JPH07506071A - ロック構造および蓋付き容器 - Google Patents

ロック構造および蓋付き容器

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JPH07506071A JP5513313A JP51331393A JPH07506071A JP H07506071 A JPH07506071 A JP H07506071A JP 5513313 A JP5513313 A JP 5513313A JP 51331393 A JP51331393 A JP 51331393A JP H07506071 A JPH07506071 A JP H07506071A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 口w7’)膓役五工谷゛1付舖8昆 本発明は、米国児童健康人間開発協会(National In5titute  of Child Healthand Buman Developmen t)によって授与された認可番号5 R44HD24009−03の下に米国政 府の協力を得て開発されたものである。
技術分野 本発明は、大人の使用者にとっての開蓋操作の容易性を損なわずに、子供には開 蓋操作が困難であるために安全性の高い蓋付き容器に関する。より詳しくは、本 発明は、子供による不慮の開蓋を十分に防止できるが、経済性を損ない且つ大人 にとって極端に不便となるほどには複雑ではない組み合わせロック手段を備えた 蓋付き容器に関する。ここに「蓋付き容器」とは何かを収容して閉蓋によって実 質的に密封することができるものを言う。本発明は、薬剤製品や有害な日用化学 品を収容密封するための容器として、特に有用である。
従来技術 子供に安全な容器としては、大人の使用者が保有する何らかの「キー」によって ロック状態を作り得る容器が広く用いられている。「キー」を持たない、あるい は理解できない子供は容器をロック状態から開蓋することができない。近年子供 に安全な容器として市場に提供されているものの多くは、実際に「キー」すなわ ち鍵を用いてロックする構造ではなく、大人が有する経験則および器用さに基づ (「キー」を用いるロック構造を有している。このようなロック構造は、子供に とって理解困難であると同時に、大人特に老人にとって理解しがたい場合がある 。
実際の鍵を用いず、大人と子供の器用さの相違に基づく「キー」をも用いない他 のロック構造も可能である。この種の子供に安全な容器は、大人は持っているが たとえば5歳以下の子供は一般に持っていない経験則、たとえば問題解決能力に 基づく「キー」を用いるものである。経験則に基づくものとしては、組み合わせ ロック構造、迷路的ロック構造、二重ねじ回しロック構造、あるいはこれらの2 種あるいはそれ以上を組み合わせてなるロック構造等が知られている。本発明は 組み合わせロック構造に関する。
組み合わせロック構造には2種類のものがある。第1のタイプでは、容器ロック 状態を維持する機械要素を使用者が直接触れて操作する。パズルロック、レター ロツ入あるいはリングロック等と呼ばれるものがこのタイプの典型例である。
第2のタイプの組み合わせロック構造では、容器ロック状態を維持する機械要素 のうちの少なくとも幾つかが間接的に操作される。このタイプでは、ロック要素 のうちの一つを直接操作して動かすと、これによって他のロック要素の一つある いはすべてが間接的に移動(主として回転)される。
第1のタイプの組み合わせロック構造を有する子供に安全な容器の設計は、たと えば、米国特許第446.657号、同第841,668号、同第3.033゜ 406号、同第3.129.834号、同第3,405,828号、同第3.4 07.954号、同第3.421,347号、同第3,445,021号、同第 3.669.296号、同第3,684.117号、同第3.843,007号 および同第3.850.324号等に開示されている。これらの容器設計はいず れも複雑であるために、商業的成功を収めるに至っていない。これらは多数の可 動部品を有し、したがって製造コストが嵩み、高度に複雑な操作を使用者に課し ている。
現在提案されている米国消費者製品安全委員会の規則によれば、子供に対する安 全性と老人使用の容易性とが模範試験プロトコルを用いて測定されることになっ ている。子供に対する安全性は、2人ずつ対になった特定の年令層(一般に5歳 以下)の子供達が所定時間内に開蓋をすることができるか否かを試すことによっ て試験する。この試験は、最初は子供に何のヒントをも与えずに行い、次には言 葉を発しないで実際に開蓋をして見せた後に行う。試験結果としての子供に対す る安全性は、開蓋することができなかった子供の比率(%)で示される。老人使 用の容易性は、特定の年令層(一般に60〜75歳)の老人に対して操作説明を した上で所定時間内に開蓋および閉蓋を行うことができるか否かを試験し、所定 時間内の開蓋および閉蓋に成功した老人の比率(%)をもって老人使用の容易性 としている。
本発明者による5件の従来技術、すなわち米国特許第4,782,963号、同 第4.991.729号、同第5,017,128号、同第5.085. 57 8号および同第5,184,376号には、子供に対する安全性と老人使用の容 易性とを高次元で兼ね備えた組み合わせロック構造が提案されている。これらの 従来技術には、しかしながら、以下に記述する本発明の設計を教示するものでは ない。
発明の開示 本発明は、老人を含めた大人の使用の容易性と低い製造コストを維持しつつ、子 供に対する安全性を有するロック構造を提供することを目的とする。本発明によ れば、大人にとっては簡単な部品移動の組み合わせを操作することにより、蓋体 を取り外し、容器内収容物に対するアクセスを可能にすることができる。
かかる容器設計においては、小さな子供と大人との間の経験的知識力または技術 力の相違によって、子供に対する安全性が発揮される。すなわち、大人にとって は簡単に解決することができるが子供には解決困難な課題を与えることによって 、子供にとっては容易には開蓋することができないように設計されている。本発 明の容器設計においては構造上の複雑さが最小限に止められており、これによっ て製造コストを低減し、子供に対する安全性に関する政府の要求と市場における 経済的要求とを両立させている。本発明の容器設計はある一定レベルの操作上の 複雑さを与えているが、これは老人使用の容易性を損なうほどのものではない。
最も広義には、本発明は、組み合わせロック構造を有するタイプの子供に対する 安全性の高い容器である。ロック構造は、容器側の閉蓋手段と、蓋体側の閉蓋手 段と、これら2つの部材の一方に相対移動可能に取り付けられる1またはそれ以 上の可動部材とを有してなる。
より詳しくは、本発明による概して円筒形のロック構造は、同軸に配置された相 対回転可能な第1ないし第3の部材を有してなる。第1および第2の部材におい て互いに対向する表面には、相互に係合して軸方向の相対移動を防止するための 連結手段が設けられるが、第1および第2の部材が所定の相対回転位置を取ると きにはこれらの間に軸方向の相対移動が許容される。第3の部材は、第1の部材 または第2の部材のいずれか一方に支持される。第3の部材は該支持部材に対し て軸方向の相対移動を防止するように支持される。また第3の部材と非支持部材 との間には摩擦力が作用しており、この摩擦力を越える作用力が働かない限り、 第3の部材は非支持部材と共に回転しようとする。摩擦力を越える作用力が働く と、第3の部材は非支持部材に対して相対回転が許容される。第3の部材と非支 持部材との対向面にはそれぞれ協働する連結手段が設けられ、これら連結手段が 互いに係合する状態では、所定の相対回転位置以外においては第3の部材と非支 持部材との間の相対的軸方向移動が防止される。第3の部材と支持部材とにはそ れぞれストッパ手段が対向配置され、これらストッパ手段同士の係合によって所 定方向における第3の部材と支持部材との間の相対回転を1回転未満に規制し、 ストッパ手段同士の係合が達成された以降は第3の部材はストッパ手段によって 支持部材と共に回転駆動される。ストッパ手段の少なくとも一方には係合面と反 対側に傾斜面が形成され、ストッパ手段同士の係合が達成される相対回転方向と 反対方向に相対回転がなされたときに他方のストッパ手段が該傾斜面に乗り上げ 且つ乗り越えるように設計される。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施例による蓋付き容器の蓋体と容器とを分離して示す正面 図である。
図1aは、図1に示す実施例の容器上端部の構成についての変形例を示す部分正 面図である。
図2は、図1の蓋付き容器の上面図である。
図3は、図1の蓋付き容器を図2における3−3切断線で切った状態を示す縦断 面図であって、併せて保護カバーを被着した状態を示す図である。
図4は、図1の蓋付き容器における蓋体の上面図である。
図5は、図4における5−5切断線による断面図である。
図6は、図1の蓋付き容器における回転部材の上面図である。
図7は、図6における7−7切断線による断面図である。
図8は、容器に装着された状態の蓋体の上面図である。
図9は、容器に異なるマーキングが表示された変形例による装着蓋体の上面図で ある。
図10は、容器に更に異なるマーキングが表示された変形例による装着蓋体の上 面図である。
好適な実施例 図1には容器10が示されている。この容器はたとえば丸薬箱として用いられる 。容器の本体12は、成形可能な樹脂材料を吹き込み成形、射出成形、機械加工 その他適当な従来公知の手法を用いて成形することができる。あるいは、ガラス その他の材料を用いて成形することも可能である。容器10の形状および寸法は 限定的ではないが、その上端には円筒形状のネック部14が設けられる。ネック 部14は、容器本体12の内部に対するアクセスを可能にするための開口を備え ている。多くの場合ネック部は縮径ないし狭小化されているが、これは必須の形 状的特徴ではない。
ネック部14の外周面には2条のリブ16.18が概してリング状に設けられて いる。これらリブはネック部の外周面に一体的に成形されたものであることが好 適であるが、別体として用意されたリブをネック部の外周面に接着、溶着その他 の手法によって一体化してもよい。これらリブ16.18の底面は概してフラッ トであり、好ましくは円筒形状のネック部14の外周面に直交する面もしくは該 直交面に対して±10度の角度を有する面に設けられる。これらリブ16.18 にはそれぞれ所要幅を有する不連続部ないし通路21.22が形成され、これら 通路は軸方向に略整列して、後述するスタッドのための通路を与えている。後述 するように、リブとスタッドは協働して閉蓋手段を構成している。
これらリブは任意の形状および寸法を有することができるが、それらの断面形状 は、好ましくは概して三角形あるいは不等辺四角形であって、図1に示される実 施例においてはそれぞれ2つの傾斜面16a、16b ; 18a、18bを有 している。これらリブは、ネック部14におけるアクセス開口から離れて下方に 向かうにつれて徐々に軸方向の厚みを増し、径寸法方法きくなるよろな形状とさ れている。特に、図示実施例に示されるように、傾斜面16a、16b ; 1 8a。
18bを有する形状とすることにより、容器上に置いた蓋体に押圧力を加えるこ とによって、後述する蓋体および回転部材のスタッドがリブ18.16を乗り越 え、これらリブの下方領域に係止されるように設計されている。
ネック部14の下端には、その外周面に対して概して直交する方向に外方に延長 するストッパカラー13が設けられ、図3に明らかなようにスタッドの軸方向運 動を規制している。同時に、蓋体20はその周壁面23がストッパカラー13上 に実質的に密着しあるいは載置された状態で嵌着される(図3)ので、子供であ っても手指を蓋体周壁面の下端とストッパカラー13との間に挿入することがで きず、この間に手指を装入して無理やり開蓋される危険性を回避している。蓋体 20を容器上に装着したとき、該蓋体のストッパカラー13の基端部には段部が 形成され、その円筒外周面15に蓋体20の周壁面23が密接した状態で蓋体が 装着されるため、装着時には蓋体20を手指で楕円形に押し潰しても開蓋するこ とができない。このことも、子供等による不慮の開蓋を防止している。
図1、図4および図5に示される蓋体20について説明すると、この蓋体20は 、概して円筒形状の周壁面23と、該周壁面の上端に連結されて該周壁面に概し て直交する面を有する頂面24とを有してなる。蓋体は、射出成形、機械加工そ の他の任意の手法によって成形可能である。周壁面23の内径は容器ネック部1 4の外径よりも大きいが、少なくともその下端においてはストッパカラー13上 の段設部の外周面15(図1a)と実質的に同径に形成される。
概して円筒形状の回転部材30が図1、図3、図6および図7に示されている。
図3に明瞭に示されるように、回転部材30は、蓋体20の内側において保持リ ング40上に嵌着されて支持されており、蓋体20に対しては相対回転可能であ る。回転部材30は、射出成形、機械加工その他の任意の手法によって成形可能 である。回転部材30は、図示されるような上端が閉止されたキャップ形状でな くてもよく、たとえば単なる円筒形状の筒体であってもよい。図6に示されるよ う(一回転部材30の外周面にはストッパ31が設けられる。ストッパ31は、 回転部材30の回転中に、蓋体20の頂面24の裏面側に突設されるストッパ2 6(図4および図5)と係合する。ストッパ26は、好ましくは、周壁面23か ら内径側に離れて設けられる。ストッパ31は、回転部材30の頂面34から上 方に突出するように設けられ、周壁面23から離れて設けられるストッパ26と 係合可能なように周端部から離れて所定径方向長さにわたって設けられる。
図5に示されるように、蓋体20の円筒周壁面23の内面側には2つのスタッド 38.39が内方に突出して設けられている。図7に示されるように、回転部材 30の内壁面にも2つのスタッド36.37が内方に突出して設けられている。
スタッド36.38はそれぞれ通路22.21を通過することができる周側幅寸 法を有している。また、蓋体側壁面23の下端がストッパカラー13上に載置さ れた状態で蓋体20が容器ネック部14に装着されたときに、これらスタッド3 6.38がそれぞれリブ16.18の直下に位置するように設けられる。スタッ ド37.39はスタッド36.38よりも大きな周側幅寸法を有し、通路22. 21を通過することができない。
図1aに示される変形例においては、ネック部14の反対側にも同様に通路21 a、22aが設けられ、好ましくは、スタッド37.39はスタッド36.38 よりも大きな周側幅寸法を有し、これら通路21a、22aをそれぞれ通過する ことができない。この変形例では、スタッド36.38はそれぞれ通路21a、 22aを通過することができる周側幅寸法を有している。
スタッド36.37は蓋体装着時にリブ18の直下に位置するように回転部材3 0の周壁面33の内側に突設され、スタッド38.39は蓋体装着時にリブ16 の直下に位置するように蓋体20の周壁面23の内側に突設される。これらスタ ッドの形状や軸長寸法は限定的ではないが、スタッド36.38の頂面の少なく とも一部は概してフラットに形成される。スタッドの好ましい形状および寸法は 、蓋体20を容器上に置いた状態で軽微な押圧力を加えたときにこれらスタッド がリブを乗り越えてリブ直下位置を占め、一旦この位置を占めた後に蓋体を容器 ネック部から離す方向の引き上げ力を与えても共にフラットなスタッド上面とリ ブ下面との面接合によって開蓋(蓋体の容器からの分離)を阻止することができ るものである。すなわち、スタッド36.38の上面フラット部は、蓋体が容器 に装着されたときにはリブ16.18のフラットな下面と概して平行になってそ れら面同士で密接する。このようにしてスタッド36.38がリブ16.18と 協働して閉蓋手段を構成する。
回転部材30は、保持リング40上に係止された状態で蓋体20内に緩やかに保 持される。これは、前記した蓋体20を容器ネック部14に装着する際の要領と 同じように、回転部材30を蓋体20の内側に下方から挿入して回転部材の周壁 面を保持リング40上を乗り越えさせることによって行われる。好ましくは、図 3に示されるように、回転部材300頂面内側に圧縮可能な材料による円盤状の ライナー41を挿入被着し、回転部材30を容器10に装着したときに、該ライ ナーが回転部材30と容器ネック部14の頂端部との間において圧縮状態で配置 されるようにする。回転部材30の周壁面33は、蓋体20内への装着時に保持 リング40を乗り越えることができるように、若干の圧縮変形が許容される。
このような密封のための摩擦係合を達成するための他の手段が米国特許第4,7 82.963号および同第4.991.729号に記載されている。圧縮可能ラ イナー41を用いることは、容器を密閉して防水効果を高めると共に、ストッパ 26と31との間の係合が達成されるまでは蓋体20に対する回転部材30の相 対回転を許容すること、すなわち蓋体20が回転してもこれと従属的に回転する ことな(容器本体12と共に静止状態を保持することに役立つ。ストッパ26. 31同士の係合が達成された後に蓋体20が所定方向に回転させると、その回転 力がライナー41による摩擦力を上回って回転部材30を回転駆動させる。
容器10に装着されている蓋体20を取り外すためには、蓋体20および回転部 材30をそれぞれ所定回転位置まで回転させて、スタッド36.38を通路22 .21にそれぞれ通過可能な状態を作らなければならない。この操作を容易にす るために、容器および蓋体に所要のマーキングを施しておくことが有益である。
図2に示す実施例では、このためのマーキング50.51が大きく目立つ活字体 および色にて容器10のタブ52.53上にそれぞれ付されている。図示実施例 では、マーキング50としては数字の「2」が、マーキング51としては数字の 「1」が、それぞれ黒色にて印刷表示されている。蓋体20の上面に刻設されて いる黒線55は、マーキング50.51に対する指示線として働く。あるいは、 図8ないし図10にそれぞれ示される変形例のように、特定の半径方向を示す矢 印57.58.59を蓋体20の上面に付して指示線とすることもできる。
開蓋時の操作について説明すると、まず、蓋体20を1回転以上時計方向に回転 させて、指示線55 (57〜59)をマーキング51の表示「1」と一致させ る。この回転中にストッパ26.31同士が係合し、以降はこれらストッパ同士 の係合状態が維持されたまま、蓋体20と回転部材30とが一体的に回転する。
指示線とマーキング51とが一致するとき、回転部材30のスタッド36は通路 22の直下に整列しているが、蓋体20のスタッド38は通路21とは反対側に 位置しており(図1aの実施例では通路21aの直下に位置している)、通路2 1の直下には幅広のスタッド39が位置している。次いで、蓋体20のみを逆方 向すなわち反時計方向に半回転させて、指示線とマーキング50の表示「2」と を一致させる。これによりスタッド38が通路21の直下に整列することとなり 、この状態で蓋体20(および回転部材30)を斜め上方に引き上げることによ り、スタッド36.38を通路21.22に沿って通過させて、蓋体20を容器 10から取q外すことができる。この実施例では、刻設された黒線または矢印か らなる指示線と表示「1」とで第1の表示手段を形成し、該指示線と表示「2」 とで第2の表示手段を形成している。
図9および図10には容器および蓋体における好ましいマーキング例が示されて いる。図9では、一方のタブ53゛ が他方のタブ52よりも幅広に膨大してい る。図10では、一対のタブに代えてリング状カラーもしくはフランジ56が形 成されている。
図2に示される回転部材30は、保持リング40によってその蓋体20内の軸方 向移動が規制されている。蓋体がロック位置にあるときに該蓋体の軸方向移動を 有効に規制することができるように、蓋体周壁面と容器ネック部の軸方向寸法、 またスタッド38とリブ16の配置位置が定められている。したがって、蓋体が ロック位置にあるときに回転部材30と蓋体20との間に許容される唯一の相対 移動は、相対回転である。
他の変形例として、第2および第3の相対回転可能な回転部材を設け、これらの 一方または双方に複数のストッパ部材を設けることができる。蓋体あるいは回転 部材の少な(とも1つに設けられるストッパのすべては、ストッパ係合面に対向 する面上に傾斜面を有する。この実施例では、蓋体を実質的に透明な素材で形成 することができる。あるいは他の手段を用いて、外部から回転可能部材を見るこ とができるが直接操作することは不可能なように構成することができる。
好適な実施例によれば、従来設計による蓋体と同様に、蓋体20の周壁面23は 頂面から連続的に垂下形成される垂壁面54として設計される。これは、子供に 対して、従来設計による蓋体と同様に単に反時計方向に蓋体を回転させれば開蓋 することができるような示唆を与える。しかしながら、ストッパ26.31の一 端に傾斜面25.35が設けられているため、このような単なる蓋体回転操作で は蓋体20が回転部材30に対して空回りするだけで、本発明の容器を開蓋する ことはできない。これは、蓋体20が、回転部材30を時計方向にのみ回転駆動 させることができるように設計されているためである。使用者が蓋体20を反時 計方向に回転させても、蓋体20のストッパ26が回転部材30のスト、ソ、< 31の片側に形成された傾斜面35に乗り上げ、該スト・ソバの頂面上を滑り、 ついには該ストッパの係合端から落下するだけである。すなわち、蓋体20は反 時計方向に空回りし、回転部材30を反時計方向に回転駆動させることはできな い。
蓋体20は容器10に対して唯一の方向、すなわち頂面から見て時計方向に回転 するように操作した場合にのみ、回転部材30を容器10に対して同方向に回転 駆動させることができる。図示しない別の実施例においては、ストッパ26また は31の反対側に少なくとも1つの傾斜面が設けられる。この場合には、回転部 材30の反時計方向回転のみが許容される。
蓋体20がロック状態にあるとき、蓋体内面のスタッド38.39はリブ16の 下面に接して、容器10を軸方向に引き上げる方向の力を与えている。この容器 に与えられる引き上げ力は直接的なものであって、保持リング40から回転部材 30を介してリブ18に与えられるような間接的な引き上げ力とは異なる。かか る直接的引き上げ力は、リブ16.18、スタッド36.37.38.39およ び保持リング40が所定の軸方向位置を占めるように設計することによって達成 され、蓋体20が容器10上にロック状態で装着されているときに軸方向引き上 げ力が蓋体20に与えられても、閉蓋手段、リブ16およびスタッド38.39 によって軸方向引き上げ力が妨害される。このような設計により、蓋体20を引 き上げながら回すように操作しても、開蓋することはできない。
蓋体20の「押し回し」操作によっても開蓋することはできない。これは、以下 の設計によって達成される。すなわち、蓋体20および回転部材30の回転軸上 にピボット61および62が配置されている。ピボット61は蓋体20の頂面下 側に設けられている。ピボット62は回転部材30の頂面上側に設けられている 。これら2つのピボットの一方のみを設けてもよい。単一のピボットが設けられ る場合には、その軸方向寸法をより大きく設定する必要があろう。このように少 なくとも1つのピボットを設けることにより、蓋体20が容器10上に装着され た状態において該蓋体を下方に押し付ける軸方向力が作用しても、この軸方向押 し下げ力は主として回転部材30の回転軸上に近い領域、換言すれば周側壁33 から離れた領域に対して作用することになる。したがって、蓋体20を押しなが ら回しても、回転部材30の中心領域が下方に弾性変形するだけで、その周側壁 33には軸方向押し下げ力が伝搬されないので、回転部材30を回転させること はできず、蓋体20の「押し回し」操作による開蓋が防止される。
容器を子供等による不慮の開蓋から保護するための保護手段が設けられる。この 保護手段は、たとえば、蓋体20を装着しロックした後に、チューブ状のプラス チック延伸フィルム69を用いて容器の蓋体装着部を被覆するようにすることに よってなし得る(図3)。フィルム69は容器のカラー13の下方から蓋体20 の頂面上にまで延長している。保護手段の変形例として、ヒートシール可能なポ リエステルフィルムとアルミニウム箔とからなるインナーシール材72を蓋体2 0の装着前に容器10の開口端に接合してもよい(図1)。電磁誘導によってヒ ートシール可能なポリエステルフィルムが活性化され、アルミニウム箔と接合さ れると共に、これらからなるインナーシール材72が容器開口端に接合される。
好適な実施例において、図1および図4に示されるように、スナップオフタブ7 0が蓋体20の周壁面外側に垂下形成される。開蓋操作時に蓋体20を回転させ ると、スナップオフタブ70が容器カラー13のタブ52または53と衝突する ことによって折り取られる。タブ70の不存在は、最終的な製品化の後に開蓋さ れたことを示す。あるいは、併せて図1に示されるように、スナップオフタブ7 1を容器カラー13の外側から上方に突出形成すると共に、突起73を蓋体20 の基端部から外径方向に突出形成してもよい。蓋体20の回転中にスナップオフ タブ71は突起73と衝突して折り取られる。
組み合わせロック手段を用いた閉蓋構造は、その構成要素の相対的位置関係を様 々に異ならせる試みをランダムにあるいは体系的に行うことによって閉蓋が達成 される。従来技術による子供に安全な閉蓋構造は、たとえば、一つのインデック スマークが蓋体に設けられると共に、容器に複数の数字や文字が表示されている 。容器に表示されている特定の数字または文字を蓋体上の一つのインデックスマ ークに合わせることによって、開蓋が可能とされる。これらを相対回転させて数 字や文字とインデックスマークとをずらせることによって閉蓋され、この状態で は開蓋を不可能にする。
本明細書において、通路の「有効幅」とは、通路(たとえば通路22)の幅寸法 と該通路を通過するスタッド(たとえばスタッド36)の幅寸法との相違、すな わちスタッドが通過する際に通路に余分に残される幅寸法を意味する。好ましく は、通路22の有効幅は通路21の有効幅よりも広い。これにより、震える手で も1回の回転操作で簡単にスタッド36を通路22に整列させることができる。
通路21の有効幅が比較的小さなものとされることは、スタッド38を該通路2 1に整列させる操作に厳密性が要求され、子供にとってはこのような厳密な作業 を行うことが困難であることを意味している。
本発明には多くの変形が許容されることが当業者には理解されるであろう。請求 の範囲に記載された技術的事項ないし要旨の範囲内におけるすべての変形は本発 明の範囲に含まれる。たとえば、図示実施例で用いられる容器は閉蓋手段として スタッドを有するが、前掲米国特許に開示される設計を採用することも可能であ る。また、図示実施例における回転部材を摺動可能な部材として設計することも できる。
図1aに示される変形例では、一対のリブ16.18のそれぞれ1カ所に通路2 1.22を設ける他に、その反対側にも通路21a、22aが設けられている。
このように付加的な通路を設けても、それら通路の有効幅が適切に狭められてい る限り、子供に対する安全性を損なうことはない。開蓋のためには、まず、第1 のインデックスを通り過ぎて第2のインデックスまで蓋体を時計方向に回転させ 、次いで、第1のインデックスに戻るまで反時計方向に回転させて容器からの取 り外しを可能にする。この変形例によるときは、既述した実施例の場合のように 蓋体を完全に1回転させる必要がないという利点を有する。このことは、開蓋操 作についての知識を十分に持っていない大人の使用者が偶然に開蓋させてしまう 可能性を減少させている。
他の変形例によれば、唯一のスタッドを蓋体20に設けることができ、あるいは スタッドを全(有しない蓋体とすることができる。通路を通過することのできる スタッド(たとえばインデクラススタッド38)を唯一のスタッドとして用いる ことができる。また、通路を通過することができない程度により大きな周側幅寸 法を有するスタッド(たとえばスタッド39)を唯一のスタッドとして用いるこ とができる。この実施例では、容器10と回転部材30とに設けられる閉蓋手段 は、蓋体20が容器10から離脱することを防止するために用いられる。蓋体2 0を直接操作することができるが、回転部材30は直接操作することができない 。蓋体20の一方向回転によって回転部材30を所定位置まで回転駆動し、これ によって閉蓋がなされる。
産業上の有用性 本発明は、薬剤製品や有害な日用化学品を収容するための容器として、特に好適 に具体化される。本発明はまた、子供に安全なライターやベルトバックルの操作 機構に対するアクセスを防止するために用いられ得る。
容器の部材は任意の従来手法によって製造することができる。すなわち、射出成 形、吹き込み成形、圧縮成形、トランスファ成形、鋳造、溶接、機械加工等の手 法によって容器部材を作ることができる。−例として、部材を注入成形で製造し た後に、この成形品を機械加工して所定の有効幅を有する通路を形成することが できる。あるいは、注入成形部品を一次加工してメタルセーフ(metal 5 afe)な状態の一次品を製造した後に、金属を除去して、たとえばスタッド幅 を広げ、異なる有効幅を有する通路を形成することができる。
図1 図1a 図5 図4 図7 図6 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR,SN、 TD。
R,LK、 LU、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、 RO ,RU、SD、 SE、 US

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.概して円筒形である第1の円筒形部分を有する第1の部材と、前記第1の円 筒形部分と同軸に配される概して円筒形である第2の円筒形部分を有する第2の 部材と、 前記第1および第2の円筒形部分と同軸に配される概して円筒形である第3の円 筒形部分を有する第3の部材と、を備え、前記第3の部材は、前記第1および第 2の部材のいずれか一方の部材に対する軸方向の相対移動が規制されるが前記第 1および第2の部材の他方の部材に対する相対回転を許容されるように、前記一 方の部材に支持されており、前記第3の部材と前記他方の部材には互いに係合可 能であって係合状態において前記第3の部材と前記他方の部材との軸方向の相対 移動を規制するよう働く連結手段か設けられるが、前記第3の部材と前記他方の 部材とが所定の相対的回転位置にあるときには前記連結手段が不作動となって前 記第3の部材と前記他方の部材との軸方向の相対移動が許容され、前記第3の部 材には係合面を有する第1のストッパ手段が設けられると共に、前記一方の部材 には前記第1のストッパ手段の係合面と係合可能な係合面を有する第2のストッ パ手段が設けられ、前記一方の部材が所定の一方向に前記第3の部材に対して相 対回転すると一回転未満で前記第1および第2のストッパ手段の係合面同士が係 合してかかる相対回転が規制され、これら係合面同士が係合した後に前記一方の 部材が更に前記所定方向に前記第3の部材に対して相対回転すると前記第3の部 材が前記一方の部材と共に回転駆動され、前記第1および第2のストッパ手段の 少なくとも一方には前記係合面と反対側に傾斜面が設けられ、前記一方の部材が 前記第3の部材に対して前記所定方向とは反対方向に相対回転するときには前記 傾斜面に他方のストッパ手段の係合面が乗り上げてかかる反対方向の相対回転が 許容されることを特徴とする、概して円筒形状の相対回転可能なロック構造。
  2. 2.前記第2の部材の内面に設けられる連結手段と前記第1の部材の外面に設け られる連結手段とが協働して、これら第1および第2の部材が所定の相対的回転 位置にあるときを除いては、これら第1および第2の部材の軸方向の相対移動を 規制することを特徴とする請求項1のロック構造。
  3. 3.前記第3の部材が直接操作不能に設けられることを特徴とする請求項1のロ ック構造。
  4. 4.前記第3の部材と前記一方の部材にそれぞれ設けられる前記第1および第2 のストッパ手段にそれぞれ前記傾斜面が設けられることを特徴とする請求項1の ロック構造。
  5. 5.前記第1の部材が容器の一部であり、前記第2の部材が該容器を封止する蓋 体の一部であることを特徴とする請求項1のロック構造。
  6. 6.前記ストッパ手段の前記係合面と前記傾斜面とが、前記第2の部材が前記第 1の部材に対して上から見て反時計方向に相対回転されるときに前記係合面同士 の係合が回避されてかかる相対回転の継続が許容されるよう構成されていること を特徴とする請求項1のロック構造。
  7. 7.容器部分に対して相対回転により開蓋されると共に軸方向の相対移動により 閉蓋されるよう構成された蓋体部分を有し、これら容器部分および蓋体部分のい ずれか一方には一体的にタブが形成され、他方の部分には一体的に衝突部材が形 成され、これら部分の相対回転時に前記タブが前記衝突部材に衝突して前記タブ が除去されることを特徴とする請求項1のロック構造。
  8. 8.互いに相対回転可能な少なくとも三つの部材を有し、これら部材が所定の相 対的位置関係にあるときに一つの部材を他の二つの部材から分離することが可能 なようにこれら部材同士を連結する相互連結手段を有し、前記相対的連結手段は 、無作為開蓋操作によって前記所定の相対的位置関係が発見される可能性を限定 して所定レベルの子供に対する安全性を提供するように構成されていることを特 徴とするロック構造。
  9. 9.前記相対的連結手段は、前記所定レベルの子供に対する安全性を提供すると 共に所定レベルの老人使用の容易性を提供するように、無作為開蓋操作によって 前記所定の相対的位置関係が発見される可能性を限定していることを特徴とする 請求項9のロック構造。
  10. 10.開口と、ネック部と、該ネック部に設けられる連結手段とを有する容器と 、前記ネック部と対応する形状を有し、前記連結手段と協働して前記開口を開閉 可能とする連結手段を有する蓋体と、前記容器と蓋体のいずれか一方の部材に支 持されると共に他方の部材には連結手段同士の係合を介して連結され、他方の部 材に対する相対移動が唯一種類に限定されるように設けられる少なくとも一つの 可動部材と、前記可動部材に設けられるストッパ手段と係合可能に前記容器と蓋 体のいずれか一方の部材に設けられるストッパ手段と、を有してなり、前記スト ッパ手段が設けられない前記容器と蓋体の他方の部材は前記可動部材と摩擦的に 係合して前記ストッパ手段同士の係合がなされない限りは前記可動部材は前記他 方の部材に対して静止しており、前記ストッパ手段同士が係合した状態で前記容 器と蓋体とを所定方向に相対回転させてこれら容器と蓋体とを第1の相対位置に 位置させることにより前記可動部材を前記他方の部材に対して移動させ、更に前 記容器と蓋体とを前記所定方向とは反対方向に相対回転させてこれら容器と蓋体 とを第2の相対位置に位置させ、この第2の相対位置において前記容器と蓋体と を軸方向に相対移動させることによりこれら容器と蓋体との分離を可能にしたも のにおいて、 前記可動部材はキャップ状部材であって、前記蓋体の円筒状内面に設けられた保 持リングによって前記蓋体に対して相対回転可能に前記蓋体内に保持されており 、前記蓋体が前記容器上に装着された状態において前記蓋体の内面と可動部材の 外面とは回転軸を中心として所定領域において接触しており、かかる装着状態に おいて軸方向下向きの力が蓋体に作用したときには蓋軸方向下向きの力が主とし て前記可動部材の回転軸の周辺領域に伝えられて前記可動部材の周壁面には実質 的に伝えられないため、前記蓋体を下方に押しつけながら回そうとしても前記回 転部材を回転させて前記ストッパ手段同士を係合させることができないように構 成されてなることを特徴とする蓋付き容器。
  11. 11.開口と、ネック部と、該ネック部に設けられる連結手段とを有する容器と 、前記ネック部と対応する形状を有し、前記連結手段と協働して前記開口を開閉 可能とする連結手段を有する蓋体と、前記容器と蓋体のいずれか一方の部材に支 持されると共に他方の部材には連結手段同士の係合を介して連結され、他方の部 材に対する相対移動が唯一種類に限定されるように設けられる少なくとも1つの 可動部材と、前記可動部材に設けられるストッパ手段と係合可能に前記容器と蓋 体のいずれか一方の部材に設けられるストッパ手段と、を有してなり、前記スト ッパ手段か設けられない前記容器と蓋体の他方の部材は前記可動部材と摩擦的に 係合して前記ストッパ手段同士の係合がなされない限りは前記可動部材は前記他 方の部材に対して静止しており、前記ストッパ手段同士が係合した状態で前記容 器と蓋体とを所定方向に相対回転させてこれら容器と蓋体とを第1の相対位置に 位置させることにより前記可動部材を前記他方の部材に対して移動させ、更に前 記容器と蓋体とを前記所定方向とは反対方向に相対回転させてこれら容器と蓋体 とを第2の相対位置に位置させ、この第2の相対位置において前記容器と蓋体と を軸方向に相対移動させることによりこれら容器と蓋体との分離を可能にしたも のにおいて、 前記可動部材はキャップ状部材であって、前記蓋体の円筒状内面に設けられた保 持リングによって前記蓋体に対して相対回転可能に前記蓋体内に保持されており 、前記蓋体が前記容器上に装着された状態において前記蓋体の内面と可動部材の 外面とは回転軸を中心として所定領域において接触しており、かかる装着状態に おいて軸方向上向きの力が蓋体に作用したときであっても前記容器と蓋体とが前 記連結手段同士の緊密係合によって該軸方向上向きの力が規制され、かくして、 前記蓋体を上方に引き上げながら回そうとしても前記回転部材を回転させて前記 ストッパ手段同士を係合させることができないように構成されてなることを特徴 とする蓋付き容器。
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