JPH0749368Y2 - 平板の厚み測定装置 - Google Patents

平板の厚み測定装置

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JPH0749368Y2
JPH0749368Y2 JP1991100807U JP10080791U JPH0749368Y2 JP H0749368 Y2 JPH0749368 Y2 JP H0749368Y2 JP 1991100807 U JP1991100807 U JP 1991100807U JP 10080791 U JP10080791 U JP 10080791U JP H0749368 Y2 JPH0749368 Y2 JP H0749368Y2
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JP
Japan
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measuring
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flat plate
anvil
frame
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JP1991100807U
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JPH0612903U (ja
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晃 山野
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は平板の厚み、例えばガラ
ス板を少なくとも2点同時に測定することができる装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】厚みを測定する手段としては、機械的、
電気磁気的、光学的等の各種手段があるが、簡易な機械
的手段の構成で平板の厚みを測定する装置として、例え
ば実開昭61−1101号公報には、チャンネル形フレ
ームと、前記フレームの一方の内壁に取付られた曲面を
有するアンビルと、前記内壁に対向する前記フレームの
他方の内壁に突出させたマイクロメーターヘッドとを含
む肉厚測定用マイクロメータが開示され、また実開昭6
4−2101号公報には、一対の測定レバーを支点ピン
により軸支し、前記測定レバーによる測定変位量をダイ
ヤルゲージ部に組み込んだ渦電流式変位センサにより検
出して、その検出量を電圧に変換してデジタル表示器に
出力するデジタル表示式キヤリパケージが開示され、さ
らに実開昭63−38003号公報には、フレーム、こ
のフレームの下方部分に取り付けられたアンビル、この
アンビルにスピンドルを対向させた状態で該フレームの
上方部分に取り付けられたダイヤルゲージまたはデジマ
チックインジケーターを備えた平板の厚さ測定装置にお
いて、前記フレームの上方部分に取り付けられ、前記ス
ピンドルの軸線方向に移動可能な押え部材を有する平板
押圧装置を含む平板の厚さ測定装置が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】実開昭61−110
1号公報のマイクロメーターでは、ラチェットを逆回転
して測定子の間隔を開き、該間隔の所へ被測定の平板を
挿入、続いてラチェットを定圧装置の動くまで正回転せ
しめるため、定圧装置付きラチェットハンドルであって
も測定圧が変化し、2〜3ミクロンの計測誤差が生じ、
測定個所も1点のみで加えてハンドルの正逆回転による
操作時間等、能率が悪いという欠点を要し、実開昭64
−2101号公報のものは、前者の回転に代わりレバー
式のため能率は大幅に向上するが、被測定物の表裏面と
測定レバーの先端とが垂直に当接しなければ誤差が生じ
やすく、取扱者による測定エラーが発生、さらにその測
定も一点づつのみという欠点を有し、実開昭63−38
003号公報のものは、中心の測定子の周りに3点のシ
ェル測定子を設けた押え部材によって、測定子が平板面
に対して垂直に当接するように工夫されているが、平板
が例えば極薄いガラス板のようなものでは強制的に押え
て直角を出すと破損する恐れが考えられ、またその測定
も一個所のみという欠点があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本考案はかかる問題点
に鑑みてなしたもので、ヒューマンエラーが無く、平板
の板厚計測を複数点同時に測定することができる装置の
提供を目的として、基台に立設するスタンドにシャフト
を介して装着するフレームの下方部分にアンビルを設
け、該アンビルにスピンドル端の測定子を対向させた状
態で前記フレームの上方部分にデジマチックインジケー
タを配設し、該スピンドルの往復動をレリーズで可動作
せしめる平板の厚み測定装置において、該測定装置を少
なくとも2台配設し、前記基台上に前記フレームに対
、かつ上面を傾斜させ前記スピンドルの往復動方向と
垂直となるようにさせて設けた測定台と、前記一対の
リーズを同時に作動せしめるカム部とから構成してなる
ことを特徴とする平板の厚み測定装置を提供する。
【0005】
【作用】スピンドルに設けた測定子の往動をカム機構を
設けたカム部の往動操作で一対のレリーズを同時に作動
させ、測定台に載置した平板の先端端縁を開口するアン
ビルと測定子間に挿入し、カム部の復動操作によりスピ
ンドルはデジマチックインジケータに組み込まれたバネ
により復動、測定子の閉口により平板を押圧してスピン
ドルは停止しその位置での厚みを表示する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本考案による装置の全体組立斜視図
を示し、図2はカム部を説明する内部断面図、図3は被
測定板を載置の装置の一部を切欠した組立側面図を示
す。
【0007】基台1には、その上面に立設したスタンド
2、2間に架設するシャフト3を介して下方部分に凹レ
ンズ測定用として市販されているアンビル4(被測定物
との接触部が球面形状で点接触する)を装着した一対の
株式会社ミツトヨ製型式7313のフレーム5、5
設し、該各フレームの上方部分に前記アンビル4にスピ
ンドル6端の測定子7を対向させた状態で表示盤8やセ
ットボタン9を配設する株式会社ミツトヨ製543シリ
ーズ(ID)デジマチックインジケータ10、10を設
け、該フレームに対向させた位置に、かつアンビル4と
測定子7とを結ぶ延長線、すなわちスピンドル6の軸線
ガラス板測定面とが直角で、さらに該アンビルの上端
より極僅かに低く平面に敷設した測定台13と、前記デ
ジマチックインジケータ10に装着するスピンドル6の
軸線に沿った往復動を操作せしめる箱状のカム部14と
を設けるが、該カム部の内部には操作用のレバー15を
設けカム軸16を軸芯として回動せしめる楕円状の輪郭
曲線を設けた円板カム17と、該円板カムの回動を助長
する滑動板18を介してその輪郭曲線端面とロッド19
で当接し従節運動する一対のレリーズ20とを連結配設
し、該レリーズの他端は前記デジマチックインジケータ
10の所定の接続孔に各々を接続すればガラス板11の
厚み測定装置21となり、測定台13の上平面にはガラ
ス板11の表面保護を目的とて3mmのネオプレー
ンゴム板12を敷設し、かつその上平面は基台1に対し
て約20度の傾斜角度を設けてアンビル4と測定子7と
の開口間へガラス板11の端縁を挿入出せしめる作業を
容易とし、スピンドル6の往復動、すなわちその軌跡も
測定台13と同様に20度傾けるようにフレーム5、5
の装着を傾け、ガラス板11を挟持するアンビル4と測
定子7との軸線は該ガラス板に対して常に直角となる。
【0008】以下、本考案の作用を説明する。デジマチ
ックインジケータ10、10の表示盤8を手前に向けて
図示されない机上に設置した厚み測定装置21は、まず
セットボタン9を押して表示盤8の零点を設定確認後、
カム部14のレバー15を前方、すなわち図2に示す矢
印方向に押し倒すと円板カム17はカム軸16を軸とし
て約1/4回転し、滑動板18を介して円板カム17の
端面と当接する一対のロッド19端は押圧せしめられ、
該ロッド、すなわちレリーズ20でデジマチックインジ
ケータ10と接続するロッド19の他端は、該デジマチ
ックインジケータ内部に装着する図示されないスピンド
ルに固着する座を押し上げ、スピンドル6の往動により
アンビル4と当接状態にある測定子7を離間せしめる。
【0009】アンビル4と測定子7とが離間して一斉に
開口した状態において、測定台13上にガラス板11を
載置しその先端端縁を開口した前記アンビル4上に挿入
し、レバー15を反矢印側の手前に引き倒すと回転する
円板カム17の輪郭曲線に沿ってレリーズ20のロッド
19も追動し、図示されない前記スピンドル座を押し上
げるロッド19の押圧解除によりデジマチックインジケ
ータ10に内蔵の図示されないスプリングが作動してス
ピンドル6をアンビル4方向に復動せしめ、測定子7は
ガラス板11面を押圧して下降停止しすれば該スピンド
ルの停止位置をデジマチックインジケータ10、10の
各表示盤8にガラス板11の板厚数値として同時に表示
し、その値は凹レンズ用のアンビル4とガラス板11面
に垂直に圧接する測定子7と、スピンドル6の押圧を測
定器内蔵のスプリング圧としたことにより計測誤差がな
く常に正確で、ヒューマンエラーも皆無である。
【0010】数値を読み取りその後レバー15を倒して
測定子7を上昇させガラス板11を取り出せば、次に測
定するガラス板11を測定台13上に載置し、引き続き
前記操作の繰り返しをおこなう。
【0011】レバー15の作動を電気式や脚踏み式にす
ることも可能であることは言うまでもなく、また一対の
レリーズ20で2点測定を行う構成であるが、カム部に
代えてピストン方式で複数本のレリーズ20を一斉に押
圧すれば、複数点の測定を同時に行うこともできる。
【0012】
【考案の効果】本考案は、簡易な機構のカム部を設けて
平板の板厚測定を1回の往復動レバー操作で同時に複数
点を計測し、その測定値は測定圧変化の解消及びアンビ
および測定子のガラス板測定面との圧接角度を垂直と
、アンビルおよび測定子の先端形状を凸状で球面形状
として点接触するようにしたことにより計測誤差は皆無
となり、操作も迅速に行え、作業の省力化を図る等その
効果は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による装置の全体組立斜視図を示す。
【図2】カム部を説明する内部断面図。
【図3】ガラス板を載置し装置の一部を切欠した組立側
面図を示す。
【符号の説明】
1・・・基台 2・・・スタンド 3・・・シャフト 4・・・アンビル 5・・・フレーム 6・・・スピンドル 7・・・測定子 10・・・デジマチックインジケータ 13・・・測定台 14・・・カム部 20・・・レリーズ 21・・・測定装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台に立設するスタンドにシャフトを介し
    て装着するフレームの下方部分にアンビルを設け、該ア
    ンビルにスピンドル端の測定子を対向させた状態で前記
    フレームの上方部分にデジマチックインジケータを配設
    し、該スピンドルの往復動をレリーズで可動作せしめる
    平板の厚み測定装置において、該測定装置を少なくとも
    2台配設し、前記基台上に前記フレームに対向、かつ上
    面を傾斜させ前記スピンドルの往復動方向と垂直となる
    ようにさせて設けた測定台と、前記一対のレリーズを同
    時に作動せしめるカム部とから構成してなることを特徴
    とする平板の厚み測定装置。
JP1991100807U 1991-12-06 1991-12-06 平板の厚み測定装置 Expired - Lifetime JPH0749368Y2 (ja)

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JPH0612903U JPH0612903U (ja) 1994-02-18
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JPS59134251A (ja) * 1983-01-21 1984-08-01 積水化学工業株式会社 建物の構築方法
JPS6013900A (ja) * 1983-07-05 1985-01-24 山陰酸素工業株式会社 皮革の造形方法
JPH01227908A (ja) * 1988-03-08 1989-09-12 Mitsubishi Paper Mills Ltd 電気絶縁板の厚さ測定装置

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