JPH07505248A - 同軸ケーブルを連結するための接触ハウジング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 同軸ケーブルを連結するための接触ハウジングこの発明は、断面寸法が異なる同 軸ケーブルを連結するだめの接触ハウジングであって、導電性素材からなるハウ ジングを有し、同軸ケーブルのスクリーンあるいはシールドを連結する手段と、 当該手段から絶縁され同軸ケーブルの中央導体に導電的に連結する中央導体連結 手段とから構成された接触ハウジングに関する。

周知のように、同軸ケーブルの導線は、当該ケーブル内の中心部に配置され、外 部絶縁体により囲繞された導電スクリーンあるいはシールドから絶縁されている 。

同軸ケーブルを連結する場合には、外部ジャケットの約３〜４ｃｍを越える長さ を削り取る前に、それ自体知られているように、ケーブルナツトおよびロックデ ィスクを同軸ケーブルに挿通する。スクリーンやシールドは、外部ジャケットの 端部から約９ｃｍカットされ、スクリーンスリーブが外部ジャケットの端面に対 して止まるまで差し込まれる。その後、スクリーンの編組線が分けられ、スクリ ーンスリーブの上に折り返される。中央導体は５　、　５　ｍ　ｍ　ｌ：ｌ：カ ットされ、絶縁物が取り除かれる。この絶縁物は３．５ｍｍとなり、中央導体が ２ｍｍ露呈する。箔状スクリーンは、絶縁物に約２ｍｍオーバラップしている。

同軸ケーブルが取り付けられるに先立って、中央導体先端は、絶縁ピースに差し 込まれ、接触ハウジングに伝導される。中央スリーブは中央導体を越えて差し込 まれ、この中央導体は、接触ハウジングに取り付けられ、レンチや調節自在なス パナによって、正しい場所にねじにより取り付けられる。その後、中央導体先端 は、接触ハウジングの電気的に導体である部位にはんだ付けされる。

この種の従来の接触ハウジングは、ある特定の寸法を有する同軸ケーブルを所定 の位置に連結するだけであり、また、はんだ付けによる結合では、はんだ付けが 不十分か否かを決定するために不具合箇所を見付は出すことが、かなり困難であ った。はんだ付けによる結合を行う結果として、他のファクターにもよるが、取 り付は方が煩雑で、時間が掛かるものであった。

前述した種類の接触ハウジングを改良したものは、より適切な中央導体連結手段 およびこれと共働するロック手段自体が特徴となっている。ＥＰ−４１２４１２ 参照。同軸ケーブルの中央導体のこのような接触ハウジングへの弾性的な取り付 けは、ＵＳ−４８９２４９１より知られている。

この発明は、断面寸法が異なる複数種類の同軸ケーブルを連結するための接触ハ ウジングを提供して、前記はんだ付は操作を不要とし、もって連結操作を従来技 術との関連において実質的に簡素化することを目的とする。

この発明によれば、上記目的は、後述する請求の範囲に示される同軸ケーブル接 触ハウジングによって実現されるものである。

この発明によれば、前述した種類の接触ハウジングは、当該接触ハウジングに強 固に連結され得ると共に導電性素材からなるロックスリーブが設けられ、前記ロ ックスリーブは、当該ロックスリーブの軸線に対して横切る方向に延びる幅が異 なるナイフ状接点を収容すると共に共働してロック自在に形成され、そのナイフ 状接点の幅は、関連する同軸ケーブルの断面寸法に調節されている。

以下に、この発明の好ましい実施態様の例を、図面を参照しつつ説明する。

図１は、この発明による接触ハウジングの軸断面を示しており、比較的太い同軸 ケーブルが接触ハウジングに取り付けられている。

図２は、図１の接触ハウジングに関連して若干改変された接触ハウジングの軸断 面を示しており、比較的細い同軸ケーブルが接触ハウジングに取り付けられてい る。

図３は、図１の■−■線に沿う断面図であり、同軸ケーブルの中央導体を連結す るための手段、すなわち、金属からなる中央導体連結手段と、非導電性素材から なるロック手段とを示し、両者とも接触ハウジング内に組み込まれている。

まず、図１において示される符号１は同軸ケーブルを示し、当該当軸ケーブル１ は、内方の中央導体２と、導電性素材からなる外方のスクリーンないしシールド ３と、中間の絶縁物４と、外部の絶縁物４′とを有している。まったく同じ符号 １〜４は、細い同軸ケーブルを表す図２においても使用されている。

金属からなる接触ハウジングは、符号５で示されており、当該接触ハウジング５ は、実質上、外面にねじ山部５ｂが形成されたスリーブ形状部５ａと、横方向に 向いた環状フランジ５ｃとから構成されている。接触ハウジング５のスリーブ形 状部５ａは、接触ハウジング５の中央導体６を収容している。この中央導体６は 、接触ハウジング５に対して絶縁フされている。これら同じ符号は図２において も使用されている。

接触ハウジング５のねじ山部５ｂは、接触ハウジング５を静止した部材あるいは 可動部材に固定するために使用することができる。

同軸ケーブル１の中央導体２を連結するために、接触ハウジング５の中央導体６ は、二股形状に分けられた先端部６′を有し、同軸ケーブル１の中央導体２は、 固定されている間は、先端部６′の両脚部の間に挟持されている。図１に示すよ うに、接触ハウジング５の中央導体６に圧着して当該中央導体６を囲繞する絶縁 物７には、接触ハウジング５の中央導体６を操作ポジションに向けて押圧するよ うに付勢するスプリングディスク８が当接されている。但し、同軸ケーブル１の 中央導体２を接触ハウジング５の中央導体６に連結する前に、同軸ケーブル１の 中央導体２を挿通させるために、接触ハウジング５の中央導体６の引き込みは許 容されている。２つの中央導体２と６との間の連結／接触が確立されると直ぐに 、２つの中央導体２と６との間の接続状態の固定を確かなものとするために、ロ ック片９がロックポジションまで押し込められる。

このロック片９は図３に最も明らかに示されており、この図３では、ロック片９ が接触ハウジング５の中央導体６と噛み合い、次いで当該中央導体６がその二股 形状に分けられた端部ないし先端部６′の中で同軸ケーブル１の中央導体２を保 持している状態が示されている。ロック片９は、接触ハウジング５のスリーブ形 状部５ａの中に移動自在に配置されている。そして、ロック片９は、当該ロック 片９の周囲に形成されたビード部９′が接触ハウジング５のスリーブ形状部５ａ 内面に形成された対応する周状溝部に係合することにより、スリーブ形状部５ａ 内のロックポジションにロックされ得る。

同軸ケーブル１の中央導体２と接触ハウジング５の中央導体６．６′との間の確 立された連結状態をクランプしロックするため、中央導体先端部６′が同軸ケー ブルの中央導体２を保持している間、中央導体先端部６′をクランプすべく、ロ ック片９には、接触ハウジング５の中央導体６の先端部６′から離れて先細りし たキャビティ９′が形成されている。このような中央導体先端部６′、キャビテ ィ９′を備えたロック片９のクランプ部はともに、２重に二股形状に分けられて いる。

この発明では、同軸ケーブル１のスクリーン３へ接触ハウジング５を導電的に連 結するため、径方向に沿って向かい合うように配置される２つのナイフ状接点１ ０．１０’を有し、これら接点１０．１０’のナイフ部は符号１０″で示されて いる。これらナイフ部は、ペンチや挟むものなどによって、同軸ケーブル１のス クリーン３の中に食い込まされる。ナイフ状接点１０．１０’における半径方向 内方に向けて最も突出した端部ｉｏ”’　は、食い込むのに続いて、接触ハウジ ング５の横方向を向いた環状フランジないし分岐ソケット５ｃの軸線Ａからある 距離のと巳に位置される。これは、同軸ケーブル１のスクリーン３内へナイフ状 接点１０．１０’の導電的なナイフ食い込みが、導電性素材からなり内面に周状 溝部１１′が形成されたロックスリーブ１１によって固着され、ロックスリーブ １１が所定の位置に固定されると、ナイフ状接点１０．１０’のそれぞれの周囲 に形成されたビード部１２．１２’が周状溝部１１′の中にパチンと嵌まり込む ことになるからである。

ロックスリーブ１１は、その一端部で、接触ハウジング５の分岐ソケット５ｃに 嵌まり合うように押し込まれ、また他端部に、同軸ケーブル１用の内方支持リン グ１３を有している。まったく同じロックスリーブ１１は、図２の細い同軸ケー ブル１を連結する際にもまた使用し得ることができ、それゆえ、図１と同じ符号 を図２で用いである。

図２に示される同軸ケーブル１は、実質上、図１に示されるものよりも細いケー ブルである。それでも、ロックスリーブ１１を含んで同じ接触ハウジングを使用 することができる。同じことを可能とするために、図２に示すナイフ状接点１４ ．１４’のそれぞれは、太いケーブルと細いケーブルとの間の直径差の半分の寸 法に対応して、図１に示したナイフ状接点１０．１０’　よりもかなり幅が広い ものとなっている。ナイフ状接点１４．１４’のこのような改変に加えて、ナイ フ状接点１４．１４’には、ロックスリーブ１１内面の周状溝部１１′に嵌まり 込むビード部１５を設けである。ただ、スリーブ形状のケーシング１６が、ロッ クスリーブ１１のロックリングと同軸ケーブル１との間に取り付けられている。

このように、本発明による接触ハウジング５は、全（異なる寸法を有する同軸ケ ーブル１に対して、単に、ナイフ状接点を交換することを通して、あるいは絶縁 性素材からなるケーシングを配置することをも通して、適用することができる。

フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＮＥ、　ＳＮ。

ＴＤ、ＴＧ）、ＡＴ、ＡＵ、ＢＢ、ＢＧ、ＢＲ，ＣＡ。

ＣＨ，ＣＺ、ＤＥ、ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＫＺ、 ＬＫ、ＬＵ、ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎｏ、ＮＺ、ＰＬ、ＰＴ、ＲＯ，ＲＵ、 ＳＤ。

ＳＥ、ＳＫ、ＵＡ、ＵＳ、ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．断面寸法が異なる同軸ケーブル（１）を連結するための接触ハウジングであ って、導電性素材からなるハウジング（５）を有し、同軸ケーブル（１）のスク リーンあるいはシールド（３）を連結する手段と、当該手段から絶縁（７）され 同軸ケーブル（１）の中央導体（２）に導電的に連結する中央導体連結手段（６ ）とから構成される接触ハウジングにおいて、接触ハウジング（５）は、当該接 触ハウジング（５）に強固に連結され得ると共に導電性素材からなるロックスリ ーブ（１１）が設けられ、前記ロックスリーブ（１１）は、当該ロックスリーブ （１１）の軸線に対して横切る方向に延びる幅が異なるナイフ状接点（１０，１ ０′；１４，１４′）を収容すると共に共働してロック自在とし、そのナイフ状 接点の幅が関連する同軸ケーブル（１）の断面寸法に調節されていることを特徴 とする接触ハウジング。 ２．中央導体連結手段（６）は、軸線の方向に移動自在に保持されると共にスプ リング付勢（８）された絶縁物本体（７）に固定され、中央導体連結手段（６） は中央導体（２）と係合する操作ポジションに向けて常時付勢されてなる請求の 範囲第１項に記載の接触ハウジング。