JPH0746060Y2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JPH0746060Y2
JPH0746060Y2 JP1986064548U JP6454886U JPH0746060Y2 JP H0746060 Y2 JPH0746060 Y2 JP H0746060Y2 JP 1986064548 U JP1986064548 U JP 1986064548U JP 6454886 U JP6454886 U JP 6454886U JP H0746060 Y2 JPH0746060 Y2 JP H0746060Y2
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JP
Japan
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rotor
rotor holder
cooling
motor
holder
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JP1986064548U
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JPS62178777U (ja
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峰世 遠藤
秀樹 西村
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ブラシレスモータ等のスピンドルモータ、特
にアウタロータ型のものであって冷却構造に特徴を有す
るスピンドルモータに関する。
[従来の技術とその問題点] 従来のこの種のスピンドルモータにおいては、第4図及
び第5図に示すように、冷却用の羽根a…が、ハウジン
グbの円筒部cに回転支持されたロータホルダdの底壁
eにビスf…等にて付設され、ロータホルダdの回転に
より第4図の矢符号方向へ送風してモータ以外の制御回
路を冷却していた。
ところが、この場合、実際に送風作用を行っているの
は、羽根全体の高さhではなく羽根基板gの厚さtを除
いた部分(h−t)であり、モータの軸心方向寸法がそ
の分t増加することとなる。
さらに、ステータiが、ロータホルダdの内部に固着さ
れているマグネットjに、内嵌状としてハウジングbに
固着された構造であることにより、ロータホルダdの内
部の空気はロータホルダdに遮られて外部の空気と入れ
換わることがなく、そのモータ内部が冷却されないなど
という問題を生じていた。
本考案は、上記問題点を解決し、ロータホルダからの羽
根の突出量を抑えてモータの軸心方向長さを極力低減
し、さらにモータ内部で発生する熱の放出を効果的に行
うべくしたスピンドルモータを提供することを目的とし
ている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、アウタロータ型のハードデイスクドライブ用
のスピンドルモータにおいて、ロータホルダの底壁にお
けるシャフトを中心とした点対称位置に、ロータホルダ
の内外を連通する複数の冷却用孔とこの各冷却用孔の側
縁より外方へ突出しモータ内部の空気をこの冷却用孔を
通してモータ下方へ排出する複数の冷却用羽根とをロー
タホルダの切り起こしにより形成し、かつ、各冷却用羽
根を径方向に対し傾斜して配設したものである。
[作用] ロータホルダ自体に直接冷却用羽根を突出形成すること
により、羽根の高さがそのままロータホルダ表面からの
羽根の突出量に等しくなり、モータの軸心方向長さを低
減し得る。
ロータが回転すれば、ロータホルダの外面側では、冷却
用羽根により該羽根周辺の空気が攪拌されるとともに、
この空気の攪拌に伴ってモータ内部の空気が冷却用孔か
ら外部つまり下方へ排出される。
したがって、モータ内部のステータコイル等から発生す
る熱を放熱することができるだけでなく、ロータホルダ
の下方に配置された回路基板の制御回路部品もモータホ
ルダからの空気により冷却できる。
ここで、ロータホルダに形成した冷却用孔及び冷却用羽
根が径方向に対し傾斜して配設され、ロータホルダの回
転方向に対し適当な角度で傾斜することになるため、特
に冷却用羽根による起風が円滑に実現する。
[実施例] 本考案の実施例につき、第1図ないし第3図を用いて説
明する。
第1図及び第2図は1実施例を示し、1はロータであ
り、略円盤形状のハウジング2の中央部に設けた円筒部
3にロータ1のロータホルダ6が回転自在に枢支されて
いる。ハウジング2は、制御回路部品を実装した回路基
板の上方に配設されている。
上記ロータホルダ6にはロータマグネット4が固着さ
れ、ロータマグネット4に内嵌状としたステータ5が上
記円筒部3の下部外周に固着されている。上記ロータホ
ルダ6は、外周に立下がり部7を有する略椀状に形成さ
れ、ロータホルダ6の底壁15の略中央部にシャフト8の
下端が固着され、このシャフト8が円筒部3の内側に軸
受を介して回転自在に支持されている。
ロータホルダ6の立上り部7には、その内周面に、周方
向に沿ってN極・S極が順次着磁されてなるロータマグ
ネット4…が固着されている。10は上記ステータ5に巻
設されたステータコイルである。
しかして、上記ロータホルダ6の底壁15には、第2図に
示すように、冷却用孔11,11とこの冷却用孔11,11の夫々
外周側の側縁より外方つまり下方へ突出した冷却用羽根
12,12とが形成されている。上記冷却用孔11,11及び冷却
用羽根12,12はシャフト8に対して夫々点対称に配置さ
れているが、放射状ではなく、径方向に対して傾斜して
配設されている。
これら冷却用孔11,11及び冷却用羽根12,12は、ロータホ
ルダ6の底壁15の下方への切り起こしにより形成され
る。すなわち、ロータホルダ6をプレス成形する際、冷
却用孔11,11の形成位置にコ字状の切り込みを入れると
ともに、一辺を折曲るようにして矩形形状に打抜き、冷
却用孔11,11を形成すると同時に、この折曲げ部を下方
へ突出させて冷却用羽根12,12としたものである。この
とき羽根高さHは適当に切り揃えるものとする。
なお、13はロータマグネット4の回転位置を検出するた
めのロータ位置検出器であり、ハウジング2の裏面に付
設されたプリント配線基板14に結線されている。そし
て、検出器13からの検出信号に基づいて上記ステータ5
のコイル10への通電が切換制御され、ロータ1が回転す
る。
従って、ロータ1が回転すれば、冷却用羽根12,12によ
って、モータ内部の空気が冷却用孔11,11を介してモー
タ外部へ排出される。
つまり、第1図の矢印Aの如く、ロータホルダ6内部の
空気が吸引され、これにより、ステータコイル10等から
発生する熱が放出され、モータ内部が冷却される。
また、ロータホルダ6の外面15側では、冷却用羽根12に
より該羽根12周辺の空気が攪拌されつつ、冷却用孔11か
ら出た風は矢印Bの如く送出され、その下方に位置する
回路基板上の制御回路部品が冷却される。
ここで、冷却用孔11,11及び冷却用羽根12,12が径方向に
対し傾斜して配設されているが、これは回転方向に対し
冷却用羽根12,12に適当な傾斜角度を持たせ、起風を円
滑に生じさせるためである。
次に、他の実施例を示した第3図について説明する。
この実施例は、ロータホルダ6に形成した冷却用孔11…
及び冷却用羽根12…を4組それぞれ点対称位置で回転方
向等間隔に配置すると共に、これらを、径方向に対し傾
斜しかつ平面形状に所定の曲率を付したものである。
従って、本実施例においても、ロータ1の回転によりモ
ータ内部の空気が冷却用孔11…を介してモータ外部へ排
出され、ステータコイル等から発生する熱を放出してモ
ータ内部の冷却が実現すると同時に、回路基板上の制御
回路部品も冷却できる。その上、冷却用孔11…及び冷却
用羽根12…の傾斜形状により、ロータホルダ6の回転に
よる起風が円滑に生じるものである。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているため、次
に記載する効果を奏する。
ロータの回転時、ロータホルダの底壁に形成した冷却用
羽根によりモータ内部の空気を冷却用孔を通してモータ
外部へ排出できるため、モータ内部のステータコイル等
から発生する熱を有効に放出することができる。
しかも、モータ外部へ排出した空気は、その下方に配置
した回路基板上の制御回路部品に案内されるため、これ
ら制御回路部品の冷却も同時に行える。
また、冷却用孔及び冷却用羽根をロータホルダの底壁に
おける切り起こしにより一度に形成することができるた
め、従来のようなビス取付方式のものと比較し製造コス
トを引き下げることができるとともに、従来のような羽
根取付けの為の基板が不要となり、冷却用羽根の高さ全
体が送風羽根として有効に利用でき、従って従来の取付
用基板を削除し得るので、その分モータの軸心方向長さ
を低減することが可能である。
さらに冷却用孔及び冷却用羽根を径方向に対し傾斜して
配置し、ロータホルダの回転方向に対し冷却用羽根を単
に直交するのではなく適度の角度を持たせることができ
るため、冷却用羽根による起風が円滑に実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す切断正面図、第2図は
ロータホルダの下面図、第3図はロータホルダの変形例
を示す下面図、第4図は従来例を示す切断正面図、第5
図は第4図におけるロータホルダの下面図である。 1……ロータ、2……ハウジング、3……円筒部、4…
…ロータマグネット、5……ステータ、6……ロータホ
ルダ、8……シャフト、11……冷却用孔、12……冷却用
羽根。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−159889(JP,U) 実開 昭52−59210(JP,U) 実開 昭58−22851(JP,U) 実開 昭59−50548(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御回路部品を実装した回路基板の上方に
    配設された略円盤状のハウジング2と、該ハウジング2
    の中央部に設けた円筒部3の内側に軸受を介して回転自
    在に支持された上下方向のシャフト8と、該シャフト8
    の下端部に固着された略椀状のロータホルダ6と、該ロ
    ータホルダ6の周壁の内周面に固定された円環状のロー
    タマグネット4と、前記円筒部3の下部外周に固定され
    前記ロータマグネット4に若干の隙間を介して対向した
    ステータ5とを備えたアウタロータ型のハードディスク
    ドライブ用のスピンドルモータにおいて、 前記ロータホルダ6の底壁15には、前記シャフト8を中
    心とした点対称位置に、前記ロータホルダ6の内外を連
    通する複数の冷却用孔11と該各冷却用孔11の側縁より外
    方へ突出しモータ内部の空気を当該冷却用孔を通してモ
    ータ下方へ排出する複数の冷却用羽根12とが前記ロータ
    ホルダ6の切り起こしにより形成され、 前記各冷却用孔11及び前記各冷却用羽根12が径方向に対
    し傾斜して配設されている ことを特徴とするスピンドルモータ。
JP1986064548U 1986-04-28 1986-04-28 スピンドルモータ Expired - Lifetime JPH0746060Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986064548U JPH0746060Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28 スピンドルモータ

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JP1986064548U JPH0746060Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28 スピンドルモータ

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Publication Number Publication Date
JPS62178777U JPS62178777U (ja) 1987-11-13
JPH0746060Y2 true JPH0746060Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=30900804

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JP1986064548U Expired - Lifetime JPH0746060Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28 スピンドルモータ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002238217A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Sawafuji Electric Co Ltd 発動発電機のファン構造
DE102004028449A1 (de) * 2004-06-14 2006-01-19 Behr Gmbh & Co. Kg Elektromotor mit integrierter elektronischer Schaltung
JP2012110130A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Mitsuba Corp ブラシレスモータ
JP5622777B2 (ja) 2012-03-23 2014-11-12 シナノケンシ株式会社 圧縮機又は真空機
JP6372651B2 (ja) 2014-04-11 2018-08-15 日本電産株式会社 自冷式モータ
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JPS58159889U (ja) * 1982-04-20 1983-10-25 株式会社安川電機 ブラシレスモ−タ

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JPS62178777U (ja) 1987-11-13

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