JPH0750611A - 無線通信においてデュプレックス送信をするための装置 - Google Patents
無線通信においてデュプレックス送信をするための装置Info
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- JPH0750611A JPH0750611A JP6013547A JP1354794A JPH0750611A JP H0750611 A JPH0750611 A JP H0750611A JP 6013547 A JP6013547 A JP 6013547A JP 1354794 A JP1354794 A JP 1354794A JP H0750611 A JPH0750611 A JP H0750611A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 31
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3052—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
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- Transmitters (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で、集積化が容易な二重送信用装置を提
供すること 【構成】 本発明は、送信機（１）と受信機（２）とを
備え、無線または類似の通信により二重送信を行うため
の装置（２０）において、送信フィルタ（３）と、受信
フィルタ（４）と、好ましくは、固定状態または取り外
し自在に配置された送受信装置（５）とを備え、受信フ
ィルタ（４）はＳＡＷフィルタ（表面弾性波フィルタ）
を含み、送信フィルタ（３）と上記ＳＡＷフィルタとは
サーキュレータ（６）を介して接続されている、二重送
信を行うための装置（２０）に関し、上記装置は、受信
フィルタ（４）または上記ＳＡＷフィルタに入力される
パワーを検出し、かつ、測定するためのパワー検出装置
（７）を備え、上記パワー検出装置（７）は、送信フィ
ルタ（３）の前段に配置されたパワーアンプ（８）から
出力されるパワーを制御するための制御装置（９）に対
してフィードバック信号を送給する。
供すること 【構成】 本発明は、送信機（１）と受信機（２）とを
備え、無線または類似の通信により二重送信を行うため
の装置（２０）において、送信フィルタ（３）と、受信
フィルタ（４）と、好ましくは、固定状態または取り外
し自在に配置された送受信装置（５）とを備え、受信フ
ィルタ（４）はＳＡＷフィルタ（表面弾性波フィルタ）
を含み、送信フィルタ（３）と上記ＳＡＷフィルタとは
サーキュレータ（６）を介して接続されている、二重送
信を行うための装置（２０）に関し、上記装置は、受信
フィルタ（４）または上記ＳＡＷフィルタに入力される
パワーを検出し、かつ、測定するためのパワー検出装置
（７）を備え、上記パワー検出装置（７）は、送信フィ
ルタ（３）の前段に配置されたパワーアンプ（８）から
出力されるパワーを制御するための制御装置（９）に対
してフィードバック信号を送給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は送信フィルタ３と、受信
フィルタ４と、固定状態または取り外し自在に配置され
た好ましくは送受信装置５とを備え、受信フィルタ４は
ＳＡＷフィルタ（表面弾性波フィルタ）を備え、送信フ
ィルタ３とＳＡＷフィルタ４とはサーキュレータ６を介
して接続されている、送信機１と受信機２により無線ま
たは類似の通信でデュプレックス送信をするための装置
に関する。
フィルタ４と、固定状態または取り外し自在に配置され
た好ましくは送受信装置５とを備え、受信フィルタ４は
ＳＡＷフィルタ（表面弾性波フィルタ）を備え、送信フ
ィルタ３とＳＡＷフィルタ４とはサーキュレータ６を介
して接続されている、送信機１と受信機２により無線ま
たは類似の通信でデュプレックス送信をするための装置
に関する。
【０００２】
【従来技術】選択度、通過減衰度等に関する条件が高い
かかる装置のフィルタの寸法は、物理的に大きい共振器
のために現在ではとりわけ大きくなっている。このた
め、所定の種類の装置を集積化することは、その大きさ
のゆえに、時間がかかるだけでなく、コストも高くなる
ので困難である。更に、かかる装置を含む製品は、大き
くて取り扱いにくい。このことは目的とする用途のみな
らず、その使用および利用にとってかなり重大な問題で
ある。かかる装置の寸法を小さくすることが重要となっ
ている例としては、ハンドヘルド電話機、特にいわゆる
セルラー式ポケット電話機がある。
かかる装置のフィルタの寸法は、物理的に大きい共振器
のために現在ではとりわけ大きくなっている。このた
め、所定の種類の装置を集積化することは、その大きさ
のゆえに、時間がかかるだけでなく、コストも高くなる
ので困難である。更に、かかる装置を含む製品は、大き
くて取り扱いにくい。このことは目的とする用途のみな
らず、その使用および利用にとってかなり重大な問題で
ある。かかる装置の寸法を小さくすることが重要となっ
ている例としては、ハンドヘルド電話機、特にいわゆる
セルラー式ポケット電話機がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記装置は、公知であ
り、公知の実施例によれば受信フィルタおよび送信フィ
ルタを含むデュプレックスフィルタ（二重フィルタ）が
受信機と送信機との間に配置され、フィルタの間にアン
テナが配置される。公知の実施例では、送信フィルタの
みならず、受信フィルタとしてセラミックフィルタまた
はヘリカルフィルタのいずれかが用いられる。しかしな
がら、これらフィルタは、物理的に大きい共振器を有す
るので、この部品を有する装置は、寸法が大きくなり、
カスタム仕様の特殊回路、例えばＡＳＩＣ（特殊用途集
積回路）での集積化が困難である。これら装置は特にア
ナログセルラー式ハンドヘルド電話機で使用されてお
り、デュプレックスフィルタが大きいので、これらの電
話機もとりわけ大きくなっている。ポータブル電話機
が、真にユーザーフレンドリーとなるには小型で、取り
扱いが容易であることが肝要である。この点について、
マーケットでの要求は、次第に厳しくなっている。他の
要素、例えばバッテリー、関連する電子回路等も重要な
役割を果たしているとしても、フィルタの寸法は、極め
て重要な要素である。
り、公知の実施例によれば受信フィルタおよび送信フィ
ルタを含むデュプレックスフィルタ（二重フィルタ）が
受信機と送信機との間に配置され、フィルタの間にアン
テナが配置される。公知の実施例では、送信フィルタの
みならず、受信フィルタとしてセラミックフィルタまた
はヘリカルフィルタのいずれかが用いられる。しかしな
がら、これらフィルタは、物理的に大きい共振器を有す
るので、この部品を有する装置は、寸法が大きくなり、
カスタム仕様の特殊回路、例えばＡＳＩＣ（特殊用途集
積回路）での集積化が困難である。これら装置は特にア
ナログセルラー式ハンドヘルド電話機で使用されてお
り、デュプレックスフィルタが大きいので、これらの電
話機もとりわけ大きくなっている。ポータブル電話機
が、真にユーザーフレンドリーとなるには小型で、取り
扱いが容易であることが肝要である。この点について、
マーケットでの要求は、次第に厳しくなっている。他の
要素、例えばバッテリー、関連する電子回路等も重要な
役割を果たしているとしても、フィルタの寸法は、極め
て重要な要素である。
【０００４】本発明の目的は、上記のように物理的に小
型であり、集積化が容易であり、同時に高い選択度、小
さい通過減衰度、高いＱ等についての高い要求を満た
す、送信機および受信機を用いた無線通信においてデュ
プレックス通信するための装置を提供することにある。
特に本装置の目的は、デュプレックスフィルタに対して
通常要求されているように受信機のブロッキングを防止
するように受信機に入力される送信パワーを減衰し、受
信周波数において送信機から受信機へ入力されるノイズ
を減衰し、送信機からアンテナへの高調波を減衰し、受
信機からアンテナへの局部発振周波数を減衰し、アンテ
ナから受信機へのイメージ周波数を減衰し、送信機内で
相互変調を生じさせ受信周波数に到達する周波数を減衰
し、送信機からアンテナへの送信周波数に対する通過減
衰度を小さくし、更に、アンテナから受信機への受信周
波数に対する通過減衰度を小さくすることにある。更に
本発明の目的は、かなり狭い表面積および小さい容積の
装置で公知のデュプレックスフィルタを用いたときと多
少同じ条件および性能を満足できるようにすることであ
る。本発明の更に別の目的は、製造が簡単かつ安価であ
り、同時に取り扱いが容易でかつ小型である装置を提供
することである。上記およびそれ以外の目的を達成する
装置は、受信フィルタすなわちＳＡＷフィルタに入力さ
れるパワーを検出し、測定するためのパワー検出装置を
含む冒頭に述べた装置によって得られ、上記パワー検出
装置は、送信フィルタの前方に配置されたパワーアンプ
から出力されるパワーを制御するための制御装置にフィ
ードバック信号を発生するようになっている。
型であり、集積化が容易であり、同時に高い選択度、小
さい通過減衰度、高いＱ等についての高い要求を満た
す、送信機および受信機を用いた無線通信においてデュ
プレックス通信するための装置を提供することにある。
特に本装置の目的は、デュプレックスフィルタに対して
通常要求されているように受信機のブロッキングを防止
するように受信機に入力される送信パワーを減衰し、受
信周波数において送信機から受信機へ入力されるノイズ
を減衰し、送信機からアンテナへの高調波を減衰し、受
信機からアンテナへの局部発振周波数を減衰し、アンテ
ナから受信機へのイメージ周波数を減衰し、送信機内で
相互変調を生じさせ受信周波数に到達する周波数を減衰
し、送信機からアンテナへの送信周波数に対する通過減
衰度を小さくし、更に、アンテナから受信機への受信周
波数に対する通過減衰度を小さくすることにある。更に
本発明の目的は、かなり狭い表面積および小さい容積の
装置で公知のデュプレックスフィルタを用いたときと多
少同じ条件および性能を満足できるようにすることであ
る。本発明の更に別の目的は、製造が簡単かつ安価であ
り、同時に取り扱いが容易でかつ小型である装置を提供
することである。上記およびそれ以外の目的を達成する
装置は、受信フィルタすなわちＳＡＷフィルタに入力さ
れるパワーを検出し、測定するためのパワー検出装置を
含む冒頭に述べた装置によって得られ、上記パワー検出
装置は、送信フィルタの前方に配置されたパワーアンプ
から出力されるパワーを制御するための制御装置にフィ
ードバック信号を発生するようになっている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】従属請求項の特徴事項に
より好ましい実施例を示す。一実施例によれば、送信フ
ィルタは従来のいわゆるセラミックフィルタで構成でき
るが、いわゆるヘリカルフィルタで構成してもよい。パ
ワー検出装置は、特に、サーキュレータとＳＡＷフィル
タとの間に配置された検出手段を含むことができる。こ
のパワー検出装置は、少なくとも一つ方向性カプラを含
む。好ましい実施例によれば、サーキュレータとＳＡＷ
フィルタとの間に配置された検出手段は、方向性カプラ
を含む。特にパワー検出装置は、サーキュレータとＳＡ
Ｗフィルタとの間に配置された第１方向性カプラと、送
信フィルタの前方に配置された第２方向性カプラとを備
えることができる。別の実施例によれば、パワー検出装
置は、サーキュレータとＳＡＷフィルタとの間に配置さ
れた第１方向性カプラと、送信フィルタとサーキュレー
タとの間に配置された第２方向性カプラとを備えること
ができる。送信機の前方には、パワーアンプを配置し、
パワーアンプと送信フィルタとの間に第２方向性カプラ
を配置することが好ましい。パワー検出装置は、送信パ
ワーを制御するためのパワーレギュレータに接続するこ
とが好ましい。特に、パワーレギュレータは、パワーア
ンプから出力されるパワーを制御するいわゆるＰＩレギ
ュレータを備える。本発明の一実施例によれば、サーキ
ュレータは約０．８ｄＢの通過減衰度および好ましくは
１２ｄＢより大きい逆分離度を有する。特に、送信機、
受信機およびアンテナのそれぞれの間の入出力端には約
５０Ωのインピーダンスの負荷が加えられている。送信
機１から受信機２への間での減衰が不十分である場合、
受信フィルタにより受信される送信パワーは過度に大き
くなり、受信フィルタが破壊されることがある。従っ
て、受信フィルタ４により受信されるべきパワーを検出
し、測定し、制御装置に信号をフィードバックして送信
機またはパワーアンプからのパワーを減少する。パワー
は、パワーレギュレータにより減少したり、アンプ内の
増幅度を減少したり、別個の手段、例えば可変減衰手段
等を用いることができる。送受信装置（例えば、アンテ
ナ）が過度に大きいか、不適切なまたは望ましくない態
様でサーキュレータに負荷をかけていれば、パワーを減
少しなければならないことがある。
より好ましい実施例を示す。一実施例によれば、送信フ
ィルタは従来のいわゆるセラミックフィルタで構成でき
るが、いわゆるヘリカルフィルタで構成してもよい。パ
ワー検出装置は、特に、サーキュレータとＳＡＷフィル
タとの間に配置された検出手段を含むことができる。こ
のパワー検出装置は、少なくとも一つ方向性カプラを含
む。好ましい実施例によれば、サーキュレータとＳＡＷ
フィルタとの間に配置された検出手段は、方向性カプラ
を含む。特にパワー検出装置は、サーキュレータとＳＡ
Ｗフィルタとの間に配置された第１方向性カプラと、送
信フィルタの前方に配置された第２方向性カプラとを備
えることができる。別の実施例によれば、パワー検出装
置は、サーキュレータとＳＡＷフィルタとの間に配置さ
れた第１方向性カプラと、送信フィルタとサーキュレー
タとの間に配置された第２方向性カプラとを備えること
ができる。送信機の前方には、パワーアンプを配置し、
パワーアンプと送信フィルタとの間に第２方向性カプラ
を配置することが好ましい。パワー検出装置は、送信パ
ワーを制御するためのパワーレギュレータに接続するこ
とが好ましい。特に、パワーレギュレータは、パワーア
ンプから出力されるパワーを制御するいわゆるＰＩレギ
ュレータを備える。本発明の一実施例によれば、サーキ
ュレータは約０．８ｄＢの通過減衰度および好ましくは
１２ｄＢより大きい逆分離度を有する。特に、送信機、
受信機およびアンテナのそれぞれの間の入出力端には約
５０Ωのインピーダンスの負荷が加えられている。送信
機１から受信機２への間での減衰が不十分である場合、
受信フィルタにより受信される送信パワーは過度に大き
くなり、受信フィルタが破壊されることがある。従っ
て、受信フィルタ４により受信されるべきパワーを検出
し、測定し、制御装置に信号をフィードバックして送信
機またはパワーアンプからのパワーを減少する。パワー
は、パワーレギュレータにより減少したり、アンプ内の
増幅度を減少したり、別個の手段、例えば可変減衰手段
等を用いることができる。送受信装置（例えば、アンテ
ナ）が過度に大きいか、不適切なまたは望ましくない態
様でサーキュレータに負荷をかけていれば、パワーを減
少しなければならないことがある。
【０００６】以下、添付図面を参照して本発明について
説明するが、これら図面は本発明を限定するものではな
い。
説明するが、これら図面は本発明を限定するものではな
い。
【０００７】
【実施例】図１には、無線通信において送信機１と受信
機２との間でデュプレックス送信をするための装置１０
が示されている。この装置は、送信フィルタ３と、受信
フィルタ４と、アンテナ状の送受信装置５とを備える。
一般的に、送受信装置５は図示していないケーブルまた
は同等品からも構成できる。送信フィルタ３は、従来の
セラミックフィルタから構成されるが、いわゆるヘリカ
ルフィルタまたは他のフィルタからも構成できる。しか
しながら、受信フィルタ４は、受信機の分岐内に配置さ
れたいわゆるＳＡＷフィルタ、表面波フィルタ（表面弾
性波フィルタ）から成る。パワーが小さいか、またはよ
り大きなパワーに耐え得るＳＡＷフィルタが得られれ
ば、あるケースでは送信フィルタもＳＡＷフィルタから
構成される。通常ＳＡＷフィルタの大きさは、対応する
セラミックフィルタまたは同等品の大きさの２０分の１
よりも小さい。図１には検出装置も制御装置も示されて
いなく、これらはフィードバックループを示すよう点線
で表示されているだけである。図２および図３に示すよ
うにアンプ８から出力されるパワーの制御は、アンプ８
の後に配置された別の手段１０を介して行うこともでき
る。
機２との間でデュプレックス送信をするための装置１０
が示されている。この装置は、送信フィルタ３と、受信
フィルタ４と、アンテナ状の送受信装置５とを備える。
一般的に、送受信装置５は図示していないケーブルまた
は同等品からも構成できる。送信フィルタ３は、従来の
セラミックフィルタから構成されるが、いわゆるヘリカ
ルフィルタまたは他のフィルタからも構成できる。しか
しながら、受信フィルタ４は、受信機の分岐内に配置さ
れたいわゆるＳＡＷフィルタ、表面波フィルタ（表面弾
性波フィルタ）から成る。パワーが小さいか、またはよ
り大きなパワーに耐え得るＳＡＷフィルタが得られれ
ば、あるケースでは送信フィルタもＳＡＷフィルタから
構成される。通常ＳＡＷフィルタの大きさは、対応する
セラミックフィルタまたは同等品の大きさの２０分の１
よりも小さい。図１には検出装置も制御装置も示されて
いなく、これらはフィードバックループを示すよう点線
で表示されているだけである。図２および図３に示すよ
うにアンプ８から出力されるパワーの制御は、アンプ８
の後に配置された別の手段１０を介して行うこともでき
る。
【０００８】図４にはサーキュレータ６の機能が略して
示されている。ＡＢＣは接続点を示し、好ましい実施例
によればサーキュレータの通過減衰度は、接続点Ａから
Ｂ、ＢからＣ、ＣからＡの間では約０．８ｄＢとなって
いる。また、逆分離度は、接続点ＢからＡ、ＡからＣ、
ＣからＢの間では少なくとも１２ｄＢとなっている。サ
ーキュレータが良好に機能するには、逆分離度を大きく
できるように、すべての入出力端に５０Ωの負荷が加え
られる。
示されている。ＡＢＣは接続点を示し、好ましい実施例
によればサーキュレータの通過減衰度は、接続点Ａから
Ｂ、ＢからＣ、ＣからＡの間では約０．８ｄＢとなって
いる。また、逆分離度は、接続点ＢからＡ、ＡからＣ、
ＣからＢの間では少なくとも１２ｄＢとなっている。サ
ーキュレータが良好に機能するには、逆分離度を大きく
できるように、すべての入出力端に５０Ωの負荷が加え
られる。
【０００９】図２には好ましい実施例が示されており、
この実施例ではサーキュレータ６と受信フィルタ４との
間に配置された第１方向性カプラ７ａおよびパワーアン
プ８と送信フィルタ３との間に配置された第２方向性カ
プラ７ｂから成るパワー検出装置７が配置されている。
パワーアンプ８から出力されるパワーを制御または調節
するパワーレギュレータ９には、検出手段７、方向性カ
プラ７ａ，７ｂが接続されている。このレギュレータ９
は、例えばＰＩレギュレータを含むことができる。アン
テナに好ましくない負荷をかけた場合、例えば接続点Ｂ
での定在波比が過度に大きかったり、またはアンテナが
完全に省略されたりされている場合には、送信機１から
受信機２までの減衰度は、きわめて小さくなり、受信フ
ィルタ４に対して過度に大きいパワーが入力され、これ
によって場合によってはフィルタが破壊されることがあ
る。従って、アンテナ５がサーキュレータ６に不適当な
負荷をかけている場合、すなわちサーキュレータ６内の
分離度が少なすぎる場合には、受信フィルタへの入力パ
ワーを検出し、パワーアンプ８をセットダウンするのに
使用される。
この実施例ではサーキュレータ６と受信フィルタ４との
間に配置された第１方向性カプラ７ａおよびパワーアン
プ８と送信フィルタ３との間に配置された第２方向性カ
プラ７ｂから成るパワー検出装置７が配置されている。
パワーアンプ８から出力されるパワーを制御または調節
するパワーレギュレータ９には、検出手段７、方向性カ
プラ７ａ，７ｂが接続されている。このレギュレータ９
は、例えばＰＩレギュレータを含むことができる。アン
テナに好ましくない負荷をかけた場合、例えば接続点Ｂ
での定在波比が過度に大きかったり、またはアンテナが
完全に省略されたりされている場合には、送信機１から
受信機２までの減衰度は、きわめて小さくなり、受信フ
ィルタ４に対して過度に大きいパワーが入力され、これ
によって場合によってはフィルタが破壊されることがあ
る。従って、アンテナ５がサーキュレータ６に不適当な
負荷をかけている場合、すなわちサーキュレータ６内の
分離度が少なすぎる場合には、受信フィルタへの入力パ
ワーを検出し、パワーアンプ８をセットダウンするのに
使用される。
【００１０】図３は、図２に対応する装置を示すが、特
に方向性カプラを含むことができる第２検出手段７ｂ
は、送信フィルタ３の後段で、かつ、サーキュレータ６
の前段に配置されている。別の態様では、この装置は図
２を参照して説明したような態様に類似した態様で作動
する。
に方向性カプラを含むことができる第２検出手段７ｂ
は、送信フィルタ３の後段で、かつ、サーキュレータ６
の前段に配置されている。別の態様では、この装置は図
２を参照して説明したような態様に類似した態様で作動
する。
【００１１】当然ながら本発明は図示した実施例のみに
限定されるものではなく、特許請求の範囲内で変更が可
能である。例えば、検出装置は方向性カプラから構成す
る必要はなく、他のパワー検出用手段も利用可能である
ばかりでなく、受信フィルタおよび送信フィルタは、そ
れぞれ一つフィルタのみから構成する必要はなく、装置
が多少大きくなることを考慮しても、相互に接続された
２つのフィルタで構成することも可能である。当然なが
らＰＩレギュレータは他の種類のレギュレータでもよい
し、アンプ等の後方に別個の検出手段を設けることもで
きる。この装置の用途は、当然ながらいわゆるハンドヘ
ルド電話機に限定されるものでなく、送信機と受信機と
から成る無線通信等、例えばいわゆるコードレス電話等
において、デュプレックス送信する際のいかなる場所で
も使用できる。
限定されるものではなく、特許請求の範囲内で変更が可
能である。例えば、検出装置は方向性カプラから構成す
る必要はなく、他のパワー検出用手段も利用可能である
ばかりでなく、受信フィルタおよび送信フィルタは、そ
れぞれ一つフィルタのみから構成する必要はなく、装置
が多少大きくなることを考慮しても、相互に接続された
２つのフィルタで構成することも可能である。当然なが
らＰＩレギュレータは他の種類のレギュレータでもよい
し、アンプ等の後方に別個の検出手段を設けることもで
きる。この装置の用途は、当然ながらいわゆるハンドヘ
ルド電話機に限定されるものでなく、送信機と受信機と
から成る無線通信等、例えばいわゆるコードレス電話等
において、デュプレックス送信する際のいかなる場所で
も使用できる。
【図１】デュプレックス送信用装置のブロック図を示
す。
す。
【図２】パワー検出およびパワー制御装置を含む本発明
による装置のブロック図を示す。
による装置のブロック図を示す。
【図３】パワー検出装置およびパワー制御装置を含む本
発明の第２の実施例の装置を示す。
発明の第２の実施例の装置を示す。
【図４】送信機、アンテナおよび受信機の間の相互接続
を示す略図である。
を示す略図である。
１ 送信機 ２ 受信機 ３ 送信フィルタ ４ 受信フィルタ ５ 送受信装置 ７ パワー検出装置 ８ アンプ ９ パワーレギュレータ １０ 別個の装置 ７ａ，７ｂ 方向性カプラ
Claims (16)
- 【請求項１】 送信機（１）と受信機（２）とを備え、
無線または類似の通信により二重送信を行うための装置
（１０，２０，３０）において、送信フィルタ（３）
と、受信フィルタ（４）と、好ましくは固定状態または
取り外し自在に配置された送受信装置（５）とを備え、
受信フィルタ（４）はＳＡＷフィルタ（表面弾性波フィ
ルタ）を含み、送信フィルタ（３）と前記ＳＡＷフィル
タとはサーキュレータ（６）を介して接続されている、
前記二重送信を行うための装置（１０；２０；３０）で
あって、 受信フィルタ（４）または前記ＳＡＷフィルタに入力さ
れるパワーを検出し、かつ、測定するためのパワー検出
装置（７）を備え、前記パワー検出装置（７）は、送信
フィルタ（３）の前段に配置されたパワーアンプ（８）
から出力されるパワーを制御するための制御装置（９）
に対してフィードバック信号を送給することを特徴とす
る二重送信用装置。 - 【請求項２】 パワー検出装置（７）はパワーアンプ
（８）に接続されていることを特徴とする請求項１記載
の装置。 - 【請求項３】 パワー検出装置（７）により検出された
パワーが大きすぎる場合には、出力パワーを直接にまた
は別個の制御手段を介して減少させるようにパワーアン
プ（８）を制御することを特徴とする請求項２記載の装
置。 - 【請求項４】 パワー検出装置（７）は、パワーアンプ
（８）から送給されるパワーを制御し、該送給されたパ
ワーが大きすぎる場合、例えば、送受信装置（５）がサ
ーキュレータ（６）に対して不適切または有害な負荷を
かけている場合に、前記パワーを減少させるためのパワ
ーレギュレータの形状の制御装置（９）を介してパワー
アンプ（８）に接続されていることを特徴とする請求項
３記載の装置。 - 【請求項５】 パワー検出装置（７）は、サーキュレー
タ（６）と前記ＳＡＷフィルタとの間に配置された検出
手段（７ａ）を備えたことを特徴とする請求項１〜４の
いずれかに記載の装置。 - 【請求項６】 パワー検出装置（７ａ、７ｂ）は、少な
くとも一つの方向性カプラ（７ａ、７ｂ）を備えたこと
を特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の装置。 - 【請求項７】 サーキュレータ（６）と前記ＳＡＷフィ
ルタとの間に配置された検出手段（７ａ）は、方向性カ
プラを備えたことを特徴とする請求項５記載の装置。 - 【請求項８】 パワー検出装置（７）は、サーキュレー
タ（６）と前記ＳＡＷフィルタとの間に配置された第１
方向性カプラ（７ａ）と、送信フィルタ（３）の前方に
配置された第２方向性カプラ（７ｂ）とを含むことを特
徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の装置。 - 【請求項９】 パワー検出装置（７）は、サーキュレー
タ（６）と前記ＳＡＷフィルタとの間に配置された第１
方向性カプラ（７ａ）と、送信フィルタ（３）とサーキ
ュレータ（６）との間に配置された第２方向性カプラ
（７ｂ）とを含むことを特徴とする請求項１〜４のいず
れかに記載の装置。 - 【請求項１０】 前記第２方向性カプラ（７ｂ）はパワ
ーアンプ（８）と送信フィルタ（３）との間に配置され
たことを特徴とする請求項８記載の装置。 - 【請求項１１】 制御装置（９）は、パワーアンプ
（８）から出力されるパワーを制御するための、いわゆ
るＰＩレギュレータを含むことを特徴とする請求項４記
載の装置。 - 【請求項１２】 サーキュレータ（６）は、約０. ８ｄ
Ｂの通過減衰度および好ましくは２０ｄＢより大きい逆
分離度を有することを特徴とする請求項１〜４のいずれ
かに記載の装置。 - 【請求項１３】 送信フィルタ（３）は、従来のセラミ
ックフィルタを含むことを特徴とする請求項１〜４のい
ずれかに記載の装置。 - 【請求項１４】 送信フィルタ（３）は、いわゆるヘリ
カルフィルタを備えたことを特徴とする請求項１〜４の
いずれかに記載の装置。 - 【請求項１５】 送受信装置（５）は、アンテナ、ケー
ブルまたは同等品を含むことを特徴とする請求項１〜４
のいずれかに記載の装置。 - 【請求項１６】 送信機、受信機およびアンテナのそれ
ぞれの間の入出力端には約５０Ωのインピーダンスの負
荷が加えられていることを特徴とする請求項１５記載の
装置。
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