JPH0746611Y2 - スペアタイヤハンガ取付装置 - Google Patents

スペアタイヤハンガ取付装置

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JPH0746611Y2
JPH0746611Y2 JP2436489U JP2436489U JPH0746611Y2 JP H0746611 Y2 JPH0746611 Y2 JP H0746611Y2 JP 2436489 U JP2436489 U JP 2436489U JP 2436489 U JP2436489 U JP 2436489U JP H0746611 Y2 JPH0746611 Y2 JP H0746611Y2
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JP
Japan
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tire hanger
mounting
combination lamp
spare tire
portions
Prior art date
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JP2436489U
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JPH02115087U (ja
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信之 村井
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両後部の外置きスペアタイヤのハンガ取付
装置に関し、特にスペアタイヤハンガをコンビランプの
上下部に取り付けるに際して、上下取付部の外装体の内
面に重設される内装体をコンビランプハウジングと共に
一体化することにより上下取付部の補強を図り、しかも
内装体の溶着部をポストカバーおよびバンパー等の外装
部品の重接部に設けることにより外装体の外観性を図る
ものに関する。
〔従来の技術〕
この種のスペアタイヤハンガ取付装置においては、従来
のものとしては車両後部の外装パネルに上下に位置して
各別体からなるブラケットを溶接等により固着し、該各
ブラケットにスペアタイヤ支持部材を取り付けたものが
知られている(例えば実開昭56-62289号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のスペアタイヤハンガ装置においては、車両後部の
外装パネル溶接等により固着された上下に位置する各別
体のブラケットによりスペアタイヤ支持部材を介してス
ペアタイヤを支持するものであるから、車両後部扉の開
閉に伴うスペアタイヤ支持部材の回動時、おるいは悪路
の走行時等における重量物であるスペアタイヤの慣性力
により別体の各ブラケットはその比較的に小範囲の固着
部において応力集中が生起されるため、各ブラケットの
固着部に亀裂を生じたり、あるいは各ブラケットの固着
部近傍における外装パネルに変形を生ずるという問題が
あった。
本考案は、上記従来技術の問題点を解決するもので、タ
イヤハンガ取付部をコンビランプの上下部に位置させ、
該上下部タイヤハンガ取付部の外装体の内面に重接され
る内装体をコンビランプハウジングと共に一体化し、内
装体の剛性を高めることにより上下部タイヤハンガ取付
部の補強を図り、しかも外装体に対する内装体の溶着部
をポストカバーおよびバンパー等の外装部品の重接部に
設けることにより外装体の外観性を図ることができるス
ペアタイヤハンガ取付装置を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のスペアタイヤハン
ガ取付装置においては、コンビランプハウジングの上下
部に各一体的にタイヤハンガ取付補強部と溶着補強部と
が列設された内装体を、コンビランプ取付部を有する外
装体に前記コンビランプハウジングと前記コンビランプ
取付部とを対応させて重設すると共に、前記内装体はそ
の上下部溶着補強部において前記外装体に溶着され、か
つ前記内装体の上下部タイヤハンガ取付補強部において
スペアタイヤハンガを取付ける取付孔が内装体及び外装
体に貫通されているものである。
〔作用〕
上記のように構成されたスペアタイヤハンガ取付装置
は、コンビランプ取付部を有する外装体の内面に重設さ
れる内装体が、コンビランプハウジングの上下部に各一
体的にタイヤハンガ取付補強部と溶着補強部とが列設さ
れているものであるから、上下部の各タイヤハンガ取付
補強部はそれぞれその上下方向の両端部において一体の
コンビランプハウジングおよび溶着補強部により剛性が
高められると共に、上下部の各タイヤハンガ取付補強部
の高められた剛性はコンビランプハウジングを介した一
体化により更に高剛性を呈するものとなる。
しかして、この高剛性化された内装体は上下部溶着補強
部において外装体に溶着され、かつ上下部タイヤハンガ
取付補強部において取付孔が貫通されているものである
から、外装体は高剛性化された内装体により上下部のタ
イヤハンガ取付部は一体的に補強され、上下部の取付孔
にタイヤハンガを取り付けた後における車両後部扉の開
閉に伴うタイヤハンガの回動時、あるいは悪路の走行時
等に生ずるスペアタイヤの慣性力による応力は、高剛性
化された内装体による補強部全体に分散され、応力集中
が生起されることがなく、外装体に亀裂を生じたり変形
を生ずることがない。
また、内装体の溶着補強部は内装体の上下端部に列設さ
れているものであるから、内装体の外装体への溶着にあ
たっては外装体のポストカバーおよびバンパーの重接部
において溶着することができるため、溶着部をポストカ
バーおよびバンパーより被装することができるので、外
装体の外観を損なうことがなく、しかも内装体の溶着補
強部を拡大化することができるため、内装体の剛性を更
に高剛性化することができるので、上下部のタイヤハン
ガ取付部の補強を強力なものにすることができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、1は外装体
で、該外装体1のコンビランプ取付部2は車両の後側端
部に位置し、該コンビランプ取付部2の外装体1は車両
内方側へ弯曲面3に成形されていると共に、その端部は
車両前方側へ折曲形成されている。外装体1のコンビラ
ンプ取付部2には後向きの開口部4が形成されていると
共に、該開口部4の上下部には取付孔5を有する上部タ
イヤハンガ取付部6および取付孔5′を有する下部タイ
ヤハンガ取付部6′が形成され、かつ開口部4の両側部
にはそれぞれ取付孔7を有するコンビランプ取付片8,8
が形成されている。
一方、外装体1の内面には内装体9が重設されるのであ
るが、該内装体9は前記外装体1に形成された開口部4
に対応する開口部10を有する筒状のコンビランプハウジ
ング11と、該コンビランプハウジング11の上下部に一体
的に形成された取付孔12を有する上部タイヤハンガ取付
補強部13および取付孔12′を有する下部タイヤハンガ取
付補強部13′と、さらに該上下部タイヤハンガ取付補強
部13,13′の上下部に一体的に形成された上部溶着補強
部14および下部溶着補強部14′とからなり、上下部タイ
ヤハンガ取付補強部13,13′および上下部溶着補強部14,
14′は外装体1の弯曲面3に重接するような弯曲面15に
形成されていると共に、それぞれの車両内方側の端部に
は車両前方側へ折曲された上下部溶着片16,16′が形成
され、かつコンビランプハウジング11の開口部10の両側
部にはそれぞれ取付孔17を有するコンビランプ取付補強
片18,18が形成されている。また、筒状に形成されてい
るコンビランプハウジング11の上下端部には上部補強板
19および下部補強板19′がそれぞれが有する溶着片によ
りコンビランプハウジング11および上下部タイヤハンガ
取付補強部13,13′に溶着されることにより被着されて
いる。
かくして、上記のように構成された内装体9の上下部タ
イヤハンガ取付補強部13,13′および上下部溶着補強部1
4,14′の弯曲面15を外装体1の弯曲面3の内面に重設す
ると共に、外装体1の取付孔5,5′有する上下部タイヤ
ハンガ取付部6,6′に内装体9の取付孔12,12′を有する
上下部タイヤハンガ取付補強部13,13′を対応させ、内
装体9の上下部溶着補強部14,14′および上下部溶着片1
6,16′を外装体1に溶着し、かつコンビランプハウジン
グ11の開口部10の両側部に形成されたコンビランプ取付
補強片18,18を外装体1の開口部4の両側部に形成され
たコンビランプ取付片8,8に溶着することにより、外装
体1の上下部タイヤハンガ取付部6,6′は一体的に形成
され高剛性化された内装体9によって一元的に補強さ
れ、外装体1の上下部タイヤハンガ取付部6,6′に生ず
るスペアタイヤの慣性力による応力は内装体9による補
強部全体に分散され、応力集中が生起することがないも
のである。
なお、内装体9の上下部タイヤハンガ取付補強部13,1
3′の取付孔12,12′に対応する内面にはそれぞれ図示し
ないナットが溶着されており、スペアタイヤ20を支持し
ているタイヤハンガ21の上下部取付部材22,22′を図示
しないボルトにより上記ナットへ締め付けて取り付ける
ものであり、符号23はコンビランプである。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているものであ
り、コンビランプ取付部を有する外装体の内面に重設さ
れる内装体は、コンビランプハウジングの上下部に各一
体的にタイヤハンガ取付補強部と溶着補強部とが列設さ
れているものであるから、内装体はコンビランプハウジ
ングを介して全体が一体的に形成されているため、コン
ビランプハウジングの剛性の付加により全体として高剛
生化され、高剛性化された内装体は上下部溶着補強部に
おいて外装体に溶着され、かつ上下部タイヤハンガ取付
補強部において取付孔が貫通されているものであるか
ら、外装体の上下部タイヤハンガ取付部は高剛性化され
た内装体により一元的に補強されるため、悪路走行時に
外装体の上下部タイヤハンガ取付部に生ずるスペアタイ
ヤの慣性力による応力は内装体による補強部全体に分散
され、応力集中が生起されることがなく外装体に亀裂を
生じたり変形を生ずることがないものであり、しかも内
装体の溶着補強部は内装体の上下端部に列設されている
ものであるから、内装体の外装体への溶着にあたっては
外装体のポストカバーおよびバンパーの重接部において
溶着することができるため、溶着部をポストカバーおよ
びバンパーにより被装することができ、外装体の外観を
損なうことがないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はスペアタ
イヤハンガ取付装置の斜視図、第2図は第1図における
A−A線断面図、第3図は内装体の斜視図である。 1……外装体、2……コンビランプ取付部 5,12……取付孔、9……内装体 11……コンビランプハウジング 13……上部タイヤハンガ取付補強部 13′……下部タイヤハンガ取付補強部 14……上部溶着補強部、14′……下部溶着補強部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンビランプハウジングの上下部に各一体
    的にタイヤハンガ取付補強部と溶着補強部とが列設され
    た内装体を、コンビランプ取付部を有する外装体に前記
    コンビランプハウジングと前記コンビランプ取付部とを
    対応させて重設すると共に、前記内装体はその上下部溶
    着補強部において前記外装体に溶着され、かつ前記内装
    体の上下部タイヤハンガ取付補強部においてスペアタイ
    ヤハンガを取付ける取付孔が内装体及び外装体に貫通さ
    れているスペアタイヤハンガ取付装置。
JP2436489U 1989-03-03 1989-03-03 スペアタイヤハンガ取付装置 Expired - Lifetime JPH0746611Y2 (ja)

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JP2436489U JPH0746611Y2 (ja) 1989-03-03 1989-03-03 スペアタイヤハンガ取付装置

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JPH02115087U JPH02115087U (ja) 1990-09-14
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