JPH07501302A - モジュール式膨張型支持構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 モジュール式膨張型支持構造体 光匪■分芳 この発明は、保護用詰め物に関し、特に、箱のような容器に収納された製品を保 護するために使用される詰め物に関するものである。前記容器および該容器に収 納される製品は、それぞれ、所定のサイズおよび形状を有するものである。

灸訓卑１遣 製造された後、最終的にエンドユーザに販売され該エンドユーザによって使用さ れる多くの製品は、前記エンドユーザが会社または個人であるかに関係無く、少 なくとも１回、その製造場所から、格納場所、消費場所または使用場所に輸送さ れなければならない。実際には、製品は、製造業者から、卸売業者、倉庫、小売 店、そして、最終的にエンドユーザに、というように数回輸送される必要がある 。もちろん、前記製品が損傷の無い状態でエンドユーザのもとに届くよう、輸送 および格納の間、前記製品を保護することが必要である。

輸送および格納の間に損傷し易い、例えば電気器具または電子器具などの製品を 保護するために極めて広く使用されている梱包方式は、厚紙製の箱と、製品と前 記箱の内壁との間に設けられる詰め物とを使用するものである。前記詰め物は、 前記厚紙製の箱に加わる衝撃が直接的に製品に加わらないよう、前記製品の四方 を包囲する前記箱から前記製品を離隔するものである。さらに、前記製品が前記 箱の中で動き回らないよう、前記詰め物は、前記製品を前記箱に対して固定し続 けるようなものが好ましい。前記製品を前記箱に対して固定し続けるためには、 前記製品が前記詰め物内にピッタリ収まり、且つ、前記詰め物が前記箱内でピッ タリ収まるようにする必要がある。

輸送および格納の間においては、梱包された製品に２種類の力が作用する。第１ に、前記厚紙製の箱は、極めて突然で激しく動くことになる。この突然で激しい 動きにより、前記箱は、加速的な力および減速的な力を受けることになる。これ により、前記箱の中の製品は前記箱と共に動くことになり、前記製品と箱との間 に緩衝部材が設けられていない場合、前記製品は、前記箱が受けるものと同じ加 速的な力および減速的な力を受けることになる。第２に、他の物体により前記箱 に衝撃力が加わる。

この場合でも、加速的な力が前記箱を通して製品に伝わり、前記製品を損傷から 保護するためには、前記加速的な力に対する緩衝を行う必要がある。

様々な輸送条件および格納条件の下で発生する力が製品に伝わらないようにする ためには、前記製品に対する衝撃力を一定時間にわたってゆっくりと滑らかに吸 収できるよう、相当程度変形するある種の詰め物を設ける必要がある。この詰め 物は、衝撃力が１００％前記製品に伝わらないよう、前記衝撃力のエネルギを分 散的に吸収する。その結果、より小さな力が、より長い時間にわたり伝わること になり、前記製品にはあまり大きな力が加わらず、該製品が損傷する可能性が少 なくなる。

友江共藷 ＰＩＶＥＲＴらに付与された米国特許第４，９０５．８３５号ニハ、相互に流体 連通した３つの膨張可能なりッションを有する可撓性で膨張可能な構造体からな る、膨張可能なりッション詰め物が開示されている。箱の中の製品を保護するた めに、前記構造体が２つ使用されている。一方の前記構造体は、底部と２つの対 向した側部とを構成し、他方の前記構造体は、頂部と他の２つの対向した側部と を構成している。この梱包用部材は、製品を箱の中にピッタリと詰めるのに必要 なサイズに膨張させられる。この梱包用部材は、サイズが固定されたものではな く、従って、各製品ごとに特有のものではない。

ＰＲＥＳＮＩＣＫに付与された米国特許第３，８８９，７４３号には、可撓性で 折りたたみ可能な袋構造体からなる膨張可能な梱包用絶縁物が開示されている。

前記袋構造体は、１対の可撓性で熱可塑性の袋からなり、一方の前記袋が他方の 前記袋の中に配置されている。前記１対の袋は、梱包用の物理的な絶縁物および 熱絶縁物となる“断熱空気層”を形成するよう、少なくとも部分的に膨張させら れる。

使用時において、前記膨張可能な絶縁物が箱の中に入れられた後、製品が前記絶 縁物内に入れられ、しかる後、前記絶縁物が膨張させられる。この絶縁物は、様 々なサイズの製品を収容可能であるので、各製品ごとに特有のものではない。

さらに、ＫＥＲＲに付与された米国特許第４．５５１．３７９号には、２つの並 列したシートの間に設けられた複数の連続通路として形成された膨張可能な梱包 材が開示されている。ここで、各前記通路は、隣接した通路と制限された流体連 通関係にある。前記複数の通路は、緩衝機能を果たすために膨張可能になってい る。この特許に開示された膨張可能な梱包材は、様々なサイズの製品を様々なサ イズの容器に詰めるために使用可能であり、故に、各製品ごとに特有のものでは ない。

さらに、Ｃ０ＬＶＩＮらに付与された米国特許第５．０３０．５０１号には、梱 包された品物を保護する詰め物として使用されるクッション構造体が開示されて いる。該クッション構造体は、複数のセル構造体が密閉接合されたシート材から なるものである。前記セル構造体は、相互に流体連通しているが、全体としては 、周囲環境から密閉されている。前記セルの間の制限された空気流は、前記構造 体に緩衝性を与える。

ｌ匪皇鷹Ｉ この発明は、厚紙製の箱のような外側の包装容器内に製品を位置決めして支持す るためのモジュール式支持構遺体を提供する。この発明に係るモジュール式支持 構造体は、複数のモジュールからなる。これらのモジュールは、別々に膨張可能 である。前記モジュールは１つの連続した部材として形成してよく、その場合、 該モジュールの膨張はブロー成形の際に行われる。代案として、前記モジュール は、膨張および収縮のために前記モジュールの内部へのアクセスを提供する着脱 自在のキヤ・ノブを有していてもよい。前記モジュールを梱包し、輸送し格納す るために、しばしば、前記モジュールは、完全なブロー成形サイズに対して相対 的に膨張していない減少サイズにされることがある。この場合、前記モジュール は、使用可能状態になるまで前記相対的に膨張していな０状態に維持される。典 型的には、前記モジュールの膨張は、該モジュールが包装容器内に入れられる直 ぐ前に、行われる。

好ましくは、前記モジュールは、ポリエチレンプラスチック製であり、最終形状 にブロー成形される。前記モジュールは、ポリプロピレン、ゴムなどのその他の プラスチック樹脂製であってもよい。しかし、その材料は可撓性であるので、前 記モジュールは、かなり平坦な形状に折りたたみ可能である。前記モジュールは 、膨張させられると、完全なサイズおよび形状になる。前記モジュールの形状お よび厚みは、梱包される製品のサイズおよび形状、ならびに、外側の包装容器の サイズおよび形状によって予め決定される。各モジュールの全体的なサイズは、 製品のどれ位の部分が前記モジュールと直接接触するのかに応じて、いかなる製 品および外側包装容器にも対応できるよう変化可能である。

もちろん、モジュール式支持構造体を構成するためには、前記モジュールは相互 に連結されなければならない。

この連結は、典型的にはフランジからなる連結部によって実現される。好ましく は、前記フランジは、１対の突出係止部材と、これと共働する１対の開口部とを 有する。

１つのフランジの前記係止部材は、隣接したモジュールのフランジの共働する開 口部に収容保持され、これにより、ワンタッチ式の連結手段が形成される。

また、前記モジュール式支持構造体のモジュール間を架橋することにより、モジ ュール同士を実際に互いに接することなしに相互連結する連結部材を使用しても よい。

この発明のモジュールは複数の隔室を有し、これら隔室は、前記隔室間における 空気流動を制限することによって、前記隔室間における空気による緩衝効果を実 現する制限された空気通路によって連結されている。このような制限された空気 通路を設けることは必要ではないが、前記モジュール式支持構造体の緩衝効果を 向上する。

所定の内部寸法を有する外側の包装容器内に、所定の外部寸法を有する製品を位 置決めして支持するモジュール式支持構造体が、ここに開示されている。このモ ジュール式支持構造体によると、少なくとも、製品および外側包装容器と組合わ せて使用されるために、前記支持構遺体は複数のモジュールを有し、各モジュー ルが、少なくとも部分的に膨張したエア袋と、該エア袋に取り付けられた連結部 とを有する。前記エア袋は、空気を取入れて保持する第１の隔室と、前記外側包 装容器の一部分内にピッタリと接触するようはめ込まれるようなサイズの外面と 、前記製品の一部を略収容できるようになった内側収容面を有する。前記モジュ ールが相互に連結されると、前記複数のモジュールの内向面の組合わせによって 、製品収容ソケットが形成される。この製品収容ソケットは、前記製品の前記所 定の外部寸法にフィツトするような形状となっており、前記エア袋の外面は、前 記外側包装容器の前記所定の内部寸法に略フィツトするような形状となっている 。

の簡　な脱Ｂ 図１は、４つの独立したモジュールからなるこの発明に係るモジュール式支持構 造体の斜視図、図２は、単一のモジュールを示す図１に類似した斜視図、 図３は、図２のモジュールの平面図、 図４は、図３のモジュールの断面図、 図５は、図２のモジュールの端面図、 図６は、図５のモジュールの一部拡大図、図７は、この発明に係るモジュール式 支持構造体の他の実施例の平面図であって、個々のモジュールを示す図、図８は 、この発明に係るモジュール式支持構造体の他の実施例の斜視図であって、単一 のモジュールを示す図、図９は、この発明のさらに他の実施例の側面図であって 、単一のモジュールを示す図、 図１０は、この発明に係るモジュール式支持構造体の他の実施例の平面図、 図１１は、この発明に係るモジュール式支持構造体のさらに他の実施例の断面図 である。

女ましい実施例の−細な説１ 図１は、４つのモジュールからなる、この発明のモジュール式支持構造体２０を 組み立てた状態を示す。この好ましい実施例において、各モジュール２２は、互 １．ｓｌ二同じものである。前記モジュール式支持構造体２０　ｉｌ、基本的に 、前記４つのモジュールの相対的な位置：こよって形成された十字形構造であり 、正方形の製品を収容するソケット２４（破線で示す）を有する。前記モジュー ル式支持構造体を構成する前記モジュールの相互連結、および、該構造体の作用 については、後で詳細に説明する。

図２、図３および図４は、単一のモジュール２２を示すものである。該モジュー ル２２は、第１の隔室３０゜第２の隔室３２およびフランジ３４を有する。前記 第１の隔室３０および第２の隔室３２は、膨張させられるエア袋を形成する。好 ましい且つ最も頻繁に使用される媒体は、空気である。所望の場合、六フッ化硫 黄のような他の膨張媒体が使用されてもよい。

前記第１の隔室３０は、３つの分離した外面をからなる第１の外面４０を有する 。これら３つの分離した外面は、包装容器の１つの角部に接するものであり、各 前記外面は、前記包装容器のいずれかの内面、すなわち、上面、底面または１つ の側面に接する。前記第２の隔室３２も、その底部に、前記包装容器の１つの内 面の一部に接する外面を有する。

さらに、前記第１の隔室３０および第２の隔室３２は、３つの分離した部分から なる内向面４４を有する。好ましい実施例において、これら３つの分離した部分 は、互いに直角であり、製品の同様な形状の角部を収容できるようになった角部 形状を形成している。前記第１の隔室３０には、長尺の切欠部４６が形成されて いる。この切欠部４６は、前記３つの角部のうちの１つの一部を収容するもので あり、製品のこれら３つの角部の頂点は、前記モジュール式支持構造体２０によ って支持される。これにより、前記角部および頂点の、前記第１の隔室３゜中へ の突入が防止される。

図４に最も明確に示されているように、前記第１の隔室３０および第２の隔室３ ２は、制限された空気通路４８を介して互いに流体連通関係にあるよう連結され ている。前記制限された空気通路４８が、ある特定の時間にわたって一方の前記 隔室から他方の前記隔室に移動する空気の量が制限されることにより、前記第１ の隔室３゜および第２の隔室３２は、互いに制限された流体連通関係にある。こ のように前記２つの隔室が互いに制限された流体連通関係にあるのは、いずれか の前記隔室が、突然のより大きな荷重または突然の衝撃力を受けた場合に、わず かに収縮して、緩衝効果を提供できるようにするためである。前記通路４８の直 径は、突然の衝撃または突然の荷重増加があった場合において、空気が、いずれ が一方の前記隔室を幾分変形させるのに十分速い速度はあるが、いずれか一方の 前記隔室実質的に萎んでしまって緩衝効果が不十分となる程度には速くない速度 で、前記隔室３０．３２間を流れるような直径になっている。

代案として、２方向弁、または、対向した２つの１方向弁が、前記隔室３０．３ ２間の空気流を制御するために使用されてもよい。

前記第１の隔室３０および第２の隔室３２は、該第２の隔室３２と流体連通し且 つその端部５２において前記モジュール２２の外部と選択的に流体連通ずる膨張 管５０を介して、膨張させられる。キャップ５４は、前記膨張管５０の前記端部 ５２に取り付けられており、前記第１の隔室３０および第２の隔室３２内の空気 が膨張管５０を介して洩れるのを阻止する。また、前記キャップ５４は、前記モ ジュール２２の製造後または使用後において前記エア袋を収縮させるため、およ び、前記エア袋を再充填し再密封するためにも使用される。実際、前記モジュー ル２２は、数回再使用可能であり、その都度収縮、膨張させることができる。も ちろん、前記モジュールは、最終的にリサイクル可能である。代案として、前記 膨張管５０の端部５２を通る空気流を制御するために、弁を使用してもよい。

さらに、前記膨張管５０は、スニップオフ（先を切り取った）ニップル状の永久 的に閉塞された端部を有するものでもよい。このような構成のモジュールは１つ の連続的な部材として形成可能であるが、この場合、前記モジュールの膨張はブ ロー成型の際に行われる。前記ニップルが取り外されるまで、前記モジュールは 、この完全膨張状態に維持される。

前記フランジ３４は、前記第２の隔室３２から外方に延出しており、少なくとも 部分的に、前記第２の隔室３２の内向面４４の一部と同一の面内に位置している 。該フランジ３４は、第１の部分５６と第２の部分５８とを有する。前記第１の 部分５６は、前記第２の部分５８より幾分上方に位置している。図５に示すよう に、前記第２の部分５８の」二面６０は、前記第１の部分５６の底面と略同じ高 さである。１対の突出係止部材６４は、前記第１の部分５６の底面から下方に突 出している。これらの係１」一部材６４は、前記第２の部分５８の共働する開口 部６６に挿入可能になっている。基本的に、この係止部材６４と開口部６６との 組合わせは、スナップ式のファスナーを構成する。共働する開口部６６によって 収容保持された単一の前記係止部材６４を示す図６から分るように、前記係止部 材６４の直径は、前記開口部６６の直径よりわずかに大きくなっており、このた め、前記係止部材６４は、共働する開口部６６内に保持される。前記モジュール ２２が相互に連結されるとき、１つの前記モジュールの第１の部分５６は、隣接 した前記モジュールの第２の部分５８の上に重なる。

前記フランジ３４における第１の部分５６の下方突出係止部材６４は、隣接した モジュール２２のフランジ３４の共働する開口部６６に挿入されて、保持される 。このようにして、図１に示すようなモジュール式支持構造体を形成するために 、個々の前記モジュール２２は相互連結される。

前記４つのモジュールが相互連結された状態を示す図１を再び参照する。符号Ａ が付されたモジュールは、そのフランジ３４Ａの第１の部分５６Ａが、符号及が 付された隣接したモジュールの第２の部分５８Ｂの上面に重なっており、第２の 部分５８Ａが、符号ｐが付されたモジュールの第１の部分５６Ｄの底面に重なっ ている。同様に、符号旦が付されたモジュールは、そのフランジ３４Ｂの第１の 部分５６Ｂが、符号ｐが付された隣接したモジュールの第２の部分５８Ｃの上面 に重なっており、第２の部分５８Ｂが、符号ρが付されたモジュールの第１の部 分５６Ｃの底面に重なっている。同様に、モジュのフランジに重なっており、モ ジュール旦のフランジ３４Ｄは、隣接したモジュール且、旦のフランジに重なっ ている。このようにして、前記４つのモジュールは、インターリーブ状に相互連 結されることにより、この発明のモジュール式支持構造体を構成している。これ ら４つの同様なモジュールの上記のような連結によって、正方形の製品収容ソケ ット２４が形成される。

この発明のモジュール式支持構造体は、通常、次のように使用される。典型的に は厚紙製の箱である包装容器は、その上部が開口した、詰め物および製品を収納 可能状態にされる。典型的には４つのモジュールからなるモジュール式支持構造 体は、その製品収容ソケット２４が上に向いた状態で、前記箱の底に置かれる。

次に、梱包すべき製品が、前記箱の中に入れられ、前記製品収容ソケット２４内 に載置される。前記モジュール２２は、前記製品収容ソケット２４が、そこに保 持されている製品と略同−サイズとなる、ようなサイズである。こうして、前記 製品は、適当にピッタリと保持される。次に、もう１つのモジュール式支持構造 体が、前記製品の上に置かれる。もちろん、この第２のモジュール式支持構造体 は、その製品収容ソケット２４が下方に向いた状態に配向される。こうして、前 記箱が閉塞される。

他の実施例が示されている図７において、モジュール７０は、延長フランジ７２ を有する。この延長フランジ７２は、２対の突出係止部材７４と、これと共働す る２対の開口部７６とを有する。８対の係止部材対７４は、いずれかの開口部対 ７６によって収容保持される。こうして、４つの前記モジュールを相互連結する ことによって形成される前記モジュール支持構造体のサイズは、１つのサイズに 制限されない。

この発明のさらに他の実施例を示す図８において、モジュール８０は、２つの係 止部材８２と、これと共働する３つの開口部８４とを有する。前記２つの係止部 材８る。このような開口部８４を有することによって、２サイズ゛以上のモジュ ール支持構造体を構成することができる。もちろん、所望の場合、４つ以上の開 口部８４を有することもできる。

この発明のさらに他の実施例を示す図９において、モジュール９０は、上記好ま しい実施例によるモジュールと同様に、第１の隔室９１と第２の隔室９２とを有 する。

第１のフランジ９３は、前記第１の隔室９１から第１の方向に外方に延出してお り、第２のフランジ９４は、前記第１の隔室９１から第２の方向に外方に延出し ている。

前記第１のフランジ９３は、同一直線上に整列した一連の突出係止部材９５を有 し、前記第２のフランジ９４は、前記係止部材９５を収容保持できるようになっ た同一直線上に整列した複数の開口部９６を有する。このモジュールの実施例は 、前記開口部９６の数が構成可能なモジュール式支持構造体のサイズの数を決定 し、正方形または矩形の支持構造体を構成するために使用可能である。

正方形または矩形の支持構造体が、構成可能である。さらに、前記第２の隔室９ ２から外方に延出する第１のフランジ９３および第２のフランジ９４を、上述の ように設けてもよい。

この発明のさらに他の実施例を示す図１０において、モジュール式支持構造体１ ００は、連結部材１０４によって相互連結された４つのモジュール１０２からな るものである。前記連結部材１０４は、好ましくは、中実、または、重量を軽減 するためにその中に開口を形成したプラスチック部材であり、前記４つのモジュ ール１０２の間を架橋している。前記モジュール１０２は、上記と同様な方法で 、前記連結部材１０４に連結されている。

前記モジュール１０２は、該モジュール１０２から上方に突出した係止部材１０ ６を有する。前記連結部材１０４は、前記モジュール１０２の突出係止部材１０ ６を収容保持する１対の開口部１０８を有する。このようにして、各前記モジュ ール１０２は前記連結部材１０４に固定され、４つのモジュール１０２のすべて が相互に固定される。さらに、前記モジュール１０２は、前記連結部材１０４の サイズおよび形状によって決定される、特定のサイズおよび形状を有する製品収 容ソケット１０９を形成する。この実施例の有利な特徴は、適当なサイズおよび 形状の連結部材１０４を使用することによって、事実上いかなるサイズおよび形 状の製品も収納可能になる、ということである。さらに、任意サイズの正方形ま たは矩形の製品収容ソケット１０９を構成するために、ただ１つのサイズおよび 形状のモジュール１０２で十分である。

この発明のさらに他の実施例を示す図１１において、モジュール１１０は、第２ の隔室１１２に横方向に形成されたスロット１１１を有する。連結部材１１３は 、前記スロット１１１中にスライドさせられる。前記スロット１１１の底面１１ ５の突起１１４は、前記連結部材１１３の孔１１６に突入する。こうして、前記 連結部材１１３は、前記突起１１４が前記孔１１６に突入することによって、前 記スロット１１１中に保持される。

さらに他の実施例において、円い製品を収容できるよう、モジュールの内向面は 湾曲していてもよく、また、連結部材は所望のいかなる形状であってもよい。

さらに他の実施例において、必要に応じて、互いに流体連通した３つ以上の隔室 が設けられてもよい。

ＦＩＧ、　Ｉ ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、７ ＦＩＧ、８ ＦＩＧ、１１ Ｆ工Ｇ、１０ フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＳＮ、　ＴＤ。

ＴＧ）、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３，ＦＩ。

ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、ＮＯ，ＰＬ、ＲＯ，ＲＵ、 ５Ｄ （７２）発明者　ウォルターズ、ブライアン・ジェーカナダ　エル０シー　１エ イチ０　オンタリオ、サンダーランド、アール・アール、ナンバー１　（番地な し）

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. １．外側の包装包容器内に製品を収納して支持するためのモジュール式支持構造 体であって、支持される前記製品が所定の外部寸法を有し、前記外側包装容器が 所定の内部寸法を有する隔室を形成しており、少なくとも、前記製品および外側 包装容器と組合わせて使用されるとき、前記構造体が、 相互に連結された複数のモジュールであって、各前記モジュールが、少なくとも 部分的に膨張したエア袋と、各対応するモジュールの前記エア袋に取り付けられ た連結部とを有する前記複数のモジュールを備え、各前記エア袋は、膨張気体を 取入れて保持する第１の隔室を有し、 各前記モジュールは、前記外側包装容器の前記所定の内部寸法の一部に対応する ような形状およびサイズの外面を有し、 各前記モジュールは、前記製品の前記所定の外部寸法の一部に対応するような形 状およびサイズの内向き収容面を有し、 前記複数のモジュールが、前記連結部によって分離可能に相互に連結されること によって、前記モジュール式支持構造体を構成しており、前記モジュール式支持 構造体が、前記複数のモジュールの内向面の組合わせによって形成された、所定 の形状の製品収容ソケットを有し、前記モジュールは、前記連結部同士が連結さ れていることによって、物理的に相互分離した状態に維持されており、前記複数 のモジュールが、各前記モジュールによって支持される荷重に関して、互いに独 立に作用することを特徴とするモジュール式支持構造体。
2. ２．各前記エア袋内に第２の隔室を備えた請求の範囲第１項に記載のモジュール 式支持構造体。
3. ３．前記第１の隔室および第２の隔室が、該第１の隔室と第２の隔室との間の空 気流動量を制限する空気制限通路によって連結されている請求の範囲第２項に記 載のモジュール式支持構造体。
4. ４．前記支持構造体の前記複数のモジュールが、略同じものである請求の範囲第 １項に記載のモジュール式支持構造体。
5. ５．各前記連結部が、突出係止部材と、該係止部材を収容し該係止部材と共働す る開口部とを有するフランジを備え、前記係止部材が、隣接した前記モジュール の開口部によって収容保持されている請求の範囲第１項に記載のモジュール式支 持構造体。
6. ６．各前記フランジが、略水平方向に配向されている請求の範囲第５項に記載の モジュール式支持構造体。
7. ７．前記複数のモジュールが、インターリーブ状態に接続されている請求の範囲 第５項に記載のモジュール式支持構造体。
8. ８．２つの前記係止部材、および、該係止部材と共働する２つの前記開口部が設 けられている請求の範囲第５項に記載のモジュール式支持構造体。
9. ９．３つの前記開口部が設けられている請求の範囲第５項に記載のモジュール式 支持構造体。
10. １０．十字形に相互連結された４つの前記モジュールからなる請求の範囲第１項 に記載のモジュール式支持構造体。
11. １１．様々なサイズのモジュール式支持構造体を構成するよう、前記複数のモジ ュール同士が、複数の位置で連結されるようにする手段を備えている請求の範囲 第１項に記載のモジュール式支持構造体。
12. １２．各前記モジュールが、各対応するエア袋を膨張および収縮させるための収 縮キャップを備えている請求の範囲第１項に記載のモジュール式支持構造体。
13. １３．各前記モジュールが、各対応するエア袋を収縮させるためのスップオフ・ ニップルを備えている請求の範囲第１項に記載のモジュール式支持構造体。
14. １４．各前記モジュールの前記連結部に連結されていて、前記モジュール間を架 橋連結する連結部材をさらに備えた請求の範囲第１項に記載のモジュール式支持 構造体。
15. １５．各前記連結部が、対応するモジュールの前記内向面の一体部分である請求 の範囲第１４項に記載のモジュール式支持構造体。
16. １６．各前記モジュールにスロットが形成されており、各前記スロットが前記連 結部材の一部を収容可能であり、各前記連結部が各前記モジュールの一体部分で ある請求の範囲第１４項に記載のモジュール式支持構造体。
17. １７．各前記連結部に連結されていて、前記モジュール間を架橋連結する連結部 材をさらに備えた請求の範囲第５項に記載のモジュール式支持構造体。