JPH0746568A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0746568A
JPH0746568A JP18829693A JP18829693A JPH0746568A JP H0746568 A JPH0746568 A JP H0746568A JP 18829693 A JP18829693 A JP 18829693A JP 18829693 A JP18829693 A JP 18829693A JP H0746568 A JPH0746568 A JP H0746568A
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Kenji Hatori
健司 羽鳥
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のアプリケーションが1つのカメラを効
率良く利用できるようにする。 【構成】 OS46は、履歴保持部48、カメラ操作部
50及び要求調整部52を具備する。履歴保持部48
は、アプリケーション44−1,44−2,44−3か
らのカメラに関する要求を履歴として保持する。カメラ
操作部50は、履歴保持部48中の履歴に従ってカメラ
22を駆動させ、また撮影された画像にアプリケーショ
ンを識別するための情報を付加したデータを作成する。
要求調整部52は、アプリケーション44−1,44−
2,44−3から出されたカメラに関する要求の受諾を
判断し、また、履歴保持部48中の履歴を作成・修正・
更新・消去し、更にカメラ操作部50において作成され
たデータを基にアプリケーションに画像を分配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像手段を複数のアプ
リケーションで共有するための情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータに接続されている周
辺機器等のハードウエア資源(ネットワーク上のものを
含む。)を複数のアプリケーションで共有するとき、そ
の制御の方法としてアプリケーションによるものと、オ
ペレーティング・システム(以下、OSと略す。)によ
るものとがある。
【0003】例えばプリンタの場合、OSが制御を行な
い、ある文書を印刷中に別の文書の印刷要求が出された
時、元の文書の印刷が終了するまで待たせるという方法
を取る。つまり、複数の要求に対して時間をずらしてプ
リンタを割り当てる。
【0004】また、ディスク装置の場合、ファイルと呼
ばれる論理単位ごとにアプリケーションが制御を行な
い、例えば、あるアプリケーションがあるファイルを開
いた場合、アプリケーションが終了するまで、そのファ
イルを占有し、同一のアプリケーションの異なるインス
タンスによって内容の更新などのアクセスを行なうこと
ができない。つまり、完全な排他制御になっている。
【0005】一方、撮像手段の場合、一般的に制御を行
なうのはアプリケーションであり、例えば、テレビ会議
システムの場合、ネットワークを介して1つの撮像手段
からの同一の被写体の同一の画像を複数の人間に見せる
などの共有化が行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように撮像手段制
御に関しては各アプリケーションが独自に実行してお
り、この場合、複数の異なったアプリケーション間の制
御などの高等な制御を行なうことができない。
【0007】そこで、撮像手段に対してOSが行なうこ
とのできる制御方法として、第1に、エディタのように
1つのアプリケーションに完全に占有させてしまう方法
が考えられるが、資源の共有という面から見て効率的で
ない。特に、動画を撮影する際には、1つのアプリケー
ションが長い時間占有することがあり、他のアプリケー
ションの起動を大幅に疎外してしまう。
【0008】第2に考えられる制御方法は、プリンタの
ように要求発生の順番に応じて、より早く出された要求
を優先的に処理し、時間的に遅れて出された要求はしば
らく待たせて、前の処理が終わり次第処理するというも
のである。この方法を撮像手段制御に使用した場合、撮
影要求に対して遅れて画像が取り込まれる可能性があ
り、要求を出した者の意図した画像を得られないことも
考えられるので、非現実的であるといえる。
【0009】本発明は、このような課題を解決する情報
処理装置を提示することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、撮像手段を備えた情報処理装置であって、同一の
設定により撮像を行なう複数のアプリケーションに対し
ては同一の画像を供給し、異なる設定により撮像を行な
う複数のアプリケーションに対してはそれぞれの設定に
より撮影された画像を供給する。
【0011】
【作用】上記手段により、可能な限りを撮像手段を共同
使用することができ、利用効率が良くなる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例のハードウエア
構成を示す構成ブロック図である。図1において、10
はズーム機能を有する光学系、12は絞り、14は機械
シャッタ、16は撮像素子である。18はローパスフィ
ルタリング等の処理を行なう信号処理回路、20はCP
U42からの指示に従い、絞り12、機械シャッタ1
4、撮像素子16及び雲台24を制御するコントローラ
である。光学系10、絞り12、機械シャッタ14、撮
像素子16、信号処理回路18、及びコントローラ20
が撮像手段22内に組み込まれており、雲台24が撮像
手段22を撮影方向を変更自在に支持する。
【0014】26は信号処理回路18のアナログ出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換器、28はA/D
変換器26から出力されるディジタル信号を記憶するメ
モり、30はハードディスクや光磁気ディスクなどのデ
ィスク、32はネットワークと接続するためのモデム等
のネットワーク・インターフェース、34はCRT等の
表示装置、36はキーボードやマウスなどの入力装置、
38はシステムを起動するための初期プログラムや入出
力のためのプログラムなどを記憶するROM、40はア
プリケーション・プログラムやOS等のロード先である
RAM、42はシステムの動作を司り公知の機能を果た
すCPUである。
【0015】次に、本ハードウエアの動作を説明する。
図示しない電源が投入されると、CPU42はROM3
8から起動のための初期プログラムを読み込み、それに
従ってシステムを起動し、ディスク30又はネットワー
ク・インターフェース32に接続される外部の図示しな
いディスクからOSのプログラムを読み込み、必要なプ
ログラムをRAM40の所定場所に格納する。
【0016】ユーザが入力装置36によりディスク30
又はネットワーク・インターフェースに接続された外部
の図示しないディスクに存在するアプリケーション・プ
ログラムの起動を指定すると、CPU42はそのアプリ
ケーション・プログラムをRAM40の所定場所に格納
する。
【0017】ディスク30からのものであろうと、又は
ネットワーク・インターフェースに接続された外部の図
示しないディスクからのものであろうと、アプリケーシ
ョン・プログラムが撮像手段22を操作する必要が生じ
た場合、アプリケーション・プログラムはRAM40中
に存在するOSと通信を行ない、CPU42を介してコ
ントローラ20に信号を送り、撮像手段22中の絞り1
2、機械シャッタ14、撮像素子16、特に動画を撮影
する場合には撮像素子16の電子シャッタ、及び雲台2
4を制御する。
【0018】アプリケーションが表示装置34に情報を
表示させる等、撮像手段22以外の機構アクセスする場
合、OSを介して行なわれるが、その手法は公知である
ので、説明を省略する。
【0019】次に、アプリケーションが撮像手段22を
操作する場合に行なわれるアプリケーションとOSとの
間の通信、及び通信に際してOSが実行する処理につい
て、説明する。
【0020】図2は、アプリケーションが撮像手段22
を操作する際に、必要な処理を行なうソフトウエア構成
を示す。図2において、44−1,44−2,44−3
はRAM40内に存在して撮像手段22にアクセスする
アプリケーション、46はRAM40内に存在してアプ
リケーション44−1,44−2,44−3からの撮影
要求などを処理して撮像手段22を制御し、同じに公知
の働きをするOSである。
【0021】OS46内で、履歴保持部48は、各アプ
リケーション44−1,44−2,44−3からの撮像
手段22に関する要求の履歴を保持する。撮像手段操作
部50は、履歴保持部48に書き込まれた撮像手段の設
定値に従って撮像手段22を駆動させ、撮像手段22か
ら返されるデータを要求調整部52に出力する。要求調
整部52は、履歴保持部48中の履歴を参照してアプリ
ケーションから出された撮像手段に関する要求を受諾又
は拒否し、受諾する場合に履歴保持部48の履歴を追加
・修正・更新・消去し、撮像手段操作部50からのデー
タを適切にアプリケーションに分配する。なお、CPU
42は、撮像手段22の設定を切り替えるタイミングを
撮像手段操作部50に一定間隔で送る。
【0022】図3及び図4は要求調整部52の処理の流
れを表わすフローチャートである。図5は撮像手段操作
部50の処理の流れを表わすフローチャートである。
【0023】図6、図7、図8及び図9は、アプリケー
ションが撮影を行なうために出す要求の例であり、各図
で、60は撮像手段の撮影方向の値、62は撮像手段の
絞り値、64は電子シャッタ又は機械シャッタのシャッ
タ速度の値をそれぞれ示す。
【0024】図10、図11、図12及び図13は履歴
保持部48に書き込まれる履歴の例を示す。
【0025】図14及び図15はタグ付き画像の例であ
る。
【0026】図16及び図17は、要求調整部52が複
数の撮像手段設定の要求を時分割で切替え可能かどうか
を判断するための判断基準であり、図16は、2つの撮
像手段の向きなどの値の差の絶対値をとり、それをある
基準値と比較しており、図17では、履歴保持部48中
の複数の履歴中の撮像手段の向きなどの値とアプリケー
ションから発生された要求値を関数f,g又はhで評価
し、それをある基準値と比較している。
【0027】図3、図4及び図5に示すフローチャート
を参照して、3つのアプリケーションが撮像手段にアク
セスする際の動作を説明する。ここでは、先ずアプリケ
ーション44−1が起動され、次ぎにアプリケーション
44−2が起動され、最後にアプリケーション44−3
が起動されるものとする。より多くのアプリケーション
が起動された場合についても本発明が有効であることは
明らかである。
【0028】図2において、アプリケーション44−1
が撮影を行なうために図6に示すような要求値を出した
とする。要求調整部52はステップS1において要求発
生を知り、その要求が撮影要求であり(ステップS
2)、履歴保持部48を参照し過去に撮像手段に対して
要求が出されていないため(ステップS3)、図6の値
にアプリケーションを識別するためのタグを付与した図
10に示すようなデータ(履歴と呼ぶ。)を履歴保持部
48に書き込む(ステップS8)。
【0029】撮像手段操作部50はアプリケーション4
4−1が出した要求を履歴保持部48から取得し(ステ
ップS31)、その要求に従って撮像手段22を駆動
し、撮像手段向きをAngle_a、絞りIris_
a、シャッタスピードをSpeed_aと設定し(ステ
ップS32)、撮像手段22から画像を取得しアプリケ
ーションを識別するためのタグを付加した図14に示す
ようなデータ(タグ付き画像と呼ぶ。)を要求調整部5
2に送る(ステップS33)。すると、要求調整部52
は、ステップS21においてタグ付き画像が返されたこ
とを知り、タグがアプリケーション44−1を示す1つ
だけであるので(ステップS22)、そのタグ付き画像
の画像部分をアプリケーション44−1に送出する(ス
テップS24)。
【0030】アプリケーション44−1が静止画を撮影
するものである場合、1フレームの画像がアプリケーシ
ョン44−1に送られると同時に、撮影終了要求がアプ
リケーション44−1から出される。要求調整部52
は、その要求を感知し(ステップS1)、それが撮影終
了要求であると判断すると(ステップS2)、ステップ
S11において履歴保持部48中の履歴を消去し、撮像
手段操作部50は画像を要求調整52に送るのを中止す
る。
【0031】一方、アプリケーション44−1が動画を
撮影するものである場合、アプリケーション44−1が
撮影終了要求を出すまで、撮像手段操作部50は画像を
送り続けることになる。
【0032】このように、本実施例は静止画・動画の両
方に適用することができるものであるが、以降では各ア
プリケーション44−1,44−2,44−3は動画を
撮影するものであるとする。
【0033】次に、アプリケーション44−1が図9に
示す要求を発生したとき、つまり、設定した撮像手段向
きを変更する場合に、要求調整部52は以下の処理を行
なう。即ち、要求の発生を検知すると(ステップS
1)、その要求が撮影要求であり(ステップS2)、履
歴保持部48には既に履歴が書き込まれており(ステッ
プS3)、その履歴は要求を発生したアプリケーション
によるものであるため(ステップS4)、その履歴を図
11に示すように更新する(ステップS10)。する
と、撮像手段操作部50は前述したステップと同じ処理
を行なって撮像手段22を駆動し、タグ付き画像を要求
調整部52に送り、要求調整部52は画像をアプリケー
ション44−1に送る。
【0034】続いて、アプリケーション44−2が、撮
影を行なうため図7に示すような要求を発生したとす
る。要求調整部52は、要求の発生を検知すると(ステ
ップS1)、その要求が撮影要求であり(ステップS
2)、履歴保持部48には既に履歴が書き込まれている
が(ステップS3)、その履歴は要求を発生したアプリ
ケーションによるものでないので(ステップS4)、ス
テップS5を実行し、履歴保持部48に存在する図11
に示す履歴と図7に示す要求とを比較する。両者が同
じ、つまりAngle_a’=Angle_b、且つI
ris_a=Iris_b、且つSpeed_a=Sp
eed_bであるとすると、アプリケーション44−1
及び同44−2に対して同一の画像を撮影結果として戻
せばよいことになり、そのために要求調整部52は、履
歴保持部48に書き込まれている図11の履歴のタグ部
分にアプリケーション44−2を示すタグを追加して図
12に示すように書き換え(ステップS9)、両アプリ
ケーションで同じ設定を要求していることを表現する。
【0035】このとき撮像手段操作部50は、ステップ
S31において図12の履歴を取得し、ステップS32
においてそれに従った撮像手段操作信号を送出し、得ら
れた画像にそれを返すべきアプリケーションを示すため
にアプリケーション44−1及び同44−2を識別する
ためのタグを図15に示すように付加し、それを要求調
整部52に返す(ステップS33)。
【0036】要求調整部52は、図15のタグ付き画像
が返されたことを知り(ステップS21)、そのデータ
にはアプリケーション44−1と同44−2を示す複数
のタグが付加されているので(ステップS22)、撮像
手段操作部50から得た図15のタグ付き画像の画像部
分の複製を作り(ステップS23)、タグ部分に示され
ているアプリケーション44−1と同44-2に対して
同一の画像を送出する(ステップS24)。
【0037】次に、図2においてアプリケーション44
−3が図8に示すような要求を発生したとする。ここ
で、Angle_a’≠Angle_b、且つIris
_a≠Iris_b、且つSpeed_a≠Speed
_bであるとする。
【0038】要求調整部52は要求発生を検知すると
(ステップS1)、その要求は撮影に関し(ステップS
2)、既に履歴保持部48に履歴が存在し(ステップS
3)、同一のアプリケーションの履歴がなく(ステップ
S4)、要求値が履歴保持部48に書かれている履歴の
どれとも一致しないので(ステップS5)、ステップS
6を実行する。ここで、アプリケーション44−3が発
した図8の要求と履歴保持部48に存在する図12の履
歴とを比較して、図16のような関係がなりたっている
時、つまり、両者の設定の差の絶対値がある基準値より
小さく、アプリケーションに返す画像がとぎれない程度
の微小時間間隔で両者の設定を切り替える(時分割で切
り替える)ことが可能な場合、要求調整部52は、履歴
保持部48に図13に示した新たな履歴を追加する(ス
テップS8)。
【0039】これによって、履歴保持部48には図12
と図13の履歴が存在することになる。この場合、撮像
手段操作部50は、履歴保持部48に書かれている履歴
の一方、例えば図12の方を取得し(ステップS3
1)、それに合わせて撮像手段22に対して操作信号を
送出し(ステップS32)、タグ付き画像を要求調整部
52に戻し(ステップS33)、要求調整部52は、前
述と同様にステップS21〜S24を実行し、画像をア
プリケーション44−1,44−2に送出する。
【0040】ここで、CPU42は予め決められた微小
時間が経過すると、撮像手段22の設定を別のアプリケ
ーションが出した要求値に切り替えるタイミングを知ら
せる信号をOS46に発する。この信号によって撮像手
段操作部50はもう一方の履歴、例えば図13の方を取
得し(ステップS31)、その値に合わせて撮像手段を
操作し(ステップS32)、その結果得られた画像にア
プリケーション44−3を識別するタグを付加し、要求
調整部52に返す(ステップS33)。
【0041】要求調整部52は、データが返されたこと
を知り(ステップS21)、タグはアプリケーション4
4−3のみを示しているので(ステップS22)、アプ
リケーション44−3に画像を送出する(ステップS2
4)。そして、以降、CPU42から次々発せられる信
号によって、撮像手段22は図12の内容と図13の内
容が交互に繰り返し設定され、これにより、アプリケー
ション44−1、アプリケーション44−2及びアプリ
ケーション44−3のそれぞれに対して、許される程度
に途切れの無い画像を送ることができる。
【0042】ところで、要求調整部52がステップS6
において時分割可能でないと判断した場合は、アプリケ
ーションに対して撮影不可能であることを知らせる所定
の信号を送出し(ステップS7)、アプリケーションは
それに基づいて適切な処理を実行する。
【0043】あるアプリケーション、例えば、アプリケ
ーション44−3が撮影終了の要求を発した時、要求調
整部52はそれを検知し(ステップS1)、それが撮影
終了要求であると判断すると(ステップS2)、履歴保
持部48中の図13の履歴を削除し(ステップS1
1)、以降は図12の履歴に従って撮影が行なわれ、撮
影画像がアプリケーション44−1と同44−2に返さ
れる。次に、アプリケーション44−2が撮影終了要求
を発した時は、要求調整部52はそれを検知し(ステッ
プS1)、それが撮影終了要求であると判断すると(ス
テップS2)、履歴保持部48中の履歴を図12から図
11のように変更する(ステップS11)。さらに続い
て、アプリケーション44−1からの撮影終了要求が出
された時には、要求調整部52はそれを検知し(ステッ
プS1)、撮影終了要求であると判断すると(ステップ
S2)、ステップS11において履歴は完全に消去され
る。
【0044】なお、本実施例では、要求調整部52がス
テップS6において時分割可能であることを判断するた
めに、図16の評価基準を用いた。この評価基準は1つ
の履歴が履歴保持部48にあり、その履歴とあるアプリ
ケーションから出された要求を比較する際にのみ適用す
ることが可能である。履歴保持部48に複数の履歴があ
り、それらとある1つの要求とを比較するには図17の
ように評価基準を設ける。同図における「ある基準」と
いうのは、時分割を行なってもアプリケーションに返す
画像が途切れないことを保証するものであり、この基
準、並びに関数f,g,hが返す値は履歴保持部48の
履歴の数、履歴と要求中における設定のバラツキ、及び
撮像手段22の性能などによって決められる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明により容易に理解できるよう
に、本発明によれば、撮像手段を複数のアプリケーショ
ンで効率的に使用できる。更に、別の発明によれば、既
に起動されているアプリケーションが発した撮像手段操
作の履歴を保持し、あるアプリケーションから撮像手段
操作の要求が発生された場合、その要求と履歴とを比較
して要求を受け付けるかどうかを判断させるための手段
を設け、要求を受け付ける時には複数の設定を切り替え
る手段によって、複数のアプリケーション間で撮像手段
を共有し、撮影などを行なうことが可能になる。また、
要求と履歴が等しい場合には、1つの画像を複数のアプ
リケーションに分配する機能も有するので、同じ設定を
行なうアプリケーションの間でも撮像手段を共有して撮
影を行なうことができる。従ってアプリケーションによ
る撮像手段へのアクセスを効率良く制御するシステムを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のハードウエア構成を示すブロック図
である。
【図2】 アプリケーションによる撮像手段操作に関与
するソフトウエア構成を示すブロック図である。
【図3】 要求調整部52の処理の流を表わすフローチ
ャートである。
【図4】 要求調整部52の別の処理の流を表わすフロ
ーチャートである。
【図5】 撮像手段操作部50の処理の流を表わすフロ
ーチャートである。
【図6】 アプリケーションが撮影を行なうために出す
要求の例である。
【図7】 アプリケーションが撮影を行なうために出す
要求の例である。
【図8】 アプリケーションが撮影を行なうために出す
要求の例である。
【図9】 アプリケーションが撮影を行なうために出す
要求の例である。
【図10】 履歴保持部48に書き込まれる履歴の例で
ある。
【図11】 履歴保持部48に書き込まれる履歴の例で
ある。
【図12】 履歴保持部48に書き込まれる履歴の例で
ある。
【図13】 履歴保持部48に書き込まれる履歴の例で
ある。
【図14】 タグ付き画像の例である。
【図15】 タグ付き画像の例である。
【図16】 要求調整部52が複数の撮像手段設定を時
分割で切り替え可能かどうかを判断する評価基準であ
る。
【符号の説明】
10:光学系 12:絞り 14:機械シャッタ 1
6:撮像素子 18:信号処理回路 20:コントロー
ラ 22:撮像手段 24:雲台 26:A/D変換器
28:メモり 30:ディスク 32:ネットワーク
・インターフェース 34:表示装置 36:入力装置 38:ROM 4
0:RAM 42:CPU 44−1,44−2,44
−3:アプリケーション 46:OS 48:履歴保持
部 50:撮像手段操作部 52:要求調整部 60:
撮像手段の撮影方向の値 62:撮像手段の絞り値 6
4:シャッタ速度値
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のハードウエア構成を示すブロック図
である。
【図2】 アプリケーションによる撮像手段操作に関与
するソフトウエア構成を示すブロック図である。
【図3】 要求調整部52の処理の流を表わすフローチ
ャートである。
【図4】 要求調整部52の別の処理の流を表わすフロ
ーチャートである。
【図5】 撮像手段操作部50の処理の流を表わすフロ
ーチャートである。
【図6】 アプリケーションが撮影を行なうために出す
要求の例である。
【図7】 アプリケーションが撮影を行なうために出す
要求の例である。
【図8】 アプリケーションが撮影を行なうために出す
要求の例である。
【図9】 アプリケーションが撮影を行なうために出す
要求の例である。
【図10】 履歴保持部48に書き込まれる履歴の例で
ある。
【図11】 履歴保持部48に書き込まれる履歴の例で
ある。
【図12】 履歴保持部48に書き込まれる履歴の例で
ある。
【図13】 履歴保持部48に書き込まれる履歴の例で
ある。
【図14】 タグ付き画像の例である。
【図15】 タグ付き画像の例である。
【図16】 要求調整部52が複数の撮像手段設定を時
分割で切り替え可能かどうかを判断する評価基準であ
る。
【図17】 要求調整部52が複数の撮像手段設定の要
求を切替え可能かどうかを判断する別の判断基準であ
る。
【符号の説明】 10:光学系 12:絞り 14:機械シャッタ 1
6:撮像素子 18:信号処理回路 20:コントロー
ラ 22:撮像手段 24:雲台 26:A/D変換器
28:メモり 30:ディスク 32:ネットワーク
・インターフェース 34:表示装置 36:入力装置 38:ROM 4
0:RAM 42:CPU 44−1,44−2,44
−3:アプリケーション 46:OS 48:履歴保持
部 50:撮像手段操作部 52:要求調整部 60:
撮像手段の撮影方向の値 62:撮像手段の絞り値 6
4:シャッタ速度値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段を備えた情報処理装置であっ
    て、同一の設定により撮像を行なう複数のアプリケーシ
    ョンに対しては同一の画像を供給し、異なる設定により
    撮像を行な複数のアプリケーションに対してはそれぞれ
    の設定により撮影された画像を供給する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 要求する設定が実行不可能なアプリケー
    ションに対しては撮影不可能であることを通知する請求
    項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 アプリケーションからの撮像手段に関す
    る要求を履歴として保持する履歴保持手段と、当該履歴
    保持手段中の当該履歴に従って撮像手段を駆動させ、ま
    た撮影された画像にアプリケーションを識別するための
    情報を付加したデータを作成する撮像手段操作手段と、
    アプリケーションから出された撮像手段に関する要求の
    受諾を判断し、また、当該履歴保持手段中の当該履歴を
    作成・修正・更新・消去し、更に当該撮像手段操作手段
    において作成された当該データを基にアプリケーション
    に画像を分配する要求調整手段とを具備する請求項2に
    記載の情報処理装置。
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