JPH07503244A - 抗菌性1−ノルモン−2−イルチアゾリルケトン類 - Google Patents

抗菌性1−ノルモン−2−イルチアゾリルケトン類

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JPH07503244A
JPH07503244A JP5513016A JP51301693A JPH07503244A JP H07503244 A JPH07503244 A JP H07503244A JP 5513016 A JP5513016 A JP 5513016A JP 51301693 A JP51301693 A JP 51301693A JP H07503244 A JPH07503244 A JP H07503244A
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ポンズ,ジーン・エスター
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スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D417/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00
    • C07D417/14Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing three or more hetero rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗菌性1−ノルセン−2−イルチアジンルケトン類本発明は、抗菌活性および抗 マイコプラズマ活性を有する新規化合物、その製造方法およびヒトおよび獣医学 的医薬におけるその使用(こ関する。
の化合物であるムピロシンは、ダラム陽性菌である、エイチ・インフルエンゼ( H. influenzae)、レジオネラ(Legionella)およびマ イコプラズマに対して良好な活性を示す。これは、ビーチャム・グループ・ノ( ブIJ.ツク・1)ミテ・ノド・カンパ= (Beecham Group p lc)からBACTROBANの商標で市販されて(Xる。ムピロンン(以前は 、ブソイドモン酸と称した)1マ、in vivoで迅速に加水分解して、式( B)。
の化合物である不活性なモン酸へになる。
例えば、C−1複素環式誘導体(EP−A−0087953およびEP−A−0 123578)、C−1アミド(EP−A−0001914)および複素環式ケ トンを含むC−1ケトン(EP−A−0029665)を含む、C−1エステル 官能基を修飾することにより、酵素による加水分解1こ関するムビロ/ンの代謝 安定性を向上させるために種々の方法が提案されている。更に、クラインら(K lein et al、 ) (第3回北米化学会議、トロント(1988年6 月)で示されたポスター)は、C−1フルー2−イル、ピリド−2−イルおよび N−メチルイミダゾルー2−イルケトンの製造を報告している。これらは、ヘテ ロ原子に隣接する環炭素原子によりケトンカルボニル基に結合したヘテロアリー ル基を有することを特徴とする。これらの誘導体についての少ないデータから、 これらの化合物は、メチルブソイドモナートよりも活性の低い類似のブチルおよ びフェニルケトンよりも活性が低いことがわかる。in vivo活性の結果は 報告されておらず、in vitro活性は、in vivo研究を証明するの に十分でない。
最近、WO92102518(本出願の優先日以降に公開)は、2−メチルメル カプト−および2−メチルスルフィニルチアゾルー5−イルケトンを含むヘテロ アリールケトンの数例を開示している。
しかし、驚くべきことに、他の少数のチアゾルー5−イルケトンの群から向上し た抗菌特性が得られることが判明した。
従って、本発明は、式(I)。
[式中、R1は、2−(任意に置換された(自〜1゜)アルコキン)チアゾルー 5−イル基、即ち、式: (式中、Rは任意に置換された(CI−+。)アルコキン)で示される基である ]の化合物を提供するものである。
(C,〜+o)アルコキノ基に関する適当な任意の置換基としては、たとえば、 ハロゲン、シアノ、アジド、ニトロ、カルボキン、(CI−s)アルコキシカル ボニル、カルバモイル、モノ−およびジー(CI−s)アルキルカルバモイル、 スルホ、スルファモイル、モノ−またはジー(CI−6)アルキルスルファモイ ル、アミノ、モノ−およびジー(C,−6)アルキルアミノ、アシルアミノ、ウ レイド、(CI−s)アルコキシカルボニルアミノ、2.2.2−トリクロロエ トキシカルボニルアミノ、トリアルキルチオメチル、任意に置換されたアリール 、任意に置換されたヘテロサイクリル、ヒドロキシ、(CI−a)アルコキシ、 アシルオキシ、オキソ、アシル、2−テノイル、(CI−s)アルキルチオ、( C3−6)アルキルスルフィニル、(01−・)アルキルスルホニル、ヒドロキ シイミノ、(CI−s)アルコキシイミノ、ヒドラジノ、ヒドラジノ、ベンゾヒ ドロキシモイル、グアニジノ、アミジノおよびイミノアルキルアミノが挙げられ る。
適当には、Rは、任意に置換された(C,−6)アルコキシ、好ましくは任意に 置換されたメトキン、エトキシまたはヘキソキシであり、より好ましくは、メト キシであり、最も好ましくは非置換のメトキンである。好ましくは R1は、2 −メトキシチアゾルー5−イルである。
本明細書において用いる場合、「アリール」なる語は、特に記載しない限り、フ ェニル、またはナフチルを意味する。アリール環は、5個までの、好ましくは3 個までの置換基で任意に置換されていてもよい。適当な置換基としては、例えば 、ハロゲン、シアノ、(01〜6)アルキル、フェニル、(C1〜6)アルコキ シ、ハロ(CI−s)アルキル、ヒドロキシ、アミノ、モノ−またはジー(CI −6)アルキルアミノ、アシルアミノ、ニトロ、カルボキシ、(C,〜6)アル コキシカルボニル、(CI−s)アルコキシカルボニル(CI−a)アルキル、 (C,〜6)アルキルスルホニルオキシ、(C1〜6)アルキルチオ、(C5− 6)アルキルスルフィニル、(CI−s)アルキルスルホニル、スルファモイル 、モノ−またはジー(C,〜6)アルキルスルファモイル、カルバモイル、およ びモノ−またはジー(C,〜6)アルキルカルバモイルが挙げられる。
本明細書において用いる場合、「ヘテロサイクリル」なる語は、環中に酸素、窒 素およびイオウから選択される4個までのへテロ原子を含む芳香族または芳香族 でない単環または縮合環を包含する。適当には、複素環は、4〜7個、好ましく は5〜6個の環原子を含む。縮合複素環系は炭素環を含み、1個の複素環を含ん でいればよい。ヘテロサイクリル環は、3個までの置換基で任意に置換されてい てもよい。適当な置換基としては、例えばハロゲン、(C,−6)アルキル、( CI−6)アルコキシ、ハロ(CI−6)アルキル、ヒドロキシ、アミノ、モノ −またはジー(CI−6)アルキルアミノ、カルボキシ、(CI−e)アルコキ シカルボニル、(C+〜6)アルコキシカルボニル(CI−a)アルキル、アリ ールおよびオキソが挙げられる。
本明細書において用いる場合、「ハロゲン」なる語は、フッ素、塩素、臭素また はヨウ素を意味する。
式(1)の化合物は、便宜上、「(1−ノルセン−2−イル)−ケトン」と命名 する。ノルモニルは、式(T I): で示される3−[(2S、3R,4R,5S)−5−[(2S、3S、4S、5 S)−2,3−エポキシ−5−ヒドロキシ−4−メチルベキノル]−3,4−ジ ヒドロキンテトラヒドロピラン−2−イルコー2−メチルプロプ−1(E)−エ ニル基の俗名である。
式(1)の化合物において、R1基中の置換基は1以上の不斉中心を含んでいて もよいと考えられる。本発明は、このような得られた異性体をすべて含むもので ある。
本発明の式(1)の化合物は、医薬組成物において用いるためのものであるので 、それぞれは実質的に純粋な形態、例えば最低50%の純度、より適当には最低 75%の純度、好ましくは最低95%の純度(%は重量基準)である。式(1) の化合物の純粋でない調製物は、医薬組成物においてより純度の高い形態を調製 するのに用いられる。本発明の中間体化合物の純度は、あまり重要でないが、式 (1)の化合物に関しては実質的に純粋な形態が好ましいことは容易に理解でき る。好ましくは、可能である場合は必ず、本発明の化合物は、結晶形態で得られ る。
本発明の化合物が有機溶媒から結晶化されるか、あるいは再結晶化される場合、 結晶化の溶媒が結晶生成物中に存在する。本発明は、このような溶媒和物も包含 する。同様に、本発明の化合物うち、水を含む溶媒から結晶化されたり、再結晶 されるものもある。このような場合、水和水が形成される。本発明は、その範囲 内に、化学量論的水和物ならびに凍結乾燥などのプロセスにより生成する不定量 の水を含む化合物を包含する。
本発明に含まれる化合物の好ましい例は、2−メトキン−(チアゾルー5−イル )−1−(ノルセン−2−イル)ケトンである。
本発明の化合物は、α、β−不飽和ケトンの製造方法として公知の方法により製 造される。これらのプロセスのうちい(つかは他のものよりも適当である。
適当には、式(1)の化合物は、式(I I I):(式中 Zl、Z2および Z3は、同一または異なって、それぞれが水素またはヒドロキシル保護基である )の酸あるいはその活性化誘導体を有機金属試薬で処理し、その後、必要ならば ヒドロキシル保護基を除去することからなるプロセスにより製造できる。
適当な有機金属試薬としては以下のものが挙げられる・(1)式:R’MgX  (式中、R1は、式(Dにおける定義と同じであり、Xは、塩素、臭素またはヨ ウ素である)のグリニヤール試薬で、その反応は、触媒としてヨウ化銅(1)の 存在下で任意に行う;(2)式:R’Li(式中、R1は、式(1)における定 義と同じである)の有機リチウム試薬: (3)式:R’MnC1(式中、R1は、式(1)における定義と同じである) の有機マンガン試薬;および (4)式:R’Li−CeX3 (式中、R1は、式(I)における定義と同じ であり、Xは、塩素、臭素またはヨウ素である)の有機セリウム試薬。
有機金属試薬との反応は、エーテル性または炭化水素溶媒中で行うのが都合よく 、その選択は、有機金属試薬の特異的要件に依存する。好ましくは、グリニヤー ル試薬は、ジエチルエーテルまたはテトラヒドロフラン中で生成し、用いる。
反応は、一般に、アルゴンまたは窒素などの不活性雰囲気下、周囲温度以下でお こなわれる。反応の進行時間は、用いた出発物質に依存する。反応の進行は、薄 層クロマトグラフィーなどの通常の方法で追跡し、最適量の生成物が反応混合物 中に存在する時点で反応を停止する。
Zl、22およびZ3が、それぞれ水素である式(I I I)の化合物は、モ ン酸であり、その製造方法は、G B 1587058 (Beechaa+  Group (ビーチャム・グループ))に記載されている。
式(I r I)の酸の適当な活性化誘導体としては、式<IV’):(式中、 Zl、Z2およびZ3は、前記定義と同じであり、式の基は、窒素原子のほかに 、1または2個の、酸素、窒素およびイオウから選択される別のへテロ原子を含 む5または6員環の複素環であり、置換されているか、またはそれ自体置換され ていてもよいベンゼン環と縮合していてもよい環を表わす)のチオエステルを包 含する。
好ましいチオエステルは、式(JVa):(式中、Zl、 7.2およびZ3は 、前記定義と同じである)で示されるチオエステルである。
式(IVa)の化合物は、テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron  Letters)、1979.31.2875においてイー・ジェイ・コレイ およびディー・エイ・クラーク(E、 J、 Corey and D、 A、  C1ark)によって記載された方法と類似の方法により、式(III)の化 合物をトリフェニルホスフィンの存在下に2.2°−ジピリジルジスルフィドで 処理することにより製造される。
式(I I I)の酸の他の適当な活性化誘導体は、式(V):(式中、Zl、 Z2およびZ3は、前記定義と同じであり、R2は、(C+〜6)アルキルであ る)、および式(Vl)・ (式中、Zl、Z2およびZ3は、前記定義と同じであり、R3およびR4は、 同一または異なって、それぞれが任意に置換されたアリール基、例えばフェニル 、または(C+〜11)アルコキン基、例えばエトキンを表わす)の混合無水物 を含む。
式(V)の化合物は、式(IIT)の化合物を、例えば式R20COC1の適当 な誘導体でクリンミン・エム・ジエイら(Crimmin M、J、 et a l、 ) (JC3Perkin I、1989.2047)により記載されて いる方法を用いて処理することにより得られる。
式(Vl)の化合物は、式(I I I)の化合物を、CIPOR3R’でバク スター・エイ・ジエイ・シイら(Baxter A、 J、 G、 et al 、 )、テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Letters )、1980.21.5071により記載されている方法を用いて処理すること により得られる。
更に、式(Ill)の酸の適当な活性化誘導体としては、式(Vll):(式中 、Zl、Z2およびZ3は、前記定義と同じであり、R5およびR6は、同一ま たは異なって、それぞれ(CI−6)アルキルであるか、または置換基R5およ びR6は、(Cz−t)アルキレン鎮を形成する)、および式(Vlll):( 式中、Zl、Z2およびZ3は、前記定義と同じであり、R7およびR4は、結 合している窒素原子と一緒になって、イミダゾリルまたはトリアゾリル環を形成 する)のアミドが挙げられる。
式(\’II)の好ましい化合物は、WO91109855(ビーチャム・グル ープ(Beecham Group))に記載されているようなN−メトキン− N−メチルアミド(即ち、R5およびR6は、それぞれがメチルである)である 。N−メトキシ−N−メチルアミドの有機リチウムまたはグリニヤール試薬との 反応によりケトンを形成させるのは、テトラヘドロン・レターズ(Tetrah edron Letters)、1981.3815においてナームおよびワイ ンレブ(Nahra and 1einreb)によ7て記載されている。
式(VIII)の好ましいアミドは、イミダゾルー1−イル誘導体である。α。
β−不飽和酸またはそのイミダゾリル誘導体とグリニヤール試薬との反応は、C hew、 Ber、、1965.95.1284に記載されている。
式(VII)および(Vlll)のアミドは、適当には、モン酸から、これをク ロロギ酸イソブチルで、テトラヒドロフラン中、トリエチルアミンの存在下に、 =5〜20℃の温度で約30分間処理して、混合無水物中間体(モン酸イソブチ ル炭酸無水物)を形成することにより得られる。次に、この中間体を、ジクロロ メタン中、約20℃で約2時間、アミンHN(OR’)R’と反応させるか、ま たは、THF中、トリエチルアミンおよび4−ジメチルアミノピリジンの存在下 、約20℃でアミンHNR’R’・HCIと反応させて、Zl、Z2およびZ3 がそれぞれ水素Tある(R1,R5、R6、R7およびR”は、前記定義と同じ である)式(VII)の化合物を形成する。そのヒドロキシル基を次に、THF などの溶媒中、触媒としてトリエチルアミンおよび4−ジメチルアミノピリジン の存在下、適当なヒドロキシル保護剤、例えばクロロトリメチルンランで処理す ることにより保護する。
式(IV)のチオエステルを、好ましくは、前記定義の式:R’MnC1の有機 マンガン試薬で処理し、式(Vll)または(Vlll)のアミドは、好ましく は、前記定義の有機リチウム試薬R’Liで処理する。
好ましくは、式(1)の化合物は、前記定義の式(Vll)の化合物を前記定義 の有機リチウム試薬R’Liで処理することにより製造できる。
適当な有機金属試薬は、通常の方法により製造される。例えば、適当な式:R’ MnC1の有機マンガン試薬は、有機リチウム試薬R’Liを塩化マンガンおよ び塩化リチウムの乾燥THF中溶液、または無水塩化マンガンの乾燥THF中艷 濁液に添加することにより都合よ(製造される。過剰のR’MnC1を用いるの が好ましい。別法としては、有機リチウム試薬の代わりにグリニヤール試薬を用 いて、有機マンガン試薬R’MnC1を得る。
R’MnC1の代わりに用いられる他の有機マンガン試薬としては、以下のもの が挙げられる: (1)ンンセティック・コミュニケーションズ(Synthetic Comm unications)、1979.9.639に記載のような(R’)sMn Liまたは(R’)sMnMgX (式中、Xは、前記定義と同じである): (2)ンンセティック・コミュニケーションズ(Synthetic Comm unications)、1979、■、639に記載のようなエーテル中R’ MnI ;および(3)テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron  Letters)、1976.3155に記載のようなエーテル中R’MnBr 0R’MnC1の場合、前記有機マンガン試薬は、必要な場合にin 5itu で製造する。
有機セリウム試薬は、イソモトら(Imamoto et al、 )、ジャー ナル・オブ・ケミカル・ソサイエティー、ケミカル・コミュニケーションズOC hew Sac、 ChewCommun)、]982.1042に記載されて いるのと類似の方法により、式:R’Li (式中、R1は、前記定義と同じで ある)の有機リチウム化合物を110ゲン化セリウム(I I 1)で処理する ことにより、in 5ituで得られる。
式(1)の化合物を製造する別のプロセスは、EP−A−0029665(ビー チャム・グループ(Beecham Group))に記載されており、式(I XI(式中、R1、Zl、Z2およびZ3は、前記定義と同じである)のアリル アルコールを、アリルアルコールをα、β−不飽和ケトンに変える酸化剤て処理 し、その後必要ならばヒドロキシル保護基を除去することを含む。
このような適当な酸化剤としては、活性化二酸化マンガン、ジクロム酸ピリジニ ウムおよびクロロクロム酸ピリジニウムが挙げられる。便宜上、酸化反応は、例 えば、ベンゼンまたはトルエンなどの非極性溶媒中で行う。 。
式(IX)の化合物は、前記プロセスにおいて有用な新規中間体である。従って 、本発明は、更に前記定義の式(IX)の化合物を提供するものでもある。
式(IX)のアリルアルコールは、対応する式(X):(式中、Zl、Z2およ びZ3は前記定義のとおり)のアルデヒドを前記定義の有機金属試薬で処理し、 その後、必要ならばヒドロキシル保護基を除去することにより調製できる。
式(X)のアルデヒドを、式R’MgXのグリニヤール試薬、あるいは、より好 ましくは、前記定義のR’Li−CeX3の有機セリウム試薬で処理する。
式(X)のアルデヒドは、前記定義の式(Vll)のアミドをンーイソーブチル ーアルミニウムヒドリドなどの適当な還元剤で処理し、その後、必要ならばヒド ロキシル保護基を除去することにより製造される。他の適当な式(X)のアルデ ヒドの製造方法は、EP−A−0029665(ビーチャム・グループ(Bee chamGroup))に記載されている。
式(1)の化合物は、式(XI) (式中、Zl、Z2およびZ3は前記定義のとおり)のケトンを式(X11): HC:C−R’ (XI I) (式中、R1は前記定義のとおり)の末端アルキンで処理して中間体を形成し、 これを、ヘルベチ力(l(elvetica)、1976.59.1233にお いてエイチ・ポーリング(H,Pauling)により、およびヘルベチカ(H elvetica)、1976.59.567においてシイ・エル・オルラン( G、 L、 01son)により記載されているように、トリス−(トリフェニ ルンリルオキシ)−バナデートおよびトリフェニルシラノールで処理し、その後 、必要ならばヒドロキシル保護基を除去することによっても製造できる。
式(XI)の化合物の製造は、GB1587060 (ビーチャム・グループ( BeechaIIGroup))に記載されている。
本明細書において用いる場合、「ヒドロキシル保護基」なる語は、分子の残りの 部分を破壌せずに除去できる当業界において公知のあらゆるこのような基を意味 する。適当なヒドロキシル保護基としては、[有機合成における保護基」(’P rotective Groups in Organic 5ynthesi s’ )、ティ・ダブリュ”グリーン(T。
1、 Greene)、ウイリイーインターサイエン7. (Wiley−In terscience)、二、−ヨーク、1981に記載されているものが挙げ られる。
式(I I I)〜(XI)の化合物のヒドロキシル基は、通常の方法を用いて 、前記プロセスのいかなる段階でも保護できる。ヒドロキシル保護基は、酵素法 を含む当業界において公知の方法により除去できる。
特に適したヒドロキシル保護基は、穏やかな条件下で容易に除去されるという理 由から、ノリル基である。このような基は、式。
L 、S i Y L 3S i OC= N S i L sL t S j Y 2 L s S iN HCON HS z L 3L s S i N  L 2 L N HCON HS i L 3LsSiNH3iL3 ’ tB uMe2Si OSO2CF3L x S i N HCOL (式中、Meは、メチルを表し、tBuは、t−ブチルを表し、Yは、ハロゲン を表し、各り基は、独立して、水素、(01〜、)アルキル、(C1−6)アル コキシ、アリールまたはアリール(C,−4)アルキルから選択される)のハロ シラン類およびシラザンを含む通常のシリル化試薬を用いて導入される。好まし いシリル化試薬は、トリメチルシリルクロリドである。特に適した保護基は、ト リメチルシリル、を−ブチルジメチルシリルおよびt−ブチルフェニルシリル基 である。このましい保護基は、その除去しやすさから、トリメチルシリル基であ る。
式(I I I)〜(XI)の化合物のグリコール基は、式(XIII):R’ C(OR1°X0RI 重X0RIリ (XIII)(式中、R9は、水素また は(C+〜6)アルキルであり、R10% R”およびR”のそれぞれは、(C +−6)アルキルである)の化合物を用いて環状誘導体を形成することにより保 護され、従って、環状誘導体においては、ZlおよびZ2は一緒になってR’C (○R12)である。R9は、水素、メチル、エチル、n−またはイソ−プロピ ルであるのが適当であり、水素が最も適している。RIG、Rl 1およびRI 2基は、メチル、エチル、n−または1so−プロピル、あるいはn−1iso −1sec−またはt−ブチルであるのが適当であり、メチルが最も適している 。同様に、式(I)の化合物のヒドロキシル基は、前記の式(1)の別の化合物 に変換する前に保護してもよい。各場合において、前記のヒドロキシル保護基は 、例えばクレイトンら(C1ayton et al、 )、JC3Perki n Trans I、 1979.308に記載されているように緩酸性加水分 解に続いてアルカリ性加水分解により除去できる。
本発明は、また、医薬上または獣医学上許容される担体または賦形剤と共に式( I)の化合物(以下、「薬剤」と称する)を含む医薬または獣医学的組成物も提 供する。該組成物は、あらゆる経路による投与用に処方され、処置する疾患に依 存する。組成物は、錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、トローチ、液体またはゲ ル製剤、たとえば経口、局所または無菌非経口懸濁液などの形態である。
経口投与用錠剤およびカプセルは、単位投与形態であり、例えば、シロップ、ア カンア、ゼラチン、ソルビトール、トラガント、またはポリビニルピロリドンな どの結合剤:例えば、ラクトース、砂糖、トウモロコンデンプン、リン酸カルカ ラム、ソルビトールまたはグリシンなどの増量剤;例えば、ステアリン酸マグネ シウム、タルク、ポリエチレングリコールまたはシリカなどの錠剤成型滑沢剤; 例えば、ジャガイモデンプンなどの崩壊剤、またはラウリル硫酸ナトリウムなど の許容される湿潤剤などの通常の賦形剤を含んでもよい。錠剤は、通常の医薬実 施例において周知の方法によりコートしてもよい。
経口液体製剤は、例えば、水性または油性懸濁液、溶液、乳剤、シロップまたは エリキシルの形態であってもよく、あるいは使用前に水または他の適当なビヒク ルにより復元する乾燥製品にしてもよい。このような液体製剤は、ソルビトール 、シロップ、メチルセルロース、グルコースシロップ、ゼラチン、水素化食用油 脂などの懸濁化剤;例えば、レシチン、ソルビタンモノオレアート、またはアカ シアなどの乳化剤;例えば、アーモンド油、分別ココナツ油、グリセリンの如き 油性エステル、プロピレングリコール、またはエチルアルコールなどの非水性ビ ヒクル(食用油を含んでもよい);p−ヒドロキシ安息香酸メチルもしくはプロ ピルまたはソルビン酸などの保存剤、および所望により通常のフレーバー剤また は着色料等の通常の添加剤を含んでもよい。
皮膚の局所適用に関しては、薬剤をクリーム、ローションまたは軟膏にしてもよ い。該薬剤に関して用いるクリームまたは軟膏処方物は、当該技術分野で周知の 通常の処方物、例えば、「ハリーズ・コスメティコロジイ」第7版、ウィルキン ソン・ジェイ・ビイおよびムーア・アール・ジェイ編(Harry’ s Co smeticology7th Ed、、 ed Yilkinson J、B 、and Moore R,J、 、 George Goodwin、Lon do氏A19 82)などの医薬品および化粧品の標準的テキストおよび英国薬局方に記載され ているようなものである。耳への局所適用に関しては、薬剤を適当な液体担体、 例えば、水、グリセロール、希エタノール、プロピレングリコール、ポリエチレ ングリコールまたは不揮発性油中の懸濁液にできる。目への局所適用に関しては 、薬剤を適当な無菌水性または非水性ビヒクル中懸濁液に処方する。添加剤、例 えば、メタ亜硫酸水素ナトリウムまたはエデト酸二ナトリウムなどの緩衝剤:酢 酸または硝酸フェニル水銀、塩化ベンザルコニウムまたはクロルヘキソジンなど の殺菌剤および殺真菌剤を含む保存剤、およびヒプロメロースなどの増粘剤等が 挙げられる。局所適用する組成物に用いる用量は、もちろん、治療する部分の大 きさに依存する。耳および目に関しては、各用量は、典型的には、10〜100 meの範囲の薬剤を含有する。
坐剤は、通常の坐剤基剤、例えばカカオ脂または他のグリセリドを含む。
非経口投与に関しては、該薬剤および無菌ビヒクルを用いて流動単位投与形態を 調製する。薬剤は、ビヒクルおよび用いた濃度に応じて、ビヒクル中に懸濁でき る。有利には、局所麻酔薬、保存剤および緩衝剤などのアジュバントをビヒクル 中に溶解できる。安定性の向上のために、組成物をバイアル中に充填した後、凍 結させ、水を真空下で除去できる。次に、凍結乾燥粉末をバイアル中に密封する 。薬剤を、無菌ビヒクル中に懸濁する前に、酸化エチレンに接触させて滅菌する ことができる。有利には、界面活性剤または湿潤剤を組成物中に混合して、薬剤 の均一な分散を促進させる。
動物における***疾患、とくにウシ乳腺炎の***的治療用獣医学的組成物は、一 般に、薬剤の油性ビヒクル中懸濁液を含有する。
組成物は、投与法に応じて、0.1重量%〜99重量%、好ましくは10〜60 重量%の薬剤を含有する。組成物が単位投与形態である場合、各用量単位は、好 ましくは50〜50019の薬剤を含有する。成人ヒト(典型的体重約7071 9)の治療に用いる用量は、投与経路および頻度に応じて、好ましくは1日当た り薬剤1001〜3gの範囲、例えば1日当たり薬剤25019〜29である。
別法としては、薬剤をヒト以外の動物に食餌の一部として投与してもよい。この 場合、用いる薬剤の量は、食餌の1重量%未満、好ましくは0.5重量%以下で ある。動物の食餌は、通常の食品からなり、これに薬剤を添加するか、または薬 剤は、食品との混合物のプレミックス中に含まれる。ヒト以外の動物への薬剤の 適当な投与方法は、これをヒト以外の動物の飲料水に添加することである。この 場合、飲料水中の薬剤の濃度は、約5〜500μg/”s例えば5〜200μg /mlが適している。
本発明の化合物は、ヒト以外の動物およびヒトにおける細菌およびマイコプラズ マ誘発性感染症の治療、例えばヒトにおける呼吸管感染症、耳炎、髄膜炎、皮膚 および軟組織感染症、ウシにおける乳腺炎、およびブタおよびウシなどのヒト以 外の動物における呼吸器系感染症の治療に有用である。従って、別の態様におい て、本発明は、ヒトまたはヒト以外の動物の治療法であって、有効量の前記定義 の式(I)の化合物を、治療を必要とするヒトまたはヒト以外の動物に投与する ことからなる治療法を提供する。別法としては、前記の医薬組成物を治療におい て用いてもよい。
治療の一態様において、ヒトまたはヒト以外の動物における細菌感染症の治療法 、特にヒトまたはヒト以外の動物における呼吸器系感染症の治療法が提供される 。本発明の化合物は、ヘモフィルス属(Haewophilus)、たとえばエ イチ・インフルエンゼ(Hoinfluenzae) Q 1 :ブランハメラ 属(Branhamella)、例えばビー・カタラリス(B、catarrh alis)1502 ;ストレプトコツカス属(Streptococci)、 たとえばニス・ピオゲネス(S、 pyogenes) CN 10およびニス ・ニューモニエ(S、 pneumonia) P U 7 :およびスタフィ oコツカス属(Staphylococci )、例えばニス・アウレウス・オ ックスフォード(S、 aureus 0xford) ;レンオネラ属(Le ginella)、例えばエル・ニューモフィラ(L、 pneumophil a)を含むグラム陰性およびグラム陽性微生物の両方に対して活性である。更に 、本発明の化合物は、他の抗菌剤、例えばメチシリン;マクロリデス:アミノグ リコンドおよびリンコサミドなどのβ−ラクタム抗生物質に対して耐性(多耐性 )のニス・アウレウスおよびニス・エビデルミス(S、 epidermis) などのスタフィロコッカス属微生物に対して活性である。
本発明の化合物は、また、マイコプラズマ誘発性感染症、特にAIDSの発生病 理においてコファクターとして関与するマイコプラズマ・ファーメンタンス(M ycopl、asma fermentans)により起こる感染症に対して活 性である。従って、別の態様において、本発明は、エム・ファーメンタンス(M 、fermentans)に感染したヒトの治療法、特にHIVにも感染したヒ トの治療法を提供するものであり、該方法は、このような治療を必要とするヒト を抗マイコプラズマ有効量の式(1)の化合物で治療することからなる。
更に別の態様において、本発明は、ヒトおよびヒト以外の動物における抗菌性お よび/または抗マイコプラズマ療法用の医薬の製造における式(I)の化合物の 使用法を提供する。
式(1)の化合物の投与から毒学的悪影響は起こらないと考えられる。
以下の実施例において本発明を説明するが、これにより本発明の範囲を制限する ものではない。
実施例12−メトキシ−(チアゾルー5−イル)−1−(ノルセン−2−イル) ケトン 一78℃、アルゴン雰囲気下の2−メトキシチアゾール(シイ・レインおよびビ ー・ブリジス(G、 Lein and B、 Pr1js)、ヘルベチ力・シ ミ力・アクタ(HelvChim Acta)、195.4.37.2057) (7,279)の乾燥THF (100s+1)中溶液をヘキサン中n−ブチル リチウム(1,5M、 42Wl)の滴下により処理した。−70℃で0.75 時間後、乾燥THF (160d)中N−メトキシーN−メチル−6,7,13 −0−トリス−(トリメチルシリル)モンアミド(15,49,1,00ミリモ ル)(W092102518、ビーチャム・グループ・パブリック・リミテッド ・カンパ= −(Beecham Group plc))を、温度を一65℃ より低く維持しながら滴下した(添加時間1時間)。−70℃で1,25時間後 、酢酸(7゜71N)を添加した。ジエチルエーテルで抽出し、乾燥させ(硫酸 マグネシウム)、蒸発させた後、残留物をTHF (842ml)に溶かし、塩 酸(0,4M、21011)で一度に処理した。2分間高速撹拌した後、飽和炭 酸水素ナトリウム溶液(250,1)を素早く添加した。反応混合物を酢酸エチ ルおよび水に分配させ、有機相を分離し、食塩水で洗浄し、乾燥させ(硫酸マグ ネシウム)、蒸発させて、標記化合物の粗生成物を得た(219)。
前記プロセスで得られた物質(例えば、36g)をフラッシュクロマトグラフィ ーに付した。物質をジクロロメタン/トルエンに溶かし、吸引下に乾燥シリカ( I J19)にかけ、カラムをエーテル、続いてメタノール/エーテル混合物( 2%〜6%)で溶離して、アモルファス固体の標記化合物を得た(249);6 問(CD30D) 0.94 (3H,d、J 7. I Hz、17−Hs) 、1.20(3H。
d、 J 6.5Hz、 14 Hs)、1.32〜1.46 (IH,m、  12−H)、1゜65−1.73 (2H,m、 9 H2)、1.91〜2. 01 (IH,m、 8−H)、2.23 (3H,、s、15 Hs)、2. 33 (IH,dd、J14.3および9.5Hz、 4−H)、2.68〜2 .85 (3H,m、 4. 10および1l−H)、3.39 (LH,dd 、J9.0および3、OHz、6−H)、3.60 (IH,d、Jll、3H z、16−H)、3.74〜3.93 (4H,m、 5. 7. 13および 16−H)、4.13 (3H,s、 0CHs)、6.73 (LH,s、  2−H)、7.95(IH,s、 4’ H);δc(CDsOD) 12.2  (C17)、20.2(C−15)、20.3 (C−14)、33.0 ( C−9)、41.8 (C−8)、43,7(C−12)、44.3 (C−4 )、56.9 (C−10)、59.8 (C−11)、61.2 (OCH3 )、66.4 (C−16)、70.0 (C−6)、70.7 (C−7)、 71.6 (C−13)、76.4 (C−5)、121.8 (C−2)、1 37.1(C−5°)、143.9 (C−4°)、159.8 (C−3)、 181.1 (C−2’)、184.6 (C−1)。
アモルファスな標記化合物(489)を酢酸エチル(2oo*I)に溶がし、該 溶液をまず10℃に5時間冷却し、次に一10℃に更に16時間冷却した。得ら れた固体を濾過により集め、乾燥させて、結晶状標記化合物(409)を得た。
融点115℃。[δ]D(20℃)ニー6℃(cll、MeOH): v、、、 (KBr)3452.3301.1639.1592.1484C@−’ ;λ N、、(EtOH)3010m(ε。、20.710)。
実施例2 2−(2−メトキシエトキシ)チアゾルー5−イル−1−(ノルセン −2−イル)ケトン (a)2−(2−メトキンエトキシ)チアゾール水素化ナトリウム(12,75 ミリモル、0.3849)をテトラヒドロフラン(1,0m1)中の2−メトキ ンエタノール(13,5ミIJモ/L、、1.0239) +:添加した。0. 5時間後、2−ブロモチアゾール(15ミリモル、2.4579)を添加し、該 反応を40℃で1.5時間加熱した。該懸濁液を冷却し、ジエチルエーテルで希 釈し、濾過し、減圧下で蒸発乾固させ、溶離液としてジエチルエーテル/ヘキサ ン(20%)を用いてシリカ上カラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色 油状の2−(2−メトキシエトキシ)チアゾールを得た(1.171g、58% );δn (CDCIg) 3.4 (3H,s、−OMe)、3.75 (2 H,m。
CH,−OMe)、4.5 (2H,m、Ar0CHt)、6.7 (IH,d 、J3.7Hz。
4−H)、17.1 (LH,d、J3.7Hz、5−H)。
(b)[2−(2−メトキシエトキシ)チアゾルー5−イル]−1−(6,7, 13−0−トリストリメチルンリルノルモン−2−イル)ケトン−78℃で、n −ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M) (2,25ミリモル、1.5m/) をテトラヒドロフラン(5ml)中の2−(2−メトキシエトキシ)チアゾール に滴下した。−78℃で20分後、THF (5m/)中のN−メトキシ−N− メチル−6,7,13−0−トリス(トリメチルシリル)モンアミド(1,5ミ リモル、0.9059)を、温度を一65℃より低く維持しながら滴下した。− 78℃でさらに1時間後、酢酸(0,239)を添加し、続いて水C20d>を 添加した。ジエチルエーテルで抽出し、乾燥させ(MgSO4)、減圧下で蒸発 乾固させ、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(0〜20%)を用いて、シリカ 上刃ラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色油状の標記化合物を得た(0 .2639.25%);δ11(CDCIs)0.01−0.2 (27H,m 、9xSiCHs)、0.7〜0.8. (3H,d、J7.OHz、17 H 3)、1.0〜1.1 (3H,d、J6゜3Hz、14 H3)、2.1 ( 3H,s、15 H3)、3.2〜3.3 (3H,s。
OMe)、4.4〜4.5 (2H,m、J 9、OHz、Ar0CH2)、6 .35 (LH。
s、2−H)、7.55 (LH,s、ArH)。
(c)2−(2−メトキシエトキシ)チアゾルー5−イル−1−(ノルセン−2 −イル)ケトン 前記ケトン(0,25ミリモル、0.173g)およびTHF (5mJ)中塩 酸(0,4M、 1.2m1)を室温で2分間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウ ム溶液を添加し、ジエチルエーテルで抽出し、乾燥させ(MgSO4)、減圧下 で蒸発乾固させ、溶離液としてジクロロメタン中メタノール(0〜8%)を用い て、シリカ上刃ラムクロマトグラフィーにより精製して、淡黄色泡状の標記化合 物を得た(93.2mg、78%) ; v、、、 (KBr) 2883.2 359.2330.1729.1528cm−’ ;λ、、、(EtOH)30 2nm (ε、16.580);δH(CD30D) 0.9 (3H,d、  J7.IHz、 17 Hz)、1.2 (3H,d。
J6.4Hz、14 Hs)、2.72〜2.82 (2H,m、10および1 l−H)、3.4 (3H,s、OMe)、4.45〜4.6 (2H,m、A r0CH2)、6.72(IH,s、2−H)、7.9 (2H,s、ArH) ;m/z (E、L)485(M“、20%)、59 (100%):(測定値 +M”485.2090、Czs)IxsNO,Sの理論値は、M2B5.20 83)。
実施例3 2−(2−イソプロポキノエトキシ)チアゾルー5−イル−1−(ノ ルセン−2−イル)ケトン (a)2−(2−イソプロポキシエトキシ)チアゾール40℃で、水素化ナトリ ウム(12,75ミリモル、0.3849)をテトラヒドロフラン(2,0,1 )中の2−イソプロポキシエタノール(13,5ミリモル、1.6++/)に添 加した。0.5時間後、2−ブロモチアゾール(15ミリモル、1゜35/)を 添加し、反応物を40℃で3時間加熱し、続いて80℃で1時間加熱した。懸濁 液を冷却し、ジエチルエーテルで希釈し、濾過し、減圧下で蒸発乾固させ、溶離 液としてジエチルエーテル/ヘキサン(10%)を用いて、シリカ上カラムクロ マトグラフィーにより精製して、油状の2−(2−イソプロポキシエトキン)チ アゾールを得た(0.6449.27%)。δH(CDC13) 1.2 (6 H。
d、2xCHs)、3.65 (IH,m、CH0CH2)、3.8 (2H, m、CH−OCH2)、4.5 (2H,m、Ar0CHz)、6.6 (IH ,d、J3゜88Hz。
5−H)、7.1 (IH,d、J3.88Hz、 4−H)。
(b)[2−(2−イソプロポキンエトキシ)チアゾール−5−イル]−1−( 6゜7、13−0− )リストリメチルシリルノルモン−1−イル)ケトン−7 8℃で、n−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M)(3ミリモル、188m1 )をテトラヒドロフラン(7m+り中の2−(2−イソプロポキシエトキシ)チ アゾールに滴下した。−78℃で35分後、THF (10s+4’)中のN− メトキン−N−メチル−6、7,13−0−トリス(トリメチルノリル)モンア ミド(2ミリモル、1.205g)を、温度を一65℃より低く維持しながら滴 下した。−78℃でさらに1.5時間後、氷酢酸(5ミリモル、0.3m1)を 添加し、続いて水(15諺l)を添加した。ジエチルエーテルで抽出し、乾燥さ せ(MgSOJ、減圧下で蒸発乾固させ、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン( 0〜20%)を用いて、シリカ上カラムクロマトグラフィーにより精製して、黄 色油状の標記化合物を得た(0.3122q、21%):6M(CDsOD)0 .1〜0.2 (27H,m。
9XSiCHs)、0.9 (3H,d、17−Hs)、1.15 (6H,d 、2xCHs)、1.2 (3H,d、14−H3)、2.2 (3H,s、1 5 Hs)、3.8 (2H,m。
CH!0CH)、4.55 (2H,m、 Ar0CHz)、6.7 (IH, s、2−H)、7.9 (IH,s、ArH)。
(c)2−(2−イソプロポキシエトキシ)チアゾルー5−イル−1−(ノルセ ン−2−イル)ケトン 前記ケトン(0,425ミリモル、0.310g)およびTHF(8,5冒l) 中塩酸(0,4M、2.13m1)を室温で2分間撹拌した。飽和炭酸水素ナト リウム溶液を添加し、ジエチルエーテルで抽出し、乾燥させ(MgS04)、減 圧下で蒸発乾固させ、溶離液としてジクロロメタン中メタノール(0〜7%)を 用いてシリカ上カラムクロマトグラフィーにより精製して、泡状の標記化合物を 得た(177誼9.81%)ニジ3..2926.2324.1776.137 9.806cm’ ;λ、、、(EtOH)301n+*(ε、19.539) :δH(CDsOD)0.95 (3H。
d、J 7.12Hz、17−Hs)、1.15 (6H,d、J6.44Hz 、2xCHs)、2.75〜2.85 (2H,m、10および1l−H)、4 .55 (2H,m。
Ar0CHz)、6.7 (IH,s、2−H)、17.95 (IH,s、A rH);m/z (E、1.)513 (M”、45%)、45 (100%) :(測定値:M”513.2391、C2s Hs e N Om Sの理論値 は、M513.2395)。
実施例4 2−(7,7,7−ドリスー(メチルチオ)ヘプトキシ)−チアゾル ー5−イル−1−ノルセン−2−イルケトン(a) 2−(7,7,7−ドリス メチルチオヘブトキン)チアゾール3.4−ンヒドロー2H−ピラン(33,1 ミリモル、3.0214)をジェチルエーテル80Il中の6−ブロモヘキサノ ール(27,65ミリモル、59)に添加した。室温で1,5時間後、さらに3 .4〜ジヒドロ−2H−ビラン(33,1ミリモル、3.02m/)を添加し、 2.5時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム溶液(100■1)を添加し、ジ エチルエーテルで抽出し、乾燥させ(MgSO4)、減圧下で蒸発乾固させ、溶 離液としてジクロロメタン/ヘキサン(70〜100%)を用いて、シリカ上カ ラムクロマトグラフィーにより精製して、無色油状の2−6−ブロモヘキシルオ キシテトラヒドロビランを得た(6.4599.88%)。
δH(CDCIs)1.5〜1.75 (8H,m、4XCHり、3.4〜3. 6 (4H。
m、CH2BrおよびCH20)、4.5 (IH,t、ocHo)。−78℃ で、n−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M) (29,24ミリモル、19 .5++I)をテトラヒドロフラン(801/)中のトリス(メチルチオ)メタ ン(24,37ミリモル、3、24ml’) ニ滴下した。1.5時間後、TH F (20m1) 中ノ前記化合物(24゜37ミリモル、6.4599)を添 加し、−65℃で1時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム溶液(30m/)を添 加し、ジエチルエーテルで抽出し、乾燥させ(MgS04)、減圧下で蒸発乾固 させ、メタノール/ジクロロメタン(0〜20%)を溶離液として用いて、シリ カ上刃ラムクロマトグラフィーにより精製して、無色油状の7.7.7− トリ スメチルチオ−1−テトラヒドロビラン−2−イルオキシヘブタンを得た(7. 1124g、86%) ; 6H(CDCIs) 2.1 (9H。
s、3xSCHs)、3.35〜3.5 (2H,m、 0CHz)、3.7〜 3.9 (2H。
m、環状OCH,)、4.55 (IH,t、○−CH−0)。アンバーリスト −15(0,39)をメタノール(150,1)中の前記化合物(20,98ミ リモル、7゜11g)に添加した。4時間後、濾過し、減圧下で蒸発乾固させ、 ジエチルエーテル/ヘキサン(4%)を溶離液として用いて、シリカ上カラムク ロマトグラフィーにより精製して、無色油状の7.7.7−ドリスメチルチオー ヘブタノールを得た(3,739.70%); 1.2〜1.9 (IOH,m 、 5xCHz)、2.1 (9H。
s、3XSCH3)、3.6 (2H,t、 0CH2)。水素化ナトリウム( 1,89ミリモル、0.0579)をTHF (3ml)中の前記化合物(2ミ リモル、0.5089)に添加した。0.5時間後、2−ブロモチアゾール(2 ,2ミリモル、0.2特表千7−503244 (B) g/)を添加し、該反応を40℃で4時間加熱した。次いで、冷却し、ジエチル エーテルで希釈し、濾過し、減圧下で蒸発乾固させ、ジエチルエーテル/ヘキサ ン(0〜10%)を溶離液として用いて、シリカ上刃ラムクロマトグラフィーに より精製して、標記化合物ヲ得f= (0,2329,34%); 6M (C DCIS) 1.3〜1.9 (10H,m、5XCHり、2.1 (9H,s 、3xSCHs)、4.4(2H,t、0CR1)、6.6 (IH,d、5− H)、7.1 (IH,d、4−H)。
(b)[2−(7,7,7−トリス−(メチルチオ)ヘプトキシ)−チアゾルー 5−イル]−1−(6,7,13−0−トリストリメチルシリルノルモン−2− イル)ケトン 一78℃で、n−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M)(2ミリモル、1.2 5社)をTHF (6m1)中の2−(7,7,7−1−リスメチルチオヘプト キシ)チアゾール(2ミリモル、0.674p)l:滴下した。40分後、丁H F(10謂A’)中のN−メトキシ−N−メチル−6,7,13−0−トリス( トリメチルシリル)モンアミド(2ミリモル、1.2069)を滴下した。2時 間後、−50℃に加温した後、氷酢酸(4ミリモル、0.2mf)を添加し、続 いて水(10諺りを添加した。
ジエチルエーテルで抽出し、乾燥させ(MgSO4)、減圧下で蒸発乾固させた 後、溶離液として酢酸エチル/ヘキサン(0〜20%)を用いて、シリカ上カラ ムクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た(0.4429.25 %);δl1(CDCIs) 0.1〜0.2 (27H,m、 9xSiCH ,)、0.9 (3H,d。
17−H3)、1.2 (3H,d、14−Hs)、1.3−1.9 (IOH ,m、5xCH2)、2.05 (9H,s、3xCHs)、2.2 (3H, s、15 Hz)、2゜6 (2H,m、10および1l−H)、3.35 ( IH,dd、6−H)、4.4(2H,t+ 0CHz)、6.5 (IH,s 、2−H)、7.7 (LH,s、 Ar−H)。
(c) 2−(7,7,7−トリス〜(メチルチオ)ヘプトキシ)チアゾルー5 −イル−1−(ノルセン−2−イル)ケトン R記ケト> (0,5ミ!J モル、0.439g) オヨUTHF (10m り 中塊酸(0,4M、2.5m1)を室温で2分間撹拌した。飽和炭酸水素ナ トリウム溶液を添加し、酢酸エチルで抽出し、乾燥させ(Mg S O4)、減 圧下で蒸発乾固させ、溶離液としてメタノール/ジクロロメタン(0〜7%)を 用いて、シリカ上カラムクロマトグラフィーにより精製して、無色油状の標記化 合物を得た(0.310g、93%) : v、、、 (KBr) 2328. 1734.1527.1297.838.569cm−’ ;λ、、、(EtO H)302nm (ε、17,227);δ、l (CDIOD)0、9 (3 H,d、J 7. IHz、17−Hs)、1.2 (3H,d、J6.6Hz 。
14 Ha)、2.1 (9H,s、3xCHs)、2.25〜2.35 (2 H,m、4−H2)、2.65〜2.8 (2H,m、10および1l−H)、 3.4 CIH,dd。
6−H)、3.55 (LH,d、16′′−H)、3.75−3.9 (4H ,m、5゜7.13.6−H)、4.45 (2H,t、 0CH2)、6.7  (IH,s、2−H)、7.9 (LH,s、 Ar−H)。
実施例5 2−(6−メドキンカルボニルヘキソキシ)−チアゾルー5−イル− 1−ノルセン−2−イルケトン 一40℃で、酸化水銀(I I)(3,38ミリモル、0.0729)および塩 化水銀(I I)(1,01ミリモル、0.279)をメタノール(6,311 )中の実施例5Cのケトン(0,338ミリモル、0.2249)に添加した。
55分後、セライトに通して濾過し、飽和塩化アンモニウム溶液(10mlりで 洗浄し、ジクロロメタン(12m=/)で抽出し、乾燥しCMg5O<)、減圧 下で蒸発乾固させ、溶離液としてメタノール/ジエチルエーテル(0〜4%)を 用いてシリカ上カラムクロマトグラフィーにより精製して、標記化合物を得た( 0.113y、60%);v、、、 (KBr) 1646.1479.125 8.1187.1055c11−’ ;λ、、、(EtOH)302nm (ε 、20.224):δ、(CD30D)0.95 (3H。
d、17−Ha)、1.2 (3H,d、14−Hs)、2.2 (3H,s、 15−Hs)、2.25〜2.4 (3H,m、CH3CO2および4−H)、 2.7〜2.85 (3H。
m、4. 10および1l−H)、3.4 (IH,dd、 6−H)、3.5 5 (IH。
d、16”−H)、3.6 (3H,s、C02CH3)、3.75〜3.9  (4H,m。
5、7.13および16−H)、4.45 (2H,t、 0CH2)、6.7  (LH,s。
2−H)、7.9 (IH,s、 Ar−H);m/z (E、 1.) 56 9 (M”、50%)、83 (100%):(測定値:M’569.2667 、Cz*H43NOsSとしての理論値M569.2659)。
実施例6 2−(6−カルポキシラートヘキソキシ)−チアゾルー5−イル−1 −ノルセン−2−イルケトンナトリウムプロテアーゼサブチリシンカールスバー グ(Protease 5ubtilisin Carlsberg)(20u )を水酸化ナトリウム溶液(0,OIM)をゆっくり添加することにより、24 時間、pHを6.5に維持した水(’5m1)中の前記実施例のケトン(0゜0 69ミリモル、39哩)に添加した。反応混合物を凍結乾燥させ、エタノールに 溶かし、セライトを通して濾過し、減圧下で蒸発させて、標記化合物を得た(4 219、100%): v、、、(KBr) 2925、1644、1455、 1261.1053C1−1、λ、、、(EtOH)303 (ε、13,51 2);δ、0.85(3H,d、17 Hz)、1.1 (3H,d、14−H z)、1.2〜1.6(9H。
rll、4xCH2および12−H)、1.7 (2H,m、9 Hz)、1. 9 (IH,m。
8−H)、2.05 (2H,t、CH2C0h)、2.15 (3H,s、1 5 Hs)、2.2 (IH,dd、 4−H)、2.6 (3H,m、4”、 10および1l−H)、3.25 (LH,dd、6−H)、3.45 (IH ,m、16”−H)、3.65〜3゜85 (4H,m、 5.7.13および 16−H)、4.3 (2H,t、 0CHx)、6.6 (LH,s、2−H )、17.8 (IH,s、Ar−H);m/z (FAB)578(MH″″ 、13%)。
生物学的データ エイチ・インフルエンザQ1、ビー・カタラリス1502、ニス・ピオゲネスC Nl0.ニス・ニューモニエPU17およびニス・アウレウス・オックスフォー ドに対する例示した化合物の活性を、5%チタコレートウマ血液を含む栄養寒天 中連続希釈を用いてin vltroで評価した。37℃で18時間培養した後 、MICを測定し、0.06〜4 my/寓l−1の範囲の値が観察された。更 に、実施例1の化合物のレジオネラ属微生物、エル・ニューモフィラ1624、 セログループ1に対する抗菌活性を以下の方法で評価した。
凍結脱脂粉乳ストックから培養物を解凍し、補足緩衝木炭酵母エキス寒天(BC ’1’ Eα、0xoid)上に画線する。3日後、コロニーを組織培養培地( TCM=イーグル最小基本培地+10%ウシ胎仔血清、2mML−グルタミンお よび1%非必須アミノ酸を補足しtニアールズ塩)中に懸濁させ、マ・ツクファ ーランドの硫酸バリウム不透明度標準を15にした。懸濁液を更にTCM中1+ 100tこ希釈して、4 、83 X 106cfu/llの最終接種物を得た 。次に、ヒト胎児肺線維芽(MRC−5)細胞を接種した。この細胞は、あらか じめ、6ウエルプレート中で融合性80%に増殖さ也培地を除去し、単分子層を ダルべ、ノコのPBSで2回洗浄した。接種(0時)の16時間後、培地を除去 し、接種しt二重分子層を2回洗浄して、付着性非細胞内微生物を除去した。T CM中所望の濃度1こ調整した試験化合物を細胞に添加した。実施例1の化合物 を0.5.2および8μg/−で試験し、対照として、0.5および2μg/冨 lのエリスロマイシンを用L)た。投与の0,3.12.24.36.48およ び72時間後、培地を1ウェル/処置力)ら除去し、単分子層を2回洗浄した。
無菌蒸留水を添加し、30分間放置して、細胞を溶解させた。激しく摩砕した後 、溶解物をミューラー・ヒントン・ブラザー中に連続的に希釈し、BYCEαお よび5%ウマ血液寒天上番ニブレートした。
37℃で72時間培養した後、エル・ニューモフイラのコロニーを計測しtこ。
エル・ニューモフィラに対して正の抗菌活性が観察された。
更に、確認のために、化合物のTCM中の安定性を72時間にわtこって試験し た。各化合物2μg/meの溶液をTCM中で調製し、37℃また(ま4°Cで 培養し、アリコートを一定間隔をおいて取り出す。実施例1の化合物および工1 ノスロマインンを、TCM中で調製しこ標準を用いて、各々、)くチルス・サブ チ!ノスATCC6633およびサルチナ・ルテアNCTC8340に対して評 価しtこ。
フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,SN、 TD。
TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH。
CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、LU、 MG、MN、MW、NL、N。
、 NZ、 PL、 RO,RU、 SD、 SE、 SK、 US(72)発 明者 ボンズ、ジーン・ニスターイギリス国すリー・アールエイチ3・7エイジ エイ、ベツチワース、ブロツカム・パーク(番地の表示なし) スミスクライン ・ビーチャム・ファーマシューティカルズ (72)発明者 オハンロン、ピータ−・ジョンイギリス国すリー・アールエイ チ3・7エイジエイ、ベツチワース、ブロツカム・パーク(番地の表示なし)  スミスクライン・ビーチャム・ファーマシューテイカルズ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1は2−(任意に置換され た(C1−10)アルコキシ)−チアゾル−5−イル基である]の化合物。 2.R1における(C1−10)アルコキシ基がメトキシ、エトキシまたはヘキ ソキシである請求項1記載の化合物。 3.2−メトキシ−(チアゾル−5−イル)−1−(ノルモン−2−イル)ケト ン、2−(2−メトキシエトキシ)チアゾル−5−イル−1−(ノルモン−2− イル)ケトン、 2−(2−イソプロポキシエトキシ)チアゾル−5−イル−1−(ノルモン−2 −イル)ケトン、 2−(7,7,7−トリス−(メチルチオ)ヘプトキシ)−チアゾル−5−イル −1−ノルモン−2−イルケトン、 2−(6−メトキシカルボニルヘキソキシ)−チアゾル−5−イル−1−ノルモ ン−2−イルーケトン、 2−(6−カルボキシヘキソキシ)−チアゾル−5−イル−1−ノルモン−2− イルケトン またはそのナトリウム塩である請求項1記載の化合物。 4.医薬上または獣医学上許容される担体または賦形剤と共に実施例1〜3のい ずれか1項記載の式(I)の化合物を含む医薬的または獣医学的組成物。 6.療法において用いる請求項1〜3のいずれか1項記載の式(I)の化合物。 6.抗菌療法において用いる医薬の製造用の請求項1〜3のいずれか1項記載の 式(I)の化合物の使用。 7.抗マイコプラズマ療法において用いる医薬の製造用の請求項1〜3の1項記 載の式(I)の化合物の使用。 8.(i)式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III)[式中、Z1、Z2およびZ3は 同一または異なって、それぞれが水素またはヒドロキシル保護基である]の酸ま たはその活性化誘導体を有機金属試薬で処理し、(ii)式(IX): ▲数式、化学式、表等があります▼(IX)[式中、R1は、請求項1における 定義と同じであり、Z1、Z2およびZ3は、前記定義と同じである]のアリル アルコールを、アリルアルコールをα,β−不飽和ケトンに変換する酸化剤で処 理し、 (iii)式(XI): ▲数式、化学式、表等があります▼(XI)[式中、Z1、Z2およびZ3は、 前記定義と同じである]のケトンを式(XII):HC≡C−R1(XII) [式中、R1は、前記定義のと同じである]の末端アルキンで処理して、中間体 を形成し、これをトリス−(トリフェニルシリルオキシ)−バナデートおよびト リフェニルシラノールで処理し、 その後、必要ならばヒドロキシル保護基を除去することを特徴とする請求項1〜 3のいずれか1項記載の式(I)の化合物の製造方法。
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