JPH0749917B2 - レ−ザ−源付きレトロフイツト型光学照準装置 - Google Patents

レ−ザ−源付きレトロフイツト型光学照準装置

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JPH0749917B2
JPH0749917B2 JP61209371A JP20937186A JPH0749917B2 JP H0749917 B2 JPH0749917 B2 JP H0749917B2 JP 61209371 A JP61209371 A JP 61209371A JP 20937186 A JP20937186 A JP 20937186A JP H0749917 B2 JPH0749917 B2 JP H0749917B2
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laser
optical system
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ルイス ニューガーテン マイケル
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イスラエル エアクラフト インダストリ−ズ リミテツド
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    • F41WEAPONS
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、射撃統制システムに関し、特にヘリコプター
等の砲塔における照準装置として用いて好適のレーザー
源付きレトロフィット型光学照準装置に関する。
[従来の技術] 通常のヘリコプター射撃統制システムにおいては、ヘリ
コプター射手用に光学照準装置が用いられている。一般
にTSU(Turret Sighting Unit:砲塔照準ユニット)と言
われているヒューズ・エアクラフト・カンパニー(Hugh
es Aircrafh Co.)によって製造された既存のM−65光
学照準(Clusher:クラスター)装置について具体的に述
べる。上部砲塔支持部上に重ね合わせて設けられたこの
装置の光学系の概略図を第8図に示す。
この第8図に示すように、図示しない下部砲塔部とこの
下部砲塔部を旋回可能に支持する上部砲塔部14とから砲
塔が構成されており、この砲塔に光学照準装置が装着さ
れている。
この光学照準装置においては、下部砲塔部の狭い視野の
対物レンズ34を通じて受光する外景の像を上部砲塔部14
へ導く主光学系1と、上部砲塔部14で上記像を主光学系
1から射手の目まで伝送するリレー光学系2とが図示し
ないジンバルを介してそなえられている。
なお、第8図において、符号3はアミチ(AMICI)プリ
ズム、4はカメラビームスプリッター、5は回転ダイク
ロイックウェッジ、6は主光学系1を構成するビームス
プリッターミラー、7は対物レンズ34用の検出器、8は
多重像プリズム、9は砲腔視線検査用ダイオード、20
A、26、28は、いずれも主光学系1を構成するもので、
それぞれ、偏向ミラー光学素子、ミラーであり、36は広
い視野の対物レンズ、48は窓を示している。
ところで、近年、レーザー距離計及び指示器が目標捕捉
及び武器発射において射手を手助けするために開発され
ており、上記レーザー距離計及び指示器を付設すべく、
第8図に示すような既存の光学照準装置をレトロフット
する試みに多くの努力が費やされている。
例えば、上記光学照準装置の下部の主光学系1の図示し
ないジンバル部(下部砲塔部内)にレーザー源やレーザ
ー距離計及び指示器を組入れて、上記装置をレトロフィ
ットすることが提案されている。
なお、本発明において、「レトロフィット(retrofi
t)」とは新しい改良を組み込むためになされる改造に
ついて言う。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、現在までに提案されたレトロフィットの
ための解決案では、レーザー源からの熱による障害等を
防止すべく、砲塔に多大な構造上の変更及び発射統制シ
ステムの実質的な再設計が必要であり、非常にコストが
かかるという問題点がある。
また、上述のように下部砲塔部内にレーザー源をそなえ
た場合、下部砲塔部内の各機器(特に電子機器)が、レ
ーザー源からの電磁波による障害を受けるという問題点
もある。
本発明は、上述のような問題点を解決しようとするもの
で、砲塔の旋回半径内及びその支持部に構造上の変更を
必要とせず、かつ射撃統制光学系に変更が必要とされる
にしてもほんのわずかとしながら、レーザー源からの熱
や電磁波よる障害を回避できるようにした、レーザー源
付きレトロフィット型光学照準装置を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] このため、本発明のレーザー源付きレトロフィット型光
学照準装置は、下部砲塔部と同下部砲塔部を旋回可能に
支持する上部砲塔部とから成る砲塔に装着された光学照
準装置において、上記下部砲塔部の対物レンズを通じて
受光する外景の像を多重像プリズムを含む光路およびミ
ラーを経由して第1の方向に沿い上記上部砲塔部へ導く
主光学系と、上記上部砲塔部で上記像を上記主光学系か
ら射手の目まで伝送するリレー光学系とをそなえ、上記
上部砲塔部にレーザー源が設けられるとともに、同レー
ザー源からのレーザービームを上記主光学系の光路の一
部に沿い上記第1の方向と反対の第2の方向に進むよう
に同レーザービームを偏向する第1のレーザービーム偏
向手段が設けられ、上記ミラーが、上記レーザービーム
偏向手段を経由したレーザービームの透過は許容するが
上記外景の像の光は反射させるダイクロイックミラーと
して形成され、同ダイクロイックミラーを透過したレー
ザービームを偏向させて上記多重線プリズムを含む光路
をバイパスさせながら上記対物レンズを含む光路に戻る
ようにさせる第2のレーザービーム偏向手段が設けられ
たことを特徴としている。
[作用] 上述の本発明のレーザー源付きレトロフィット型光学照
準装置では、レーザー源からのレーザービームは、第1
および第2のレーザービーム偏向手段により偏向され、
主光学系の光路に沿い第1の方向と反対の第2の方向に
向って進む。
[実施例] 以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1図(a)及び(b)は本発明の第1実施例としての
レーザー源付きレトロフィット型光学照準装置を示すも
ので、第1図(a)はそのレトロフィットTSUクラスタ
ーの概略光学系を示す模式的な斜視図、第1図(b)は
その上部砲塔支持部上に重ね合わせて設けられたレトロ
フィットTSUクラスターの部分概略光学系を示す模式的
な斜視図であり、第2,3図は本発明の第2実施例として
のレーザー源付きレトロフィット型光学照準装置を示す
もので、第2図ではそのレトロフィットTSUクラスター
の概略光学系を示す模式的な斜視図、第3図はその光学
系の要部を拡大して示す部分断面図であり、第4図は本
発明の第3実施例としてのレーザー源付きレトロフィッ
ト型光学照準装置におけるレトロフィットTSUクラスタ
ーの概略光学系を示す模式的な斜視図であり、第5図は
本発明の第4実施例としてのレーザー源付きレトロフィ
ット型光学照準装置におけるレトロフィットTSUクラス
ターの概略光学系を示す模式的な斜視図であり、第6図
は本発明の第5実施例としてのレーザー源付きレトロフ
ィット型光学照準装置におけるレトロフィットTSUクラ
スターの概略光学系を示す模式的な斜視図であり、第7
図は本発明の第6の実施例としてのレーザー源付きレト
ロフィット型光学照準装置におけるレトロフィットTSU
クラスターの概略光学系を示す模式的な斜視図である。
まず、本発明の第1実施例としてのレーザー源付きレト
ロフィット型光学照準装置を第1図(a)及び(b)を
参照して説明する。なお、本発明の実施例において、レ
トロフィットの対象となる光学照準装置は、第8図に示
すものと全く同様であり、第1図(a)及び(b)に示
すように、図示しない下部砲塔部の狭い視野の対物レン
ズ34を通して受光する外景の像を第1の方向(矢印22で
示す方向)に沿い上部砲塔部14へ導く主光学系1と、上
部砲塔部14で上記像を主光学系1から射手の目まで伝送
するリレー光学系2とが図示しないジンバルを介してそ
なえられている。
なお、図中、既述の符号と同じものは同様の部分を示し
ているので、その説明は省略する。
そして、この第1実施例においては、20ナノセコンドの
パルス長で1.06ミクロン、90ミリジュールのレーザービ
ームを放射するNdYAGレーザーを包含する、イスラエル
国、レホボットのイスラエル・エレクトロ−オプチカル
・インダストリー(IsraelElectro−Optical industr
y)によって製造されている装置のようなレーザー指示
器又はレーザー距離計のようなレーザー源10が、同レー
ザー源10を容易に保守・点検できるように取外し可能な
カバー(図示せず)の下にある上部砲塔部14内の上部砲
塔構成部12上に取付けられている。レーザー源10からの
レーザービームは、光学素子18を通過して主光学系1の
光路に沿い上記第1の方向と反対の第2の方向(矢印24
で示す方向)に進むように、適当なミラー又はプリズム
のような第1のレーザービーム偏向手段としての偏向素
子16によって偏向される。
光学素子18は、凹面,平面又は凸面を有する一枚又はそ
れ以上のレンズから構成される。なお、光学素子18は、
図示した位置よりむしろレーザー源10と偏向素子16との
間に置いてもよい。また、光学素子18を、その一方の部
分が図示したように即ち偏向素子16の下流側に設けら
れ、他方の部分がレーザー源10と偏向素子16との間に設
けられた二つの部分から構成することもできる。
次に、レーザービームは、レーザービームの進行方向
(矢印24の方向)と反対の方向(矢印22の方向)へ、主
光学系1の光路に沿って進む可視スペクトルの光を反射
しかつ上記レーザービームを通常減衰させずに通過させ
るダイクロイックミラー20に入射する。なお、第8図に
示す従来技術の装置においては、対応するミラー20Aは
幾分異なるマウンティングを有する通常の偏向ミラーで
あることを留意されたい。
ここで、ダイクロイックミラー20の右側(矢印22側)に
位置するリレー光学系2は、第8図に示す従来技術の装
置のものと実質的に同じであるので、矢印22で示す射手
の目に向う関連する光の一般的な方向を付記する以外は
ここでは説明を省略する。
次に、矢印24で示す第2の方向に進むレーザービーム
は、所望の出力のレーザーエネルギーを透過することが
できるように設計された被膜及び表面品質を有する以外
は従来技術の装置に組入れられているものと同様な一般
のリレーレンズである光学素子26を通過する。
光学素子26を通過した後、レーザービームは、レーザー
ビームにも適したミラー28によって偏向されるが、フリ
ップフロップミラー30に対してはレーザービームは透過
する。すなわち、ミラー30はレーザー源10からのレーザ
ービームを透過させるダイクロイックミラーとして構成
されており、適当なマウンティング構造が付与されてい
る。
この時点で、レーザービームは主光学系1の光路からは
ずれて、広い視野の対物レンズ36から狭い視野の対物レ
ンズ34を分離する壁内又はその近傍に位置するように配
設される負の屈折力の光学素子32を通過し、この通過に
よりレーザービームは下部砲塔部内で各機器に障害を与
えないように適宜のレベルに弱められる。この光学素子
32は、凹面と、凹面,平面又は凸面とを組み合わせて有
する一枚又はそれ以上のレンズから構成される。なお、
この光学素子32を省略してもよい。
光学素子32から、レーザービームは狭い視野の対物レン
ズ34の光路と交差し、ミラー又はプリズムのような偏向
素子38によって偏向されてから、負の屈折力を有する光
学素子40を通過する。この光学素子40は、凹面と、凹
面,平面又は凸面とを組み合わせて有する一枚又はそれ
以上のレンズから構成される。次に、レーザービーム
は、ミラー又はプリズム等から成る連続する偏向素子42
及び44によって偏向される。なお、これらの2つの偏向
素子42、44を単一の偏向素子として合体させることもで
きる。
一方、ダイクロイックミラー46が偏向素子44に隣接して
おり、偏向素子44を通過したレーザービームは、他の全
ての放射光を反射するダイクロイックミラー46を通過す
る。
なお、光学素子40を、第1図(a)に示した位置の代り
に偏向素子42と偏向素子44との間に設けることもでき
る。また、光学素子40の代りに、複数の光学素子を、光
学素子32と偏向素子38との間、偏向素子38と偏向素子42
との間及び偏向素子44とダイクロイックミラー46との間
にそれぞれ設けることもできる。
レーザー源10からのレーザービームは偏向素子44から狭
い視野の対物レンズ34及び窓48を通過して所定の目標に
進む。対物レンズ34及び窓48は必要な出力のレーザービ
ームが通過するのに適するように設計されている。
そして、検出器の形式の図示しないレーザービームレシ
ーバーが、レーザー源10の位置又は対物レンズ34の焦平
面内のいずれかに設けられていて、同レシーバーが目標
物から反射したレーザービームを常に検出するように、
照準装置を設定することにより、目標物の捕捉が正確に
行なわれるようになる。
なお、上記レーザービームレシーバーとして、対物レン
ズ34用の検出器7を用いることもできる。
上述のように、本発明の第1実施例によれば、レーザー
源10を上部砲塔部14上にそなえるとともに、偏向素子1
6、38、42、44及びダイクロイックミラー30等から成る
レーザービーム偏向手段を設けることにより、砲塔の旋
回半径内及びその支持部に構造上の変更を必要とするこ
となく、極めて容易に且つ低コストで既存の光学照準装
置のレトロフィットが行なわれるのである。
また、レーザー源10は上部砲塔部14にそなえられている
ため、レーザー源10から、各機器の微妙な特性のために
冷却の困難な下部砲塔部への熱の発散が防止され、各機
器の熱による障害の発生が確実に防止される。特に下部
砲塔部内の光路に沿って介装される重像プリズム8は、
熱による障害を受けやすいが、本実施例ではダイクロイ
ックミラー30を透過したレーザービームを、第2のレー
ザービーム偏向手段38,42,44で偏向させることにより、
多重像プリズム8を含む光路を通らないようにバイパス
させているので、同プリズム8をレーザービームの発熱
作用で損傷させることがなく、同プリズム8の保護が一
層手厚く行なわれるのである。また、本実施例のよう
に、レーザー源10を上部砲塔部に設けることにより、レ
ーザー源10は下部砲塔部を開けることなく保守可能であ
るほか、下部砲塔部に設けられた各機器がレーザー源10
による電磁及び電波障害から保護される。
さらに、本実施例によれば、ジンバルが負荷を負うこと
がないほか、レーザー源10と既存の砲腔視線検査装置を
用いる直視光学系/ゴニオメーターとの間で飛行中の砲
腔視線検査が可能となる。
次に、第2、3図により本発明の第2実施例としてのレ
ーザー源付きレトロフィット型光学照準装置について説
明すると、この第2実施例では、光学素子18A及び26の
配置及び構造が第1実施例のものと異なっている。この
第2実施例において、光学素子18Aは、レーザービーム
の強さを適宜のレベルに弱めるため、負の屈折力を有し
ている。光学素子18Aは、凹面と、凹面,平面又は凸面
とを組み合わせて有する一枚又はそれ以上のレンズから
構成される。光学素子18Aは、第3図に示すように、切
り欠かれ、ダイクロイックミラー20にできる限り近くそ
れを置くことができるように光軸をずらして設けられて
いる。
この第2実施例では、上記の光学素子18A以外の部分は
第1実施例の装置と実質的に同じであり、第1実施例と
同様の作用効果が得られるほか、この第2実施例では、
光学素子18Aが負の屈折力を有するように構成したの
で、光学素子26に第1実施例のような被膜等を施す必要
がなくなり、構造に対して改良を施す必要がなくなっ
て、さらにコストを削減できるという利点がある。
次に、第4図により、本発明の第3実施例としてのレー
ザー源付きレトロフィット型光学照準装置について説明
すると、この第3実施例では、ホログラフィック素子50
が、ダイクロイックミラー20と光学素子26との間に介装
され、本実施例の光学照準装置の機能を低下させないよ
うにレーザービームだけに負のレンズとして作用し、他
の波長の光には作用しないようになっている。ここで、
ホログラフィック素子は、ホログラフィを利用した光学
素子であって、回折格子としての構造をもっており、レ
ンズと同様に光の波面を変換するものである。この装置
の上記以外の部分は第1実施例の装置と実質的に同じで
あり、この第3実施例においても、第1実施例と同様の
作用効果が得られるほか、第2実施例と同様に、光学素
子26に改良を加える必要がなくなる。
次に、第5図により本発明の第4実施例としてのレーザ
ー源付きレトロフィット型光学照準装置について説明す
ると、この第4実施例では、ダイクロイックミラー52
が、ダイクロイックミラー6と対物レンズ34との間の既
存の光路に配置されている。このミラー52は、光学素子
32を経て受光されるレーザービームのほとんど全てを反
射し、このレーザービームを狭い視野の対物レンズ34及
び窓48に誘導する。少量、即ち、約0.5〜1%のレーザ
ービームはこのミラー52を通過して、対物レンズ34の焦
平面内等に置かれたレーザービームレシーバー等に誘導
されうる。
この第4実施例において、素子38、40、42、44は省略さ
れている。この装置の上記以外の部分は第1実施例のも
のと同じであり、第1実施例と同様の作用効果が得られ
る。さらに、この第4実施例によれば、比較的大きな拡
がり角のレーザービームが使用可能である用途、又は極
端に狭い拡がり角の未処理のレーザービームを放射する
レーザー源が使用される用途に適しているほか、レトロ
フィットに際して、素子38、40、42、44が不要であるた
め、コストの大幅な削減が可能となる。
次に、第6図により本発明の第5実施例としてのレーザ
ー源付きレトロフィット型光学照準装置について説明す
ると、この第5実施例では、光学素子18A及びダイクロ
イックミラー20は第3図(第2実施例)に示すように構
成されているが、ダイクロイックミラー46及び52、対物
レンズ34及び窓48から成るレーザービームの光路の終端
部は第5図(第4実施例)に示すように構成されてい
る。従って、この第5実施例によれば、第1、第2およ
び第4実施例による作用効果を合わせもつ。
さらに、第7図により、本発明の第6実施例としてのレ
ーザー源付きレトロフィット型光学照準装置について説
明すると、この第6実施例では、レーザー源10,偏向素
子16,光学素子18,ダイクロイックミラー20,ホログラフ
ィック素子50及び光学素子26が第4図に示す第3実施例
に従って構成されているが、ダイクロイックミラー46及
び52、対物レンズ34及び窓48は第5図(第4実施例)に
示すように構成されている。従って、この第5実施例よ
れば、第1、第3および第4実施例よる作用効果を合わ
せもつ。
なお、本発明の範囲が、上記詳細に図示、説明してきた
ものに限定されないことは当業者に明らかである。即
ち、本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定
される。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明のレーザー源付きレトロフ
ィット型光学照準装置によれば、次のような効果が得ら
れる。
(1)下部砲塔部の旋回半径内及びその支持部に構造上
の変更を必要とすることなく、極めて容易に且つ低コス
トで既存の光学照準装置のレトロフィットが行なわれ
る。
(2)上部砲塔部にレーザー源10がそなえられているの
で、下部砲塔部への熱の発散が防止され、下部砲塔部内
の各機器の熱による障害の発生が防止されるだけでな
く、レーザー源10を、下部砲塔部を開けることなく保守
・点検できるほか、さらに、下部砲塔部に設けられた各
機器がレーザー源10によって発生される電磁及び電波障
害から保護されるようになる。
(3)狭隘な下部砲塔部内の光路に沿って介装される多
重像プリズム8は、熱による障害を受けやすいが、本発
明ではダイクロイックミラー30を透過したレーザービー
ムを、第2のレーザービーム偏向手段38,42,44,52で偏
向させることにより、多重像プリズム8を含む光路を通
らないようにバイパスさせているので、同プリズム8を
レーザービームの発熱作用で損傷させることがなく、同
プリズム8の保護が一層手厚く行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の第1実施例としてのレ
ーザー源付きレトロフィット型光学照準装置を示すもの
で、第1図(a)はそのレトロフィットTSUクラスター
の概略光学系を示す模式的な斜視図、第1図(b)はそ
の上部砲塔支持部上に重ね合わせて設けられたレトロフ
ィットTSUクラスターの部分概略光学系を示す模式的な
斜視図であり、第2,3図は本発明の第2実施例としての
レーザー源付きレトロフィット型光学照準装置を示すも
ので、第2図はそのレトロフィットTSUクラスターの概
略光学系を示す模式的な斜視図、第3図はその光学系の
要部を拡大して示す部分断面図であり、第4図は本発明
の第3実施例としてのレーザー源付きレトロフィット型
光学照準装置におけるレトロフィットTSUクラスターの
概略光学系を示す模式的な斜視図であり、第5図は本発
明の第4実施例としてのレーザー源付きレトロフィット
型光学照準装置におけるレトロフィットTSUクラスター
の概略光学系を示す模式的な斜視図であり、第6図は本
発明の第5実施例としてのレーザー源付きレトロフィッ
ト型光学照準装置におけるレトロフィットTSUクラスタ
ーの概略光学系を示す模式的な斜視図であり、第7図は
本発明の第6の実施例としてのレーザー源付きレトロフ
ィット型光学照準装置におけるレトロフィットTSUクラ
スターの概略光学系を示す模式的な斜視図であり、第8
図は砲塔支持部上に重ね合わせて設けられた従来技術と
してのTSUクラスターの概略光学系を示す模式的な斜視
図である。 1……主光学系、2……リレー光学系、3……アミチプ
リズム、4……カメラビームスプリッター、5……回転
ダイクロイックウェッジ、6……ビームスプリッターミ
ラー、7……検出器、8……多重像プリズム、9……砲
腔視線検査用ダイオード、10……レーザー源、12……上
部砲塔構成部、14……上部砲塔部、16……レーザービー
ム偏向手段としての偏向素子、18……光学素子、18A…
…負の屈折力の光学素子、20……ダイクロイックミラ
ー、22……第1の方向を示す矢印、24……第2の方向を
示す矢印、26……光学素子、28……ミラー、30……フリ
ップ−フロップミラー、32……負の屈折力の光学素子、
34……狭い視野の対物レンズ、36……広い視野の対物レ
ンズ、38……偏向素子、40……ダイクロイックミラー、
42、44……偏向素子、46……ダイクロイックミラー、48
……窓、50……ホログラフィック素子、52……ダイクロ
イックミラー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部砲塔部と同下部砲塔部を旋回可能に支
    持する上部砲塔部とから成る砲塔に装着された光学照準
    装置において、上記下部砲塔部の対物レンズ(34)を通
    じて受光する外景の像を多重像プリズム(8)を含む光
    路およびミラー(30)を経由して第1の方向(22)に沿
    い上記上部砲塔部へ導く主光学系(1)と、上記上部砲
    塔部で上記像を上記主光学系(1)から射手の目まで伝
    送するリレー光学系(2)とをそなえ、上記上部砲塔部
    にレーザー源(10)が設けられるとともに、同レーザー
    源(10)からのレーザービームを上記主光学系(1)の
    光路の一部に沿い上記第1の方向(22)と反対の第2の
    方向(24)に進むように同レーザービームを偏向する第
    1のレーザービーム偏向手段(16,28)が設けられ、上
    記ミラー(30)が、上記レーザービーム偏向手段(16,2
    8)を経由したレーザービームの透過は許容するが上記
    外景の像の光は反射させるダイクロイックミラーとして
    形成され、同ダイクロイックミラー(30)を透過したレ
    ーザービームを偏向させて上記多重像プリズム(8)を
    含む光路をバイパスさせながら上記対物レンズ(34)を
    含む光路に戻るようにさせる第2のレーザービーム偏向
    手段(38,42,44,52)が設けられたことを特徴とする、
    レーザー源付きレトロフィット型光学照準装置。
  2. 【請求項2】上記対物レンズ(34)が狭い視野をもつよ
    うに形成され、かつ上記第2のレーザービーム偏向手段
    (38,42,44,52)が上記レーザー源(10)からのレーザ
    ービームを上記の狭い視野の対物レンズ(34)を通過さ
    せる手段を包含する、特許請求の範囲第1項に記載のレ
    ーザー源付きレトロフィット型光学照準装置。
  3. 【請求項3】上記の狭い視野をもつ対物レンズ(34)と
    は別個に外景の像を広い視野で導く第2の対物レンズ
    (36)が、上記主光学系(1)に接続された、特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載のレーザー源付きレト
    ロフィット型光学照準装置。
  4. 【請求項4】上記第1のレーザービーム偏向手段(16,2
    8)が、上記光路に進入する前の上記レーザー源(10)
    からのレーザービームを途中で部分的に遮断するように
    上記光路に対して光軸をずらして設けられた負の屈折力
    の光学素子(18A)を包含する、特許請求の範囲第1項
    から第3項までのいずれか一つに記載のレーザー源付き
    レトロフィット型光学照準装置。
  5. 【請求項5】上記第1のレーザービーム偏向手段(16,2
    8)が、上記レーザービームに対してだけ負の屈折力を
    有するように上記光路に沿って配置されたホログラフィ
    ック素子(50)を包含する、特許請求の範囲第1項から
    第3項までのいずれか一つに記載のレーザー源付きレト
    ロフィット型光学照準装置。
JP61209371A 1985-09-09 1986-09-05 レ−ザ−源付きレトロフイツト型光学照準装置 Expired - Lifetime JPH0749917B2 (ja)

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