JPH0747894A - 車載用音声認識装置 - Google Patents

車載用音声認識装置

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Publication number
JPH0747894A
JPH0747894A JP5192481A JP19248193A JPH0747894A JP H0747894 A JPH0747894 A JP H0747894A JP 5192481 A JP5192481 A JP 5192481A JP 19248193 A JP19248193 A JP 19248193A JP H0747894 A JPH0747894 A JP H0747894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
vehicle
obstacle
sensor
recognizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5192481A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Fujimoto
昇治 藤本
Kazuya Sako
和也 佐古
Hiroyuki Fujimoto
博之 藤本
Ikue Takahashi
育恵 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP5192481A priority Critical patent/JPH0747894A/ja
Publication of JPH0747894A publication Critical patent/JPH0747894A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は車両に搭載された音声認識装置によ
り、車両の駐車時等のように空間の有効利用のために障
害物に接近する場合に運転者を支援することを目的とす
る。 【構成】 車両に搭載され運転者の音声を認識する車載
用音声認識装置に、障害物との車両の部分との距離を測
定するために部分に対応して設置された複数のセンサ1
の名称を登録しておき、入力音声がこの登録名称のいず
れかと一致するかを認識する音声認識部6と、音声認識
部6での認識結果に基づき複数のセンサ1から対応する
ものを選択し、その名称及び測定距離データを音声とし
て出力するための制御部7とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両に搭載された音声認
識装置に関し、特に本発明では狭い空間での車両の駐車
時等のように障害物に接近する場合に運転者を支援する
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】従来車両に搭載された車載用音声認識装
置として運転者のメッセージの音声を認識してカーオー
ディオ、ミラー等を動作させたりするものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この車載用
音声認識装置を有効に利用することが要請されている
が、以下のような問題に対してさらに使用範囲を拡大す
ることができる可能性がある。これまでにも、自動車の
バンパーやコーナーと障害物である壁などとのクリアラ
ンス(距離)をセンシングし、そのおおよその距離を表
示することで、また車庫入れなどの際に車両が、障害物
との異常接近を検出してこれを表示することにより、障
害物と接触損傷しないように安全な手法がとられてい
た。また例えば、狭い道路で対向車とすれ違う際など左
の壁とのクリアランスと同時に対向車とのクリアランス
をチェックする必要がある。こういう場合左のクリアラ
ンスをチェックする場合いちいちその表示の方を向き確
認する必要がある。この場合対向車との位置関係は一時
的にわからなくなり危険であるという問題がある。別の
例では、例えば車庫入れをしている場合クリアランスが
あまりなくなった場合警報を発声する装置があるが、関
係のない、すなわちすでに分かっている場所のクリアラ
ンスの警告があるとうるさく感じるという問題がある。
【0004】したがって、本発明では上記問題に鑑み対
向車に向いたままで他の障害物とのクリアランスを知る
ことができかつ知りたい場所だけを指定できる車載用音
声認識装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、車両に搭載され運転者の音声を認識する
車載用音声認識装置に、音声認識部及び制御部を設け
る。前記音声認識部は障害物との車両の部分との距離を
測定するために該部分に対応して設置された複数のセン
サの名称を登録しておき、入力音声がこの登録名称のい
ずれかと一致するかを認識するようにしてある。
【0006】前記制御部は該音声認識部での認識結果に
基づき前記複数のセンサから対応するものを選択し、そ
の名称及び測定距離データを音声として出力させるよう
にてある。
【0007】
【作用】本発明の車載用音声認識装置によれば、障害物
との車両の部分との距離が測定され、該部分に対応して
設置された複数のセンサの名称が登録され、入力音声が
この登録名称のいずれかと一致するかが認識される。該
音声認識部での認識結果に基づき前記複数のセンサから
対応するものが選択され、その名称及び測定距離データ
が音声として出力されることにより、クリアランスを知
りたい場所について特に表示パネルを見ずにそのクリア
ランスを確認できるようになり、よけいな警告によるわ
ずらわしさやいちいち表示装置を見る煩雑さから開放さ
れ運転者を支援できることになる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る車載用音声認識
装置であって音声で指示した車体の部分と障害物との距
離を音声で表示するものの概略構成を示す図である。本
図に示すように、車両には障害物を検出するために車両
の部分に設置された複数のセンサ1は、例えばリアバン
パーに設置されたセンサ1−1、フロントバンパーに設
置されたセンサ1−2、左フェンダーに設置されたセン
サ1−3、右フェンダーに設置されたセンサ1−4があ
る。センサ1の測定原理は超音波、レーザ、赤外線等を
利用したものである。本図に示す車載用音声認識装置
は、車両の運転車の音声を捕捉するマイクロファン2
と、該マイクロファン2の出力電気信号を増幅する増幅
器3と、該増幅器3の出力アナログ信号をディジタル信
号に変換するA/D変換器4(Analog to Digital Conv
erter)と、運転車の音声データを登録するためEEPR
OM(Electrically Erasable Programmable Read OnlyM
emory) からなる辞書部5でありセンサ1−1の位置に
対応する車両の部分名称「リアバンパー」、センサ1−
2の位置に対応する車両の部分名称「フロントバンパ
ー」、センサ1−3の位置に対応する車両の部分名称
「左フェンダー」、センサ1−4の位置に対応する車両
の部分名称「右フェンダー」を登録したものと、辞書部
5の登録音声データに基づき入力音声を認識するためD
SP(DigitalSignal Processor) 等のLSIからなる
音声認識部6と、音声認識部6の認識結果に対応するセ
ンサ1のデータを選択する制御部7と、該制御部7によ
り選択されたセンサ1のデータを音声合成する音声合成
部8と、該音声合成部8からのディジタル信号をアナロ
グ信号に変換するD/A変換器9(Digital to Analog C
onverter) と、D/A変換器9の信号を増幅する電力増
幅器10と、該電力増幅器10により駆動されかつデー
タを音声に再生するスピーカ11とを具備する。
【0009】図2は本発明の実施例の動作を詳細に説明
するフローチャートである。本図のステップS1におい
て、各センサ1は障害物との距離を測定する。ステップ
S2において、運転車の音声があるかを判断する。この
判断はマイクロフォン2の出力信号のレベルが一定値以
上を越えるか否かによる。ステップS3において、上記
判断が「YES」なら音声認識部6により入力音声が
「リアバンパー」、「フロントバンパー」、「左フェン
ダー」、「右フェンダー」のいずれに該当するかの認識
を行うための音声認識処理を実行する。
【0010】ステップS4において、制御部7は上記ス
テップでの認識結果に基づき入力音声が「リアバンパ
ー」かを判断する。一致しなければステップ6に進む。
ステップS5において、上記判断が「YES」ならセン
サ1の位置「リアバンパー」、障害物との距離データ例
えば「2m」を音声合成部8に出力する。この結果、運
転者からの「リアバンパー」に対して、「リアバンパー
まで2mです」との合成音声がスピーカ11から出力さ
れる。以下同様である。
【0011】ステップS6において、入力音声が「フロ
ントバンパー」かを判断する。一致しなければステップ
7に進む。上記判断が「YES」ならステップS5に進
み、センサ1の位置「フロントバンパー」、障害物との
距離データを音声合成部8に出力する。ステップS7に
おいて、入力音声が「左フェンダー」かを判断する。一
致しなければステップ8に進む。上記判断が「YES」
ならステップS5に進み、センサ1の位置「左フェンダ
ー」、障害物との距離データを音声合成部8に出力す
る。
【0012】ステップS8において、入力音声が「右フ
ェンダー」かを判断する。一致しなければステップSエ
ンドに進む。この場合音声認識が誤りだからである。上
記判断が「YES」ならステップS5に進み、センサ1
の位置「右フェンダー」、障害物との距離データを音声
合成部8に出力する。運転者の音声を「リアバンパー」
から「右フェンダー」や「フロントバンパー」や「右フ
ェンダー」へ次々と変えることで他の場所のクリアラン
スを測定し、音声合成することが可能である。また、異
常に接近している箇所について制御部7で判断して随時
音声合成することで警告が可能である。かくして、視線
移動なしに自動車の各部のクリアランスをチェック可能
で安全性が向上する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、障
害物との車両の部分との距離が測定され、該部分に対応
して設置された複数のセンサの名称が登録され、入力音
声がこの登録名称のいずれかと一致するかが認識され、
音声認識部での認識結果に基づき前記複数のセンサから
対応するものが選択され、その名称及び測定距離データ
が音声として出力されるので、クリアランスを知りたい
場所について特に表示パネルを見ずに音声でそのクリア
ランスを確認できるようになり、よけいな警告によるわ
ずらわしさやいちいち表示装置を見る煩雑さから開放さ
れ運転者を支援できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車載用音声認識装置であ
って音声で指示した車体の部分と障害物との距離を音声
で表示するものの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例の動作を詳細に説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1、1−1、1−2、1−3、1−4…センサ 2…マイクロファン 3…増幅器 4…A/D変換器 5…辞書部 6…音声認識部 7…制御部 8…音声合成部 9…D/A変換器 10…電力増幅器 11…スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 育恵 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され運転者の音声を認識する
    車載用音声認識装置であって、 障害物との車両の部分との距離を測定するために該部分
    に対応して設置された複数のセンサ(1)の名称を登録
    しておき、入力音声がこの登録名称のいずれかと一致す
    るかを認識する音声認識部(6)と、 該音声認識部(6)での認識結果に基づき前記複数のセ
    ンサ(1)から対応するものを選択し、その名称及び測
    定距離データを音声として出力するための制御部(7)
    とを備えることを特徴とする車載用音声認識装置。
JP5192481A 1993-08-03 1993-08-03 車載用音声認識装置 Pending JPH0747894A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5192481A JPH0747894A (ja) 1993-08-03 1993-08-03 車載用音声認識装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5192481A JPH0747894A (ja) 1993-08-03 1993-08-03 車載用音声認識装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0747894A true JPH0747894A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16292016

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5192481A Pending JPH0747894A (ja) 1993-08-03 1993-08-03 車載用音声認識装置

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JP (1) JPH0747894A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100512864B1 (ko) * 2003-02-11 2005-09-06 현대모비스 주식회사 자동차의 에어백 시스템 제어방법 및 그 장치
JP2016001461A (ja) * 2014-05-30 2016-01-07 ホンダ リサーチ インスティテュート ヨーロッパ ゲーエムベーハーHonda Research Institute Europe GmbH ドライバ支援システムの制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100512864B1 (ko) * 2003-02-11 2005-09-06 현대모비스 주식회사 자동차의 에어백 시스템 제어방법 및 그 장치
JP2016001461A (ja) * 2014-05-30 2016-01-07 ホンダ リサーチ インスティテュート ヨーロッパ ゲーエムベーハーHonda Research Institute Europe GmbH ドライバ支援システムの制御方法

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030603