JPH07508005A - 細胞毒性及び抗癌活性を有するビス−(置換−フェニル)誘導体 - Google Patents

細胞毒性及び抗癌活性を有するビス−(置換−フェニル)誘導体

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JPH07508005A
JPH07508005A JP6501864A JP50186492A JPH07508005A JP H07508005 A JPH07508005 A JP H07508005A JP 6501864 A JP6501864 A JP 6501864A JP 50186492 A JP50186492 A JP 50186492A JP H07508005 A JPH07508005 A JP H07508005A
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デニィ ウィリアム アレキサンダー
アットウェル グラハム ジョン
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Circadian Pharmaceuticals (Australia) Pty Ltd
Cancer Society of New Zealand Auckland Dvision
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07C233/77Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings having the nitrogen atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a hydrocarbon radical substituted by amino groups
    • C07C233/80Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings having the nitrogen atom of at least one of the carboxamide groups bound to a carbon atom of a hydrocarbon radical substituted by amino groups with the substituted hydrocarbon radical bound to the nitrogen atom of the carboxamide group by a carbon atom of a six-membered aromatic ring
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 細胞毒性及び抗癌活性を有する ビス−(置換−フェニル)誘導体 本発明は、抗癌及び低酸素選択性(anticancer andhypoxi a−selective properties)を有する新規ポリベンズアミ ドマスタード類、該新規化合物の製法、及びこれら化合物の抗癌剤としての用途 に関する。
発明の背景 アルキル化剤は、重要なりラスの抗癌薬剤であり、細胞性D N A (cel lular DNA)とアダクトを形成することにより、その細胞毒性及び抗癌 効果を発現する。
二官能性ナイトロジエンマスタードアルキル化剤、例えばクロラムブシル(ch lorambucil)、メルフアラン(a+elphalan)、及びシクロ ホスファミド(cyclophosphamide)は、このクラスの薬剤の主 要なサブセットである。それらの抗腫瘍活性のメカニズムは、最も接近しやすく 且つ最も核性の高いDNA部位である、メージャーグループ(major gr oove)におけるグアニンの連続(run)におけるグアニンN7部位で主と して起きる細胞性DNAのストランド間架橋(interstrand cro ss−1inking)を介するものであることが示されている。該ナイトクジ エンマスタード上の二つのアルキル化官能基は、このように近接しているので、 架橋は、該マスタードの到達範囲(reach )内に二つの反応性求核中心を 含んでいるDNA配列に限定され、殆どのストランド間架橋は近接したグアニン 間のものである。これら空間的な制限もあって、大部分の分子は、DNAを唯一 度アルキル化するに止まり、細胞毒性というよりも主としてゲノム毒性(gen otoxic)のあるモノアダクトを形成する。ナイトロジエンマスタードに対 する細胞の抵抗性の主要なメカニズムは、形成された架橋についてDNA修復を 増大することである。
最も感受性のある部位がアデニンのN3及びグアニンの環外アミノ基である、D NAのマイナーグループ(winor groove)においてアルキル化する ように設計された化合物についての研究は少ない。これら部位は、夫々、二つの 最もよく知られたマイナーグループアルキル化剤であるCC−1065(ハーレ ー(Hurley)ら、1988)及びアンスラマイシン(anthramyc in) (ハーレー(Hurley)及び二一ドハムーファンデヴアンタ−(N eedham−VanDevanter)、1986)によりターゲットとされ る部位である。これら化合物は、恐らくはDNA修復酵素を容易には誘導しない という理由から、単にモノアダクトを形成するだけであるにも拘らず、並外れて 強力な細胞毒である(タング(Tang)ら、1988)。また、これら化合物 によるアルキル化の殆どがグアニンにおいて生じるという事実があるにも拘らず 、ヒトc−mycオンコジーンのエクソン2の420塩基対Pst lフラグメ ントを含む線状化(1inearized)されたプラスミドDNAによる転写 停止アッセイを用いた最近の証拠、即ち、二つのナイトロジエンマスタード(ク ロラムブシル及びメルフアラン)が、アデニンにおいて(メルフアラン処理され たテンプレートにおける全てのアデニンペアーにおいて、及びクロラムブシル処 理されたテンプレートにおける選択されたAG及びGAペアーにおいて)、優先 的に転写停止を惹起するとの証拠もある(ビニパー(Pieper)ら、198 9)。
これらの理由から、我々は、マイナーグループを標的化した二官能性アルキル化 剤を潜在的抗腫瘍薬剤として開発することに興味を持った。我々は、空間的に離 れたビスマスタートのファミリーの設計と合成、並びに代表的な化合物のDNA との相互作用及び抗腫瘍特性に付いての研究をここに報告する。
マイナーグループ結合性ポリピロール抗生物質ディスタマイシンA (dist amycin A)の二官能性アニリンマスタード類縁体の合成についての最近 の報告があるが、我々は、空間的に離れたマイナーグループ標的マスタードの例 を全く知らない。しかしながら、二つのCC−1065アルキル化ユニツトを含 む化合物についての最近の報告は、これら化合物がDNAを架橋し、並外れた細 胞毒の有効性を示すことを示している(ミッチェル(Mitchell)ら、  1989)。
本発明化合物の設計においてはアニリンマスタード類をアルキル化部分(alk ylating moieties)として使用することに決定した。なぜなら 、それらのアルキル化の化学が良く理解されており、それらの反応性が芳香環に おける置換基を適当に選択することにより広い範囲に亘って調節できる(パーv  −(Palmer)ら、1990)からである。アニリンマスタード類のマイ ナーグループにおけるDNAのアルキル化能力については、今日までのところ、 その証拠は少ないが、アニリンマスタード類はこの部位を標的とするように設計 されたことがない。これは、該化合物のアニリン環がそれ自体マイナーグループ 標的リガンドの一部を成すという事実にも拘らずである。設計は、ポリベンズア ミドビス四級アンモニウム複素環類に基づき(デニー(Denny)ら、197 9.ブレイスウェイト(Braithwaite)及びバギュレ−(Bagul ey)、1980)、ジメチルアミノメチル基で末端四級アンモニウム環を置換 することによる。
日 の 六 一面において、本発明は、一般式(■);〔式中、M及びMlは、別々にHl  アジリジニル、N(Et)CIlzCH2YまたはN(CtlzCHzY)z  (式中、YはC1、Br、 1又はOSO2Meである);R及びR1は、別々 に3以下の■、NOx、アザ(環のCH・がn=で置換されたもの)、Cfl  * Q。
So 2 NHQ又はC0NIIQ (式中、QはBSMe、 ’(C112) 、、NMe*、(CIl、)、NHC(=NEI)NH2及びn = 2〜4を 示す):XはC0NIII。
NHCOlo、CH2、Ntl又はSを示す;及びAは(CHz)fiC式中、 n=2−4)又は式(Ila〜l1c)から選ばれる構成単位である。〕により 表される芳香族マスタードのクラスを提供するものである。式(Ila〜j1. c)において、Z:CH!Q1SO2NHQ又はCON■Q(式中、QはH,M e−、(C11*)r+NMet、(CHz)、、NHC(”N11l)Ntl z及びn=2−4を示す)。
式(I)の化合物は、細胞毒性及び抗ガン活性を有し、抗ガン剤として有用であ る。式(I)の化合物は、有機及び無機酸と薬学的に許容される付加塩を形成し 、これらの付加塩も、本発明の一部を形成する。塩形成の好適な酸として、塩酸 、硫酸、リン酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、マロン酸、サリチル酸、リンゴ酸 、フマル酸、コハク酸、アスコルビン酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、イセ チオン酸等が例示される。三級アルキルアミンを含む、式(I)の化合物のクラ スの一部は該アミンのN−オキシドも形成し、該N−オキシドは本発明の一部を 形成する。
第2の面において、本発明は、以下のスキーム1〜4に記載される工程を含む一 般式(I)の化合物又はその酸付加塩又はそのN−オキシドの合成法を提供する 。
第3の面において、本発明は、薬学的に許容される担体とともに、一般式(I) の化合物又はその酸付加塩又はそのN−オキシドの有効量を含む医薬組成物を提 供する。
第4の面において、本発明は、治療を必要とする哺乳動物に、一般式(I)の化 合物又はその酸付加塩又はそのN−オキシドの抗ガン有効量を投与する段階を含 む哺乳動物のガンの治療方法を提供するものである。
式(I)の化合物およびその酸付加塩およびそのN−オキシドは、スキーム1− 4に略述された方法により製造される。
スキーム1において、RおよびZは式I及びIIaで定義されたものと同様であ るが、ニトロではない。置換3−アセトアミド−5−二トロ安息香−酸(III )とジメチルアミンとの反応により置換N、N−ジメチル−[3−アセトアミド −5−二トロ]ベンズアミド(IV)を得、該ベンズアミド(IV)はB111 .5(CH3)2複合体で還元を受け置換N、N−ジメチル−[3−(N−エチ ルアミノ−5−ニトロ]ベンジルアミン(V)を与える。これらを室温で含水酢 酸/THF中に過剰のオキシランと処理することで、置換N−2−ヒドロキシエ チル誘導体(VI)を得、これらをメシル化し、次いでLiC1と処理すること で、置換N−2−クロロエチル誘導体(Vll)が得られる。これらのニトロ基 を塩化第1スズ/濃flc1で還元すると、対応する空気に感受性の置換アミン (WIN)が得られ、該置換7 ミン(VIIDlt l、 4−ヘンセンジカ ルボニルジクロライド(XVIII) (又は類似の1.3−ベンゼンジカルボ ニルジクロライド)と反応させることで、目的の式(I)の化合物を得ることが できる。
スキーム2において、RおよびZは式(I)及び(Ila)で定義されたものと 同様であるが、ニトロではない。3−(N、Nジメチルアミノメチル)−アニリ ン(XVt)とメトキシカルボニルベンゼンカルボニルクロライド(XVII) との反応によりエステル(IX)が得られ、該エステル(IX)は正確に当量の 塩基で選択的に加水分解して酸(X)にすることができる。酸(X)は、アミン (Vlll)と反応して目的の式(I)の化合物得ることができる。
化合物3 スキーム3 スキーム3において、RおよびZは式(I)及び(I Ia)で定義されたもの と同様であるが、ニトロではない。アルコール(XI)をMsC1/LiC1と 反応させてマスタード(XII)を得、該マスタード(XII)は酸性条件下で アミン(Xlll)に還元できる。これらは、メトキシカルボニルベンゼンカル ボニルクロライド(XVII)とカップリングさせてエステル(XIV)を得、 該エステル(XIV)を弱塩基で加水分解して酸(XV)を得る。これらは、好 適なアミン(例えばアミンVIII)とカップリングして目的の式(1)の化合 物を得スキーム4において、RおよびZは式(I)及び(Ila)で定義された ものと同様であるが、ニトロではない。好適なアミン(例えばXVI)と好適な ベンゼンジカルボニルクロライド(例えばXVIII)と直接反応させて目的の 式(I)の化合物が得られる。
発明の説明 本発明を下記の非限定的な実施例及び図面を参照して説明する。図面において: 図1は、pBR322DNAの薬剤処理3−末端標識化EcoRI/BamHI フラグメントから得られたストランド開裂パターンのオートラジオグラフを示す 。
レーンは、30mM Na”(レーン1)及び10mMMg”(レーン2)の存 在下での対照DNAサンプル、並びに30mM Na”(レーン3)及び10m MMg”(レーン4)(イオン強度=0.04)の存在下での薬剤処理DNAに 対応する。
図2は、塩なしく下のパネル)、30mM Na”(中央のパネル)及び10m M Mg”(上のパネル)の存在下、0.01 SHEバッファー中で薬剤処理 DNAを用いて得られたストランド開裂パターンのデンシトメーターのスキャン を示す。IS=反応混合物のイオン強度 図3は、薬剤/bp比0.02.0.04.0.06.0.08及び0.10( 夫々、レーン1−5)を用いて、化合物1と共にインキュベートされた、3′− 末端標識化EcoRI消化線状pBR322DNAを用いた架橋実験から得られ たオートラジオグラフを示す。レーンDは、薬剤処理サンプルと同一の変性条件 に供された対照変性DNAであり、レーンNは変性に供されなかった対照天然( 未変性)DNAである。
図4は、薬剤/bp比0.0.0.1O10,15,0,20,0,25,0, 30,0,35及び0.40(図中、1−8の番号で示す)にて、化合物1と共 にインキュベートされた閉環状超らせんプラスミドpBR322の巻き戻しくu nwinding)の結果を示す。
表1は、本発明の製法により製造される一般式(I)の代表的な6種の化合物の 物理化学的データを示す。
以下の実施例は、一般式(I)の各化合物の製造を例示する。
1 : スキーム1の によるビス−NN°−3−(N−(2−ロロエチルーN −エチルアミノ −5−NN−ジメチルミノメチルフェニル −14−ベンゼン ジカルポキ ミド 1のヒム l のム 1.1−カルボニルジイミダゾール(5,42g、 33.48mmol)を室 温で3−アセトアミド−5−二トロ安息香酸(III:R=H)(ラーモア(L arsen)ら、1956) (5g、22.32mmol)の攪拌□された乾 燥D M F (20mL)溶液に分割して加えた。次いで混合物を40℃で3 0分間加熱し、10℃に冷却し、ジメチルアミン(40%水溶液、5mL、 4 4.64mmol)の溶液で処理した。混合物を40℃で30分間加熱し、次い で溶媒を減圧下に除去し、残渣を処理して粗N−[5−ニトロ−3−(N、N− ジメチルアミノカルボニル)]フェニルアセトアミド(IV; R= H) ( 3,95g、 70%)、mp(MeO■)193−196℃を得た。
max 1705 (CON(CH3)2)、 1625(!;!0CH3)、  1515cm−’(NOz)。
’HNMR(CD3SOCD、) 2.IHs、 3H,C0CH=)、 3. 37(s、 611゜N(CH3)2))、 7.87(dxd、 J+=2. 0Hz、 J2=1.3Hz、 18. H−2)。
7.96(m、 LH,H−4)、 8.59(m、 In、 H−6)、 1 0.55(s、 IH。
Ntl)。 13CNMR C−4); 122.81(C−6); 138.22(C−1); 140. 45(C−3); 147.86%)、 250(M−H,21); 209( 79)、 165(50)、 91(29)、 72(31)、 43(100 )。 元素分析 実測値:C,63,1; a、 s、a; N、17.0%、 CxH1sN304 理論値C,62,6; H,5,2; N、 16.7% 。
上記アセトアミド(IV; R= H) (Ig、 4.26!1101)の乾 燥T HF (20mL)攪拌溶液をゆっくりポラン−THF複合体(2mL) で処理した。室温で12時間攪拌後、さらにポラン−THF複合体(3mL)を 加え、該混合物を1時間還流し、次いで冷却し、希tlc1水溶液で酸性にした 。揮発物を減圧下に留去し、水層をNa0H(10%)水溶液で塩基性にし、C LC12で抽出して粗生成物を得た。EtOAc/ヘキサン(3,7)で溶出す るシリカゲルクロマトグラフィーでN。
N−ジメチル−[3−(N−エチルアミノ)−5−二トロ]ベンジルアミン(V ; R=H) (0,28g、30%)、mp(ベンゼン/ヘキサン) 83−86℃(オレンジプリズム)を得た。 l1lax 1535(NO2) 、 1325 cm−’ (CN)。 ’HNMR(CDCIs) l−31( t、 J・7.2Hz。
3H,CH2山)、 2.57(s、 6■、 N(Cfls)2)、 3.2 4(qxd、 L=7.2EIz、 J2:5.2Hz、 20. CH2CH 3)、3−94(S、 20. CH2N)、 4−10(t、J=5.2Hz 、III、Ntl)、6.88(m、IIl、If−2)、7.41(m。
IH,H−4)、7.44(m、H−6)。 ”CNMR14,44(CHzC Hs); 38.36 (NCH2); 50.43(NC■s); 67.2 3 (山N); 106.62(C−4); 114.53(C−6): 12 2.26(C−2); 133.34(C−5); 149.03(C−1):  149.41(C−3); 223(M、 8%)、 180(M−CJaN 、 100)、 134(17)、 58(62)。 ポランジメチルスルフィ ド複合体を用いた類似の還元で、70%の収率で得た。
上記N−エチル誘導体(V; R=H) (0,3g、 1.35+n+nol )及び氷酢酸/ T HF (1:1.20mL)中の過剰のオキシラン(1m L)の混合物を室温で72時間攪拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣をシリカ ゲル上でクロマトグラフィーを行った。EtOAcで溶出し、N、N−ジメチル −[3−(N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−アミノ)−5−ニトロ ]ベンジルアミン(Vl; R=H) (0,15g、 42%)を橙色固体と して得た。mp、 (CH2C1z/ヘキサン)102−104℃。 max  3525(OH)、1530(NO2)、1325(アリルCN) cm−’。
 ’II NMR(CDCIg) 1.22(t、 J・7.1Hz、 3H, CH2CH3)、 2.58(S、 611. N(CH3)2)、 3.51 (Q、 J=7.1Hz、 2H,NCHzCHz)、3−56(t、 J=5 .8Hz、 2H,NC−B2CH20H)、 3.86(br s、 2■、  CH20H)、 3.95(br s、 2H,CHiN(Ctl−)2)、  7゜05(br s、 IH,H−2)、 7.41(br s、 IH,H −4i): 45.69 (NCHzCHz): 50.63(N(山)2);  52.40 (NCHzC■20H); 60.17 (CH20H); 6 7.65 (CH2N(CHs)*); 106.65(C−4): 113. 38(C−6): 121.59(C−6); 133.40(C−1); 1 48.74(C−5): 149.34(C−3)、 m/z 267(M、  0.3%); 236(M−CH20H。
100)、 192(27)、 58(61)。(実測値: C,53,4;  B、 8.3;N、 14.0%、 C+3H2+NiOs、1.5H20の理 論値C,53,0; H,8゜2; N、14.3%)。
NEtsを含む上記N−ヒドロキシエチル誘導体(Vl:R=H) (0,2g 、 0.75mmol)のCB2C12(5mL)溶液をメタンスルホニルクロ ライド(0,2mL、 2.62++onol)で処理し、次いでDMF(5m L)中過剰のLiC1で処理した。仕上げを行って、N、N−ジメチル−[3− (N−エチル−N−(2−クロロエチル)アミノ)−5−−−トolヘンシル7  ミニ/(VII; R=H) (0,l1g、 52%)。
mp (CH*C12/ヘキサン)169−172℃。 tnax 1525( NOx) 1320(CN)、 760 cm−’ (C112CI)。 ’[ I NMR(CDCIs) 1.25(t、 J”7.lB2.3H,CB2C H3)、 3.61(q、 J=7.1Hz、 211. CHzCHs)。
3.78(m、 2B、 CH2C1)、 3.83(m、 2H,NCHz) 、 4.20(s、 2H、CH2N(CH3)2)、 7.44(m、 Il l、 [1−2)、 7.53(m、 IH,■−4)。
7.84(dxd、 JI=1.3H2,J2=2.4H2,18,■−6)。
 ”CNMRll、92(CB2C12): 41.22 (C,t12cHs ); 42.62(N(CHsh); 46゜09(CH2C1); 52.1 3(NC,B2); 61.19 (C112N(CH,)2); 107.2 7(C−4); 111.68(C−6); 119.17(C−2); 13 1.49(C−1); 149゜18(C−5); 149.64(C−3)、  mHz 285(M、 15%)、 242(M−C[1,NCl1.) 8 6)、 236(M−CB、C1,62)、 193(242−CH2C1,3 7)、 58(100)。(実測値: C,48,0; 11.6.8; N、  12.5; C1,13,5、Cl5L。N302C1,2H20の理論値C ,48,4; u、 7.5; N、 13.0; C1,11,0%)。
上記マスタード(VII; R=H) (0,57g、 2.00mmol)( 7)濃HCI(5!IIL)溶液を塩化スズ(IIXl、80g、 8.00m mol)を分割して加えながら激しく攪拌した。該溶液を2時間還流し、冷却し 、水で希釈し、EtOAcで洗浄し、濃アンモニア水でpH8−9まで塩基性と し、CB2C12で抽出し、仕上げを行って3−[N−(2−クロロエチル)− N−エチルアミノ]−5−[(N、 N−ジメチルアミノ)メチルコアニリン( Vlll; R=H) (0,34g。
67%)を油状物として得、それは直接使用した。 ’B NMR(CDC13 ) 1.16(Ill、 3H,CB2C12)、 2.74(s、 6H,N (Ctla)*)。
3.35(m、 2■、 CtlzCHs)、 3.62(s、 4H,NCt 12CH2C1)、 3.94(s、 2H,CHJ(Ctl−)2)、 6. 22(br s、 3tl、 [1−2,4,6)。
1.4−ベンゼンジカルボニルジクロライド(XVIII; Z=H) (0, 14g、 0.67mmol)を上記アミン(Vlll) (0,34g、1゜ 33mmol)のCLC12(5mL)攪拌溶液に一度に加え、該混合物を室温 で30分間攪拌した。溶媒を減圧下に除去し、残渣を水に溶解し、濃アンモニア 水でptl 8−9まで塩基性とし、CH2Cl2で抽出した。仕上げを行って ビス−N、N’−[3−(N−(2−クロロエチル)−N−エチルアミノ)−5 −(N、 N−ジメチルアミノメチル)フェニル]−1,4−ベンゼンジカルポ キサミド(1) (0,31g、 72%)の遊離塩基を淡黄色固体として得た 、mp (C112C12/エーテル)200℃(分解)。 max 1645  (Co)、1610(C−C)、1340(CN) 1155. 715 c ta−’ (CHICl)。 1■NMR(ジHCI塩(CD3SOCD3)  1.14(t、J=6.9tlz、61. CB2C12)、 2.71(d、  J−4,7tlz、 12H,N(Cfls)i、 3.46(Q、 J=6 .9tlz、 4B、 NCtlzCHs)、 3.65(t、 J=6.71 1z、 411. CH2C1)、 3.80(t、 J:6.7Hz、 4H ,NCl1.CH,CI)、 4.18(d、 J=5.1Hz、 411゜山 N(CH3)2)、 6.89(S、 2H,tl−4’ 、 4″)、 7. 23(s、 211. H−2°、2”)、 7.37(s、 2H,H−6’ 、6”)、 8.13 (s、4H1Il−2,3,5+6)、 10.47  (s、 2H,NH)、 10.90 (br s、 2H,■C1)。 ′3 CNMR12,51(CH2Cl(3); 40.76 (j、H2C1);  45.09(N(CHsh);45.67(NC1lI2CII、); 52. 36(NC■2C■zc1); 64.44 (山N(CHs)2); 103 .09(C−4’、4”); 109.10(C−2″、2”): 109.1 7(C−6゜、6”); 127,51(C−2,3,5,6); 137.9 2(C−5’、5”): 139.17(C−1’、l”)、; 139.74  (C−3’、3”); 147.87(C−1,4); 164.92(Co )、 マススペクトル(遊離塩基) mHz 640(M、 28%)、105 (50)、 58(100)。(実測値: C,60,9; n、 7.2;  N、 11゜9: C1,12,7,C34H46N1102C1□、 212 0の理論値C,60,3; H,7,9: N、12.4; C1,10,5% )。
2:N−−N−2−ロロエ ルーN−エチルアミーーNN−ジ チルアミ ルフ ェニル −N′−−NN−ジ ルアミノメチルフェニル−14−ベンゼンジカル ポキサミド 1のヒム 2 びN−3−N−2−コロエル−N−エチルアミノ  −5−NN−ジ チルアミノメチルフェニル −N1−フェニルー14−ベンゼ ンジカルボキサミ 1のヒム 3 のスキーム2の に るム等モル量の3−( N、N−ジメチルアミノメチル)アニリン(XVl; R=H)(ステッドマン 、イー、ジエイ、(3iedman。
E、J、) Chem、Soc、 1927.1902)及び4−(メトキシカ ルボニル)ベンゼンカルボニルクロライド(XVIl、 Z=H)をピリジン中 θ℃で一緒に反応させてメチル4−[3−(N、 N−ジメチルアミノメチル) フェニル]カルバモイルベンゼンカルボキシレート(IX; R= Z = H )(73%)、 mp (ジイソプロピルエーテル)108−109℃を得た。
 ’HNMR(CD−3OCDs) 10.42(s、 ltl、 C0NH) 、 8.13(s、 4B、 B−2’、If−3’)、 7.75(s。
1B、 H−2)、 7.70(d、 J=8.2tlz、 IH,1l−6) 、 7.30 (t、 J=8゜2Hz、LH,■−3)、 7.04(d、  J=8.2Hz、 l■、 H−4)、 3.97(s。
3H,C00Ctls)、 3.40(s、 2H,CL)、 2.18 (s 、 6H,N(Clls)2)。元素分析(Cl 5HzoNzos) C,H ,N。
エステル(IX; R= Z = H) (5,30g、 17 mmol)の MeOH(10mL)溶液を1当量のNa0H(1,ONの水溶液17.0+n L)で処理し、該混合物をMeOHが蒸発除去されるまで加熱し、1時間還流し 、次いで冷却し、濾過した。正確に中和(1,ON■C1水溶液17. OmL を用いる)し、次いで冷却して4−[3−(N、N−ジメチルアミノメチル)フ ェニル]カルバモイル安息香酸(X; R= Z = H) (4,73g、  93%)を得た、mp (MeOH/EtOAc) 209−210℃。 ’H NMR(CDsSOCDs) 10.41(s、 l■、 NU)、 8.07 (d、 J=7.0Hz、 20. H−2°、6’)、 8.02(d、 J =7.QHz。
2H,H−3’、5’)、 7.82(s、 11. [1−2)、 7.72  (d、 J=8.05■2゜IH,H−4)、 7.33(t、 J=7.8 Hz、 111. H−5)、 7.09(d、 J=1゜6Hz、 IH,H −6)、 3.61(s、 2H,Cl12)、 2.32 (S、 6B、  N(CH3)2)。元素分析(CltH+5N20s) C,[1,N、l−メ チルイミダゾール(0,21g、 2.56i+mol)を含む(X; R=  Z = H) (0,70g、 2.35mmol)の乾燥DMF(5mL)水 ***液を、予め冷却したフラスコ中に含まれる固体(Vlll; R=H)(0 ,61g、 2.38mmol)に加えた。該混合物を均一になるまで攪拌し、 次いで0℃でジエチルシアノホスホネート(93%、 0.43g、 2.45 mmol)を滴下処理した。該混合物を25℃で1.5時間攪拌し、次いで大過 剰の0.5N Na2COsで希釈し、得られた固体を集め、C112C1□に 抽出した。CLC1z溶液を水で2回洗浄し、留去し、残渣をアルミナ(活性I I−III)の短いカラムでクロマトグラフを行った。EtOAcで溶出してN −[3−(N−(2−クロロエチル)−N−二チルアミノ)−5−(N、 N− ジメチルアミノメチル)フェニルコーN’ −[(3−(N、N−ジメチルアミ ノメチル)フェニル]−1,4−ベンゼンジカルポキサミド(2) (0,59 g、 47%)を得た、mp (EtOAC/石油エーテル) mp 162− 165℃。 ’11 NMR(CDC1,) 8.27 & 8.15(2xs 、 2tl、 C0NB、 C0Ntl)、 7.85(s、 48. H−2 °、 3’ 、 5’ 、 6’)、 ?、67(d、 J=7.9Hz、 I H,H−2”)、 7.56(s、 1B、 H−6”)。
7.31 (t、 J=7.8Hz、 1B、 H−3”)、 7.11(s、  IH,H−4”)、 6゜79(s、1B、 H−4)、 6.45(s、  1B、 H−6)、 3.71(s、 4H,NCH2C[12C1)、 3. 44 (Q、 J=7.OBZ、 2H,NCH2CH3)、 3.42 &  3.45(2x s、 2tl、 2X山N(CH−)2)、 2.23 (S 、 12H,2X N(CH3)2)、 1.19(t、 J・7.0Hz、  3H,NCHx山)。元素分析(CsJ3、ClN60□) C,11,N、C I。
4−フェニルカルバモイル安息香酸及びアミン(VIII ;R=H)を同様に 反応させて、N−[3−(N−(2−クロロエチル)−N−エチルアミノ)−5 −(N、 N−ジメチルアミノメチル)フェニル]−N1−フェニル−1,4− ベンゼンジカルポキサミド(3)(52%)を得た、mp (EtOAc/石油 エーテル)186−189℃。
’HNMR(CDC1a)8−08,7.98(2Xs、2H,C0Ntl、C 0NH)、7゜90(s、 4B、 H−2°、3’、5°、6°)、 7.6 7(d、 J=7.8Hz、 2■、ト2”、6”)、7.38(t、J=7. 6Hz、2H,H−3″、5″)、7.25(s、1B。
H−2)、7.18(t、J=7.4Hz、H−4”)、6.75(s、IH, B−4)、6゜46(s、18. 14)、3.66(s、4H,NCH2CH 2C1)、8.44 (q、J4.0lllz、2B、NCH2CH3)、3. 36(s、2B、CHtN(Ctlsh)、2.24 (s、6H,N(CH3 )2)、1.21(t、J=7.0Hz、3■、NCHzCHs)。
元素分析(C2Js 1cIN402) C,H,N、 CI。
3;スキーム3の一゛によるN−−N−−クロエチル−N−エチルアミノ −− NN−ジメ ルアミ ルフェニルーN’−−N−2−ロロエチルーN−エ ル  ミフェニルー14−ベンゼンジカルボキサミド 1の A4 びN−3−(N− 2−ロロエ ルーN−エ ル ミ合戒 N−エチルアニリン(13,3g、 80mmol)のTHF(50mL)及び AcOH(50mL)溶液をオキシラン(15mL、 0.3mol)で処理し 、該混合物を20℃で36時間攪拌した。次いで、追加のオキシラン(15mL )を加え、該混合物を20℃でさらに36時間攪拌した。次いで溶媒を減圧下に 留去し、残渣をCH2Cl2及びlN Na2CO3水溶液の間で分配した。有 機層の仕上げから得られた残渣を5iOz (EtOAc/石油エーテル、 l :3)上でクロマトグラフを行い、N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル) −3−ニトロアニリン(XI: R=H) (12,3g、 75%)を得た、 mp (ベンゼン/石油エーテル)43℃。 ’HNMR(CDC1s) 7− 53(t、 J=2.3Hz、 1B、 H−2)、 7.49(dd、 J= 8.2.2.0Hz、 LH,H−4)、 7.30(dd、 J:8.4.8 .2Hz、 IH,El−5)、 7.01(dd、 J=8.4.2.6Hz 、 LH,H−6)、 3−83(br s、 11. CH20H)、3.5 4 (t、 J=5.9Hz、 2B、 NCH2CH2C1)、 3.49( q、 J=7.1Hz、 2tl、 NCH2CH3)、 1.72 (br  s、 IH,OH)、 1.21(t、 J=7.1Hz、 3B、 CH,O 0元素分析(CIOH5−N203) C,H,N。
NEts(2,91mL、 21mmol)を含む上記アルコール(Xl、R= H) (4,0g、 19mmol)のCHzClz(35mL)攪拌溶液をメ タンスルホニルクロライド(1,62mL、 21mmol)を用い、0℃で滴 下処理した。0℃で更に30分間及び20℃で30分間攪拌した後、反応混合物 をCH2CH2C12(35で希釈し、IN llIC1,IN NaxCOs 及び飽和NaC1の順で洗浄し、仕上げを行い粗メシレートを得、これをすぐに 乾燥DMF(20mL)中LiC1(2g)と75℃で30分間処理した。減圧 下に過剰の溶媒を留去し、残渣を5iO2(EtOAc/石油エーテル、 1: 4)上でクロマトグラフを行い、N−(2−クロロエチル)−N−エチル−3− ニトロアニリン(Xll; R=H) (3,58g、 82%)を黄色プリズ ムとして得た、mp (石油エーテル)56−57℃。 1■NMR(CDC1 3) 7.51(dd、 J4.9.1.9Hz、 l■、 If−4)、 7 .48(t、 j=2.4Hz、 IB、■−2)、 7.32(m、 2B、  H−5)、 6.95(dd、 J=8.4゜2、7Hz、 H−6)、 3 .70(m、 2H,NCR2側2CI)、 3.64 (If、 211.  CH2C1)、 3.50(q、 J=7.1Hz、 2H,NCHiCtls )、 1.22 (t、 J=7、1Hz、 3H,CH3)。元素分析(C+ 。H+ 5cINJz) C,H,N、 CI。
上記ニトロマスタード(Xll: R=H) (2,51g、 llIflmo l)の12N HCI(25mL)溶液をSnC1g、2LO(9,9g、 4 4+mol)を用い、25℃で分割様式(portionwise)で処理し、 蒸気浴上、90℃で1時間加熱し、次いで減圧下に蒸発乾固した。
残渣をC112CI□、 2N Nt140H及び氷の混合物で激しく振盪し、 セライトパッドを通して濾過した。有機層の仕上げを行い、実質的に純粋な3− [N−(2−クロロエチル)−N−エチルアミノコアニリン(XIII; R= H) (1,92g、 88%)を油状物として得、これは直ちに使用された。
NEts(1,80mL、 13mmol)を含むアミン(XIII; R=H ) (2,38g、 12mmo1)のCH2Cl2(30111L)攪拌溶液 を4−メトキシカルボニルベンゼンカルボニルクロライド(XVfl; = H )(2,18g、 llmmol)のCHzC12(log+L)溶液を用い、 0℃で滴下処理した。更に、0℃で15分間及び25℃で15分間攪拌した後、 混合物をIN NazCOs及び水で洗浄し、有機層から得られた残渣を5iO z(CBzC12)上でクロマトグラフを行い、メチル4−[3−(N−(2− クロロエチル)−N−エチルアミノ)フェニル]−カルバモイルベンゼンカルボ キシレート(XIV; R=Z=H) (3,36g、 85%)を得た、mp  (ベンゼン/石油エーテル) 111−112℃。 ’HNMR(CD、5O CD、) 10.25(s、 IH,C0NH)、 8.09(m、 4B、  lll−2’、3’、5°、6’)、 7.16(d。
J=1.8Hz、 LH,H−2)、 7.15(m、 2H,H−4,H−6 )、 6.49(+n。
1B、 H−5)、 3.93(s、 3B、 C00CH=)、 3.73  (t、 J=7.1Hz、 2El、 NCH,CH2C1)、 3.61(t 、 J=7.1Hz、 2H,CH2C1)、 3.41 (t、 J=7.0 Hz、 2111. NCHiCtls)、 1.12 (t、 J=7.0H z、 3H,CH3)。元素分析(CI9B21CIN203) C,H,N、 C1゜KO■(5,6g)を含む(XIV; R= Z = H) (2,88 g、 8mmol)のMeOH(100mL)懸濁液を25℃で均一になるまで 攪拌し、次いで更に5時間攪拌した。該混合物を水で希釈し、濾過し、Ac0t lで酸性とし、4−[3−(N−(2−クロロエチル)−N−エチルアミノ)フ ェニルトカルバモイル安息香酸(XV;R=Z=H)(2,08g、 75%) を得た、mp (EtOAc) 203℃(分解)。
’HNMR(CD、5OCD=) 13.3(br s、 IH,C00H)、  10.21(s。
IH,C0NH)、8.05(q、J・8.50. 4H,H−2’、3°、5 ゛6°)、7.16(+n、3H,El−2,4,6)、6.48(a+、lt l、H−5)、3.72(t、J=7.1Hz、2H,NCHzCt12C1) 、3.60(t、J=7.1Hz、2■、CH2Cl)、3゜40 (q、J= 7.0H2,NCH2CH3)、1.12 (t、J=7.0Hz、30. C f13)。元素分析(C+sH+eCIN20s) C,El、N、CI。
酸(XV; R=Z=H) 及び7 ミニ/(Vlll; R=H)を実施例2 で略述された方法により反応させて、N−[3−(N−(2−クロロエチル)− N−エチルアミノ)−5−(N、 N−ジメチルアミノメチル)フェニル]−N ’−[3−(N−(2−クロロエチル)−N−エチルアミノ)フェニル]−1, 4−ベンゼンジカルポキサミド(4) (61%)を得た mp (EtOAc /石油エーテル)> 250℃。 ’EI NMR(CDC13) 8.11. 8.07(2Xs、 21. C0NH,C0NH)、 7.87(s。
4[1,H−2°、3’、5’、6’)、 ?、24(s、 21. H−2, 2”)、 7.20(n。
IH,H−5”)、 6.87(d、 J=7.8Hz、 IH,B−4”)、  6.77(s、 IH。
H−4)、 6.50(dd、 J=8.3.2.4Hz、 18.11−6” )、 6.44(s、 IEl、 H−6)、 3.62(s、 811.2x CLCLC1)、 3.44(2xq、 J=7゜0Hz、 4H,2xNCt lzCH3)、 3.36 (s、 2H,CH2N(C■−h)、 2゜23 (s、 6H,N(CH3)2)、 1.99(2xt、 J=7.0Hz、  6H,2XCI]s)。元素分析(C3+H3−C1□N5Oz) C,El、 N、CI。
アミン(XIIl、 R=H)及び酸(X; R=Z=H)を同様に反応させて (実施例2の調製注参照)、N−[3−(N−(2−クロロエチル)−N−二チ ルアミノ)フェニル]−N’−[3−(N、 N−ジメチルアミノメチル)フェ ニル]−1,4−ベンゼンジカルボキサミド(5) (59%)を得た、imp  160−161℃(EtOAc/石油エーテル)。 ’HNMR8,35&  8.26(2xs、 2H,C0NH,CON[I)。
7.80(s、 4H,H−2’、3’、5’、6’)、 7.66(d、 J =8.2Hz、 1B。
H−6”)、 7.57(s、 IH,B−2”)、 7.30(t、 J=7 .7Hz、IH,H−5”)、 7.18(t、 J=8.4Hz、 IH,f l−5)、 7.11(d、 J=7.7Hz、 LH、H−4”)、 6.8 9(d、 J=7.7Hz、 Ill、 1l−4)、 6.49(dd、 J =8.4、2.3Hz、 1B、 H−6)、 3.61(s、 411. C B2CH2C1)、 3.41(q。
J=7.0Hz、 2H,NCH2CH3)、 3.39 (S、 2tl、  CHJ(CHs)i)、 2.24(s、 61. N(CH3)2)、 1. 19(t、 J・7.0Hz、 38. NCH2CH−)。
元素分析(C2□ft3.CIN、02) C,H,N、CI。
4:スキーム4の 法によるビス−N N’−3−N N−ジメチルアミノメチ ル−フェニル−14−ベンゼンジカルボキサミド 1のヒム 6 のへJ 粉末化した1、4−ベンゼンジカルボニルジクロライド(XVIII; Z =  H) (1,Olg、5mmol)を、3−(N、N−ジメチルアミノメチル )アニリン(1,65g、 Ilmmol)の乾燥DMF、(20mL)攪拌溶 液に加え、反応混合物を25℃で30分間、90℃で15分間攪拌した。冷却し た混合物をIN Na1COsで希釈し、ビス−N、 N’−[3−(N、 N −ジメチルアミノメチル)フェニル]−1,4−ベンゼンジカルボキサミド(6 )を得た。 ’■NMR(CDC1j中の遊離塩基)[対称分子コδ8.40  (s、 IH,C0NH)、 7.79(s、 2B、 H−2’、6’)、  7.65(d、 J:8.0Hz、 l■、 1l−6)、 7.57(s、  IH,H−2)、 7.29(m、 LH,fl−5)、 7.11(d、 J =7゜6Hz、 IEI、 H−4)、 3.48(s、 2B、 CtlJ( CHs)z)、 2.23(s、 6H、N(CH3)2)。二塩酸塩、mp> aoo℃(MeOB/EtOAc)。元素分析(C2J3゜N、02.2flC 1) C,H,N、C1゜実施例5:DNAをアルキル化する化合物lの能力1 )標識DNAフラグメントの調製 pBR322DNAの375塩基対のEcoRI〜BamHIフラグメントを、 フレノウフラグメントおよび”P−dATPを用いて、EcoRI部位で、3′ 末端標識した。得られた標識フラグメントを、4%の非変性化ポリアクリルアミ ドゲル上で、単離した。以下に示すのは、塩基対31〜140のフラグメントの 部分配列である: 40 50 60 70 、 9Q GCTrTAATGCGGTAGTrTAT CACAGTTAAA TrGC TAACGCAGTCAGGCACCGAAATTACG CCATCAAAT A GTGTCMT’l’T MCGATIIGCG TCAGTCCGTGC GTGTATGM ATCTMCMT GCGCTCATCG TCATCCT CGGCACCGTCACC GCACATACTT TAGATTGTTA CGCGAGTAGCAGTA GGAGCCGTGGCAGTGG CTGGATGCTG GACCTACGAC ii)標識DNAのアルキル化 標識DNA (約30.000cpm)を、100μlの0.01SHEバツフ アー(pH=7.3、イオン強度=0゜01)中1μgの子ウシ胸腺DNAの存 在下に、アルキル化剤である化合物1を用いて、37°Cで30分間、インキュ ベートした。薬剤対塩基対の比率は、担体DNAに対して0.20に調整した。
この比率で、標識フラグメント毎に1を越えるアルキル化が起きた(Praka sh9゜1990)けれども、更なる実験は、フラグメント毎に1未満のアルキ ル化が起きたことになる0、1というより低い比率で、アルキル化のパターンが 、図1に示される0、02のものと殆ど同一であることを示した。Mg2+を用 いる実験のために、30mM NaClまたは10mM Mg CI 2 (最 終イオン強度=0.04)のいずれかの存在下に、反応を行なった。反応混合物 を、氷上で冷却し、修飾されたDNAを、エタノールで沈殿し、凍結乾燥した。
修飾DNAペレットを、100μlの0.01SHE(pH=7.3)中で溶解 し、10分間90°Cで加熱した。次に、11 +の10Mピペリジンを、溶液 に添加し、反応混合物をさらに10分間90’Cで加熱した。続いて、試料を、 −晩凍結乾燥し、エタノールで沈殿して、80%脱イオン化ホルムアミド、1% キシレンシアツールおよび1%ブロモフェノールブルーからなる配列決定用色素 3μm中に溶解させた。配列決定用ゲルにローディングする(loading) 前に、試料を、90°Cで2分間、変性させた。ポリアクリルアミドゲルを、先 に記載されている( Prakashら、1990)ように流した(run)。
i i i)化合物lによるDNAのアルキル化薬剤処理されたDNAの、化学 的処理により得られるストランドの開裂パターンを、図1に示す。連続するA( As)(33−35,46−48)のラン中のアデニンは、強いバンドを示し、 TAおよびAT配列(57,61,85,92および94)中のアデニンについ ては、より弱いバンドが見られる。グアニンの非常に僅かなアルキル化が、対照 群およびローディングの変化を考慮に入れた後に1.観察される。図2は、別の イオン強度下(中および下のパネル)、およびMgCI□の存在下(上のパネル )で得られるアルキル化パターンのデンシトメータースキャンを示す。0.Ol から0.04にイオン強度を変化させると、バンド分布に影響はないが、1価の Na”の代わりに2価のカチオンM g2−を使用すると、57および61で、 バンドの強度の増強が導かれる。アニリンマスタード(aniline mus tard)を、0.10迄の種々の薬剤/塩基対比で用いた予備的調査は、平均 して375−bpの標識ストランド毎に1以下のアルキル化が起こることを示し くPrakashら、1990)、このことは、平均して、使用される薬剤の2 0分子のうちのおおよそ1つが、ストランド毎にDNAをアルキル化することを 意味していた。
図2および3は、化合物1が、Asのラン中に存在するアデニンを優先的にアル キル化し、5’−ATおよび5=−TA配列では、かなり小さい程度であること を示す。我々は以前、M g2−が、DNAインターカレーターで標的化された マスタード(DNA intercalator−targetedmusta rd)による、主溝中でのアデニンのアルキル化を明らかに阻害し、小溝中では 阻害しない(Prakashら、1990)ことを示した。Mg2+添加は、バ ンドの強度を減少させず、実際には、ATおよびTA配列(例えば、バンド57 および61)中に存在するアデニンでのアルキル化の程度を増大させるので、従 って図3に要約される結果は、小溝の部位(推定として、N3)で化合物1がア デニンをアルキル化することと一致する。これは、ATZおよびTA結合部に存 在する異常なコンフォーメーションによるもので有り得、それは、主溝にMg2 +が存在することによりさらに影響され得る。架橋化実験は、化合物1が、10 個のアルキル化の生起から約1個のストランド間架橋を生じることを示し、これ は、我々が以前にDNAインターカレーターで標的化されたアニリンマスタード (Prakashら、1990)で見い出したもの(約20のうちl)よりもか なり良い比率である。
6: ヒ゛よびへ1・・ ス −しのア・・セこれらの実験は、先に記載された (Prakashら、1990)ように為された。
図3は、種々の濃度の化合物1による、DNAの架橋化を示す。1つの薬剤:b pr比率が0.04であるとき、平均して、4362−bp DNAストランド につき1つの架橋が起きた。これは、統計的モデルに基づくものであり、そこで は、試料バンドのバンド強度および変性されたDNAに関する自然対数比が、フ ラグメント毎の架橋数を測定するために用いられる(Prakashら、199 0)。同じ入力比では、4362−bpフラグメント毎に約10を越えないアル キル化の生起があり[(4362bp/375bp)X (bp毎に0.04d /bp毎に0.10d)X(フラグメント毎に2ストランド)=約10]、この ことは、架橋対モノ−付加物の比率が約0.1であることを示唆する。図4は、 ヘリックス巻き戻しくhelix unwinding)のアッセイの結果を示 す。薬剤は、薬剤:塩基対比0,40でも、スーパーコイル化DNAから超らせ んの屈曲(superherical turn)を完全に除去することはせず 、薬剤が、DNAにインターカレート(intercalate)されないこと を示す。
ヘリックス巻き戻しの研究の陰性の結果(図4)は、化合物lが、DNAにイン ターカレートされないことを示す。小溝でDNAに結合している化合物lのCP Kモデルは、アルキル化部分が、反対側のストランドのアデニンのN3部位に最 も近接しているとき、分子は、約3塩基対の距離であることを示唆する。そのよ うな結合の様式では、架橋化は、配列AATS ATT、TAAおよびTTAで 最も起こりやすいものであった。我々は本明細書中で、アルキル化が、Asのラ ンで最も強いことを示したので、AT結合部(例えば、先行するTsまたは引き 続くAのランを有する、57または61の塩基)で観察された弱いアルキル化は 、反対側のストランドでのアデニンの初期のアルキル化、およびそれに続くスト ランド間の架橋化に、事実上起因するものであり得る。
7:ヒム ■ の生 ′ ・ “ 成長阻害の研究を、他において詳細に記載されている(Wilsonら、198 9 ; Finlayら、1984)ように行なった。
IC5゜を、同じ96−ウェルプレート上で8つの対照群の培養物について、細 胞の量(cell mass) (メチレンブルーで染色し、マイクロプレート 光度計中で吸光度を測定することにより、72〜78時間後に測定されるタンパ ク質含量)を平均値50%まで減少させるのに要する薬剤濃度として、測定した 。AA8およびUV4細胞系に対するIC5o値の比は、HF= I Cao  (AA8)/I C6゜(tJV4)として定義する。
化合物(1)は、P388白血病細胞に対して約0゜05%M、AA8細胞に対 して約800 nMのIC5oを有した。それは、HFで15を有し、P388 白血病に対して工z旦連で有意な活性(−回の腹腔内用量として与えられるとき 、最適用量9 m g / K gで37%のILS)を示した。
これらのデータから、一般式(I)の化合物の代表例である化合物1が、Lz旦 fでの抗腫瘍活性を有して、効力のある細胞毒性物質であることが明らかである 。本発明は、従って、抗腫瘍活性を有し、一般式(I)で示される少なくとも1 種の化合物、および1種またはそれ以上の医薬的に受容可能な担体または希釈剤 を含む、医薬組成物も提供する。
本明細書で引用された参照資料を、以下の頁に列挙する。
本発明は、その一般的局面において、本明細書に参照される特定の詳記に限定さ れないことは、明らかに理解される。
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Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、M及びM1は、別々にH、ア ジリジニル、N(Et)CH2CH2YまたはN(CH2CH2Y)2(式中、 YはCl、Br、I又はOSO2Meである);R及びR1は、別々に3以下の H、NO2、アザ(環のCH=がN=で置換されたもの)、CH2Q、SO2N HQ又はCONHQ(式中、QはH、Me、(CH2)nNMe2、(CH2) nNHC(=NH)NH2及びn=2−4を示す);XはCONH、NHCO、 O、CH2、NH又はSを示す;及びAは(CH2)n(式中、n=2〜4)又 は式(IIa〜IIc)▲数式、化学式、表等があります▼IIa▲数式、化学 式、表等があります▼IIb▲数式、化学式、表等があります▼IIc(式中、 Z=CH2Q、SO2NHQ又はCONHQ(式中、QはH、Me、(CH2) nNMe2、(CH2)nNHC(=NH)NH2及びn=2−4を示す)から 選ばれる構成単位である。〕 の化合物又はその酸付加塩又はN−オキシド。
  2. (2)下記からなる群から選ばれる請求項1に記載の化合物:ビス−N,N′− [3−(N−(2−クロロェチル)−N−エチルアミノ)−5−(N,N−ジメ チルアミノメチル)フェニル]−1,4−ベンゼンジカルボキサミド、N−[3 −(N−(2−クロロエチル)−N−エチルアミノ)−5−(N,N−ジメチル アミノメチル)フェニル]−N1−[(3−(N,N−ジメチルアミノメチル) フェニル]−1,4−ベンゼンジカルボキサミド、N−[3−(N−(2−クロ ロエチル)−N−エチルアミノ)−5−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェ ニル]−N1−フェニル−1,4−ベンゼンジカルボキサミド、N−[3−(N −(2−クロロエチル)−N−エチルアミノ)−5−(N,N−ジメチルアミノ メチル)フェニル]−N1−[3−(N−(2−クロロエチル)−N−エチルア ミノ)フェニル]−1,4−ベンゼンジカルボキサミド、N−[3−(N−(2 −クロロエチル)−N−エチルアミノ)フェニル]−N1−[3−(N,N−ジ メチルアミノメチル)フェニル]−1,4−ベンゼンジカルボキサミド、及びビ ス−N,N1−[3−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェニル]−1,4− ベンゼンジカルボキサミド。
  3. (3)薬学的に許容される担体とともに、請求項1又は請求項2に記載の化合物 の有効量を含む医薬組成物。
  4. (4)治療を必要とする哺乳動物に、請求項1又は請求項2に記載の化合物の抗 ガン有効量を投与する段階を含む哺乳動物のガンの治療方法。
  5. (5)スキーム1 ▲数式、化学式、表等があります▼ スキーム1 〔式中、RおよびZは式(I)及び(IIa)で定義されたものと同様であるが 、ニトリルではない。〕に示される請求項1に記載の化合物の合成法であって: a)置換3−アセトアミド−5−ニトロ安息香酸化合物(III)とジメチルア ミンとの反応により置換N,N−ジメチル−[3−アセトアミド−5−ニトロ] ベンズアミド(IV)を得る工程; b)化合物(IV)をBH2.S(CH3)2複合体で還元して置換N,N−ジ メチル−[3−(N−エチルアミノ)−5−ニトロ]ベンジルアミン(V)を得 る工程; c)(V)を含水酢酸/THF中過剰のオキシランと処理することで、置換N− 2−ヒドロキシエチル誘導体(VI)を得;次いでメシルクロライド及び次に塩 化リチウムと処理することで、置換N−2−クロロエチル誘導体(VII)を得 る工程; d)(VII)のニトロ基を塩化第1スズ/濃HClで還元して、対応する置換 アミン(VIII)を得る工程;e)(VIII)を1,4−または1,3−ベ ンゼンジカルボニルジクロライドと反応させて、目的の式(I)の化合物を得る 工程: を包含する方法。
  6. (6)スキーム2 R ▲数式、化学式、表等があります▼ スキーム2 〔式中、R及びZは請求項5で定義されたものと同様である。〕 に示される請求項1に記載の化合物の合成法であって:a)3−(N,N−ジメ チルアミノメチル)アニリン(XVI)とメトキシカルボニルベンゼンカルボニ ルクロライド(XVII)とを反応されてエステル(IX)を得る工程、b)該 エステルを正確に当量の塩基で加水分解して対応する酸(X)を得る工程、 c)酸(X)をアミン(VIII)と反応して目的の式(I)の化合物得る工程 、 を包含する方法。
  7. (7)スキーム3 ▲数式、化学式、表等があります▼ スキーム3 〔式中、R及びZは請求項5で定義されたものと同様である。〕 に示される請求項1に記載の化合物の合成法であって:a)アルコール(XI) をMsCl/LiClと反応させてマスタード(XII)を得る工程; b)該マスタードを酸性条件下還元してアミン(XIII)を得る工程; c)該アミンをメトキシカルボニルベンゼンカルボニルクロライド(XVII) とカップリングさせてエステル(XIV)を得る工程; d)該エステル(XIV)を弱塩基に供して加水分解し、対応する酸(XV)を 得る工程; e)該酸(XV)を好適なアミンとカップリングして目的の式(I)の化合物を 得る工程、 を包含する方法。
  8. (8)スキーム4 ▲数式、化学式、表等があります▼ スキーム4 〔式中、R及びZは請求項5で定義されたものと同様である。〕 に示される請求項1に記載の化合物の合成法であって、好適なアミンと好適なベ ンゼンジカルボニルクロライドを直接反応させて目的の式(I)の化合物を得る ことを含む方法。
  9. (9)工程(e)で使用するアミンが、式(VIII)のアミンである請求項7 に記載の方法。
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