JPH0745843Y2 - 蛍光ランプ装置 - Google Patents

蛍光ランプ装置

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JPH0745843Y2
JPH0745843Y2 JP1987022747U JP2274787U JPH0745843Y2 JP H0745843 Y2 JPH0745843 Y2 JP H0745843Y2 JP 1987022747 U JP1987022747 U JP 1987022747U JP 2274787 U JP2274787 U JP 2274787U JP H0745843 Y2 JPH0745843 Y2 JP H0745843Y2
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JP
Japan
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base
hole
lead wire
face
slit
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JP1987022747U
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JPS63131010U (ja
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孝之 藤田
和久 尾岸
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電球口金を有し、白熱電球と置換できる蛍光ラ
ンプ装置に関する。
(従来の技術) 近時、省電力で電球用のE26口金など用のソケットにと
りつけることのできる電球形などの蛍光ランプ装置が市
場に汎く出廻っている。この蛍光ランプ装置は、例えば
特開昭57−21063号に開示されているように直管形蛍光
ランプを、たとえば1ないし複数回曲折してなる発光管
を安定器などの点灯回路とともに、たとえばプラスチッ
クなどの絶縁材料の包囲器の一部をなすカバー(ベー
ス)にとりつけ、上記カバーにグローブを接着して包囲
器を形成し、カバーの端部に設けられた筒状の螺合部材
をE形口金などのシェルの内部に螺合させている。そう
して発光管から導出されるリード線は口金に螺合された
螺合部材に形成されたスリット状の透孔から引出されて
口金に導電的に接続されていた。
この筒状の螺合部材は、特開昭57−21063号に開示され
ているようにカバーと別体のシャーシの一端に形成され
た構成である。このため螺合部材に螺合する口金の端面
はカバーの端部に当接する構成であり、筒状の螺合部材
に形成されているスリット状の透孔の底部は、口金のシ
ェルの内側に位置していて、透孔が最も深く形成された
場合でも、透孔の最低部は口金の端面と同一位置(面
一)である。
本考案者らは、カバーと別体のシャーシとを一体化する
ことで防水性を向上するとともにコスト低減をはかって
いたところ、透孔の最底部を口金側面の内側または端面
と面一にすると、口金を螺合部材に螺合する際、透孔の
最底部から導出されたリード線が口金の端面に擦れて、
断線の原因になる問題が発生した。特開昭57−21063号
に開示されている従来構造のようにカバーとシャーシと
を別体にした場合には口金を螺合部材に螺合する際、カ
バーが多少動くので、口金側面の端面に擦れる程度が小
さいのでそれ程問題とならなかったものと考えられる。
しかしながら上記のようにカバーとシャーシとを一体化
すると防水性が向上する一方、カバーの動きがなくなる
ので、口金側面の端面に擦れる程度が大きくなり、断線
につながり易くなったものと考えられる。
また、一方実願昭58−22524号明細書、実願昭58−19231
8号明細書および実願昭60−95930号明細書には、筒状の
螺合部材に電球口金を装着した蛍光ランプが開示されて
いる。この螺合部材の側面には、この口金側面に接続さ
れるリード線が貫通する透孔が形成されており、この透
孔の底面は口金端面の外側に位置している。
(考案が解決しようとする課題) この蛍光ランプ装置によれば、口金端面によりリード線
が擦れるという問題はないが、透孔の底面を口金端面の
外側に位置させるにしても、透孔底面と口金端面とが離
れてしまうと、透孔を貫通した後のリード線を口金端面
まで導く必要が生じ、この筒状の螺合部材の外側に露出
または突出するリード線が引っかかりの原因となって、
断線の原因となるおそれがあった。また、この蛍光ラン
プ装置によれば、リード線を透孔に挿通する作業が容易
ではない、という問題があった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、口金側面に接続されるリード線が断線
する可能性をい小さくし、また、リード線が筒状の螺合
部材の外側に露出または突出する程度を極力小さくで
き、さらにリード線を筒状の螺合部材の外側に導出する
作業およびリード線と口金端面との電気的接続作業を著
しく容易にした蛍光ランプ装置を提供することにある。
〔考案の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本考案蛍光ランプ装置は、発光管と、この発光管を点灯
する点灯回路と、発光管と点灯回路とを包囲し、一端に
口金が螺合される筒状の螺合部材を有する包囲器と、上
記螺合部材に取着された口金と、発光管または安定器か
ら導出され、口金の頂部と側面とに接続される一対のリ
ード線とを具備し、上記螺合部材には、口金の側面に接
続されるリード線が挿通され、螺合部材上端から側面に
切込まれた状態のスリット状の透孔を有し、かつこの透
孔の底面は口金側面の端面よりも外側に位置し、透孔底
面と口金端面との距離はスリット状の透孔の幅よりも小
さいことを特徴とする。
(作用) 本考案蛍光ランプ装置は、発光管または点灯回路から導
出されるリード線が挿通された透孔の底面が、口金側面
の端面の外側に位置しているので、リード線がこの口金
側面の端面の外側に位置する透孔底面付近を通り、この
ため、リード線がこの口金側面の端面に擦れることが少
なくなる。
また、スリット状透孔底面がリード線の深さ方向のスト
ッパーの役目を果しているので、スリット状透孔の底面
と口金端面との距離は図示されているようにスリット状
の透孔の幅よりも小さくすることで、リード線の導出位
置を口金側面の端面の外側のギリギリの位置にすること
ができ、リード線が口金端面から離れてしまって半田付
けなどの電気的接続の作業性が低下したりするという問
題がなくなる。
さらに、スリット状透孔の底面と口金端面との距離は図
示されているようにスリット状の透孔の幅よりも小さく
しているので、リード線の導出位置を口金側面の端面の
外側のギリギリの位置にすることができ、このためリー
ド線が口金端面から離れることにより螺合部材の外側に
リード線が突出したり、リード線の導出位置から口金端
面までの間、リード線が口金外側に突出してしまうとい
う欠点がなくなり、リード線の突出による断線の原因を
なくすことができる。
さらにまた透孔は螺合部材側面上端から切込まれた状態
のスリット状なので、小さな穴にリード線を挿通するの
にの比べて作業性が著しく向上する。
(実施例) 本考案の詳細を第1図および第2図に示す実施例を参照
して説明する。第1図は本考案蛍光ランプ装置の一実施
例の正面図、第2図は同じ実施例の包囲器のカバーの一
部切欠正面図である。グローブ6とカバー7によって包
囲器8が構成されている。カバー7には支持部材9によ
って安定器などの点灯回路10がとりつけられており、支
持部材9には複数個所、たとえば3個所を曲折された蛍
光ランプの発光管11がとりつけられている。発光管11お
よび点灯回路10などのリード線は省略して示した。上記
カバー7にはその端部には第2図に示す螺合部材12が一
体に設けられており、上記螺合部材12のねじ部を口金13
に螺合させて嵌装されるようになっている。13′は口金
13のアイレットである。上記螺合部材12には、側面上端
から切込まれた状態のスリット状の透孔14が穿設されて
おり、上記透孔14の螺合部材12と反対側の底面15は口金
13の側面の端面16の外側、すなわち第2図の破線Aの位
置より第2図において下部に構成されている。
上記構成の蛍光ランプ装置は、発光管または点灯回路か
ら口金側面に接続されるリード線が挿通される透孔の底
面が、口金側面の端面の外側に位置するのでリード線が
この口金側面の端面に擦れにくくなる。このため、この
擦れた部分で断線しやすくなるという欠点も小さくでき
る。
また透孔は螺合部材側面上端から切込まれた状態のスリ
ット状なので、リード線を螺合部材上端からスリットに
挿入するだけで簡単に挿通でき、小さな穴を狙ってリー
ド線を挿通するのにの比べて著しく作業性が向上する。
さらに透孔の底面と口金端面との距離が、第2図からそ
の大きさがわかるとおり、スリット状の透孔の幅よりも
小さくリード線の線径程度であり、さらにスリット状透
孔底面がリード線の深さ方向のストッパーの役目を果し
ている。このためリード線の貫通位置を、口金側面の端
面の外側のギリギリの位置にすることができる。この結
果、螺合部材の外側でリード線の導出位置から口金への
接続位置迄の距離を小さくでき、この距離が大きくなる
ことによるリード線の露出ならびに突出をなくすか、小
さくできる。従って、露出または突出したリード線が外
部の何かに引っかかり、断線の原因になる、といった虞
を低減できる。
さらに、スリット状透孔の底面と口金端面との距離はス
リット状の透孔の幅よりも小さく、スリット状透孔底面
がリード線の深さ方向のストッパーの役目を果している
ので、リード線が口金端面から離れてしまって半田付け
などの電気的接続の作業性が低下するという問題がな
い。
また、螺合部材21がカバー7と一体に設けられているの
で、防水性は向上する。
なおリード線は発光管から直接または安定器などの点灯
回路を経由して導出されたもののいずれでもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳述したように、本考案の蛍光ランプ装置
は、スリット状透孔の底面が口金端面よりも外側にある
ので、リード線がこの口金側面の端面に擦れることが無
くなり、または少なくなり、擦れた部分が断線しやすく
なるという欠点を小さくできる。
また、スリット状透孔の底面と口金端面との距離はスリ
ット状の透孔の幅よりも小さくすることでリード線の螺
合部材の外側への露出または突出を極力小さくして、こ
れによる断線を低減でき、またリード線と口金端面との
電気的接続作業を著しく向上できる。さらには、リード
線の透孔への挿通作業性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案蛍光ランプ装置の一実施例の正面図,第
2図は同じ実施例の包囲器のカバーの一部切欠正面図で
ある。 6……グローブ,7……カバー,8……包囲器,10……点灯
回路,11……発光管,12……螺合部材,13……口金,13′…
…アイレット,14……透孔,15……底面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−93203(JP,A) 実願昭58−22524号(実開昭59−129151 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭58−192318号(実開昭60−99710 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭60−95930号(実開昭62−4023号) の願書に添付した明細書及び図面の内容を 撮影したマイクロフィルム(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光管と; この発光管を点灯する点灯回路と; 発光管と点灯回路とを包囲し、一端に口金が螺合される
    筒状の螺合部材を有する包囲器と; 上記螺合部材に取着された口金と; 発光管または安定器から導出され、口金の頂部と側面と
    に接続される一対のリード線と; を具備し、 上記螺合部材側面には、口金の側面に接続されるリード
    線が挿通され、螺合部材上端から側面に切込まれた状態
    のスリット状の透孔を有し、この透孔の底面は口金側面
    の端面よりも外側に位置し、かつ透孔底面と口金端面と
    の距離はスリット状の透孔の幅よりも小さいことを特徴
    とする蛍光ランプ装置。
JP1987022747U 1987-02-20 1987-02-20 蛍光ランプ装置 Expired - Lifetime JPH0745843Y2 (ja)

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JP1987022747U JPH0745843Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20 蛍光ランプ装置

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JP1987022747U JPH0745843Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20 蛍光ランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS63131010U JPS63131010U (ja) 1988-08-26
JPH0745843Y2 true JPH0745843Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=30820421

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693203A (en) * 1979-12-27 1981-07-28 Tokyo Shibaura Electric Co Fluorescent lamp unit
JPS629981Y2 (ja) * 1980-07-11 1987-03-09
JPS59129151U (ja) * 1983-02-17 1984-08-30 松下電子工業株式会社 電球口金形螢光灯
JPS6099710U (ja) * 1983-12-14 1985-07-08 松下電工株式会社 螢光灯照明器具
JPH0125444Y2 (ja) * 1985-06-25 1989-07-31

Also Published As

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JPS63131010U (ja) 1988-08-26

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