JPH0745864B2 - 内燃機関用無接点点火装置 - Google Patents

内燃機関用無接点点火装置

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JPH0745864B2
JPH0745864B2 JP61079653A JP7965386A JPH0745864B2 JP H0745864 B2 JPH0745864 B2 JP H0745864B2 JP 61079653 A JP61079653 A JP 61079653A JP 7965386 A JP7965386 A JP 7965386A JP H0745864 B2 JPH0745864 B2 JP H0745864B2
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金千代 寺田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関用無接点点火装置のための点火角度位
置制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のものは、特開昭59−571号公報に示すように、単
一の角度位置センサを用いて、第1の固定角度位置およ
び所定角度遅れた第2の固定角度位置を発生させて、所
定高回転以上の時に、点火時期を上記第1の固定角度位
置より徐々に遅角させて、上記第2の固定角度位置で点
火を行っている。
また、特開昭59−3173号公報では、第1角度位置センサ
(信号コイル)を用いて、第1、第2の固定角度位置を
発生させると共に、所定高回転以上の時に、第2の角度
位置センサを用いて、第1、第2の固定角度位置の間
に、第3の固定角度位置を発生させて、所望のエンジン
特性を得ようとするものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上述した従来のものでは、エンジン特性に応
じて、第1、第2の固定角度位置の間に、第3の固定角
度位置を得るためには、第1、第2の角度位置センサの
2つが必要であり、部品点数の増加およびコストが高く
なってしまうという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、 角度位置信号に応じて点火時期を制御する内燃機関用無
接点点火装置において、 前記内燃機関の第1の固定角度位置及びこれより位相の
遅れた第2の固定角度位置を検出し、それぞれ第1の固
定角度位置信号および第2の固定角度位置信号を出力す
る角度位置センサと、 充電電圧が変化する第1のコンデンサを含み、該コンデ
ンサの充電電圧に応じた第1の電圧信号を出力する第1
のコンデンサ回路と、 充電電圧が変化する第2のコンデンサを備え、該コンデ
ンサの充電電圧に応じた第2の電圧信号を出力する第2
のコンデンサ回路と、 前記角度位置センサの第2の固定角度位置信号に応答し
て前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとの充
電電圧を予め定められた傾きで変化開始させ、かつそれ
らの傾きが次の第1の固定角度位置では前記第1の電圧
信号が前記第2の電圧信号よりも低くなるように設定さ
れた第1の定電流回路と、 前記角度位置センサの第1の固定角度位置信号に応答し
て、前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとの
充電電圧の変化を、次の第2の固定角度位置では前記第
1の電圧信号が前記第2の電圧信号よりも高くなるよう
に変更する第2の定電流回路と、 前記第1の固定角度位置と前記第2の固定角度位置との
間において前記第1の電圧信号と前記第2の電圧信号と
の交点を検出し、第3の固定角度位置信号を出力する角
度位置信号発生回路と を備えることを特徴とする内燃機関用無接点点火装置と
いう技術的手段を採用する。
〔作用〕
上記の本発明の構成によると、角度位置センサにより得
られる第1、第2の固定角度位置信号に加え、これら第
1、第2の固定角度位置信号の間において第3の固定角
度位置信号が得られる。しかも、この第3の固定角度位
置信号は、2つのコンデンサ回路から出力される電圧信
号に基づいた電気的な処理によって角度位置信号発生回
路から得られる。ここで、第1のコンデンサと第2のコ
ンデンサとの充電電圧は、第1の定電流回路と、第2の
定電流回路とによって、第1の電圧信号と第2の電圧信
号とが第1の固定角度位置と第2の固定角度位置との間
の所定の角度位置で交差するよう変化させられる。これ
ら充電電圧は、まず第2の固定角度位置信号に応答して
それぞれが異なる傾きをもって変化を開始する。このと
きの傾きは、次の第1の固定角度位置において第1の電
圧信号が第2の電圧信号より低くなるように予め定めら
れている。次に各コンデンサの充電電圧は、第2の固定
角度位置信号に応答して、次の第2の固定角度位置にお
いて第1の電圧信号が第2の電圧信号より高くなるよう
に変化させられる。このため、前の第1の固定角度位置
の後に第1の電圧信号と第2の電圧信号とが交差し、こ
の交点に基づいて第3の固定角度位置信号が出力され
る。従って本発明の構成によると、角度位置センサによ
って実際の角度位置に対応した2つの角度位置信号を得
て、2つのコンデンサの充電電圧を変化させてその出力
電圧の交点を検出するだけの簡単な電気的な処理で、第
3の角度位置を示す信号が得られる。
〔発明の効果〕
上述した如く、1つの角度位置センサで、第3の固定角
度位置信号を得ることができ、この信号を発生するため
の別の位置センサが不要で、部品点数を少なくすること
ができるという優れた効果がある。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図は、後述する200で示す本発明装置の点火角度制
御を含んだ内燃機関(エンジン)用無接点点火装置の全
体的構成を概略的に示したもので、101は磁石発電機の
発電コイルであり、それに発生する正方向電圧は、ダイ
オード102、点火用コンデンサ104、点火(IG)コイル10
5の1次巻線、ダイオード113の回路でコンデンサ104を
充電する。一方、発電コイル101の負方向電圧は、ツェ
ナーダイオード108、抵抗109、サイリスタ(SCR)110、
ダイオード111,107、コンデンサ112で構成される公知の
定電圧回路で、直流電源が作られ、点火角度制御回路20
0の電源となる。
そして、制御回路200の出力信号により、SCR103がトリ
ガされ、コンデンサ104の充電電荷をIGコイル105の1次
巻線に急激に放電させ、IGコイル105の2次巻線に高電
圧を得て、プラグ106に点火火花を発生させる。
第2図は、第1図の点火制御回路200に、本発明を適用
した第1の実施例を概略的にブロック図で示したもので
あり、201は第1および第2の固定角度位置信号を発生
する公知のタイミングセンサ、202,203,204は抵抗、205
は第1の固定角度位置信号を検出して、フリップフロッ
プ207をセットするコンパレータ、206は第2の固定角度
位置信号を検出して、フリップフロップ207をリセット
するコンパレータ、208は進角演算用コンデンサ212を充
電するための定電流回路、209はコンデンサ212の放電用
定電流回路、210はフリップフロップ207の出力Qを受け
て、コンデンサ212の定電流放電を開始させるアナログ
スイッチ、211はコンデンサ212の充電電荷を放電するた
めのリセット用スイッチ、213は−側にコンデンサ212の
一端が接続され、+側には一定電圧VTH3が入力されたコ
ンパレータ、214はコンパレータ213とフリップフロップ
207の出力が入力されるAND回路、215はAND回路214とコ
ンパレータ206の出力が入力されるOR回路、216はOR回路
215と217が入力され、出力側が、点火用サイリスタ103
のゲートに接続されているAND回路、217はOR回路、218,
219はそれぞれ出力がOR回路217に入力されたコンパレー
タ、220,221は第1のコンデンサをなす遅角演算用コン
デンサ224を充電する第1および第2の定電流充電回
路、222はフリップフロップ207の出力Qにより閉成し、
第2の定電流充電回路221よりコンデンサ220に充電する
ための2段充電用アナログスイッチ、223はコンパレー
タ206の出力により閉じて、コンデンサ224の充電電荷を
放電するためのリセット用アナログスイッチ、225は第
2のコンデンサをなす固定角度位置演算用補助コンデン
サ227を充電し、第1の定電流充電回路よりも電流の大
きい第3の定電流充電回路、226はコンパレータ206の出
力により閉じて、コンデンサ227の充電電荷を放電する
ためのリセット用アナログスイッチを各々示す。
第3図は、第2図の動作説明用波形図、第4図は回転数
に対応する点火時期の特性図であり、第3図において、
(A)はタイミングセンサ201に発生する電圧で、θ
は第1の固定角度位置、θは第2の固定角度位置を示
し、(B)はコンパレータ205の出力、(C)はコンパ
レータ206の出力、(D)は演算コンデンサの電圧波形
で、実線のVC2は第4図NC回転における第1のコンデン
サ224の電圧波形、一点鎖線VC2は第3図NDより高い回転
での第1のコンデンサ224の電圧波形を示し、点線VC3
第3図NC回転における第2のコンデンサ227の電圧波
形、二点鎖線VC3は第4図NDより高い回転での第2のコ
ンデンサ227の電圧波形を示し、θは演算により得ら
れた第3の固定角度位置、(E)はコンパレータ219の
出力を各々示す。
第4図の点火時期特性で、θがない場合の進角、遅角
動作は、特開昭59−571号公報で開示されているため省
略し、本案の内容である演算により、第3の固定角度位
置θの信号を得る動作について説明する。
タイミングセンサ201には1回転で、第3図(A)に示
す様な正負の固定角度位置信号が発生する。今、センサ
にθLが発生すると、コンパレータ206には第3図
(C)で示す矩形波の出力が発生し、アナログスイッチ
223、226をONさせ、コンデンサ224、227の充電電荷を放
電させる。更に、ロータが回転して、θL信号がなくな
り、コンパレータ206の出力が“0"になる立ち下がり時
(後縁)に、アナログスイッチ223,226は閉成され、第
1、第2のコンデンサ224,227は同じタイミング(コン
デンサ206の出力の立下がり位置)で、第1および第3
の定電流回路220,225によりそれぞれiC2,iC3の定電流で
充電されて行く。
次に、センサにθが発生すると、コンパレータ205の
出力には、第3図(B)で示す矩形波の出力が発生し、
この立上り部でフリップフロップ207がセットされ、そ
の出力でスイッチ210,222がONされる。スイッチ222がON
されると、第2の定電流回路221により第1のコンデン
サ224は、定電流iC2に定電流iC2′が加算され、第3図
(D)のVC2で示す様に2段充電される。
これら第1、第2のコンデンサ224,227の充電電圧が一
致する位置は、以下の通り回転数Nに関係なく一定とな
るため、コンパレータ219の出力位置は常に一定位置と
なり、この出力は、ND回転以上では、OR回路217、AND回
路216を介し、SCR103をトリガし、有効点火信号とな
り、第4図に示す通り、ND以上では固定点火時期θ
なる。
次に、θが回転数に関係なく固定になる理由を以下に
述べる。
(a)充電開始からスイッチ222がONするまでの角度 …
……θ (b)スイッチ222がONして、スイッチ223および226がO
Nするまでの角度 ……θ (c)スイッチ222がONしてθMになるまでの角度 ……
……θ とし、 充電開始からt秒後にVC2=VC3になったとして、θ
計算する。
充電開始後t秒後のVC2、およびVC3は、 VC2={(1/C2)・iC2・〔θC/(θ+θ)〕・t} +{(1/C2)(iC2+iC2′)・〔θX/(θ+θ)〕・t} VC3=(1/C3)・iC3・tで各々表わされ、θにおいて
VC2=VC3であるから、 {(1/C2)・iC2・〔θC/(θ+θ)〕・t}+(1
/C2)・(iC2+iC2′)・〔θX/(θ+θ)〕・t
=(1/C3)・iC3・tとなり、 (1/C2)=K1,(1/C3)=K2とおき、両辺に(1/t)を乗
じると、 K1・{iC2・〔θC/(θ+θ)〕 +(iC2+iC2′)・〔θX/(θ+θ)〕 =K2・iC3 更に(K2/K1)=Kとおくと、 {iC2・〔θC/(θ+θ)〕}+{(iC2+iC2′)
・〔θX/(θ+θ)〕} =K・iC3となり、 iC2・θ+(iC2+iC2′)・θ =K・iC3・θ+K・iC3・θ (iC2+iC2′)θ−K・iC3・θ =K・iC3・θ−iC2・θ θ(iC2−iC2′−K・iC3) =θ(K・iC3−iC2) となり、故にθは、 θ=〔θ(K・iC3−iC2)〕/(iC2+iC2′−K・
iC3)となる。
ここで、θC,K,iC3,iC2,iC2′はすべて一定であるた
め、θは一定となり、θは固定角度位置となる。
内燃機関では爆発行程と圧縮行程とで瞬時の回転速度が
異なり、一回転中に回転変動が生じ、特に単気筒機関で
は顕著であることが知られている。このような回転変動
に対し、上記実施例では第1のコンデンサも第2のコン
デンサも共に充電開始点は同じ第2の固定角度位置信号
であるため、1回転内で回転変動があったとしても、第
1のコンデンサのθも第2のコンデンサのθも同一
の時間となるため、上記の式が成立し、θXは一定とな
る。このため上記実施例によると回転変動があっても確
実に所望の角度位置で第3の固定角度位置信号が発生さ
れる。
なお、第1のコンデンサと第2のコンデンサとの単にθ
に相当する角度をみかけ上合わせただけで充電開始点
が異なる場合には、一回転内で回転変動が生じると第1
のコンデンサと第2のコンデンサとでθCの時間が異な
ってしまい、上記の式が成立しなくなるためθXは一定
にならない。
以上に述べたようにこの実施例では、第3図に図示され
るように、第1の定電流充電回路220と第3の定電流充
電回路225とはそれぞれ第2の固定角度位置から同時に
両コンデンサ224、227の充電電圧を変化させている。し
かも第3の定電流充電回路225は第1の定電流充電回路2
20よりも電流が大きく設定されていて、第2のコンデン
サ227の充電電圧を第1のコンデンサ224の充電電圧より
大きい傾きで変化させている。このため、次の第1の固
定角度位置では第1のコンデンサ224の充電電圧が第2
のコンデンサ227より低くなる。また、第1の定電流充
電回路220と第2の定電流充電回路221とは第1の固定角
度位置から共にコンデンサ224を充電する。しかも第3
の定電流充電回路225は第1の定電流充電回路220と第2
の定電流充電回路221との合計よりも電流が小さく設定
されていて、第1の固定角度位置を通過しても同じ電流
で第2のコンデンサ227を充電するから、第2のコンデ
ンサ227の充電電圧を第1のコンデンサ224の充電電圧よ
り小さい傾きで変化させ続ける。すなわち第1の固定角
度位置を通過すると第1のコンデンサ224の充電電圧と
第2のコンデンサ227の充電電圧との変化の傾きの大小
関係が逆転する。しかも第1の固定角度位置を通過した
後には、次の第2の固定角度位置で第1のコンデンサ22
4の充電電圧が第2のコンデンサ227より高くなるように
両コンデンサの充電電圧の変化の傾きの大小が設定され
ているため、次の第2の固定角度位置に至る前の一定の
角度位置において第1のコンデンサ224の充電電圧と第
2のコンデンサ227の充電電圧とが交差し、第3の固定
角度位置とされる。
このようにこの実施例では、2つのコンデンサの充電開
始位置が同じ第2の固定角度位置であることと、両コン
デンサの充電電圧の変化の傾きに大小の差があって次の
第1の固定角度位置において第1のコンデンサの充電電
圧が第2のコンデンサの充電電圧より低くなることと、
さらに第1の固定角度位置において両コンデンサの充電
電圧の変化の傾きの大小関係が逆転し、しかもそれらの
傾きが次の第2の固定角度位置で第1のコンデンサの充
電電圧が第2のコンデンサより高くなることとが重要で
ある。
この実施例によると、センサによって検出される2か所
の固定角度位置の間において、簡単な電気的な処理によ
って第3の固定角度位置を得ることができる。しかもそ
の第3の固定角度位置は、回転数の高低があっても、さ
らに回転数の変動があっても確実に所望の角度位置にお
いて得られる。また、電気的な処理によって第3の固定
角度位置が得られるため、電気回路の定数を変更するだ
けで固定角度位置を容易に変更することができる。この
ため、従来のように特別の角度位置センサを設ける場合
に必要となる角度位置センサと取付位置の変更が不必要
となり、それに付随する製造工程、成形型の変更といっ
た時間とコストとが削減できるという効果もある。
なお、この実施例では第1の定電流充電回路220と第3
の定電流充電回路225とによって第1の定電流回路が構
成され、第1の定電流充電回路220に加わるように構成
された第2の定電流充電回路221によって第2の定電流
回路が構成されている。
なお、論理構成を変えれば、第5図に示す様な点火時期
パターンも可能であり、また 演算部のユニット数を増やして第3、第4の固定位置信
号を作り、様々な点火時期パターンに使用しても良く、 演算によって作られた固定信号で、進角または遅角演算
を行う点火装置でも良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明内燃機関用無接点点火装置の全体的な
構成を示す概略図、第2図は第1図中に示した点火角度
制御装置の概略回路図、第3図は第2図における点火角
度制御装置の電気回路の各部の信号波形図、第4図はエ
ンジン回転速度による点火角度位置を示す特性図、第5
図はエンジン回転速度による点火角度位置を示す他の特
性図である。 201……タイミングセンサ,220……第1の定電流回路,22
1……第2の定電流回路,224……第1のコンデンサ,225
……第3の定電流回路,227……第2のコンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−20032(JP,A) 特開 昭56−151268(JP,A) 実開 昭57−202751(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角度位置信号に応じて点火時期を制御する
    内燃機関用無接点点火装置において、 前記内燃機関の第1の固定角度位置及びこれより位相の
    遅れた第2の固定角度位置を検出し、それぞれ第1の固
    定角度位置信号および第2の固定角度位置信号を出力す
    る角度位置センサと、 充電電圧が変化する第1のコンデンサを含み、該コンデ
    ンサの充電電圧に応じた第1の電圧信号を出力する第1
    のコンデンサ回路と、 充電電圧が変化する第2のコンデンサを備え、該コンデ
    ンサの充電電圧に応じた第2の電圧信号を出力する第2
    のコンデンサ回路と、 前記角度位置センサの第2の固定角度位置信号に応答し
    て前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとの充
    電電圧を予め定められた傾きで変化開始させ、かつそれ
    らの傾きが次の第1の固定角度位置では前記第1の電圧
    信号が前記第2の電圧信号よりも低くなるように設定さ
    れた第1の定電流回路と、 前記角度位置センサの第1の固定角度位置信号に応答し
    て、前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとの
    充電電圧の変化を、次の第2の固定角度位置では前記第
    1の電圧信号が前記第2の電圧信号よりも高くなるよう
    に変更する第2の定電流回路と、 前記第1の固定角度位置と前記第2の固定角度位置との
    間において前記第1の電圧信号と前記第2の電圧信号と
    の交点を検出し、第3の固定角度位置信号を出力する角
    度位置信号発生回路と を備えることを特徴とする内燃機関用無接点点火装置。
  2. 【請求項2】前記第1の定電流回路は、 前記第1のコンデンサを充電する第1の定電流充電回路
    と、 前記第2のコンデンサを充電する第3の定電流充電回路
    とを含み、 前記第2の定電流回路は、 前記第1の定電流充電回路に加えられて前記第1のコン
    デンサを充電する第2の定電流充電回路を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の内燃機関用無接
    点点火装置。
  3. 【請求項3】前記第1の定電流回路による前記第1のコ
    ンデンサと前記第2のコンデンサとの充電電圧の変化の
    傾きの大小関係と、前記第1の定電流回路による前記第
    1のコンデンサと前記第2のコンデンサとの充電電圧の
    変化の傾きの大小関係とは反転されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の内燃機関用無接点点
    火装置。
JP61079653A 1986-04-07 1986-04-07 内燃機関用無接点点火装置 Expired - Lifetime JPH0745864B2 (ja)

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JPS56151268A (en) * 1980-04-25 1981-11-24 Kokusan Denki Co Ltd Ignition-signal generating device for contactless ignition device of internal combustion engine

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