JPH07508014A - クローン病,潰瘍性大腸炎,慢性炎症の進行の治療のため,及び抗増殖剤としての,縮合ビス−(3,4−ジヒドロ−1−ピリジニル)メタン類の使用 - Google Patents
クローン病,潰瘍性大腸炎,慢性炎症の進行の治療のため,及び抗増殖剤としての,縮合ビス−(3,4−ジヒドロ−1−ピリジニル)メタン類の使用Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
クローン病、潰瘍性大腸炎、慢性炎症の進行の治療のため、及び抗増殖剤本発明
は、縮合ビス−(3,4−ジヒドロ−1−ピリジニル)メタン類、並びに慢性炎
症の進行、潰瘍性大腸炎及びクローン病の治療のための薬剤を製造し、がっ抗増
殖作用を有する薬剤を製造するためのそれらの使用に関する。
前述の化合物は、下記一般式1に対応している;(式中、Aは、ベンゾ又はチェ
ノ基を意味し;R8及びR1は、それぞれ独立に水素又は(C1−s)アルキル
を意味する、もしくはそれらが結合した炭素原子と共に、5−又は6−員炭素環
状基を形成する;Roは、(C,−、)アルキル、ハロゲン(F、 CI、 B
r、 I)、ヒドロキシ、(CI−、)アルコキシ、アミノ、チオメチル、メタ
ンスルホニルオキシ又はメタンスルホンアミドを意味するか、もしくは2個の隣
接するR11置換基は一緒に、−o−co*−o−1−0−C)l*−CHI−
0−を意味する;論は、Aがベンゾ基の場合は、0.1.2又は3を、及びAが
チェノ基の場合は、0、l又は2を意味する;
並びに、Dは、下記式1aを有する基を意味する;(式1aを有する基において
、Bは、ベンゾ又はチェノ基を意味し;R1は、水素、(C1−+−)アルキル
、フェニル、フェニル(CI−S)アルキル、(C,−、)アルコキシ又は−N
HCOX (式中、Xは(C1−+)アルキル)を意味する:R6は、水素、(
CI−、)アルキル又はヒドロキシメチルを意味する;R1及びR1は、それぞ
れ独立に、水素又は(CI−S)アルキルを意味する、もしくはそれらが結合し
た炭素原子と共に、5−又は6−員炭素環状基を意味する;11+tは、(C,
−、)アルキル、ハロゲン(F、 CI、 Br、 l)、ヒドロキシ、(C1
−、)アルコキシ、アミノ、チオメチル、メタンスルホニルオキシ又はメタンス
ルホンアミドを意味するか、もしくは隣接する2個のR1,置換基は一緒に、−
0−C)l*−0−、又は−0−CH,−CHl−0−を意味する;並びにnは
、Bがベンゾ基の場合は、0.1,2又は3、及びBがチェノ基の場合はOll
又は2を意味する。):
並びに無機酸又は有機酸との、それらの医薬として許容できる塩である。
用語“炭素環状基”は、R3及びRs、又はR,及びR1、並びにそれらが結合
した連結炭素原子によって形成され、好ましくは飽和した5−又は6−員炭素環
状基を意味する。
Dが式1aの基であるような式Iを有する化合物は、以後、式Vl11を有する
化合物とする。
R3が水素である、式Vl11を有する化合物は、式Vllla及びVlllb
を有する互変異性体を形成する:
(式中、同じ<R1は水素を意味する。)。式I及びVlllの定義も、前述の
互変異性体を含む。
コーパー(Kobor)及びジェノ(Jeno)の論文、Szegedi To
narkepzo FoiskolaTud、 Kozl、145−153頁(
1975XcheIILAbsけ、 、87.134980Zと比較)は、下記
一般式Vl++を有する化合物及びそれらの製法を記載している。
(式中、R5、R1、R3、R1、R1及びR7は、水素を、並びに置換された
島及びBは、下記の基を意味する。);
この文献は、この化合物の生理的作用に関する情報は、−切含んでいない。欧州
特許出願第288.048号において、一般式■を有する化合物は、心臓保護作
用及び脳保護作用を有する化合物として記載されている。
式Vll+を有する化合物の下記のものを、本発明の特に興味深い点として挙げ
ることができるニ
ー)化合物Vl11 (式中、R1は、水素、(CI−1@) 7/l/キル、
フzニル(CI−5)yルキル又バーNHCOx(式中、Xは(C,−1)アル
キル)を意味する;R11及びR11は、それぞれ独立に(CI−+)アルキル
、ヒドロキシ、(Ct−4)アルコキシ、メタンスルホニルオキシ又はメタンス
ルホンアミドを意味する、もしくは2個の隣接する置換基R0及びRatは一緒
に、−0−CHI−0−又は−0−Cut−CI(*−0−を意味する。);
−)化合物Vll+ (式中、R1ハ、水素、(CI−u)フルキル又は−NH
COX (式中、Xは(C1−s)アルキル)を意味する:
R,,R,、R1及びR1は、それぞれ独立に水素を意味する、もしくはR1は
R5と共に及び/又はR6はR1と共に、並びにそれらが結合した連結炭素原子
との、5−又は6−員炭素環状基を意味する;
R11及びR1!は、それぞれ独立に、ヒドロキシ、(C,−4)アルコキシ、
メタンスルホニルオキシ又はメタンスルホンアミドを意味する、もしくは2個の
隣接する置換基R11及びRuは一緒に、−0−CHI−0−又は−〇−CHl
−CHl−0−を意味する。);−)特に、化合物(式中、R1が、水素、(C
I−*)アルキル又は−洲αにR3、及び/又はRsが、水素、メチル又はヒド
ロキシメチル、及び/又はR1、R3、R6及びR1が、それぞれ独立に水素を
意味する、もしくはR1はR3と共に及び/又はR6はR,と共に、並びにそれ
らが結合した連結炭素原子との、5−員炭素環状基を意味し、及び/又はR11
及びRI!はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、メトキシ、メタンスルホニルオキシ
又はメタンスルホンアミドを意味する、もしくは2個の隣接する置換基R11及
びR11は一緒に、−0−CH,−0−を表す。)。
特記すべき化合物は;
−)式中、R1及びRsは、水素を意味し、及び/又はR1,、R,、R1及び
R1は、水素を意味する、もしくはR2及びR1、又はR6及びR7は、−緒に
−(CHI)、−を意味する;特に、A及びBは、それぞれ独立にチェノ基、好
ましくは2.3−チェノ基、好ましくは未置換のチェノ基を表す化合物:
もしくは、化合物;
−)式中A及び/又はBは、ベンゾ基で、膳又はnは2を表し、好ましくはベン
ゾ基の2個の置換基、R++及び/又はRIWは、A又はBの縮合点に対し、そ
れぞれメタ−又はパラ−の位置であり、好ましくはこれらの置換基R++及びR
ltは、それぞれ独立にヒドロキシ、(C,、)アルコキシ(好ましくはメトキ
シ)を表す、もしくは2個の隣接する置換基R11及びR18は一緒に、−0−
CHI−C)It−0−又は−0−CHI−0−を表す。
特記すべき化合物は、R11及びRlfがメトキシである化合物である。
本発明の効果的な化合物の例を下記表に列記するが、特記すべき化合物は;化合
物B;
化合物C:
化合物D:
並びにそれらの医薬として許容できる塩である。
これらの化合物は、それ自体、公知の方法によって、製造することができる(例
えば、欧州特許第288.048号に従って)。
塩の形成に適している酸は、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸、
酢酸、プロピオン酸、ラフ酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フ
マル酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、安息香酸、ケイ皮酸、アスコルビ
ン酸及びメタンスルホン酸を含む。
本発明は、慢性炎症の進行、潰瘍性大腸炎及びクローン病の治療薬の製造、並び
に抗増殖作用を有する薬剤の製造のために、前述の化合物を使用することに関す
る。該化合物の活性は、それらによる非選択的陽イオンチャンネル(UCのの阻
害によって説明することができる。
慢性気管支喘息の病態生理は、炎症細胞の活性化によって仲介された炎症の進行
に基づいている(バーレス(BARNII!S) (1987)、サイフェルト
(SEIFERT)及びシュルツ(SCHULTS) (1991))。
炎症細胞(例えば、好中球及びマスト細胞、又は永久細胞株HL−60細胞、又
は感作されたRBL細胞、すなわちγグロブリンEで負荷されたもの)のレセプ
ターによって調節された活性化は、刺激性作用物質(例えば、エンドセリン、P
AF、ロイコトリエン、走化性ペプチドであるfMLP、又は感作されたマスト
細胞に対する抗原)の性質とは関係なく、非選択性陽イオンチャンネル(UCの
遮断薬によって、阻害される(リンク(RINK)、(1990))。これらの
チャンネルを介して、レセプターが仲介した細胞の活性化を持続する原因となる
細胞外カルシウムが、細胞へと流入する(プツトニー(PUTNEY))。この
カルシウム供給が遮断された場合は、炎症細胞の活性化の阻害が生じる。
ジヒドロピリジン型又はフェニルアルキルアミン型の、通常のカルシウム拮抗薬
は、UCCs又は炎症の進行のいずれも阻害しない(ウェルス(WELLS)ら
の論文、(1986))。
細胞活性化の測定として、又はそれらのりCC遮断薬による阻害の測定として、
フラー2を負荷された細胞における細胞質のカルシウムイオン濃度の動態が、グ
リンキエウィッツ(GRYNKIEWICZ)らによって著された方法(198
5)を用いて、蛍光的に定量される。この方法は、本発明の範囲において、UC
C遮断薬を測定するための、信頼できる判別法であることが証明されている。
いわゆる機能的サブシガルギン(THAPSIGARGIN)阻害が、非選択性
陽イオンチャンネル遮断薬に特異的な特徴として適していることが証明されてい
る。サブシガルギンは、サストラップ(TI(ASTRUP)らによって明らか
になった、発がんプロモーターであり(Proc、Natl、Acad、Sci
、 (USA) 、87:2466−2470(1990)) 、これは細胞内
のIP、−感受性C,J+−貯蔵のCa”−ATPアーゼを、選択的かつ不可逆
的に阻害する。
その結果、Ca”−貯蔵は、迅速に枯渇する。プツトニー(J、 PUTN[!
Y)によって明細胞へ、Na′″及びCa l +が大量に流入する。これらの
特性から、サブシガルギンは、非選択性陽イオンチャンネルの作用物質−及びI
P、−非依存性の開口の間接的刺激剤として適している。
本発明の範囲において、非選択性陽イオンチャンネルのサブシガルギンによる刺
激は、HL60細胞(ヒト白血病細胞)、海馬及び皮質の神経細胞、並びにRB
L−細胞(ラット好塩基球性白血病細胞)において成功していて、この方法で、
特定の細胞株に、これらのチャンネルが存在することが証明された。
細胞質のCa’+濃度([Ca”]□)は、細胞増殖及び腫瘍増殖において、重
要な役割を果たしている(要約はザチャルスキ(L、 R,ZACHAR3KI
)、Journal of Medicine、19:I45−177(198
8)参照)。特に、連続的にイノシトール三リン酸(IPI)が介在するレセプ
ターの活性化によって刺激された細胞への(a1+−流人は、がん細胞の増殖に
おいて極めて重要であることは明らかであろう(U、キラカワ及び■ニシズカ、
“多種薬剤耐性”においても役割を果たしている(要約は前述のザチャルスキの
論文、J、 MED、す: 145−177(1980)参照)。
この仮説は、非選択性陽イオンチャンネル(UCC)の間接的刺激剤としてのサ
ブシガルギンが、細胞内でのCa14=過剰をもたらすだけでなく、非常に効果
的な発がんプロモーターであるという事実によって、裏付けられている(サスト
ラップ(V、 THASTRUP)ら、Proc、 Nat 1. Acad、
Sci、 (USA)、87:2466−2470(1990)j。
UCCによるCa 2 +−流人の遮断は、細胞内のカルシウムイオン濃度の正
常化をもたらし、従って腫瘍増殖などを抑制する。
通常のカルシウム拮抗薬は、これらのUCCを阻害しない。驚くべきことに、本
発明の化合物は、UCCを介して細胞へのカルシウム流入を阻害することが判っ
ている。
ムルヒ(S、 H,MLIRC)l)らが示した(Lancet 、 33訂3
81−385(1992,2,15))ように、エンドセリンIは、潰瘍性大腸
炎及びクローン病のような炎症性腸疾患において、重要な病態生理学的役割を果
たしている。免疫組織化学的手法を用いて、粘膜下組織にクローン病を発症した
患者、及び大腸の内皮基底膜に潰瘍性大腸炎を発症した患者は、健常者と比較し
て、著しく非常に上昇した濃度のエンドセリンIを示すことが判っている。エン
ドセリンの局所的分泌は、前述の疾患の実際の原因と考えられる微小な梗塞を伴
う連続的散在性虚血状態での強力な血管章縮を生じると仮定される。エンドセリ
ンの血管筆線の作用は、血管ミオサイトのCa”−過剰によって、説明される。
エンドセリンは、ジヒドロピリジン非感受性チャンネルを介しての強力な軽層的
Ca 1 +−取り込みへと続く、IP、が介在した細胞内のCa”放出を最初
に誘発する(サイモンフン(K S、 SIMONSON)らの論文、CI i
n、 Invest。
392(1990))。これらのチャンネルは、非選択性陽イオンチャンネルで
あり、大腸粘膜の細胞に存在することも簡潔に記載されている(シーメル(Ch
r、 Siemer)及びゴージライン(11,Gogelein 、 Eur
op、 J、 Physi吐、420:319−328(1992))、。
フラー2で負荷されたヒト白血病細胞(HL60 m胞)のエンドセリンで刺激
された活性化は、エンドセリン拮抗薬の機能を調べるための適切なスクリーニン
グモデルであることがわかっている。グリンキエウィッッ(G、 GRYNKI
EWICZ)らの方法(J、Biol、Chei 、 26虹340−3450
(1985))に従って、HL60細胞(懸濁液)の細胞質の細胞内Ca’+濃
度を、分光蛍光法によってモニターし、カリエンドセリンによる細胞の活性化量
を定量することができる。この刺激は、エンドセリン0.1μMを添加すること
によって作用し、本発明の物質によって用量依存的に阻害された。
本発明の物質の機能的エンドセリン拮抗作用は、非選択性陽イオンチャンネルの
遮断によって仲介される。その結果、RBL−1ml細胞における機能的サブシ
ガルギン拮抗作用の検出も、同様に機能的エンドセリン拮抗薬に適しているスク
リーニング法である。
試験の実施ニ
スクリーニングのために、フラー2を負荷した接着性RBL−hml細胞を、カ
ルシラムラ含マないインキュベーション媒体中で、サブシガルギン0.1μMで
刺激スる。
4分後、細胞外Ca”+濃度を1.5ff1Mに戻し、フラー2の蛍光を用いて
、非選択性陽イオンチャンネルを介した、大量の軽層的Ca″+−取り込みによ
って引き起こされた、細胞質のCa″+濃度の過度の上昇が記録される。
この取り込みは、非選択性陽イオンチャンネル遮断剤によってのみ、用量依存的
に阻害される。通常のカルシウム拮抗薬だけではなく、IPsの代謝回転を刺激
する作用物質の特異的拮抗薬も、サブシガルギンによって間接的に引き起こされ
た軽層的Ca”−取り込みを阻害することができる。本発明の化合物は、それら
の持つUCC阻害で区別される。
個々の接着性RBL−hml細胞の細胞質における、蛍光的カルシウム測定は、
クドウ及びオグラによる神経細胞を対象とした方法(1986)と類似の方法で
行う。ツァイス社のアキジオフェルト(AX l0VERT)35蛍光顕微鏡を
、ICMS−画像処理装置、コントロールユニット付きの残光カメラ、及び画像
増強装置DVS3000からなる、浜松社が製造した造影システムと共に用いる
。
細胞質のCa”+濃度の動態は、サブシガルギン(0,1μM)によって刺激さ
れた細胞の活性化後、濃度/時間曲線として、連続的に記録する。2種類の活性
化された細胞培養液についてのこれらの曲線は、IOμMの試験物質が存在する
ものとしないものとで比較する。これらの曲線の下側の面積(area und
er the curve=AUc)を積分し、細胞活性化量として記録する。
試験したUCC−遮断薬の阻害能は、下記式を用いて決定する:
%H=100−(AUCl、k X100)/(AUC,、Il@+ )%H=
試験物質IOμMによって刺激されたもしくは阻害された非選択性陽イオンチャ
ンネルを介した、カルシウム取り込みの阻害の割合。
AUG 、、、 =刺激剤及び阻害性試験物質lOμMの存在下で記録された曲
線の下側の面積。
AUG 、。□、。1=刺激剤のみを添加後に記録された曲線の下側の面積。
前述の説明に関連する文献:
バーレス(P、 J、 BARNES) 、ロジャー(+、W、RODG[!R
)及びトムソン(N。
C,THOMSON )
“喘息、基本的機序及び臨床管理”の中の、喘息の病因バーンス著の、ACAD
EMICPRESS、ロンドン(1988)グリンキエウイッツ(G、GRYF
JKIEWICZ) 、ボー’−−−(ltPOENllりおよびライエン(R
,Y、 TSIEN )
著しく改善された蛍光特性を有する新しいCa’!指示薬J、 B IOL、
CI(E隨、260:3440−3450(1985)ハイド(!tHIDE)
及びベーフェン(M、んHEAVEN)ラットのマスト細胞(RBL−2113
)株におけるカルシウム流入J、 BIOL、 CHE!t、268:1522
1−15229(1991)クドウ(Y、 KUDO)及びオグラ(九〇GUR
A ’)単離された海馬神経における細胞内Ca’+濃度のグルタミン酸によっ
て誘導された上昇
BR,J、PI(ARMACOL、 、89:191−198(1986)プツ
トニー(J、 W、 Jr、 PUTNEY )改められた、カルシウム取り込
み能力
CELL CALCI園、11:611−624(1990)リンク(T、 J
、 RINK)
レセプターが仲介したカルシウム取り込みFEBS LETr、、26糺381
−385(1990)サイフェルト(R,5EIFERT )及びシュルツ(G
、5CHULTZ )食細胞のNADPHオキシダーゼを形成するスーパーオキ
シド:複数の機能で調節された酵素系
REV、 PHYS IOL、 B l0cHElt PIIARMACOL、
、+17:5PRINGERVERL(1991)つzhス(E、WELLS
) 、’)ヘクフン(C,G、JACKSON ) 、/’−バー (S、T。
HARPER) 、vン(J、MANN)及びエーオイ(R,P、 EAOY)
霊長類の気管支肺胞のマスト細胞I+の特徴、霊長類の気管支肺胞のマスト細胞
からのヒスタミン、LTC,及びPGFtaの放出の阻害、並びにラット腹膜の
マスト細胞との比較
J、 IMIAINOL、、匹3941−3945(1986)測定結果:
RBL−hml細胞における、サブシガルギンの刺激(0,1μMサプシガルギ
ン)後の、UCC阻害の割合が得られる。試験物質は、一定濃度、10”nol
である。
RBL−)u++1細胞−サブシガルギン(0,1μM)−刺激化合物C%Hニ
ア3.O1
機能的抗炎症効果は、下記の試験によって示すことができるニガラススライドに
接着している個々のRBL−21(3−細胞(マスト細胞に関連した腫瘍細胞株
)を使用する。
RBL−283−細胞の培養及び付着は、ハイド()IID[り及びべ−7z
ン(BEAVEN)l:よって記載された方法(1991)に従って行う。接着
性RBL−2113−細胞を感作するために、この細胞を、ジニトロフェノール
−ウシ血清アルブミン複合体(DNP−BSA−抗原)で、1 :2000に希
釈された市販されているγグロブリンE溶液を用いて、室温で、2時間インキュ
ベートする。その後、この細胞を洗浄する。DNP−BSA−溶液(10μg/
ml)を0.1ml加えることによって、細胞質の(a f +−過剰によって
仲介された強力な免疫細胞の活性化が起こる。個々の接着性RBL−2H3−細
胞の細胞質内の蛍光的カルシウム測定は、クドウ及びオグラによって記載された
神経細胞での方法(1986)に類似の方法で行い、これは同様に本出願の上記
において明らかにされている。
これらの試験で使用した比較例は、抗原が誘発した細胞活性化を約50%阻害す
る、クロモグリケート(lOμM)である。
本試験において、前述の化合物類は、上記で述べた値に匹敵する%Hを示してい
る。
本発明の物質の抗増殖作用を測定するための、テトラゾリウムアッセイを用いる
、様々なヒト腫瘍細胞株のミクロ培養試験は、驚いたことに、試験した該化合物
が、比較物質ベラパミルよりも、5〜100倍強力であることを示した。
載されたMIT試験を用いて測定したCIIrT= [3−(4,5−ジメチル
チアゾール−2−イル)2.5−ジフェニル−テトラゾリウムプロミド]、ケミ
コン(CHEMICON)社(エルセグンド、Ca、 USA)製造)。この指
示薬は、損傷を受けていないミトコンドリアを有する生存細胞によってのみ、青
色のホルマザン生成物に代謝される。下記のヒト腫瘍細胞株を、本試験において
使用した:^549(肺の腺がん”) 、A 431(外陰部の表皮b<A、)
、PC3(前立腺の腺がA、)、SK OR3(***の腺がん) 、HT 29
(CXI 1)(結腸の腺がん)及びK 562(慢性骨髄性白血病細胞)。本
試験は、ミクロ滴定用プレート上で行った。それぞれの窪みには、細胞懸濁液(
0,2X10’細胞数/ml)が100μlはいっていた。使用したインキュベ
ーション媒体は、熱で不活性化された胎児子牛の血清lO%及びゲンタマイシン
50μg/w+1を含む、RPMf 1640であった。この細胞懸濁液は、3
7℃でcot(s%)/空気(95%)混合物で、飽和点の湿度を有する気体中
で、様々な濃度の抗増殖性の試験物質が存在する及びしない状態で、0.24.
48又は72時間インキュベートした。これらの試験物質は、CHIO中に溶解
した(最終濃度:0.1%)。その後、■ゴー液(3I1g/ml)をlOμl
加え、その3時間後に、0.08N HClを含むイソプロパツール溶液100
μlを加えた。さらに1時間後、ミクロプレート読み機で、570ruaの光吸
収を測定した(比較波長は630nm)。この光吸収は、生存細胞数と直接比例
している。この物質の最大阻害濃度の半値は、lμg/++1であった。
前述の機能的エンドセリン及びサブシガルギン拮抗薬の血管章縮消散作用は、単
離された血管調製物において確認された二冠動脈の潅流は、逆行するように潅流
された、自発的に拍動する、ラットから採取したランゲンドルフ心臓において、
電磁法の測定によって、連続的に定量した(装置はヒューゴサックスエレクトロ
ニツク社(MARCH)によって提供された)。この測定装置は、非常に正確に
血管章縮の程度、持続時間及びパターンを記録するために使用することができる
。潅流をエンドセリン濃度1100nで行う場合は、冠動脈潅流の流速は、11
m11分から5m11分へ下げる。潅流における制限は、本発明の物質によって
、逆方向に働くことができる。フラー2で負荷されたRBL−hm 1細胞にお
けるサブシガルキン阻害、又はフラー2で負荷されたHL 60細胞におけるエ
ンドセリン阻害の効果に関する、本発明の化合物の効能は、ランゲンドルフ調製
物において検出された本試験物質の血管零線消散作用と明らかに相関している。
このことから、試験物質の血管牽縮を消散するエンドセリン拮抗作用を基に、非
選択性陽イオンチャンネルの遮断作用があると結論することができる。
この化合物は、腸内及び非経口的の両方で投与することができる。経口投与の推
奨量は、l用量につき活性物質0.1〜50kgであり、静脈投与は、l用量に
つき0.05〜15(mgである。所望の治療量は、適応症及び投与剤形によっ
て決まり、かつ経験的に決定することができる。
効果的化合物の例を、下記の表に示す:表1
co3o coso )I −(cot)+−HCH,Octtso −(CI
(t)a−119/BSCH,5O1NHCH,OHHH)l CHIOCHI
SOlN)l)l H233−238(Z)/BSC)1.OCR,On−C,
H,HHCHs C)1.0 CI(、OHH136−137/CICHsOC
HjOn−C,HI)l HHCHIOCHsOHH15B−159/CICH
+OCHsOCHs HHHCHsOCHsOHH180/CICH,OCH,
OCH,HHCHs CHIOCHsOHH177/BSCHIOCH,OHH
HHCHsSOtOHOH)l 182−186/BSC)1.OCR,0)I
HHCH,C)1.OCl5O)l H138−14010SCI’bOco
sso*u HHCH3HOCHsOHH222−22510SC)130 c
oso cus HHCHオoocoso CH,O)l l(155/C1C
H30CH30n−C5H11HHCHs CH,OCHsOHH75−79(
a)10SC)1.OC)130 C,H,HHCH+ CHsOCHsO)I
H80(a)/BSC)1.Ocuso CJs HHl(CHIOCHIO
HH95−100/BSCHsOCHsOCHs HHH−0−CHt−0−H
I(156−158/ClC1,OCHsOC11(l HHH−0−CHI−
0−HH148−155/CICHsOC)110 CIHI HHHC)11
0 CHIOHH177−179/CIC)110 CH,0)I Hl(l(
(l−CHl−0−HH251−253/Cl−0−CHl−0−HHHH−0
−CI(1−0−HH251−253(Z)/CICHsOC)IIOcHIc
ONHHHHCHIOC)I!OHH171−172/Cl−0−CHt−0−
C,H,HHH−0−CH,−〇−HH191−195/BSBS=塩基、CI
=塩素、2=分解、a=アモルファスR塩の形状 Mp(’C)
CI 239−235
表3
R塩の形状 Mp(”C)
CI 162−172
C1250−253
a) コーティング錠
錠剤1錠のコアは、下記を含むニ
一般式Iを有する活性物質 30.0++g乳糖 100.0+ng
コーンスターチ 75.0+++g
ゼラチン 3. O+ng
ステアリン酸マグネシウム 2.0mg210、0+ng
製剤
乳糖及びコーンスターチと混合した該活性物質を、10%のゼラチン水溶液を用
い、1mのメツシュスクリーンを通して顆粒化し、40℃で乾燥し、再度スクリ
ーンを通して研磨する。こうして得られた顆粒を、ステアリン酸マグネシウムと
混合し、圧縮する。本方法で製造されたコアを、糖、二酸化チタン、タルク及び
アラビアゴム水性懸濁液からなるコーティングを用い通常の方法で被覆する。最
後に被覆された錠剤を、みつろうで研磨する。
b)錠剤
一般式■を有する活性物質 30. (mg乳糖 100.0mg
コーンスターチ To、 O+ng
210、0+ng
製剤
該活性物質及びステアリン酸マグネシウムを、可溶性デンプン水溶液で顆粒化し
、この顆粒を、乾燥し、乳糖及びコーンスターチと完全に混合する。その後、こ
の混合物を圧縮し、重量210+ngの錠剤とする。
C)カプセル剤
請求の範囲第1項記載の活性物質 20.0IIIg乳糖 230.0+ng
コーンスターチ 40.0+ng
タルク 1O10+ng
300、0mg
製剤
該活性物質、乳糖及びコーンスターチを、最初にミキサーの中で結合し、かつそ
の後粉砕機にかける。この混合物を、前記ミキサーに戻し、タルクと完全に結合
させ、かつ機械的に硬ゼラチンカプセルに充填する。
国際調査報告 。17,1゜。t/1Nct11+we+w、1^−、、、、、
、pcT/EP 93101531(31)優先権主張番号 P4220379
.1(32)優先臼 1992年6月22日(33)優先権主張国 ドイツ(D
E)(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE)
、AU、BG、BY、CA、CZ、FI、HU、JP、KR,No、NZ、PL
、RtJドイツ連邦共和国 デー6501 シュヴアーペンハイム エルスハイ
マー シュトラーセ36
Claims (11)
- 1.一般式Iを有する化合物、もしくは該化合物と無機酸又は有機酸との、医薬 として許容できる塩の、慢性炎症の進行、潰瘍性大腸炎及びクローン病の治療の ための薬剤の製造、並びに抗増殖作用を有する薬剤を製造するための使用。 ▲数式、化学式、表等があります▼I (式中、Aは、ベンゾ又はチエノ基を意味し;R2及びR3は、それぞれ独立に 水素又は(C1−6)アルキルを意味する、もしくはそれらが結合した炭素原子 と共に、5−又は6−員炭素環状基を形成する;R11は、(C1−4)アルキ ル、ハロゲン(F、Cl、Br、I)、ヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、 アミノ、チオメチル、メタンスルホニルオキシ又はメタンスルホンアミドを意味 するか、もしくは2個の隣接するR11置換基は一緒に、−O−CH2−O−、 又は−O−CH2−CH2−O−を意味する;mは、Aがベンゾ基の場合は、0 、1、2又は3を、及びAがチエノ基の場合は、0、1又は2を意味する; 並びに、Dは、下記式Iaを有する基を意味する;▲数式、化学式、表等があり ます▼Ia(式Iaを有する基において、Bは、ベンゾ又はチエノ基を意味し; R1は、水素、(C1−16)アルキル、フェニル、フェニル(C1−6)アル キル、(C1−4)アルコキシ又は−NHCOX(式中、Xは(C1−5)アル キル)を意味する;R5は、水素、(C1−4)アルキル又はヒドロキシメチル を意味する;R6及びR7は、それぞれ独立に、水素又は(C1−6)アルキル を意味する、もしくはそれらが結合した炭素原子と共に、5−又は6−員炭素環 状基を意味する;R12は、(C1−4)アルキル、ハロゲン(F、Cl、Br 、I)、ヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、アミノ、チオメチル、メタンス ルホニルオキシ又はメタンスルホンアミドを意味する、もしくは隣接する2個の R12置換基は一緒に、−O−CH2−O−、又は−O−CH2−CH2−O− を意味する;並びにnは、Bがベンゾ基の場合は、0、1、2又は3、及びBが チエノ基の場合は0、1又は2を意味する。);
- 2.請求の範囲第1項記載の化合物の使用;(式中、R1は、水素、(C1−1 0)アルキル、フェニル(C1−5)アルキル又は−NHCOX(式中、Xは( C1−6)アルキル)を意味する;R11及びR12は、それぞれ独立に(C1 −4)アルキル、ヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、メタンスルホニルオキ シ又はメタンスルホンアミドを意味する、もしくは2個の隣接するR11及びR 12置換基は一緒に、−O−CH2−O−、又は−O−CH2−CH2−O−を 意味する;好ましくは、式中R1は、水素、(C1−10)アルキル又は−NH COX(式中、Xは(C1−6)アルキル)を意味する; R2、R2、R6及びR7は、それぞれ独立に水素を意味する、もしくはR2は R3と共に、及び/又はR6はR7と共に、並びにそれらが結合した連結した炭 素原子と共に、5−又は6−員炭素環状基を形成する;R11及びR12は、そ れぞれ独立にヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、メタンスルホニルオキシ又 はメタンスルホンアミドを意味する、もしくは2個の隣接するR11及びR12 置換基は一緒に、−O−CH2−O−、又は−O−CH2−CH2−O−を意味 する;特に、式中R1は、水素、(C1−6)アルキル又は−NHCOCH2を 意味し、及び/又は;R5は、水素、メチル又はヒドロキシメチルを意味し、及 び/又は;R2、R3、R6及びR7は、それぞれ独立に水素を意味する、もし くはR2はR3と共に、及び/又はR6はR7と共に、並びにそれらが結合した 連結した炭素原子と共に、5−員炭素環状基を形成し、及び/文は;R11及び R12は、それぞれ独立にヒドロキシ、メトキシ、メタンスルホニルオキシ又は メタンスルホンアミドを意味するか、もしくは2個の隣接するR11及びR12 置換基は一緒に、−O−CH2−O−を意味する。)の使用。
- 3.式中、R1及びR5が水素である請求の範囲第1又は2項記載の化合物の使 用。
- 4.式中、R2、R3、R6及びR7が、水素である請求の範囲第1〜3のいず れか1項記載の化合物の使用。
- 5.式中、R2及びR3、又はR6及びR7は、共に−(CH2)4−である請 求の範囲第1〜3のいずれか1項記載の化合物の使用。
- 6.式中、A及びBは、それぞれ独立にチエノ基、好ましくは2,3−チエノ基 である請求の範囲第1〜5のいずれか1項記載の化合物の使用。
- 7.式中、A及びBは、未置換のチエノ基である請求の範囲第6項記載の化合物 の使用。
- 8.式中、A及び/又はBはベンゾ基で、m又はnは2である請求の範囲第1〜 5のいずれか1項記載の化合物の使用。
- 9.式中、A及び/又はBがベンゾ基の場合、そのベンゾ基の2個の置換基R1 1及び/又はR12は、A又はBの縮合点に対し、それぞれメタ−又はパラ−の 位置にある請求の範囲第8項記載の化合物の使用。
- 10.式中、R11及びR12は、それぞれ独立にヒドロキシ、(C1−4)ア ルコキシ(好ましくはメトキシ)であり、もしくは2個の隣接するR11及びR 12置換基は一緒に、−O−CH2−O−である請求の範囲第1〜5、8及び9 のいずれか1項記載の化合物の使用。
- 11.下記式を有する、請求の範囲第1項記載の化合物又は該化合物の医薬とし て許容し得る塩の使用; 化合物A ▲数式、化学式、表等があります▼ 化合物B ▲数式、化学式、表等があります▼ 化合物C ▲数式、化学式、表等があります▼ 化合物D ▲数式、化学式、表等があります▼。
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DE19924220379 DE4220379A1 (de) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | Verwendung von kondensierten Bis-(3,4-dihydro-l-pyridinyl)methanen für die Herstellung von Mitteln für die Behandlung der Colitis Ulcerosa und des Morbus Crohn |
DE19924220320 DE4220320A1 (de) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | Verwendung von kondensierten Bis-(3,4-dihydro-l-pyridinyl)methanen für die Herstellung von Mitteln mit antiproliferativer Wirkung |
DE19924220324 DE4220324A1 (de) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | Verwendung von kondensierten Bis-(3,4-dihydro-l-pyridinyl)methanen für die Herstellung von Mitteln für die Behandlung chronisch inflammatorischer Prozesse |
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