JPH0745088Y2 - 電子写真装置の定着部クリーニング装置 - Google Patents

電子写真装置の定着部クリーニング装置

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JPH0745088Y2
JPH0745088Y2 JP1988047365U JP4736588U JPH0745088Y2 JP H0745088 Y2 JPH0745088 Y2 JP H0745088Y2 JP 1988047365 U JP1988047365 U JP 1988047365U JP 4736588 U JP4736588 U JP 4736588U JP H0745088 Y2 JPH0745088 Y2 JP H0745088Y2
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JP
Japan
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electrophotographic apparatus
cleaning member
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body cover
apparatus main
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康喜 山口
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Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、プリンタや複写機などの電子写真装置におい
て、転写後の転写紙に画像を定着させる定着部のクリー
ニング装置に関する。
[従来の技術] 第4図に電子写真装置の概略構造を示す。
この電子写真装置は、開閉可能な電子写真装置本体カバ
ー1内に、給紙用カセットケース2、このカセットケー
ス2内に収納された転写紙としての用紙を1枚ずつ送り
出す給紙ローラ3、給紙ローラ3によって送り出された
用紙にトナー画像を転写させる感光体ドラム4、転写後
の用紙に画像を定着させる定着ローラとしてのヒートロ
ーラ5およびプレスローラ6からなる定着部7、この定
着部7を通過した用紙を電子写真装置本体カバー1の上
部に設けられた排出部8に送り出す複数対の排紙ローラ
9,10などがそれぞれ設けられている。
給紙用カセットケース2内の用紙は、給紙ローラ3によ
って1枚ずつ送り出され、感光体ドラム4などによって
トナー画像が転写され、続いて、ヒートローラ5とプレ
スローラ6とに挟持されて画像が定着された後、排紙ロ
ーラ9,10によって排出部8に排出される。
ヒートローラ5は、内部にヒータ5Aを収納し、このヒー
タ5Aの熱により用紙上のトナーを溶かしながらプレスロ
ーラ6との圧力により用紙に画像を定着させるものであ
るが、未定着トナーによって表面が汚れる。このため、
従来より、本体カバー1内にヒートローラ5の表面に接
するフエルトなどのクリーニング部材11を取付け、これ
によりヒートローラ5の表面をクリーニングしている。
[考案が解決しようとする課題] 通常、ヒートローラ5の表面をクリーニングするクリー
ニング部材11は、フエルトなどから形成してあるため、
装置本体が寿命となるまでに数回の交換が必要である。
しかし、クリーニング部材11の交換に当っては、クリー
ニング部材11が電子写真装置本体カバー1内に取付けら
れている関係から、当該電子写真装置本体カバー1を開
放しなければならず、交換作業がきわめて面倒でかつ時
間もかかる。
しかも、電子写真装置本体カバー1を開放してクリーニ
ング部材11を交換する場合、付近にヒートローラ5など
の高熱部、さらに、高圧部、感光層などの危険部のほ
か、汚れに注意を要する部材があるため、オペレータが
クリーニング部材11の交換作業を行うのはきわめて危険
で注意が必要である。そのため、オペレータを保護する
ために、これらの危険部を覆う安全対策も採られたが、
これでは必然的にコストアップにつながる。
ここに、本考案の目的は、このような従来の問題を解消
し、コスト高とすることなくクリーニング部材の交換を
簡単かつ安全に行える電子写真装置の定着部クリーニン
グ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そのため、本考案では、開閉可能な電子写真装置本体カ
バー内に、転写後の転写紙に画像を定着させる定着ロー
ラを含む定着部を設けた電子写真装置において、前記電
子写真装置本体カバーの定着ローラと対応する位置に貫
通穴を設け、この貫通穴内に前記定着ローラと接するク
リーニング部材を前記電子写真装置本体カバーの外側か
ら取外し自在に収納するとともに、このクリーニング部
材を前記定着ローラに対して押圧させる弾性押え部材を
前記電子写真装置本体カバーに設けた、ことを特徴とす
る。
[作用] クリーニング部材の交換に当っては、弾性押え部材を弾
性変形させた状態において、電子写真装置本体カバーの
外側からクリーニング部材を貫通穴から取外し、新たな
クリーニング部材を貫通穴内に収納した後、弾性押え部
材を弾性復帰させればよい。
したがって、電子写真装置本体カバーの外側からクリー
ニング部材を交換できるので、つまり、従来のように電
子写真装置本体カバーを開放しなくてもよいので、クリ
ーニング部材の交換を簡単かつ安全に行うことができ
る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。なお、これらの図では、定着部のみを示してい
るが、他の部分については第4図と同一である。
第2図は本実施例の定着部クリーニング装置の平面図、
第1図は第2図のI−I線断面図である。これらの図に
おいて、電子写真装置本体カバー1には、定着部7にお
ける定着ローラ、つまりヒートローラ5と対応する位置
に矩形形状の貫通穴21が当該電子写真装置本体カバー1
の内外を貫通しかつヒートローラ5の長さ方向に沿って
形成されているとともに、この貫通穴21の両側にばね収
納窪み22A,22Bが形成されている。
各ばね収納窪み22A,22Bは、貫通穴21の両端中央から外
方へかつ貫通穴21の長手方向へ向って形成された第1の
窪み23A,23Bと、この第1の窪み23A,23Bの先端から貫通
穴21の長手方向に対して直角に形成された第2の窪み24
A、24Bと、この第2の窪み24A,24Bの先端から第2の窪
み24A,24Bに対して直角にかつ外方へ向って形成された
第3の窪み25A,25Bと、この第3の窪み25A,25Bの先端か
ら第3の窪み25A,25Bに対して直角にかつ第2の窪み24
A,24Bと同方向へ向って形成された第4の窪み26A,26Bと
を有する。
貫通穴21内には、前記ヒートローラ5の表面と接するク
リーニング部材31が電子写真装置本体カバー1の外側か
ら取外し自在に収納されているとともに、このクリーニ
ング部材31を前記ヒートローラ5の表面に押圧させる弾
性押え部材としてのばね41の両端部が前記両ばね収納窪
み22A,22B内に収納保持されている。
クリーニング部材31は、前記貫通穴21内に着脱自在に収
納されたホルダ32と、このホルダ32の下面側つまり電子
写真装置本体カバー1の内面側に両面テープまたは接着
剤などによって一体的に取付られヒートローラ5の表面
に接するフェルト33とから構成されている。ホルダ32の
上面側つまり電子写真装置本体カバー1の外面側には、
長手方向の所定間隔位置に複数のリブ34が一体形成され
ている。
ばね41は、前記クリーニング部材31の上面長手方向に沿
って延びる押圧部42と、この押圧部42の両端からばね収
納窪み22A,22Bに沿って折曲され第3の窪み25A,25Bの部
分で螺旋状に旋回された係止部43A,43Bとを有する。各
係止部43A,43Bの螺旋状部分は、詳細を第3図に示す如
く、前記第3の窪み25A,25B内に押圧部42に対して平行
に支持された軸44A,44Bの外周に沿って旋回保持されて
いる。
次に、本実施例の作用を説明する。
クリーニング部材31の交換に当っては、ばね41の押圧部
42をもち、ばね41の押圧部42を軸44A,44Bを支点として
第1図の二点鎖線の状態まで回動させる。
この状態において、電子写真装置本体カバー1の外側か
らクリーニング部材31のリブ34をつまみ、クリーニング
部材31を貫通穴21から取外す。ここで、新たなクリーニ
ング部材31を貫通穴21内へ収納した後、ばね41の押圧部
42から手を離すと、ばね41は第1図の実線の状態に弾性
復帰するので、ばね41の押圧部42によってクリーニング
部材31のフエルト33がヒートローラ5の表面に押圧され
る。
したがって、本実施例によれば、電子写真装置本体カバ
ー1のヒートローラ5と対応する位置に貫通穴21を設
け、この貫通穴21内にクリーニング部材31を取外し自在
に収納するとともに、クリーニング部材31をヒートロー
ラ5の表面に押圧するばね41を設けたので、ばね41を弾
性変形させれば、電子写真装置本体カバー1の外側から
クリーニング部材31を取外し、収納することができる。
よって、従来のように、電子写真装置本体カバーを開放
しなくてもよいので、クリーニング部材31の交換を簡単
かつ安全に行うことができる。しかも、クリーニング部
材31を取外せば、電子写真装置本体カバー1の外側から
ヒートローラ5を見ることができるので、ヒートローラ
5の汚れを直接目視確認することができる。もとより、
オペレータを保護するために各種危険な部分を覆う安全
対策も厳格にしなくてもよいので、コストアップを防げ
る。
また、ばね41は、押圧部42の部分と軸44A,44Bによって
保持された係止部43A,43Bの螺旋状部分との間が離れて
いるから、押圧部42を軸44A,44Bを支点として大きく回
動させることができる。つまり、押圧部42を貫通穴21の
部分から外れた位置まで回動させることができるから、
クリーニング部材31の取外し、収納も容易に行うことが
できる。
また、クリーニング部材31のホルダ32にはリブ34が設け
られているので、このリブ34をつかめば、クリーニング
部材31を貫通穴21に対して容易に取外し、収納すること
ができる。
また、クリーニング部材31およびばね41は電子写真装置
本体カバー1の外表面から突出していないので、排出部
8として利用しても支障がない。
なお、上記実施例では、弾性押え部材を両端側に螺旋状
部分を有する略コ字型のばね31によって構成したが、常
時はクリーニング部材31をヒートローラ5に押圧でき、
クリーニング部材31の交換時に貫通穴21から外れる位置
まで弾性変形できるものであればいずれの形状でもよ
い。
[考案の効果] 以上の通り、本考案によれば、電子写真装置本体カバー
の定着ローラと対応する位置に貫通穴を設け、この貫通
穴内にクリーニング部材を取外し自在に収納するととも
に、このクリーニング部材を定着ローラの表面に押圧す
る弾性押え部材を設けた構成としたので、弾性押え部材
を弾性変形させれば、電子写真装置本体カバーを一々開
放しなくとも当該カバーの外側からクリーニング部材を
取外し、収納して交換することができる。
そのため、クリーニング部材の交換に当って、オペレー
タの手が電子写真装置本体カバーに内蔵された定着ロー
ラ等の高熱部や高圧部に触れて火傷や感電するおそれが
全くなくなる。したがって、オペレータを保護するため
に各種危険部分を覆う安全対策も厳格にしなくともす
み、コストアップを防げる。その結果、コスト高とする
ことなくクリーニング部材の交換を簡単かつ安全に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は第2図のI−I線断面図、第2図は平面図、第3図
は第2図のII−II線断面図である。第4図は従来の電子
写真装置を示す一部を切欠いた側面図である。 1…電子写真装置本体カバー、5…ヒートローラ(定着
ローラ)、7…定着部、21…貫通穴、31…クリーニング
部材、41…ばね(弾性押え部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉可能な電子写真装置本体カバー内に、
    転写後の転写紙に画像を定着させる定着ローラを含む定
    着部を設けた電子写真装置において、 前記電子写真装置本体カバーの定着ローラと対応する位
    置に貫通穴を設け、この貫通穴内に前記定着ローラと接
    するクリーニング部材を前記電子写真装置本体カバーの
    外側から取外し自在に収納するとともに、このクリーニ
    ング部材を前記定着ローラに対して押圧させる弾性押え
    部材を前記電子写真装置本体カバーに設けた、 ことを特徴とする電子写真装置の定着部クリーニング装
    置。
JP1988047365U 1988-04-08 1988-04-08 電子写真装置の定着部クリーニング装置 Expired - Lifetime JPH0745088Y2 (ja)

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JP1988047365U JPH0745088Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 電子写真装置の定着部クリーニング装置

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Publication Number Publication Date
JPH01149669U JPH01149669U (ja) 1989-10-17
JPH0745088Y2 true JPH0745088Y2 (ja) 1995-10-11

Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62107969U (ja) * 1985-12-26 1987-07-10
JPS62146772U (ja) * 1986-03-11 1987-09-16
JPH0529491Y2 (ja) * 1986-07-09 1993-07-28
JPH0727472Y2 (ja) * 1986-12-19 1995-06-21 キヤノン株式会社 定着装置用クリ−ニング装置
JPH0745090Y2 (ja) * 1988-03-15 1995-10-11 カシオ電子工業株式会社 定着装置

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JPH01149669U (ja) 1989-10-17

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