JPH07507946A - 人工ひざ関節移植片のために大腿骨を準備し，該移植片の大腿骨構成要素を位置決めするための器具使用 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人工ひざ関節移植片のために大腿骨を準備し、該移植片の大腿骨構成要素を位置 決めするための器具使用本発明は、一般には、人工ひざ関節移植片の大腿骨構成 要素のために大腿骨の遠位端を準備し、この準備された大腿骨の遠位端に移植片 の大腿骨構成要素を位置決めするための器具使用および方法に関する。

背景技術 人工関節によるひざの取り換えのとき、代替関節の大腿骨構成要素を正確に受け 入れるために顆全体に渡って相当数の切断を実行することによって、大腿骨の遠 位端を成形する必要がある。大腿骨構成要素は、中空の椀状、すなわち大略“Ｃ ”字状であり、大腿骨の切断された端部とぴったり合うようにデザインされた凹 状内面を有する。締まりばめ、すなわちきついはめあいとして公知であるが、移 植片が切除された骨上に非常に密接にはまることを確実にして、移植片を、はめ られべき骨より、たとえば２％、小さくすることができるようにするために、実 行される切断は、ある程度の微調整を必要としてもよい。このようにすれば、移 植片が骨に対してきついはめあいとなり、移植片が骨上を揺動して失敗に導くと いう可能性がなくなるであろう。また、これよりも大きいギャブすなわちばらつ きは、移植片の面内への骨の合体に関して、逆効果を生じる。

人工ひざ関節の対応する構成要素を受け入れるために大腿骨を準備するとき、種 々の切断が、最終的な相応の正確な形状にするガイドを用いて、実行される。

たとえば、同時係属された英国特許出願筒９２１３７６６．０号明細書に開示さ れたガイドを参照されたい。特に、骨の軸を横切りかつほとんどの負荷を受ける このような顆の切断は、移植片の締まりばめにほとんど寄与することはなく、骨 の合体を確実につる一方、骨と移植片との間の負荷配分を最適化するために角度 が設けられている。しかし、骨の軸に対して平行又は平行に近いこのような顆切 断は、最終的な正確な締まりばめを確実にするために、さらに準備を実際には必 要とする。これは、理想的には、骨がごくわずかに大きい寸法となるような適切 な切断を実行し、次に、必要とされる寸法そのものを達成するために、それが最 終的な研磨動作を受けることによって、達成される。

一旦、切断が実行されると、切断の寸法と位置決めとが正しいがをチェックする ために、最終的なひざ移植片と同じ形状および寸法を有する大腿骨トライアルが 、切除された大腿骨上にはめられるのが、通常である。その後、一旦、トライア ルが除去されると、最終的な移植片が、骨の切断面を実質的に変更することのな いように、すなわち人工関節の関節面に損傷を与えることのないように注意して 、操作されて位置決めされなければならない。

このような理由から、トライアルと最終的な移植片とをつかみ、大腿骨の切断さ れた端部上にそれらを位置決めするときにそれを保持することができる、ある種 の嵌入器／摘出器ホルダを有することが望ましい。このホルダは、堅固でなけれ ばならない。なぜなら、トライアルと移植片との両方を最終位置に押し付けるた めに、ホルダを打ち込むことが必要となる場合が多いからである。しかし、同様 に、ホルダは最終的な移植片の高度に研磨された関節面に損傷を与えてはならな い。さらに、トライアルおよび／または移植片は掃作されて切断された大腿骨に 位置決め操作されるときに、基本的には、一体となるために、ホルダと移植片ま たはトライアルとの間は、非常に堅い取り付けでなければならない。

米国特許第５，０５９，１９６号公報（コーテス氏）は、大腿骨人工的補てっ物 ホルダ／ドライバ器具およびその器具を用いる移植方法を示している。この器具 は、衝撃パッドと、顆間切欠き開口に隣接する内部壁をつかむために延在された 指とを備える。この特許は、“器具の種々の構成要素との接触による、関節カプ セルの基盤となる組織に対する外傷の最小のリスク″となるように、人工的補て っ物の内部壁をつかむ指を有することに対して利点であると主張する。しかし、 このような内部指を用いると、後方の十字靭帯は人工補てっ物の配置と干渉する がもしれないと考えられる。

発明の要旨 本発明は、ひざを人工的な関節に置き換える際に役立つ嵌入器／摘出器ホルダを 提供する。特に、本発明の嵌入器／摘出器ホルダは、大腿骨を正確に形造るとき にチェックするために大腿骨トライアルを配置および／または摘出するため、お よび大腿骨の所定位置に人工ひざ移植片を位置決めするために、使用される。

この嵌入器／摘出器ホルダは、新規なトライアルラスプとともに使用されるよう にもデザインされている。

本発明の嵌入器／摘出器ホルダは、大腿骨移植片、トライアルまたはラスブの対 向する外側エツジと、該移植片の曲がった外面とに嵌合し、移植片、トライアル 、又はラスブを確実に保持して大腿骨の切除された端部に案内するようにデザイ ンされている。

一般に、本発明の嵌入器／摘出器ホルダは、上記嵌入器／摘出器ホルダの対向す る外面エツジをつかむための２つの対向する締付は爪と、上記締付は爪を互いに 他方に対して移動させて、相対的に外向きに移動しないように上記締付は爪を調 整可能に取り付ける手段とを、備える。本発明の嵌入器／摘出器ホルダは、さら に、上記面が上記締付は爪によって締付けられた後に、上記トライアルおよび／ または移植片の外面に抵抗して進行されることが可能であるように、上記締付は 爪に対して移動できる接合テーブルを備える。接合テーブルは、上記トライアル および／または移植片に接触して上記上記トライアルおよび／または移植片の外 面に損傷を与えないクッション面を有する。上記接合テーブルを上記締付は爪に 対して移動して、上記接合テーブルの上記クッション面を上記トライアルまたは 移植片の外面に抵抗して進行させて、該トライアルまたは移植片を上記嵌入器／ 摘出器ホルダ上に確実かつ固定的にロックするのに適した手段が、備えられる。

好ましくは、上記締付は爪を互いに他方に対して移動させて相対的に外向きに移 動しないように上記締付は爪を調整可能に取り付ける上記手段は、上記トライア ルまたは移植片の対向するエツジをつかむために上記締付は爪を移動する第１ね じ調整手段を備える。そして、上記接合テーブルを移動する上記手段は、上記接 合テーブルのクッション面を上記締付は爪に対して調整可能に移動して上記移植 片またはトライアルを上記ホルダに確実かつ固定的にロックする第２ねじ調整手 段を備える。

したがって、本発明の嵌入器／摘出器ホルダにおいて、締付は爪を互いに他方に 対して移動させて、大腿骨移植片、トライアルまたはラスブの対向する外側エツ ジを締付て、その後に、接合手段を進行させて、トライアルまたは移植片の関節 面に接触させて、その後、移植片またはトライアルをホルダに対して、実際に非 常に堅（固定するある種の３点接触をもたらす。締付けの配置の機械的な長所は 、一旦、接合部材が移植片をつかむと、トライアルまたは移植片を操作する間に 、そのつかみが緩まないように、ロッキングがらの背圧は十分であることを、確 実にすることである。

このようなホルダは、トライアルおよび／または移植片に対して非常に堅（固定 されることが可能であり、そのように事実上、それとともに一体となる。したが って、ドアライアルおよび／または移植片を全く正確に位置決め操作できるよう になる。なぜなら、ホルダは、トライアルまたは移植片よりかなり大きく、それ 故、容易に保持および案内されることが可能であるからである。さらに、ホルダ は、必要であれば、トライアルまたは移植片を切断された大腿骨端に位置決めす るように押し付けるために、打ち込まれる等が可能であるように、十分な構成に されるべきである。

本発明の好ましい実施例にしたがって、締付は調整と接合調整とは、どちらも、 非常に多様であり、それらは、ある範囲の寸法の移植片および／またはトライア ルに適合することが可能である。たとえば、これは、締付は動作と接合動作とを 制御するためにねじ調整によって、達成されることができる。

また、好ましくは、嵌入器／摘出器ホルダは、その対向エツジに対置された凹み を有するトライアルまたは移植片を保持するようにされる。たとえば、締付は爪 は、トライアルおよび／または移植片に対置された凹み内に位置決めされる寸法 と形状のロック突起を備えてもよい。最も好ましくは、トライアルまたは移植片 に対置された凹みは大略四角形断面を有し、上記締付は突起は、この凹みと対に なった大略四角形断面を有する。

好ましくは、嵌入器／摘出器ホルダは、締付は重用の支点を有する本体を備える 。上記締付は爪は、この本体上の上記支点に回転可能に取り付けられる一対の対 向する２腕レバーを備える。各レバーは、それぞれの支点から一方向に延在する 締付は腕と、それぞれの支点から他方向に延在する作用腕とを備える。上記構成 により、上記作用腕が上記嵌入器／摘出器ホルダの本体に対して外向きに移動さ れるとき、上記締付は腕は互いに他方に向けて移動され、上記移植片またはトラ イアルの対向するエツジを締付けるようになる。上記第１ねじ調整手段は、上記 レバーの上記作用腕を外側へ移動し、それによって、上記締付は腕を互いに他方 に向けて移動して、上記トライアルまたは移植片の上記対向するエツジを締付け るようになっている。

最も好ましくは、上記本体は大略細長い。上記第１ねじ調整手段は、上記本体に 対して回転するために上記本体に螺合可能に取り付けられた回転可能部材を備え る。この回転部材が上記本体に沿って長手方向に移動されるとき、回転可能部材 上の大略円錐形または円錐台形の面が上記レバーの上記作用腕に嵌合し、上記作 用腕を外側へ移動し、それによって、上記締付は腕を互いに他方に向けて移動す る。上記回転部材が上記本体に沿って一方向に進行されるとき、回転可能部材の 円錐形または円錐台形の面により、作用腕は一緒に移動でき、それによって、そ れによって、上記締付は腕を互いに離れる方向に移動することができる。

また、最も好ましくは、上記本体は、対向する両端と、外ねじ面と、その両端の 間に延在する内ねじ穴とを有し、上記接合テーブルと締付は腕が上記本体の一方 の端に隣接する。上記回転部材は、上記本体の上記外ねじ面上に螺合可能に取り 付けられる。上記第２ねじ調整手段は、上記締付は腕と接合テーブルとに対向す る上記本体の上記一方の端に隣接するハンドルと、上記本体の内ねじ穴内に螺合 可能に受け入れられるねじ軸とを含む。上記ねじ軸の一端は、それにハンドルが 取り付けられ、上記ねじ軸の他端は、上記接合テーブルに接続されて上記接合テ ーブルを上記締付は腕に対して移動する。

好ましくは、上記接合テーブルは、上記本体に対する上記接合テーブルの回転を 許容することなく、上記本体の長手方向に移動できるように、上記本体に取り付 けられる。上記接合テーブルは、上記接合テーブルを回転することなく、上記本 体の長手方向に上記接合テーブルを移動するように、上記第２ねじ調整手段の上 記ねじ軸に接続される。

上記から分かるように、接合テーブルは、ひざ関節の高度の研磨された転がり面 に損傷を与えないように、クッション面を持たなければならない。これは、打ち 込み力に耐えることができるが移植片の高度に研磨された面に損傷を与えること がないように、柔軟であるが強い面を接合面に備えることによって達成可能であ る。適切な材料は、合成樹脂材料、たとえば、商標“タフノール”として、英国 バーミンガムのタフノールリミテッドから市販された複合樹脂材料であり、堅い 金属製裏張りに支持される。

本発明によるホルダは、容易に清掃と圧熱滅菌とができるようにデザインされ、 部品が互いにねじ結合され部分については、ホルダの種々の構成要素は比較的容 易に分解でき、すべてのねじの全体的清掃を確実にする。

本発明を別の角度からとらえると、トライアルラスブは、ひざ関節人工的補てん 物の大腿骨構成要素のために大腿骨を準備するための新規なトライアルラスブを 提供する。大略、このトライアルラスブは、大腿構成要素を受け入れるために予 め準備された大腿骨端上に受け入れられることが可能な、凹面を有する大略Ｃ− 字状ボデーを備える。このボデーの凹面は、上記Ｃ−字状ボデーの一方の端部に 沿う相対的に滑らかなガイド面と、上記Ｃ−字状ボデーの他方の端部に沿って上 記ガイド面に対して大略対置された研磨面とを有する。ガイド面は、上記大腿骨 軸に実質的に平行な方向に切断されて上記大腿骨の予め準備された後方面に接触 して、上記大腿骨の後方面に対して上記ラスブを案内するようにされている。研 磨面は、上記大腿骨の予め準備された前方面に接触し、上記トライアル減少部が 上記大腿骨上を進行されるときに上記大腿骨の予め準備された前方面に接触する 一方、上記ガイド面が上記予め準備された後方面に嵌合して、上記研磨面を上記 大腿骨に対して正確なアライメントで案内するようにされている。

好ましくは、上記研磨面は、上記ガイド面に対して平行ではない。たとえば、上 記研磨面は、上記ガイド面に対して約５°の角度で配置される。Ｃ−字状ボデー は、外側自由端を有し、外側自由端の間において、上記大腿骨が上記ボデー暮こ 沿って受け入れられる。上記研磨面は、上記案内面に対しである角度で配置され て、上記研磨面と上記案内面との間の距離は、上記Ｃ−字状ボデーの外側自由端 に向けて増加する。

したがって、このようなトライアルラスブに関しては、上記ガイド面は大腿骨の 予め切除された後方面に沿って非切断ガイドとして作用し、骨の予め切除された 後方面はそれに対して滑り、そのようにして正確な最終アライメントを与える。

さらに、研磨面は、骨の内部成長が起こるのに適した締まりばめを許容するため に、前方に、切断された骨の最も大きなひとつの面を準備する。また、本発明に よるトライアルラスブは、斜めになって進んだり“シーソー”効果を生じること なく、骨の端の上を正確に滑るので、大関骨トライアルの正確な最終的位置決め は、顆の全ての切除領域における骨の切除を最も効果的にする。中外側のアライ メントは、中央位置を与える目状の物によって、確実にされる。

一旦、大腿骨トライアルが配置され、トライアル減少部に十分な接合が得られる と、移植片のアライメントペグを正確に受け入れるために、顆アライメント穴を あけてもよい。その後、大腿骨トライアルが取り除かれ、移植片自体が所定位置 に最終的に固定される。

その他の特徴は、これよりあとで指摘することとする。

図面の簡単な説明 本発明は、図面を参照し、実施例についてさらに説明される。異なる図面での同 じ符号は、同じ部品を対応して示している。

図１は、本発明の嵌入器／摘出器ホルダの正面図であり、移植片またはトライア ルをしっかりつかむ様子を示している。

図２は、図１の詳細図である。ただし、テーブルは後退している。

図３は、ホルダの側面詳細図である。

図４は、本発明によるトライアルラスブの後端図である。

図５は、トライアルラスブの側面図である。

図６は、図５の円６の部分の拡大詳細断面図である。

図７は、大腿骨の末端図である。骨を除去するための切断を示している。

図８は、その上にトライアルラスブが挿入される、切除された大腿骨の顆を示す 。

発明を実施するための最良の形態 １、嵌入器／摘出器ホルダ 図面に示された嵌入器／摘出器ホルダ１０は、大略細長い本体１２を備える。

この本体１２は、やや丁字形状であり、横断部材１２と細長スリーブ１６とを含 む。細長スリーブ１６の外面は、ねじ山１８を有する。

一対の二腕レバー２２が、支点を形成するピボットピン１２で横断部材１４に枢 支され、締付は爪２２を構成する。各レバーは、その支点２０から一方に延在す る締付は腕２４と、支点２０から締付は腕２４とは別方向に延在する作用腕２４ とを含む。この配置により、嵌入器／摘出器ホルダ１０の本体１２に対して外側 に作用腕２６が移動されると、締付は腕２４は互いに他方に向かって移動されて 、トライアルまたは移植片の対向する外側エツジを締付けるようになっている。

作用腕２６の端部には、斜めに角度がつけられた作用面３２がある。

締付は腕２４の端部には、大略四角形断面の小さなロック突起２８がある。この 突起は、トライアルまたは移植片３０の対向する外側エツジの対応する形状の対 置された凹みに嵌合・一致するように構成されている。トライアルまたは移植片 ３０の対向する外側エツジは、トライアルまたは移植片３０の内側顆および外側 類の外面を構成する。突起２８は、互いに内向きに延在し、トライアルまたは移 植片３０の凹み内に受け入れられる。

最も好ましくは、締付は爪２２はステンレス鋼で形成され、締付は腕２４は好ま しくはアーチ形であり、その凹面が他方の締付は腕２４に内向きに対面する。

本体１２のスリーブ１６の上には、回転可能部材３４が取り付けられる。回転可 能部材３４は、大略、円錐形状または円錐台形状であり、本体１２のスリーブ１ ６のねじ山１８と螺合する内側ねじ山を有する。回転可能部材３４は、作用腕２ ６の作用面３２と嵌合する円錐台形状の外面４０を有する。回転可能部材３４は 、締付は爪２２を互いに移動して外向きの相対移動に対して締付は爪２２を調整 可能に取り付ける手段の好ましい１実施例を構成する。

回転可能部材３４が、スリーブ１６に対して矢印３６の一方向にねじられると、 回転可能部材３４は、矢印３８の一方向に、スリーブ１６に沿って軸方向に移動 する。すなわち、回転可能部材３４が一方向にねじられると、回転可能部材３４ は、図１〜３において上方向に移動して、締付は爪２２の作用腕２６を離れる方 向に駆動し、それによって、締付は腕２４は一緒になってトライアルまたは移植 片３０をつかむ。回転可能部材３４が他の方向にねじられると、回転可能部材は 、図１〜３において下方向に移動し、締付は爪２２の作用腕２６が互いに離れる 方向に移動でき、たとえば、移植片またはトライアル３０を解放する。

本体１２のスリーブ１６は内ねじ（図示せず）を有し、これに、外ねじが形成さ れた軸４４が螺合される。この軸４４は、一端力仏ンドル４６に固定され、矢印 ４８の方向にスリーブ１６に対して軸４４をねじる助けとなる。軸４４は、他端 において、回し継手５０を介して、接合テーブル５４に固定される。軸４４とハ ンドル４６とは、接合テーブル５４を締付は腕２４に対して移動するのを容易に する。接合テーブル５４は回し継手５０によってねじ軸４４に結合され、軸４４ を回転して、接合テーブル５４を回転することなく、本体１２の長手方向に接合 テーブルを移動することができるようになっている。

接合テーブル５４は、合成樹脂材料のシート５８とともに対面する金属製当て板 ５６を備える。合成樹脂材料は、たとえば、英国バーミンガムのタフノルリミテ ッドから、商標“タフノル（ＴＵＦＮＯＬ）”として市販されている。このシー ト５８は、クッション面（同様に５８）を備える。クッション面は、移植片３０ の高度に研磨された曲面状の外側接合面の接触するように配置されている。シー ト５８の材料は、シート５８がトライアルまたは移植片３０に接触するときに、 そして、移植片３０の特定の場合において、移植片３０の高度に研磨された接ぎ している面に損傷を与えないように、選択された。

さらに、接合テーブル５４の板５６は、一対の拡張部５９を有する。この拡張部 ５９は、締付は腕２４を捕らえて、接合テーブルが本体１２に対して著しく回転 するのを防ぐ一方、本体１２のスリーブ１６の長手方向の接合テーブル５４に移 動を許容する。後述するように接合テーブル５４が移植片またはトライアル３０ と接触するように調整できるために、回転運動はある程度自由である。なぜなら 、拡張部間の間隔は、腕２４の幅より大きいからである（図３参照）。しかし、 拡張部５９は、ロッド４４がねじられると、テーブル５４の回転を妨げる。

ハンドル４６とロッド４４とがねじられてテーブル４６をトライアルまたは移植 片に向けて進行させると、クッション面５８はトライアルまたは移植片と接し、 嵌入器／摘出器ホルダ１０をそれにしっかりと固定する。その結果、トライアル または移植片３０の取り扱いと位置決めが可能となり、必要ならば、ハンドル４ ６の端部を打ち込むことによってトライアルまたは移植片３０を所定位置まで打 ち込むことができる。このような結合において、打ち込みの効果は、ロッド４４ を介してテーブル５４へ、およびトライアルまたは移植片３０へ、直接伝達され ることが可能であることは、注目に値する。

締付けの構成（締付は腕２２と接合テーブル５４）の機械的な長所は、締付は腕 ２２と接合テーブル５４とを適所にロックすることから生じる背圧が、トライア ルまたは移植片３０又は１３０を動かす間につかみが緩むのを防ぐのに十分な大 きさであることを、確実にする点である。

嵌入器／摘出器ホルダ１０の操作において、回転可能部材３４をねじることによ る締付は爪２２の移動と、ハンドル４６をねじることによる接合テーブル５４の 移動とによって、ホルダ１０を調整ができ、ある範囲の寸法の嵌入器／摘出器ホ ルダ１０を確実にしっかりと保持する。嵌入器／摘出器ホルダ１０は、大腿骨構 成要素、大腿骨トライアルまたはトライアルラスブ３０または１３０の位置決め と取り扱いとを容易にする。すなわち、大腿骨構成要素、大腿骨トライアルまた はトライアルラスブ３０または１３０を、予め切断された大腿骨端部上に押し付 け、必要ならば、予め切断された大腿骨の遠位端から、大腿骨トライアルまたは トライアルラスブ、または大腿骨構成要素を除去するために、手でつかむことが できるホルダ１０を提供することによって、容易にする。

２、トライアルラスブ 人工ひざ関節を受け入れるための大腿骨遠位端の操作において、まず第１に必要 なことは、その移植片ときつく適合する寸法形状にその顆を切断することである 。図７は、大腿骨遠位端１１０と、実行可能な５つの切断１１２〜１２０を示し ている。除去される骨部分は斜線で示されている。

切断１１６は、ひざを通る脚の機械的軸に対して直角になるように、実行される 。そのあとの切断１１２は、切断１１６に対して直角の角度で実行される。一方 、前方の切断１２０は、後方の切断に対して約５′の角度で実行される。そして 、切除された顆１２２は、ひざに向けてわずかに斜め方向になっている。最後に 、切断１１４および１１８は、図７から分かるように、切断１１６に対して４５ °である。このように５つの切断の使用によって、顆の関節面の回りの骨の厚さ を大略等しく取り除き、最終的には、移植ひざ関節の断面に対応させる。

種々の切断は、通常、留め継ぎガイドブロックを用いて実行される。たとえば、 留め継ぎブロック（図示せず）が、同時係属された英国特許出願第９２１３７６ ６゜０号明細書に開示されている。しかし、切除された顆の幅はわずかに大きく 、たとえば０．１〜Ｑ、５ｍｍのオーダーで大き過ぎるように、切断１２０が実 行される。

この理由については、後述する。

本発明に従うトライアルラスブ１３０は、図４〜６に最も良く示されている。

トライアルラスブ１３０は、上述した嵌入器／摘出器ホルダ１０ととものに保持 されることができる大腿骨トライアル３０の他の１実施例を構成する。この点に ついては、好ましくは、大略四角形断面を有する２つの対向する凹み１３１（図 ５）が、トライアルラスプ１３０の対向する内側顆／外側顆の外面エツジに備え らえる。トライアルラスブ１３０は、ホルダ１０が好ましいが、他のタイプのホ ルダとともに用いられてもよいことが理解されるであろう。

トライアルラスブ１３０は、最終的な移植片に対応する形状・寸法の金属ボデー １３２を備える。トライアルラスプ１３０はくぼみを有し、大略“Ｃ”字状ボデ ー１３２は、大腿構成要素を受け入れるために予め準備された（予め切断された ）大腿骨の端上に受け入れられることが可能な凹面すなわち内面を有する。ラス ブ１３０の凹面は、顆において実行された切断１１２〜１２０にそれぞれ対応す る面１１２ａ〜１２０ａを備える。トライアルラスプ１３０は、大腿骨の関節面 に対応しかつ移植片の最終的な関節面に等しく対応する曲りだ外面を有する。

２つの平らなガイド面１１２ａは、トライアルラスブ１３０の凹面の一端部分（ 同様に１１２８）に沿って備えられる。２つの前方ガイド面１１２ａのひとつが 、一対の脚１３４のそれぞれに形成され、これらの脚１３４の間のギャップ１３ ６は、“切り傷顆頭（Ｉ　ｎｃｉｓｕｒａ　Ｉ　ｎｔｅｃｏｎｄｙｌｉｃａ）″ として知られている顆間靭帯溝に対応する。ガイド面１１２ａは普通である。す なわち、ガイド面１１２ａは、研磨する歯がなく、研磨面１２０ａに比べて相対 的に滑らかである。本明細書において用いるとき、“滑らか“とは、骨を研磨す なわち切断するために使用できない程、十分に滑らかであることを意味する。

対照的に、研磨面１２０ａは接近した平行な列で配置された研磨歯１３６を備え る。図６から最も良く分かるように、各歯は、面１２０ａに対して略直角である リーディングカッティング面１３８と、傾けられたトレーリング面１４０とを有 する。研磨歯１３６は、好ましくは、互いに平行に研磨面１２０ａに沿って配置 され、トライアルラスプ１３０が骨の上に押し付けられる方向に対して実質的に 横断する方向に延在する。あるいは、平行な研磨歯は、トライアルラスブが骨の 上に挿入される方向に対して９０度以外の角度で、備えられることも可能である 。

研磨歯１３６は、好ましくは、極めて少ない量の骨だけを、たとえば０．１〜１ 順、最も好ましくは０．１〜０．５ｍｍだけを除去するように構成される。した がって、大腿骨の端で実行される切断は、少なくともその寸法まで正確である必 要があり、前方の切断は、最終的に必要な寸法よりずっと大きい顆を残しておく ように計画される。

研磨面１２０ａは、Ｃ字状ボデーの他端部（同様に１２０８）に沿ってガイド面 １１２ａと大略対置されている。研磨面１２０ａは、大腿骨の予め切断された前 方面１２０ｂ（図８）に接触するように構成されている。大腿骨の研磨面１２０ ａは、トライアルラスプ１３０が大腿骨の遠位端１１０を越えて進められるとき 、大腿骨の予め切断された前方面１２０ｂを研磨するように構成される。一方、 ガイド面１１２ａは大腿骨の後方の予め切断された面１１２ｂとかみ合って、大 腿骨に対して正しい角度で研磨面１２０ａを案内する。

好ましくは、研磨面１２０ａはガイド面１１２ａに平行ではないが、小さい角度 、最も好ましくは約５度、ずらされる。Ｃ字状ボデー１３２は外側端を有し、そ の外側端間において、大腿骨がＣ字状ボデー１３２の凹面に沿って受け入れられ る。

研磨面１２０ａは、最も好ましくは、ガイド面１１２ａに対して上記角度で配置 され、研磨面１２０ａとガイド面１１２ａとの間の距離は、Ｃ字状ボデー１３２ の外側自由端に向かう方向に増加する。

一旦、切断１１２〜１２０が実行されると、トライアルラスブ１３０は大腿骨の 切除された端部１２２の上に押し付けられる。これは、たとえば、上述したよう な嵌入器／摘出器ホルダ１０を用いることによって、助けられることが可能であ る。

図８に最もよ（示されたように、トライアルラスプ１３０は大腿骨の端の上に押 し付けられ、後方の切断面１１２ｂは、普通の後方面１１２ａに隣接し、それに 対して滑り、ガイドとして作用する。一方、前方切断面１２０ｂは研磨面１２０ ａと次第に接触して骨をわずかに削ることによって、骨の種々の切断面と面１１ ２ａ〜１２０ａとの間に締まりばめを形成するのに十分な骨を切除する。

一旦、外科医がトライアルラスブ１３０を用いてテストを終了すると、これは取 り除かれて、通常の方法で最終的な移植片が適合される。

本発明の範囲内において上記構成について種々の変形が実行可能であるので、上 記説明に含まれまたは添付図面に示されたすべての事項は、説明として述べられ たものではあるが、限定する意味で述べられたものではない。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、　ＳＥ ）、　ＡＵ、　ＣＡ、ＪＰ（７２）発明者　イーガン、ジョン イギリス、ニス３１・０エイチエイチ、サウス・ヨークシャー、トッドウィック 、ホービリー・エンド１番

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．対向する外面エッジと外面とを有する大腿骨トライアルまたはひざ移植片（ ３０；１３０）を保持して切除された大腿骨端に案内するための、大腿骨トライ アルまたはひざ移植片（３０；１３０）用の嵌入器／摘出器ホルダ（１０）であ って、上記取入器／摘出器ホルダ（１０）の対向する外面エッジをつかむために 、互いに他方に向けて移動可能な２つの対向する柿付け爪（２２）と、該締付け 爪（２２）を互いに他方に対して移動させて、相対的に外向きに移動しないよう に上記締付け爪（２２）を調整可能に保持する手段と、上記対向する外面エッジ が上記締付け爪（２２）によって締付けられた後に、上記トライアルおよび／ま たは移植片（３０；１３０）の外面に抵抗して進行されることが可能であるよう に、上記締付け爪（２２）に対して移動できる接合テーブル（５４）であって、 上記トライアルおよび／または移植片（３０；１３０）に接触して上記トライア ルおよび／または移植片（３０；１３０）の外面に損傷を与えないクッション面 （５８）を有する接合テーブル（５４）と、上記接合テーブル（５４）を上記締 付け爪（２２）に対して移動して、上記接合テーブル（５４）の上記クッション 面（５８）を上記トライアルまたは移植片（３０；１３０）の外面に抵抗して進 行させて、該トライアルまたは移植片（３０；１３０）を上記嵌入器／摘出器ホ ルダ（１０）に確実かつ固定的にロックする手段とを備える、嵌入器／摘出器ホ ルダ。 ２．大腿骨トライアル（３０；１３０）と、該大腿骨トライアル（３０；１３０ ）を保持して切除された大腿骨端（１１０）に案内するための嵌入器／摘出器ホ ルダ（１０）との、組み合わせであって、 上記大腿骨トライアル（３０；１３０）は、大腿骨ひざ移植片の内側顆および外 側顆の外面エッジに対応する対向する外面エッジ有し、上記嵌入器／摘出器ホル ダ（１０）は、上記大腿骨トライアル（３０；１３０）の対向する外面エッジを つかむための、互いに他方に向けて移動可能な２つの対向する締付け爪（２２） と、該締付け爪（２２）を互いに他方に対して移動させて、相対的に外向きに移 動しないように上記締付け爪（２２）を調整可能に保持する手段と、上記大腿骨 トライアル（３０；１３０）の上記対向する外面エッジが上記締付け爪（２２） によって綴付けられた後に、上記大腿骨トライアル（３０；１３０）の外面に抵 抗して進行されることが可能であるように、上記締付け爪（２２）に対して移動 可能な接合テーブル（５４）であって、上記大腿骨トライアル（３０；１３０） の外面に接触するためのクッション面（５８）を有する接合テーブル（５４）と 、上記接合テーブル（５４）を上記締付け爪（２２）に対して移動して、上記接 合テーブル（５４）の上記クッション面（５８）を上記大腿骨トライアル（３０ ；１３０）の外面に抵抗して進行させて、該大腿骨トライアル（３０；１３０） を上記嵌入器／摘出器ホルダ（１０）に確実かつ固定的にロックする手段とを備 える、組み合わせ。 ３．上記大腿骨トライアル（３０；１３０）は、ひざ関節人工的補てつ物の大腿 骨構成要素のために上記大腿骨を準備するためのトライアルラスプ（１３０）を 備え、該トライアルラスプ（１３０）は、上記大腿構成要素を受け入れるために 予め準備された上記大腿骨端上に受け入れられることが可能な対向端部（１１２ ａおよび１２０ａ）を有する凹面を有する大略Ｃ−字状ボデー（１３２）を備え 、該ボデー（１３２）の上記凹面は、 上記Ｃ−字状ボデー（１３２）の一方の端部（１１２ａ）に沿う相対的に滑らか なガイド面（１１２ａ）であって、上記大腿骨軸に対して実質的に平行な方向に 切断されて上記大腿骨の後方面（１１２ｂ）に対して上記ラスプ（１３０）を案 内する上記大腿骨の予め準備された後方面（１１２ｂ）に接触するようにされた ガイド面（１１２ａ）と、 上記Ｃ−字状ボデー（１３２）の他方の端部（１２０ａ）に沿って上記ガイド面 （１１２ａ）に対して大略対向する研磨面（１２０ａ）であって、上記大腿骨の 予め準備された前方面（１２０ｂ）に接触するようにされ、上記トライアルラス プ（１３０）が上記大腿骨上を進行されるときに上記大腿骨の上記予め準備され た前方面（１２０ｂ）に接触する一方、上記ガイド面（１１２ａ）が上記予め準 備された後方面（１１２ａ）に嵌合して、上記研磨面（１２０ａ）を上記大腿骨 に対して正確なアライメントで案内するようにされた研磨面（１２０ａ）とを備 える、請求項２記載の組み合わせ。 ４．ひざ関節人工的補てつ物の上記大腿骨構成要素のために上記大腿骨を準備す るためのトライアルラスプ（１３０）であって、該トライアルラスプ（１３０） は、大腿骨構成要素を受け入れるために予め準備された上記大腿骨端上に受け入 れられることが可能な、対向端部（１１２ａおよび１２０ａ）を有する凹面を有 する大略Ｃ−字状ボデー（１３２）を備え、該ボデー（１３２）の上記凹面は、 上記Ｃ−字状ボデー（１３２）の一方の端部（１１２ａ）に沿う相対的に滑らか なガイド面（１１２ａ）であって、上記大腿骨軸に実質的に平行な方向に切断さ れて上記大腿骨の後方面（１１２ｂ）に対して上記ラスプを案内する上記大腿骨 の上記予め準備された後方面（１１２ｂ）に接触するようにされたガイド面（１ １２ａ）と、上記Ｃ−字状ボデー（１３２）の他方の端部（１２０ａ）に沿って 上記ガイド面（１１２ａ）に対して大略対向する研磨面（１２０ａ）であって、 上記大腿骨の予め準備された前方面（１２０ｂ）に接触するようにされ、上記ト ライアルラスプ（１３０）が上記大腿骨端上を進行されるときに上記大腿骨の上 記予め切断された前方面（１２０ｂ）を研磨する一方、上記ガイド面（１１２ａ ）が上記予め準備された後方面（１１２ａ）に嵌合して、上記大腿骨に対して正 確なアライメントで上記研磨面（１２０ａ）を案内する研磨面（１２０ａ）とを 備える、トライアルラスプ。 ５．上記締付け爪（２２）と接合テーブル（５４）との両方が、ある範囲の寸法 の嵌入器／摘出器ホルダ（１０）を保持するために調整可能である、請求項１、 ２、又は３記載の嵌入器／摘出器ホルダ（１０）または組み合わせ。 ６．上記締付け爪（２２）を互いに他方に対して移動させて、相対的に外向きに 移動しないように上記締付け爪（２２）を調整可能に保持する上記手段（３４） は、上記トライアルまたは移植片（３０；１３０）の対向するエッジをつかむた めに上記締付け爪（２２）を移動する第１ねじ調整手段（３４，１８）を備え、 上記接合テーブル（５４）を移動する上記手段（４４，４６，および５０）は、 上記接合テーブル（５４）の上記クッション面（５８）を上記締付け爪（２２） に対して調整可能に移動して上記移植片またはトライアル（３０；１３０）を上 記ホルダ（１０）に確実かつ固定的にロックする第２ねじ調整手段（４４）を備 える、請求項５記載の嵌入器／摘出器ホルダ（１０）または組み合わせ。 ７．その対向する上記エッジに対置された凹み（１３１）を有するトライアルま たは移植片（３０；１３０）を保持するようにされた嵌入器／摘出器ホルダ（１ ０）または組み合わせであって、上記締付け爪（２２）は、上記トライアルおよ び／または移植片（３０；１３０）に対置された凹み（１３１）内に位置決めさ れるための寸法と形状にされたロック突起（２８）を備える、請求項６記載の嵌 入器／摘出器ホルダまたは組み合わせ。 ８．大略四角形断面の対置された凹み（１３１）を有するトライアルまたは移植 片（３０；１３０）を保持するようにされた嵌入器／摘出器ホルダ（１０）また は組み合わせであって、上記締付け突起（２８）は、大略四角形断面を有する、 請求項７記載の嵌入器／摘出器ホルダまたは組み合わせ。 ９．上記締付け爪（２２）用の支点（２０）を有する本体（１２）を備える嵌入 器／摘出器ホルダ（１０）または組み合わせであって、上記締付け爪（２２）は 、上記本体（１２）上の上記支点（１２）に回転可能に取り付けられる一対の対 置された２腕レバー（２２）を備え、各レバー（２２）は、それぞれの支点（２ ０）から一方向に延在する締付け腕（２４）と、それぞれの支点（２０）から他 方向にかつその締付け腕（２４）から延在する作用腕（２６）とを備え、上記作 用腕（２４）が上記嵌入器／摘出器ホルダ（１０）の上記本体（１２）に対して 外向きに移動されるとき、上記締付け腕（２４）は互いに他方に向けて移動され て上記移植片またはトライアル（３０；１３０）の対向するエッジを締付け、上 記第１ねじ調整手段（１８，３４，４０）は、上記レバー（２２）の上記作用腕 （２６）を外向きに移動するための手段（１８，３４，４０）を備え、それによ って、上記締付け腕（２２）を互いに他方に向けて移動して、上記トライアルま たは移植片（３０；１３０）の上記対向するエッジを締付ける、請求項８記載の 嵌入器／摘出器ホルダ（１０）または組み合わせ。 １０．上記本体（１２）は大略細長く、上記第１ねじ調整手段（１８，３４，４ ０）は、上記本体（１２）に沿って長手方向に移動させるために、上記本体（１ ２，１６）に対して回転するために上記本体（１２）に螺合可能に取り付けられ た回転可能部材（３４）を備え、上記レバー（２２）の上記作用腕（２６）を外 向きに移動するための上記手段（１８，３４，４０）は、上記回転部材（３４） が上記本体（１２，１６）に沿って一方向に進行されるとき、上記作用腕（２６ ）を外方向に移動するために、上記レバー（２２）の上記作用腕（２６）に嵌合 する上記回転可能部材（３４）上に面（４０）を備え、上記回転部材（３４）の 上記面（４０）は、上記作用腕（２６）が互いに他方に移動することを許容し、 それによって、上記回転可能部材（３４）が上記本体（１２，１６）に沿って他 方向に移動されるとき、上記締付け腕（２４）が互いに離れる方向に移動するこ とを許容する、請求項９記載の嵌入器／摘出器ホルダ（１０）または組み合わせ 。 １１．上記回転可能部材（３４）は、大略、円錐形または円錐台形である、請求 項９記載の嵌入器／摘出器ホルダ（１０）または組み合わせ。 １２．上記本体（１２，１６）の対向する両端と、外ねじ面（１８）と、内ねじ 穴とは、その両端の間に延在し、上記接合テーブル（５４）と締付け腕（２４） は上記本体（１２，１６）の一端に隣接し、 上記回転可能部材（３４）は、上記本体（１２，１６）の上記外ねじ面（１８） 上に螺合可能に取り付けられ、 上記第２ねじ調整手段（４４，４６，および５０）は、上記締付け腕（２４）と 接合テーブル（５４）とに対向する上記本体（１２，１６）の端に隣接するハン ドル（４６）と、上記本体（１２，１６）の内ねじ穴内に螺合可能に受け入れら れるねじ軸（４４）とを備え、上記ねじ軸（４４）の一端がそれに取り付けられ たハンドル（４６）を有し、上記ねじ軸（４４）の他端が上記接合テーブル（５ ４）に接続されて、上記接合テーブル（５４）を上記締付け腕（２４）に対して 移動する、請求項１０記載の嵌入器／摘出器ホルダ（１０）または組み合わせ。 １３．上記接合テーブル（５４）は、上記本体（１２，１６）に対する上記接合 テーブル（５４）の回転を許容することなく、上記本体（１２，１６）の長手方 向の移動を許容できるように、上記本体（１２，１６）に取り付けられ、上記接 合テーブル（５４）は、上記接合テーブル（５４）を回転することなく、上記本 体（１２，１６）の長手方向に上記接合テーブル（５４）を移動するように、上 記第２ねじ調整手段（４４，４６，および５０）の上記ねじ軸（４４）に接続さ れ、上記接合テーブル（５４）は、上記クッション面（５８）用の堅い支持部（ ５６）を含み、上記クッション面（５８）は、上記移植片またはトライアル（３ ０；１３０）に接触するようにされた合成樹脂材料から形成された、請求項１２ 記載の嵌入器／摘出器ホルダ（１０）または組み合わせ。 １４．上記研磨面（１２０ａ）は、実質的に互いに平行でありかつ上記トライア ルラスプ（１３０）が上記骨の上に押し付けられる方向に対して実質的に横断す る接近した配置された相当数の切断エッジ（１３６）の形である、請求項３又は ４記載のトライアルラスプ（１３０）または組み合わせ。 １５．上記研磨面は、実質的に互いに平行でありかつ上記トライアルラスプが上 記骨の上に挿入される方向に対して９０°以外の角度で延在する接近した配置さ れた相当数の切断エッジの形である、請求項３又は４記載のトライアルラスプ（ １３０）または組み合わせ。 １６．上記研磨面（１２０ａ）は、上記ガイド面（１１２ａ）に対して平行では ない、請求項３又は４記載のトライアルラスプ（１３０）または組み合わせ。 １７．上記研磨面（１２０ａ）は、上記ガイド面（１１２ａ）に対して約５°の 角度で配置される、請求項３又は４記載のトライアルラスプ（１３０）または組 み合わせ。 １８．上記Ｃ−字状ボデー（１３２）は、外側自由端を有し、該自由端間におい て上記大腿骨が上記ボデー（１３２）の上記凹面に沿って受け入れられ、上記研 磨面（１２０ａ）は、上記案内面（１１２ａ）に対してある角度で配置され、上 記研磨面（１２０ａ）と上記案内面（１１２ａ）との間の距離は、上記Ｃ−字状 ボデー（１３２）の外側自由端に向かう方向に増加する、請求項１６記載のトラ イアルラスプ（１３０）または組み合わせ。 １９．ロック突起（２８）を有する締付け爪（２２）を備える嵌入器／摘出器ホ ルダ（１０）によって保持されるようにされたトライアルラスプ（１３０）また は組み合わせであって、上記トライアルラスプ（１３０）は、上記嵌入器／摘出 器ホルダ（１０）の上記締付け爪（２２）の上記ロック突起（２８）をしっかり と受け入れるようにされた対置された凹み（１３１）を有する対向エッジを含み 、該対置された凹み（１３１）は大略四角形断面を有する、請求項３又は４記載 のトライアルラスプ（１３０）または組み合わせ。