JPH0745335A - 通信機器用コネクタのシールド方式 - Google Patents

通信機器用コネクタのシールド方式

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JPH0745335A
JPH0745335A JP19147493A JP19147493A JPH0745335A JP H0745335 A JPH0745335 A JP H0745335A JP 19147493 A JP19147493 A JP 19147493A JP 19147493 A JP19147493 A JP 19147493A JP H0745335 A JPH0745335 A JP H0745335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
shield
housing
finger
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP19147493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nishihara
健二 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP19147493A priority Critical patent/JPH0745335A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】導電性の筐体に組み込まれる通信機器用コネク
タから空間への輻射ノイズを低減させることができるシ
ールド方式を提供する。 【構成】通信機器用コネクタ1のシールド部を電気的に
筐体4と同電位にすることにより筐体内部の電子機器か
らの電磁放射ノイズを低減するためのシールドフィンガ
ー10を、導電性の筐体4と通信機器用コネクタ1のシ
ールド部の間に設けられたギャップに挿入し、前記ギャ
ップへの挿入により筐体4に強く接触し得るばね構造
と、前記ばね構造による付勢力により多点で筐体4に接
触する突起部とを前記シールドフィンガー10に設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器用コネクタを
金属製又は導電性の塗料などを塗布した筐体に組み込む
際に、機器が発生する輻射ノイズを低減させるために用
いられるシールドフィンガーの構造とそれによるシール
ド方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信機器用コネクタのシールド部
分と筐体との間の電気的接触をとるには、図16に示す
ように通信機器用コネクタ1が取り付けられるプリント
基板2のフレームグランド部分を金属スペーサ3などを
用いて筐体4にねじ5を用いて固定するか、又は、図1
7に示すように、取り外し可能なねじ止め用ナット6を
持つ通信機器用コネクタでは、筐体4を通信機器用コネ
クタ1のシールド部分とねじ止め用ナット6の間に挟み
込む構造が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の図16に示す構
造で通信機器用コネクタ1のシールド部分と筐体4との
間の電気的接触をとった場合には、コネクタ1のシール
ド部分と筐体4とが、コネクタ1の周辺部では直接に接
触しないので、その間に電位差が生じて輻射ノイズが発
生しやすくなるという問題がある。また、上述の図17
に示す構造で通信機器用コネクタ1のシールド部分と筐
体4との間の電気的接触をとるには、取り外し可能なね
じ止め用ナット6を備えた通信機器用コネクタである必
要があり、これ以外のタイプの通信機器用コネクタでは
実現できないという欠点があった。
【0004】本発明は上述のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、導電性の筐体に
組み込まれる通信機器用コネクタから空間への輻射ノイ
ズを低減させることができるシールド方式を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の通信機器用コネ
クタのシールド方式にあっては、上記の課題を解決する
ために、図1及び図2に示すように、通信機器用コネク
タ1のシールド部を電気的に筐体4と同電位にすること
により筐体内部の電子機器からの電磁放射ノイズを低減
するためのシールドフィンガー10を、導電性の筐体4
と通信機器用コネクタ1のシールド部の間に設けられた
ギャップに挿入し、前記ギャップへの挿入により筐体4
に強く接触し得るばね構造部12と、前記ばね構造部1
2による付勢力により多点で筐体4に接触する突起部1
4とを前記シールドフィンガー10に設けたことを特徴
とするものである。また、図15に示すように、通信機
器用コネクタ1のシールド部と導電性の筐体4との間に
挿入し、前記コネクタ1のシールド部を電気的に筐体4
と同電位にすることにより筐体内部の電子機器からの電
磁放射ノイズを低減するためのシールドフィンガー10
に、筐体4に強く接触し得るばね構造を設けると共に、
通信機器用コネクタ1とプリント基板2との間に挟み込
むための構造を設けても良い。
【0006】
【作用】本発明によれば、筐体4に強く接触し得るばね
構造を通信機器用コネクタ1のシールドフィンガー10
に設けたことにより、シールドフィンガー10の持つば
ね性を利用し、強い反発力で筐体4の導電性表面をこす
りながら、通信機器用コネクタ1のシールド部と筐体4
とをコネクタ1の周辺で接触させることができる。ま
た、突起部14によって、その接触抵抗を小さくし、コ
ネクタ1のシールド部と筐体4のコネクタ周辺部との電
位差を小さくし、通信機器用コネクタ1から空間への輻
射ノイズを低減させることができる。さらにまた、その
構造より、単に挟み込むだけで固定できるので、組み立
ての工数が少なくて済むものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
2は本発明の第1の実施例による通信機器用コネクタの
シールドフィンガーの斜視図、図3は同上の正面図、図
4は同上の側面図である。この実施例では、一対のシー
ルドフィンガー10を通信機器用コネクタ1の横方向よ
り挿入するものである。各シールドフィンガー10は、
薄い金属板を略台形状に折り曲げて、コネクタ接触片1
1と、ばね構造部12と、筐体接触片13を形成してい
る。筐体接触片13には筐体4に多点で接触するための
突起部14が設けられている。また、コネタタ接触片1
1には、ねじ止め用ナットを持つ通信機器用コネクタの
ねじを挿通するための長穴15が設けられている。
【0008】図5は本発明の第2の実施例による通信機
器用コネクタのシールドフィンガーの斜視図、図6は同
上の正面図、図7は同上の側面図である。この実施例
は、一体型のシールドフィンガーであり、1枚のシール
ドフィンガー10を筐体4とコネクタ1の間に挟み込ん
だ後にプリント基板2を固定するものである。このシー
ルドフィンガー10においても、薄い金属板を略台形状
に折り曲げて、コネクタ接触片11と、ばね構造部12
と、筐体接触片13を形成している。筐体接触片13に
は筐体4に多点で接触するための突起部14が設けられ
ている。また、コネタタ接触片11には、ねじ止め用ナ
ットを持つ通信機器用コネクタ1のねじを挿通するため
の長穴15と、通信機器用コネクタ1を挿通するための
角穴16が設けられている。
【0009】上記各実施例の通信機器用コネクタのシー
ルドフィンガー10を通信機器用コネクタ1と筐体4と
の隙間に挿入した一例を図1に示した。通信機器用コネ
クタ1のシールド部と筐体4の内面とは、シールドフィ
ンガー10のばね性によって表面をこすられながら、シ
ールドフィンガー10が両側に押されてコネクタ1の周
辺で接触している。このように、筐体4と通信機器用コ
ネクタ1のシェル面の間にギャップがある場合において
は、そのギャップに図2又は図5に示したシールドフィ
ンガー10を挿入し、突起部14により筐体4と多点で
接触させるものである。
【0010】図8は本発明の第3の実施例の通信機器用
コネクタのシールドフィンガーの斜視図、図9は同上の
正面図、図10は同上の側面図である。この実施例は、
筐体4と通信機器用コネクタ1のシェル面の間にギャッ
プが存在しない場合に使用される止め付け型のシールド
フィンガーである。このシールドフィンガー10におい
ても、薄い金属板を略台形状に折り曲げて、コネクタ接
触片11と、ばね構造部12と、筐体接触片13を形成
している。コネタタ接触片11には、ねじ止め用ナット
を持つ通信機器用コネクタ1のねじを挿通するための長
穴15と、通信機器用コネクタ1を挿通するための角穴
16が設けられている。このシールドフィンガー10
は、図11に示すように、通信機器用コネクタ1と筐体
4との間に挿入することによって、コネクタ1の周辺で
コネクタ1のシールド部と筐体4とを接触させるもので
ある。この場合、シールドフィンガー10は筐体4のエ
ッジ部で表面をこすられながら挿入され、ばね構造によ
り筐体4に固定されるものである。
【0011】図12は本発明の第4の実施例の通信機器
用コネクタのシールドフィンガーの斜視図、図13は同
上の正面図、図14は同上の側面図である。この実施例
では、シールドフィンガー10を通信機器用コネクタ1
とプリント基板2の間に挟み込むことによって固定す
る。このシールドフィンガー10は、図8〜図10の実
施例において、一方の筐体接触片13を延長して、プリ
ント基板接触片17を形成したものである。図15は本
実施例のシールドフィンガー10を通信機器用コネクタ
1と筐体4との間に挿入した状態を示す図である。この
ような構造により、筐体4と通信機器用コネクタ1のシ
ェル面の間にギャップが存在しない場合でも、シールド
フィンガー10を通信機器用コネクタ1と筐体4の間に
挟み込むことにより通信機器用コネクタ1と筐体4との
間の電気的接触をとることができ、且つ、シールドフィ
ンガー10のプリント基板接触片17を通信機器用コネ
クタ1とプリント基板2の間に挟み込むことによって、
シールドフィンガー10をプリント基板2にも固定でき
るものである。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、通信機器用コネクタの
シールド部と筐体とをコネクタのすぐ近傍で接触させる
ことが可能であり、その結果、両者の電位差が小さくな
り、通信機器用コネクタから空間への輻射ノイズを低減
できるという効果がある。また、ねじ止めや溶接等の固
定手段を必要とせずに、単に挟み込みを行うだけで固定
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施例の使用状態を示
す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例の正面図である。
【図4】本発明の第1の実施例の側面図である。
【図5】本発明の第2の実施例の斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施例の正面図である。
【図7】本発明の第2の実施例の側面図である。
【図8】本発明の第3の実施例の斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施例の正面図である。
【図10】本発明の第3の実施例の側面図である。
【図11】本発明の第3の実施例の使用状態を示す断面
図である。
【図12】本発明の第4の実施例の斜視図である。
【図13】本発明の第4の実施例の正面図である。
【図14】本発明の第4の実施例の側面図である。
【図15】本発明の第4の実施例の使用状態を示す断面
図である。
【図16】従来例の使用状態を示す断面図である。
【図17】他の従来例の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 通信機器用コネクタ 2 プリント基板 4 筐体 10 シールドフィンガー 11 コネクタ接触片 12 ばね構造部 13 筐体接触片 14 突起部 15 長穴 16 角穴 17 プリント基板接触片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器用コネクタのシールド部を電
    気的に筐体と同電位にすることにより筐体内部の電子機
    器からの電磁放射ノイズを低減するためのシールドフィ
    ンガーを、導電性の筐体と通信機器用コネクタのシール
    ド部の間に設けられたギャップに挿入し、前記ギャップ
    への挿入により筐体に強く接触し得るばね構造と、前記
    ばね構造による付勢力により多点で筐体に接触する突起
    部とを前記シールドフィンガーに設けたことを特徴とす
    る通信機器用コネクタのシールド方式。
  2. 【請求項2】 通信機器用コネクタのシールド部と導
    電性の筐体との間に挿入し、前記コネクタのシールド部
    を電気的に筐体と同電位にすることにより筐体内部の電
    子機器からの電磁放射ノイズを低減するためのシールド
    フィンガーに、筐体に強く接触し得るばね構造を設ける
    と共に、通信機器用コネクタとプリント基板との間に挟
    み込むための構造を設けたことを特徴とする通信機器用
    コネクタのシールド方式。
JP19147493A 1993-08-02 1993-08-02 通信機器用コネクタのシールド方式 Pending JPH0745335A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19147493A JPH0745335A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 通信機器用コネクタのシールド方式

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JP19147493A JPH0745335A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 通信機器用コネクタのシールド方式

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JPH0745335A true JPH0745335A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16275262

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19147493A Pending JPH0745335A (ja) 1993-08-02 1993-08-02 通信機器用コネクタのシールド方式

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JP (1) JPH0745335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010507193A (ja) * 2006-10-16 2010-03-04 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション インタフェースモジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010507193A (ja) * 2006-10-16 2010-03-04 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション インタフェースモジュール

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