JPH0747622A - 段ボール製造ラインにおける片段シートの ブリッジ滞留量測定方法 - Google Patents

段ボール製造ラインにおける片段シートの ブリッジ滞留量測定方法

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JPH0747622A
JPH0747622A JP35345292A JP35345292A JPH0747622A JP H0747622 A JPH0747622 A JP H0747622A JP 35345292 A JP35345292 A JP 35345292A JP 35345292 A JP35345292 A JP 35345292A JP H0747622 A JPH0747622 A JP H0747622A
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sheet
length
pulse
pulse generator
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Toshiaki Shimatani
俊朗 島谷
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Chiyouki Kk
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 段ボール製造ラインにおける片段シートのブ
リッジ部の滞留長さを正確に測定して、無駄のない段ボ
ールシートの製造を可能となす。 【構成】 ブリッジ部8の入口側に入口側マーク検出器
20a及び入口側パルス発生器22を設けると共に同ブ
リッジ部の出口側に出口側マーク検出器20b及び出口
側パルス発生発生器23を設け、且つ片段シートs4と
なされるシートs1などに当接して回転されるローラ2
5とこのローラの回転量に応じた数の比較的パルスピッ
チの小さい長さ算出用パルスを発生するものとした長さ
算出用パルス発生器26を設け、さらにこれら各機器か
ら情報を入力される計算回路装置29を設け、ブリッジ
部に滞留した片段シートの全山数に対応した長さ算出用
パルスの数を算出し、この算出値に長さ算出用パルスの
ピッチを乗じるようになす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段ボール製造ラインに
おいてブリッジ部に滞留する片段シートの量を正確に測
定することのできるブリッジ滞留量測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】段ボールの製造ラインは例えば図4に示
すようなものとなされているのであって、その概要を説
明すると次のとおりである。
【0003】即ち、1は複数のロールシートs1、s1
をセットするものとなされたミルロールスタンドで、何
れか一方のシートが消費され尽くすと、このシートに他
方のシートを自動的に接続するものとなされている。こ
のさいシートの継ぎ目にはアルミ箔が接着される。
【0004】2及び3も上記と同様なミルロールスタン
ドである。
【0005】4はシングルフェーサで、ミルロールスタ
ンド2から供給されたシートs2を二つの波形ロール5
a、5bで挟みつけることにより波形に屈曲して波形シ
ートs3となすと共にこれの片面にミルロールスタンド
1から供給されたシートs1を押圧ローラ6で加熱し、
押圧し、接着して片段シートs4となし、これをベルト
送り出し装置7で外方へ送り出すものとなされている。
【0006】8はブリッジ部で、シングルフェーサ4か
ら送り出された片段シートs4をここに一次的に滞留さ
せてその乾燥処理、糊の浸透処理及びラインの製造速度
過不足調整作用を行っている。そして9はブリッジ部8
の出口部に設けられたペーパーガイドである。
【0007】10はプレヒータで、一つの加熱ローラ1
0aで片段シートs4を、そして他の加熱ローラ10b
でミルロールスタンド3から供給されるシートs5を加
熱するものとなされている。
【0008】11はグルー装置で、糊付ローラ11bと
押圧ローラ11aで片段シートs4を挟みつけてその片
面に糊を付着させる。
【0009】12はダブルフェーサで、ベルト押圧装置
12aとベルト支持装置12bを上下の対向状に配設す
ると共にベルト押圧装置12aの入口側下方には加熱用
支持板12cを設けたものとなされている。このさい、
何れの装置12a、12bも二つの輪体13a、13b
に無端状ベルト14を掛け回すと共にこのベルト14を
緊張用ローラ15で緊張させたものとなしてある。この
さいベルト押圧装置12aは片段シートs4とミルロー
ルスタンド3から供給されたシートs5とを加熱板12
cの上面に押圧して両シートs4、s5を糊接着させる
ことにより段ボールシートs6となし、これをさらにベ
ルト支持装置12b上に押圧してその接着を確実とな
す。
【0010】16はロータリシャァで、段ボールシート
s6に不良部分が生じたときこの部分を切り除くように
作動するものであり、17はスリッタスコアラァで、段
ボールシートs6の不要部分を切り落とすほかその長手
方向の折り目や罫線などを加工するように作動するもの
であり、18はカットオフ装置で、段ボールシートs6
を所要長さ毎に横切断して切り離すように作動するもの
であり、さらに19はスタッカァでカットオフ装置18
で切断された段ボール片s7を所要位置に搬送して段積
みするように作動するものである。
【0011】上記した製造ラインにおいて段ボ−ル片s
7の製造を終了するとき、ライン中に段ボールシートs
6或いはその中間品が残存しないこと、即ちミルロール
スタンドを除いた各機器中に存在した段ボール材料が全
て使い尽くされることが材料の無駄防止の上で要請され
る。
【0012】このため製造終了に近づいたときライン中
にどれだけの長さの段ボールシートなどが残存している
かを判別することが必要であり、この残存長さが判れば
段ボール片s7の一枚の長さとの関連から、さらにどれ
だけの長さの段ボールシートs6が必要かが判別できる
のであり、作業者はこの情報によってシートs1、s
2、s5をさらに必要な長さ分だけ供給し、その後はそ
の供給を手動で停止させるか或いは自動的に停止するよ
うになす。
【0013】ところで、ライン中に残存した段ボールシ
ートなどの長さはブリッジ部8に滞留したものを除けば
製造ラインの機器寸法から直ちに判るものとなるが、ブ
リッジ部8における滞留量はその構造寸法などが判って
いても知ることができないのであり、このため従来より
これを測定するための方法として例えば次のようなこと
が実施されている。
【0014】即ち、第一の方法として図5に示すよう
に、シートs1の継ぎ目に貼付されたアルミ箔がブリッ
ジ部8の入口側のA点とその出口側のB点を通過したこ
とを検出するものとした二つの検出器(即ち、入口側マ
ーク検出器20a及び出口側マーク検出器20b)、シ
ングルフェーサ4の波形ロール5a、5bと同数の波形
を有し且つ一方のロール5bと同期して回転される波形
円盤21、この波形円盤21の一つの波が通過する毎に
(即ち、一つの段山の形成される毎に)一つのパルスを
発生するものとした入口側パルス発信器22、シングル
フェーサ4で製造された片段シートs4の一山が過する
毎に一つのパルスを発生するものとした出口側パルス発
信器23、及び、入口側パルス発信器22の発生したパ
ルス数と出口側パルス発信器23の発生したパルス数を
入力されて所要の計算を行うものとなした山数算出用カ
ウンタ24を設ける。そして、シートs1に貼付された
アルミ箔がA点を通過した時点とB点を通過した時点と
をマーク検出器20a、20bに検出させ、カウンタ2
4には、アルミ箔がA点を通過した時点より、入口側パ
ルス発信器22によるパルスを積算カウント(加算)さ
せることにより、アルミ箔がB点を通過した時点でのブ
リッジ部8に滞留した片段シートs4の全山数を算出さ
せ、この後はこの算出した値に入口側パルス発信器22
がその時点の後に発生するパルスの数を加算していき、
一方では出口側パルス発信器23が同時点の後に発生す
るパルスの数を減算していくように計算させるのであ
り、これにより任意時におけるA点からB点までの片段
シートs4の全山数が算出されるものとなる。この算出
された山数に一山のピッチを乗じることによりブリッジ
部8に滞留した片段シートの長さが測定されるのであ
る。なお、こうして得られた測定値はこの測定の後にア
ルミ箔がブリッジ部8を通過する毎に取り消され、改め
て上記したところに準じて同様な測定作動が開始され
る。
【0015】また第二の方法として図6に示すように先
のものと同様に入口側マーク検出器20a及び出口側マ
ーク検出器20bを設け、さらにミルロールスタンド1
(図4参照)から供給されるシートs1に当接されて回
転される計測ローラ25、このローラ25の回転に同期
してシートs1の流れ量に応じた数のパルスを発生する
ものとした長さ算出用パルス発生器26、段ボールシー
トs6に当接されて回転される計測ローラ27、このロ
ーラ27の回転に同期してシートs6の流れ量に応じた
数のパルスを発生するものとした長さ検出用パルス発信
器28、及び、二つの長さ算出用パルス発生器26、2
8の発生したパルスを入力されて所要の計算を行うもの
となした長さ算出用カウンタ29を設ける。そして、先
の方法と同様にアルミ箔がA点を通過した時点とB点を
通過した時点をマーク検出器20a、20bに検出さ
せ、カウンタ29には、アルミ箔がA点を通過した時点
より、入口側パルス発信器26によるパルスを積算カウ
ント(加算)させることにより、アルミ箔がB点を通過
した時点でのブリッジ部8に滞留した片段シートs4の
全長に対応したパルス数を算出させ、この後はこの算出
した値に長さ算出用パルス発信器26がその時点の後に
発生するパルスの数を加算していき、一方ではパルス発
信器28が同時点の後に発生するパルスの数を減算して
いくように計算させるのであり、これにより任意時にお
けるA点からB点までの片段シートs4の全長に対応し
たパルス数算出される。この算出されたパルス数にパル
スピッチを乗じることによりブリッジ部8に滞留した片
段シートの長さが測定されるのである。なお、この方法
の場合にも、こうして得られた測定値はこの測定の後に
シートに貼付されたアルミ箔が通過する毎に取り消さ
れ、改めて上記したところに準じて同様な測定作動が開
始される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記した第一の方法に
おいては、山数の検出が比較的容易で一度アルミ箔が通
過してから次に通過する迄の間のシート長が長くても
(一般には最大で凡そ4500m程度)、山数の検出に
誤りがなければ、ブリッジ部8に滞留する片段シートs
4の段山数は常に正確に測定される。しかし、一山のピ
ッチはシートの種類や機械的な要因により凡そ1%程度
は常に変動するため、こうして測定された片段シートs
4のブリッジ滞留長は常に凡そ1%程度の誤差を生じる
ものとなる。いま、ブリッジ滞留量が一般的な長さであ
る200mとすれば、その誤差は凡そ2mとなって無視
し得ないものとなる。
【0017】また第二の方法においては、シートに当接
された計測ローラ25、27の熱膨張やスリップによる
誤差を生じ、しかもこの誤差は計測ローラ25、27の
回転量(シートの流れ長さ)の増大に応じて累積される
のであり、ブリッジ滞留長は少なからぬ誤差を生じるも
のとなる。例えばアルミ箔の検出時から次のアルミ箔の
検出時までの距離を一般的な長さの4500m(これは
ロールシートの一巻を波形になしたときの寸法に相当す
る。)とし、二つの検出器26、28の相対的な誤差を
一般的な値の0.05%とすると、二度目のアルミ箔を
検出する直前ではブリッジ滞留長の誤差は2.75mと
なる。このため段ボールシートs6の生産予定長に達す
る凡そ数100m程度前に意図的にアルミ箔をブリッジ
部8よりも上流のシートs1表面に張りつけ、これを検
出器26、28に検出させて生産終了直前における段ボ
ールシートs6などの長さを測定し直すことにより累積
誤差をなくする手段が採られているが、これによるとき
はアルミ箔を貼った部分の材料が使用できず不経済とな
るほか貼付のための装置を設ける必要があって無視し得
ないコスト高の要因をなすのである。
【0018】本発明は、斯有る問題点を解消させてブリ
ッジ滞留量を正確に測定できるようになすことを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の採った手段を図1の符号を引用しつつ説明す
れば、ブリッジ部8の入口側にアルミ箔などを検出する
ものとした入口側マーク検出器20aと片段シートs4
の一山が通過する毎に1パルスの信号を発するものとし
た入口側パルス発生器22とを設けると共に、同ブリッ
ジ部8の出口側にもアルミなどを検出するものとした出
口側マーク検出器20bと片段シートs4の一山が通過
する毎に1パルスの信号を発するものとした出口側パル
ス発生器23とを設けるほか、入口側マーク検出器20
a及び出口側マーク検出器20bの検出信号と入口側パ
ルス発生器22及び出口側パルス発生器23の発生した
パルス信号とを入力される計算回路装置29を設け、ブ
リッジ部8に滞留した片段シートs4の山数をこの計算
回路装置29に算出させ、一方ではブリッジ部8の入口
側の片段シートs4又はこれの長さに対応して供給され
る原材料シートs1の何れかに当接して回転されるロー
ラ25とこのローラ25の回転量に対応した数の比較的
パルスピッチの小さい長さ算出用パルスを発生するもの
とした長さ算出用パルス発生器26を設け、このパルス
発生器26の発生した長さ算出用パルスを前記計算回路
装置29に入力し、これの記憶部にブリッジ部8に滞留
した片段シートs4の各山毎に対応して発生された長さ
算出用パルスの数を記憶させ、この記憶情報からブリッ
ジ部8に滞留した片段シートs4の全山に対応した全パ
ルス数を算出し、この算出値に長さ算出用パルスのピッ
チを乗じるように処理させるのである。
【0020】
【作用】計算回路装置29は任意時にブリッジ部8に実
際に滞留するものとなった片段シートs4の各山毎の長
さに対応して発生された長さ算出用パルスの数を記憶
し、これを基礎として片段シートs4の滞留長を算出す
るものとなる。したがって、この滞留長の誤差は専らロ
ーラ25の熱膨張やシートs1などに対するスリップに
起因して生じるもののみとなり、しかもシートs1など
の流れ量の増加に伴って累積されることのないものとな
って、その大きさは凡そ0.05%程度に抑制される。
したがって、例えば滞留長さが200mであるときその
誤差は凡そ0.1mとなり、これは従来の2mに較べ大
幅に改善されたものである。
【0021】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示す説明図、図3
は記憶装置のデータを示す図であり、以下これらの図を
参照しつつ説明する。なお、図中従来と同一部位には同
一符号を付して説明を省略することとする。
【0022】長さ算出用パルス発生器26はローラ25
の回転量に対応した数の比較的パルスピッチの小さい長
さ算出用パルスを発生するものとなすのがよい。このさ
い、パルスッチを小さくすることはシートs1の流れ量
の測定精度を向上させることに寄与する。
【0023】計算回路装置29の具体的構成は次のよう
になすのであって、即ち入口側マーク検出器20a及び
出口側マーク検出器20bの検出信号を入力されるゲー
ト回路30、このゲート回路30の出力信号を入力され
且つ入口側パルス発生器22又は出口側パルス発生器2
3の発生した何れかのパルスを各別に入力される二つの
山数算出用カウンタ31a及び31b、この二つのカウ
ンタ31a及び31bのカウント値を入力される引算回
路32、長さ算出用パルス発生器26の発生したパルス
を入力される長さ算出用カウンタ33、引算回路32の
出力値と長さ算出用カウンタ33の出力値と入口側パル
ス発生器22の検出信号とを入力される記憶装置34、
記憶装置34の出力値と長さ算出用カウンタ33の出力
値とを入力される最終引算回路35、及び、この引算回
路35の出力値を入力される乗算回路36からなるもの
となす。
【0024】しかして、図4の製造ラインに本発明を実
施した場合において、ブリッジ郁8に滞留する片段シー
トs4の長さは次のように算出される。図4の符号をも
引用しつつ説明すれば、ロールシートs1の全長が使い
尽くされる毎にミルロールスタンド1は従来同様に他方
のロールシートs1を接続して連続的に供給するほか、
シートs1の継ぎ目には自動的にアルミ箔を貼付する。
【0025】このアルミ箔が入口側マーク検出器20a
を通過すると、これを同検出器20aが検出して信号を
発する。この信号はゲート回路30へ入力され、これに
関連してゲート回路30は出力信号を発する。そして、
この出力信号はカウンタ31aに入力されて、同カウン
タ31aは通常の積算処理を連続的に実施する。
【0026】この後、そのアルミ箔が出口側マーク検出
器20bを通過すると、これを同検出器20bが検出し
て信号を発し、前述したところに準じて、カウンタ31
aが通常の積算処理を連続的に実施する。
【0027】そしてカウンタ31a、31bの前記した
二つのカウント値は引算回路32に入力され、ここで3
1aのカウント値から31bのカウント値を引算し、こ
の結果値をさらに引算回路37に入力する。
【0028】アルミ箔が出口側マーク検出器20bを通
過した後には、カウンタ31a、カウンタ31b共に連
続的に積算処理を実施しているため、即ちカウンタ31
aの増加分は引算回路32にて加算され、カウンタ31
bの増加分は引算されるように作動するため、引算回路
32の結果値は最新時にブリッジ部8に滞留する片段シ
ートs4の長さに対応した全山数の値となる。
【0029】またカウンタ31aのカウント値は記憶装
置34及び、引算回路37へも入力される。
【0030】一方長さ算出用パルス発生器26の発生し
たパルスは、カウンタ33に入力され、同カウンタ33
はこのパルスを積算的にカウントする。このカウント値
も又記憶装置34へ入力される。
【0031】記憶装置34は図3に示すように前記カウ
ンタ33のカウント値を、記憶すべきデータとし、同カ
ウンタ31aのカウント値を記憶すべき位置、即ちアド
レスとして、入口側パルス発生器22の発するパルス毎
にデータ(カウンタ33のカウント値)を記憶する。
【0032】したがって、カウンタ31aのカウント値
が示す各アドレスA0、A1、A2、・・・、Anには
パルス発生器22が各アドレスと対応したパルスを発生
したときのカウンタ33のカウント値C0、C2、・・
・、Cnが登録される。
【0033】引算回路37は、カウンタ31aのカウン
ト値と引算回路32の結果値を入力し、カウンタ31a
のカウント値から引算回路32の結果値を引算し、その
結果値を記憶装置34へ入力する。
【0034】かくして情報を入力された記憶装置34
は、引算回路37の結果値をアドレスとして示されたデ
ータを読み出し、これを出力する。即ち、現時点のカウ
ンタ31aが示すアドレスから前記引算回路32の出力
値であるパルス数、例えばNだけ遡ったアドレスA1に
登録されたカウント値C1を読み出し、これを出力す
る。
【0035】しかして引算回路35は記憶装置34から
出力されたカウント値C1を入力されると共にカウンタ
33のカウント値Cnを入力され、後者のカウント値C
nから前者のカウント値C1を減算するのであり、これ
によりブリッジ部8に滞留した片段シートs4の全山数
に対応した長さ算出用パルスの全数が算出される。
【0036】この長さ検出用パルスの全数は乗算回路3
6に入力され、同乗算回路36はこの全数に長さ算出用
パルスのピッチを乗じ、この結果値を出力するのであ
り、これによりブリッジ部8に滞留した片段シートs4
の全長が正確に測定されるものとなる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、現時点においてブリッ
ジ部に滞留している片段シートの各山毎の長さに対応し
た数の長さ算出用パルスを発生せしめ、このパルスの数
からその滞留している片段シートの全長に対応した長さ
算出用パルスの数を算出し、これに同パルスのピッチを
乗じて同全長を算出することから、段山ピッチの変動に
より大きな誤差が生じることや片段シートの流れ量の増
大に伴って誤差が累積されることなどの従来の問題が解
消されて極めて正確にその滞留長さを測定できるのであ
り、このため段ボールシートなどの無駄を防止して合理
的な製造を行い得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を説明するための例示図である。
【図2】木発明の一実施例を示す図である。
【図3】同実施例に係る記憶装置のデータ構造を示す図
である。
【図4】段ボール製造ラインを示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【図4】他の従来例を示す図である。
【符号の説明】
s1 シート s4 片段シート 8 ブリッジ部 20a 入口側マーク検出器 22 入口側パルス発生器 20b 出口側マーク検出器 23 出口側パルス発生器 25 ローラ 26 長さ算出用パルス発生器 29 計算回路装置 30 ゲート回路 31a及び31b 山数算出用カウンタ 32 引算回路 33 長さ算出用カウンタ 34 記憶装置 35 最終引算回路 36 乗算回路
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を説明するための例示図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】同実施例に係る記憶装置のデータ構造を示す図
である。
【図4】段ボール製造ラインを示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【図】他の従来例を示す図である。
【符号の説明】 s1 シート s4 片段シート 8 ブリッジ部 20a 入口側マーク検出器 22 入口側パルス発生器 20b 出口側マーク検出器 23 出口側パルス発生器 25 ローラ 26 長さ算出用パルス発生器 29 計算回路装置 30 ゲート回路 31a及び31b 山数算出用カウンタ 32 引算回路 33 長さ算出用カウンタ 34 記憶装置 35 最終引算回路 36 乗算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブリッジ部の入口側にアルミなどを検出
    するものとした入口側マーク検出器(紙継ぎのためのス
    プライス作動信号を代用できる)と、片段シートが一山
    通過する毎に1パルスの信号を発するものとした入口側
    パルス発生器とを設けると共に、同ブリッジ部の出口側
    にもアルミなどを検出するものとした出口側マーク検出
    器と片段シートが一山通過する毎に1パルスの信号を発
    するものとした出口側パルス発生器とを設けるほか、入
    口側マーク検出器及び出口側マーク検出器の検出信号
    と、入口側パルス発生器及び出口側パルス発生器のパル
    ス信号とを入力される計算回路装置を設け、この計算回
    路装置にブリッジ部に滞留した片段シートの山数を算出
    させ、一方ではブリッジ部の入口側の片段シート又はこ
    れの長さに対応して供給される平形シートの何れかに当
    接して回転されるローラとこのローラの回転量に対応し
    た数の比較的パルスピッチの小さい長さ算出用パルスを
    発生するものとした長さ算出用パルス発生器を設け、こ
    のパルス発生器の発生した長さ算出用パルスを前記計算
    回路装置に入力し、これにブリッジ部に滞留した片段シ
    ートの各山毎の長さに対応して発せられた長さ算出用パ
    ルスの数を記憶させ、この記憶情報からブリッジ部に滞
    留した片段シートの全山に対応した長さ算出用パルスの
    数を算出し、この算出値に長さ算出用パルスのピッチを
    乗じるように処理させることを特徴とする段ボール製造
    ラインにおける片段シートのブリッジ滞留量測定方法。
  2. 【請求項2】 計算回路装置が、入口側マーク検出器及
    び出口側マーク検出器の検出信号を入力されるゲート回
    路、このゲート回路の出力信号を入力され且つ入口側パ
    ルス発生器及び出口側パルス発生器の発生したパルスを
    各別に入力される二つの山数算出用カウンタ、これら二
    つのカウンタのカウント値を入力される中間引算回路、
    長さ算出用パルス発生器の発生したパルスを入力される
    長さ算出用カウンタ、引算回路の出力値と長さ算出用カ
    ウンタの出力値と入口側マーク検出器の検出信号とを入
    力される記憶装置、記憶装置の出力値と長さ算出用カウ
    ンタの出力値とを入力される最終引算回路、及び、この
    引算回路の出力値を入力される乗算回路からなることを
    特徴とする段ボール製造ラインにおける片段シートのブ
    リッジ滞留量測定方法。
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JP35345292A Pending JPH0747622A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 段ボール製造ラインにおける片段シートの ブリッジ滞留量測定方法

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