JPH07507114A - 波エネルギーの散逸装置 - Google Patents

波エネルギーの散逸装置

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JPH07507114A JP5514724A JP51472493A JPH07507114A JP H07507114 A JPH07507114 A JP H07507114A JP 5514724 A JP5514724 A JP 5514724A JP 51472493 A JP51472493 A JP 51472493A JP H07507114 A JPH07507114 A JP H07507114A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称:波エネルギーの散逸装置 発明の技術分野 本発明は、海またはその他の水域での波のエレルギーを散逸する装置に関するも のであり、これによって波の高さおよび波フィールドの速度、ならびに波エレル ギーの反射を低減する。
先比技皿五説朋 この分野で行われてきた作業のほとんどは、浜辺および海岸線の侵食を少なくす ることを目脂してきたように思われる。本発明は、激しい嵐が起きた際に、海が 海岸線沿いにもたらす一般的損害を減らすために開発された。
これらの関連する2つの分野において、かなりの作業が行われてきた。本出願者 が知るところの先行技術には、米国特許第066934号(ネルソン)、系44 31337号(イワサ)、t42s9s37号(オニール)、第4711598 号(シャー7)、第4129006号(ベイン)および第5015121号(ベ レット−ジエンティール)、そして本出願者自身のヨーロッパ特許出願第89. 903981.2号がある。これらの開示すべては、波が通過可能な何らかの種 類のバリアを提示している。波を通さないバリアが、隣接する海岸線に損害を与 えることがしばしばあり、さらに、激しい嵐ではバリア自身が破損しやすいとい うことが認識されてきた。
主及胆ΩI狛 本発明により、岸に打ち寄せる波のエネルギーを散逸する構造が提供される。
この構造は、同じように形作られ、間隔をおいて置かれるい(つかの羽根を備え る。この羽根は、岸に隣接する水域底に少なくとも1列に置かれるため、少なく ともいくつかの対の隣接する羽根の間に波の流路が画成され、各羽根は、岸とは 反対方向に面した前方部を有することを特徴とし、前方部の少なくとも一部が垂 直より傾いたシー7を備えているため、このゾーンの上端部がその下端部よりも 岸から離れた位置にある。
本発明の一態様では、各羽根が後方部を有し、その少なくとも一部が、岸に面し 、かつ垂直より傾いたゾーンを備えるため、このゾーンの上端部がその下端部よ りも岸から離れた位置にある。
本発明の一形態ては、流路は、少なくとも一部が羽根の前方部に拘束される(b ounded)入口と、少なくとも一部が羽根の後方部に拘束される出口を有し 、後方部は前方部よりも幅があるため、流路は人口のほうが出口よりも狭くなる 。流路に、入口から出口に向けて上向きに傾いた表面を有するクロス壁を備え付 けると有利である。
本発明の一態様では、前方部は下方シーツに隣接する上方ゾーンを備え、各ゾー ンは垂直より傾いており、上方/−7の上端と下方ゾーンの下端は、両ゾーンが 接する場所よりも岸から離れている。
本発明の別の態様では、各羽根は後方部を有し、この後方部は下方ゾーンに隣接 する上方/−ンを備え、各ゾーンは岸に面し、かつ垂直より傾いており、上方ゾ ーンの上端と下方ゾーンの下端は、両ゾーンが接する位置よりも岸から離れてい る。各羽根は、はぼ十字形とするのが有利である。さらに、垂直面の中心に対し てほぼ対称とするのが有利である。
本発明の一形態では、その構造は、いくつかのほぼ同一のモジトルを備え、各モ ジトルは、セメント質の材料から一体鋳造され、かつ後方部と前方部が接する各 ゾーンの場所で、またはその隣接位置で、クロス部材によって連結されるいくつ かの羽根を備える。
本発明の別の形枯では、その構造は、クロス部材で上端と下端が連結されたいく つかの羽根を備える。
本発明の重要な利点とは、流路の少なくとも一つが、流路の上端と下端の間に置 かれ、かつ流路を副流路(sub passages>に分割する少なくとも一 つのクロス羽根によってつながれ得ると%’+うことである。
A証立用坦亙返朋 本発明の様々な実施態罎が、添付の図面(はぼ一定の比例に縮小して描かれたも の)を磐照しながら、実施例を通して論じられる。
図1は、岸に打ち寄せる波のエネルギーを散逸するために、海岸線に隣接して置 かれることを意図した、一連の同一ブロックの一つの一部である、箱枠の端面図 である。
図2は、箱枠の前面の図である(図1の矢印Aの方向)。
図3は、箱枠の上面の図である(図1の矢印Bの方向)。
図4は、箱枠の斜視図である。
図5は、箱枠の中に置かれ、かつブロックの一部である羽根アセンブリーの斜視 図である。
図6は、プロ1り、すなわち、羽根アセンブリーが適所に置かれた箱枠の、図1 に類似した図である。
図7は、ブロックの側面図である(図6の矢印Cの方向)。
図8は、羽根アセンブリーの一部の断面図である(図6の矢印D−D)。
図9は、端から端まで置かれた1列のブロックの略図である。
図10は、1列のブロックの側面図であるく図9の矢印E)。
図11および図12は、プロ1りの2−)の複合列の側面図(図10に類似する )である。
図13および図14は、モジトルと連結して使用するプレートの平面図と側面図 である。
図15は、防潮鷲の脇に組み立てられたブロックを示す構造の側面図である。
図16は、図15に示した構造に用いられる変更ブロックの斜視図である。
図17は、傾斜した海岸に組み立てられたブロックを示す構造の側面図である。
図18は、ラグーンに組み立てられた2列の変更ブロックの略平面図である。
図19は、波エネルギー散逸構造を形成するように組み立てられた、個々に製作 されたいくつかの羽根の平面図(一部所面図)である。
図20は、防波堤を形成するのに使用されるブロックを示す構造の略側面図であ る。
図21および図22は、2つの変更ブロックの側面図である。
に八される の な 菫 図1ないし図9では、高張力キャスト・セメン) (high strengL h cast camel)またはコンクリートで構築されたモジトル10が示 されている。モジトルは立方体で、長さ・暢・高さとも1メートルである。モ’ )a−ルは箱枠を備え、その中に羽根のアセンブリーが置かれる。明確にするた め、この箱枠は図1ないし図4に描かれているが、羽根アセンブリーは省略され ている。羽根アセンブリーは、箱枠とは別に図5に描かれている。実際、モジュ ール10は、羽根アセンブリーと箱枠が一体となって結合された1個の鋳物(e as【iB)である。しかし、本発明の出願では、羽根アセンブリーなしの箱枠 と、箱枠に据え付けられていない羽根アセンブリーとを備えるモノニールと考え られている。これについては後で述べる。
図1ないし図4において、箱枠は、モノコールの垂直のコーナーラインに沿って 置かれる4本の脚12.14.16および18を備える。これらの脚は、箱枠の 後方および前方で、4つの横方向のクロス部材20.22.24および26によ って連結される。これらのクロス部材は、モジュールの水平な横コーナーライノ に沿って置かれる。脚はまた、モジュールの前方および後方のコーナーラインに 沿って置かれる前方および後方のクロス部材28.30.32および34によっ て連結される。脚とクロス部材は、箱枠の中央に位置するほぼ立方体の空間36 の境界綽を画成する。
脚と横方向のクロス部材は、はぼ同一のものである。モノ1−ルの前面の脚12 および14と、横方向クロス部材20および22は、空間36に通じるほぼ正方 形の開口部38を画成する。モジコールの後方の脚16および18と、横方向ク ロス部材24および26は、前面開口部38とほぼ同じで、また空間36に通じ る開口部40を画成する。同様の開口部42.44.46および48が、モジコ ールの側面、上面および底面にそれぞれ画成される。これら後者の開口部すべて が、空間36に通じている。
脚とクロス部材は斜角をつけられ、ここで各開口部38.40,42および44 が、箱枠の前面、後面、上面および下面と交わる。
空間36は、上述の羽根アセ/ブリーで占められ、この羽根アセンブリーは、空 間36の軸中心に位置する、横方向に配された共通11ブ50から突出する複数 列の羽根49を備える。ハブは、互いに直角に配された等しい長さの4つの広い 面52.54.56および58を有するダイヤモンド形の断面を有している。し かし、このダイヤモンドの角は切り落とされ、4つの細い平面60.62.64 および66を形成している。広い面は水平線に対して45°の角度に配されてお り、細い面の2つは水平に、そして2つは垂直に配されている。
モノニールlOに組み込まれた羽根は十字形をしており、羽根の4つの列68. 70.72および74に配されたアームを有する。ハブの各広い面から1列のア ームが放射状にのびる。これらの列はほぼ同一であるので、1つの列だけについ て説明する。各列は4つのアームを備え、それには2つの外アーム49bの間に 位置する2つの内アーム498が含まれる。各内アームは、2つのほぼ同一の対 称的に発散する(divergent)側面80と、細い前面82と、広い後面 84とを備える。従って内アームは、前方から後方へ向けて対称的にテーパー状 になっている。
各外アームは、モノコールの側面にほぼ平行な外側面86と、外側面86から発 散する(d iverges)内側面88とを備える。さらに、各外アームは、 細い前面9〇七広い後面92とを備える。羽根アームは、その前面と後面が、モ ジツールの底に対して45°に配された、間隔のあいたほぼ平行な面となるよう に形作られ、かつ配置されている。
同一の流路94が、隣接する羽根アーム対それぞれの間に画成される。流路は、 羽根アームの側面の発散(divergence)により、前方から後方へと内 側に向けてテーパー状に形成される。前列68および74の羽根アームの間の流 路への広い前面開口部は、モジュールの前面開口部38に隣接する空間36の一 部を占める前方室96と呼ばれるものに面する。同様に、後列70および72の 羽根アームの間の流路への広い前面開口部は、モジュールの後方開口部40に隣 接する後方室98に面する。上列68および70の羽根アームの間の流路への細 い後方開口部は、モジュールの上方開口部46に隣接する上方室100に面する 。同様に、下列72および74の羽根アームの間の流路への細い後方開口部は、 モジトルの下方開口部48に隣接する下方室102に面する。各室96.98. 100および+02の端は、モジコールの各側方開口部42および44に遥じて いる。
羽根モジコール、実際はモジコール全体が、ハブの長手方向中心軸を通る垂直面 と水平面とに対して対称であることが、注記される。
おそらく最も簡単な使用例では、図9に示すとおり、1列のモジトル10が、嵐 による損害を受け易い岸辺に、または岸辺に隣接して、岸の端から端まで置かれ る。モジュールの列は、波が岸に寄せる方向に対して横方向に広がり、各モジュ ールの前面は海の方に面する。嵐の状態に予想される波の高さの最高平均値が、 モノ1−ルの列の頂点に届くように、モノ1−ルのサイズが選ばれる。モジュー ルはまた、例えば、防波堤の構築に使用することができる。その場合、いくつか のそジュールは永久的に水中に埋めることができる。
モジコールは、その前面、後面、上面および底面に打ちつける波に対して、ハブ 50がくさび形の面を向けるように、設計されている。従って、これらの方向の いずれかから来る流れは、程度は異なるが、その流れの元々の方向に対して横方 向に作用する対向流に分かれる。また、モノ1−ルに寄せる流れは、主に羽根ア ームの間の流路94を通るように向けられる。羽根アームとハブがくさび形をし ているため、Ilt#liは収束し、モジ、−ルの前方または後方から流路を通 って流れる水に対してベンチエリとして作用する。モジ、−ルの前方または後方 とは、波が最も高いエネルギーで通常モノコールに打ちつけてくる方向である。
このユニットの前方から流れが来る場合、水は、モノエールの前面の羽根アーム の上列および下列68および74のベンチ1すを通るようになっている。従って 、これらの流路を通る流れは、まず加速されてから次に減速される。これと同時 に、流れは、垂直面と水平面の両方に対向流となって分かれる。すなわち、名側 面と下方向に向けていくらか流れるが、大量の流れは上向きに流れる。ベンチ1 りの効果とは、モノ1−ルが、エネルギーを散逸し、かつ波を通すバリアの役目 を果たし、これによって波の反射を最小限に抑え、かつ主に表面に向けて乱流を 生じる。
海から流れてくる波がモノ1−ルの後方の羽根アームの上列7oおよび下列72 の流路を通って流れ続けるうち、上記の作用は繰り返される。またこの作用は、 波フィールドの流れラインの方向を変え、がっ波の速度を遅くする。(波フィー ルドとは、2つの参照地点の間の水域全体と定義される。)陸の方向からモジト ルの後方に流れがくる場合と、高く上昇して急激に落ちる流れの場合に、程度は 異なるが上記の作用は倍増になる。
ユニットを通る水の流れは、羽根アーム、ハプモして箱枠のコンポーネントの後 ろ側て渦を形成する。箱枠は、水に空気を混入させ、エネルギー散逸を助ける。
しかし、モジュール内の空気の工ントラブプメン) (enLra9■enL) l虚除かれ、よりて加圧を防ぐ。
モジトルはまた、複数の隣接する列となって置かれるように設計されている。
例えば、図12に、並んだ3つの列が示されている。図11には、並んだ2りの 列と、さらにもう1つの列が陸寄りの列の上に置かれている様子が示されている 。
これらの場合には、羽根アームの各列の前方および後方にあるV形の室96.9 8.100および102が、隣接するモジトルからの流れを衝突コース(col lision course)に向け、さらに乱流を起こし、かつエネルギー散 逸を促進する。水は、風上(vaather瞥ardlのモジュールの上を通っ て上昇し、それから風下のモジュールの中へと落ちるようになっており、打ち寄 せる波が連なるモジュールの間を移動するにつれて、上昇しては落ちるという繰 り返しのサイクルを生み出す。
必要であれば、第二くさび羽根を羽根49の下列に設けることによって、上記の 上昇効果を高めることができる。この第二(さび羽根は、下向きの流れをさらに 制限し、かつ上向きの流れを促進する。図5に示す例では、第二くさび羽根が、 1列の羽根アーム49b(通常は下方前面列であるが、必ずしもそうとは限らな い)だけに、その外面上に104として示されており、また、同じ列の羽根アー ム対の間の流路の一つに、106として示されている。かかる第二(さび羽根1 06は、通常(但し必ずしも常にとは限らない)、羽根49の各列の下方羽根ア ームの間に置かれる。この羽根106の1対だけが、例として図示されている。
モジトルが堆積物の上に置かれた場合、前列および後列の羽根アームの間の第二 (さび羽根も、底部の侵食を低減するのに役立つ。第二くさび羽根は、比較的穏 やかな海の状態で使用する、大きなモノ1−ルの羽根アームの下列に設置するの に特に適切である。
流れはまた、ユニットを通って側面に流され、再び、乱流によってエネルギー散 逸が促され、羽根の面と箱枠自体のコンポーネントを横切る動きによって渦が生 じる。
そジュールIQ、そして特にモノ1−ルに組み込まれた羽根の、最も重要な特徴 の一つは、羽根アームの列によって画成され、かつモジュールに打ちつける波に 向けて室が備えつけられているということである。室96は、これらの室の中で も最も重要である。なぜならば、岸に寄せる波に向けられている室だからである 。この岸に寄せる波は、通常、運動エネルギーが最も高い波である。室96は、 本質的に、海に面した羽根アームの列68および74の対によって、特にその前 面または海に面した部分によって、画成されている。これらの羽根アームは垂直 より傾いているため、面82および90の外端は、ハブ50に隣接するその内端 よりもさらに海寄り(すなわち、岸から離れている)になる。従って、室96は 、喝から流れてくる水を溜める(e口trap)のを助け、波が流路94を通る ようにして、モジトルの上を越えて上向きに反射したり、または直接海へはね返 ったりしないようにする。
淘に面する室のみを組み込んだモジ一−ルは実質的な有用性を冑するものと考え られる。しかし、様々な方向から寄せてくる波に対して何らかの方法で機能する 他の室98+ 100および102く特に98)は、モジ一−ルの有用性を高め るものと考えられる。
羽根アーム68およびフ4の面82および90(ならびにその他の羽根アームの 該当する面)は、平面である必要はない。これらは、第一に製造の容易さと強度 を考慮して、平面に造られている。これらは例えば、円形やV形であってもよい 。
但し、後者の場合には、おそらく使用中に破損しやすいであろう。
図示されている1メートル・サイズのモジ一−ルは約1トンの重量である。図面 ニ示された小さいモジュールを拡大することによって、より大きいモジュールを 簡単に構築することができる。もちろん、他の割合のモジュールも構築できる。
例えば、現在、長さ2メ一トルx幅1メートルX高さ1メートルのモジエールで テストが行われている。この割合のモノ5−ルは、図18に略して示されている 。
高さ・長さ・奥行とも3メートルのモノニールでは、重量が26トンになり、ハ リケーン(サイクロン)の状態に適するかもしれないと考えられている。
海岸線に隣接した地形が分かっている場所の海の状態(波の高さを含む)を予想 するために、コンピュータ・モデルが開発された。米国軍隊のために開発された このコンピュータ・モデルは、フック諸島のラロトンガ島のラグーン(すなわち 、据礁と岸の間)の中の選ばれた場所に適用されている。本発明のモジュールを 備える構造をこの場所に置くことによる、激しいサイクロンの間の効果を確かめ るという目的で、最初の演習が行われた。その結果によると、隣接する2列の3 X3x3メートルのサイズのモジュールからなるH4造は、入射波の平均高さを 317メートルから0,51メートルに減らすものである。モジュールの頂部と 波の頂部の高さが同じになるように、この構造を基礎レベルよりも上に上げるべ きだと仮定がたてられた。、2回目の演習では、2列のモジトルが10メートル の間隔を離して置かれた。この場合、3.17メートルの入射波は0.37メー トルに減らされた。すなわち、89%の低減である。
演習の結果を一般に行われているテストで検証する必要が生じるように、これら の演習においていくつかの仮定をたてる必要があった。
第二の構造により、波の平均高さが比較的小さいが更に減少したのは、第二構造 に打ち寄せる波が、海寄りの構造に打ち寄せる波よりも、実質的にエネルギーが 小さいことによる。つまり、第二構造のベンチコリのサイズは、さらに最適な波 の高さの減少のためには大きすぎるということである。本発明の利点は、モジュ ールを設置した後でも、適切な第二羽根106を据え付けることによって、ベン チュリのサイズを変更できることである。
このデザインのもう一つの利点は、図13および図14に112として示すコノ クリート・プレートを、モノエールと連結して使用できるということである。
プレートを1列に並んだ各モノ1−ルの上に置き、構築物に沿って歩道を備え付 けることができる。このことと、モノエールの積み重ねが可能であることによっ て、モジュールの構造は、その主たる機能に付随する、様々な娯楽的かつ実用的 目的のために使用することができる。例えば、この構造には、デツキ、両段、多 層の遊歩道、または突堤を組み込むことができる。図15に一例が示されている 。
ここでは、モノエールが、嵐の状態で防M@120を保護するために使用されて いる。2段に積まれた七ジ具−ル10の1列目122は、防潮9!120に沿っ て置かれている。1列目の頂部は、防潮壁の頂部と同じ高さであり、よって隣接 する歩道とJI回路とも同じ高さである。2列目のそ′)、11−ルは124と 示されており、1列目122とは間隔が!かれている。変更羽根126(以下に 詳細を記載する)の列が、列122と列124との間に置かれる。プレート11 2は、各列のモジ一−ルの上に置かれる。外側の2列の上のプレートは、歩道の 下の第二遊歩道として使用することができる。
もう一つのc様では、波を通すことのできるベースとして作用するようにモジコ ールの下に、または地面を保持するために置かれた場所であるモジトルの裏面に 沿って、またはモジニールの側端、特に列の端にあるモノ1−ルの側端に沿って 、プレートを置くことができる。プレートの中にテーパー状の流路114が鋳造 され、ここを通って水が流れる。
羽根126は、モジュールIOの羽根94よりも、さらに間隔があけられてい変 える可能性は、費用を考慮することによってかなり厳しく制限されることが理解 される。従って、完全サイズのモジコールの作用上の利点を有する半モノニーを 有する羽根付きのモノニールを示している。この羽根は滴向きのV形である。
モノコールは、50 として示されるハブを有する。島に面するエントラップメ ン以上に、かかる実施態様の詳細によって制限されることは、意図されていない 。
FIG、21 FIG、22 FIG、14 F IG、13 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成6年 8月26日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.類似した形の、間隔をおいて置かれるいくつかの羽根[49、49′、49 ′′、126]を備え、該羽根は岸に隣接する水域の底に少なくとも1列に配さ れ、波の流路が、少なくともいくつかの対の隣接する羽根の間に画成される構造 で、かつ、各羽根が岸とは反対方向に面する前方部[49、68′、68′′] を有し、該前方部の少なくとも一部が、垂直より傾いたゾーン[82、90]を 備え、該ゾーンの上端がその下端よりも岸から離れていることを特徴とする、岸 に打ちつける波のエネルギーを散逸する構造。
  2. 2.各羽根が後方部を有し、該後方部の少なくとも一部がゾーン[84、92] を備え、該ゾーンは岸に面し、かつ垂直より傾き、前記ゾーンの上端がその下端 よりも岸から離れていることを特徴とする、請求項1記載の構造。
  3. 3.前記流路が、少なくとも一部が前記羽根の前方部によって拘束されている入 口と、少なくとも一部が前記羽根の後方部によって拘束されている出口とを有し 、前記後方部は前記前方部よりも幅があり、前記流路は該出口よりも該人口のほ うが狭いことを特徴とする、請求項1記載の構造。
  4. 4.前記流路に、前記入口から前記出口へと上向きに傾斜する表面を有するクロ ス壁[52]が備え付けられることを特徴とする、請求項1記載の構造。
  5. 5.前記前方部が、下方ゾーンに隣接する上方ゾーンを備え、該ゾーンのそれぞ れが垂直より傾いており、該上方ゾーンの上端部と該下方ゾーンの下端が、これ らのゾーンが接する場所[60]よりも岸から離れていることを特徴とする、請 求項1記載の構造。
  6. 6.各羽根が、下方ゾーンに隣接する上方ゾーンを備え、該ゾーンがそれぞれ岸 に面し、かつ垂直より傾いており、該上方ゾーンの上端部と該下方ゾーンの下端 が、これらのゾーンが接する場所よりも岸から離れていることを特徴とする、請 求項5記載の構造。
  7. 7.各羽根がほぼ十字形をしており、垂直面の中心に対してほぼ対称であること を特徴とする、請求項6記載の構造。
  8. 8.前記構造がいくつかのほぼ同一のモジェール10を備え、各モジュールはセ メント質の材料から一体鋳造され、かついくつかの前記羽根を備えており、この 羽根は、前記後方部と前記前方部が接するゾーンそれぞれの場所に、またはその 場所に隣接して置かれるクロス部材[50]で連結されていることを特徴とする 、請求項6記載の構造。
  9. 9.前記構造が、クロス部材[28、30、32、34、128、130、15 6、158]によって上端と下端が連結されている、いくつかの羽根を備える、 請求項1記載の構造。
  10. 10.前記流路の少なくとも一つが、該流路の上端と下端の間に位置し、かつ該 流路を下位流路に分割する、少なくとも一つのクロス羽根[106]でつながれ ることを特徴とする、請求項1記載の構造。
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