JPH0751380A - 内移殖した注入システムを内部洗浄する方法と装置 - Google Patents

内移殖した注入システムを内部洗浄する方法と装置

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JPH0751380A
JPH0751380A JP6164261A JP16426194A JPH0751380A JP H0751380 A JPH0751380 A JP H0751380A JP 6164261 A JP6164261 A JP 6164261A JP 16426194 A JP16426194 A JP 16426194A JP H0751380 A JPH0751380 A JP H0751380A
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piston
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JP6164261A
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Bruno Slettenmark
シュレッテンマルク ブルーノ
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Siemens Elema AB
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 侵襲性流体を有する注入システム内部の洗浄
を、患者や注入システムに対し障害を与えることなしに
行なう。 【構成】 注入ポンプが逆止め弁14を介してカテーテ
ル12と接続され、洗浄ポート2が逆止め弁14の下流
かつカテーテル12の上流に配置され、第1の洗浄流体
の流れQ1が注入ポンプと逆止め弁14を通過するよう
にし、第2の2次流体の流れQ2が洗浄ポート2を介し
て供給され、第3の流体の流れQ3が洗浄ポート2を介
して吐出されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内移殖した注入システ
ムを内部洗浄する方法と装置、それも注入ポンプが、そ
の出口側で逆止め弁を介してカテーテルに接続され、洗
浄ポートが逆止め弁の下流かつカテーテルの上流に設け
られ、洗浄流体の第1の流れが注入ポンプと逆止め弁と
を通過する形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】内移殖可能な注入システム又は注入器
は、通常、液状の薬剤、たとえばインシュリン溶液を患
者に供給する。たとえばその種の注入器は、薬剤リザー
バ、逆止め弁を有するマイクロポンプ、カテーテルから
成っている。この場合の一つの問題は、ポンプと逆止め
弁との内表面に薬剤が沈着するようになる点にある。そ
うした場合に生じる障害のなかには、ポンプ行程毎に吐
出量が減少することや、弁の漏れなどがある。そうした
障害が生じた場合、システム内の沈着物を溶解すれば、
ポンプ性能を回復させることができる。たとえば、その
ためには、リザーバに問題の沈着物を溶解するクリーニ
ング液又は洗浄液を充填し、ポンプを動作させて、この
液にポンプを通過させる。洗浄液は、侵食性又は毒性を
有していたり、薬品として承認されていないこともある
ので、その液体がカテーテルから漏れて、人体の組織に
接触することのないようにすることが重要である。更
に、溶解された沈着物が体内に吸収されることは、好ま
しくない。免疫反応を引起すからである。たとえば、腹
腔内で変質したインシュリンは抗体を生じさせることが
あり、患者は最終的にはインシュリン耐性をもつように
なる。このため、カテーテルから洗浄液が、洗浄中に流
出しないようにすることが望ましい。カテーテル内への
体液の流入も望ましくない。体液は蛋白質を含んでお
り、これらの蛋白質が、カテーテルを詰まらせたり、カ
テーテルの前方のいわゆる洗浄口を汚染することがある
からである。注入器のこの部分内に体液が存在すること
は、薬剤に逆作用し、注入器の寿命を短くする。
【0003】インシュリン用のポンプの場合、これまで
そのような問題は軽視されて来、患者は、供給される侵
食性の液体が腹腔内へ漏れる、好ましくない危険にさら
されていたり、もしくは次のような処理を受けていたの
である:液体を充填したフレキシブルなチューブから成
るドレンを、他端がカテーテル先端より低いレベルに位
置する洗浄ポートにカニューレを介して接続する。サイ
フォン効果の結果、腹腔内の自由な液体は、その場合、
カテーテルを介してドレンに流入する。間欠的なポンプ
行程で供給されることの多い洗浄液は、その場合、カテ
ーテルとドレンとの間へ、過渡流れ抵抗により決定され
る割合で分配される。好条件下では、カテーテルから流
出する洗浄液量は、カテーテル内の体液の逆行サイフォ
ン流れにより、ドレンに戻される。しかしながら、この
方法には、いくつかの大きな欠点がある。
【0004】腹腔内には、通常、自由な液体はほとんど
存在せず、存在しても極めて粘度が高い。カテーテル内
腔は、極めて細く、大では直径0.3mmであるから、
十分な逆流は不可能である。更に、カテーテル先端が腹
腔の体組織に押込まれ、それにより逆流が阻害されるお
それもある。しかしながら、カテーテル圧力の増加によ
り、一時的にカテーテル先端が上昇するため、流れの前
進が可能である。したがって、一定の事情の下では、カ
テーテルのオリフィス内で弁機能が発生することがあ
り、ドレンが設けられていても、危険な物質が腹腔内へ
流出することがある。 したがって、先行技術による方
法では、望ましい処置制御及び患者の安全のいずれをも
達成することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、侵襲
性流体を有する注入システム内部の洗浄を、患者や注入
システムに対する障害なしに、既に移殖済みの、もしく
はこれから移殖される洗浄ポート付き注入システム内で
実施できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、冒頭に述べ
た種類の方法においては、請求項1に記載の特徴によ
り、すなわち第2の2次流体の流れが洗浄ポートを介し
て供給され、第3の流れが洗浄ポートを介して吐出され
るようにすることにより、また、冒頭に述べた装置にお
いては、請求項10に記載の特徴を有する手段により、
すなわち、ポンプ装置を洗浄ポートに接続することによ
り、第2の2次流体の流れが供給され、それによって、
注入ポンプと逆止め弁を通る第1の洗浄流体の流れを希
釈又はその他の仕方で変性させ、かつまた、第3の流体
の流れが吐出されるようにすることにより、解決され
た。
【0007】したがって、本発明は、ポンプ弁の下流だ
がカテーテルの上流に設けられたいわゆる洗浄ポートを
有する注入システムに適用可能である。この洗浄ポート
を貫通するカニューレと注入器とによりチェックが行な
われる。このチェックによって、カテーテルが開いてい
ない場合には確実に開くようにされ、加えられる圧力な
いし流れによりカテーテルが、多くの場合、再開通せし
められ、機能が回復する。
【0008】
【実施例】以下で本発明を添付図面につき詳説する。
【0009】クリーニング液又は洗浄液は、流れQ1
してポンプと弁14を通過し、洗浄ポート2(図1の
A)に流入し、ポート2内で別の2次液の流れQ2≫Q1
と混合される。流れQ2は、カニューレ8から連続的に
注入される。カニューレ8は、スキン4と洗浄隔壁6を
貫通して差込まれている。混合液は流れQ3として引出
され、隔壁6を貫通している別のカニューレ10から引
出される。流れQ3は、流れQ1とQ2に対し、極めて正
確な割合を有している。こうすることにより、カテーテ
ル12を通る混合液の合成流出流Q4の所望流量を極め
て正確に制御可能である。
【0010】一般に、次式が適用される: Q1+Q2=Q3+Q4及びQ2,Q3≫Q1 通常、Q4=0であることが望ましく、したがってQ3
2+Q1であるが、ある場合には極めて小さい値、但し
正の流出流(Q4>0)であることが望ましい。これに
よりQ1+Q2>Q3とするか、もしくは極めて少量の流
入量(Q4<0)とし、それによってQ3>Q2+Q1とな
る。したがって、洗浄液は腹腔へは流入しない(Q4
0、又はQ4<0)か、又は流入しても極めて少量の、
十分に制限された量であり、この極めて少量の濃い洗浄
液は、希釈され(概して100倍)る結果、無害な濃度
になるか、もしくは化学的に中性化された洗浄液(Q4
>0)が腹腔内へ入る。
【0011】2次液体又は2次流体は、a)中性の、た
とえば蒸溜水であり、洗浄液体又は洗浄流体を物理的に
希釈して無害な濃度にするか、又はb)化学作用によ
り、洗浄液又は洗浄流体を中性化して、生体組織に対し
て無害なものにするかすることができる。たとえば、洗
浄液体又は洗浄流体はNaOH溶液とし、2次液体又は
2次流体は、a)滅菌水、又はb)緩衝液とすることが
できる。この緩衝液は、酸性溶液等の混合液のpH値を
引下げる効果を有している。
【0012】2次流体用の2個のカニューレ8,10
は、有利には複腔カニューレ16(図1のB)に替える
こともできる。これにより全体の処置が容易になり、患
者及び隔壁双方に対する外傷が低減される(小面積の隔
壁は、多くの穴には耐えられず、太った(stout)
患者に取付けることが難しい等々)。複腔カニューレの
場合、流れQ2,Q3それぞれのオリフィス18,20の
間隔は比較的広くするのが望ましい。そうすることによ
りオリフィス18からオリフィス20への直線的な流れ
を防止できる。
【0013】本発明の装置は、簡単な備品を用いて極め
て高い精度で流れQ1,Q2,Q3の間の所定比を維持す
ることができる。
【0014】図2のAには、シリンダ22を有する注入
器形式の、本発明による装置に含まれるポンプ装置の第
1実施例が示されている。シリンダ22内には、ピスト
ン28がしゅう動可能に配置されている。ピストン28
は、ピストンロッド30を介して操作される。シリンダ
30の各端部には、ピストン28の動程時に流体を吸排
する開口32,34が設けられている。
【0015】ピストン28を、注入器が洗浄ポートに接
続されたのち、A方向(図2のA)へしゅう動させる
と、流体が開口34から排出されると同時に、開口32
を介して吸入される。この場合、排出流れQoutは、吸
入流れQinより多くなければならず、流量差はピストン
ロッド30の寸法により決定される。
【0016】ピストン28がB方向(図2のA)に移動
すると、開口32からは排出流れQoutが吐出され、開
口34からは吸入流れQinが吸入される。この場合、Q
in>Qoutである。
【0017】図2のBには、同じようなピストンロッド
36,38を両側に備えたピストン40を有する変化形
が示されている。この場合は、ピストン40の移動時の
吸排流れQout,Qinは等しい。
【0018】図3には、2個のピストンロッド42,4
4を有する別の変化形が示されている。2個のピストン
ロッド42,44は、寸法が異なっている。ピストンロ
ッド42の直径は符号dBで示され、ピストンロッド4
2の直径は符号dAで示されている。下記の条件を流れ
AとQBとに当てはめた場合、ピストン46が図3の下
方へ移動すると、下記の結果が得られる。
【0019】dA<dBの場合はQA>QBA>dBの場合はQA<QBA=dBの場合はQA=QB したがって、流れの目標値は、ピストンロッド寸法を適
宜に選択することにより、設定できる。かくして、Q3
=Q2+Q1、すなわちQ4=0の条件は、dAとdBとを
適宜に選定することによって実現できる。それにより、
BはQ3に、QAはQ2に合致することになる。
【0020】図4には、図2のBに示した注入器に可と
う性を有するチューブ56,58を連結し、複腔カテー
テル16を洗浄ポート2に取付けた形式のものが示され
ている。
【0021】流れQ1が所定値であり、希釈率m、流れ
4の場合、パラメータd1,d2,d3と供給速度vと
を、それぞれ選定し、計算することができる。寸法づけ
の一例を挙げれば次のようになる: 寸法づけの例:Q1=10~103/sと仮定する(1μ
l/10sのポンプ最大流量、すなわち、いわゆる1回
投与量(bolus dose)に相当し、各ポンプ行
程により1μlが得られる)。
【0022】持続時間=4,000sであり、総量は
0.4mlである。
【0023】更に、希釈率m=100、すなわちQ2
m・Q1と仮定し、更にQ4=l・Q1と仮定する。この
場合、lは任意の係数、すなわち正数、負数、0のいず
れかである。
【0024】計算により次の関係が与えられる:
【0025】
【数1】
【0026】いま、l=0(すなわちQ4=0)、d3
3・10~2m、d2=6・10~3mの値を選べば、次の
値が得られる: d1=6.68・10~3m v=14.9・10~6m/s 注入器の長さは、1≧7・10~2m(ストロークの長さ
は≧6・10~2m) 所期の精度を得るに当り双方の注入器チャンバ24,2
6にとって重要なことは、処置のスタート時に、空気を
含むことのないように充填されることである。そうしな
ければ、流体は圧縮不可能であり、Q2/Q3の比は信頼
性のある定数とはならない。空気を含まない充填を容易
にするには、注入器に、たとえば3方のコック48,5
0(図4)か、又は装置の脱気が可能な類似の手段を備
えておく。
【0027】以下の2例で、効果的なカテーテルのクリ
ーニング方法を説明する。
【0028】注入ポンプは流れQ1を吐出する。流れQ1
は、先ず0.4mlの緩衝溶液を含み、次いで0.4m
lの50mM NaOHが加わり、最後に0.6mlの
緩衝溶液が加わる。すなわち、液体総量は1.4mlと
なる。この液体が、注入器により洗浄ポート内へ供給さ
れる2次流体と連続的に混合され、再び吸出される。こ
の結果、カテーテルから流出する流れはゼロ、又はほと
んどゼロである。すなわちQ2≒Q3又はQA≒QB(図2
〜図4)である。2次流体は純希釈効果を有していれば
よいが、緩衝効果を有しているほうが好ましく、より好
結果が得られる。いくつかの理由から、2次流体による
すすぎは、NaOHが供給されている間だけでなく、全
過程を通じて行なうのが望ましい。希釈係数m=100
の場合、注入器容積は140mlとなり、このように大
きい注入器は実現不可能である。実際には、39mlの
注入器容積に相当する希釈係数m=28が、dA=dB
装置の場合、すぐれた成績を示すことが判明した。
【0029】しかし、注入ポンプを通過する流量は、希
釈係数m=28の場合にも、あるいは又m=100の場
合でも著しく低い値で、約0.1μl/sであり、2次
流体の流れも、比較的低い値である。したがって、洗浄
ポート内の流れは極めて少量であり、かつまた撹拌作用
は緩慢である。カテーテルから流出する流量が少量の場
合、すなわちdA=dBの場合に、洗浄用の複腔カニュー
レの不適切な位置決め及び又は構成により、一層不都合
な状態になると、理論的には混合が不可能になるか、も
しくは不十分になり、その結果、洗浄ポート内の複数の
流れは実質的に層流となり、過度に高濃度のNaOHが
カテーテルから吐出されることになる。
【0030】この危険を防止し、かつ洗浄ポート内での
混合効果を高めるためには、適当な寸法、ここではdA
=dBの寸法の注入器を用いればよい。
【0031】2次流体の注入器ピストンは、事実上、定
速v1で移動する。その場合、先ず前進方向へ、定速v1
で時間t1にわたって移動し、次に、逆方向へ同じく定
速v1で時間t2にわたって移動する。時間t2は時間t1
よりも短い。その後で、ピストンは前方へ更に時間t1
にわたり移動し、次いで逆方向へ時間t2にわたって移
動し、これを反復する。
【0032】時間t1は数秒から数分の長さであること
ができ、ピストンの速度v1は、洗浄ポート内で流れが
生じるように、比較的高い値である。注入ポンプからの
流れの、たとえば1000倍、つまりm=1000以上
である。
【0033】既述のような0.1μl/sのポンプの流
量と、100μl/sec(m=1000)の2次流量
の場合、問題の幾何学的寸法で洗浄ポート内では効果的
な混合が達成される。
【0034】
【外1】
【0035】たとえば図2のBに示した装置を操作する
別の方法は、2次流体の注入器ピストンを第1の終位置
から第2の終位置へ移動させ、次に第1の終位置へ戻
し、この過程を反復することである。その場合、ピスト
ンは目標希釈係数、たとえばm=1000に合致する速
度で移動する。
【0036】この操作方法の場合も、先述の操作方法の
場合も、1次流体、すなわち流れQ1の濃度は、作業中
に高くなる。複数回反復される間に2次流体が1次流体
の希釈に再利用されるからである。ピストン速度、した
がってパラメータmとは無関係に、処置終了時のNaO
H濃度は、2次流体注入器内の流体量39ml中、0.
4ml 50mM NaOHである。すなわち、この濃
度は0.4/39=0.0103ml苛性アルカリ溶液
/流体mlである。
【0037】dA=dBの寸法の場合、1.2mlの全流
体量はカテーテルを通り腹腔内へ入る。この流体内の濃
度Cは
【0038】
【数2】
【0039】であり、m=1000の場合には、C=
0.0112ml苛性アルカリ溶液/流体mlである。
この値は、2次流体88に対し苛性アルカリ溶液1の割
合に等しい。この希釈液は、極めて広範囲で、腹腔に達
する流体の無害pH値の要求を満たすものである。但
し、2次流体として、たとえばヘキスト(Hoechs
t)社製の“希釈用緩衝剤”を用いたと仮定した場合の
ことである。
【0040】したがって、前記の操作方法の例では、洗
浄ポート内での安全な混合は、市販の注入ポンプに適合
する適宜な寸法の2次流体注入器での、あらゆる操作条
件の場合に達成でき、腹腔内へ流入する少量の流体が無
害となることが完全に保証される。
【0041】装置が意図するように働かない場合には重
大な結果を生じるので、装置には、確実な機能を保証す
るのに必要と考えられる制御装置を付加することができ
る。すなわち、次のような制御装置である: A. 全過程を通じて洗浄ポート内でカニューレ先端が
正して位置に在るか否かを検知する装置、 B. ピストンロッドが意図する通りに運動しているか
否かを検知する位置センサ/速度計54、 C. 流量センサ、特に戻り流Q3用のもの。場合によ
り吸入流れQ2用のものも用いる。何らかの理由、たと
えばカニューレの開口が詰まるかどうかして、流れQ3
が戻らない場合には、流れQ1+Q2がカテーテルに流入
する。これは必しも危険ではないが、不適当ではある。
図4に示した流れセンサ60は、流れQ3が目標値に近
いか否かを検出する。センサ60は流路内に配置され、
戻り流は滅菌される必要はないので、滅菌されてはいな
い。センサ60は、また、市販の質量流量計又は類似の
計器でよい。(流れQ3が中断すると、注入器内の圧力
が降下して、支配的な温度での流体の蒸気圧となり、蒸
気泡が形成され、ピストン運動が抵抗増大に抗して続け
られる。) 流れQ2が停止するが、誤った場所へ吐出されると、体
液がカテーテル内へ吸込まれ(すなわちQ4=−Q3)、
混合されて、Q1を戻り流として運搬し、洗浄液は患者
の腹腔へは流入しない。吸出すべき体液が存在しない場
合は、センサ60は流量の低下を検知し、警告信号を発
する。加えて、流入流量計62を配置することが望まし
く、また不可欠である(カテーテルないし洗浄ポート内
への体液の吸込は望ましくない)。流入流量計62は、
流体の流れ内に配置される場合は、滅菌されねばならな
い。流れQ2は流路の外部で、たとえば自己相関計(a
utocorelation meter)、超音波ド
ップラー計、レーザ・ドップラー計、ホール効果の測定
(導電液体の場合)にもとづく計器等々を用いて測定で
きる。十分な強さで散乱して戻る信号を発するため、ド
ップラー計には、おそらく、たとえば微細な粒子が加え
られた不均質な流体が必要とされよう。
【0042】洗浄装置は、有利には、たとえば市販の注
入器など、使い捨て可能のゴム製及びプラスチック製の
部品を備えている。ピストンの操作は、適切な性能を有
する市販の注入装置で行なうことができる。その装置の
1つの大きな利点は、1個のピストンとピストンロッド
により排出流れと吸入流れとの両方が得られる点であ
る。瞬間Q2/Q3比は、速度vの変動とは無関係であ
る。加えて、注入器22の長手方向に沿った直径d3
緩慢な空間的変化だけが、Q2/Q3比に僅かに影響する
か、もしくはこの変化も全く影響しない。
【0043】図5のA及びBには2つの可能な変化形が
示されている。しかし、前記の利点の説明は省略する。
【0044】図5には示されているのは、2個の平行な
シリンダ64,66を有するポンプ装置の一形式であ
る。シリンダ64,66は、それぞれピストン68ない
し70を有し、ピストン68,70は、同時運動するた
め、互いに結合されている。シリンダ64,66には、
それぞれ開口72,74;76,78が反対側の端部に
設けられている。これにより、流体流が開口の一方を介
して排出されると、他方の開口からは流体流が吸込まれ
る。この排吸作業は、ピストン68,70の運動方向に
応じて逆になる。
【0045】洗浄流体の流れQ1は微量(約10~103
/s)であるのに対し、流れQ2とQ3は、たとえば10
0倍の値である。流れQ2とQ3との間の、たとえば5%
の一時的(又は定常的)な不均衡は、したがって、高い
値の望ましくない吸入流れ/排出流れQ4=5・Q1とい
う結果を生じる。こうした不均衡は、図5の装置の場合
は、特別な措置を取らなければ発生することがあるが、
図4の装置の場合には発生しない。比較的簡単な装置
が、公差要求値が余り高くない場合に、用いられる場合
や、ピストンがゴム製で、変形や急激な運動が可能な場
合でも、ピストンは非圧縮性であり、Q2/Q3比を変化
させることはない。この目標流れQ4の精度は、滅菌さ
れた使い捨ての部材を利用できない極めて高価かつ複雑
な装置で達成できる精度と同等、又はそれ以上である。
【0046】以上、本発明を、腹腔内に開口するカテー
テルを有する装置に適用する場合について説明した。し
かしながら、本発明は、カテーテルが体内の別の部位、
たとえば血管内に開口する装置にも適用可能なことは言
うまでもない。
【0047】既述の2次流体、すなわち2次液体は、洗
浄液を純物理的に希釈するための希釈液である。しか
し、この希釈は、生体組織に無害な希釈液を得るには不
適当なことが多い。このため、2次液体は緩衝液から成
るようにすることが多い。理論的には、2次液体として
用いることができよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示した図と本発明の装置に用い
られる複腔カニューレを示した図。
【図2】本発明の装置内のポンプ装置の実施例を示した
図。
【図3】図2同様のポンプ装置の別の実施例を示した
図。
【図4】図1の複腔カニューレと図2のポンプ装置とを
用いた本発明の装置を示した図。
【図5】本発明の装置内に用いられたポンプ装置の別の
2つの形式を示した図。
【符号の説明】
2 洗浄口 4 スキン 6 隔壁 8,10 カニューレ 12 カテーテル 14 ポンプ及び弁 16 複腔カニューレ 18,20 オリフィス 22 シリンダ 24,26 注入器のチャンバ 28,40,46,68,70 ピストン 30,36,38,42,44 ピストンロッド 32,34 開口 48,50 三方コック 52 検知器 54 センサ/速度計 56,58 可とう的なチューブ 60 センサ 62 流入流量計 64,66 シリンダ 72,74;76,78 開口 Q1 洗浄液の流れ Q2 2次液の流れ Q3 混合液の流れ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内移殖した注入システムを内部洗浄する
    方法であって、前記注入システムが逆止め弁を介してカ
    テーテルに出口側で接続された注入ポンプを有し、ま
    た、洗浄ポートが逆止め弁の下流かつカテーテルの上流
    に備えられており、更に前記方法であって、第1の洗浄
    流体の流れが注入ポンプと逆止め弁を通過する形式のも
    のにおいて、第2の2次流体の流れが洗浄ポートを介し
    て供給され、かつまた第3の流体の流れが洗浄ポートを
    介して吐出されることを特徴とする、内移殖した注入シ
    ステムを内部洗浄する方法。
  2. 【請求項2】 洗浄ポートを介して供給される第2及び
    第3の流れが、注入ポンプと逆止め弁とを介して流れる
    第1の流体流より、はるかに多いことを特徴とする、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 洗浄ポートを通過する第2及び第3の流
    れが等量であることを特徴とする、請求項1又は2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 第3の流れが第1の流れ及び第2の流れ
    の合計に等しいことを特徴とする、請求項1又は2記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 第1及び第2の流れの合計が第3の流れ
    より大であることを特徴とする、請求項1又は2記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 第1及び第2の流れの合計が第3の流れ
    より少ないことを特徴とする、請求項1又は2記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 2次流体がたとえば滅菌水などの中性流
    体であり、物理的な希釈の働きをすることを特徴とす
    る、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 2次流体が洗浄流体を中性化、又はその
    他の処理により変性させる化学的に活性的な流体である
    ことを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 第2及び第3の流れの方向が、洗浄処理
    の間に少なくとも2度逆転することを特徴とする、請求
    項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 内移殖された注入システムを内部洗浄
    する装置であって、注入ポンプが、その出口側で逆止め
    弁を介してカテーテルに接続され、洗浄ポートが逆止め
    弁の下流かつカテーテルの上流に設けられている形式の
    ものにおいて、ポンプ装置が洗浄ポートに接続されて、
    第2の2次流体の流れを供給することにより、注入ポン
    プと逆止め弁を通過する第1の洗浄流体の流れを希釈、
    又は他の処理により変性させ、かつまた第3の流体の流
    れを吐出させることを特徴とする、内移殖された注入シ
    ステムを内部洗浄する装置。
  11. 【請求項11】 前記ポンプ装置がシリンダの形状の注
    入器を有しており、この注入器内でピストンがしゅう動
    可能であり、前記シリンダがピストンのいずれの側にも
    開口を備えていることを特徴とする、請求項11記載の
    装置。
  12. 【請求項12】 前記ピストンが、ピストンの一方の側
    から、シリンダの一方の端壁を貫通して外部へ延びるピ
    ストンロッドにより操作されることを特徴とする、請求
    項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 ピストンロッドがピストンのいずれの
    側からもシリンダの端壁を貫通して外部へ延びているこ
    とを特徴とする、請求項11記載の装置。
  14. 【請求項14】 ポンプ装置が、2個のシリンダを有
    し、これらシリンダがそれぞれピストンを有し、これら
    のピストンが相互結合されて同時運動を行ない、更に、
    第1シリンダのピストンの片側のスペースに開口が備え
    られており、この開口から、シリンダのピストンの移動
    によりこのスペースに流体が出入するようにされ、ま
    た、第2シリンダのピストンの他方の側のスペースに備
    えられた開口からは、第1シリンダの吐出行程時にピス
    トンが移動することによりこのスペースに流体が流入
    し、第1シリンダの吸入行程時には流体が吐出されるこ
    とを特徴とする、請求項10記載の装置。
  15. 【請求項15】 双方のピストンロッドの太さが等しい
    ことを特徴とする、請求項13又は14記載の装置。
  16. 【請求項16】 双方のピストンロッドの太さが異なる
    ことを特徴とする、請求項13又は14記載の装置。
  17. 【請求項17】 複腔カニューレを洗浄ポートに導入可
    能にすることにより、第2及び第3の流れを、それぞれ
    供給及び排出し得ることを特徴とする、請求項10から
    16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 【請求項18】 ポンプ装置と洗浄ポートとの間にセン
    サが備えられ、第3の流れを測定することを特徴とす
    る、請求項10から17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 【請求項19】 ポンプ装置と洗浄ポートとの間にセン
    サが備えられ、第2の流れが測定されることを特徴とす
    る、請求項10から18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 【請求項20】 注入器又はカニューレの先端が、洗浄
    処理中に洗浄ポート内の正しい位置に在ることを検知す
    る手段が備えられていることを特徴とする、請求項12
    から20のいずれか1項に記載の装置。
  21. 【請求項21】 ピストンが所期のように運動している
    か否かをチェックする位置計及び又は速度計が備えられ
    ていることを特徴とする、請求項12から20のいずれ
    か1項に記載の装置。
JP6164261A 1993-07-16 1994-07-15 内移殖した注入システムを内部洗浄する方法と装置 Pending JPH0751380A (ja)

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SE9302434-7 1993-07-16
SE19939302434A SE9302434D0 (sv) 1993-07-16 1993-07-16 Foerfarande och anordning foer inre rengoering av implanterat infusionssystem

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JPH0751380A true JPH0751380A (ja) 1995-02-28

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ID=20390624

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JP6164261A Pending JPH0751380A (ja) 1993-07-16 1994-07-15 内移殖した注入システムを内部洗浄する方法と装置

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US5578002A (en) 1996-11-26
EP0634181A1 (en) 1995-01-18
SE9302434D0 (sv) 1993-07-16

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