JPH07508996A - 色素沈着疾患の診断および処置に使用するための放射線造影および放射線治療用フェノール化チオエーテルアミンおよびそのアシル誘導体 - Google Patents

色素沈着疾患の診断および処置に使用するための放射線造影および放射線治療用フェノール化チオエーテルアミンおよびそのアシル誘導体

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JPH07508996A JP6504045A JP50404594A JPH07508996A JP H07508996 A JPH07508996 A JP H07508996A JP 6504045 A JP6504045 A JP 6504045A JP 50404594 A JP50404594 A JP 50404594A JP H07508996 A JPH07508996 A JP H07508996A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 色素沈着疾患の診断および処置に使用するための放射線造影および放射線治療用 フェノール化チオエーテルアミンおよびそのアシル誘導体。
発明の分野 本発明は、放射線造影および放射線治療に特に有用であって、詳しくは、悪性黒 色腫およびその他の色素沈着疾患の処置および位置確認に関係する化合物に関す る。フェノール化チオエーテルアミンの新規のアシル誘導体および、ヒトおよび 動物のメラノサイト細胞中でのメラニン合成を阻止するための本化合物の使用も 記載する。より詳細には、この新規の誘導体を含む組成物は、黒色腫の形態の皮 膚ガンを含む各種の皮膚疾患が原因となる色素沈着の問題の処置に使用できる。
発明の背景 フェニルチオアルキルアミンは、治療薬を含む各種の用途を有する広範な化合物 群である。米国特許第4゜134.996号および第4,183,927号は、 血小板凝集抑制剤として使用されるフェニルチオアルキルアミン系化合物を開示 している。出願人が公開国際出願WO91/16302に記載した他のフェニル チオアルキルアミン化合物は、各種の色素沈着疾患の処置に脱色剤として利用で きる。これらの疾病は、ヒトおよび動物のメラノサイト、すなわち、メラニン色 素を合成する細胞中のチロシナーゼ酵素レベルの上昇を特徴とする場合が多い。
色素沈着疾患には、黒皮症、黒色腫、あざ/はくろなど各種ある。特に、あざ/ はくろは、チロシナーゼの合成を促進する日光に暴露した後に黒色腫に変化しや すい。
通常の商業的な脱色用組成物の形態は、ヒドロキノンの使用を基本にしている。
しかし、ヒドロキノン調剤は非常に不安定であり、皮膚を刺激する。また、ヒド ロキノン組成物は、長期間、高濃度で使用すると、皮膚に永続的白色化を起こす こともある。黒色腫の処置に関しては、既知の黒色腫の非外科的処置法はいずれ も十分ではないので、現在では外科的処置で対応されている。
黒色腫の化学治療および皮膚脱色のための基礎とするために、フェノール系およ びジフェノール系化合物の分野で研究が行われている。特に、4−3−システイ ニルフェノール(4−3−CP)および4−3−システアミニルフェノール(4 −3−CAP)が合成され、脱色剤および抗黒色腫剤としての作用を測定するた めに、正常な表皮メラノサイトに対する細胞毒性が評価されている。ミウラら( Miura et al) rシステイニルフェノール、システアミニルフェノ ールおよび関連化合物の合成、および抗黒色腫作用の生体内評価」(Arch、 Dermatol Res、(1987) 279:219−225)は、 機 能メラノサイトの消失として現れる黒色毛嚢の脱色に対す64−3−CPおよび 4−3−CAP17)効果を開示している。4−5−CAPは、黒色腫を有する マウスの寿命を延長し、これにより黒色腫の増殖を抑制する効果があることが確 認されている。4−3−CPおよび4−3−CAPのメチルエステルも、黒色腫 の増殖をある程度抑制するが、4−5−CAPはどの効力はなかった。
同じ化合物の4−3−CPおよび4−3−CAPは、外用による黒色モルモット 脱色の作用に関しても研究された。この研究の結果は、イトウら(Ito et  al)「システアミニルフェノール、システイニルフェノールおよび関連化合 物の外用投与によるモルモットの皮膚の脱色J (The Journal o f Investgative Dermatol。
gy、 ss巻、第1号、1987年1月)に報告されている。
4−3−CAPは脱色性を示すが、モルモットの皮膚に著しい炎症性変化が認め られた。しかし、4−3−CAPは下記の効力がある。
1、機能メラノサイトの数を減少させる。
2、表皮メラニン色素の量を減少させる。かっ3、メラノサイトを変質および崩 壊させる。
また、4−3−CPおよび4−5−CAPは、小胞メラノサイトに対する選択的 細胞毒性に関しても研究された。これはイトウら(Ito et al、) r モルモットの小胞メラノサイトへの4−システアミニルフェノールの選択的細胞 毒性:黒色腫の化学治療への適用の合理的基礎J (Cancer Re5ea rch、1987年 6月17日、47:3278−3284)に報告されてい る。4−5−CAPは、黒色毛嚢の脱色時に細胞毒性を示し、一方では白色毛嚢 には効果がないことが報告されている。従って、4−8−CAPは、主としてメ ラノサイトのメラニン合成に関与している。
しかし、4−3−CAP化合物は、実際に臨床的に使用するためには幾つかの限 界を有する。その限界は以下である。
a、低血圧作用、および す、4−5−CAPはモノアミンオキシダーゼ(MAO)の基質となり、血漿中 で非特異的細胞毒性を示すアルデヒド形に転化されるために、高い毒性を有する 。
4−3−CAP化合物の同族体が、抗黒色腫および脱色性に関して研究されてい る。アレナら(Alena etal)[マウス生体中におけるフェノール化ア ミン化合物のメラノサイト毒性および抗黒色腫作用」(CancerResea rch 50:3743−3748. 1990年6月15日)に報告されてい るように、これらの同族体は脱色性を示し、N−アセチル−4−5−CAPは強 い抗黒色腫性を示した。脱色剤および抗黒色皿剤としてのこれら同族体および関 連化合物の利点および使用は、出願人の公開国際出願W091/16302に記 載されている。この出願で公開されている化合物は、有効な脱色剤および抗黒色 皿剤ではあるが、一部の化合物については安定性および毒性の問題がある。特に 、きわめて有効なN−アセチル−4−3−CAP化合物は、不安定であり、投与 により局所炎症を起こす場合がある。
よく知られているように、メラニン合成は、色素細胞、メラノサイトおよびその 腫瘍性の対応物である悪性黒色腫に特有な生物学的性質である。悪性黒色腫を標 的とした化学治療剤を開発するために、フェニール系およびカテコール系メラニ ン前駆体が合成され、それらのメラノサイト毒性および抗黒色皿作用が検討され た[イトウら(ILo、 Y、 at al、 1987):ミウラら(Miu ra、 S、et al、1987);アレナら(Alena F、et al 、 1990);ジンボウら(Jimbow、 K、 et al、 1992 )コ。これらの中で、S−[換フェノール化アミン、N−アセチル−4−5−シ ステアミニルフェノール(N −A c −4−3−CAP)は、メラニン合成 酵素、チロシナーゼの好適な基質であり [パンコビッチら(Pankovic h。
J、 et al、 1990);ミウラら(Miura、 T、 et al 、 1990)]、また最も効果的なメラノサイト毒性および抗黒色腫作用を有 している [ミウラら(Miura、 T、 et al、 1990) ;ア レナら(Alena、 F、 et al、 1990);ウオンら(long 、 K。
et al、1991)] ことが発見された。 しかし、4−8−CAPは、 上記のようにいくらかの一般細胞毒性も有することが認められているが〔アレナ ら(Alena、 F、 et al、 1990) ]、これは血漿モノアミ ンオキシダーゼにより細胞毒性を有するアルデヒドに代謝されるからである [ バンコビッチら(Pankovich、 J、 et al);イノウニら(I noue、S、et al、19’lO)コ。一方、 N−A c −4−3− CAPは、このような細胞毒性を有しないことが証明され[アレナら(Alen a、 F、 et al、 1990)]、N −A c −4−S −CA  Pは黒色腫の化学治療法を開発する上で好適な化合物であることを示している。
各種の色素沈着疾患の、処置に使用する化合物、特にN −A c −4−S  −CA Pなどの化合物の特異性を知ることは処置に際して意義がある。これに 関連して、われわれは、ある種の抗黒色腫剤および脱色剤が、放射性分子を用い る標識が可能で、特に悪性黒色腫処置に際して放射線造影および放射線化学治療 が行えることを発見した。
本発明に関連して、安定性に優れ、一般毒性がきわめて低く、一方では黒色腫に 対して選択的な毒性を有するエステル化化合物を発見した。
発明の要旨 本発明の一つの儒様によると、黒色腫および他の色素沈着疾患の診断および/ま たは処置の際の放射線造影および放射線化学治療に用いられる化合物が提供され 、その化合物は、式 R1は、HまたはC1〜C8−アルキル;R1は、■]またはC1〜C8−アル キル;R3は、H,C1〜C8−アルキルまたは01〜C8−アルカノイル; R4は、HまたはC2〜C6−アルカノイル;Raは、放射線造影および/また は放射線化学治療に使用できる放射性物質であって、点線(−一)は、1)Ra が、式(1)の構造に共有結合している;2)Raが、式(I)の構造にイオン 性に結合している;または 3)Raが、式(I)の構造の一部である放射性炭素であること を表し、かつ 又は、 1〜5、 ただし、Xが1の場合には、R1,R2またはR3のいずれか1つはH以外であ り、また硫黄含有基およびRa基は、フェニル環の2.4または6位に存在する 〕で表されるいずれかの化合物である。
本発明の他の態様によると、被治療者の黒色腫コロニーをin vivoで放射 線造影するための下記の方法が提供される: i)被治療者の循環系に、式 R1は、HまたはC1〜C8−アルキル;R2は、I]またはC,〜C8−アル キル:R5は、H,C1〜C5−アルキルまたはC2〜C6−アルカノイル; R4は、HまたはC,〜Ca−アルカノイル;Raは、放射線造影および/また は放射線化学治療に使用できる放射性物質であって、点線(−一)は、1)Ra が、式(1)の構造に共有結合している;2)Raが、式(I)の構造にイオン 性に結合している;または 3)Raが、式(I)の構造の一部である放射性炭素であること ただし、Xが1の場合には、R2、R2またはR5のいずれか1つはI(以外で あり、また硫黄含有基およびRa基は、フェニル環の2.4または6位に存在す る〕で表されるいずれかの化合物である一種または数種の放射線造影化合物を投 与し、 Ii)投与した上記の化合物は、上記被治療者内に存在する黒色腫組織にのみ結 合するので、上記の選択した放射線造影化合物の蓄積部位から放射される放射能 を検出する。
本発明の他の態様によると、被治療者中の黒色腫細i)被治療者の循環系に、式 R1は、HまたはC1〜C8−アルキル;R7は、I−1またはC2〜C6−ア ルキル;R1は、■]、C1〜C6−アルキルまたはC2〜C0−アルカノイル ; R4は、HまたはC1〜C6−アルカノイル;Raは、放射線造影および/また は放射線化学治療に使用できる放射性物質であって、点線(−一)は、1)Ra が、式(1)の構造に共有結合している;2)Raが、式(I)の構造にイオン 性に結合している。または 3)Raが、式(1)の構造の一部である放射性炭素であること を表し、かつ Xは、 1〜5、 ただし、Xが1の場合には、R,、R,またはR3のいずれか1つはH以外であ り、また硫黄含有基およびRa基は、フェニル環の2.4または6位に存在する 〕で表されるいずれかの化合物である、一種または数種の放射線化学治療化合物 を投与する。
本発明の他の態様によると、好ましい式(I)の化合物は、Xが1、R1がアル カノイルの場合である。
本発明の他の態様によると、式(II)R2は、HまたはC1〜C6−アルキル ;R2は、H,C1〜C6−アルキルまたはC2〜C6−アルカノイル; R3は、HまたはC1〜C6−アルキル;R4は、C1〜C6−アルカノイル; かつXは、 1〜5、 ただし、Xが1の場合には、R,、R2またはR1のいずれか1はH以外であり 、また硫黄含有基は、フェニル環の2.4または6位に存在する〕で表される化 合物である。
本発明の他の態様によると、好ましい式(I I)の化合物は、Xが1、R4が アルカノイルの場合である。
本yA明の他の態様によると、薬剤組成物は式(II)の化合物および薬理学的 または生物学的に許容される担体から成る。
本発明の好ましい態様によると、この組成物は特に日焼は止めローション中の脱 色組成物として、特に有用である。この組成物は、また抗黒色腫剤として、また ・黒皮症の処置に有用である。
本発明の他の態様によると、ヒトおよび動物のメラノサイト細胞におけるメラニ ン合成の阻害に役立つ組成物は下記から成る: i)式(II)で表されるいずれかの活性化合物の生物学的な有効量、および ii)選択された活性化合物に対して好適で生物学的に認容性の担体。
本発明の他の態様によると、ヒトおよび動物のメラノサイト細胞におけるメラニ ン合成を阻害するための方法は、式(11)で表されるいずれかの活性化合物の 生物学的な有効量から成る組成物をヒトまたは動物の皮膚に処置することである 。
このような処置の方法は、好ましくは、紫外線暴露、黒皮症による皮膚の脱色の ために適用され、また黒色腫の処置にも有用である。
本発明の他の態様は;i)式(I I)で表されるいずれかの活性化合物の生物 学的な有効量とit)生物学的に相客性のある適当な担体とを混合することから 成るヒトおよび動物の皮膚のメラノサイト細胞におけるメラニン合成を阻害する ために有用な組成物の配合力を提供するものである。
図面の簡単な説明 図1は、図Iへのマウス切片の全身オーラジオグラフである。
図IAは、マウス切片である。
選択実施例の詳細な説明 本発明の放射能標識化合物は、黒色腫組織と結合して、組織を放射線造影する場 合にその黒色!コロニーまたは細胞を像に現わすことができる。さらに、これら の化合物が黒色腫部位に結合することにより、放射性物質を黒色腫細胞の放射線 化学治療に使用しで、その細胞を殺すかまたは緩解させる作用がある。
本発明の好ましい化合物は、既知の形のフェノール化アミン化合物、例えば上記 の4−5−CPおよび4−3−CAPよりも毒性が著しく低い。特に、4−3− CAPを放射線造影または放射線化学治療に使用する場合には、その化合物は眼 や黒色腫組織中に集まる。
しかし、式(I)の化合物はこのような欠点がなく、従ってこの新しい用途に好 適である。式(I)の化合物を放射線化学治療に使用する場合には、適切な医薬 用賦形剤および担体と組み合わせてもよく、そのとき、選択した放射性化合物は 、生物学的な有効量で担体中に存在する。腹腔内または皮下に注射する場合には 、好適で生物学的に相容性の担体は、溶液であってもよい。注射に適する生物学 的に相客性の担体には、生理食塩水、または当業者には周知で容易に入手できる 他の形の直ちに注射できる溶液が含まれる。好ましい注射可能な担体は、p H 7〜7.4を有し、放射能標識化合物の活性に全く影響を及ぼさない中性緩衝液 である。注射のための注射液中の放射能#Am化合物の用量は、通常体重kg当 たり200〜1200mgであり、好ましい用量は体重kg当たり300〜50 0 m gの範囲である。さらに下記の実施例中には、放射線造影の目的で注射 する化合物の量に関する情報を記載する。
当業者は、放射能標識の前に式(1)の化合物を製造する各種の技術があること を知っているが、当該化合物製造のために提案する方法は、WO21/1630 2に記載のライアマイスター(Weirmeister)反応を経由する方法で ある。
下記の実施例で実証するように、本発明の放射能標識化合物は、黒色腫組織に特 異的に結合し、放射能標識化合物またはその放射能標識誘導体は、治療または引 き続く放射線造影に十分な期間中黒色腫組織中に滞留する。化合物の放射能標識 は、下記の反応スキームにより、通常フェノール環に行う。
PP@、−−アセチルI−か一ベア R−R,,ア七チルIAHn 式中、 JR″″は、放射性ヨウ素である。
典型的なヨウ素標識化合物は下記の通りである。
N−アセチル−3−ヨード−4−3−システアミニル−フェノール; N−アセチル−2−3−システアミニルー3−ヨード−フェノール: N−アセチル−2−S−システアミニルー5−ヨード−フェノール: N−[2−[(2’ −ヨード−4′−アセトキシ−フェニル)チオ〕エチル〕 −アセトアミド;N−[2−C(2’−アセトキシ−5”−ヨード−フェニル) チオ〕エチル〕−アセトアミド;およびN−[2−[(2’−アセトキシ−3” −ヨード−フェニル)チオ〕エチル〕−アセトアミド種々のラジオアイソトープ 、例えば炭素14、U−14−〇、ヨウ素(例えば123I、 125Iおよび 1311、テクネチウム(例えば99′″Tc)、フッ素(例えば16F)、イ ンジウム(例えば1111n)および35、を使用することができる。化合物へ のラジオアイソトープの導入方法は、当業者には周知のように選んだラジオアイ ソトープに依存する。ラジオアイソトープは、種々の手段のいずれかにより、化 合物の構造と結合している。 (1)化合物構造との共有結合; (2)化合物 構造とのイオン結合;または(3)化合物構造の一部として。
本発明の新規のアシル化化合物は、式(I I)の化合物で表される。これらの 化合物は、各種色素沈着疾患の処置に有用であり、また適切な医薬用組成物中に 配合した場合には、優れた安定性ときわめて低い一般毒性を有するが、黒色腫に 対しては選択的な毒性を示す。従って、本発明の他の態様によると、この医薬用 組成物は、色素沈着疾患、例えば、下記の一種または数種を含む処置にきわめて 有効である。
ヒトまたは動物のメラノサイト細胞のメラニン合成の阻害、 ヒトまたは動物のメラノサイト細胞中のチロシナーゼを含む代謝経路の阻害、お よび 黒色腫の処置、色素過剰症の処置および皮膚色素過剰症の処置。
式(I)および(II)において、好ましい低級アルキルおよび低級アルカノイ ル基は、C1〜C4である。最も好ましい低級アルキルおよび低級アルカノイル 基は、C1〜C4である。
好ましい式(I)の化合物は、N−アセチル−4−8−システアミニルフェノー ル、N、N−ジメチル−4−5−システアミニルフェノール、4−3−ホモーシ ステアミニルフェノール、α−メチル−4−3−システアミニルフェノール、N −Cz−[(4’−アセトキシフェニル)−チオ〕エチル〕−アセトアミド。
N−〔1−メチル[2−((4’ −7セトキシフエニル)チオ〕エチル〕アヤ トアミド、N、N−ジメチル(2−((4”−アセトキシフェニル)チオ〕エチ ルアミンまたはN−プロピオニル−4−S−システアミニルフェノールである。
好ましい式(I I)の本発明による化合物は下記である。
化合物 −RIM、L l、N−(1−メチル− [2−[(4’−アセトキシ フェニル)チオ〕エチル) CRI HC0CII、 Cαコ4フェニル)チオ ] HCH,ロち Cαヱ。
−アセトキシフェニル)チオ)HHC0CH,C0CH。
エチル〕アセトアミド 4、N−[2−((4)I HC0CJ、 COCl!。
−アセトキシフェニル)チオ〕 エチル〕プロピオンアミド 式(I I)の化合物は、種々の合成技術により製造することができる。一般に 、これらは、相当するシステアミニルフェノール化合物のアシル化により製造す る。
システアミニルフェノール化合物は、ミウラら(Miura et al) ’ システイニルフェノール、システアミニルフェノールおよび関連化合物の合成、 および抗黒色腫作用の生体内評価J (Arch、 Dermatol、 Re s、(1987)279;219−225)に公開されている技術により製造す ることができる。これは、フェノールとシステアミンとを反応させて、4−S− システアミニルフェノールまたは2−5−システアミニルフェノールを得る方法 である。次に、シリカゲルカラムクロマトグラフィーまたは溶液のp Hを変化 させる再結晶法により4−3−システアミニルフェノールを反応生成物から分離 することができる。本発明の各種の誘導体は、硫黄を含む側鎖の各種のラジカル 置換、またはチオールを希望する側鎖により置換して製造できることが知られて いる。
本発明の好ましい化合物のいくつかを製造するための手順の詳細は、下記の実施 例に記載しである。
中間体のシステアミニルフェノール化合物は、適切なアルカノイルとの反応によ りアシル化できる。例えば、塩化アセチルをN−[2−((4−ヒドロキシキシ フェニル)チオ)エチル〕アセトアミドと反応させ、本発明による好ましい化合 物N−(2−((4’ −アセトキシジフェニル)チオ)エチルクーアセトアミ ド(NAP−TEA)を得ることができる。
式(I I)の有効成分を有する本発明の組成物は、各種の色素沈着疾患、例え ば黒皮症および他の色素過剰症、および黒色腫および他の皮膚ガンの処置、およ び通常紫外線にE#露すると誘発される黒皮症および皮膚ガンを予防する機構を 提供する。−当該組成物のこのような活性は、血漿MAOの基質となることなく 、チロシナーゼの存在下においてメラノサイトに毒性を示す特定の活性化合物を 配合することにより得られる。
本発明によれば、組成物を投与すると、著しい黒色腫細胞毒性および抗黒色腫作 用を示す。これは、黒色実験動物の枝毛の著しい脱色および、肺転移B16F1 0メラノーマ細胞の実験的な増殖の著しい抑制から認められる。本発明による組 成物は、また、神経冠腫瘍、例えば褐色細胞腫および神経芽腫癌細胞に対して、 選択的な毒性を有することが実証されている。
動物における実験から、式(II)の好ましい化合物、NAP−TEAの単回投 与毒性レベルは体重kg当たりに1,400mgの範囲内にあることが知られて いる。
本発明の医薬用組成物において、 「活性化合物の生物学的な有効量」とは、各 投与時に組成物中の化合物が、例えば腹腔、皮下または外用経路によるヒトまた は動物への投与により、黒色腫、黒皮症を含む各種の色素沈着疾患に対する処置 、または紫外線防止剤としての作用および/または日焼は止めローション中での 脱色剤として満足できる結果を与えな量であることを意味する。しかし、活性化 合物の生物学的な有効量は、処置期間中に、ヒトまたは動物に対して毒性を示さ ないレベルである。
「好適な生物学的相客性担体」とは、化合物を腹腔または皮下のいずれかにより 注射する場合の化合物の溶剤を含む。注射のための好適な生物学的相客性担体に は、生理食塩水および当業者に周知の直ちに注射できる他の溶液が含まれる。好 ましい注射可能な担体は、pH7,0〜7.4を有する中性緩衝液である。化合 物を外用投与する場合には、担体は化粧品組成物、医薬用アジュバント、日焼は 止めローションなどのいずれの形でもよい。
外用投与に好適な担体には、通常の皮膚処置組成物、例えば化粧品組成物および 医薬用調整物が含まれる。
外用投与のためのこのような媒体の例は、油類、例えば流動パラフィン、ワセリ ン、メチルポリシロキサン、ヒマシ油、スクアレンおよびココヤシ油;酸化防止 剤、例えばブチル化ヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子 酸エチルおよびトコフェロール;界面活性剤、例えばラウリン酸ナトリウム、塩 化ラウリルピリジニウム、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノ アラカン酸グリセリン、N−ステアリル−N、N−ジメチルグリシンナトリウム 、オレイル加水分解動物タンパク質、およびリン酸ポリオキシプロピレングリ七 すルエーテル;保湿剤、例えばグリセリン、2−ピロリドン−5−カルボン酸ナ トリウム、および乳酸ナトリウム;増粘剤、例えばトラガントゴム、マルメロ種 子ゴム、ザンタンガム、カルボキシビニルポリマーおよびベントナイト;保存剤 、例えば安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸アリル、デヒドロアセト酸およびト リクロロカルボニリド;着色剤および顔料、例えばアシッドレッドローダミンB 、ビオラミンR、オレンジSS、ナフトールイエローS1タートラジン、アリザ リン、シアニングリーンF、ブリリアントブルーCF C,アシッドバイオレッ ト、カーサミン、β−カロチン、赤色、黄色および黄色の鉄酸化物、二酸化チタ ン、黄色酸化鉄、コバルトブルー、ウルトラマリンブルー、ローズおよびバイオ レット、四三酸化鉄およびカーボンブラック;ろう、例えばみつろう、木ろう、 カルナウバろう、カンデリラろう、およびラノリン;皮膜剤、例えば、ニトロセ ルロースおよびポリビニルアルコール;溶剤または分散媒体、例えば水およびア ルコール(例えばエタノール):粉末、例えばアルミニウム粉、タルク、カオリ ン、酸化亜鉛、二酸化チタン、マイカ、炭酸カルシウム、および加工粉末:可塑 剤、例えばアセチルクエン酸トリブチル、およびフタル酸ジブチル;薬剤的に活 性な薬剤、例えばレチノール、パルミテート;γ−オリザノール、シバルミチン 酸ピリドキシン、シバルミチン酸アスコルビル、エルゴカルシフェロール、ジ− α−トコフェロールアセテート、ビオチン、エチニルエストラジオール、エスト ロン、ヒドロコルチゾン、パントテン酸カルシウム、グリチルリチン酸アンモニ ウム、アラントイド、グアイアズレンおよびヒノキチオール;芳香剤、例えば、 ジャコラ、霊猫香、コハク、ジャスミン油、およびローズ油である。
本発明による皮膚処置組成物は、すべての通常の形、例えば可溶化した形、例え ば化粧用ローション、および乳化した形、例えば液状クリーム、クリーム、軟膏 および分散液として調製することができる。
皮膚に希望する脱色度を得るために、外用または皮下または腹腔内注射により組 成物を疾病部分へ投与すると、皮膚の脱色に本発明の薬剤用組成物は特に有用で ある。従って、本発明の他の態様として、組成物は、脱色のための皮膚処置法の 方法として有用である。同時に、本発明は、皮膚の脱色に有用な組成物の調整法 も提供する。
また、本発明の組成物は、黒色腫処置に特に有用である。組成物は、外用または 腹腔内または皮下注射により投与される。この組成物は、黒色腫の処置の場合に 、治癒または緩解させるために使用される。さらに、本発明は、黒色腫処置に有 用な組成物の調整法も提供する。
式(I I)の化合物は、脱色剤として、日焼は止めローションに使用できる。
式(II)の活性成分は、1.メラノサイトにおける紫外線放射により活性化さ れるメラニン合成を阻害し、 2、日光に暴露した後で、あざ/はくろが黒色腫となることを防ぎ、 3、酵素チロシナーゼの基質となり、酵素変換により日焼は止めローション中で 脱色剤および多分紫外線阻止剤としても作用する成分を生成する。
全く意外なことには、式(II)のアシル化誘導体を投与すると、この化合物は 説アシル化して、メラノサイト毒性および脱色性の強い薬剤となることを発見し た。このような化合物の生体内変換は、製品の利用性および一般毒性の低下の観 点からきわめて有利である。式(II)の化合物が投与後に脱アシル化されると 、これらは優れたチロシナーゼ基質となる。本発明の選択実施例によると、NP A−TEAは体内に組み込まれると、脱アシル化してN−アセチル−4−8−C APとなり、これは、すでに述べた国際特許出願W091/16302で証明さ れているように、色素細胞中のみに存在する強力なチロシナーゼ基質となる。
この酵素活性は、ここで悪性黒色腫および黒皮症細胞中できわめて高く、患者に 対する一般毒性を防ぐためにN−アセチル−4−3−CAPの特異性が重要とな る。色素沈着疾患、例えば黒皮症および皮膚ガン、例えば悪性黒色腫へのこれら の化合物を使用する治療的方法と同時に、日光暴露の後に発生する元老化および 皮膚ガンに対する予防的な薬剤として重要となる。例えば、黒色腫はガン全体の 2%を占め、一般に肺ガンについで増加している。
処置の目的において、本発明の組成物は投与の経路により、生物学的に相客性担 体中活性成分の濃度が異なる。注射の目的には、注射用溶液中の活性成分の濃度 は、体重kgあたりに200〜1200mg、好ましい用量は体、Tr(kgあ たりに300〜500 m gの範囲である。外用の目的には、化粧用クリーム などの中の活性成分の濃度は、通常クリームベース重量基準で4%〜10%、好 ましい組成物ではクリームベース重量基準で4%〜6%の範囲である。
本発明の活性成分と一緒に各種の補助剤を使用してもよい。例えば、この組成物 は、L−ドーパおよび/または抗デカルボキシラーゼを一緒に投与してもよい。
各種の黒色腫の処置にもこのような組み合わせを選択してもよい。
下記の実施例は、色素沈着疾患、脱色性および抗黒色腫性の診断および処置を提 供する本発明の種々の態様を記述している。式(I)の各種の化合物は、下記の 実施例に記載する好ましい手順に従って放射能を標識することができる。この手 順は特に化合物N−アセチル−4−3−CAPに関し′C記載しであるが、しか し、式(1)の他の化合物にも、この手順は同様に適用できると考えられる。さ らに、これらの実施例は式(II)の化合物1例だけでメラニン合成阻止への有 効性を示している。しかし、式(I I)の化合物は全て予想できる作用につい て同様の性質を有すると考え実施例I N−アセチル−4−5−システアミニル (U−”C)フェノールの合成 トルエン(0,25mL)中の(U−14C)フェノール (9,26MB Q 、333. 3MB q/m mol) を、非標識フェノール(1,7mg、 0. 018m mol)およびシスタミン、28C1(45mg、0. 2m  mol)を含むHB r水溶液(47%w/v、0.5mL)に加えた。混合 物をネジキャップ付きの反応バイアル中で30分間130℃で加熱した。冷却後 、真空中で溶剤を除き、残渣物をメタノール水溶液(3%v / v )中に溶 解させた。溶液をSep Pak Csaカートリッジに載せた。過剰のシスタ ミンを除くために、カートリッジをメタノール水溶液(10%v / v、0゜ 6 m L )で洗浄し、 (14C)標識4−5−CAPおよび2−3−CA Pをメタノール水溶液(20%v/v。
3.0mL)で溶離した。溶出液を真空中で濃縮した。
移動相Iを用いて分取TLCで主要な化合物を分離した。 Me OH(20% v/v)CHCIsにより、生成物をTLCから抽出した。乾燥ピリジン中25 ℃、24時間で、無水酢酸を用いて2種の異性体をアセチル化した。溶剤を真空 中で除去した。残液物をNH3(2,0モル)中に溶解させ、〇−説アセチル化 のために25℃で30分間撹拌した。反応後、溶剤メタノールを真空中で除去し 、残渣物を、移動相IIを用いて分取TLCで精製した。 (”C) N−Ac −4−3−CAP (9,5μCi、351.9kBq)および(IC) N− Ac−2−3−CAP (5,7μCi。
211、 1kBQ)が、それぞれ放射化学的収率3゜8%および2.3%で得 られた。2種の異性体の放射化学的純度は、99%以上であった。
この実施例は、下記の反応経路のように、HBr溶液中で、N H2CH2CH z S+がフェノール上に電子性置換した後に、通常のアセチル化および〇−説 アセチル化を用いる(14C) N−Ac−4−3−CA2合成が可能なことを 示している。
(MeO1l中N11s) 上記の反応過程で、 (14C)−アセチル−2−S−シス7’7ミー:ル7z /−ル((”C)−Ac−2−3−CAP)も少量の異性体として得られた。上 記の反応に用いる(14C)4−3−CAPの合成ハ、ステニ記載されている〔 ツマヤシら(Somayaji et al、 1989)〕。メタノール沈殿 によるシスティンの除去またはTLC装置によるCAPの2および4異性体の分 離は困難であった。 しかし、5ep−Pak C,、カートリッジによりシス タミン除去および予備精製は可能であった。2種の異性体のクロマトグラフィー 分離は、移動相■を用て行った。この塩基性の移動相により、反応混合物中の2 種のCAP異性体を完全に分離することができた(4−3−CAP:Rf=0. 66;2−3−CAP : Rf =0. 53)。
小規模実験で、非標識結晶性フェノール(2mg)は、HBr溶液中のシスタミ ンと容易に反応した。全体的な収率は、二異性体の混合物として約76%であり 、4−3−CAPの2−3−CAPに対する比率は、2.5であった。異性体の 〇−位置およびN−位置におけるアセチル化は、乾燥ピリジン中の無水酢酸とで 行った。N −A c −4−S −CA P合成のための〇−説アセチル化は 、N−説アセチル化が起こらない温和な条件下で、メタノール中のNH3(2, 0モル)を用いて行った。i4C放射能で標識された4−3−CAP(主要製品 )と2−5−CAP(少量製品)との混合物は、還流二相反応系(トルエン:H Br)を用いて得られたが、非標識フェノールの添加では製品の収率が低かった 。固体物質としてまたは濃厚溶液として(U−14C)フェノール源が利用でき る場合には、収率および比放射能が著しく上昇する。 (14C)4−3−CA Pからの(”C)N−Ac−4−3−CAPは、高い放射能収率で合成されたく 68%)。 (”C) N−A c −4−S −CA Pおよび(14C)  N−A c −2−3−CAPの比放射能は低かった(450kBq/μモル) が、試験を進めるためには十分であった。
(”C)4−5−CAPおよび(14C) 2−5−CA2合成に高い比放射能 を有する固体(U14C)フェノールを使用すると、最終製品の比放射能および 収率が大幅に上昇した。
使用したすべての試薬は、試薬級であった。トルエン中の(U14C)フェノー ルは、シグマ化学(Sigma Chcn+1cal Company、 5a int Louis、 Missouri、 USA)から入手した。予備精製 は、5ep−Pak (、+aカートリッジ(Waters Chromato graphy Division、 Millipore Corporati on、 Milford、 USA)を用いて実施した。4−8−システアミニ ル(U−’4C) フェノール、 (14C)4−3−CAPおよび2−システ アミニル(U−14C)フェノール((”C)2−3−CAP)の分離は移動相 1 (CHCl 3 ’MeOH: NH40H=24:12:1、v / v  / v )を用いたワットマン(Whatman) P L K 5 F分取 シリカゲル150Aプレートで行った。2異性体のN−アセチル誘導体の精製に は移動相11 (CHCl、:MeOH=85 :15、V/V)を使用した。
製品のI40−放射能測定は、ベックマン(Backman) L S 380 1液体シンチレーション分光計を用いてアクアサル(Aquasal) の−2 (Biotechn。
1ogy Systems NEN@Re5earch Product、 B oston、 MA。
USA)を使用した。HPLC分析は、ウォーターズ(Waters)のモデル 600Eシステムコントローラー、モデルU6にインジェクターおよびモデル4 41検出計から成るシステムにより、254μmにおいて、μボナパック(Bo napak) Cts逆相圧縮(10μ)カラム(Waters Millip ore Canada Ltd、、 Mississauga、 0ntari O)を用い、M a OH: 0. 1%酢酸(1:1v/v)水溶液を溶出液 として流量1 m L 7分で行った。最終製品、N−アセチル−4−3−シス テアミニル(U−”C)7z/−ル[(”C)N−Ac 4−3 CAP〕およ びN−アセチル−2−3−システアミニル(U−”C)フェノール[(”C)  N−Ac−2−3−CAP)は、HPLCによりこれらの保持時間を標準非標識 化合物の保持時間と比較して確認した。TLC後の放射化学的純度は、HPLC がら採取した溶出画分(0,5mL)を液体シンチレーションヵウンタ−により 計数して測定した。
実施例2A N −[2−((4−アセトキシフェニル)−チオ)エチル〕アセ トアミド(NAP−TEA)の合成 手順 塩化アセチル法 乾燥ピリジン中のN−[2−((4−ヒドロキシフェニル)チオ)エチル〕アヤ トアミド(200mg。
0、 95m mol)溶液を、塩化アセチル中に一15℃で撹拌しながらゆっ くりと加えた。得られた溶液を25℃で1.5時間撹拌した。溶剤を除去した後 の残渣物を、低圧シリカゲルカラム(CANAG、D−0、微粒、移動相:5% M e OH/ CHC1s )を用いてクロマトグラフィー分析した。製品を 含む両分を集め、次に溶剤を除去した後に得られた白色粉を再結晶し、H20M  e OHから白色結晶(化学収率:217mg、0. 85mmo1.90. 3%)融点87−88℃が得られた。
匪定 J(NMR(アセトン−d4);δ7.52(bro。
s、IH,NH)、7.41(d、微細構造、2H2J=8.5Hz、芳香族c  (2) −H,C(6) −H)、7.04(d、微細構造、2H2J=8. 5Hz、芳香族C(3) −H,C(5)−H)、3. 33 (m。
2 H,−J (CHz =CH2) = 6 Hz、J (CH2=NH)=  7. 5 Hz、CHz CH2NH)、 3.05(d d、2H,J ( CH2=CH2) =5Hz、5CH2)、 2. 22 (s、3H,CHs  Coo)、 1゜83 (s、3 H,CHs C0NH)。
13CNMR(アセトン−d4) ppm; 169.95 (I C,CHs  C0NH)、 169. 29 (IC。
CHsCOO)、150. 12(IC,芳香族、C(4))、133.61  (IC,芳香族、C(1))、130.76 (2C,芳香族、CH)、122 .98(2C9芳香族、CH)、39. 35 (I C,CH2N I−1) 、 33. 48 (IC,5CH2)、 22.52(I C,CHs CO N H)、 20. 61 (IC,CH、Coo)。
l!LfUU: Cs 、Hs5N Os Sとしての計算値: 253゜07 725 ;実験値(HRMS)、253.0773:強度=18.18%。
実施例2B N −(2−[(4−アセトキシフェニル)−チオ〕エチル〕プロ ピオンアミド(NAP−TEP)の合成 2−エチル−2−オキサゾリン(786mg、7゜94 m mol)および4 −ヒドロキシチオフェノール(1g、7. 94m1llol)の混合物を12 5℃で2時間、アルゴン雰囲気中で加熱した。反応混合物を冷却した後、混合物 を減圧濃縮した。残渣物を低圧順相シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動 相:10%MeOF。
CHCl、中)を用いて精製した。溶媒を留去し、N −プロピオニル−4−5 −システアミニルフェノール(N −P r o −4−S −CA P )の 白色粉末が得られた(化学的純度:53.4%、953 m g )。
次に、N−プロピオニル−4−3−システアミニルフェノール、乾燥ピリジン、 および無水酢酸の混合物を25℃で24時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し 、残渣物を低圧順相シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相、8%M e  0HSCHCl 、中)を用いて精製した。溶媒を留去し、N−[2−[(4 −ア七トキシフェニル]−チオ)エチル〕プロピオンアミド(NAP−TEP) の白色粉末が得られた。
実施例3 マウスを用い、 (”C)−N−アセチル−4−8−CAPの生体内での共有結 合を試験した。C57BL/6J系マウヌ雌に、 (”C)−N−アセチル−4 −3−CAP化合物を2. 0m mol/ k gを腹腔内注射で投与した。
48時間後に動物を層殺した。組織を摘出し、共有結合を以下のようにして測定 した。
放射能標識N−アセチル−4−3−CAP中間体の共有結合に関して、5Mの異 なる組織を試験した。N−アセチル−4−5−CAPの最大結合は、皮下黒色! !腫瘍および黒色腫コロニーが存在する肺組織中で検出された。反対に、N−ア セチル−4−3−CAPの薬剤代謝に積極的に関与する正常な器官、例えば黒色 腫コロニーが存在しない肺、腎臓および肝臓には、放射能物質の顕著な1#項は 認められなかった。試験の結果を下記の表1に示す。
表1 (14c)−NACAPの生体内共有結合、816F10黒色腫コロニー存在お よび非存在の肺、816F10黒色腫腹腔内腫瘍組織、肝臓および腎臓組織a  共有結合b (共有結合ミリモル/タンパク質mg)BI6F10黒色腫コロニーが存在する 肺 0.330+0.118B16F10黒色腫コロニーが存在しない肺0.0 10+0.001816F10黒色腫腹腔腫瘍組織 0.521+0.076肝 臓 0.013+0.003 腎臓 0.008+0.001 aC57BL/6J種のマウスは、2.0m m17kgの(+4c)−NAC APを単回腹腔内注射した。動物は48時間後に層殺し、組織を摘出し、前記の ようにして共有結合を測定した。
bデータは、平均値および標準偏差(n=3)として記載する。
本発明の化合物、特に(”C)N−アセチル−4−3−CAPをマウスの腹腔内 に注射し、48時間後に、全身オートラジオグラフィーによる生体内分布を調べ たところ放射側物質は体外に***され、大腸の内腔を除きいずれの正常な臓器か らも検出されなかった。これを添付の図1 F (14C) −N−アセチル− 4−5−CA、P (5,OμCi)の単回腹腔内注射の後において、皮下B1 6F10肺黒色i皿瘍およびB16F10肺黒色腫コロニーを有するマウスの全 身オートラジオグラフ」に示した。注射48時間後に、動物を屠殺、冷凍して切 片を作製した。20μmの切片標本を冷凍乾燥し、全身オートラジオグラフィー のために、X線フィルムに感光させた。A)X線フィルムに感光させない全身切 片標本、E、眼;B、脳:LuS B16F10黒色腫コロニーを有する肺:H 1心臓; L i、肝ムに感光後。黒色腫コロニーを有する肺および皮下黒色腫 組織、ならびに腸の末端の内腔に放射能の蓄積が認められる。棒線は1cmであ る。
図1に示した結果から、肝臓中でのN−アセチル−4−3−CAPの著しい解毒 、その後の胆汁中へのN−アセチル−4−5−CAP代謝物の***が認められる 。皮下黒色腫組織および黒色腫コロニーを有する肺だけが、放射能の著しい蓄積 を示している。
本発明の放射能標識化合物、および特には放射能標識N−アセチル−4−5−C APおよび放射能標1@NAP−TEAは、ホスト中に毒性副作用を起こさない 放射能造影剤として有用である。また、化合物の適切な投与は、ホスト内での特 異的な黒色腫部位に対する放射化学治療に有効である。
実施例4 マウス血漿内のNAP−TEAの〇−説アシル化試験 NAP−TEAが脱アセチル化してN−アセチル−4−3−CAPとなることを in vitroの実験により測定するために、NAP−TEAをマウス血漿内 に添加した。その手順は下記である。マウス血漿100μmに、NAP−TEA I Oμgを添加した。混合物を0゜5分間振とうし、次に、5ep−Pak  C+aカートリッジに通し、5%メタノール/水4mlで溶出液1を生成させる か、または50%0%メタノール/水4で溶出液2を生成させた。溶出液1およ び溶出液2のどちらも集めた。溶出液2を濃縮して溶媒を除去し、下記の条件下 でHP L C分析を行う残液物を得た。HPLCには、逆相ラジカル加圧下の μボナノくツクC11iのカラムを用いた。残渣物を50:50のメタノール: 水と混合し、流速1m1/分でラジオグラフを作製した。検出器は、250μm の紫外線で検出するウォーターアソシエーツ(Water As5osiate s)モデル441を用いた。クロマトグラフィーを通過した溶出液2からは、N −アセチル−4−3−C,APのみが検出され、これ+1NAP−TEAがマウ ス血漿により直ちに脱アシル化されて、目的とする活性化合物となったことを示 している。
実施例5 in vivo実験によるNAP−TEA、N−アセチル−4−3− CAPおよび代謝物の測定C57BL/6J系黒色マウスに、NAP−TEAを 300 m g / k gの用量で腹腔内注射した。注射5分後および20分 後に、マウスから血漿100μlを採取した。血漿試料を実施例2の手順に従っ て処理した。血漿試料を5ep−Pak C+aカートリッジに通し、5%メタ ノール/水で溶出液1を生成させるか、または50%メタノール/水溶出液2を 生成させた。
溶出液2からメタノール水溶液を除き、残渣物を得た。
残渣をメタノール10.1%酢酸と水混合液(50:50)を再溶解させ、5分 間および20分間血漿試料の両方をHPLCで分析した。NAP−TEAは検出 されなかったが、N−アセチル−4−S−CAI’が検出された。5分に採取し た試料中のN−アセチル−4−3−CAPの濃度は、20分後に採取した、試料 に比べ著しく高く、生体内でNAP−TEAがN−アセチル−4−3−CAPに 脱アシル化され、マウスのメラノサイト中に取り込まれることが認められた。
実施例6 in vitroにおけるNAP−TEAの細胞毒性 標準手順によるMTT試験 MTT溶液〔ジグ? (Sigma)カタログ番号に2128〕をPES中に1 mg/m1となるように溶解させ、溶液を殺菌のために濾過した。溶液は使用前 4℃の暗所に貯蔵した。成長した細胞を取り出し、計数し、96ウ工ル型ミクロ 力価プレート(1−2xlO−細胞/ウェル)中に接種した。24時間後に、薬 剤を培養ウェルに処理し、50間、37℃で培養した。その後、ミクロ培養ウェ ルにMTT溶液50μmを加えた、37℃で4時間加温培養した後、各ウェルか ら上済みを取り出した。DMS○150μlを加えて、MTTホルマザン反応生 成物を可溶化した。ゆっくりと撹拌した後、ELISAプレート分光計を用いて 540 nmの吸光度を測定した。
結果 3種の細胞株に対して、NAP−TEAは、N−アセチル−4−3−CAPに比 べ、in vitroにおける細胞毒性が低かった。
I cso : 化合物 細胞株 NAP−TEA N−アセチル−4−3−CAPヘラ01ela) 7 7pg/m1 75pg/mISK−MEL−2331μg/m+ 25ug/ m1UTメラニン欠乏黒色15i 14μg/m1 12μg/m+実施例7  キノコチロシナーゼを用いたNAP−TEAの利用 手順 0.05モルリン酸ナトリウム緩衝液(pH6,8)1.0mlにのNAP−T EA (500μモル)およびキノコチロシナーゼ(11単位)を含む反応混合 物を、37℃の、水浴中で培養した。定期的に氷で冷却して反応を停止させた。
所定時間で一部試料を採取し、水中で0℃に迅速に冷却し、残ったNAP−TE AをHP L Cを用いて測定した。
HPLC装置および条件 ウォータ−600E液体クロマトグラフィー装置条件二μボンダパックCl5l  ラジアル−パックカートリッジ(ウォーターズ) 移動相;70%M e OH/ H20,1m l /分 検出器;ウォーターメモデル441紫外線吸収検出器 検出;波長254 n m。
結果 NAP−TEAはベンゼン環の4−位に存在するアセトキシ基のブロッキング効 果により、キノコチロシナーゼの基質とはならず、その濃度は反応混合物中で一 定に保たれていた。しかし、反応混合物中のN−アセチル−4−3−CAPの反 応混合液中の濃度は、25分後から急速に低下し、50分後にはほとんど0とな った。
実施例8 NAP−TEAのin vivoメラノサイト毒性(黒色枝毛の脱色 ) 6−8週齢のC57BL/6J系黒色マウス(4匹)の背中の枝毛を刈り取った 。2日目から始めて、14日開NAP−TEAを腹腔内注射した。投与量は、体 重1kg当たりに300 m gであった。
結果 NAP−TEAの腹腔内注射終了後に、マウスは脱色され、新しく生えた枝毛は 殆ど完全に白色であった。
実施例9 新生黒色マウスに対するNAP−TEAの脱色効果 C57BL/6J系黒色マウス新生仔(3日齢)6匹にNAP−TEA溶液Q、 1mLを腹腔内注射(体重1kg当たりに300mg)した。
結果 NAP−TEAの単回腹腔内注射後、新生仔の全ての毛嚢は脱色され、新しく生 えた毛は淡褐色であった。
実施例10 ブタにおけるNAP−TEAのin vivoメラノサイト毒性 DMSO中の15%N A P −T E A (w / v )および60% EtOH中の15%NAP−TEA(w/v)溶液をユカタン種のブタに外用投 与のために調製した。
NAP−TEAは、ブタの背部皮膚に、1日2回、8週間にわたって投与した。
8週間後に、適用部分および正常皮膚のパンチバイオプシーを実施した。得られ た標本を2NのN a B r溶液中に3時間浸漬し、次に皮膚から表皮を除い た。L−ドーパを含むリン酸緩衝液(pH7,4)中に、表皮標本を3時間浸漬 した。
10%中性ホルマリン溶液中で標本を固定し、PBS中で2回洗浄した。最後に 、標本をグリセリンゲル中に包埋した。各試料からの隣接する9箇所の1 m  m 2視野中のドーパ陽性メラノサイト数を数えた。
結果 NAP−TEAを処理した皮膚試料の部位では、機能メラノサイトの数が著しく 減少していた。
機能メラノサイト数 (9部分の平均) 正常な表皮細胞 166±74/mm”DMSO中のNAP−TEA 32±1 4/mm”60%EtOH中のNAP−TEA 74±25/mm”DMSOの み 114±56/mm’ EtOHのみ 117±3g/mm2 上記の特定の実施例から、本発明による好ましい化合物の一種は、生体内でN− アセチル−4−5−CAPに変換され、出願人がすでに同時係属国際特許出願W ○91/16302中で述べたように、色素沈着疾患の処置の優れた治療剤とし て作用することが男かである。従って、本発明の化合物のアシル化物は、生体内 で変化して、色素沈着疾患の処置分野で優れた治療剤としてすでに確認されてい る化合物が得られると考えられる。
本明細書中で、標準的な方法および技術に関する数件の雑誌論文を引用している 。下記が、これらの文献である。
1、アレナ(Alena) F−、ジンボウ(Jimbow) K、およびイト ウ(Ito)S、(1990)rマウスの生体内におけるフェノール化アミン化 合物のメラノサイト毒性および抗黒色腫作用J Cancer Res、−50 ,3743゜2.イトウ(Ito) Y、、およびジンボウ(Jia+bov) K。
(1987) rモルモットの小胞メラノサイトへの4−8−システアミニルフ ェノールの選択的細胞毒性−黒色腫の化学治療への適用の合理的基礎J Can cer Res。
47、3278゜ 3、イノウニ(Inoue) S−、イトウ(Ito) S、、ワヵマツ(Wa kamatsu) K、、ジンボウ(J imbow) K、およびフジタ(F ujita)K、(1990) r4−s−システアミニルフェノールおよびそ の類似化合物による黒色腫細胞の成長抑制の機構J Biochem、 Pha rmacol、 39.1077゜ 4、ジンボウ(J i mbow) K−、イワシナ(Iwashina) T 、、アレナ(Alena) F、、ヤマダ(Yamada) K、、バンコビッ チ(Pankovich) J、およびウメムラ(Umemura) T。
(1992) r悪性黒色腫に対する選択的化学治療研究としての色素生体合成 経路の研究J J、 Invest、 Dermatol、 (印刷中)。
5、ミウラ(Miura) S、、ウエダ(Ueda) T−、ジンボウUim bow)K、、イトウ(Ito) S、およびフジタ(Fujita)K、(1 987) rシステイニルフェノールおよびシステアミニルフェノールおよび関 連化合物の合成、および抗黒色腫作用の生体内評価J Arch、 Derma tol。
Res、 279.219゜ 6、ミウラ(Miura) T−sジンボウ(Jimbow) K、およびイト ウ(Ito)S、(1990)r4−s−システアミニルフェノールおよびその N−アセチル−誘導体の生体内抗黒色腫作用J In5t、 J、 Cance r 46,931゜7、バンコビッチ(Pankovich) J−、ジンボウ (Jimb。
w)K、およびイトウ(Ito) S、(1990) rチロシナーゼおよびモ ノアミンオキシダーゼの基質としての4−5−システアミニルフェノールおよび その類似化合物J Pigment Ce1ls Res、 3.146゜8、 ツマヤシ(Somayaji) V、V、、ウィーベ(Wiebe)L、1.  およびジンボウ(Jimbow)K、(1989)「抗黒色腫剤の実験:4−8 −システアミニルフェノール(U−14C)フェノールの合成J Nuc、Co mpact20、 158゜ 9、ウオン(Wong)M、およびジンボウ(Jimbow)K。
(1991) rモルモットの小胞メラノサイトに対するN−アセチル−4−3 −システアミニルフェノールの細胞毒性J Br、 J、 Dermatol、  124.56゜本発明の好ましい態様は、本明細書中に詳細に記載しであるが 、当業者にとっては、本発明思想および下記の請求範囲から外れることなく、別 の方法が可能なことは勿論である。
フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号CO7C323/62 CO7F 5100 J 7457−4H13100Z 9155−4H GOIN 33153 Z 7055−2J//C07M 5:00 CO7B 59100 7419−4H(81)指定国 EP(AT、BE、C H,DE。
DK、ES、PR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、AU、CA、FI、HU、JP、 KR,US I

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.黒色腫および他の色素沈着疾患の診断および/または治療における放射線造 影および放射線化学治療に用いられる化合物であって、前記化合物が、式▲数式 、化学式、表等があります▼(I)〔式中、 R1が、HまたはC1〜C6−アルキル;R2が、HまたはC1〜C6−アルキ ル;R3が、H、C1〜C6−アルキルまたはCl〜C6−アルカノイル; R4は、HまたはC1〜C6−アルカノイル;Raは、放射線造影および/また は放射線化学治療に使用できる放射性物質であって、点線(−−)は、1)Ra が、式(I)の構造に共有結合している;2)Raが、式(I)の構造にイオン 性に結合している;または 3)Raが、式(I)の構造の一部である放射性炭素であることを表し、かつ xま、1〜5、 ただし、xが1の場合には、R1、R2またはR3のいずれか1つはH以外であ り、また硫黄含有基およびRa基は、フェニル環の2、4または6位に存在する 〕 で表される化合物のいずれかである。
  2. 2.被治療者体内の黒色腫コロニーの生体内放射線造影法であって、 i)被治療者の循環系に、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、 R1は、HまたはC1〜C6−アルキル;R2は、HまたはC1〜C6−アルキ ル;R3は、H、C1〜C6−アルキルまたはC1〜C■−アルカノイル; R4は、HまたはC1〜C6−アルカノイル;Raは、放射線造影および/また は放射線化学治療に使用できる放射性物質であって、点線(−−)は、1)Ra が、式(I)の構造に共有結合している;2)Raが、式(I)の構造にイオン 性に結合している;または 3)Raが、式(I)の構造の一部である放射性炭素であること を表し、かつ xは、1〜5、 ただし、xが1の場合には、R1、R■またはR■の内のいずれか1つはH以外 であり、また硫黄含有基およびRa基は、フェニル環の2、4または6位に存在 する〕 で表される化合物のいずれか一種または数種の放射線造影化合物を投与し、 ii)投与した前記化合物が、前記被治療者の体内に存在する黒色腫組織にのみ 結合することにより、前記の選択した放射線造影化合物の蓄積から放射される放 射能の存在を検出することから成る方法。
  3. 3.被治療者体内の黒色腫細胞の放射線化学治療の方法であって、 i)被治療者の循環系に、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、 R1は、HまたはC1〜C6−アルキル;R2は、HまたはC1〜C6−アルキ ル;R3は、H、C1〜C6−アルキルまたはC1〜C6−アルカノイル; R4は、HまたはC1〜C6−アルカノイル;Raは、放射線造影および/また は放射線化学治療に使用できる放射性物質であって、点線(−−)は、1)Ra が、式(I)の構造に共有結合している;2)Raが、式(I)の構造にイオン 性に結合している;または 3)Raが、式(I)の構造の一部である放射性炭素である; を表し、かつ xは、1〜5、 ただし、xが1の場合には、R1、R2またはR3のいずれか1つはH以外であ り、また硫黄含有基およびRa基は、フェニル環の2、4または6位に存在する 〕 で表される化合物のいずれか一種または数種の放射線造影化合物を投与すること から成る方法。
  4. 4.前記の硫黄含有基が4位に存在することを特徴とする請求項1、2または3 に記載の化合物または方法。
  5. 5.前記のRa基が2または6位に存在することを特徴とする請求項4に記載の 化合物または方法。
  6. 6.N−アセチル−4−S−システアミニルフェノール、N,N−ジメチル−4 −S−システアミニルフェノール、4−S−ホモーシステアミニルフェノール、 α−メチル−4−S−システアミニルフェノール、N−〔2−〔(4′−アセト キシフェニル)−チオ〕エチル〕アセトアミド、N−〔1−メチル〔2−〔(4 −アセトキシフェニル)−チオ〕エチル〕アセトアミド、N,N−ジメチル〔2 −〔(4′−アセトキシフェニル)−チオ〕エチルアミンまたはN−プロピオニ ル−4−S−システアミニルフェノールのいずれかである請求項1、2または3 に記載の化合物または方法。
  7. 7.前記の化合物がN−アセチル−4−S−システアミニルフェノールであるこ とを特徴とする請求項6に記載の化合物または方法。
  8. 8.前記の選択された化合物がN−〔2−〔(4−アセトキシフコニル)チオ〕 エチル〕アセトアミドであることを特徴とする請求項6に記載の化合物。
  9. 9.前記の放射性物質Raが、炭素14、U−14−C、ヨウ素(例えば123 I、125Iおよび131I)、テクネチウム(例えば99m2Tc)、フッ素 (例えば16F)、インジウム(例えば111In)および35■のいずれかで あることを特徴とする請求項1〜8に記載の化合物。
  10. 10.式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中、 R1は、HまたはC1〜C6−アルキル;R2は、HまたはC1〜C6−アルキ ル;R3は、H、C1〜C6−アルキルまたはC1〜C■−アルカノイル; R4は、HまたはC1〜C6−アルカノイル;かつxは、1〜5、かつ ただし、xが1の場合には、R1、R2またはR3のいずれか1つはH以外であ り、また硫黄含有基は、フェニル環の2、4または6位に存在する〕の化合物。
  11. 11.請求項10に記載の化合物と製薬的に許容される担体とから成る医薬組成 物
  12. 12.前記の硫黄基が4位に存在することを特徴とする請求項10または11に 記載の化合物または組成物。
  13. 13.N−〔2−〔(4′−アセトキシフェニル)−チオ〕エチル〕アセトアミ ドから成ることを特徴とする請求項10または11に記載の化合物または組成物 。
  14. 14.N−〔1−メチル〔2−〔(4′−アセトキシフェニル)チオ〕エチル〕 アセトアミドから成ることを特徴とする請求項10または11に記載の化合物ま たは組成物。
  15. 15.N,N−ジメチル〔2−〔(4′−アセトキシフェニル)−チオ〕エチル アミンから成ることを特徴とする請求項10または11に記載の化合物または組 成物。
  16. 16.N−〔2−〔(4−アセトキシフェニル)−チオ〕エチル〕プロピオンア ミドから成ることを特徴とする請求項10または11に記載の化合物または組成 物。
  17. 17.前記の担体が外用賦形剤であることを特徴とする請求項11〜16のいず れかに記載の医薬用組成物。
  18. 18.前記の担体が日焼け止め用組成物であることを特徴とする請求項11〜1 6のいずれかに記載の医薬用組成物。
  19. 19.(a)ヒトまたは動物のメラノサイト細胞中におけるメラニン合成の阻害 、(b)ヒトまたは動物のメラノサイト細胞中におけるチロシナーゼを含む代謝 経路の阻害、(c)黒色腫の処置、(d)色素過剰症処置、または(e)皮膚の 色素過剰症の処置に使用する請求項11〜16のいずれかに記載の医薬用組成物 。
  20. 20.請求項11〜16のいずれかに記載の組成物のメラニン合成阻害に有効な 量を患者に投与することから成るヒトまたは動物のメラノサイト細胞中における メラニン合成の阻害の方法。
  21. 21.請求項11〜16のいずれかに記載の組成物の抑制に有効な量を患者に投 与することから成るヒトおよび動物のメラノサイト細胞におけるチロシナーゼを 含む代謝経路の抑制の阻害法。
  22. 22.請求項11〜16のいずれかに記載の組成物の有効な量を患者に投与する ことから成る、黒色腫の治療法。
  23. 23.請求項11〜16のいずれかに記載の組成物の有効な量を患者に投与する ことから成る、色素過剰症の治療法。
  24. 24.請求項11〜16のいずれかに記載の組成物の有効な量を患者に投与する ことから成る、皮膚色素過剰症の治療法。
  25. 25.(a)ヒトまたは動物のメラノサイト細胞中におけるメラニン合成の阻害 、(b)ヒトまたは動物のメラノサイト細胞中におけるチロシナーゼを含む代謝 経路の阻害、(c)黒色腫の処置、(d)色素過剰症の処置、または(e)皮膚 の色素過剰症の処置に使用するため医薬品の製造用に請求項10、12、13、 14、14、15または16のいずれかに記載の化合物の使用。
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