JPH0746520A - カメラ一体型記録装置 - Google Patents

カメラ一体型記録装置

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JPH0746520A
JPH0746520A JP5188195A JP18819593A JPH0746520A JP H0746520 A JPH0746520 A JP H0746520A JP 5188195 A JP5188195 A JP 5188195A JP 18819593 A JP18819593 A JP 18819593A JP H0746520 A JPH0746520 A JP H0746520A
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recording
camera
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image pickup
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JP5188195A
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English (en)
Inventor
Hirochika Abe
弘哉 安部
Hideo Nishijima
英男 西島
Kouji Kaniwa
耕治 鹿庭
Akishi Mitsube
晃史 三辺
Yoshio Narita
芳雄 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録開始時の操作が簡単で、しかも電力を浪
費することがなく、かつ記録スイッチが押されてから速
やかに記録を開始するカメラ一体型VTR装置を提供す
ること。 【構成】 記録釦に撮影者が触れたことを検出する手段
33を設け、釦に触れた時点でカメラ部9およびVTR
部10の回転シリンダをあらかじめ起動しておき、釦が
押されてから速やかに記録を開始するとともに、記録終
了後はカメラ部およびVTR部の電源を自動的に切断
し、電力を低減する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ一体型VTR等
のカメラ一体型記録装置に係り、特に、記録待機時の電
力低減化、および、つなぎ撮り制御の高速化を図ったカ
メラ一体型記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラとVTR(ビデオテープレコー
ダ)が一体に形成されたカメラ一体型VTRの撮影機能
に、記録と記録一時停止とを繰り返し、必要なシーンを
連続して記録するつなぎ撮り機能がある。従来のカメラ
一体型VTRでは、次の記録を速やかに開始するために
記録一時停止モード(以下、スタンバイと称す)を設
け、スタンバイ時には、カメラ部は撮像状態、VTR部
は回転シリンダが回転している状態でそれぞれ待機する
ようになっている。従って、スタンバイ時も記録時とほ
ぼ同等の電力を消費することになり、電池で駆動するこ
とが多いカメラ一体型VTRでは、実際に記録できる時
間が短くなるという問題があった。スタンバイ時の電力
の消費を避けるためには、記録終了後常に電源を切るよ
うにすればよいが、こうすると、次に記録を開始する際
に電源スイッチを操作し、さらに記録釦を操作するとい
う2段階の操作が必要になるという問題があった。
【0003】この問題を軽減する従来の手法としては、
例えば、特開昭57−196673号公報に記載の装置
では、スタンバイ時にはカメラ部およびVTR部への電
源の供給を停止し、次の記録時に再度電源を供給して起
動する構成とすることにより、消費電力を低減するとと
もに、起動時に立ち上がりが遅いシリンダの回転位相に
合わせて応答が速いカメラの同期信号をリセットするこ
とで、システムの起動特性を改善するようしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した先願による従
来技術では、記録釦が押されてから記録を開始するまで
の時間はシリンダの起動時間に依存する。VTRの方式
や制御システムにより異なるが、例えば、8ミリVTR
のシリンダ(直径40mm)では、起動後シリンダの回
転が安定するまでに1秒弱の時間が必要であり、また、
つなぎ撮り部分の連続性を保つために必要なトラッキン
グ時間を考慮すると、記録開始までに1秒以上の時間が
必要になる。
【0005】また、最近のカメラ一体型VTR、特に家
庭用のそれでは自動化が進み(例えば、「テレビジョン
学会誌」;第43巻,第6号(1989年)の561頁
参照)、絞り制御,色温度補正制御,合焦制御等は自動
制御されるものが多い。ここで、従来のスタンバイ状態
でカメラが撮像状態にあるシステムでは、上記した制御
の立ち上がり特性は特に問題はなかったが、前記先願の
従来技術のように、スタンバイ時に撮像を停止し記録ボ
タンが押されてから撮像を開始するシステムでは、カメ
ラ部の立ち上がり特性が問題となってくる。例えば、露
光制御が定常状態に達しないうちに記録を開始すると、
記録の冒頭の部分が明るい、あるいは暗い状態で始ま
り、徐々に正規の明るさに変化してしまうため、見苦し
い画面になってしまうという問題を生じる。
【0006】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は上記した従来技術のもつ問題点を解消することにあ
り、その目的とするところは、記録開始時の操作が簡単
で、しかも電力を浪費することがなく、かつ、記録スイ
ッチが押されてから速やかに記録を開始するカメラ一体
型記録装置(カメラ一体型VTR)を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラ一体
型記録装置(カメラ一体型VTR)は、上記目的を達成
するために、撮像手段と、撮像信号を記録媒体に記録す
る記録手段と、記録の開始および終了を指示する記録ス
イッチと、操作者の手指等の被検出体が触れたこともし
くは近接したことを検出して、操作者が撮影態勢に入っ
たことを認知するための近接センサ(近接スイッチ)
と、装置の統括制御を司る制御手段とを有し、制御手段
は、近接センサと記録スイッチとの状態に応じ、前記撮
像手段と前記記録手段の動作および電源を制御するよう
に、構成した。
【0008】
【作用】例えば、近接スイッチ(近接センサ)の検出面
を記録スイッチの押釦(記録釦)面とし、撮影者(操作
者)の手指が記録釦に触れたことを近接スイッチが検出
すると、装置(システム)の統括制御を司る制御手段
(例えばマイクロコンピュータ)は、カメラ部を起動さ
せると共に、VTR部のシリンダを起動させて、システ
ムをスタンバイ状態にする。ここで実際の使用状況で
は、撮影者がカメラを構えてから記録釦を押すまでに
は、被写体の探索や画角の設定の時間があり、記録釦に
触れてから押すまでに早くても数秒の時間がある。従っ
て、記録釦が押された時点ではカメラもシリンダも十分
に安定な状態にあり、記録釦が押されてから速やかに記
録を開始させることができる。また、記録終了後は、カ
メラ部及びVTR部への電源の供給を停止させて、これ
によって、記録時以外の不要な電力の消費を大幅に削減
することができる。しかも、撮影者が1個の釦を操作す
るだけで上記の処理が行われるので、撮影者には負担が
かからず、極めて使い勝手のよいものとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の詳細を、図1〜図15に示し
た各実施例によって説明する。図1は本発明の第1実施
例に係るカメラ一体型VTRの構成図であり、同図にお
いて、点線で囲み総括的に示すブロック9,10,30
は、それぞれカメラ部,VTR部,制御ブロックであ
る。
【0010】カメラ部9は、レンズ1,絞り2,撮像素
子3(例えばCCDセンサ)等からなるレンズブロック
4と、撮像素子3からの出力信号をビデオ信号に変換す
るカメラ信号処理回路5と、撮像素子3への入力光量が
適当になるように絞り2および撮像素子3の露光時間を
制御する露光制御回路6と、光源の色温度に応じて色相
を補正する色温度補正回路7等を備えている。なお、カ
メラ部9において、8は撮影時の被写体および画角確認
用の光学式ファインダである。
【0011】上記のカメラ部9で生成した撮像信号は、
VTR部10で磁気テープ14に記録される。VTR部
10では、カメラ部9からの入力信号を記録信号処理回
路11で記録用の信号に変換し、回転シリンダ(以下、
シリンダと略す)12上に搭載した磁気ヘッド13で磁
気テープ14に記録する。再生時には、磁気ヘッド13
からの再生信号を、再生信号処理回路15で映像信号に
変換する。16は記録モードと再生モードを切り替える
スイッチである。磁気テープ14は、キャプスタン21
とピンチローラ23で圧着され、キャプスタン21をキ
ャプスタンモータ22で回転することにより移送され
る。シリンダ12の回転は、センサ18からの速度情報
および位相情報を用いてシリンダ制御回路17で制御す
る。同様に、キャプスタンモータ22の回転は、センサ
20からの速度情報をもとにキャプスタン制御回路19
で制御する。再生時のトラッキング方式は種々あるが、
本実施例では8ミリビデオで使われているパイロット信
号を用いたATF方式の場合の例を示す。再生時には、
ATFトラッキング制御回路24で再生信号からパイロ
ット信号を抽出してトラッキングエラー信号を生成し、
これをキャプスタン制御回路19に入力してキャプスタ
ン21の回転位相を制御する。38は外部出力端子であ
り、スイッチ37で動作モードに応じてカメラ部9から
の撮像信号とVTR部10からの再生信号を切り替えて
出力する。
【0012】制御ブロック30内において、31はマイ
クロコンピュータ(以下、マイコンと略す)を用いたシ
ステムコントローラであり、該システムコントローラ3
1は、システム(カメラ一体型VTR)全体の統括制御
を司り、予め作成された各種プログラムに従って各種制
御処理動作を実行し、例えば、各種動作モードの設定・
制御などを行う。なお以下の説明では、システムコント
ローラ31による制御は、本発明に関連する制御につい
てのみ行う。
【0013】32は記録の開始および終了を指示するた
めの記録スイッチで、該記録スイッチ32の図示せぬ操
作釦(記録釦)はカメラ一体型VTRのケース外面の適
宜位置に配設されている。33は近接センサたる近接ス
イッチで、上記記録スイッチ32の記録釦に、操作者
(撮影者)の手指等の被検出体が触れたこと、もしくは
近接したことを検出するようになっている。本実施例で
は、この近接スイッチ33は、例えば被検出体たる撮影
者の手指が近接スイッチ33の検出面に接触することに
よる静電容量の変化から、撮影者の手指が記録スイッチ
32の記録釦に軽く触れられたことを検出するものとな
っている。なお、近接センサ(近接スイッチ)として
は、静電容量方式以外にも、他の任意の検出方式をとる
近接センサが採用可能である。また、このような近接セ
ンサ(近接スイッチ)に関しては、例えば「日経メカニ
カル」;1989年,2月20日号の218〜227頁
に詳述されているので、必要ならば参照されたい。な
お、本実施例では、近接スイッチの駆動回路や検出回路
等を含めて、近接スイッチ33として総括的に表してあ
り、近接スイッチ33からの出力信号は、近接スイッチ
33の検出面に手指が触れている場合はハイレベルの信
号を、触れていない場合はローレベルの信号を出力する
ものとし、かつ、近接スイッチ33の検出面は、記録ス
イッチ32の記録釦と兼用されたものとなっている。な
おまた、近接センサ(近接スイッチ)の構造・形状,配
置等は、これ以外にさまざまな変形が可能である。
【0014】なお、図1の制御ブロック30内におい
て、34は、電池35から各ブロックへの電力供給を制
御する電源制御回路である。また、36はタイマ回路で
あり、システムコントローラ31のタイミング制御に用
いられ、このタイマ回路36は、システムコントローラ
31内に内蔵する構成としてもかまわない。
【0015】次に、本実施例の動作を図2の制御フロー
チャートを用いて説明する。カメラ一体型VTRの停止
状態では、制御ブロック30のみに通電され、カメラ部
9およびVTR部10は電源オフ状態にあり(制御ブロ
ック30の電源は不図示のスイッチで制御する)、ま
た、ピンチローラ23は非圧着状態(以下、これをピン
チオフと称す)にある。この状態でシステムコントロー
ラ31は、近接スイッチ33からの信号を監視し(ステ
ップST1)、これがハイレベルになったことを検出す
ると、電源制御回路34を制御してカメラ部9およびV
TR部10へ電源を供給させ、カメラ部9を起動すると
ともに、VTR部10のシリンダ12を起動し、シリン
ダ12を定常回転数(8ミリVTRの場合には1800
rpm)まで加速する(ステップST2)。シリンダ1
2の起動後、システムコントローラ31は、続いて図示
せぬローディングモータを駆動させ、ピンチローラ23
をキャプスタン21に圧着させた状態(以下、これをピ
ンチオンと称す)とするとともに(ステップST3)、
時間計測用のタイマ回路36をリセットして、計測を開
始させる(ステップST4)。この時点で、システムは
記録待機状態(以下、スタンバイ状態と称す)になり、
記録スイッチ32の記録釦(操作釦)が、所定時間以内
に押されるのを待つ(ステップST5およびステップS
T6)。
【0016】ステップST5およびステップST6にお
いて、所定時間以内に記録スイッチ32の記録釦が押さ
れたことを検出すると、システムコントローラ31は、
キャプスタンモータ22を起動させてテープ14を走行
させ、既記録部分を再生させながらトラッキング制御を
行わせる(ステップST7)。そして、キャプスタンモ
ータ22の起動後、所定の時間を経た時点で、システム
コントローラ31は記録を開始させる(ステップST
8)。
【0017】上記したステップST1〜ST8による制
御のタイミングチャートを図3に示す。同図中のカメラ
制御状態は、状態を模式的に示したものであり、カメラ
制御状態を示す線図の傾斜部は過渡状態にあることを示
している。また、ピンチローラ23の状態を示す線図
は、ローレベルがピンチオフ、ハイレベルがピンチオン
の状態であることをそれぞれ表している。ここで、ピン
チオンのタイミングは、ピンチオンによるテープのシリ
ンダ12に与える負荷が、シリンダ12の起動不良を起
こさないようなタイミングに設定されている。
【0018】続いて、記録停止操作から電源オフまでの
動作を説明する。システムコントローラ31は、記録動
作中に記録スイッチ32の記録釦が押されたか否かを監
視しており(ステップST9)、記録動作中に記録釦が
押されたことを検出すると、直ちに記録動作を停止させ
る(ステップST10)。次に、システムコントローラ
31は、次回のつなぎ撮りのトラッキング制御のため
に、所定量だけテープを巻き戻させた後、キャプスタン
モータ22を停止させ(ステップST11)、さらに、
ローディングモータを駆動してピンチオフとさせる(ス
テップST12)。以上の処理終了後に、システムコン
トローラ31は、カメラ部9およびVTR部10への電
源供給を停止させ(ステップST13)、所定時間の計
数後に(ステップST14)、前記したステップST1
の処理(システムの前記した停止状態)に戻る。
【0019】以上が本実施例の基本的な制御シーケンス
であるが、使用状況によっては撮影者がカメラを構えて
も、必ずしも記録を開始するとは限らず記録を行わない
場合もある。また、誤って近接スイッチ33に触れる場
合もある。このような場合に対応するために、カメラ部
9およびシリンダ12を起動後、スタンバイ状態が所定
の時間を越えた場合は(前記ステップST6でYESで
ある場合は)、ステップST12へジャンプして、ピン
チオフし、電源を切断する。また、電源切断後、直ちに
近接スイッチ33の信号を監視する処理に入ると、通常
は撮影者が記録を終了するために記録釦を押した直後は
まだ記録釦(すなわち、近接スイッチ33の検出面)に
触れているので、すぐ電源が再投入される。そこで、こ
れを避けるために電源切断後、前記ステップST14に
おいて所定の期間はタイマで所定時間計数するようにな
し、この期間は近接スイッチ33からの信号検出処理を
行わないようにしている。
【0020】以上のように本実施例では、撮影者が記録
釦に触れてから電源を投入し、記録終了後には電源をオ
フするので、無駄に電力が消費されることはない。ま
た、撮影者がカメラを構え記録釦に触れた時点で、起動
時間の長いカメラ部9、およびシリンダ12をあらかじ
め起動しておくので、記録釦が押された時点で速やかに
つなぎ撮り処理を開始することができる。さらにまた、
撮影者が1個の記録釦を操作するだけで上記の処理が自
動的に行われるので、撮影者には負担がかからず、極め
て使い勝手のよいものとなる。
【0021】次に、本発明の第2実施例を図4および図
5を用いて説明する。本実施例は、前記第1実施例より
も、さらに消費電力を低減するようにしたものである。
本実施例による制御フローチャートを図4に示す。な
お、本実施例の構成は図1に示した第1実施例と同じで
ある。
【0022】先の第1実施例では、記録釦に撮影者が触
れた時点で、カメラ部9とシリンダ12とを起動した。
これは、起動から動作が安定するまでの時間が長いカメ
ラ部9とシリンダ12の起動時間によって生じる、記録
開始時間の遅れを避けるものである。しかしながら、カ
メラ部9が出画するまでの時間そのものは十分に速く、
カメラ部9の起動時間は、色温度補正や、露光制御等の
画質制御に要する時間に依存する。画質制御について
は、例えば制御パラメータをあらかじめプリセットする
ことや、制御アルゴリズムの改良によって時間を短縮す
ることが可能である。あるいは、記録開始直後の画質制
御の変動を許容すれば、記録可能な状態までの時間を短
縮できる。以上の方法(もしくは仕様の考え方)により
カメラ部9の起動時間を、先に述べたつなぎ撮り処理用
のトラッキングに要する時間より短くできれば、記録釦
が押されてからカメラ部9を起動しても差し支えないこ
とになる。
【0023】そこで本実施例では、近接スイッチ33が
オンになった後シリンダ12のみを起動し、記録釦が押
されてからカメラ部9の電源を入れ、カメラ部9を起動
するようにした。すなわち、前記したカメラ一体型VT
Rの停止状態において、システムコントローラ31は、
近接スイッチ33がオンになったか否かを監視し(ステ
ップST21)、近接スイッチ33がオンになるとVT
R部10に電源を供給した後、シリンダ12を起動させ
(ステップST22)、続いて、前記したようにピンチ
オンさせるとともに(ステップST23)、タイマ回路
36をリセットさせ(ステップST24)、システムを
スタンバイ状態に移行させる。この本実施例のスタンバ
イ状態ではカメラ部9は電源オフ状態にあり、前記第1
実施例におけるスタンバイ状態よりも、より省電力が達
成可能となっている。
【0024】上記したスタンバイ状態において、システ
ムコントローラ31は、記録釦が所定時間以内に押され
たか否かを監視し(ステップST25およびステップS
T26)、所定時間以内に記録釦が押されたことを検知
すると、カメラ部9に電源を供給して該カメラ部9を起
動させ(ステップST27)、前記したようにキャプス
タンを起動させてトラッキング制御を行わせ(ステップ
ST28)、この後所定の時間を経た時点で、記録を開
始させる(ステップST29)。上記したステップST
21〜ステップST29による制御のタイミングチャー
トを図5に示す。
【0025】続いて、システムコントローラ31は、記
録動作中に記録釦が押されたか否かを監視し(ステップ
ST30)、記録動作中に記録釦が押されたことを検知
すると、直ちに記録動作を停止させるとともに、カメラ
部9を電源オフさせる(ステップST31)。そして次
に、システムコントローラ31は、前記したようにテー
プを所定量だけ巻き戻させた後、キャプスタンを停止さ
せ(ステップST32)、さらに前記したようにピンチ
オフさせる(ステップST33)。この後、システムコ
ントローラ31は、VTR部10を電源オフさせ(ステ
ップST34)、所定時間の計数後に(ステップST3
5)、ステップST21の処理に戻る。
【0026】以上の本実施例によれば、前記第1実施例
による効果に加えて、スタンバイ状態でのカメラ部9の
電力を削減でき、より低消費電力化が図れる。
【0027】次に、本発明の第3実施例を図6に示した
制御フローチャートによって説明する。前記した第1実
施例および第2実施例では、記録を停止した後テープを
巻き戻した時点で、ピンチオフとし電源を切断するよう
にしていたが、本実施例では、テープを巻き戻した後に
再度タイマ回路36をリセットし、記録釦押し待ちの状
態(スタンバイ状態)に入るようにしている。このとき
タイマ回路36で設定された時間内に記録釦が押されな
ければ、ピンチオフとしてさらに電源を切断し、然る
後、所定時間を計数して、システムコントローラ31
が、近接スイッチ33がオンになったか否かを監視する
初期ステップに戻るようにしている。なお、図6におけ
る各ステップST1〜ステップST14個々での処理
は、前記した図2と同様であり、本実施例では上記した
ように、ステップST11の後にステップST4へ戻
り、また、ステップST6でYESの場合には、ステッ
プST12〜ST14の処理を経て、ステップST1へ
戻る。
【0028】本実施例では上記のように、記録を停止し
テープを巻き戻した後に、タイマリセットしスタンバイ
状態に移行するので、記録終了後に直ちに記録を再開す
る場合には、ピンチオン/オフの動作,シリンダの停止
/起動の動作を必要とせず、速やかに次の記録を開始で
きるという利点がある。また、スタンバイ状態において
所定の期間以内に記録釦が押されなければ、ピンチオフ
して自動的に電源が切断されるので、必要以上に電力を
浪費することもない。
【0029】次に、本発明の第4実施例を図7に示した
制御フローチャートによって説明する。本実施例は、前
記第2実施例を上記の第3実施例と同様に、記録停止後
にスタンバイ状態(記録釦押し待ち状態)にする制御と
したものであり、図7における各ステップST21〜ス
テップST35個々での処理は、前記した図4と同様で
ある。本実施例では、ステップST32の後にステップ
ST24へ戻り、また、ステップST26でYESの場
合には、ステップST33〜ST35の処理を経て、ス
テップST21へ戻る。すなわち、記録を停止しテープ
を巻き戻した後に、タイマリセットしてスタンバイ状態
に移行させ、また、スタンバイ状態において所定の期間
以内に記録釦が押されなければ、ピンチオフしてさらに
電源を切断し、然る後、所定時間を計数して初期ステッ
プ(ステップST21)に戻るようにされる。斯様な本
実施例においても、第3実施例と同等の効果を奏する。
【0030】次に、本発明の第5実施例を図8に示した
タイミングチャートによって説明する。上述してきた第
1〜第4実施例においては、スタンバイ状態でシリンダ
の回転速度を定常回転速度となるように制御していた
が、本実施例では、スタンバイ状態でのシリンダ12の
回転速度を定常速度よりも遅くし、スタンバイ状態時の
シリンダ駆動電力を低減するようにしている。図8は、
前記第1実施例と同等順序の制御処理フローをとる場合
のタイミングチャートである。同図に示すように、近接
スイッチ33のオンでシリンダ12を起動し、スタンバ
イ状態では定常回転速度よりも低速でシリンダ12を回
転させる。これは、システムコントローラ31からシリ
ンダ制御回路17へ出力する速度目標値を変更すること
で行われる。そして、スタンバイ状態において記録釦が
押されたタイミングで、シリンダ回転速度の速度目標値
を変更し、定常回転速度までシリンダ12を加速する。
次に、シリンダ12の回転速度が定常速度に達したこと
を検出した時点で、キャプスタンモータ22を起動し、
つなぎ撮り制御を開始する。
【0031】以上の制御操作により、記録開始時間がシ
リンダ12の加速期間の分だけ遅れるが、停止状態から
起動する場合に比べ、ある程度回転している状態から加
速する場合の応答は速いので、実用上は問題とはならな
い。斯様にすることにより、上述したように本実施例に
おいては、スタンバイ状態時のシリンダ駆動電力を低減
でき、より一層の低消費電力化が図れる。なお、本実施
例の制御方式は、前記第2〜第4実施例にも適用可能で
あることは勿論で、その場合には本実施例と同様の効果
が得られる。
【0032】次に、本発明の第6実施例を図9および図
10に示したタイミングチャートによって説明する。図
9は、前記第1実施例と同等順序の制御処理フローをと
る場合のタイミングチャートである。前記した各実施例
(第1〜第5実施例)では、記録釦が押されてからキャ
プスタンモータ22を起動してトラッキング制御を行っ
ていたが、ピンチオフからピンチオンした場合には、テ
ープのたるみにより磁気ヘッド13と磁気テープ14上
の記録パターンとの相対位置が管理されていないため、
両者の相対位置によってトラッキングの引き込み時間が
変化する。そのため、記録開始時間は最もトラッキング
の引き込みが遅い場合よりも長くしなければならず、記
録開始時間の短縮を図る際のネックとなる。
【0033】そこで、本実施例では図9に示すように、
スタンバイ状態でキャプスタンモータ22を起動しトラ
ッキング制御を行った後、シリンダ12の回転位相に同
期した所定のタイミングでキャプスタンモータ22を一
旦停止させ、記録釦が押されてからシリンダ12の回転
位相に同期した所定のタイミングでキャプスタンモータ
22を再起動するようにした。このとき、起動した時点
でトラッキングが合うように起動タイミングを設定すれ
ば、キャプスタンモータ22の制動/起動特性のばらつ
きによるトラッキング誤差しか発生しないので、トラッ
キングの引き込み時間を大幅に短縮することができ、記
録釦が押されてから記録開始するまで時間を短縮でき
る。
【0034】なお本実施例の方式は、前記第2〜第4実
施例にも適用可能であることは、当業者には自明であ
る。さらにまた、前記第5実施例のようにスタンバイ状
態時にシリンダ12を低速回転させる場合にも、図10
に示すように、シリンダ12を定常回転速度まで一旦立
ち上げて、上記したトラッキング制御を行った後に、シ
リンダ12を低速回転まで減速させてスタンバイ状態に
戻すようにすればよい。
【0035】なおまた、ここまでの説明では、前記記録
スイッチ32の記録釦と前記近接スイッチ33の検出面
とを同一部材で構成したものとしたが、本発明の本質
は、撮影者が特別な操作を行わなくとも撮影態勢に入っ
たことをシステム側が検出して、各ブロックの電源およ
び動作を制御し、記録釦が押されてから速やかに記録を
開始させることにあり、この構成に限られるものではな
い。例えば、近接スイッチ(近接センサ)はグリップ部
に設けてもかまわない。また検出方式も、静電容量の変
化の検出に限られず、撮影者の体温や赤外線を検出する
ものでも同様の効果が得られる。あるいは、撮影者がカ
メラを構えたときに手が当たる部分に押釦スイッチを配
置するような構成でも実現できる。また、電源オフ時に
はピンチオフするとしていたが、これはピンチオン状態
で起動する場合にはテープの負荷が大きく起動しにくい
ためであって、十分に大きな起動トルクが得られるシス
テムであれば必ずしもピンチオフとする必要はなく、ピ
ンチオンとしてもかまわない。
【0036】次に、本発明の第7実施例を図11および
図12によって説明する。本実施例はシリンダモータの
電力低減を図ったものである。まずシリンダモータの制
御の概要を説明する。図11は本実施例に係るシリンダ
モータの制御ブロック図である。
【0037】図11において、41は前記シリンダ12
を回転駆動するシリンダモータ(以下、モータ41と称
す)、42はモータ41の回転周波数に比例した周波数
のパルスを発生する周波数発生器(以下、FGと称
す)、43はモータ1回転につき1個のパルスを発生す
るパルス発生器(以下、PGと称す)である。モータ4
1の回転速度を制御する速度制御では、FGパルスの周
期を周期計測回路71で計測して、速度誤差演算回路7
2でFG周期と目標周期の差分を算出し、これを速度エ
ラー信号とする。この速度エラー信号を、ゲイン制御回
路73および位相補償回路74で制御ループの特性が適
切になるように処理し、PWM(パルス幅変調器)5
5,PWMの搬送波の抑圧フィルタ46,電力増幅器4
5,およびモータドライバ44を経て、モータ41を駆
動することにより速度フィードバック制御を行う(ここ
では、スイッチ77は位相補償回路74の出力を選択し
ている)。また、モータ41を所定の位相で回転させる
位相制御では、位相比較回路75でPG信号と基準位相
信号との位相を比較してこの差分を位相エラー信号と
し、該位相エラー信号を加算器76で上記速度エラー信
号に加算し、以後は上述と同様の経路でモータ41を駆
動することにより、位相フィードバック制御を行う(こ
こでは、スイッチ77は位相補償回路74の出力を選択
している)。
【0038】以上の制御のうち、周期計測回路71およ
び位相比較回路75からPWM55までの処理を、マイ
コンで行う場合の構成を図12に示す。図12におい
て、50はマイコン、51は中央演算装置(CPU)、
52は自走カウンタ、53はラッチ回路、54はレジス
タ、55はPWM回路、57は出力ポート、58は入力
ポート、59は読み出し専用メモリ(ROM)、60は
随時読み出し書き込みメモリ(RAM)である。FG信
号の周期計測は、カウンタ52のカウント値をFG信号
でラッチし、レジスタ54に取り込む。この値とRAM
60に格納しておいた前回のラッチデータの差分をCP
U51で演算し、周期を求める。同様に、PG信号のタ
イミングをカウンタ52,ラッチ回路53で取り込む。
以下、上記の演算を行いPWM55で出力する。
【0039】モータ(シリンダモータ)41の回転変動
は、記録再生画像や音声の性能に影響するため、回転変
動を十分に抑圧しなければならない。そのためにマイコ
ン50は高速の処理が要求される。しかし、先の第5実
施例で示したように、スタンバイモードでモータ41を
低速で回転させる場合には、この期間に記録や再生を行
わないので、必ずしも高精度な回転は必要ない。従って
処理も高速にする必要はない。そこで本実施例では、シ
リンダモータ制御用のマイコン50の処理クロックの周
波数を可変とする手段を設け、スタンバイ状態時にはク
ロック周波数を下げる構成とした。図12において、6
2は水晶発振器であり源クロックを生成する。これを分
周回路61で分周し、カウンタ52,CPU51等の各
ブロックへ供給する。56はクロック制御回路であり、
入力ポート58へ前記システムコントローラ31から入
力されるモード信号に応じて、分周回路61の分周比を
設定する。例えば、通常の動作モードでは2分周、スタ
ンバイモードでは16分周というふうに制御する。ま
た、スタンバイモードでは高精度の制御を必要としない
ので、この間は図11におけるスイッチ77に相当する
スイッチング手段によって、マイコン50からの出力
を、マイコン50内のゲイン制御回路73に相当するブ
ロックからの出力へ切り替えて、マイコン50内の位相
補償フィルタ74に相当するブロックの演算処理を停止
するとともに、位相制御処理の演算も停止し、これによ
って演算処理を削減することによりクロック周波数の低
下に対応する。一般にCMOSプロセスのマイコンで
は、消費電力はクロックの周波数に比例するので、上記
のごとく動作周波数を下げることにより、スタンバイ時
の電力をさらに低減することができる。
【0040】次に、本発明の第8実施例を図13によっ
て説明する。図13は本実施例に係るシリンダモータの
制御ブロック図である。本実施例では、上記した第7実
施例よりもさらに電力を低減するために、シリンダ12
の回転制御用の演算をスタンバイ時には停止し、これに
代わってスタンバイ時には、PWM55から固定の電圧
値を出力して一定の電圧をドライバ44へ供給し、モー
タ41を駆動する構成とした。固定の電圧値はROM5
9にあらかじめ書き込んでおき、出力時に読み出してP
WM55より出力する。このように本実施例では、スタ
ンバイ時には演算を行わないので、クロック周波数をさ
らに下げることができ、より低消費電力化が図れる。な
お本実施例の制御では、スタンバイ時にはフィードバッ
ク制御を行わないので回転速度の変動は大きくなるが、
先述のようにスタンバイモードでは回転精度は要求され
ないので、特に問題はない。
【0041】次に、本発明の第9実施例を図14によっ
て説明する。図14は本実施例に係るシリンダモータの
制御ブロック図である。図14において、64は直流電
源であり、例えば電源電圧を抵抗分割して生成する。6
3はスイッチであり、通常の制御モードではフィルタ4
6の出力を選択してフィードバック制御を行わせ、スタ
ンバイモードでは直流電源64を選択して固定電圧でモ
ータ41を駆動させる。また、スタンバイモードでは、
シリンダモータ制御に関するマイコン50の処理を一切
停止させる。なお、スイッチ63の切り替えは、前記シ
ステムコントローラ31で行う。斯様な構成と制御手法
をとる本実施例によれば、スタンバイモードでは制御部
とモータの駆動部のみに電力を供給するだけでよいの
で、大幅に消費電力を削減できる。
【0042】なお、前記第7〜第9実施例の説明では、
シリンダモータの制御をマイコンを使用した例で説明し
たが、ディジタル信号処理を用いたICを使用する場合
も、消費電力はクロック周波数に比例するので、モード
に応じてクロック周波数を下げれば同様の効果が得られ
る。また、モータ制御用のマイコンとシステムコントロ
ーラ用のマイコンとを別個のものとして説明したが、も
ちろん両者を兼用し1個のマイコンで構成してもかまわ
ない。
【0043】最後に、本発明の第10実施例を図15に
よって説明する。本発明では制御モードに応じて各種制
御ブロックの電源を制御するが、本実施例はその具体的
な制御に関するものである。図15は、本実施例に係る
カメラ一体型VTRの要部構成を示すブロック図であ
る。同図において、81は、電源35の電圧を制御用の
適当な電圧に変換するレギュレータであり、例えばスイ
ッチングレギュレータ、あるいはシリーズレギュレータ
で構成する。ここでは、信号系の制御用と、モータ制御
用との2系統のレギュレータを設けた場合の例を示す。
82はスイッチであり、レギュレータ81で生成した電
圧の各ブロックへの供給を制御するものである。レギュ
レータ81およびスイッチ82のオン/オフは、システ
ムコントローラ31からの制御信号で切り替える。とこ
ろで、各ブロック(9,11,15,17,19)へ
は、モード設定信号,制御パラメータ等の制御信号がシ
ステムコントローラ31から入力されるが、電源オフの
ICに制御信号としてハイレベルの電圧を加えると、ラ
ッチアップ現象が発生して過大な電流が流れ、最悪の場
合はICが破壊される場合がある。そこで本実施例で
は、電源をオフとするブロックへ出力する制御信号は、
必ずローレベルになるようにシステムコントローラ31
の出力ポート51を制御するようにした。以上の本実施
例によれば、不要な電力の消費を削減でき、また、電源
切り替えに起因する誤動作を防止することができる。
【0044】なお、上述してきた各実施例では、ATF
方式を用いた8ミリビデオを中心に説明したが、他の方
式のVTRでもかまわない。さらに磁気テープ以外の記
録媒体を用いたカメラ一体型記録装置でも同様な効果が
得られる。例えば、磁気ディスク、あるいは光ディスク
を用いた装置では、ディスクの駆動装置の起動時間の影
響を排除できるし、メモリを用いた固体メモリ記録装置
であっても、カメラの起動時間の影響を排除することが
できる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、記
録停止後自動的に電源を切断し、撮影時には、撮影者が
記録釦に触れたことを近接スイッチで検出し電源を投入
するようにしているので、記録時以外の不要な電力の消
費を大幅に削減できる。また、記録釦に触れた時点で、
あらかじめ起動時間の長いカメラ部及びVTR部のシリ
ンダを立ち上げておくので、記録釦が押された時点では
いずれも十分に安定な状態にあり、記録釦が押されてか
ら速やかに記録を開始することができる。しかも、撮影
者が1個の釦を操作するだけで上記の処理が自動的に行
われるので、撮影者に負担をかけず極めて使い勝手のよ
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るカメラ一体型VTR
の要部構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施例による制御フローチャート
を示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施例による起動時のタイミング
チャートを示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例による制御フローチャート
を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例による起動時のタイミング
チャートを示す説明図である。
【図6】本発明の第3実施例による制御フローチャート
を示す説明図である。
【図7】本発明の第4実施例による制御フローチャート
を示す説明図である。
【図8】本発明の第5実施例による起動時のタイミング
チャートを示す説明図である。
【図9】本発明の第6実施例による起動時のタイミング
チャートの1例を示す説明図である。
【図10】本発明の第6実施例による起動時のタイミン
グチャートの他の1例を示す説明図である。
【図11】本発明の第7実施例に係るシリンダモータの
制御ブロックの1例を示す説明図である。
【図12】本発明の第7実施例に係るシリンダモータの
制御ブロックの他の1例を示す説明図である。
【図13】本発明の第8実施例に係るシリンダモータの
制御ブロックを示す説明図である。
【図14】本発明の第9実施例に係るシリンダモータの
制御ブロックを示す説明図である。
【図15】本発明の第10実施例に係るカメラ一体型V
TRの要部構成を示す説明図である。
【符号の説明】
4 レンズブロック 5 カメラ信号処理回路 9 カメラ部 10 VTR部 12 回転シリンダ 17 シリンダ制御回路 21 キャプスタン 22 キャプスタンモータ 23 ピンチローラ 30 制御ブロック 31 システムコントローラ 32 記録スイッチ 33 近接スイッチ 34 電源制御回路 41 シリンダモータ 50 マイクロコンピュータ 51 CPU 56 クロック制御回路 55 PWM回路 59 ROM 74 位相補償フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三辺 晃史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 成田 芳雄 茨城県勝田市稲田1410番地 株式会社日立 製作所AV機器事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、撮像信号を記録媒体に記録
    する記録手段と、記録の開始および終了を指示する記録
    スイッチと、操作者の手指等の被検出体が触れたことも
    しくは近接したことを検出して、操作者が撮影態勢に入
    ったことを認知するための近接センサと、装置の統括制
    御を司る制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記近接センサと前記記録スイッチと
    の状態に応じ、前記撮像手段と前記記録手段の動作およ
    び電源を制御するようにしたことを特徴とするカメラ一
    体型記録装置。
  2. 【請求項2】 撮像手段と、撮像信号を記録媒体に記録
    する記録手段と、記録の開始および終了を指示する記録
    スイッチと、操作者の手指等の被検出体が触れたことも
    しくは近接したことを検出して、操作者が撮影態勢に入
    ったことを認知するための近接センサと、装置の統括制
    御を司る制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記近接センサが前記被検出体を検出
    すると、前記撮像手段を撮像状態に、かつ、前記記録手
    段を記録待機状態におくように制御し、また、この状態
    で記録開始の指示が到来すると記録を開始させ、さら
    に、記録動作中に記録終了の指示が到来すると記録を停
    止させるとともに、前記撮像手段および前記記録手段を
    停止状態に移行させるようにしたことを特徴とするカメ
    ラ一体型記録装置。
  3. 【請求項3】 撮像手段と、撮像信号を記録媒体に記録
    する記録手段と、記録の開始および終了を指示する記録
    スイッチと、操作者の手指等の被検出体が触れたことも
    しくは近接したことを検出して、操作者が撮影態勢に入
    ったことを認知するための近接センサと、装置の統括制
    御を司る制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記近接センサが前記被検出体を検出
    すると、前記記録手段を記録待機状態におくように制御
    し、また、この状態で記録開始の指示が到来すると、前
    記撮像手段を撮像状態にした後に記録を開始させ、さら
    に、記録動作中に記録終了の指示が到来すると記録を停
    止させるとともに、前記撮像手段および前記記録手段を
    停止状態に移行させるようにしたことを特徴とするカメ
    ラ一体型記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載におい
    て、 時間を計測する時間計測手段を設け、前記制御手段は、
    前記時間計測手段からの計時情報によって、前記した記
    録待機状態が所定の時間を越えたことを認知すると、前
    記撮像手段および前記記録手段を停止状態に移行させる
    ようにしたことを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3の何れかに記載におい
    て、 時間を計測する時間計測手段を設け、前記制御手段は、
    前記時間計測手段からの計時情報によって、記録停止後
    に所定の時間が経過したことを認知すると、前記撮像手
    段および前記記録手段を停止状態に移行させるようにし
    たことを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載におい
    て、 前記記録手段は、回転シリンダ上の磁気ヘッドで磁気テ
    ープにヘリカルスキャン方式で記録するビデオテープレ
    コーダとされたことを特徴とするカメラ一体型記録装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載において、 前記記録待機状態で、前記回転シリンダを低速回転させ
    るようにしたことを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載におい
    て、 前記近接センサは、操作者の手指等の被検出体が前記記
    録スイッチの操作釦に触れたこともしくは近接したこと
    を検出することを特徴とするカメラ一体型記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載において、 前記近接センサの検出面を、前記記録スイッチの操作釦
    と同一部材で構成したことを特徴とするカメラ一体型記
    録装置。
JP5188195A 1993-07-29 1993-07-29 カメラ一体型記録装置 Pending JPH0746520A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8185170B2 (en) 2008-03-28 2012-05-22 Kyocera Corporation Portable electronic apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8185170B2 (en) 2008-03-28 2012-05-22 Kyocera Corporation Portable electronic apparatus
US9182792B2 (en) 2008-03-28 2015-11-10 Kyocera Corporation Portable electronic apparatus
US9438711B2 (en) 2008-03-28 2016-09-06 Kyocera Corporation Portable electronic apparatus

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