JPH0750300B2 - 画像コマの検出停止方法 - Google Patents

画像コマの検出停止方法

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JPH0750300B2
JPH0750300B2 JP61091878A JP9187886A JPH0750300B2 JP H0750300 B2 JPH0750300 B2 JP H0750300B2 JP 61091878 A JP61091878 A JP 61091878A JP 9187886 A JP9187886 A JP 9187886A JP H0750300 B2 JPH0750300 B2 JP H0750300B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、ネガフイルム等の原画フイルムの通し方向
及びサイズ情報により自動的に画像コマを位置決めして
停止するようにした画像コマの検出停止方法に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 写真焼付装置では、印画紙へ原画フイルムのコマ画像を
適正に焼付けるために、原画フイルムのコマを光学フレ
ームに正確に位置決めする必要がある。このため、特に
コマとパーフォレーションが1:1の位置関係で対応して
いる110サイズや126サイイズ以外の135サイズフィルム
等の場合、従来は原画フイルムの側端部にノッチを設
け、これを光センサ等で検出して位置決めするようにし
ているが、ノッチを設ける時にコマとの対応を正確にと
る必要があり、多大な労力を要するといった欠点があ
る。また、原画フイルムに対して常に一定距離の定量送
りを行なって位置決めする方法もあるが、位置ずれが累
積されて精度が悪いといった欠点がある。さらに、フォ
トダイオード等の光センサを原画フイルムのコマの形状
に合せて配設しておき、各光センサの検出状態や順番等
によって位置決めする方法も提案されているが、構造や
制御アルゴリズムが複雑になる欠点がある。
上述のような欠点を解決した方法として、本出願人より
イメージセンサを用いて原画フィイムコマ画像を検出停
止する方法(たとえば特願昭59-230643号(特開昭61-10
9040号))が提案されている。しかしながら、この検出
停止方法では原画フイルムの搬送方法が一方向であるの
で、横通し,縦通しの切換を行ない得る写真焼付装置に
はそのまま適用できず、イメージセンサの取付位置を上
記横通し,縦通しの切換に応じて機械的に変えなければ
ならなかった。つまり、写真焼付装置では第10図に示す
ように、写真印画紙7の搬送方向に対して同方向もしく
は反対方向の平行方向にネガフイルム2を搬送する横通
しと、直角方向にネガフイルム2を搬送する縦通しとが
ある。これは写真印画紙7の装填種類を節約し、更に焼
付作業を効率化するために行なわれるもので、コマが正
方形である126サイズ以外のネガフイルムに対して行な
われる。このような横通し及び縦通しの機能を切換えて
使用する写真焼付装置に対して、上述の検出停止方法は
そのままでは適用できないのである。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、2次元イメージセンサでネガフイル
ム等の原画フイルムの画像情報を検出すると共に、原画
フイルムの通し方向に応じて2次元イメージセンサの直
交する画素列の検出データを選択して演算処理すること
により、サイズ情報及びエッジ検出により移動量を決定
して画像コマを位置決めし、更には高速で正確な画像コ
マの検出停止を行なう方法を提供することにある。
(発明の概要) この発明は、光源で照明される原画フイルムを2次元イ
メージセンサで受光し、上記原画フイルムからの透過光
又は反射光を検出して演算処理することにより原画フイ
ルムのコマ画像のエッジを検出し、上記エッジの検出情
報により原画フイルムのサイズに対応した所定距離を搬
送して停止する写真焼付装置における画像コマの検出停
止方法に関するもので、上記原画フイルムの通し方向の
情報によって上記2次元イメージセンサの直交する画素
列の検出データの利用領域を自動的に選択して演算処理
することにより、上記エッジの検出を行なって上記原画
フイルムの検出停止を行なうようにしたものである。ま
た、他の発明は、光源で照明される原画フイルムを2次
元イメージセンサで受光し、前記原画フイルムからの透
過光又は反射光を検出することにより前記原画フイルム
のコマ画像のエッジを検出し、前記エッジの検出情報に
より前記原画フイルムのサイズに対応した所定距離を搬
送して停止する方法において、前記2次元イメージセン
サが受光する全領域の画像情報を画面分割された画素毎
に検出すると共に、前記検出値の特徴量を原画フイルム
サイズ別、かつ通し方向別の格納情報と比較することに
よって前記原画フイルムのサイズ及び通し方向を判別
し、判別された前記原画フイルムの通し方向の情報によ
って前記イメージセンサの直交する画素列の検出データ
の利用領域を自動的に選択して演算処理することによ
り、前記エッジの検出を行なって前記原画フイルムの検
出停止を行なうようにした画像コマの検出停止方法であ
る。
(発明の実施例) 先ず、この発明の前提となる原画フイルムとしてのネガ
フイルムの画像コマの検出停止方法について説明する。
なお、ネガフイルムの2次元イメージセンサによる検出
は、たとえば特開昭60-196740号公報に示されるような
方法による。
この発明では第1図に示すように、ネガフイルム2の近
傍に、たとえばCCDで成る面走査式の2次元イメージセ
ンサ11を内蔵した画像情報検出装置10を配設し、ネガフ
イルム2の画面全体を多数の整列画素に分割して画像情
報を検出する。すなわち、駆動回路(図示せず)からイ
メージセンサ11に所定の駆動信号を与えることにより、
2次元イメージセンサ11は焼付部に置かれているネガフ
イルム2の透過光をレンズ系12を介して受光するので、
2次元イメージセンサ11はたとえば第2図(A)に示す
ようにネガフイルム2の全体を整列された多数の小さな
画素21に分割して、走査線SLに従って順番にネガフイル
ム2の画面全体を走査することができる。そして、画面
全体の走査終了後にイメージセンサ11の出力レジスタ部
から画像信号を順次出力し、この画像信号をサンプルホ
ールド回路でサンプルホールドしてそのホールド値をAD
変換器でディジタル信号に変換する。AD変換器からのデ
ィジタル信号は対数変換回路で対数変換されて濃度信号
として求められ、この濃度信号が書込制御回路の制御に
よって、メモリに第2図(B)に示すような画素21に対
応する配列でかつネガフイルム2の濃度ディジタル値
(上記対数変換回路を休止した場合は真数ディジタル
値)で格納されることになる。
ここで、ネガフイルム2はネガ搬送装置30によって順次
焼付部に搬送されるが、ネガ搬送装置30は第3図(A)
及び(B)に示すように、ネガ搬送路31の中央部に使用
するネガフイルムのサイズに応じた矩形状の開口部32A
を有するネガキャリア32が装着されるようになってお
り、ネガフイルムはネガ搬送路31とネガキャリア32との
間を搬送されるようになっている。ネガ搬送路31の両側
にはネガフイルムの搬送をガイドするためのガイド壁31
A及び31Bが立設されており、ネガキャリア32の直下は光
源4からの光を受光するための透過穴33となっている。
また、ネガ搬送路31のフイルム導入部には、ネガフイル
ムを挟持して円滑に導入するための上板34A及び底板34B
で成るガイド部材34が配設されており、上板34Aはヒン
ジ部材34Cを介して開閉できるようになっている。さら
に、ネガ搬送路31のフイルム導出部には、焼付されて搬
送されて来たネガフイルムを装填して巻取るためのネガ
ドライブローラ35が設けられており、このネガドライブ
ローラ35は減速機構36を介してモータ37によって回転さ
れ、ネガドライブローラ35の上方にはネガフイルムの装
填及び巻取を円滑に行なうための1対のローラで成るニ
ップローラ38が配設されており、このニップローラ38も
ヒンジ部材(図示せず)を介して上方に開閉できるよう
になっている。
このような構成において、焼付に供されるネガフイルム
はガイド部材34の開口部34Cから導入され、ネガ搬送路3
1上を搬送されてネガキャリア32の下を通過し、遂には
ネガ搬送路31の終端に達し、ニップローラ38を介してネ
ガドライブローラ35に装填されて巻取られることにな
る。
そして、ネガフイルム2を焼付部に搬送して焼付を行な
う場合、第4図(A)に示すように撮影されている画像
コマ2A,2B,2C,…を正確にネガキャリア32に位置決めす
る必要があり、当該画像コマの焼付後はネガフイルム2
を搬送して次の画像コマを位置決めして停止することに
なる。このような画像コマの検出停止に対して、従来は
画像コマを所定位置へ自動的に停止させるためのノッチ
をノッチャーで予めネガフイルムに施すようにしてい
た。これに対して、第4図(A)に示すようなネガフイ
ルム2に関して、たとえば同図(B)に示すようなイメ
ージセンサ11の画素毎の画像情報を検出するようにすれ
ば、この画像情報から画像コマ2A,2B,2C,…を検出でき
ると共に、隣接した画像コマとの間の未撮影領域RA,RB,
RC,…をもその濃度データから検出することができ、こ
れによりサイズ情報と合せて画像コマの検出停止を行な
うことができる。しかし、画像コマの検出停止に検出情
報の全てを用いるとすればその演算に多大な時間を要
し、高速に行なうにはマイクロコンピュータ等の能力を
高速化しなければならず、装置のコストアップを招くと
いった欠点がある。このため、第2図(A)に示すよう
に、2次元イメージセンサ11の中央部でかつネガフイル
ム2の搬送方向に対して直交するライン状の画素列40を
電気的に抽出し、この画素列40でネガフイルム2のコマ
画像のエッジを検出するようにする。
第5図は画像コマの検出停止方法の一例を示すフローチ
ャートであり、焼付けるべきネガフイルム2のサイズに
応じた大きさのネガキャリア32を焼付部の所定位置に装
填し(ステップS1)、ネガキャリア32の開口部32Aのサ
イズをイメージセンサ11で計測する(ステップS2)。な
お、このサイズ計測は目視によって入力しても良い。こ
のサイズ計測情報に従ってネガフイルム2の搬送量を設
定したり、画素列40の選択抽出を自動的に行ない、更に
は焼付露光量やその修正量を制御したりする。
次に、焼付けるべきネガフイルム2をネガフイルム先端
部の空撮りコマがネガキャリアの開口部とほぼ対応する
位置に装填し(ステップS3)、ネガフイルム2の先端部
がネガドライブローラ35に装填されると、モータ37を駆
動してネガフイルム2をコマ間隔Dの半分弱S1だけ高速
定量搬送し(ステップS4)、その後に低速の微小ピッチ
送りを行ない(ステップS5)、その間イメージセンサ11
によって画像情報の検出を行ない、第4図(B)に示す
ような画像毎のデータを得る。第4図(A)及び(B)
の対応関係から明らかなように、ネガフイルム2に撮影
されている画像コマ2A,2B,2C,…とコマ間の未撮影領域R
A,RB,RC,…とでは一般的に濃度値に顕著な差があるの
で、濃度値が一定以下で、なおかつ濃度値の横方向に急
峻な変化部分で縦方向(ネガフイルム2の搬送方向と垂
直方向)に一定変化範囲内の領域を、イメージセンサ11
の画素列40で探すことによって、画像コマ2A,2B,2C,…
とコマ間の未撮影領域RA,RB,RC,…のエッジを検出する
ことができる。第6図はこの様子を示すものであり、ネ
ガフイルム2はネガキャリア32の焼付部にN方向に搬送
され、画像情報検出装置10の画素列40でコマ間の未撮影
領域RBのエッジを検出している。そして、イメージセン
サ11の画素列40はネガキャリア32の中央部に来るように
なっている。第4図(B)ではエッジの幅が便宜上広く
示されているが、実際はネガフイルム2上で数mm単位程
度の分解能の高くないセンサによっても第6図の状態で
このエッジを検出することができる。分解能の高くない
センサによってエッジを検出する場合、スヌケ部分とコ
マ画像部分とが急峻に変化しないで、緩やかに変化する
ので、十分の一mm単位ピッチ程度の微細ピッチでネガフ
イルム2を低速搬送し、センサ1ライン分の画素データ
の時系列変化量、又は隣接する2ライン間分の画素デー
タの相対差や相対比の情報により変化方向の反転時(又
は変化値がゼロとなる位置)をエッジとして検出する。
かかる画像コマのエッジの検出がなされるまでネガフイ
ルム2の搬送を微小ピッチで継続し(ステップS5)、画
像コマのエッジRBが検出された場合には、上記サイズ計
測(ステップS2)で求められたサイズ情報から当該コマ
を焼付部に位置決めするまでの距離S2だけ高速定量搬送
し(ステップS6,S7,S8)、その後に停止する(ステップ
S9)。この場合、高速定量搬送S1の後、ネガキャリア32
のほぼ中央部に位置しているが画像コマ2A,2B間のスヌ
ケ部RBと画像コマ2Aのエッジが検出されるまでの距離E
は、上記スヌケ部RBの距離のバラツキ等を補正するパラ
メータ(変数)であり、第6図の状態で画像コマ2Aの送
り量D=S1+E+S2を搬送すれば、結局焼付部に正確に
位置決めされた状態でネガフイルム2は停止することに
なる。また、画像情報検出装置10の画素列で画像コマ間
のエッジが検出されない場合は、便宜的に例えばコマ間
隔Dの定量送りを行なう(ステップS13)。
このようなネガフイルム2の搬送・停止の後、当該停止
コマが焼付に適するか否かを判断し(ステップS10)、
焼付に適さない場合にはステップS12にスキップし、焼
付に適する場合には当該停止コマの焼付を決定された露
光量及び補正量で行ない(ステップS11)、当該コマの
焼付終了後に次の画像コマを焼付部に搬送して焼付ける
ため、ネガフイルム2がまだ有るか否かを判断して、上
記ステップS2で求められたサイズ情報に従ってネガフイ
ルム2をコマ間隔の1/2弱だけ高速に搬送する(ステッ
プS12,S4)。以下、上述した搬送及び停止を繰返すこと
により、順次各画像コマの焼付を自動的に行なうことが
できる。そして、ステップS12でネガフイルム2が無く
なった時、ネガドライブローラ35の空転を自動停止して
終了する。
以上で述べたコマ画像の検出停止方法はネガフイルム2
の搬送方向が横通しの一方であり、縦通しがある場合に
はその切換に応じて2次元イメージセンサ11の検出位置
を機械的に変えるか、ラインセンサを直角に2個設けて
おかなければならないが、この発明では2次元イメージ
センサの取付位置は固定しておき、通し方向の情報によ
って直交する画素例の検出データの利用領域を自動的に
選択して演算処理する。これによって、横通し及び縦通
しの方向にも、上述のコマ検出停止をそのまま利用する
ことができる。すなわち、固定されたイメージセンサが
検出したメモリ画像データが第7図に示す領域PAである
とした場合、横通しのときには当該通し方向の入力情報
に従って領域LAの検出データを読出して利用するように
し、縦通しのときには当該通し方向の入力情報に従って
領域LNの検出データを読出して利用するようにする。こ
のように、記憶された検出データの利用領域を通し方向
の情報に従ってLA又はLNで切換えることは極めて容易で
ある。これによって、上述したコマ画像の検出停止を、
横通し及び縦通しについてイメージセンサの取付位置を
変えることなく実現することができる。なお、検出デー
タの利用領域は、破線で示すようなLN′及びLA″でも良
い。また、上述ではメモリに全データを記憶して後、読
出す時に必要な領域のデータのみを利用するようにして
いるが、メモリへの記憶時に抽出するようにしても良
い。
一方、上述ではフイルムの通し方向及びサイズの情報は
何らかの手段で入力されるようになっているが、これら
情報を上記イメージセンサで自動的に検出して入力する
ようにすることも可能である。
以下に、サイズと通し方向の自動検出を説明する。サイ
ズ判別はたとえば特開昭60-151626号公報で示される方
法を用いることができ、通し方向の判別は第8図に示す
フローに従って行なえば良い。すなわち、先ず写真焼付
装置の所定位置にネガキャリア32を装填し(ステップS
1)、ネガキャリア32の開口部にネガフイルム2の先端
又は後端の未露光部分を装填し(又はネガフイルム2が
未装填の状態で)、画像情報検出装置の2次元イメージ
センサ11で画像情報を検出し(ステップS2)、濃度“0"
(もしくはこれに近い値)を検出する(ステップS3)。
この後、濃度“0"の数を検出する(この検出を「画像情
報の特微量の検出」という)ことによってサイズを判別
すると共に(ステップS4,S5)、予めメモリに記憶され
ている第9図(A),(B)で示すような濃度“0"で形
成されるパターンのパターン情報との比較を行なう(ス
テップS6,S7)。この場合、メモリにはフイルムサイズ
毎に第9図(A)に示す横通しパターンと、同図(B)
で示す縦通しパターンとが格納されているので、検出さ
れたパターンをこれら格納情報と比較することによって
ネガフイルム2の通し方向を判別することができる(ス
テップS8)。このようにしてネガキャリア32すなわちネ
ガフイルム2のサイズ及び通し方向が判別された後、装
填されているネガフイルム2を(又はネガフイルム2が
未装填の場合は装填して)ネガ搬送装置30によって搬送
し(ステップS10)、所定のコマ画像を露光部に位置さ
せ、当該コマ画像を画像情報検出装置10によって検出す
る(ステップS11)。そして、このコマ画像の情報を検
出されたサイズ及び通し方向のデータに従って分類化
し、この分類データを所定の露光演算式に代入すること
によって露光量を求める(ステップS12)。焼付装置は
この決定された露光量で当該コマの露光を行ない(ステ
ップS13)、全てのコマについての焼付が終了するまで
上述のような焼付動作を繰り返す。
なお、上述では画像情報の特微量として特徴ある濃度パ
ターンの比較によって通し方向の判別を行なっている
が、特徴ある濃度値の数量又は個数、あるいは特徴ある
真数値のパターン,数量又は個数のいずれか、あるいは
上記各特徴の組合せ情報を用いても良い。
(発明の効果) 以上のようにこの発明方法によれば、原画フイルムの通
し方向に応じてイメージセンサの直交する画素列の検出
データを選択して演算処理するようにしているので、ネ
ガキャリア上でのエッジ検出情報により、いずれの通し
方向に対しても画像コマの検出及び所定位置への停止位
置決めを自動的に行なうことができ、簡易な構成によ
り、効率的で確実な写真処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を写真焼付装置に適用した場合の一例
を示す構成図、第2図(A)及び(B)は原画フイルム
の画素分割と記憶データとの対応関係の例を説明する
図、第3図(A)は焼付部の詳細構造を示す平面図、同
図(B)はその側面図、第4図(A)及び(B)はネガ
フイルムと画像情報との関係を示す図、第5図は画像コ
マの検出停止の動作例を示すフローチャート、第6図は
ネガキャリア部の状態を示す図、第7図はこの発明によ
る検出データの横通し,縦通しの切換えを説明するため
の図、第8図はイメージセンサによる通し方向及びサイ
ズの判別例を示すフローチャート、第9図(A)及び
(B)は通し方向の違いを示す検出データ図、第10図は
横通し,縦通しを説明するための図である。 2……ネガフイルム、3……フィルタ、4……光源、5,
12……レンズ系、6……ブラックシャッタ、7……写真
印画紙、8……光センサ、10……画像情報検出装置、30
……フイルム搬送装置、31……フイルム搬送路、32……
ネガキャリア、35……ネガドライブローラ、37……モー
タ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源で照明される原画フイルムを2次元イ
    メージセンサで受光し、前記原画フイルムからの透過光
    又は反射光を検出して演算処理することにより前記原画
    フイルムのコマ画像のエッジを検出し、前記エッジの検
    出情報により前記原画フイルムのサイズに対応した所定
    距離を搬送して停止する方法において、前記原画フイル
    ムの通し方向の情報によって前記イメージセンサの直交
    する画素列の検出データの利用領域を自動的に選択して
    演算処理することにより、前記エッジの検出を行なって
    前記原画フイルムの検出停止を行なうようにしたことを
    特徴とする画像コマの検出停止方法。
  2. 【請求項2】光源で照明される原画フイルムを2次元イ
    メージセンサで受光し、前記原画フイルムからの透過光
    又は反射光を検出して演算処理することにより前記原画
    フイルムのコマ画像のエッジを検出し、前記エッジの検
    出情報により前記原画フイルムのサイズに対応した所定
    距離を搬送して停止する方法において、前記2次元イメ
    ージセンサが受光する全領域の画像情報を画面分割され
    た画素毎に検出すると共に、前記検出値の特徴量を原画
    フイルムサイズ別、かつ通し方向別の格納情報と比較す
    ることによって前記原画フイルムのサイズ及び通し方向
    を判別し、判別された前記原画フイルムの通し方向の情
    報によって前記イメージセンサの直交する画素列の検出
    データの利用領域を自動的に選択して演算処理すること
    により、前記エッジの検出を行なって前記原画フイルム
    の検出停止を行なうようにしたことを特徴とする画像コ
    マの検出停止方法。
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