JPH07509189A - 再生プラスチック材料の複合タイルとその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 再生プラスチック材料の複合タイルとその製造方法本発明は、再生プラスチック 材料の複合タイルと、その製造方法に関する。

ある種の工業的な製造工程（例えば靴製造分野）における廃棄物からなるプラス チック材料、及び／または今使用されているプラスチック製品が使用されなくな ったときのプラスチック材料は、通常、次に変形して再使用するために粉砕され る。

しかし、後者の再生工程は、粉砕した材料が場合によっては低品質の製品の製造 においてでさえ再使用できないほど特性が悪いので、常に経済的というわけでは ないし可能でもない。

この結果、多くのプラスチック廃棄物がごみ投棄場に集積され、また、これらは 燃焼により生じる環境汚染のために燃やすことができないので、保存場所に関す る大きな問題が生じている。

したがって、本発明の目的は、請求の範囲により特徴付けられているように、上 述の問題を解消することである。

本発明は、タイルが使用される環境に適した品質のプラスチック材料を型の中に 射出してタイルの外殻を形成し、その後のステップで、外殻の内側に再生プラス チック材料を射出してタイルを埋めるという適切な製造方法によって、複合タイ ルの製造に関する問題を解決するものである。

本発明によつて得られる基本的な利点は、直接再使用することのできないプラス チック材料の廃棄物を経済的に再使用でき、ごみ投棄場での集積によりて生じる 環境汚染の問題が大幅に減少することである。

さらに、タイルの外側の層を形成する、より価値の高いプラスチック材料の量が 最小限に減少するから、１回目の変形に使うプラスチック材料に関して絶えず増 え続けている需要を少なくすることができ、プラスチック材料の製造に通常使わ れるエネルギーの消費と主な資源に関して効果がある。

本発明に係る方法と製品の別の利点と特徴を、限定としてではなく単に一例とし て示した図面を用いて、以下の詳細な説明において述べる。

図１及び２は、このタイルの製造方法の２つの製造ステップを示している。

図３は、本発明に係るタイルの形成の一つの形を示している。

図３Ａは、図３のタイルの変形例の詳細を示している。

図４は、図３のタイルの断面線ｒＶ−ｒＶに沿った断面を示している。

図５は、図３のタイルの可能な変形例の詳細を示している。

図に示すように、本発明は、その使用に好ましい特性を有する高品質の第１変形 用のプラスチック材料からなる外側層（４）と、この外側層が一面（８）と外側 エツジ（９）とから包囲する好ましくは再生プラスチック材料の第２の層（７） とからなる複合タイル（５）（図３．４）の製造方法に関し、第２の層がタイル （５）のボディの中に隠れるようになっている。

この方法は、以下の製造ステップを有している。すなわち、再生用プラスチック 材料を粉砕するステップと、組になった第１のパンチ（ＩＡ）と母型（２）とか らなる型（３）の中に高品質プラスチック材料を射出して、その間でタイル（５ ）の第１層（４）を形成するステップ（図１）と、 母型（２）と第１パンチ（ＩＡ）の相対位置を逆転させるように型（３）を回転 させるステップ（図２）と、 母型（２）によって支持された第１層（４）と、第２パンチ（ＩＢ）との間に、 再生プラスチック材料を収納するためのキャビティ（６）を、型（２）との協働 により形成するために、第１パンチ（ＩＡ）を第２パンチ（ＩＢ）に置き換える ステップと、 再生用プラスチック材料をキャビティ（６）の中に射出して、タイル（５）の内 側に位置するプラスチック材料の第２の層（７）を形成するステップとを有して いる。

タイル（５）の外側の第１層（４）を形成するプラスチック材料は、タイル（５ ）が使用される環境に適した特徴を有するように形成される。

この目的のため、例えば、タイル（５）で居住場所の壁を被覆したり床を覆った りすることができる衛生的な仕切りが必要であれば、それは、毒性がなくて洗浄 可能な材料から形成できる。

さらに、明かりの乏しい状況でも視認性のよい低コストの通路を作るためにこの タイルを使用したいと望むのであれば、その材料を蛍光性にすることもできる。

さらに、図３に示すように、このタイルが凹部（１０）と、その凹部（１０）と かみ合う形状の凸部（１１）とを有する外側エツジ（９）を有し、凹部と凸部の 幾何学的な組み合せにより、一つのタイル（５）が同じ面内で隣り合ったタイル と連結することができるようになっている点に注目すべきである。

このことにより、自己安定性があり、同時に簡単に取り外すことができる壁用の カバーと、接着剤を用いる必要のない床のカバーとが可能になる。

図３に示しているように、外側エツジ（９）の凹部（１０）と凸部（１１）は楕 円形であることが好ましい。

しかし、隣り合ったタイル（５）を連結するために、種々の幾何学的な変形が可 能である。

可能な一つの変形例として、図３Ａに示しているように、凸部（１０）と凹部（ １１）を互いにかみ合うあり継ぎの形状にすることができる。

本発明に係るタイル（５）のさらに別の特徴（図５）は、水泳用プール内のスリ ップしない歩行用の通路、及び／または、はだしで歩いているときに足をマツサ ージできる通路を作るために、第１層（４）の−面（１２）の上に突起（１３） が形成されていることである。

上述した本発明は、本発明の概念の枠組みの中に入る多くの修正や変更の対象で ある。

さらに、すべての細部は、技術的に等価な要素と置き換えることができる。

実際、以下の請求の範囲の枠組みの中に入る修正及び／または改良が、明らかに 可能である。

コ″１　９ 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成　７年　１月　１２−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．再生プラスチック材料の複合タイルの製造方法であって、再生プラスチック 材料を粉砕するステップと、第１パンチ（１Ａ）と母型（２）とを組み合わせて 構成した型（３）の中に高品質のプラスチック材料を射出してその間に上記タイ ル（５）の第１層（４）を形成するステップと、 上記母型（２）と上記第１パンチ（１Ａ）の相対位置を逆転させるように上記型 （３）を回転させるステップと、 上記母型（２）によって支持された上記第１層（４）と、上記第２パンチ（１Ｂ ）との間に、上記再生プラスチック材料を収納するためのキャビティ（６）を形 成するために、上記第１パンチ（１Ａ）を上記第２パンチ（１Ｂ）に置き換える ステップと、 上記再生用プラスチック材料を上記キャビティ（６）の中に射出して、上記タイ ル（５）の第１層（４）の内側に位置するプラスチック材料の第２の層（７）を 形成するステップとを傭えた製造方法。 ２．請求項１の方法により得られるタイルであって、上記第１層（４）が、上記 第２層を一つの面（８）と少なくとも一つの外側エッジ（９）とで覆い、上記プ ラスチック材料からなる第２層（７）が隠されていることを特徴とするタイル。 ３．上記外側エッジ（９）が、少なくとも一つの凹部（１０）と、該凹部（１０ ）とかみ合うように形成された少なくとも一つの凸部（１１）とを有し、それら の幾何学的な組み合わせにより、該タイル（５）が、共通面内における少なくと も一つの隣り合うタイル（５）と連結できるように構成されていることを特徴と する請求項２のタイル。 ４．上記第１層（４）の一つの面（１２）に突起（１３）が形成されたことを特 徴とする請求項２のタイル。 ５．上記第１層（４）が蛍光性プラスチックで形成されたことを特徴とする請求 項２のタイル。 ６．上記凸部（１１）と上記凹部（１０）が楕円形であることを特徴とする請求 項３のタイル。 ７．上記凸部（１１）と上記凹部（１０）があり継ぎ形状であることを特徴とす る請求項３のタイル。 ８．添付図面の各図にしたがって説明された、上述の目的のための、上記請求項 に係る方法及びタイル。