JPH0751207A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0751207A
JPH0751207A JP20623593A JP20623593A JPH0751207A JP H0751207 A JPH0751207 A JP H0751207A JP 20623593 A JP20623593 A JP 20623593A JP 20623593 A JP20623593 A JP 20623593A JP H0751207 A JPH0751207 A JP H0751207A
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秀二 安倍
Naoaki Ishimaru
直昭 石丸
Ikuko Kai
郁子 甲斐
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面の材質を精度良く見分けることができる
電気掃除機を提供することを目的としている。 【構成】 焦点距離を畳の目の深さに設定した発光素子
1aと受光素子1bを備えた受発光ユニット1を床ノズ
ルに設け、この受発光ユニット1からの畳の目の山と谷
とに応じた規則的なデジタル信号により、床面の種類を
判別するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畳とそれ以外の床面の
材質を自動的に判断する機能を有する電気掃除機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の電気掃除機として、床
ノズルを床に当てた場合に、ファンモータの吸引力によ
って生じる負圧が床面の材質によって異なることを利用
して床面を判断するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術は、床
ノズルの床面に対する密着度合いを検出する方法であっ
て、床ノズルを床面に押しつける力によって異なった値
を示したり、畳とニードルパンチ等の毛足の短い絨毯と
を識別することが難しいという課題を有している。
【0004】そこで本発明はこのような従来の課題を解
決するものであり、床面の材質を精度良く見分けること
ができる電気掃除機を提供することを第一の目的として
いる。またより実用的な手段を提供することを第二の目
的としているものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成する本
発明の第一の手段は、床ノズルに内蔵した、床面に対し
て光を発光する発光素子と前記発光素子から出力された
光が床面に当たって反射する反射光を受光する受光素子
により構成した受発光ユニットとを備え、受発光ユニッ
トはその焦点距離を畳の目の深さに設定した電気掃除機
とするものである。
【0006】第二の目的を達成する本発明の第二の手段
は、複数の受発光ユニットを備え、この受発光ユニット
の少なくとも2つを直交状態に配置した電気掃除機とす
るものである。
【0007】
【作用】本発明の第一の手段は、床ノズルに内蔵した受
発光ユニットが畳の目を検出して、床面の種類が畳であ
ることを認識するように作用するものである。
【0008】また本発明の第二の手段は、床ノズルに内
蔵した複数の受発光ユニットが床ノズルの使用方法に関
わらず、安定して床面の種類が畳であることを認識する
ように作用するものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の第一の手段の一実施例について
図1〜図6を参照しながら説明する。図1において、1
は受発光ユニットで、発光素子1a・受光素子1b・発
光制御部1c・受光回路1dを備えている。発光素子1
aは、床面に対して赤外光等の光を照射しているもので
ある。この発光素子1aから出力された赤外光等の光は
床面に当たって反射され、受光素子1bによって受光さ
れる。また発光素子1aの発光量は、発光制御部1cに
よって制御されている。また受光回路1dは、受光素子
1bが受光した光を波形整形しているものである。図2
は電気掃除機の全体と床ノズルを示しており、本体8
は、吸引力を発生するファンモータ11と、吸い込まれ
たゴミを収納するゴミ袋12を内蔵している。また床ノ
ズル10は、前記受発光ユニット1と、ブラシモータ5
・モータ駆動部6・ブラシ7を内蔵している。ブラシ7
は、ブラシモータ5によって回転駆動され、床面のゴミ
を掻き上げるように作用する。なお前記受発光ユニット
1の出力は、手元操作部9に送られている。
【0010】以下本実施例の動作について説明する。図
4に一般的な畳の断面の概略図を示している。図4の
(a)は畳の目の深さを示したもので、上面(畳の目の
山)と下面(畳の目の谷)との距離dは約1mmであ
る。同図(b)は、畳の目の方向を示したもので、目の
大きな方を順目、小さな方を逆目と呼ぶ。また、図3は
本実施例で使用している受発光ユニット1の焦点距離を
示しており、本実施例では、受発光ユニット1の底面か
ら床面までの距離が1mmであるとき、受光素子1bの
感度が最も良く、1mm未満ではほとんど検知できない
ようになっている。
【0011】一般的に畳の掃除を行う場合には、図5の
(a)に示すように床ノズル10を畳の順目方向に前後
に摺動させながら掃除を行うものである。図5の(b)
は畳の断面を示したものであり、Xは畳の目の谷を、Y
は畳の目の山を示している。受発光ユニット1がYの部
分に来た場合は、受発光ユニット1の底面から畳までの
距離が0なので、受光素子1bは反射光を受光しない。
また受発光ユニット1がXの部分に来た場合は、畳まで
の距離が1mmなので、受光素子1bは発光素子1aが
出力した光が畳の目に底に当たって反射してきた光を受
光する。すなわち、床ノズル10を畳の上で前後に摺動
した場合は、受光回路1dの出力は図6の(a)に示す
ような波形になる。
【0012】また絨毯上で動作させた場合は、絨毯の毛
足が規則的に並んでいないので、図6の(b)に示して
いるような出力波形になる。つまり、同図(a)のよう
な規則性が見られず、また光が乱反射するため出力レベ
ルも低いものである。よって、この出力波形の違いを利
用すれば、絨毯面と畳面との認識が行えるものである。
受光回路1dは、この出力を手元操作部9に送り、手元
操作部9では、この出力を元にブラシモータ5やファン
モータ11の制御を行っている。
【0013】以上のように本実施例によれば、受発光ユ
ニット1が畳の目の山にくれば出力信号が出ず、また畳
の目の谷にくれば出力信号が出て、畳の目をデジタル的
に検出することができ、外部のノイズや経年変化に対し
て非常に安定に畳面を検出することができるものであ
る。従って、床面の種類が畳であるかそれ以外であるか
を明確に区別することができるものである。
【0014】次に本発明の第二の手段の実施例について
図7に基づいて説明する。本実施例では、受発光ユニッ
トを複数設けたものであり、この実施例では第一の受発
光ユニット21と、第二の受発光ユニット22とを直交
状態に配置している。なお受発光ユニットは2組以上、
何組のものを用いても良いことは当然である。
【0015】以上の構成で、前記実施例よりも確実に畳
面の検出をするように作用するものである。つまり、図
7の(a)に示しているように床ノズル10を畳の順目
に沿って動かした場合は、畳の目と第一の受発光ユニッ
ト21とが平行になって第一の受発光ユニット21が畳
の目を検出することができる。つまり前記実施例で説明
した図6の(a)に示すような波形を出力するものであ
る。また図7の(b)に示すように床ノズル10を畳の
逆目に沿って動かした場合は、第二の受発光ユニット2
2が畳の目と平行となって、畳の目を検出することがで
きるものである。しかし逆目に沿って動作させた場合
は、第二の受発光素子22が検出する波形は、図6の
(a)に示した波形よりは若干規則性が損なわれるもの
である。つまりこの場合は、床ノズル10を数往復させ
ないと第二の受発光ユニット22が畳の目の上を通過し
ないためである。
【0016】なお、本実施例では受発光ユニットが畳面
に沿っていることを前提に説明し、図3の受発光ユニッ
トの焦点距離を畳の順目の深さの1mmとしたが、受発
光ユニットを畳面から距離をあけるのであれば、焦点距
離をその距離に合わせればよい。
【0017】以上のように本実施例によれば、使用者が
床ノズル10を逆目の方向に沿って動かした場合でも、
安定に床面の種類が畳面であるか絨毯面であるかを検出
することができるものである。
【0018】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、床ノズルに、床
面に対して光を発光する発光素子とこの発光素子から出
力された光が床面に当たって反射する反射光を受光する
受光素子により構成した受発光ユニットを備え、受発光
ユニットはその焦点距離を畳の目の深さに設定した構成
として、畳とそれ以外の床面を精度良く見分けることが
できる電気掃除機を提供することができるものである。
【0019】また本発明の第二の手段は、床ノズルに複
数の受発光ユニットを備え、受発光ユニットの少なくと
も2つは直交状態に配置した構成として、使用者が床ノ
ズルを畳の逆目の方向に沿って動かした場合でも、安定
して畳とそれ以外の床面との区別ができる実用的な電気
掃除機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の第一の手段の一実施例を
示すブロック図
【図2】(a)同電気掃除機の全体構成を示す斜視図 (b)同床ノズルの構成を示す平面図
【図3】同床ノズルに設けた受発光ユニットの焦点距離
の特性を示す特性図
【図4】(a)同畳の目の山と谷とを説明する説明図 (b)同畳面の順目・逆目を説明する説明図
【図5】(a)同床ノズルの動作方向を示す平面図 (b)同受発光ユニットの概略断面図
【図6】(a)同畳面での受光回路の出力波形を示す波
形図 (b)同絨毯面での受光回路の出力波形を示す波形図
【図7】(a)本発明の電気掃除機の第二の手段による
畳の順目方向の掃除状態を示す平面図 (b)同逆目方向の掃除状態を示す平面図
【符号の説明】
1 受発光ユニット 1a 発光素子 1b 受光素子 8 本体 10 床ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面のゴミを掻き上げる床ノズルと、吸
    引力を発生するファンモータと、吸い込まれたゴミを収
    納するゴミ袋と、前記ファンモータ及び前記ゴミ袋が格
    納されている本体と、前記床ノズルに内蔵した、床面に
    対して光を発光する発光素子とこの発光素子から出力さ
    れた光が床面に当たって反射する反射光を受光する受光
    素子により構成した受発光ユニットとを備え、前記受発
    光ユニットはその焦点距離を畳の目の深さに設定した電
    気掃除機。
  2. 【請求項2】 床面のゴミを掻き上げる床ノズルと、吸
    引力を発生するファンモータと、吸い込まれたゴミを収
    納するゴミ袋と、前記ファンモータ及び前記ゴミ袋が格
    納されている本体と、前記床ノズルに内蔵した、床面に
    対して光を発光する発光素子と、前記発光素子から出力
    された光が床面に当たって反射する反射光を受光する受
    光素子により構成した複数の受発光ユニットとを備え、
    前記受発光ユニットの少なくとも2つを直交状態に配置
    した電気掃除機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018509595A (ja) * 2015-01-23 2018-04-05 フォルヴェルク・ウント・ツェーオー、インターホールディング・ゲーエムベーハーVorwerk & Compagnie Interholding Gesellshaft Mit Beschrankter Haftung 表面を処理するための装置
JP2018196512A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 東芝ライフスタイル株式会社 電気掃除機

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