JPH0751685A - 合併処理し尿浄化槽 - Google Patents
合併処理し尿浄化槽Info
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- JPH0751685A JPH0751685A JP21906093A JP21906093A JPH0751685A JP H0751685 A JPH0751685 A JP H0751685A JP 21906093 A JP21906093 A JP 21906093A JP 21906093 A JP21906093 A JP 21906093A JP H0751685 A JPH0751685 A JP H0751685A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 生活系廃水を再使用することができるように
浄化して、水資源の節約、あるいは廃水公害の解消に役
立てることができる合併処理し尿浄化槽の改良を提供す
る。 【構成】 合併処理し尿浄化槽は、産業廃水、畜産廃
水、生活系廃水等の廃水を流入することができる流入管
２を設けた第１沈澱分離槽３を設け、次いで第２沈澱分
離槽５、予備ろ過装置９を設け、続いて第１接触ばっ気
槽１０、第２接触ばっ気槽１７を設け、第１接触ばっ気
槽の接触材固定用網７の上方に開口を有する流出管から
なる流量調整装置１１を設け、この流量調整装置を通し
て予備ろ過槽から第１接触ばっ気槽に送った被処理水
を、第２接触ばっ気槽に次いで沈澱槽１８、消毒槽１９
を通して放流管２０から放流するように構成したもので
ある。
浄化して、水資源の節約、あるいは廃水公害の解消に役
立てることができる合併処理し尿浄化槽の改良を提供す
る。 【構成】 合併処理し尿浄化槽は、産業廃水、畜産廃
水、生活系廃水等の廃水を流入することができる流入管
２を設けた第１沈澱分離槽３を設け、次いで第２沈澱分
離槽５、予備ろ過装置９を設け、続いて第１接触ばっ気
槽１０、第２接触ばっ気槽１７を設け、第１接触ばっ気
槽の接触材固定用網７の上方に開口を有する流出管から
なる流量調整装置１１を設け、この流量調整装置を通し
て予備ろ過槽から第１接触ばっ気槽に送った被処理水
を、第２接触ばっ気槽に次いで沈澱槽１８、消毒槽１９
を通して放流管２０から放流するように構成したもので
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は生活系廃水を再使用する
ことができるように浄化して、水資源の節約、あるいは
廃水公害の解消に役立てることができる合併処理し尿浄
化槽の構造に関する。
ことができるように浄化して、水資源の節約、あるいは
廃水公害の解消に役立てることができる合併処理し尿浄
化槽の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、産業廃水、畜産廃水、生活系廃水
等の廃水による廃水公害を防止する為に使用される合併
処理し尿浄化槽として、被処理水の流入口からその廃水
口方向へ第１の沈澱分離槽、第２の沈澱分離槽、接触材
を充填した予備ろ過槽、接触材を充填した第１接触ばっ
気槽、第２接触ばっ気槽、安定槽、及び消毒槽を順次形
成してなる合併処理し尿浄化槽の第２の沈澱分離槽に接
触材を充填した接触材固定用網を設け、その接触材固定
用網を通過した被処理水を予備ろ過槽へ送る構成の合併
処理し尿浄化槽をがある。これらは窒素，リン等の有害
物を含む浮遊固形物が沈澱槽及び予備ろ過槽の段階では
充分除去できず、このことが事後処理の第１接触ばつ気
槽及び第２接触ばつ気槽に負担がかかり充分なばっ気処
理が得られず浄化に万全を期せ難い欠点があつた。これ
とは別に、被処理水の流入口からこの廃水口方向へ第１
沈澱分離槽、第２沈澱分離槽、予備ろ過槽、接触材を充
填した第１接触ばっ気槽、第２接触ばっ気槽、沈澱槽、
及び消毒槽を順次形成してなる合併処理し尿浄化槽の予
備ろ過槽の被処理水を流量調整装置を通して予備ろ過槽
から第１接触ばっ気槽に送る構成は多種多様に存在す
る。いづれも流出管およひ流出管での詰まりを若起した
り、予備ろ過槽内でのオ−バ−フロ−に充分に対応出来
ないものであり、被処理水の予備ろ過層から第１接触ば
っ気槽への流量調整に耐え難いものであつた。
等の廃水による廃水公害を防止する為に使用される合併
処理し尿浄化槽として、被処理水の流入口からその廃水
口方向へ第１の沈澱分離槽、第２の沈澱分離槽、接触材
を充填した予備ろ過槽、接触材を充填した第１接触ばっ
気槽、第２接触ばっ気槽、安定槽、及び消毒槽を順次形
成してなる合併処理し尿浄化槽の第２の沈澱分離槽に接
触材を充填した接触材固定用網を設け、その接触材固定
用網を通過した被処理水を予備ろ過槽へ送る構成の合併
処理し尿浄化槽をがある。これらは窒素，リン等の有害
物を含む浮遊固形物が沈澱槽及び予備ろ過槽の段階では
充分除去できず、このことが事後処理の第１接触ばつ気
槽及び第２接触ばつ気槽に負担がかかり充分なばっ気処
理が得られず浄化に万全を期せ難い欠点があつた。これ
とは別に、被処理水の流入口からこの廃水口方向へ第１
沈澱分離槽、第２沈澱分離槽、予備ろ過槽、接触材を充
填した第１接触ばっ気槽、第２接触ばっ気槽、沈澱槽、
及び消毒槽を順次形成してなる合併処理し尿浄化槽の予
備ろ過槽の被処理水を流量調整装置を通して予備ろ過槽
から第１接触ばっ気槽に送る構成は多種多様に存在す
る。いづれも流出管およひ流出管での詰まりを若起した
り、予備ろ過槽内でのオ−バ−フロ−に充分に対応出来
ないものであり、被処理水の予備ろ過層から第１接触ば
っ気槽への流量調整に耐え難いものであつた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の、第２
の沈澱分離槽に接触材を充填した接触材固定用網の部分
を被処理水を通過させることによって、接触材に付着し
た微生物によって、汚泥の一部は消化され沈澱分離効果
を高めることが出来た。一方、これとは別に、合併処理
し尿浄化槽に流量調整装置を備えることによって、予備
ろ過槽の流入口から一時的に多量の被処理水が第１接触
ばっ気槽に流入したときに、開口部がすべて被処理水の
なかに没入することから、予備ろ過槽から第１接触ばっ
気槽に被処理水を送りきれずに溢れることは解消した
が、第２の沈澱分離槽に接触材を充填した接触材固定用
網の部分を被処理水を通過させるようなことをしない
で、第２沈澱分離槽に入った被処理水を直接流量調整装
置に通すと、通す穴に汚泥や固形物が付着して流量調整
装置としての機能を失うといった問題点があった。
の沈澱分離槽に接触材を充填した接触材固定用網の部分
を被処理水を通過させることによって、接触材に付着し
た微生物によって、汚泥の一部は消化され沈澱分離効果
を高めることが出来た。一方、これとは別に、合併処理
し尿浄化槽に流量調整装置を備えることによって、予備
ろ過槽の流入口から一時的に多量の被処理水が第１接触
ばっ気槽に流入したときに、開口部がすべて被処理水の
なかに没入することから、予備ろ過槽から第１接触ばっ
気槽に被処理水を送りきれずに溢れることは解消した
が、第２の沈澱分離槽に接触材を充填した接触材固定用
網の部分を被処理水を通過させるようなことをしない
で、第２沈澱分離槽に入った被処理水を直接流量調整装
置に通すと、通す穴に汚泥や固形物が付着して流量調整
装置としての機能を失うといった問題点があった。
【０００４】
【問題を解決する為の手段】本発明の合併処理し尿浄化
槽は、産業廃水、畜産廃水、生活系廃水等の廃水を流入
することができる流入管を設けた第１沈澱分離槽を設
け、その第１沈澱分離槽に次いで第２沈澱分離槽を設
け、その第２沈澱分離槽にプラスチック製の小筒からな
る接触材を充填した接触材固定用網からなる予備ろ過槽
装置を設けて第２沈澱分離槽を二分割し、その二分割し
た第２沈澱分離槽の後段の第２沈澱分離槽に次いで、下
側にパイプ棚を設け上側に接触材固定用網を設けてその
間に接触材を充填した予備ろ過槽を設け、その予備ろ過
槽に次いで下側にパイプ棚を設け、上側に接触材固定用
網を設けてその間に接触材を充填し、パイプ棚から上方
に接触材固定用網を突き抜けて設けたドラフトチューブ
を有する第１接触ばっ気槽、第２接触ばっ気槽を設け、
前記予備ろ過槽の接触材固定用網の上側に予備ろ過槽の
被処理水の水面を設定する水平管と、この水平管から鉛
直下方に延びて端面に流入口を有する第１流入管と、前
記水平管から鉛直上方に延びて端面に流入口を有する第
２流入管と、前記水平管の一端に接続し前記第２流入管
の流入口より高い位置に開口を有する空気管と、前記水
平管の他端に接続し第１接触ばっ気槽の接触材固定用網
の上方に開口を有する流出管からなる流量調整装置を設
け、この流量調整装置を通して第２沈澱分離槽の予備ろ
過装置を通した被処理水を予備ろ過槽から第１接触ばっ
気槽、第２接触ばっ気槽に次いで沈澱槽、消毒槽を通し
て放流管から放流するように構成したものである。
槽は、産業廃水、畜産廃水、生活系廃水等の廃水を流入
することができる流入管を設けた第１沈澱分離槽を設
け、その第１沈澱分離槽に次いで第２沈澱分離槽を設
け、その第２沈澱分離槽にプラスチック製の小筒からな
る接触材を充填した接触材固定用網からなる予備ろ過槽
装置を設けて第２沈澱分離槽を二分割し、その二分割し
た第２沈澱分離槽の後段の第２沈澱分離槽に次いで、下
側にパイプ棚を設け上側に接触材固定用網を設けてその
間に接触材を充填した予備ろ過槽を設け、その予備ろ過
槽に次いで下側にパイプ棚を設け、上側に接触材固定用
網を設けてその間に接触材を充填し、パイプ棚から上方
に接触材固定用網を突き抜けて設けたドラフトチューブ
を有する第１接触ばっ気槽、第２接触ばっ気槽を設け、
前記予備ろ過槽の接触材固定用網の上側に予備ろ過槽の
被処理水の水面を設定する水平管と、この水平管から鉛
直下方に延びて端面に流入口を有する第１流入管と、前
記水平管から鉛直上方に延びて端面に流入口を有する第
２流入管と、前記水平管の一端に接続し前記第２流入管
の流入口より高い位置に開口を有する空気管と、前記水
平管の他端に接続し第１接触ばっ気槽の接触材固定用網
の上方に開口を有する流出管からなる流量調整装置を設
け、この流量調整装置を通して第２沈澱分離槽の予備ろ
過装置を通した被処理水を予備ろ過槽から第１接触ばっ
気槽、第２接触ばっ気槽に次いで沈澱槽、消毒槽を通し
て放流管から放流するように構成したものである。
【０００５】
【実施例】本発明の合併処理し尿浄化槽の実施例につい
て図面を参照して説明する。図１、図２及び図３に示す
し尿浄化槽１は現場において構築されるコンクリート製
のものから、搬送可能な小型のものまで適用できる。こ
の尿浄化槽１の被処理水の流入口２から第１沈澱分離槽
３に流入した、例えば、産業廃水、畜産廃水、生活系廃
水は、ここで固形物の沈澱分離を行なうと共に、汚水滞
留による嫌気性分解を行わせて、汚泥、スカム、中間水
に分離する。次いで、バッフル４を通って第２沈澱分離
槽５に入り、ここで第１沈澱分離槽３と同様の処理を行
なうのであるが、この第２沈澱分離槽５には、図４に示
す直径４センチ前後、長さ７センチ前後のプラスチック
製の接触材６を充填した接触材固定用網７を底から被処
理水面から一部上方に出すようにして構成した予備ろ過
装置で、第２沈澱分離槽５を分割するようにし、この予
備ろ過装置のの接触材固定用網７で、接触材６の飛散を
防止すると共に、中の接触材６で被処理水の固形物の通
過を阻止しながら、接触材６に付着している微生物で被
処理水の分解効果を高める。この予備ろ過装置を通った
被処理水は、バッフル８を通してその上澄水を予備ろ過
槽９に流入する。この予備ろ過槽９には適宜のフィルタ
があって、そのフィルタによる濾過がなされた被処理水
は、下側にパイプ棚を設け、上側に接触材固定用網３０
を設けてその間に接触材６を充填し、パイプ棚から上方
に接触材固定用網３０を突き抜けて設けたドラフトチュ
ーブ３１を有する第１接触ばっ気槽１０の接触材固定用
網３０の上方に、流量調整装置１１を通って流入するよ
うになっている。その流量調整装置１１は、図５に示す
ように下方に数ミリの小径の流入口２１を有するチャッ
プ２２をはめた第１流入管１２と、それより若干大径の
流入口２３を上方に有するチャップ２４をはめた第２流
入管１３と、この第２流入管１３と平行に、そして第２
流入管１３の流入口より若干高い位置に開口２５を有す
る空気管１４とをエルボ２６を介して十字継手１５の三
方にそれぞれ接続し、十字継手１５の他の一方に第１接
触ばっ気槽１０に開口２７を有する流出管１６を接続し
たものであり、この十字継手１５の流出管１６を接続し
た部分を畧水平にして水平管とした構成になっている．
なお、この流出管１６の流出口が長さ方向で第１接触ば
っ気槽１０の約中央に位置するように流出管１６の長さ
を構成することが接触ばっ気上効果が大である。これに
よって、予備ろ過槽９の被処理水は通常第１流入管１２
から流出管１６を通って第１接触ばっ気槽１０に入るの
であるが、予備ろ過槽９に多くの被処理水を流すように
なっている。そのさいに、流出管１６内を被処理水がス
ムースに流れるように、被処理水の後ろから、又は、流
れに沿って空気管１４から空気を送り込むようになって
いる。このようにして被処理水が流入する第１接触ばっ
気槽の水位は流出管１６より若干低くなるように構成さ
れている。このように構成した第１接触ばっ気槽１０に
供給した被処理水は、接触材に付着している微生物によ
るばっ気効果をたかめながらばっ気処理して、第１接触
ばっ気槽１０と同様な構成をした第２接触ばっ気槽１７
に送り、第１接触ばっ気槽１０内における処理と同様の
ばっ気処理をした後、沈澱槽１８、及び消毒槽１９を順
次通って放流管２０から自然廃水またはポンプ作用で放
流、又は、トイレの洗浄水、樹木の散水、洗車、工業用
水、その他の雑用水等として利用することが出来るもの
である。
て図面を参照して説明する。図１、図２及び図３に示す
し尿浄化槽１は現場において構築されるコンクリート製
のものから、搬送可能な小型のものまで適用できる。こ
の尿浄化槽１の被処理水の流入口２から第１沈澱分離槽
３に流入した、例えば、産業廃水、畜産廃水、生活系廃
水は、ここで固形物の沈澱分離を行なうと共に、汚水滞
留による嫌気性分解を行わせて、汚泥、スカム、中間水
に分離する。次いで、バッフル４を通って第２沈澱分離
槽５に入り、ここで第１沈澱分離槽３と同様の処理を行
なうのであるが、この第２沈澱分離槽５には、図４に示
す直径４センチ前後、長さ７センチ前後のプラスチック
製の接触材６を充填した接触材固定用網７を底から被処
理水面から一部上方に出すようにして構成した予備ろ過
装置で、第２沈澱分離槽５を分割するようにし、この予
備ろ過装置のの接触材固定用網７で、接触材６の飛散を
防止すると共に、中の接触材６で被処理水の固形物の通
過を阻止しながら、接触材６に付着している微生物で被
処理水の分解効果を高める。この予備ろ過装置を通った
被処理水は、バッフル８を通してその上澄水を予備ろ過
槽９に流入する。この予備ろ過槽９には適宜のフィルタ
があって、そのフィルタによる濾過がなされた被処理水
は、下側にパイプ棚を設け、上側に接触材固定用網３０
を設けてその間に接触材６を充填し、パイプ棚から上方
に接触材固定用網３０を突き抜けて設けたドラフトチュ
ーブ３１を有する第１接触ばっ気槽１０の接触材固定用
網３０の上方に、流量調整装置１１を通って流入するよ
うになっている。その流量調整装置１１は、図５に示す
ように下方に数ミリの小径の流入口２１を有するチャッ
プ２２をはめた第１流入管１２と、それより若干大径の
流入口２３を上方に有するチャップ２４をはめた第２流
入管１３と、この第２流入管１３と平行に、そして第２
流入管１３の流入口より若干高い位置に開口２５を有す
る空気管１４とをエルボ２６を介して十字継手１５の三
方にそれぞれ接続し、十字継手１５の他の一方に第１接
触ばっ気槽１０に開口２７を有する流出管１６を接続し
たものであり、この十字継手１５の流出管１６を接続し
た部分を畧水平にして水平管とした構成になっている．
なお、この流出管１６の流出口が長さ方向で第１接触ば
っ気槽１０の約中央に位置するように流出管１６の長さ
を構成することが接触ばっ気上効果が大である。これに
よって、予備ろ過槽９の被処理水は通常第１流入管１２
から流出管１６を通って第１接触ばっ気槽１０に入るの
であるが、予備ろ過槽９に多くの被処理水を流すように
なっている。そのさいに、流出管１６内を被処理水がス
ムースに流れるように、被処理水の後ろから、又は、流
れに沿って空気管１４から空気を送り込むようになって
いる。このようにして被処理水が流入する第１接触ばっ
気槽の水位は流出管１６より若干低くなるように構成さ
れている。このように構成した第１接触ばっ気槽１０に
供給した被処理水は、接触材に付着している微生物によ
るばっ気効果をたかめながらばっ気処理して、第１接触
ばっ気槽１０と同様な構成をした第２接触ばっ気槽１７
に送り、第１接触ばっ気槽１０内における処理と同様の
ばっ気処理をした後、沈澱槽１８、及び消毒槽１９を順
次通って放流管２０から自然廃水またはポンプ作用で放
流、又は、トイレの洗浄水、樹木の散水、洗車、工業用
水、その他の雑用水等として利用することが出来るもの
である。
【０００６】
【発明の効果】本発明の合併処理し尿浄化槽は、予備ろ
過装置と、流量調整装置とを組み合わせ備え構成である
から、予備ろ過槽に入ろうとする被処理水の汚泥、固形
物は予備ろ過装置で阻止され、又、接触材に付着した微
生物によって消化されるから、流量調整装置の細い流入
管を詰まらせることがなくなりと共に、この予備ろ過装
置の接触材固定用網７で囲んだ接触材の存在により被処
理水の中に浮遊する窒素、リン等の有害物を含む固形物
を予備槽の段階で有効に除去できる特長がある。このこ
とは事後処理の第１及び第２接触ばっ気槽の働きを大い
に助ける効果が多大で被処理水の有害物除去及び浄化に
万全を期す効果がある。又また、流量調整装置は被処理
水を第１流入管から流出管を通って第１接触ばっ気槽に
順調に入れることが出来、又、予備ろ過槽の水位が急に
上がったときには、第２流入管からも流入して第１接触
ばっ気槽に多くの被処理水を流すといった流量調整装置
の機能を充分に発揮することが出来るようになった。従
って、保守の手間を軽減した卓越した効果があると共
に、流出管の流出口を第１接触ばっ気槽の中央に位置す
るよう流出管の長さを構成したので接触ばっ気効果に優
れた合併処理し尿浄槽を提供することが出来た。
過装置と、流量調整装置とを組み合わせ備え構成である
から、予備ろ過槽に入ろうとする被処理水の汚泥、固形
物は予備ろ過装置で阻止され、又、接触材に付着した微
生物によって消化されるから、流量調整装置の細い流入
管を詰まらせることがなくなりと共に、この予備ろ過装
置の接触材固定用網７で囲んだ接触材の存在により被処
理水の中に浮遊する窒素、リン等の有害物を含む固形物
を予備槽の段階で有効に除去できる特長がある。このこ
とは事後処理の第１及び第２接触ばっ気槽の働きを大い
に助ける効果が多大で被処理水の有害物除去及び浄化に
万全を期す効果がある。又また、流量調整装置は被処理
水を第１流入管から流出管を通って第１接触ばっ気槽に
順調に入れることが出来、又、予備ろ過槽の水位が急に
上がったときには、第２流入管からも流入して第１接触
ばっ気槽に多くの被処理水を流すといった流量調整装置
の機能を充分に発揮することが出来るようになった。従
って、保守の手間を軽減した卓越した効果があると共
に、流出管の流出口を第１接触ばっ気槽の中央に位置す
るよう流出管の長さを構成したので接触ばっ気効果に優
れた合併処理し尿浄槽を提供することが出来た。
【図１】本発明の合併処理し尿浄化槽の平面概念図であ
る。
る。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ断面図である。
【図４】接触材の図である。
【図５】流量調整装置の詳細図である。
１〜し尿浄化槽 ２〜流入口 ３〜第１沈澱分離槽 ４バッフル ５〜第２沈澱分離槽 ６〜接触材 ７〜接触材固定用網 ８〜バッフル ９ 予備ろ過槽 １０〜第１接触ばっ気槽 １１〜流量調整装置 １２〜第１流入管 １３〜第２流入管 １４〜空気管 １５〜十字継手 １６〜流出管 １７〜第２接触ばっ気槽 １８〜沈澱槽 １９〜消毒槽 ２０〜排水口 ２１〜流入口 ２２〜チャップ ２３〜流入口 ２４〜チャップ ２５〜開口 ２６〜エルボ ２７〜開口
Claims (1)
- 【請求項１】 産業廃水、生活系廃水等の廃水を流入す
ることができる流入管を設けた第１沈澱分離槽を設け、
その第１沈澱分離槽に次いで第２沈澱分離槽を設け、そ
の第２沈澱分離槽にプラスチック製の小筒からなる接触
材を充填した接触材固定用網からなる予備ろ過装置を設
けて第２沈澱分離槽を二分割し、その二分割した第２沈
澱分離槽の後段に次いで、下側にパイプ棚を設け上側に
接触材固定用網を設けてその間に接触材を充填した予備
ろ過槽を設け、その予備ろ過槽に次いで下側にパイプ棚
を設け上側に接触材固定用網を設けてその間に接触材を
充填し、パイプ棚から上方に接触材固定用網を突き抜け
て設けたドラフトチューブを有する第１接触ばっ気槽、
第２接触ばっ気槽を設け、前記予備ろ過槽の接触材固定
用網の上側に、予備ろ過槽の被処理水の水面を設定する
水平管と、この水平管から鉛直下方に延びて端面に流入
口を有する第２流入管と、前記水平管の一端に接続し前
記第２流入管の流入口より高い位置に開口を有する空気
管と、前記水平管の他端に接続し第１接触ばっ気槽の接
触材固定用網の上方に開口を有する流出管からなる流量
調整装置を設け、この流量調整装置を通して第２沈澱分
離槽の予備ろ過装置を通した被処理水を予備ろ過槽から
第１接触ばっ気槽、第２接触ばっ気槽に次いで沈澱槽、
消毒槽を通して放流管から放流するように構成した合併
処理し尿浄化槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21906093A JPH0751685A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 合併処理し尿浄化槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21906093A JPH0751685A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 合併処理し尿浄化槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751685A true JPH0751685A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16729646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21906093A Pending JPH0751685A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | 合併処理し尿浄化槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751685A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100285798B1 (ko) * | 1999-01-11 | 2001-03-15 | 이규익 | 접촉폭기식 합병정화조 |
| CN113754110A (zh) * | 2021-09-02 | 2021-12-07 | 华能南京金陵发电有限公司 | 一种工业废水处理装置 |
Citations (2)
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| JPH0471690A (ja) * | 1990-07-10 | 1992-03-06 | Netsukoo:Kk | 汚水処理装置 |
| JPH0513598B2 (ja) * | 1986-06-19 | 1993-02-22 | Sumitomo Jukikai Kogyo Kk |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP21906093A patent/JPH0751685A/ja active Pending
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