背面B2に斜め形状
や段部を形成させてもよい。次に、ワイヤソー装置本体
3を壁面20aから離れる方向に再び,移動させること
で、図10に示すように、両溝21,22内に位置して
いた各ガイドプーリ9が壁面20a表面及びその外方ま
で移動する。そして、切断用ワイヤ5に所定張力を付与
することで、該ガイドプーリ9間の切断用ワイヤ5によ
って該2条の溝21,22間の構造物20部分を構造物
20の表面に向けて厚さ方向に切断し、切り出されるブ
ロックの他方の側面B3を形成する。
【0041】これによって、切り出すブロックBの両側
面B1,B3及び背面B2が形成されて、図11に示す
ように、該ブロックが構造物20から切り離された状態
となる。なお、上記説明では、2条の溝21,22が水
平方向に延びるように形成しているが、斜め方向や垂直
方向に延びるように形成して、その両溝21,22間を
ブロック状に切り出すようにしてもよいし、また、該溝
21,22を切り出す形状に合わせて平行且つ波状など
に切削してもよい。
【0042】また、ワイヤソー装置おける本体フレーム
1を軸方向(上下方向)に伸縮可能に構成して、両ガイ
ドプーリ9間の間隔が適宜変更可能にするならば、2条
の溝21,22を平行に切削することもなく、切り出し
たいブロックの境形状に合わせた形状で延びるように2
条の溝21,22を個別に切削して、該2条の溝21,
22間の構造物20部分を切り出すようにしてもよい。
【0043】また、構造物20の上端部から切り出す場
合には、構造物20の上端面を上手側の溝21,22と
みなして、一方の溝21,22だけを壁面20aに沿っ
て切削し、該上端面と溝21,22間をブロック状に切
り出すようにする。また、上記説明では構造物20の壁
面20a等,構造物20の垂直面側をブロック状に切り
出す例を説明しているが、上記例は一例であるので橋等
の構造物20にあっては、その上面側や下面側をブロッ
ク状に切り出すために採用してもよい。この場合には、
ワイヤソー装置は、本体フレーム1が水平に延び、ワイ
ヤガイド部2が上下方向に延びるように配置される。
【0044】次に、筒状の中空部を形成する構造物であ
る,原子炉の遮蔽壁30の炉芯側をブロック状に切り出
す場合を説明する。まず、公知の切削装置を使用して、
遮蔽壁30内周面における放射化された部分の上下部分
を、それぞれ周方向に沿って環状に切削して、2条の溝
21,22を形成する。
【0045】次に、遮蔽壁30の上端開口部から装置支
持体12を挿入することで、その装置支持体12の下端
部に固定されているワイヤソー装置を遮蔽壁30で形成
される中空状の炉芯内に挿入し、そのワイヤソー装置を
遮蔽壁30に対して水平に対向させる。次に、足部13
を所定量だけ伸長させることで、図1に示すように、ワ
イヤソー装置本体3を遮蔽壁30に接近させ、もって上
下に位置する各ワイヤガイド部2を上記形成した各溝2
1,22内に挿入する。
【0046】すると、該ワイヤガイド部2先端部に固定
されているガイドプーリ9が、それぞれ各溝21,22
の底まで挿入された状態となる。この状態においては、
両ガイドプーリ9間に掛け渡されている切断用ワイヤ5
は、例えば、上手側のワイヤガイド部2に沿って上手側
の溝21内に延びて、該溝21内のガイドプーリ9に巻
き掛けられ、そこから、該溝21内を遮蔽壁30表面に
向けて再び延び、さらに両溝21,22間の壁面表面を
上下に経由して、下手側の溝22内の底に向けて延びて
他方のガイドプーリ9に巻き掛けられ、さらに、下手側
のワイヤガイド部2に沿って壁面20a表面方向に延び
るように配置される。
【0047】そして、装置支持体12を固定すること
で、ワイヤソー装置本体3を現在の位置に固定して、ガ
イドプーリ9の移動を防止してから、ワイヤソー装置の
ワイヤ駆動装置4を作動させる。すると、切断用ワイヤ
5が無端運転されて溝21,22の深さ方向(遮蔽壁3
0の厚さ方向)に溝21,22間の遮蔽壁30が切断さ
れる。
【0048】即ち、ガイドプーリ9は移動せず、且つ、
切断用ワイヤ5には所定の張力が付与されることで、両
ガイドプーリ9間に位置する切断用ワイヤ5の長さが順
次短縮されて、両溝21,22間の構造物20が壁面2
0aから溝21,22の深さ方向に徐々に切断される。
続いて、装置支持体12を軸回転させることで、ワイヤ
ソー装置本体3が遮蔽壁30に沿って周方向に移動し、
それに追従して、上下の溝21,22内にそれぞれ挿入
されているワイヤガイド部2が溝21,22に沿って移
動する。
【0049】このとき、該ガイドプーリ9間に張架され
ている切断用ワイヤ5に、上記移動方向と逆方向の応力
が付与されるので、その力によって各ガイドプーリ9に
首振り運動が発生して、ガイドプーリ9による切断用ワ
イヤ5の送りがスムーズに行われる。そして、上記ワイ
ヤガイド部2,即ちガイドプーリ9が溝21,22内を
その延び方向に移動することで、図12に示すように、
両ガイドプーリ9間に位置する部分が切断用ワイヤ5に
よって切断されて、切り出すブロックBの背面が形成さ
れる。
【0050】なお、上記の背面切削では、溝21,22
方向に沿って移動させているが、適宜、上記移動と同時
に、ワイヤソー装置本体3を壁面20aから前後させる
ことで、切削された上記背面に斜め形状や段部を形成し
てもよい。そして、上記装置支持体12をほぼ一回転さ
せることで、ガイドプーリ9が環状の溝21,22に沿
って一周して、両ガイドプーリ9間に位置する切断用ワ
イヤ5によって壁面20aから所定深さ位置が該壁面2
0aに沿って切断されて、切り出すブロックBの背面切
断が完了する。
【0051】次に、足部13を縮めてワイヤソー装置本
体3を遮蔽壁30から後退させて、溝21,22からワ
イヤガイド部2及びガイドプーリ9を出すと共に、最初
に切断した切削部分を介して切断用ワイヤ5を取り出
す。これによってドーナツ状のブロックBに遮蔽壁30
が切り出されることとなる。
【0052】なお、必ずしも,溝21,22に沿ってガ
イドプーリ9を一周移動させる必要はなく、途中から、
遮蔽壁30表面に向けて切断して、略扇状のブロックに
切り出してもよい。これによって、任意の大きさのブロ
ックに切り出しが可能となると共に、該ブロックの背面
切削の形状も任意の形状が選択されて、切り出したい部
分のみを切断可能となる。
【0053】また、装置支持体12を介してワイヤソー
装置を移動及び進退させるので、放射化している部分近
傍に、切り出し時に作業員が接近する必要がない。な
お、上記説明では、遮蔽壁30の途中を切り出している
が、遮蔽壁30上端面から順次下方に向けてドーナツ状
に切り出してもよい。即ち、遮蔽壁30の上端面30a
を上手側の溝とみなして、遮蔽壁30に1条の溝22だ
けを切削しておき、ワイヤソー装置本体3を遮蔽壁30
に横から接近させることで、ワイヤソー装置の一方のワ
イヤガイド部2を遮蔽壁30の上端面30aに沿って遮
蔽壁30に厚さ方向に移動させ、図13に示すように、
他方のワイヤガイド部2を溝22内に挿入する。
【0054】そして、上記と同様に遮蔽壁30の厚さ方
向に切断し、続けて周方向に切断することでドーナツ状
の大ブロックBに切り出し、その切り出したブロックB
をクレーン等で撤去する。これを遮蔽壁30の上端面3
0aから下方に向けて実施することで、ブロック状に切
り出す作業と撤去作業の回数が減少して、平行作業によ
る、遮蔽壁30の解体の際の工期におけるクリティカル
パスが低減する。
【0055】なお、上記実施例では、筒状の中空部を有
する遮蔽壁30の炉芯側を解体する例で説明している
が、トンネルの内周面をブロック状に切り出す等、他の
構造物20の切り出しにも適用可能なことは勿論であ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の構造
物をブロック状に切り出す方法では、切り出すブロック
の大きさを任意の大きさに設定できるとともに、切り出
す厚さを任意な厚さに設定することができる。このと
き、本発明のワイヤソー装置を使用することで、構造物
から連続して1つのブロックを切り出すことが可能とな
る。
【0057】また、本発明の切り出し装置を利用するこ
とで、放射化された部分等の切り出す位置近傍に作業員
が接近する必要がなく、遠隔して切り出しが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例のワイヤソー装置,切り出
し装置,及び遮蔽壁を示す側面図である。
【図2】本発明に係る実施例のワイヤガイド部とガイド
プーリとの関係を示す図である。
【図3】本発明に係る実施例の構造物表面に形成された
2条の溝を示す図である。
【図4】本発明に係る実施例のワイヤガイド部を溝内に
挿入した状態を示す側面断面図である。
【図5】本発明に係る実施例の切り出すブロックの一方
の側面形成用の切断途中を示す側面断面図である。
【図6】本発明に係る実施例の切り出すブロックの一方
の側面を形成した状態を示す側面断面図である。
【図7】本発明に係る実施例の切り出すブロックの背面
形成用の切断途中を示す側面断面図である。
【図8】本発明に係る実施例の切り出すブロックの背面
形成用の切断途中を示す図である。
【図9】本発明に係る実施例の背面形状の一例を示す平
面断面図である。
【図10】本発明に係る実施例の切り出すブロックの他
方の側面形成用の切断開始状態を示す側面断面図であ
る。
【図11】本発明に係る実施例の切り出されたブロック
を示す図である。
【図12】本発明に係る第2実施例の背面切断状態を示
す図である。
【図13】本発明に係る第3実施例のブロック切り出し
開始状態を示し側面図である。
【図14】本発明に係る第3実施例のブロック撤去を示
す側面断面図である。
【符号の説明】
3 ワイヤソー装置本体 4 ワイヤ駆動装置 5 切断用ワイヤ 9 ガイドプーリ 12 装置支持体 13 足部 20 構造物 20a 構造物表面 21,22 溝 30 遮蔽壁 B 切り出すブロック B1,B3 側面 B2 背面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定深さの溝を構造物の表面に沿って2
    条,形成して、ワイヤソー装置の切断用ワイヤによって
    上記2条の溝間を該構造物の表面から深さ方向に切断
    し、続けて、その深さ方向の位置を随時変更しながら該
    切断用ワイヤを溝の延び方向に移動させることで背面切
    断を行い、さらに、該切断用ワイヤを表面に向けて溝の
    深さ方向に移動させることで2条の溝間を切断すること
    を特徴とする構造物をブロック状に切り出す方法。
  2. 【請求項2】 筒状の中空部を持った構造物に対して、
    該中空部の内周面に、中空部の延び方向へ相互に所定間
    隔をあけた2条の溝を、所定深さで且つ周方向に沿って
    それぞれ形成し、ワイヤソー装置の切断用ワイヤによっ
    て上記2条の溝間を該構造物の表面から深さ方向に切断
    し、続けて、その深さ方向の位置を随時変更しながら該
    切断用ワイヤを中空部の周方向に沿って移動させること
    で背面切断を行い、さらに、該切断用ワイヤを表面に向
    けて溝の深さ方向に移動させて2条の溝間を切断するこ
    とを特徴とする構造物をブロック状に切り出す方法。
  3. 【請求項3】 構造物を切断するためのワイヤソー装置
    において、ワイヤ駆動装置を備えて構造物の表面に沿っ
    て移動可能なワイヤソー装置本体と、そのワイヤソー装
    置本体から該構造物に形成された2条の溝内へその深さ
    方向にそれぞれ延びる一対のワイヤガイド部と、その各
    ワイヤガイド部の先端部に、回転軸が旋回及び回動自在
    に軸着されて切断用ワイヤガイドを案内可能なガイドプ
    ーリと、その一対のガイドプーリ間に掛け渡されると共
    に該ワイヤガイド部に沿って延びる無端環状の切断用ワ
    イヤとを備えたことを特徴とするワイヤソー装置。
  4. 【請求項4】 筒状の中空部を持った構造物における該
    中空部の内周面側を切断するための切り出し装置であっ
    て、上記中空部内の空間を該中空部の延び方向に沿って
    延びる装置支持体と、その装置支持体から中空部内周面
    に向けて伸縮可能に延びる足部と、その足部の先端部に
    固定された請求項3のワイヤソー装置とを備えたことを
    特徴とする切り出し装置。
JP14386193A 1993-06-15 1993-06-15 構造物をブロック状に切り出す方法,及びその切り出しに使用される装置 Pending JPH075292A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08312163A (ja) * 1995-05-16 1996-11-26 Daiichi Daiyamondo Koji Kk 地中埋設物の解体工法
JP2006299753A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Nippon Steel Engineering Co Ltd 既設伸縮継手部の部分切断装置および部分切断方法
US7445096B2 (en) 2004-12-15 2008-11-04 Stabilus Gmbh Piston-cylinder unit and process for producing a piston-cylinder unit
KR101249481B1 (ko) * 2012-12-07 2013-04-03 제일이엔지건설 (주) 콘크리트 구조물 절단장치 및 절단방법
US20220063837A1 (en) * 2020-08-28 2022-03-03 Airbus Operations Limited Spark containment cap

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