JPH0747929A - ワイパー用リンク機構のピボットジョイント - Google Patents

ワイパー用リンク機構のピボットジョイント

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JPH0747929A
JPH0747929A JP6025778A JP2577894A JPH0747929A JP H0747929 A JPH0747929 A JP H0747929A JP 6025778 A JP6025778 A JP 6025778A JP 2577894 A JP2577894 A JP 2577894A JP H0747929 A JPH0747929 A JP H0747929A
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JP
Japan
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pivot joint
joint according
annular seal
female member
female
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Pending
Application number
JP6025778A
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English (en)
Inventor
Ian Shepherd
シェファード イアン
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NISSAN YOOROPIAN TECHNOL CENTE
NISSAN YOOROPIAN TECHNOL CENTER Ltd
Nissan Technical Centre Europe Ltd
Original Assignee
NISSAN YOOROPIAN TECHNOL CENTE
NISSAN YOOROPIAN TECHNOL CENTER Ltd
Nissan Technical Centre Europe Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NISSAN YOOROPIAN TECHNOL CENTE, NISSAN YOOROPIAN TECHNOL CENTER Ltd, Nissan Technical Centre Europe Ltd filed Critical NISSAN YOOROPIAN TECHNOL CENTE
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/06Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
    • B60S1/16Means for transmitting drive
    • B60S1/18Means for transmitting drive mechanically
    • B60S1/24Means for transmitting drive mechanically by rotary cranks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0604Construction of the male part
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0666Sealing means between the socket and the inner member shaft
    • F16C11/0671Sealing means between the socket and the inner member shaft allowing operative relative movement of joint parts due to flexing of the sealing means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
    • F16C2326/01Parts of vehicles in general
    • F16C2326/09Windscreen wipers, e.g. pivots therefore

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピボットジョイント28内部への雨水の侵入
を防止し、作動音の増大を抑制する。 【構成】 雄部材であるボール部材41と雌部材である
キャップ51とが、旋回可能かつ揺動可能に嵌合してお
り、環状シール部材61が両者に密接している。キャッ
プ51には、テーパ面56と外周延長部57とからなる
環状のシール面が形成されており、揺動時に、環状シー
ル部材61が湾曲したシール面に沿って摺動し、シール
状態を維持するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ピボットジョイン
ト、特に自動車のワイパー用リンク機構に用いられるピ
ボットジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントウインドには、適宜な
リンク機構を介して電動モータにより駆動されるワイパ
ーが設けられている。また、同様のワイパーが、リヤウ
インドやヘッドライト等に対して設けられる場合もあ
る。このようなワイパーにおいて、電動モータやリンク
機構のために利用できるスペースは非常に限定されてお
り、従って、リンク機構の複数のピボット軸を同一平面
上で平行に確保することは困難である。そのため、互い
に相対的に揺動可能な2つの部分からなるピボットジョ
イントを設ける必要がある。
【0003】図1および図2は、ワイパー用リンク機構
において、アーム1とアーム2との間に設けられた従来
の揺動型ピボットジョイントを示している。このピボッ
トジョイントは、ボールジョイントからなり、一方のア
ーム1に固定されるとともにピボット軸4を有する雄部
材であるボール部3と、他方のアーム2に固定されると
ともに中心点7を中心として揺動可能な雌部材であるキ
ャップ6とを備えている。ボール部3とキャップ6との
間の密閉された空間8内にはグリスが充填されている。
キャップ6の円筒部11には、断面略C字状をなす環状
シール部材9が密に嵌合している。シール部材9は弾性
変形可能であり、アーム1,2の間で圧縮されていると
ともに、キャップ6がピボット軸4を中心に旋回する際
に、自由端部12がアーム1の表面に摺動するようにな
っている。キャップ6を予め圧縮状態としておくことに
より、キャップ6が中心点7を中心として揺動した際に
も、自由端部12とアーム1との密接状態が維持され
る。シール部材9は、ボール部3とキャップ6との接触
面の摩耗の原因となる異物の侵入を防止するとともに、
グリスの漏洩を防止する、という目的を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述したボール
ジョイントは、特に問題のないものと考えられていた。
しかしながら、このようなボールジョイントを用いたワ
イパー用リンク機構を長時間試験すると、リンク機構の
動作に伴う騒音が徐々に増大するという欠点があった。
そして、この試験に用いたボールジョイントを検査した
結果、騒音の原因は、グリスによる潤滑の悪化にあるこ
とが判明した。
【0005】すなわち、従来のシール構造では、ボール
ジョイント内への水分の侵入を十分に防止することがで
きず、この水分が品質を劣化させ、かつグリスを徐々に
洗い流してしまうのである。図2に示すように、キャッ
プ6が揺動している状態では、シール部材9の一部が大
きく圧縮される結果、該シール部材9の反対側の部分が
必要なだけ伸長することができなくなり、自由端部12
とアーム1との密接状態が部分的に失われてしまう(図
2にはこの状態を誇張して示してある)。ワイパーを動
作させるときには当然周囲に雨水が存在するので、この
雨水がシール部材9の内側に周期的に侵入し得るように
なる。この問題は、アーム1とキャップ6との間の揺動
角が大きくなるようにリンク機構が構成されている場合
に、特に顕著となる。従って、このような不具合を防止
したピボットジョイントが必要である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るピボット
ジョイントは、自動車のワイパー用リンク機構に用いら
れるピボットジョイントであって、互いに旋回可能に、
かつ中心点を中心として互いに揺動可能に嵌合する雄部
材および雌部材と、上記雌部材の全周に亙って配設さ
れ、かつ両部材に密接する環状のシール部材と、を備え
て構成され、雄雌の少なくとも一方の部材には、両部材
の相対的な揺動に伴って上記環状シール部材が摺動する
環状のシール面が形成され、揺動可能範囲において上記
環状シール部材が、上記シール面の湾曲した全長に亙っ
て密接状態を維持するように構成されていることを特徴
としている。
【0007】
【作用】揺動時には、環状シール部材が湾曲したシール
面の上を摺動し、密接状態を維持する。これにより、揺
動可能範囲において常に確実なシール状態が保たれ、内
部に雨水が侵入することがない。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0009】図3〜図8は、2つのワイパー軸21,2
2を備えた自動車のフロントウインド用ワイパーの駆動
機構を示している。ワイパー軸21,22には、それぞ
れ図示せぬワイパーアームが取り付けられるようになっ
ており、電動モータ23によりリンク機構を介して互い
に逆方向に回動する。電動モータ23の回転は減速ギア
ボックス26を介してクランクアーム27に伝達され
る。クランクアーム27は、第1ピボットジョイント2
8を介してリンクアーム29の一端に連結されており、
かつ該リンクアーム29の他端が、第2ピボットジョイ
ント31を介してクランクアーム32に連結されてい
る。クランクアーム32は、一方のワイパー軸21に固
定されている。クランクアーム32は、また第3ピボッ
トジョイント33を介してリンクアーム34の一端にも
連結されている。第3ピボットジョイント33は、図
3,図7に示すように、第2ピボットジョイント31と
一体となったダブル型のピボットジョイントとして構成
されている。またリンクアーム34の他端は、第4ピボ
ットジョイント36を介してクランクアーム37に連結
されている。このクランクアーム37は、他方のワイパ
ー軸22に固定されている。第1ピボットジョイント2
8および第2ピボットジョイント31は、互いに同様の
構成を有しており、かつ第3,第4ピボットジョイント
33,36よりも大型となっている。第3,第4ピボッ
トジョイント33,36も、互いに同様の構成を有して
いる。第2,第3ピボットジョイント31,33からな
るダブル型ピボットジョイントの中間連結部分は、図1
5に詳示されている。また、第1ピボットジョイント2
8は、図9および図10に示されている。
【0010】図9に示すように、ピボットジョイント
は、雄部材としてニッケルめっきした鋼からなるボール
部材41を備えている。このボール部材41の球状をな
すヘッド部42は、カラー部44に首部43を介して滑
らかに連結されており、カラー部44が、かしめ止めさ
れた軸部46によってクランクアーム27に固定されて
いる。ボール部材41は、回転体形状を有し、これによ
ってピボット軸47が規定される。そして、このボール
部材41は、ポリアミド樹脂あるいは他の適宜な合成樹
脂からなる雌部材であるキャップ51の内側に嵌合して
いる。キャップ51は、リンクアーム29の端部にモー
ルド成形されており、かつ内側に凹部が形成されてい
る。この凹部は、球面部52を有し、かつ底部に、潤滑
用グリスを封入するための空間部53を備えている。上
記球面部52および上記球状ヘッド部42は、共通の中
心点54を有し、互いに摺動可能に密接している。これ
により、ボール部材41とキャップ51とは、少なくと
も20°、多くとも25°の角度範囲でもって揺動可能
となっている。この最大揺動角は、ヘッド部42に延長
形成したストッパ部48によって規制される。
【0011】弾性変形可能な環状シール部材61は、合
成ゴムからなり、ボール部材41の全周に亙って配置さ
れているとともに、ボール部材41およびキャップ51
の双方に良好に密接している。このシール部材61は、
周壁部62とベース部63とを有し、全体として、鋭角
となった断面略L字形を回転させた形状に構成されてい
る。上記ベース部63の内周縁には、キャップ51へ向
けて伸びるリップ64が設けられており、上記首部43
の湾曲した表面に、摩擦を伴った形で接触している。そ
のため、クランクアーム27とリンクアーム29とがピ
ボット軸47を中心に回転した際に、シール部材61が
ボール部材41に伴ってピボット軸47回りに回転する
ようになる。しかし、リンクアーム29が中心点54を
中心として揺動したときには、必要ならば首部43に対
してシール部材61が自由に摺動する。
【0012】シール部材61の上縁部66は、シール作
用を高めるために肉厚となっており、かつすべり易くな
るように、断面円形に形成されている。この上縁部66
は、テーパ面56および外周延長部57からなるキャッ
プ51のシール面に対し、摺動自在な形で接触し、シー
ルしている。上記テーパ面56は、上述した中心点54
に略一致する中心を有する球面状に湾曲している。
【0013】クランクアーム27が回転し、これに伴っ
てリンクアーム29がクランクアーム27に対し傾いた
ときには、図10に示すように、キャップ51が中心点
54を中心としてボール部材41に対し揺動する。この
とき、図示するように、ピボット軸47を挟んだ一方で
は、シール部材61の肉厚となった上縁部66が、キャ
ップ51の外周延長部57との接触状態から離れて、テ
ーパ面56上を滑って移動する。ピボット軸47を挟ん
だ反対側では、シール部材61は上記外周延長部57に
よって下方へ押圧される。この押圧力は、周壁部62を
ベース部63へ向けて撓めるように作用し、その結果、
該ベース部63の外周部が下方へ移動するとともに、や
がて、上縁部66が外周側へ向けて移動しようとする
(この動きは、リム58によって規制される)。このよ
うにしてシール部材61は、リンクアーム29の中心点
54を中心とした揺動範囲において、環状のシール面
(つまりテーパ面56および外周延長部57)との接触
状態を保ち続けるとともに、首部43との接触状態を、
その湾曲した全長に亙って保ち続け、良好なシール状態
を維持する。
【0014】従って、上述したピボットジョイントによ
れば、周期的な動作を繰り返す間に、外部から雨水が侵
入する機会がない、という利点がある。さらに、シール
部材61とキャップ51との接触面が自由に移動し得る
ので、広い揺動範囲に適応させることができ、リンク機
構の設計の自由度が増すとともに、スペースを一層効率
よく利用することが可能となる。
【0015】以上、この発明の一実施例を説明したが、
この発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々
の変更が可能である。例えば、図11および図12に示
すように、シール部材61のベース部63自体を隣り合
うクランクアーム27に接触させるようにすれば、シー
ル部材61の自由な変形は制約されるものの、シール性
能は一層向上する。
【0016】また図13に示すように、キャップ51か
ら前述したリム58を省略することもできる。またこの
例では、外周延長部57が、わずかに傾斜している。
【0017】また図14に示すように、リップ64を逆
向きに、つまりキャップ51と反対側へ向けて形成する
こともできる。但し、この場合には、ボール部材41の
高さを大きく設定する必要がある。
【0018】前述したように、ピボットジョイント3
1,33,36は、上述したピボットジョイント28と
同様の構成を有しており、かつピボットジョイント3
3,36は、ピボットジョイント28よりも小型に構成
されている(例えば、直径16mmのボール部材に代え
て直径12mmのものが用いられる)。図15に示すよ
うに、同一のクランクアーム32に支持される2つのピ
ボットジョイント31,33に用いられる2つのボール
部材41,41′は、その軸を同軸状に整列させた上
で、完全に一体化することが可能である。これにより、
取付軸部46(これは一方のボール部材41′よりも大
径に形成される)を単一に構成することができる。な
お、図15にはシール部材が図示省略されているが、前
述した実施例と同様のシール部材が両ピボットジョイン
ト31,33について設けられている。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係るピボットジョイントによれば、揺動時にも環状シ
ール部材が雄雌両部材に確実に接触しているので、周期
的な動作を繰り返す間に、外部から雨水が侵入する機会
がない。従って、潤滑不良による作動音の増大を防止で
きる。さらに、シール部材の接触面が自由に移動し得る
ので、揺動角を広く設定することができ、リンク機構の
設計の自由度が増すとともに、スペースを一層効率よく
利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のピボットジョイントを示す部分断面図。
【図2】この従来のピボットジョイントを揺動した状態
で示す部分断面図。
【図3】自動車のフロントウインド用ワイパーの駆動機
構を示す側面図。
【図4】ワイパーの駆動機構の要部を示す平面図。
【図5】ワイパーの駆動機構の他の要部を示す平面図。
【図6】ワイパーの駆動機構のさらに他の要部を示す平
面図。
【図7】図5の部分を下方から見た図。
【図8】図6の部分を下方から見た図。
【図9】この発明に係るシングル型のピボットジョイン
トを拡大して示す部分断面図。
【図10】このピボットジョイントを揺動した状態で示
す部分断面図。
【図11】ピボットジョイントの異なる実施例を示す部
分断面図。
【図12】このピボットジョイントを揺動した状態で示
す部分断面図。
【図13】ピボットジョイントのさらに異なる実施例を
示す要部のみの断面図。
【図14】ピボットジョイントのさらに異なる実施例を
示す要部のみの断面図。
【図15】ダブル型のピボットジョイントの実施例(シ
ール部材は図示省略)を示す分解図。
【符号の説明】 28…第1ピボットジョイント 31…第2ピボットジョイント 33…第3ピボットジョイント 36…第4ピボットジョイント 41…ボール部材(雄部材) 44…カラー部 51…キャップ(雌部材) 56…テーパ面(シール面) 58…リム 61…環状シール部材 63…ベース部 64…リップ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のワイパー用リンク機構に用いら
    れるピボットジョイントであって、 互いに旋回可能に、かつ中心点を中心として互いに揺動
    可能に嵌合する雄部材および雌部材と、上記雌部材の全
    周に亙って配設され、かつ両部材に密接する環状のシー
    ル部材と、を備えて構成され、 雄雌の少なくとも一方の部材には、両部材の相対的な揺
    動に伴って上記環状シール部材が摺動する環状のシール
    面が形成され、揺動可能範囲において上記環状シール部
    材が、上記シール面の湾曲した全長に亙って密接状態を
    維持するように構成されていることを特徴とするピボッ
    トジョイント。
  2. 【請求項2】 上記環状シール面が雌部材に形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のピボットジョイ
    ント。
  3. 【請求項3】 上記環状シール面は、上記の揺動中心点
    に略一致する中心を有する球面状に湾曲形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のピボットジョイン
    ト。
  4. 【請求項4】 上記環状シール面は、球面状部分に連な
    る外周延長部を有することを特徴とする請求項3に記載
    のピボットジョイント。
  5. 【請求項5】 上記雌部材の上記環状シール面の外周部
    にリムが形成されていることを特徴とする請求項2〜4
    のいずれかに記載のピボットジョイント。
  6. 【請求項6】 上記環状シール面と接触する上記環状シ
    ール部材の先端部が肉厚に形成されていることを特徴と
    する請求項2〜5のいずれかに記載のピボットジョイン
    ト。
  7. 【請求項7】 上記環状シール部材は、周壁部とベース
    部とが一体に連続してなる断面略L字形に形成されてい
    ることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のピ
    ボットジョイント。
  8. 【請求項8】 断面略L字形が鋭角状をなすことを特徴
    とする請求項7に記載のピボットジョイント。
  9. 【請求項9】 上記ベース部は、雄部材に接触するリッ
    プを備えていることを特徴とする請求項7または請求項
    8に記載のピボットジョイント。
  10. 【請求項10】 上記リップは、雌部材へ向けて延長さ
    れていることを特徴とする請求項9に記載のピボットジ
    ョイント。
  11. 【請求項11】 上記雄部材に、上記ベース部を支持す
    るカラー部が形成されていることを特徴とする請求項7
    〜10のいずれかに記載のピボットジョイント。
  12. 【請求項12】 上記ベース部はカラー部から外周側へ
    延びていることを特徴とする請求項11に記載のピボッ
    トジョイント。
  13. 【請求項13】 上記雄部材と上記雌部材との間の球面
    からなる接触面が、雌部材の内側に設けられていること
    を特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のピボッ
    トジョイント。
  14. 【請求項14】 上記雄部材が金属製であることを特徴
    とする請求項1〜13のいずれかに記載のピボットジョ
    イント。
  15. 【請求項15】 上記雌部材が合成樹脂製であることを
    特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のピボット
    ジョイント。
  16. 【請求項16】 両部材の揺動角が20°以上であるこ
    とを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のピボ
    ットジョイント。
  17. 【請求項17】 両部材の揺動角が25°以下であるこ
    とを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載のピボ
    ットジョイント。
  18. 【請求項18】 上記雄部材および上記雌部材が環状シ
    ール部材とともに1対づつ設けられ、かつ両者が同軸状
    に一体化されていることを特徴とする請求項1〜17の
    いずれかに記載のピボットジョイント。
JP6025778A 1993-02-26 1994-02-24 ワイパー用リンク機構のピボットジョイント Pending JPH0747929A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB939303877A GB9303877D0 (en) 1993-02-26 1993-02-26 Pivot joint for vehicle wiper linkage
GB9303877.6 1993-02-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0747929A true JPH0747929A (ja) 1995-02-21

Family

ID=10731066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6025778A Pending JPH0747929A (ja) 1993-02-26 1994-02-24 ワイパー用リンク機構のピボットジョイント

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0612927B1 (ja)
JP (1) JPH0747929A (ja)
DE (1) DE69409696T2 (ja)
ES (1) ES2115876T3 (ja)
GB (1) GB9303877D0 (ja)

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