JPH07508035A - 4−アザステロイド5α−レダクターゼ阻害剤 - Google Patents

4−アザステロイド5α−レダクターゼ阻害剤

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JPH07508035A
JPH07508035A JP6503781A JP50378194A JPH07508035A JP H07508035 A JPH07508035 A JP H07508035A JP 6503781 A JP6503781 A JP 6503781A JP 50378194 A JP50378194 A JP 50378194A JP H07508035 A JPH07508035 A JP H07508035A
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ウイツエル,ブルース・イー
トールマン,リチヤード・エル
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メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07J73/00Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms
    • C07J73/001Steroids in which the cyclopenta[a]hydrophenanthrene skeleton has been modified by substitution of one or two carbon atoms by hetero atoms by one hetero atom
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規尿素、チオ尿素、チオカルバミル及びカルバミル4−アザステロイ ド系5α−レダクターゼ阻害剤に係る。
尋常性痙癒、脂漏症、女性多毛症、男性パターン禿頭症及び良性前立腺肥大のよ うなある種の望ましくない肉体的徴候が、代謝系におけるテストステロン又は類 似の男性ホルモンの過剰蓄積に起因するアンドロゲン過剰刺激の結果であること は当該分野で公知である。アンドロゲン過剰症の望ましくない結果を阻止するべ く化学療法剤を提供する初期状みの結果、数種のステロイド系抗アンドロゲンが 発見されたが、それ自体望ましくないホルモン活性を有していた。例えばニステ ロゲンはアンドロゲンの作用を妨害するだけでな(、女性化作用も有する。例え ば4°−ニトロ−3’ −)リフルオロメチルイソブチルアニリドのような非ス テロイド系抗アンドロゲンも開発された(Neriら。
参照)。しかしながら、これらの製品はホルモン作用がないにも拘わらず、末梢 的に活性であり、レセプター部位を天然アンドロゲンと競合するので、男性受容 者又は女性受容者の男性胎児を女性化させる傾向がある。
ある種のターゲット器官におけるアンドロゲン活性の主要メディエータ−が5α −ジヒドロテストステロンであり、この物質がテストステロン−5α−レダクタ ーゼの作用によりターゲット器官に局所的に形成されることは当該分野で現在公 知である。テストステロン−5α−レダクターゼの阻害剤が過剰アンドロゲン刺 激の症状を予防又は軽減するように機能することも知られている。5α−レダク ターゼ阻害剤として多数の4−アザステロイド化合物が技術分野で公知である。
例えば米国特許第2.227,876号、3.239.417号、3,264. 301号及び3,285.918号;仏画特許第1.465.544号;DOo renbos及びSolomons、J、Pharm。
Sci、62.4. pI)、638−640 (1973):Doorenb os及びBrown、J、Pharm。
Sci、、60,8.I)p、1234−1235 (1971);並びにDo orenbos及びKim、J、Pharm、Sci、63,4.I)り、62 0−622 (1974)を参照されたい。
更に、米国特許第4,377.584号、4,220゜775号、4,859. 681号、4,760.071号HRasmussonらの論文J、Med、C hem、2rlinらの米国特許第4,845.104号並びにCa1nell iらの米国特許第4.732.897号は、DHT関連過剰アンドロゲン症状の 治療に有用であるとして4−アザ−17β置換−5α−アントロスタン−3−オ ンを記載している。
しかしながら、過剰アンドロゲン疾患が単一の5α−レダクターゼの結果である ことが従来技術で示唆されて0る一方で、ラットとヒトの両者で他の5α−レダ クターゼアイソザイムの存在に関する報告もある。例えば、ヒト前立腺において Bruchovskyら(J、Cl1n、Endocrinol、Metab、 6ユ、806−816゜1988参照)及びHudson (J、Steroi dBiochem、26.p349−353.1987参照)は、基質及び上皮 画分中に種々の5α−レダクターゼ活性を検出した。更に、M o o r e 及びWilsonはpH5゜5又はpH7〜9のいずれかに活性のピークを有す る2種の異なるヒトレダクターゼを記載している(J、B i o 1゜Che m、251.19.r)、5895−5900.1976参照)。
最近ではAndersson及びRu5sellがラット肝臓5α−レダクター ゼをコードするcDNAを単離した(J、Biol、Chem、264 pp、 16249−55 (1989)参照)。同著者らはラットの肝臓及び前立腺レ ダクターゼのいずれをもコードする単−mRNAを発見した。その後、このラッ ト遺伝子の配列を使用して、「5α−レダクターゼ1」と命名された5α−レダ クターゼをコードするヒ、ト前立腺cDNAが選択された(Pr。
c、Nat’ ]、Acad、Sci、87. p、3640−3644.19 90参照)。
より最近では、粗ヒト前立腺抽出物中に存在する形態に一致する特性を有してお り、より豊富な第2のレダクターゼ(5α−レダクターゼ2)がヒト前立腺から クローニングされた(Nature、35’4.1)、159−161゜199 1参照)。
更に、Jean O,Wilson著’Syndromes of Andro gen Re5istance”−The Biology of Repro duction、Vol、46. p、168−173 (1992)は、5α −レダクターゼ1酵素が毛包に関連することを示している。
このように、ヒトにおける5α−レダクターゼをコードする少な(とも2種の遺 伝子と5α−レダクターゼの2種の異なるアイソザイムの存在が技術的に裏付け られている。
どちらの型も前立腺組織中に存在するが、5α−レダクターゼ2のほうが豊富で あり、他方のアイソザイムである5α−レダクターゼ1は頭皮組織においてはよ り豊富であると考えられている。
例えば良性前立腺過形成(BPH)のような過剰アンドロゲン症状の治療には、 実質的にジヒドロテストステロン(DHT)産生を阻害するように前立腺におい て2種の酵素1及び2のいずれに対しても活性な単一薬剤を入手できることが望 ましい。あるいは、皮膚及び頭皮の疾患(例えば痙癒及び脱毛症)の治療に使用 できるように、頭皮関連酵素5α−レダクターゼ1を阻害する点で高度に選択的 な単一薬剤を入手できることが望ましい。後者薬剤は、BPHの治療で併用療法 に使用できるように、前立腺酵素5α−レダクターゼ2に対して高度に選択的な PROSCAR(登録商標)(フィナステライド)と併用できることが望ましい 。
発明の要約 本発明は、5α−レダクターゼアイソザイム1及び2を阻害するために有用であ り、頭皮に関連する5α−レダクターゼ1を選択的に阻害し且つ良性前立腺肥大 、痙癒、女性多毛症、男性パターン禿頭症、アンドロゲン脱毛症、前立腺炎の経 口、非経口又は局所治療と、前立腺癌の予防及び治療において2種のアイソザイ ム1及び2を同時に阻害するのに特に有効な新規4−アザステロイド系尿素、チ オ尿素、チオカルバメート及びカルバメート並びにその医薬組成物及び製剤に係 る。
本発明は式: [式中、 Aは、 (但しR”=HSY=O1Z=Nであり且つ5αHが存在するとき、R@及びR 3はHSC+−aアルキル、C1−、シクロアルキル、フェニルから独立して選 択できず、又はこのときR6とRsは隣接するNと一緒になつてO又はNから選 択される1個までの他のへテロ原子を含む5〜6員環を形成する)、又は 式中、 R1はH1メチル又はエチルであり: R1はH又はCI−Z・アルキルであり;R3は、 H。
アミ八 モノCl−4アルキルアミノ、 ジC1−4アルキルアミノ、 モノCl−4アルキルアミノアリール、ジC,−4アルキルアミノアリール、 C6−ロアリールCl−10アルキル、C5−Noシクロアルキル、 03−2゜シクロアルキルCl−1゜アルキル、ヘテロアリールCl−20アル キル、 C2−2゜アルケニルC1−2゜アルキル、ハロC1−!。アルキル、 Cl−1゜アルキルオキシカルボニルC+−tOアルキル、01−2゜アルキル オキシC3−2゜アルキル、カルボキシルC+−Z。アルキル、 Cl−14アリールカルポニルCl−14アリールC+−Z。アルキル、Cl− 20アルキルカルボニルC1−1゜アルキル、Cl−14アリールC7−2゜ア ルキルオキシカルボニルC+−tOアルキル、 ヘテロアリールC+−Z。アルキルオキシカルボニルC+−Z・アルキル、 ヒドロキシルC+−tOアルキル、 ハロヒドロキシルCI−2゜アルキル、CトリアリールC1−2゜アルキルオキ シ01−1゜アルキル、ヘテロアリールC3−2゜アルキルオキシCI−1゜ア ルキル、カルボキシルC1−2゜アルキル、 CI−2゜アルキルカルボニルCl−2゜アルキル、チオスルファトC+−tO アルキル、 式: (式中、n=Q〜19)のジアリールC1−2゜アルキル、式: (式中、n=l〜19)のトリアリールC1−2゜アルキル、C2−111アル ケニル、 C246アルケニルCll0アルキル1c ’t−soアルキニルCI−2゜ア ルキル、CS−+4アリール02−2゜アルキニルC1−2゜アルキル、ヘテロ アリールC2−20アルキニルC+−、。アルキル、Cl46アルキルチオC+ −Z。アルキル、CI−tOアルキルスルホニルCl1Oアルキル、又はC、− 2,アルキルスルフィニルC+−Z。アルキルであり:R4は、 CI−16アルキル1 C6アリール(ここでアリールは非置換であるか、R(ここでRはH,C,、ア ルキル、アリールC+−tOアルキルであり、アルキル基は非置換であるか又は 、ヒドロキシル、C1−、アルキルオキシ、カルボキシC,−1゜アルキルもし くはハロゲンで置換されている)で置換されているか、又はアミノ、モノC1− 4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミノ、モノC14アルキルアミノアリ ール、ジC1−4アルキルアミノアリール、ヒドロキシル、ハロC1−!@アル キル、カルボキサミド、ベンゾイル、CI−Z。アルキルオキシ、Cl−20ア ルキル、C2−20アルケニル、シアノ、ニトロ、アセタミドもしくはハロゲン で独立して直接置換された芳香族6員環から構成される単環式系である)、又は ヘテロアリールであり; R11はx>lのときには同一でも異なってもよく、H,C。
−12アルキル、ヘテロアリール又はC6−14アリールでありR6はZがNで あるときに存在し、独立してHlC,、。アルキルもしくはR3と同一であり、 又はR8と一緒になってこれらが結合したNと共にヘテロアリール環系を表し; R7又はR8は、H,CH3、C,H,、カルボキサミド、OH,OCH,、N O2、CN、F、R35RSO,R8O!。
R,N(式中、Rは同一でも異なってもよく、H,CI−、アルキル又はCa− +Oアリールから選択される)、C1、アセタミド、OC!H5、CF、、イソ プロピル、又はイソブチルであり、nは1〜1oであり、cI−20アルキル部 分は任意にR5で置換されており; YはO又はSであり; ZはN又はOであり; Xは1〜25の整数であり、破線は二重結合が任意に存在することを示すコ の化合物及び医薬的に許容可能なその塩に関する。
有利には、本発明は下式: 式中、 (但しR2=H,Y=O1Z=Nであり且つ5αHが存在するとき、Ra及びR 3はHlC,−、アルキル、C3−@シクロアルキル、フェニルから独立して選 択できず、又はこのときR6とR3は一緒になって隣接するNと共にO又はNか ら選択される1個までの他のへテロ原子を含む5〜6員環を形成する)、又は あり、nは1〜10であり、Cl−20アルキル部分は任意にR5で置換されて いる)のcg−+4アリールC1−2゜アルキル、式: (式中、XはOlS又はNRであり、n=1〜20である)のへテロアリールC l−2゜アルキル、式: −(CHz)、s (0)、−R’ (式中、R1は CHl、C2H5、Cs Ht、C4H,、イソプロピル、イソブチル、5eC −ブチル、t−ブチル、イソペンチル、ネオペンチル又はイソヘキシルであり、 nは1〜15であり、p=0〜2である)のCl−2゜アルキルスルホニルC8 −1゜アルキル、Cl−20アルキルチオC1−1゜アルキル、又はCI−Z。
アルキルスルフィニルC+−20s 式: (式中、R’OはCH8、czi−ts、C,H,、C,H@又はC,H目であ り、n=1〜20である)のCト:。アルキルオキシカルボニルC,−,。アル キル、 式: %式% (式中、n=1〜20)のカルボキシルCl−1゜アルキル、式: %式% (式中、n=1〜20、m=0〜19)のCt−weアルキルカルボニルCl− 2゜アルキル、 式: −(CH2)、−(シクロアルキル)(式中、シクロアルキル部分は炭素 原子数20個までの単環式、2環式又は多環式炭化水素であり、環は任意にR1 で置換され、n=1〜20である)のC31゜シクロアルキルC,−,・アルキ ル、式: (式中、R7及びR8は上記と同義であり、n=1〜20である)のアリールC 1−2゜アルキルオキシカルボニルアルキル、 式: (式中、ヘテロアリールは上記と同義であり、n=1〜20である)のへテロア リールC+−Z。アルキルオキシカルボニル式: (CH2)− CH2X ( 式中、XはBr,CISF又は■であり、nは1〜19である)のノ)ロClー Illアルキル、 式: − (CH.)、CH20H (式中、n=1 〜19)のヒドロキシル C1−2。アルキル、 式; (式中、n=1〜18、q=Q〜18、n+q=o〜18であり、X=Br,C I、F又は!である)のノーロヒドロキシルC1−2。アルキル、 式: (式中、R7及びR8は上記と同義であり、nは1〜20である)のC 11− 14アリールC1−2。アルキルオキシCI−2。アル(式中、n=1〜20) のアリールカルボニルアリールC3−20アルキル、 式: (式中、n = O〜19 )のジアリールc+−goアルキル、式: (式中、n=1〜19)のトリアリールC+−Z・アルキル、式: (式中、n=1〜19、m=o〜18、m+n=Q〜18)のアリールc246 アルケニルであり;R4は、 CI−2゜アルキル、 C6アリール(ここでアリールは非置換であるか、R(ここでRはHSCI−6 アルキル、アリールC3−1゜アルキルであり、アルキル基は非置換であるか又 は、ヒドロキシル、C1−8アルキルオキシ、カルボキシC@−1゜アルキルも しくはハロゲンで置換されている)で置換されているか、又はアミノ、モノCl −4アルキルアミノ、ジC1−,アルキルアミノ、モノCI−4アルキルアミノ アリール、ジC1−4アルキルアミノアリール、ヒドロキシル、ハロC1−tl +アルキル、カルボキサミド、ベンゾイル、C1−1゜アルキルオキシ、C,− 20アルキル、C210アルケニル、シアノ、ニトロ、アセタミドもしくはハロ ゲンで独立して直接置換された芳香族6員環から構成される単環式系である)、 又はヘテロアリールであり; R8はx>lのときには同一でも異なってもよく、H又はCl−11アルキルで あり; R6はZがNであるときに存在し、独立してH,C,、。アルキルもしくはR3 と同一であるか、又はR3と一緒になってこれらが結合したNと共にヘテロアリ ール環系を表し;Yは0又はSであり; ZはN又はOであり; Xは1〜10の整数であり、破線は二重結合が任意に存在することを示す] の化合物及び医薬的に許容可能なその塩に関する。
本発明は特に、アンドロゲン脱毛症、尋常性痙癒、脂漏症及び女性多毛症のアン ドロゲン過剰症状の局所及び/又は経口投与による治療方法、並びに本発明の新 規化合物の経口又は非経口投与による前記全症状及び良性前立腺肥大、前立腺炎 の治療方法、前立腺癌の予防及び/又は治療方法に関する。
本発明は更に、本発明の新規治療方法で使用するために適切な局所、経口及び非 経口医薬製剤にも関する。
発明の詳細な説明 本発明は、尋常性痙癒、脂漏症、女性多毛症、男性及び女性パターン禿頭症、良 性前立腺肥大、前立腺炎、アンドロゲン脱毛症を含む種々のアンドロゲン過剰症 状を治療するためにテストステロン5α−レダクターゼ阻害剤として有用な、新 規4−アザステロイド尿素、チオ尿素、カルバメート及びチオカルバメート並び にその医薬組成物と、前立腺癌の予防及び治療方法に関する。有利には、本発明 の化合物は5α−レダクターゼ1を選択的に阻害することにより頭皮疾患を治療 するために使用することができ、又は該化合物は前記疾患を治療するために5α −レダクターゼ1及び2の二重阻害剤として使用することができる。
本発明は式: 〔式中、 Aは、 (但しR”=H,Y=OSZ=NTあり且−’)5(lHが存在するとき、R・ 及びR3はHSC+−aアルキル、03−。シクロアルキル、フェニルから独立 して選択できず、又はこのときR@とR3は一緒になって隣接するNと共に0又 はNから選択される1個までの他のへテロ原子を含む5〜6員環を形成する)、 又は であり、 R’ ハH又1;k Cr −t。アルキルR1はH、メチル又はエチルであり ; R3はH,C1−2。アルキル、C fi−14アリール、ヘテロアリール%  C11−14アリールCi!。アルキル、ヘテロアリールC1−20アルキル、 cM−2。シクロアルキル、C2−2。シクロアルキルC140アルキルNC! −2・アルケニルCl−1・アルキル1 ′ハロCヨー2。アルキル、CI−2 。アルキルオキシCI−1@アルキル、cl−meアルキルオキシカルボニルC I−1@アルキル、C1−meアルキルチオCI−211アルキル、CI2・ア ルキルスルホニルC1−2。アルキル、CI−fi。アルキルスルフィニルC+ −tOアルキル、カルボキシCI−Illアルキル、C.−、4アリールカルボ ニルアリールC1−、。アルキル、cl−*sアルキルカルボニルC14。アル キル、cl−14アリールC+−Z。アルキルオキシカルボニルC I−211 アルキル、ヘテロアリールC+−*・アルキルオキシカルボニルCI−20アル キル、ハロCl−IIアルキル、ヒドロキシC1−、。アルキル、ハロヒドロキ シルCI−111アルキル、C6−14アリールCl−111アルキルオキシC ト意・アルキル、ヘテロアリールCI−1。アルキルオキシCt−t。アルキル 、ジアリールC I−1。アルキル、トリアリールCl−!・アルキルSc!− 211アルケニル、C1−111アルケニルCl−1。アルキル、C2−tea アルキニルc,−z.アルキルミc,ー14アリールC246アルキニルC I −2。アルキル、又はヘテロアリールCI10アルキニルCl−20アルキルで あり;R4は、H,C.2。アルキル、ヘテロアリール、又はC・−。
4アリールであり; R8はx>lのときには同一でも異なってもよく、HSC。
−20アルキル、ヘテロアリール又はC@−14アリールでありR6はZがNで あるときに存在し、Hもしくはcl−2。であるか、又はR3と一緒になってこ れらが結合したNと共にヘテロアリール環系を表し; YはO又はSであり; ZはN又はOであり: Xは1〜25の整数であり、破線は二重結合が任意に存在することを示す] の化合物及び医薬的に許容可能なその塩に関する。
本発明の化合物の代表例は、式: の化合物である。好適態様によると、R1はH又はCHsであり得、Aは表1に 示す通りであり得る。表1には夫々の側鎖の隣りに特定の代表的化学名も示し、 1位が飽和であるか不飽和であるかを明示する。有利には、R1はCHsであり 、Aは表1に示す通りであり、1位は飽和されている。
特に指定しない限り、17位置換基はβ配置上に位置すると仮定される。
表1 4−メチル−20−(N’−メチルウレイド)−17−(N’−t−ブチルウレ イドメチル)−4−メチル−5α−4−アザアンドロスト−1−メチル−5α− 4−アザアントロスタン−3−オン 4−メチル−17−(N’−フェニルウレイドメチル)−5α−4−アザアンド ロスト−1メチル)−5α−4−アザアントロスタン−3−オン 4−メチル−17−(N’−n−プロピルウレイドメチル)−5α−4−アザア ンドロストトメチル)−5α−4−アザアントロスタン−3−オン 4−メチル−17−(N’−n−オクチルウレイドメチル)−5α−4−アザア ントロスタン−3−オン 4−メチル−17−(N−メチルウレイド)−4−メチル−17−(N’−メチ ルウレイド)−5α−4−アザアントロスタン−3−オン4−メチル−17−( N−フェニルウレイド)−5α−4−アザアントロスタン−3−オン17−(N −t−ブチルウレイド)−4−メチル−5α−4−アザアンドロスト−1−エン 17−(N−イソプロピルウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザアン トロスタン−3−オン 4−メチル−17β−(N’−n−プロビルウシ4−メチル−17β−(N−n −プロピルウレイドメチル)−5α−4−アザアンドロスト−1−エン−3−オ ン 4−メチル−17β−(N’−n−オクチルウレイドメチル)−5α−4−アザ アントロスタン−3−オン 4−メチル−17β−(N’−フェニルウレイド)−5α−4−アザアントロス タン−3−オン 17β−(N’−イソプロピルウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザ アンドロスト−1−エン−3−オン ボニルアミノメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレグン−1−エン−3− オン17β−((イミノジベンズ−5−イル)−カオン 17β−(イソブチルオキシカルボニル(16) アミノメチルリン−4−メチ ル−5α−4−アダマンチル)−4−メチル−5α−4−アザアンドロスト−1 −エン−3−オン 以下の化合物も本明細書に記載する手順に従って製造することができる。
20−(エトキシカルボニルアミノ)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン −3−オン、 20−(ベンジルオキシカルボニルアミノメチル)−5α−4−アザプレグナン −3−オン、 4−メチル−17β−(N−オクタデシルウレイドメチル)−5α−4−アザア ントロスタン−3−オン、 17β−(N−ベンジルウレイドメチル)−5α−4−アザアントロスタン−3 −オン、 4−メチル−17β−(N’−メチルウレイド)−5α−4−アザアントロスタ ン−3−オン、 4−メチル−17β−(インブチルオキシカルボニルアミノ)−5α−4−アザ アントロスタン−3−オン、17β−(N’−(2−エチルフェニル)ウレイド メチル)−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、 17β−(N−アリルウレイド)−4−メチル−5α−4−アザアンドロスクン −3−オン、 2O−(N’−(3−クロロフェニル)ウレイド)−5α−4−アザプレグナン −3−オン、 4−メチル−20−(N−フェニルウレイド)−5α−4−アザプレグナン−3 −オン、 2O−(N’ −p−トリルウレイドメチル)−5α−4−アザプレグナン−3 −オン、 17β−(N’ −(2,3−ジクロロフェニル)ウレイドメチル)−4−メチ ル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、17β−(N’−(4−フルオ ロフェニル)ウレイド)−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、 2O−(N’−(2−エトキシフェニル)ウレイドメチル)−4−メチル−5α −4−アザプレグナン−3−オン、17β−(N’−(3−メトキシフェニルウ レイド)−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、 4−メチル−17β−(N’−(ナフト−2−イル)ウレイドメチル)−5α− 4−アザアントロスタン−3−オン、4−メチル−17β−(N’−チアゾール −2−イルウレイドメチル)−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、4− メチル−20−(N’−チェシー2−イルメチルウレイド)−5α−4−アザプ レグナン−3−オン、 17−(N’−(アダマント−1−イル)チオウレイドメチル)−4−メチル− 5α−4−アザアントロスタン−3−オン、4−メチル−17−N−(N’ − 4−()リフルオロメトキシ)フェニル)−5α−4−アザアントロスタン−3 −オン、及び17−((1−アダマンチルオキシ)カルボニルアミノメチル)− 5α−4−メチル−4−アザアントロスタン−3−オン並びに対応する1−エン 誘導体。
テストステロン5α−レダクターゼ阻害剤の合成図式1は本発明の化合物を製造 するために使用される中間体オキシム及びアミンの合成を示す。
(す (1) (2゜ 図式1 4−メチル−3−オキソ−5α−4−アザアントロスタン−17カルボキサルデ ヒド、ヒドロキシルアミン塩酸塩、無水ピリジン及び無水エタノールの撹拌混合 物を窒素雰囲気下で6〜7時間静かに還流する。冷却後、水冷混合物を撹拌下に やや過剰量の冷希塩酸で希釈する。次に懸濁液を約20分間熟成させ、濾過、水 洗及び脱水し、化合物1を得る。
アミン(2)に完全に還元したことがクロマトグラフィー分析(TLC)により 確認されるまで、オキシム(1)、エタノール、氷酢酸及び水の混合物を二酸化 白金(PtO2)の存在下で還元する。濾過した反応混合物を減圧下に濃縮し、 得られた残渣をクロロホルム(CHCl3)に溶解し、新鮮な精成酸水素ナトリ ウム溶液で洗う。次にクロロホルム相を硫酸ナトリウム(Na2SO4)で脱水 する。
得られたCHCl、溶液を濃縮後、残渣にヘキサン/エーテルを加えて粉砕し、 2を白色固体として得る。
下記アミン(3〜9)は上記方法に従って指定化合物を容易に製造することがで きる。
17−アミノメチル−5α−2−4−アザアントロスタン17−アミノ−4−メ チル−5α−2−4−アザアントロスタン−3−オン 17−アミノ−5α−2−4−アザアントロスタン−3−20−アミノ−5α− 4−アザプレグナン−3−オン図式1に示すように、中間体として有用なオキシ ムは、4−アザステロイドアルデヒド又はケトンをヒドロキシルアミン塩酸塩と 反応させ、対応するオキシムを形成することにより容易に製造することができる 。得られたオキシムをその後、水素(R2)及び二酸化白金(PtOx)又は他 の適切な還元剤で還元し、夫々のアミンを得る。生成物尿素又はチオ尿素を例え ばアルキルハロゲン化物で更にアルキル化し、対応するR2アルキル化合物を得 ることもできる。
図式2は化合物17−(N’−t−ブチルウレイドメチル)−4−メチル−5α −4−アザアントロスタン−3−オンの合成を示し、アミンを置換イソシアネー トと反応させる本発明の化合物の基本的合成を表す。
室温(25℃)の乾燥ベンゼン中の化合物2の撹拌溶液に、t−イソブチルシア ネート又は適切なイソシアネートを加える。12〜14時間撹拌後、ベンゼンを 除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、EtOAc)精製 し、10を白色固体として得る。図式2に示すように、本発明に記載する4−ア ザステロイド第1又は第2アミンを所望の置換イソシアネート(例えばt−ブチ ルイソシアネート)と反応させ、目的ウレイド誘導゛体を得る。
代表的な置換イソシアネートとしては、R1−N=C=0(式中、R3はHSC Ii。アルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールC1−1゜アルキル、C l−1゜シクロアルキル、Cl−2゜シクロアルキルC,−,。アルキル、ヘテ ロアリールC1−2゜アルキル、Cl−2゜アルケニルCl−2゜アルキル、) )口CI−1゜アルキル、Cl−1゜アルキルオキシC,−、、アルキル、Cl −2゜アルキルカルボニルC+−Z。アルキル、Cl−1゜アルキルオキシカル ボニルC1−1゜アルキル、アリールC1−1@アルキルオキシカルボニルC+ −t。アルキル、ヘテロアリールC1−2゜アルキルオキシカルボニルCIdl lアルキル、ヒドロキシC,−、、アルキル、アリールC3−8゜アルキルオキ シCI−!@アルキル、ヘテロアリールC1−2゜アルキルオキシC3−2゜ア ルキル、アリールカルボニルアリールCt−S。アルキル、ジアリールCl−1 0アルキル、トリアリールCl−1゜アルキル、C2−□。アルケニル、Cl− 2゜アルケニルC1−2゜アルキル、C2−3゜アルキニルCl−2゜アルキル 、アリールC2−10アルキニルC1−211アルキル、ヘテロアリールC!− 3゜アルキニルCト20アルキル・Cl46アルキルチオCl1ftアルキルア ルキルスルホニルC,−、。アルキル、又はCli@アルキルスルフィニルC  I−2。アルキルである)が挙げられる。R3は更に、−t−ブチル、3−チェ ニル、−2−チェニル、−11−(イソプロピルチオ)ウンデシル、−7−(カ ルボメトキシ)へブチル、−(4−イソブチルベンゼン)エチル、−7−(カル ボキシ)へブチル、−アセチルメチル、=1−アダマンチルメチル、−2−チェ ニルメチル、−2−(カルボベンジルオキシ)エチル、−3.4−ジメトキシフ ェニルメチル、−フェニル、−5−ブロモペンチル、−11−ヒドロキシウンデ シル、−1−(4−ニトロフェニル)エチル、−イソプロピルチオメチル、−ベ ンジルオキシメチル、−カルボメトキシメチル、−ジフェニルメチル、−トリフ ェニルメチル、−2−フリル、4−イソプロピルフェニル、シクロヘキシルメチ ル、4−メチルシクロヘキシル、3− (3−インドリル)プロピル、3−イン ドリルメチル、4−イソブチルベンジル、4−ニトロベンジル、3−アセタミド メチル、4−エトキシベンジル、ヘキサデシル、ステアリル、3.5−ビス(ト リフルオロメチル)、3−シアノベンジル、ヘプタフルオロプロピル、4−ベン ゾイルベンジル、5−ベンズトリアゾリル、3.5−ジフルオロベンジル、ビス (4−イソプロピルフェニル)メチル、2−ヒドロキシベンジル、メチル、アリ ル、n−プロピル、n−オクチル、イソプロピル、イソブチル、エチル、ベンジ ル、オクタデシル、2−(エチル)フェニル、3−(クロロ)フェニル、4−  (メチル)フェニル、2。
3−(ジクロロ)フェニル、4−(フルオロ)フェニル、3−(メトキシ)フェ ニル、2−(エトキシ)フェニル、2−(ナフチル)、もしくは2−チアジンル 又は実施例に特定する基からも選択される。
本発明に開示する第1又は第2アミンを式R”−N=C=Sのチオイソシアネー トと反応させ、本発明の化合物を得ることもできる。更に、図式3に示すように 、本発明に記載の第1又は第2アミン(例えば2)を活性化エステル又はチオエ ステル(例えばクロロホルメート)と反応させ、本発明の化合物を得ることもで きる。R3は上記と同義である。
置換イソシアネート又はチオイソシアネートは公知合成方法により容易に製造す ることができる。例えば、ホスゲン又はチオホスゲンを適切な第1アミンと反応 させてクロロホルムアミド又はクロロスルファミドを得、HCIを除去して夫々 の置換イソシアネート又はチオイソシアネートを形成することができる。イソシ アネート及びチオイソシアネートの製造については、Patai、”The C hemistry of Cyanates and their thio  Derivatives、”pt 2゜Wi Iey、New York、pp 619−818及び1003−1221 (1977)を参照されたい。更に、 本発明の化合物を製造するために使用した多数のイソシアネート、チオイソシア ネート、エステル又はチオエステルは市販されており、又は市販化合物から容易 に製造することができる。
本発明の尿素、チオ尿素、カルバメート及びチオカルバメートは図式2及び3に 示す基本手順に従って容易に得られる。更に、化合物2をアミン(4)で置換し 、t−ブチルイソシアネートと反応させ、17−(N’−t−ブチルウレイド) −4−メチル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン(11)を得ることが できる(図式4)。
図式2について記載した条件下で化合物6をメチルイソシアネートと反応させる と、4−メチル−20−(N’ −メチルウレイド)−5α−4−アザプレグナ ン−3−オン(12)が得られる(図式5)。
図式2について記載した条件下で化合物2をフェニルイソシアネートと反応させ ると、4−メチル−17−(N’−フェニルウレイドメチル)−5α−4−アザ アントロスタン−3−オン(13)が得られる(図式6)。
更に、公知合成法により1.2位を脱水素し、本発明の1−エン誘導体を容易に 生成することができる。米国特許第5,061,802号及びDollingら 、J、Am。
Chem、Soc、、110.3318−19 (1988)を参照されたい。
図式7.8及び9は本発明の化合物の製造方法を更に説明するものである。図式 7では、公知合成法により得た出発4−アザステロイドアルデヒド又はケトン( xrv)を反応させてオキシムX■を形成し、アミンXVIに還元し、置換イソ シアネート、置換チオイソシアネート、活性化エステル又はチオエステルと反応 させ、X■を形成する。
図式8では公知合成法により製造した一般的な4−アザステロイド(X■)を使 用して同様の手順を繰り返し、オキシム(XIX)を生成し、アミンXXに還元 し、置換イソシアネート、置換チオイソシアネート、活性イヒエステル又は千オ ニステルと反応させ、Xx[を形成する。
図式9では同様に周知合成法により製造した一般的な4−アザステロイドX■を 反応させてオキシムxX■を形成し、更に還元してアミンXXIVとし、置換イ ソシアネート、置換チオイソシアネート、活性化エステル又はチオエステルと反 応させ、XXvを形成する。
本発明で使用した出発物質4−アザステロイドケトン+2、周知合成法により図 式10に示す基本手順に従って製造することができる。
以下、実施例により本発明の化合物の合成を更に説明する。
タン−17−カルボキサルデヒドオキシム4−メチル−3−オキソ−5α−4− アザアントロスタン−17−カルボキサルデヒド(0,952g、3.0mM) 、ヒドロキシルアミン塩酸塩(1,Log、15.8mM) 、無水ピリジン( 6mL)及び無水エタノール(12mL)の撹拌混合物を窒素雰囲気下で6.3 時間静かに還流した。冷却後、水冷混合物を撹拌下にやや過剰量の冷希塩酸(約 0.3N)で希釈し、懸濁液を約20分間熟成させ、濾過、水洗及び乾燥し、0 .855gの(1)を得た。MS M“ C2゜HszN*Ozの計算値332 .48、実測値m/e332゜ TLC分析により還元の完了が確認されるまで、(1)(0,67g、2.0m M) 、−1−タノール(100mL)、氷酢酸(8mL)及び水(4mL)の 混合物を、水素雰囲気下(40p、s、t、)で室温でPtO!の存在下に還元 した。濾過した反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣をクロロホルムにとり、クロ ロホルム溶液を新鮮な希酸酸水素ナトリウム溶液で洗い、脱水(Na*5O4) した。濾過したクロロホルム溶液を濃縮後、少量のエーテルを含有するヘキサン を加えて得られた残渣を粉砕し、(2)をオフホワイト固体として得た。
MS MH” C,。H34N10の計算値318.49、実測値m/e319 ゜ 以下のアミンは上記手順を使用して対応するカルボニル化合物から得られるアミ ンの代表例である。
3)17−アミノメチル−5α−4−アザサアンドロスタンー3−オン。
4)17−アミノ−4−メチル−5α−4−アザサアンドロスクンー3−オン。
5)17−アミノ−5α−4−アザアントロスタンー36)20−アミノ−4− メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン。
7)20−アミノ−5α−4−アザプレグナン−3−オン。
8)20− (アミノメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3− オン。
9)20− (アミノメチル)−5α−4−アザプレグナン室温の乾燥ベンゼン (8mL)中の(2)(0,064g、0.2mM)の撹拌溶液にt−ブチルイ ソシアネート(0,035mL、0.3mL)を約0,5分間かけて滴下した。
−晩撹拌後、ベンゼンを減圧下に除去し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー (シリカゲル、溶離剤として酢酸エチル)にかけ、(10)を白色固体として得 た。
MS M” CzsH*5NsOzの計算値417.64、実測値m/e417 ゜ 一5α−4−アザアントロスタン−3−オン上記実施例の(2)の代わりに(4 )を使用し、(11)を白色固体として得た。
MS M” CznH4+N5O2の計算値403.61、実測値m/e405 ゜ 実施例(10)の条件下で(6)をメチルイソシアネートと反応させ、(12) を白色ろう状固体として得た。
MS M“ CzsHsoN so 2の計算値389.58、実測値m/e3 89゜ 13)4−メチル−17−(N’ −フェニルウレイドメチ□ ル)−5α−4−アザアントロスタン−3−オン実施例(10)の条件下で(2 )をフェニルイソシアネートと反応させ、(13)を白色固体として得た。
MS MH” C2tHseNsOxの計算値437.40゜実測値m / e  438゜ 上記基本手順に従って製造した実施例14〜21により、本発明を更に説明する 。
14)4−メチル−17β−(N’ −n−プロビルウレイトメチル)−5α− 4−アザアントロスタン−3−オンMS MH“ CxaHalNsOzの計算 値403.40、実測値m/e404゜ MS MH” cts+(□N、O□の計算値473.49、実測値m/e47 4゜ MS MH” CzsHsyNs02の計算値423.52、実測値m/e42 4゜ MS MH“ C2aHa+NsO*の計算値403.61、実測値m/e40 4゜ MS MH″″ C2□H4yNso*の計算値445.35、実測値m/e4 46゜ アミノメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレグナンMS MHz” Cs 7HC57H4*の計算値567.82、実測値m/e569゜ MS MHz” Cs5H<5Nsozの計算値539.74、実測値m/e5 41゜ MS MH” CzsH4zNzOsの計算値418.62、実測値m/e41 9゜ 表2は上記実施例のNMRデータを示す。
表2 NMRデータ(ppm) 実施例 核間メチル その他 0.86 20 0.61 、 O,882,92(−4−NC113)21 0.66、  O,RR2,92(−4−NC1i3)上記化合物以外に、本明細書に記載の 方法に従って以下の化合物も製造した。
17β−(N’ −(アダマント−1−イル)チオウレイドメチル)−4−メチ ル−5α−4−アザアントロスタン−3−オン、 17β−((1−アダマンチルオキシ)カルボニルアミノメチル)−5α−4− メチル−4−アザアントロスタン−3−オン、及び 4−メチル−17β−(N’ −(4−()リフルオロメトキシ)フェニル)) −5α−4−アザアントロスタン−3−オン。上記実施例及び請求項に記載の化 合物の各々の1−エン−3−オン化合物は周知合成法に従って容易に製造するこ とができる。
上記実施例は非限定的であり、本発明に記載の方法に従って適切なアシル化剤、 インシアネート又はチオイソシアネートに容易に置換え、記載のアザステロイド アミンと反応させ、本発明の尿素、チオ尿素、カルバメート及びチオカルバメー トを形成することができる。以下の定義は本発明を更に説明するものである。
「医薬的に許容可能な塩」なる用語は、一般に遊離塩基と適切な有機又は無機酸 により製造される本発明の化合物の非毒性塩を意味する。代表的な塩としては、 酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスパラギン酸塩、ベンゼンスルホン酸 塩、安息香酸塩、炭酸水素塩、硫酸水素塩、硼酸塩、酪酸塩、樟脳スルホン酸塩 、炭酸塩、樟脳酸塩、塩化物、クエン酸塩、フマル酸塩、グルコヘプタン酸塩、 グルコン酸塩、グルタミン酸塩、グリセロールリン酸塩、臭化水素酸塩、塩酸塩 、ヨウ化水素酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マンデ ル酸塩、メシル酸塩、メチル臭化物、メチル硝酸塩、メチル硫酸塩、ムチン酸塩 、ナフタレンスルホン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、蓚酸塩を挙げることができ る。本発明は更に記載の化合物の全立体異性体、ジアステレオマー又はエナンチ オマーにも関する。
「医薬的に有効な量」なる用語は、研究者、臨床医又は内科医が要求する組織、 器官系又は動物の生物学的又は医学的応答を誘発する薬剤の量を意味する。
「アリール」なる用語は、非置換であるか又はRで置換された芳香族6員環から 構成される単環式又は多環式系を意味し、RはH,Cl−aアルキル又はアリー ルC1−2゜アルキルとして定義され、前記アルキル基は非置換であるか又は、 Cl−Sアルキルオキシ、アミノ、モノ及びジC1−4アルキルアミノ、cI− 4アルキルチオ、Cl−4アルキルスルフイニル、Cl−4アルキルスルホニル 、カルボキシCl−1@アルキル、ヒドロキシもしくはハロゲンにより置換され ている。
「アリール」なる用語は更に、芳香族炭素原子に直接結合したC6−2゜アルキ ル、ヒドロキシル、cl−!lアルキルオキシ、ハロC1−2゜アルキル、ベン ゾイル、シアノ、ニトロ、カルボキサミド、アセタミド、C!−Illアルケニ ル及びハロゲンを独立して有するか又は明細書中に他に定義するような前記芳香 族系も包含する。アリールなる用語は特にフェニル、ナフチル及びアントラセニ ル又はビフェニルを含む。
「ヘテロアリール」なる用語は、NSO又はSから選択される1、2.3又は4 個のへテロ原子を含み、非置換であるか又は、上記R基もしくは芳香族炭素原子 に直接結合したヒドロキシル、cI−2゜アルキルオキシ、cl−1゜アルキル 、C24゜アルケニル、ハロC1−tOアルキル、ベンゾイル、シアノ、ニトロ 、カルボキサミド、アセタミド及びハロゲンで置換された芳香族5又は6員環か ら構成される単環式炭素原子とN、0及びSからなる群から選択される1〜3個 のへテロ原子とから構成され、窒素及び硫黄へテロ原子が任意に酸化され得、窒 素へテロ原子が任意に第4級化され得る飽和又は不飽和単環式5〜7員環のよう な複素環種を含むと定義され、更に、分子の一部が芳香族となるように前記複素 環がベンゼン環に縮合した2環式基も含む。複素環種又は要素の例としては、ピ ペリジニル、ピペラジニル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル 、2−オキソピロリジニル、2−オキソアゼピニル、アゼピニル、ピロリル、4 −ピペリドニル、ピロリジニル、ピラゾリル、ピラゾリジニル、イミダゾリル、 イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピ リダジニル、オキサシリル、オキサゾリジニル、インキサゾリル、イソキノリニ ル、モルホリニル、チアゾ1ノル、チアゾリジニル、イソチアゾリル、キヌクリ ジニル、イソチアゾリジニル、インドリル、キノリニル、イソキノリニル、ベン ズイミダゾリル、チアジアゾリル、ベンゾピラニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾ キサゾリル、フリル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、チェニル、 ベンゾチェニル、チアモルホリニル、チアモルホリニルスルホキシド、チアモル ホリニルスルホン、及びオキサジアゾリルが挙げられる。各実施例に列挙したヘ テロアリール及び複素環種は明らかに好適態様に含まれる。
「アルキル」なる用語は直鎖又は分枝鎖アルカンを意味する。
「アルケニル」なる用語は直鎖又は分枝鎖アルケンを意味する。
「アルキニル」なる用語は直鎖又は分枝鎖アルキンを意味する。
「アリールアルキル」なる用語は上記アリール部分と上記アルキル部分を含むも のとする。
「ヘテロアリールアルキル」なる用語は上記へテロアリール部分と上記アルキル 部分を含むものとする。
rC+−−J (式中、nは1〜20又は2〜20の整数であり得る)なる表記 は、夫々アルキル基又は置換基及びアリールアルキル又はヘテロアリールアルキ ル単位のアルキル部分に関する。更に、シクロアル舟ル置換基、アルケニル基、 アリール基又はアルキニル基にも関する。
「ハロゲン」なる用語は、フッ素、塩素、ヨウ素及び臭素を含む。
「オキシ」なる用語は酸素(0)原子を意味する。
「チオ」なる用語は硫黄原子を意味する。
本明細書に記載する図式及び実施例において、種々の試薬の記号は以下の意味を 有する。
pto、=二酸化白金 TLC=薄層クロマり′グラフィー Na*5O4=硫酸ナトリウム DMAP=4− (ジメチルアミノ)ピリジンDCC=N、N’ −ジシクロへ キシルカルボジイミド。
以上の実施例は本発明の代表的態様の例示であり、本発明の範囲又は概念を制限 するものではない。
記載したR2値は標準薄層クロマトグラフィーシリカゲルプレートで測定した。
使用した溶離溶剤系をR7値の後の括弧内に示す。
質量スペクトル値はFAB即ち高速原子衝撃又は電子衝撃(El)として測定し 、(M)、(M+1)又は(M+2)、即ち分子量MW又はMW+lもしくは2 原子単位のいずれかの分子イオンビークとして示す。
核磁気共鳴データはcDc13中で2oo又は4ooMHzで測定し、実施例の 最後に各化合物の固有陽子値にっいて示す。
4−N−X類似体(XはOH,NH,又は5CHsである)も本発明の範囲に含 まれる。4−N−OH及び4−N−NH2誘導体は、本明細書に記載の出発物質 アントロスタンのセコ酸環Aの閉環に際して、Rasmussonら著J。
Med、Chem、29.2998−2315 (1986)におけるメチルア ミンの代わりに夫々ヒドロキシルアミン又はヒドラジンを使用することにより製 造することができる。更に、飽和4−N−Hアントロスタンのアニオン(該アニ オンは水素化ナトリウムにより4−N−H前駆物質から生成される)と塩化メチ ルスルフェニルとを反応させ、対応する4−N−5−CHs誘導体を製造するこ とができる。従って、4N位上の置換基Rは更に0HSNHz及び5CHsを含 む。
本発明は本発明の新規治療方法で使用するのに適切な局所、経口及び非経口医薬 製剤を提供することを目的とする。
例えば良性前立腺肥大、前立腺炎の治療、並びに前立腺癌、アンドロゲン過剰症 状の治療及び予防に使用する活性成分として本発明の化合物を含有する組成物は 、全身投与を目的として従来の賦形剤に配合した広範囲の治療剤形で投与するこ とができ、例えばタブレット、カプセル、溶液もしくは懸濁液として経口投与に より、又は注射により投与することができる。製剤の1日投与量は0.5〜1. 000mg/成人/日の広い範囲をとり得る。組成物は、治療すべき患者の症状 にあわせて用量を調節できるように活性成分0.5.1.0.2.5.5.0. 10.0.15゜0.25.0及び50.0mgを含有する計量錠剤として提供 するのが好ましい。薬剤の有効量は通常、約0.002mg〜約50 m g  / k g体重/日の用量レベルである。
好ましくは、用量範囲は約0.01mg〜7mg/kg体重/日である。これら の用量は製剤の毒性量を十分下回る。
脱毛症、尋常性m癒、脂漏症、女性多毛症の治療には、局所、経口又は非経口投 与に適した医薬的に許容可能なキャリヤーと共に活性化合物を含有する医薬組成 物として本発明の化合物を投与する。
これらの局所医薬組成物は皮膚塗布に適したクリーム、軟膏、ゲル又はエアゾー ル製剤の形態であり得る。本発明の化合物を含有するこれらの局所医薬組成物は 通常、賦形剤約95%と混合した約0.1〜15%、好ましくは約5%の活性化 合物を含有する。
本発明の化合物は、タブレット、カプセル(各々時限放出製剤及び徐放製剤を含 む)、ピル、散剤、顆粒剤、エリキシル剤、チンキ剤、懸濁液、シロップ及びエ マルジョンのような経口剤形で投与することができる。また、いずれも医薬分野 で当業者、に周知の剤形を使用して静脈内(丸環及び浸剤の両方)、腹腔内、皮 下又は筋肉内に投与することもできる。有効且つ非毒性量の所望の化合物を5α −レダクターゼ剤として使用することができる。
本発明の化合物を使用する投与方法は、患者のタイプ、種類、年齢、体重、性別 及び医学的症状;治療すべき症状の重度;投与経路;患者の腎及び肝機蛯;並び に使用する特定化合物又はその塩を含む種々の因子に従って選択される。通常の 知識を有する医師又は獣医師であれば、症状の進行を予防、阻止又は抑制するた めに必要な薬剤の有効量を容易に決定及び処方することができよう。無毒性で効 力を生じる範囲内の薬剤濃度に最適精度で達するには、標的部位に対する薬剤利 用率の動態に基づ(規範が必要である。
このためには、薬剤の分布、平衡及び***を考慮する必要がある。
適応症に使用する場合の本発明の経口用量は、有利には本発明の化合物を1日1 回投与するか、又は1日の合計用量を1日に2.3又は4回に分けて投与する。
更に、本発明の好適化合物は適切な鼻腔内賦形剤の局所使用により鼻腔内削形で 投与してもよいし、当業者に周知の経皮パッチ剤形を使用して経皮経路で投与し てもよい。経皮送達系として投与する場合は、薬剤投与は当然のことながら投与 期間を通して断続的でなく連続的となる。
本発明の方法において、明細書に詳細に記載する化合物は活性成分の形態をとる ことができ、一般に所期投与形態(即ち経口用タブレット、カプセル、エリキシ ル剤、シロップ等)を考慮して適切に選択され且つ従来の医薬プラクティスに合 致する適切な医薬的希釈剤、賦形剤又はキャリヤー(本明細書中では「キャリヤ ー」物質と総称する)との混合物として投与される。
例えば、タブレット又はカプセル形態で経口投与するには、有効薬剤成分をエタ ノール、グリセロール、水等のような医薬的に許容可能な経口非毒性不活性キャ リヤーと組み合わせることができる。更に、所望又は必要に応じて適切なバイン ダー、滑剤、崩壊剤及び着色剤も混合物に配合することができる。適切なバイン ダーとしては澱粉、ゼラチン、天然糖類(例えばグルコース又はβ−ラクトース )、トウモロコシ甘味剤、天然及び合成ゴム(例えばアラビアゴム、トラガカン トゴム又はアルギン酸ナトリウム)、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレ ングリコール、ろう等が挙げられる。これらの剤形で使用される滑剤としては、 オレイン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、 安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウム等が挙げられる。崩壊剤 の非限定的な例としては、澱粉、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、キサ ンタンガム等を挙げることができる。
本発明の化合物は更に小粒径−軟膜小胞、大粒径−軟膜小胞及び多重層小胞のよ うなリポソーム送達系の形態で投与することもできる。リポソームはコレステロ ール、ステアリルアミン又はホスファチジルコリンのような種々のリン脂質から 形成することができる。
本発明の化合物は更に、化合物分子を結合した個々のキャリヤーとしてモノクロ ーナル抗体を使用することにより送達することもできる。本発明の化合物は更に 、標的にあった薬剤キャリヤーとしての可溶性ポリマーと結合することもできる 。このようなポリマーの例としては、ノ(ルミトイル残基で置換されたポリビニ ルピロリドン、ピランコポリマー、ポリヒドロキシプロピル、メタクリルアミド フェノール、ポリヒドロキシエチルアスパルタミドフェノール又はポリエチレン オキシドポリリシンを挙げることができる。
更に、本発明の化合物は薬剤を制御下に放出するのに有用な類の生物分解ポリマ ー(例えばポリ乳酸、ポリε−カプロラクトン、ポリヒドロキシ酪酸、ポリオル トエステル、ポリアセタール、ポリジヒドロビラン、ポリシアノアクリレート及 びヒドロゲルの架橋又は両親媒性ブロックコポリマー)と結合することができる 。
生物学的アッセイ ヒト前立腺及び頭皮5α−レダクターゼの調製フリーザーミルを使用してヒト組 織サンプルを微粉砕し、Pot ter−Elveh j emホモジナイザー を使用して0.25Mスクロースを含有する40mMリン酸カリウム、pH5, 5,5mM硫酸マグネシウム、25mM塩化カリウム、1mM弗化フェニルメチ ルスルホニル、1mMジチオトレイトール(DTT)中でホモジナイズした。1 ゜500xgで15分間ホモジネートを遠心分離することにより粗核ベレットを 調製した。粗液ペレットを2回洗い、緩衝液2容量に再懸濁した。再懸濁したペ レットにグリセロールを最終濃度20%まで加えた。酵素懸濁液を一80℃でア リコートとして凍結した。前立腺及び頭皮レダクターゼをこれらの条件下で保存 した場合、少なくとも4力月間安定であった。
5α−レダクターゼアッセイ 最終容量100μmに含まれる反応混合物は、40mM緩衝液(ヒト頭皮ではリ ン酸カリウム、pH6,5; ヒト前立腺5α−レダクターゼではクエン酸カリ ウム、pH5,5) 、0.3〜10μM”C−T (又はIH−T)、1mM  DTT及び500μM NADPHである。典型的には、前立腺ホモジネート 50〜100μg又は頭皮ホモジネート75〜200μgを加えることによりア ッセイを開始し、37℃でインキュベートした。10〜50分後、DHT及びT 各10μgを含有する70%シクロヘキサン=30%酢酸エチルの混合物250 μIで抽出することにより反応を停止した。水層と有機態をエツペンドルフマイ クロ遠心機で14.OOOrpmで遠心分離することにより分離した。有機層を 順相HPLC(70%シクロヘキサン:30%酢酸エチル1ml/min中で平 衡した10cm Whatman partis(15シリカカラム; 保持時 間DH76,8〜7.2分: アントロスタンジオール7.6〜8.0分; T 9.1〜9.7分)+::かけた。HPLCシステムはHitachi Mod e1655Aオートサンプラー、Applied Biosystems Mo delI 757可変UVデテクター及びRadiomatic Model  Al2O放射能アナライザーを備えるWaters Model 680 Gr adient Systemから構成した。HPLC溶離液をFlo 5cin t 1 (Radiomatic)1容量と混合することにより放射能流量検出 器を使用してTからDHTへの変換をモニターした。記載の条件下でDHTの生 成は少なくとも25分間線形であった。ヒト前立腺及び頭皮調製物で観察された ステロイドは、TSDHT及びアントロスタンジオールのみであった。
ベニガオザルプロトコル 本発明の化合物の毛髪成長促進効果を立証するために、ペニガオザルで以下のプ ロトコルを使用した。
Macaca 5peciosa種の雄ベニガオザル21匹を基線毛髪重量デー タに基づいて賦形剤対照及び薬剤処置群に割り当てた。各対照及び実験群の平均 基線毛髪成長を比較できるようにするためにはこの割り当て方法が必要である。
対照及び薬剤処置群は、 1、局所50 : 30 : 20賦形剤(N=6)2、経口5α−レダクター ゼ及び局所50 : 30 : 20賦形剤(N=5) 3、経ロプラシーボ(N=5) 4、賦形剤中5α−レダクターゼ(N=5)である。賦形剤はプロピレングリコ ール50%、エタノール30%及び水20%から構成した。この賦形剤中で10 0mM濃度の局所5α−レダクターゼを調製した。同一の5α−レダクターゼを サル1匹当たり0.5mgの用量で経口投与した。試験投与段階の直前に禿げか かった頭皮の中心1平方インチ(4本の入れ墨により指定)から毛髪を除去した 。この毛髪採取を処置開始前の基線毛髪成長決定とした。賦形剤及び賦形剤中の 5α−レダクターゼ約250μmを調製し、頭皮の入れ墨領域に局所投与した。
局所用量の投与と同時に、選択した5α−レダクターゼ及びブラシーボをサルに 摂取させた。20週間にわたり、各週7日、1日1回ずつサルに投与した。
試験投与期間を通して4週間隔で各サルを刺毛し、採毛及び計量した。(基線時 及びアッセイ中の)体重データをノンパラメトリックWj ] coxon1m 4n−和試験により分析した。差異は有意で、p<0.05であった。賦形剤、 ブラシーボ及び処置群の各週採取時点での毛髪重量データを基線からの変化とし て表した。4週毎の採取時点での群間の全体の差を示すために、データの順位に ついて統計分析を行つた。
以上、特定の好適態様について本発明を説明及び例示したが、発明の趣旨及び範 囲から逸脱することなく種々の変更、変形及び置き換えが可能であることが当業 者に理解されよう。例えば、上記本発明の化合物の適応症のいずれかについて治 療を受ける哺乳動物の応答の相異に応じて、上記好適用量以外の有効用量を適用 することができる。また、観察される個々の薬理的応答は選択される特定活性化 合物又は医薬キャリヤーの有無並びに、使用する製剤型及び投与方法に依存して 異なり、予想される結果のこのような相違は本発明の目的及び実施により予期さ れるものである。
従って、本発明は以下の請求の範囲のみに限定され、このような請求の範囲は妥 当な範囲内で広く解釈されるべきである。
フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号A61K 31158  AEJ 9454−4C(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,NE、SN。
TD、TG)、AU、BB、BG、BR,CA、CZ。
FI、HU、JP、KR,KZ、LK、MG、MN、MW、No、NZ、PL、 RO,RU、SD、SK、UA、 US FI (72)発明者 トールマン、リチャード・エルアメリカ合衆国、ニュージャー シイ・ 07059、ウオーレン、アッパー・ウオーレン・ウェイ・29

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼I [式中、 Aは、 (a)▲数式、化学式、表等があります▼,(b)▲数式、化学式、表等があり ます▼(但しR2=H、Y=O、Z=Nであり且つ5αHが存在するとき、R6 及びR3はH、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、フェニルから独立 して選択できず、又はこのときR6とR3は隣接するNと一緒になってO又はN から選択される1個までの他のヘテロ原子を含む5〜6員環を形成する)、又は (c)▲数式、化学式、表等があります▼であり、 式中、 R1はH、メチル又はエチルであり; R2はH又はC1−20アルキルであり;R3は、 H、 アミノ、 モノC1−4アルキルアミノ、 ジC1−4アルキルアミノ、 モノC1−4アルキルアミノアリール、ジC1−4アルキルアミノアリール、 C1−20アルキル、 C6−14アリール、 ヘテロアリール、 C6−14アリールC1−20アルキル、C3−20シクロアルキル、 C3−20シクロアルキルC1−20アルキル、ヘテロアリールC1−20アル キル、 C2−20アルケニルC1−20アルキル、ハロC1−20アルキル、 C1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、C1−20アルキル オキシC1−20アルキル、カルボキシルC1−20アルキル、 C6−14アリールカルボニルC6−14アリールC1−20アルキル、C1− 20アルキルカルボニルC1−20アルキル、C6−14アリールC1−20ア ルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、 ヘテロアリールC1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、 ヒドロキシルC1−20アルキル、 ハロヒドロキシルC1−20アルキル、C6−14アリールC1−20アルキル オキシC1−20アルキル、ヘテロアリールC1−20アルキルオキシC1−2 0アルキル、カルボキシルC1−20アルキル、 C1−20アルキルカルボニルC1−20アルキル、チオスルファトC1−20 アルキル、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=0〜19)のジアリールC1−20アルキル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=1〜19)のトリアリールC1−20アルキル、C2−20アルケ ニル、 C2−20アルケニルC1−20アルキル、C2−20アルキニルC1−20ア ルキル、C6−14アリールC2−20アルキニルC1−20アルキル、ヘテロ アリールC2−20アルキニルC1−20アルキル、C1−20アルキルチオC 1−20アルキル、C1−20アルキルスルホニルC1−20アルキル、又はC 1−20アルキルスルフィニルC1−20アルキルであり;R4は、 H、 C1−20アルキル、 C6アリール{ここでアリールは非置換であるか、R(ここでRはH、C1−6 アルキル、アリールC1−20アルキルであり、アルキル基は非置換であるか又 は、ヒドロキシル、C1−8アルキルオキシ、カルボキシC0−10アルキルも しくはハロゲンで置換されている)で置換されているか、又はアミノ、モノC1 −4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミノ、モノC1−4アルキルアミノ アリール、ジC1−4アルキルアミノアリール、ヒドロキシル、ハロC1−20 アルキル、カルボキサミド、ベンゾイル、C1−20アルキルオキシ、C1−2 0アルキル、C2−20アルケニル、シアノ、ニトロ、アセタミドもしくはハロ ゲンで独立して直接置換された芳香族6員環から構成される単環式系である)、 又はヘテロアリールであり; R5はx>1のときには同一でも異なってもよく、H、C1−12アルキル、ヘ テロアリール又はC6−14アリールであり; R6はZがNであるときに存在し、独立してH、C1−20アルキルもしくはR 3と同一であり、又はR3と一緒になってこれらが結合したNと共にヘテロアリ ール環系を表し;R7又はR8は、H、CH3、C2H5、カルボキサミド、O H、OCH3、NO2、CN、F、RS、RSO、RSO2、R2N(式中、R は同一でも異なってもよく、H、C1−4アルキル又はC6−10アリールから 選択される)、Cl、アセタミド、OC2H5、CF3、イソプロピル、又はイ ソブチルであり、nは1〜10であり、C1−20アルキル部分は任意にR5で 置換されており; YはO又はSであり; ZはN又はOであり; xは1〜25の整数であり、破線は二重結合が任意に存在することを示す] の化合物及び医薬的に許容可能なその塩。
  2. 2.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Aは、 (a)▲数式、化学式、表等があります▼,(b)▲数式、化学式、表等があり ます▼(但しR2=H、Y=O、Z=Nであり且つ5αHが存在するとき、R6 及びR3はH、C1−8アルキル、C3−6シクロアルキル、フェニルから独立 して選択できず、又はこのときR6とR3は一緒になって隣接するNと共にO又 はNから選択される1個までの他のヘテロ原子を含む5〜6員環を形成する)、 又は (c)▲数式、化学式、表等があります▼であり、 式中、 R1はH、メチル又はエチルであり; R2はH又はC1−20アルキルであり;R3は、 H、 炭素原子数20個までの直鎖もしくは分枝鎖アルカンであるC1−20アルキル 、 C6−14アリール{ここでアリールは非置換であるか、R(ここでRはH、C 1−6アルキル、アリールC1−20アルキルであり、アルキル基は非置換であ るか又は、ヒドロキシル、C1−8アルキルオキシ、カルボキシC0−10アル キルもしくはハロゲンで置換されている)で置換されているか、又はアミノ、モ ノC1−4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミノ、モノC1−4アルキル アミノアリール、ジC1−4アルキルアミノアリール、ヒドロキシル、ハロC1 −20アルキル、カルボキサミド、ベンゾイル、C1−20アルキルオキシ、C 1−20アルキル、C2−20アルケニル、シアノ、ニトロ、アセタミドもしく はハロゲンで独立して直接置換された芳香族6員環から構成される単環系式又は 多環式系である}、N、OもしくはSから選択される1、2、3もしくは4個の ヘテロ原子を含み、非置換であるか、Rで置換されているか、又は芳香族炭素原 子に直接結合したヒドロキシル、C1−20アルキルオキシ、C1−20アルキ ル、ベンゾイル、カルボアミド、アセタミド、ハロゲン、C2−20アルケニル 、シアノ、ニトロもしくはハロアルキルで独立して置換された芳香族5又は6員 環からなる単環式又は多環式系であるヘテロアリール、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、芳香族環は任意に独立してR7及びR8で置換され、ここでR7及びR 8はH、CH3、C2H5、カルボキサミド、OH、OCH3、NO2、CN、 F、RS、RSO、RSO2、R2N(式中、Rは同一でも異なってもよく、H 、C1−4アルキル又はC6−10アリールである)、Cl、アセタミド、OC 2H5、CF3、イソプロピル、又はイソブチルであり、nは1〜10であり、 C1−20アルキル部分は任意にR5で置換されている}のC6−14アリール C1−20アルキル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼,又は▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、XはO、S又はNRであり、n=1〜20である)のヘテロアリールC 1−20アルキル、式:−(CH2)nS(O)p−R9(式中、R9はCH3 、C2H5、C3H7、C4H9、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル 、t−ブチル、イソペンチル、ネオペンチル又はイソヘキシルであり、nは1〜 15であり、p=0〜2である)のC1−20アルキルスルホニルC1−20ア ルキル、C1−20アルキルチオC1−20アルキル、又はC1−20アルキル スルフィニルC1−20、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R10はCH3、C2H5、C3H7、C4H9又はC6H11であり 、n=1〜20である)のC1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アル キル、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=1〜20)のカルボキシルC1−20アルキル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=1〜20、m=0〜19)のC1−20アルキルカルボニルC1− 20アルキル、 式:−(CH2)n−(シクロアルキル)(式中、シクロアルキル部分は炭素原 子数20個までの単環式、2環式又は多環式炭化水素であり、環は任意にR1で 置換され、n=1〜20である)のC3−20シクロアルキルC1−20アルキ ル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R7及びR8は上記と同義であり、n=1〜20である)のアリールC 1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、ヘテロアリールは上記と同義であり、n=1〜20である)のヘテロア リールC1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、 式:−(CH2)n−CH2X(式中、XはBr、Cl、F又はIであり、nは 1〜19である)のハロC1−20アルキル、 式:−(CH2)nCH2OH(式中、n=1〜19)のヒドロキシルC1−2 0アルキル、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=1〜18、q=0〜18、n+q=0〜18であり、X=Br、C l、F又はIである)のハロヒドロキシルC1−20アルキル、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R7及びR8は上記と同義であり、nは1〜20である)のC6−14 アリールC1−20アルキルオキシC1−20アルキル、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=1〜20)のアリールカルボニルアリールC1−20アルキル、 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=0〜19)のジアリールC1−20アルキル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=1〜19)のトリアリールC1−20アルキル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=0〜18、m=0〜18、m+n=0〜18)のアリールC2−2 0アルケニルであり;R4は、 H、 C1−20アルキル、 C6アリール{ここでアリールは非置換であるか、R(ここでRはH、C1−6 アルキル、アリールC1−20アルキルであり、アルキル基は非置換であるか又 は、ヒドロキシル、C1−8アルキルオキシ、カルボキシC0−10アルキルも しくはハロゲンで置換されている)で置換されているか、又はアミノ、モノC1 −4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミノ、モノC1−4アルキルアミノ アリール、ジC1−4アルキルアミノアリール、ヒドロキシル、ハロC1−20 アルキル、カルボキサミド、ベンゾイル、C1−20アルキルオキシ、C1−2 0アルキル、C2−20アルケニル、シアノ、ニトロ、アセタミドもしくはハロ ゲンで独立して直接置換された芳香族6員環から構成される単環式系である}、 又はヘテロアリールであり; R5はx>1のときには同一でも異なってもよく、H又はC1−12アルキルで あり; R6はZがNであるときに存在し、独立してH、C1−20アルキルもしくはR 3と同一であるか、又はR3と一緒になってこれらが結合したNと共にヘテロア リール環系を表し;YはO又はSであり: ZはN又はOであり; xは1〜10の整数であり、破線は二重結合が任意に存在することを示す] の化合物及び医薬的に許容可能なその塩。
  3. 3.Aが、 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R1はH、メチル又はエチルであり; R2はH又はC1−20アルキルであり;R3は、 H、 C1−20アルキル、 C6−14アリールC1−20アルキル、C3−20シクロアルキル、 C3−20シクロアルキルC1−20アルキル、ヘテロアリールC1−20アル キル、 C1−20アルキルカルボニルC1−20アルキル、C6−14アリールC1− 20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、 カルボキシルC1−20アルキル、 ヘテロアリールC1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、 ヒドロキシルC1−20アルキル、 C6−14アリールC1−20アルキルオキシC1−20アルキル、ヘテロアリ ール、 C6−14アリール、 C1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、C2−20アルケニ ルC1−20アルキル、C1−20アルキルオキシC1−20アルキル、C6− 14アリールカルボニルC6−14アリールC1−20アルキル、ハロヒドロキ シルC1−20アルキル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=0〜19)のジアリールC1−20アルキル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=1〜19)のトリアリールC1−20アルキル、ハロC1−20ア ルキル、 C1−20アルキルオキシC1−20アルキル、C1−20アルキルチオC1− 20アルキル、C1−20アルキルスルホニルC1−20アルキル、又はC1− 20アルキルスルフィニルC1−20アルキルであり;R4は、 H、 C1−20アルキル、 ヘテロアリール、又は C6アリール{ここでアリールは非置換であるか、R(ここでRはH、C1−6 アルキル、アリールC1−20アルキルであり、アルキル基は非置換であるか又 は、ヒドロキシル、C1−8アルキルオキシ、カルボキシC0−10アルキルも しくはハロゲンで置換されている)で置換されているか、又はアミノ、モノC1 −4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミノ、モノC1−4アルキルアミノ アリール、ジC1−4アルキルアミノアリール、ヒドロキシル、ハロC1−20 アルキル、カルボキサミド、ベンゾイル、C1−20アルキルオキシ、C1−2 0アルキル、C2−20アルケニル、シアノ、ニトロ、アセタミドもしくはハロ ゲンで独立して直接置換された芳香族6員環から構成される単環式系である}で あり;R6はZがNであるときに存在し、独立してH、C1−20アルキルもし くはR3と同一であるか、又はR3と一緒になってこれらが結合したNと共にヘ テロアリール環系を表し;R7又はR8は、H、CH3、C2H5、カルボキサ ミド、OH、OCH3、NO2、CN、F、RS、RSO、RSO2、R2N( 式中、Rは同一でも異なってもよく、H、C1−4アルキル又はC6−10アリ ールから選択される)、Cl、アセタミド、OC2H5、CF3、イソプロピル 、又はイソブチルであり、nは1〜10であり、C1−20アルキル部分は任意 にR5で置換され; YはO又はSであり; ZはN又はOである] である請求項1に記載の化合物及び医薬的に許容可能なその塩。
  4. 4.R1がH、CH3又はC2H5であり;R2がH、CH3、C2H5、或い は直鎖もしくは分枝鎖のC3H7、C4H9、C5H11、C6H13又はC7 H15であり;R3が−t−ブチル、−3−チエニル、−2−チエニル、−11 −(イソプロピルチオ)ウンデシル、−7−(カルボメトキシ)ヘブチル、−( 4−イソブチルベンゼン)エチル、−7−(カルボキシ)ヘブチル、−アセチル メチル、−1−アダマンチルメチル、−2−チエニルメチル、−2−(カルボベ ンジルオキシ)エチル、−3,4−ジメトキシフェニルメチル、−フェニル、− 5−ブロモペンチル、−11−ヒドロキシウンデシル、−1−(4−ニトロフェ ニル)エチル、−イソプロピルチオメチル、−ベンジルオキシメチル、−カルボ メトキシメチル、−ジフェニルメチル、−トリフェニルメチル、−2−フリル、 4−イソプロピルフェニル、シクロヘキシルメチル、4−メチルシクロヘキシル 、3−(3−インドリル)プロピル、3−インドリルメチル、4−イソブチルベ ンジル、4−ニトロベンジル、3−アセタミドメチル、4−エトキシベンジル、 ヘキサデシル、ステアリル、3,5−ビス(トリフルオロメチル)、3−シアノ ベンジル、ヘプタフルオロプロピル、4−ベンゾイルベンジル、5−ベンズトリ アゾリル、3,5−ジフルオロベンジル、ビス(4−イソプロピルフェニル)メ チル、2−ヒドロキシベンジル、メチル、アリル、n−プロピル、n−オクチル 、イソプロピル、イソブチル、エチル、ベンジル、オクタデシル、2−(エチル )フェニル、3−(クロロ)フェニル、4−(メチル)フェニル、2,3−(ジ クロロ)フェニル、4−(フルオロ)フェニル、3−(メトキシ)フェニル、2 −(エトキシ)フェニル、2−(ナフチル)又は2−チアゾリルであり;R4が 、 H、 メチル、 エチル、 直鎖もしくは分枝鎖プロピル、 直鎖もしくは分枝鎖ブチル、 C6アリール{ここでアリールは非置換であるか、R(ここでRはH、C1−6 アルキル、アリールC1−20アルキルであり、アルキル基は非置換であるか又 は、ヒドロキシル、C1−8アルキルオキシ、カルボキシC0−10アルキルも しくはハロゲンで置換されている)で置換されているか、又はアミノ、モノC1 −4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミノ、モノC1−4アルキルアミノ アリール、ジC1−4アルキルアミノアリール、ヒドロキシル、ハロC1−20 アルキル、カルボキサミド、ベンゾイル、C1−20アルキルオキシ、C1−2 0アルキル、C2−20アルケニル、シアノ、ニトロ、アセタミドもしくはハロ ゲンで独立して直接置換された芳香族6員環から構成される単環式系である)、 又はヘテロアリールであり; R6はZがNであるときに存在し、独立してH、C1−20アルキルもしくはR 3と同一であり、又はR3と一緒になってこれらが結合したNと共にヘテロアリ ール環系を表し;YがO又はSであり; ZがN又はOである請求項3に記載の化合物及び医薬的に許容可能なその塩。
  5. 5.化合物が、 17β−(N′−t−ブチルウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザア ンドロスタン−3−オン、4−メチル−17β−(N′−フェニルウレイドメチ ル)−5α−4−アザアンドロスタン−3−オン、4−メチル−20−(N′− メチルウレイド)−5α−4−アザプレグナン−3−オン、 4−メチル−17β−(N′−n−プロピルウレイドメチル)−5α−4−アザ アンドロスタン−3−オン、4−メチル−17β−(N′−n−オクチルウレイ ドメチル)−5α−4−アザアンドロスタン−3−オン、17β−(N′−イソ プロピルウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザアンドロスタン−3− オン、17β−((イミノジベンズ−5−イル)カルボニルアミノメチル)−4 −メチル−5α−4−アザアンドロスタン−3−オン、 17β−(イソブチルオキシカルボニルアミノメチル)−4−メチル−5α−4 −アザアンドロスタン−3−オン、20−(エトキシカルボニルアミノ)−4− メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、 4−メチル−17β−(N′−オクタデシルウレイドメチル)−5α−4−アザ アンドロスタン−3−オン、17β−(N′−(2−エチルフェニル)ウレイド メチル)−5α−4−アザアンドロスタン−3−オン、20−(N′−(3−ク ロロフェニル)ウレイド)−5α−4−アザプレグナン−3−オン、 4−メチル−20−(N′−フェニルウレイド)−5α−4−アザプレグナン− 3−オン、 17β−(N′−(2,3−ジクロロフェニル)ウレイドメチル)−4−メチル −5α−4−アザアンドロスタン−−3−オン、 4−メチル−17β−(N′−(ナフト−2−イル)ウレイドメチル)−5α− 4−アザアンドロスタン−3−オン、4−メチル−17β−(N′−チアゾ−ル −2−イルウレイドメチル)−5α−4−アザアンドロスタン−3−オン、17 β−(N′−(アダマント−1−イル)チオウレイドメチル)−4−メチル−5 α−4−アザアンドロスタン−3−オン、 17β−((1−アダマンチルオキシ)カルボニルアミノメチル)−5α−4− メチル−4−アザアンドロスタン−3−オン、又は 4−メチル−20−(N′−チエン−2−イルメチルウレイド)−5α−4−ア ザプレグナン−3−オンから選択される請求項4に記載の化合物及び医薬的に許 容可能なその塩。
  6. 6.化合物が、 17β−(N′−t−ブチルウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザア ンドロスト−1−エン−3−オン、4−メチル−17β−(N′−フェニルウレ イドメチル)−5α−4−アザアンドロスト−1−エン−3−オン、4−メチル −20−(N′−メチルウレイド)−5α−4−アザプレグ−1−エン−3−オ ン、 4−メチル−17β−(N′−n−プロピルウレイドメチル)−5α−4−アザ アンドロスト−1−エン−3−オン、4−メチル−17β−(N′−n−オクチ ルウレイドメチル)−5α−4−アザアンドロスト−1−エン−3−オン、17 β−(N′−イソプロピルウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザアン ドロスト−1−エン−3−オン、17β−((イミノジベンズ−5−イル)カル ボニルアミノメチル)−4−メチル−5α−4−アザアンドロスト−1−エン− 3−オン、 17β−(イソブチルオキシカルボニルアミノメチル)−4−メチル−5α−4 −アザアンドロスト−1−エン−3−オン、 20−(エトキシカルボニルアミノ)−4−メチル−5α−4−アザプレグ−1 −エン−3−オン、4−メチル−17β−(N′−オクタデシルウレイドメチル )−5α−4−アザアンドロスト−1−エン−3−オン、17β−(N′−(2 −エチルフェニル)ウレイドメチル)−5α−4−アザアスドロスト−1−エン −3−オン、20−(N′−(3−クロロフェニル)ウレイド)−5α−4−ア ザプレグ−1−エン−3−オン、4−メチル−20−(N′−フェニルウレイド )−5α−4−アザプレグ−1−エン−3−オン、17β−(N′−(2,3− ジクロロフェニル)ウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザアンドロス ト−1−エン−3−オン、 4−メチル−17β−(N′−(ナフト−2−イル)ウレイドメチル)−5α− 4−アザアンドロスト−1−エン−3−オン、 4−メチル−17β−(N′−チアゾール−2−イルウレイドメチル)−5α− 4−アザアンドロスト−1−エン−3−オン、 17β−(N′−(アダマント−1−イル)チオウレイドメチル)−4−メチル −5α−4−アザアンドロスト−1−エン−3−オン、 17β−((1−アダマンチルオキシ)カルボニルアミノメチル)−5α−4− メチル−4−アザアンドロスト−1−エン−3−オン、又は 4−メチル−20−(N′−チエン−2−イルメチルウレイド)−5α−4−ア ザプレグ−1−エン−3−オンから選択される請求項4に記載の化合物及び医薬 的に許容可能なその塩。
  7. 7.Aが、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但しR2=H、Y=O、Z=Nであり且つ5αHが存在するとき、R6及びR 3はH、C1−8アルキル、C3−6シクロアルキル、フェニルから独立して選 択できず、又はこのときR6とR3は隣接するNと一緒になってO又はNから選 択される1個までの他のヘテロ原子を含む5〜6員環を形成する)であり、 式中、 R1はH、メチル又はエチルであり; R2はH又はC1−12アルキルであり;R3は、 H、 C1−20アルキル、 C6−14アリールC1−20アルキル、C3−20シクロアルキル、 C3−20シクロアルキルC1−20アルキル、ヘテロアリールC1−20アル キル、 C1−20アルキルカルボニルC1−20アルキル、C6−14アリールC1− 20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、 カルボキシC1−20アルキル、 ヘテロアリールC1−20アルキルカルボニルC1−20アルキル、ヒドロキシ C1−20アルキル、 C6−14アリールC1−20アルキルオキシC1−20アルキル、ヘテロアリ ール、 C6−14アリール、 C1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、C6−14アリール カルボニルアリールC1−20アルキル、ハロヒドロキシルC1−20アルキル 、ジアリールC1−20アルキル、 トリアリールC1−20アルキル、 C2−20アルケニルC1−20アルキル、ハロC1−20アルキル、 C1−20アルキルオキシC1−20アルキル、C2−20アルケニルC1−2 0アルキル、C1−20アルキルチオC1−20アルキル、C1−20アルキル スルホニルC1−20アルキル、又はC1−20アルキルスルフィニルC1−2 0アルキルであり;R6はZがNであるときに存在し、独立してH、C1−20 アルキルもしくはR3と同一であるか、又はR3と一緒になってこれらが結合し たNと共にヘテロアリール環系を表し;YはO又はSであり; ZはN又はOである] である請求項1に記載の化合物及び医薬的に許容可能なその塩。
  8. 8.R1がH、メチル又はエチルであり;R2がH又はC1−12アルキルであ り;R3が−t−ブチル、−3−チエニル、−2−チエニル、−11−(イソプ ロピルチオ)ウンデシル、−7−(カルボメトキシ)ヘブチル、−(4−イソブ チルベンゼン)エチル、−7−(カルボキシ)ヘブチル、−アセチルメチル、− 1−アダマンチルメチル、−2−チエニルメチル、−2−(カルボベンジルオキ シ)エチル、−(3,4−ジメトキシフェニル)メチル、−フェニル、−5−ブ ロモペンチル、−11−ヒドロキシウンデシル、−1−(4−ニトロフェニル) エチル、−イソプロピルチオメチル、−ベンジルオキシメチル、−カルボメトキ シメチル、−ジフェニルメチル、−トリフェニルメチル、−2−フリル、4−イ ソプロピルフェニル、シクロヘキシルメチル、4−メチルシクロヘキシル、3− (3−インドリル)プロピル、3−インドリルメチル、4−イソブチルベンジル 、4−ニトロフェニルベンジル、3−アセタミドメチル、4−エトキシベンジル 、ヘキサデシル、ステアリル、3,5−ビス(トリフルオロメチル)、3−シア ノベンジル、ヘプタフルオロプロピル、4−ベンゾイルベンジル、5−ベンズト リアゾリル、3,5−ジフルオロベンジル、ビス(4−イソプロピルフェニル) メチル、2−ヒドロキシベンジル、メチル、アリル、n−プロピル、n−オクチ ル、イソプロピル、イソブチル、エチル、ベンジル、オクタデシル、2−(エチ ル)フェニル、3−(クロロ)フェニル、4−(メチル)フェニル、2,3−( ジクロロ)フェニル、4−(フルオロ)フェニル、3−(メトキシ)フェニル、 2−(エトキシ)フェニル、2−(ナフチル)又は2−チアゾリルであり; R6はZがNであるときに存在し、独立してH、R3と同一もしくはC1−20 アルキルであり、又はR3と一緒になってこれらが結合したNと共にヘテロアリ ール環系を表し;YがO又はSであり; ZがN又はOである請求項7に記載の化合物及び医薬的に許容可能なその塩。
  9. 9.化合物が、 17−(N′−アリルウレイド)−4−メチル−5α−4−アザアンドロスタン −3−オン、 4−メチル−17β−(N′−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル))− 5α−4−アザアンドロスタン−3−オン、 17−(N′−(4−フルオロフェニル)ウレイド)−5α−4−アザアンドロ スタン−3−オン、又は17−(N′−(3−メトキシフェニルウレイド)−5 α−4−アザアンドロスタン−3−オン から選択される請求項8に記載の化合物及び医薬的に許容可能なその塩。
  10. 10.化合物が、 17−(N′−アリルウレイド)−4−メチル−5α−4−アザアンドロスト− 1−エン−3−オン、4−メチル−17β−(N′−(4−(トリフルオロメト キシ)フェニル))−5α−4−アザアンドロスト−1−エン−3−オン、 17−(N′−(4−フルオロフェニル)ウレイド)−5α−4−アザアンドロ スト−1−エン−3−オン、又は17−(N′−(3−メトキシフェニルウレイ ド)−5α−4−アザアンドロスト−1−エン−3−オンから選択される請求項 8に記載の化合物及び医薬的に許容可能なその塩。
  11. 11.Aが、 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R1はH、メチル又はエチルであり; R2はH又はC1−20アルキルであり;R3は、 H、 C1−20アルキル、 C6−14アリールC1−20アルキル、C3−20シクロアルキル、 C3−20シクロアルキルC1−20アルキル、ヘテロアリールC1−20アル キル、 C1−20アルキルカルボニルC1−20アルキル、C6−14アリールC1− 20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、 カルボキシルC1−20アルキル、 ヘテロアリールC1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、 ヒドロキシルC1−20アルキル、 C6−14アリールC1−20アルキルオキシC1−20アルキル、ヘテロアリ ール、 C6−14アリール、 C1−20アルキルオキシカルボニルC1−20アルキル、C2−20アルケニ ルC1−20アルキル、C1−20アルキルオキシC1−20アルキル、C6− 14アリールカルボニルC6−14アリールC1−20アルキル、ハロヒドロキ シルC1−20アルキル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=0〜19)のジアリールC1−20アルキル、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n=1〜19)のトリアリールC1−20アルキル、ハロC1−20ア ルキル、 C1−20アルキルオキシC1−20アルキル、C1−20アルキルチオC1− 20アルキル、C1−20アルキルスルホニルC1−20アルキル、又はC1− 20アルキルスルフィニルC1−20アルキルであり;R4は、 H、 C1−20アルキル、 ヘテロアリール、又は C6アリール{ここでアリールは非置換であるか、R(ここでRはH、C1−6 アルキル、アリールC1−20アルキルであり、アルキル基は非置換であるか又 は、ヒドロキシル、C1−8アルキルオキシ、カルボキシC0−10アルキルも しくはハロゲンで置換されている)で置換されているか、又はアミノ、モノC1 −4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミノ、モノC1−4アルキルアミノ アリール、ジC1−4アルキルアミノアリール、ヒドロキシル、ハロC1−20 アルキル、カルボキサミド、ベンゾイル、C1−20アルキルオキシ、C1−2 0アルキル、C2−20アルケニル、シアノ、ニトロ、アセタミドもしくはハロ ゲンで独立して直接置換された芳香族6員環から構成される単環式系である}で あり;R6はZがNであるときに存在し、独立してH、C1−20アルキルもし くはR3と同一であるか、又はR3と一緒になつてこれらが結合したNと共にヘ テロアリール環系を表し;R7又はR8は、H、CH3、C2H5、カルボキサ ミド、OH、OCH3、NO2、CN、F、RS、RSO、RSO2、R2N( 式中、Rは同一でも異なってもよく、H、C1−4アルキル又はC6−10アリ ールから選択される)、Cl、アセタミド、OC2H5、CF3、イソプロピル 、又はイソブチルであり、nは1〜10であり、C1−20アルキル部分は任意 にR5で置換されており; YはO又はSであり; ZはN又はOであり; xは1〜10の整数である] である請求項1に記載の化合物及び医薬的に許容可能なその塩。
  12. 12.R1がH、メチル又はエチルであり;R2がH又はC1−12アルキルで あり;R3が−t−ブチル、−3−チエニル、−2−チエニル、−11−(イソ プロピルチオ)ウンデシル、−7−(カルボメトキシ)ヘブチル、−(4−イソ ブチルベンゼン)エチル、−7−(カルボキシ)ヘブチル、−アセチルメチル、 −1−アダマンチルメチル、−2−チエニルメチル、−2−(カルボベンジルオ キシ)エチル、−3,4−ジメトキシフェニルメチル、−フェニル、−5−ブロ モペンチル、−11−ヒドロキシウンデシル、−1−(4−ニトロフェニル)エ チル、−イソプロピルチオメチル、−ベンジルオキシメチル、−カルボメトキシ メチル、−ジフェニルメチル、−トリフェニルメチル、−2−フリル、4−イソ プロピルフェニル、シクロヘキシルメチル、4−メチルシクロヘキシル、3−( 3−インドリル)プロピル、3−インドリルメチル、4−イソブチルベンジル、 4−ニトロベンジル、3−アセタミドメチル、4−エトキシベンジル、ヘキサデ シル、ステアリル、3,5−ビス(トリフルオロメチル)、3−シアノベンジル 、ヘプタフルオロプロピル、4−ベンゾイルベンジル、5−ベンズトリアゾリル 、3,5−ジフルオロベンジル、ビス(4−イソプロピルフェニル)メチル、2 −ヒドロキシベンジル、メチル、アリル、n−プロピル、n−オクチル、イソプ ロピル、イソブチル、エチル、ベンジル、オクタデシル、2−(エチル)フェニ ル、3−(クロロ)フェニル、4−(メチル)フェニル、2,3−(ジクロロ) フェニル、4−(フルオロ)フェニル、3−(メトキシ)フェニル、2−(エト キシ)フェニル、2−(ナフチル)又は2−チアゾリルであり;R4が、 H、 C1−13アルキル、 ヘテロアリール、又は C6アリール{ここでアリールは非置換であるか、R(ここでRはH、C1−6 アルキル、アリールC1−20アルキルであり、アルキル基は非置換であるか又 は、ヒドロキシル、C1−8アルキルオキシ、カルボキシC0−10アルキルも しくはハロゲンで置換されている)で置換されているか、又はアミノ、モノC1 −4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミノ、モノC1−4アルキルアミノ アリール、ジC1−4アルキルアミノアリール、ヒドロキシル、ハロC1−20 アルキル、カルボキサミド、ベンゾイル、C1−20アルキルオキシ、C1−2 0アルキル、C2−20アルケニル、シアノ、ニトロ、アセタミドもしくはハロ ゲンで独立して直接置換された芳香族6員環から構成される単環式系である}で あり;R5はx>1のときには同一でも異なってもよく、H、C1−12アルキ ル、ヘテロアリール又はC6−14アリールでありR6はZがNであるときに存 在し、独立してH、C1−20アルキルもしくはR3と同一であるか、又はR3 と一緒になってこれらが結合したNと共にヘテロアリール環系を表し;YがO又 はSであり; ZがN又はOであり; xが1〜10の整数である請求項11に記載の化合物及び医薬的に許容可能なそ の塩。
  13. 13.化合物が、 20−(N′−t−ブチルウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレ グナン−3−オン、20−((イミノジベンズ−5−イル)カルボニルアミノメ チル)−4−メチル−5α−4−アザプレグナン−3−オン、 20−(ベンジルオキシカルボニルアミノメチル)−5α−4−アザプレグナン −3−オン、 20−(N′−p−トリルウレイドメチル)−5α−4−アザプレグナン−3− オン、又は 20−(N′−(2−エトキシフェニル)ウレイドメチル)−4−メチル−5α −4−アザプレグナン−3−オンから選択される請求項12に記載の化合物。
  14. 14.化合物が、 20−(N′−t−ブチルウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレ グ−1−エン−3−オン、20−((イミノジベンズ−5−イル)カルボニルア ミノメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレグ−1−エン−3−オン、 20−(ベンジルオキシカルボニルアミノメチル)−5α−4−アザプレグ−1 −エン−3−オン、20−(N′−p−トリルウレイドメチル)−5α−4−ア ザプレグ−1−エン−3−オン、又は20−(N′−(2−エトキシフェニル) ウレイドメチル)−4−メチル−5α−4−アザプレグ−1−エン−3−オン から選択される請求項12に記載の化合物。
  15. 15.良性前立腺肥大、痙瘡、女性多毛症、男性パターン禿頭症、アンドロゲン 脱毛症、前立腺炎の治療及び/又は前立腺癌の予防に用いる、治療的に有効な量 の請求項1に記載の化合物と医薬的に許容可能なキャリヤーとからなる医薬組成 物。
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