JPH0745012Y2 - グラブ用球速測定装置 - Google Patents

グラブ用球速測定装置

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JPH0745012Y2
JPH0745012Y2 JP1988117829U JP11782988U JPH0745012Y2 JP H0745012 Y2 JPH0745012 Y2 JP H0745012Y2 JP 1988117829 U JP1988117829 U JP 1988117829U JP 11782988 U JP11782988 U JP 11782988U JP H0745012 Y2 JPH0745012 Y2 JP H0745012Y2
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JP
Japan
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ball
ball speed
measuring device
speed
glove
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JP1988117829U
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JPH0239162U (ja
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興治 日比野
Original Assignee
興治 日比野
山崎 哲彦
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、野球やソフトボール等の球技に使用するグラ
ブに取り付けられ、捕球したボールの速度を測定するこ
とができるグラブ用球速測定装置に関する。
(従来の技術) 従来、野球やソフトボール等において、ピッチャーの球
速を測定する場合には、スピードガンが使用されてい
る。このスピードガンは、対象物であるボールにレーザ
ー光を入射し、ボールに当たってはね返ってくる反射光
の波長の変化を分析して球速を測定するようになってい
る。
このスピードガンを使用して、例えばブルペンで投球練
習しているピッチャーの球速を測定する場合には、ピッ
チャー−キャッチャー間のボールの移動経路に向けてス
ピードガンを設置、或いはその都度移動経路に向けてス
ピードガンを操作することにより球速の測定がなされる
ようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、ピッチャー−キャッチャー間のボールの
移動経路に向けてスピードガンを設置する場合にあって
は、スピードガンをボールの移動経路に向けて操作する
人が不要であるが、スピードガンが設置されている特定
の範囲内でしか球速を測定することができず、測定する
場所を移動する際にはスピードガンを新ためて設置し直
さなければならないという問題点を有している。また、
スピードガンに表示された球速を知るには、投球練習を
行なっているピッチャー或いはキャッチャーのいずれか
が、いちいちスピードガンが設置されている場所にまで
いかなければならないという問題点をも有している。
一方、その都度移動経路に向けてスピードガンを操作す
る場合にあっては、測定場所の移動が容易ではあるが、
投球練習をするピッチャー及びキャッチャーの他にスピ
ードガンを操作する人が必要であるという問題点を有し
ている。
本考案は以上のような実状に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、球速の測定が容易に行なえることは勿
論のこと、投球練習をするピッチャー及びキャッチャー
の他に球速測定装置を操作する人が必要ではなく、測定
場所の移動にも容易に対応することができるグラブ用球
速測定装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上のような課題を解決するために本考案の採った手段
は、第1図〜第3図に示すように、 『野球やソフトボール等の球技に使用するグラブ(G)
に取り付けられる球速測定装置であって、 グラブ(G)の捕球部(H)に取り付けられる加圧導電
ゴム(10)と、この加圧導電ゴム(10)の抵抗値の変化
から球速を検出する検出装置(21)と、この検出装置
(21)により検出された球速を表示する球速表示装置
(22)とを備えたことを特徴とするグラブ用球速測定装
置』 である。
(考案の作用) 本考案が上述のような手段を採ることにより、以下に示
すような作用がある。
捕球部(H)により捕球される、すなわち加圧導電ゴム
(10)に衝突するボールによって加圧導電ゴム(10)は
加圧され、その抵抗値が変化する。
加圧導電ゴム(10)の抵抗値の変化より検出装置(21)
において球速が検出される。
検出装置(21)により検出された球速が球速表示装置
(22)により表示される。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に従って本考案を詳細に説明す
る。
第1図〜第3図に示すように、本考案に係るグラブ用球
速測定装置は、加圧導電ゴム(10)と、検出装置(21)
と、球速表示装置(22)とを備えている。
加圧導電ゴム(10)は、例えばシリコンゴムと金属粒子
とを組み合わせたシート状のものであり、本実施例にあ
ってはグラブ(G)の捕球部(H)に両面テープ等によ
り接着されるようになっている。加圧導電ゴム(10)の
材質は、ボールが捕球部(H)に衝突することにより、
その抵抗値が加わった圧力に比例して変化するものであ
ればどのようなものでもよく、グラブ(G)への取り付
け手段にあっても接着のみに限定されない。また、本実
施例のように加圧導電ゴム(10)に直接ボールが衝突す
るよう、加圧導電ゴム(10)を捕球部(H)に露出した
状態で取り付けるのではなく、捕球部(H)に内蔵され
るように取り付け、間接的にボールが衝突するようにし
てもよい。加圧導電ゴム(10)を捕球部(H)に内蔵さ
れるように取り付けることにより、ボールが直接衝突す
ることによる加圧導電ゴム(10)の摩耗を防ぐことがで
きる。
検出装置(21)は、加圧導電ゴム(10)の抵抗値の変化
から球速を検出する既存のものであり、グラブ(G)の
背面に両面テープ等により取り付けられる本体(20)内
に収納されている。
球速表示装置(22)は、検出装置(21)により検出され
た球速をデジタル表示するものであり、検出装置(21)
同様、本体(20)に設けられている。また、本実施例に
あっては、ピッチャーが正確な球速を知ることができる
よう、本体(20)の球速表示装置(22)とは別に、第4
図に示すような電光表示板(30)が設けられており、そ
の表示面がピッチャー側に向くよう設置されている。
本実施例にあっては、検出装置(21)及び球速表示装置
(22)の他、捕球した球数を表示するカウンタ(23)
と、検出装置(21)により検出された球速に応じて、予
め入力されている合成音を選択抽出して出力する音声合
成装置(24)と、音声合成装置(24)により選択抽出さ
れた合成音を外部に出力するスピーカ(25)とが本体
(20)に設けられており、また本体(20)にはバッテリ
ーが収納されるようになっている。
次に、本考案に係るグラブ用球速測定装置をキャッチャ
ー用グラブ(キャッチャーミット)(G)に取り付け、
ピッチャーの球速を測定する場合のグラブ用球速測定装
置の動作を説明する。
このグラブ用球速測定装置が取り付けられたグラブ
(G)によりボールを捕球、すなわち捕球部(H)に取
り付けられた加圧導電ゴム(10)にボールが衝突する
と、加圧導電ゴム(10)が加圧され、抵抗値が変化す
る。
この加圧導電ゴム(10)の抵抗値の変化により、検出装
置(21)では球速が検出される。また、同時に、球数を
表示するカウンタ(23)に球数が1ずつ加算される。
検出装置(21)により検出された球速は、球速表示装置
(22)及び電光表示板(30)に表示される。また、同時
に、音声合成装置(24)により選択抽出された合成音が
スピーカ(25)から流れる。
従って、投球練習を行なっているピッチャー及びキャッ
チャーは、合成音によりおおよその球速を瞬時に知るこ
とができ、ピッチャーは電光表示板(30)を見ることに
より、またキャッチャーはグラブ(G)に取り付けられ
ている本体(20)の球速表示装置(22)を見ることによ
り、正確な球速を知ることができる。また、特にキャッ
チャーはグラブ(G)に取り付けられている本体(20)
のカウンタ(23)を見ることにより、正確な球数を知る
ことができる。
なお、本実施例はグラブ用球速測定装置をキッチャーミ
ットに取り付けた例であるが、本考案に係るグラブ用球
速測定装置はキッチャーミットの他、ファーストミット
や野手用グラブにも取り付けて使用することができ、ま
たアイスホッケーのキーパー用のグラブ等にも取り付け
て使用することができる。
(考案の効果) 以上のように本考案に係るグラブ用球速測定装置は、
『野球やソフトボール等の球技に使用するグラブに取り
付けられる球速測定装置であって、グラブの捕球部に取
り付けられる加圧導電ゴムと、この加圧導電ゴムの抵抗
値の変化から球速を検出する検出装置と、この検出装置
により検出された球速を表示する球速表示装置とを備え
たこと』にその特徴があり、これにより、このグラブ用
球速測定装置をグラブに取り付ければ、球速を測定しよ
うとするボールをグラブで捕球するだけで球速を容易に
測定することができる。すなわち、例えばブルペンで投
球練習しているピッチャーの球速を測定する場合、投球
練習をするピッチャー及びキャッチャーの他に球速測定
装置を操作する人を必要としないで球速を測定すること
ができる。また、本考案に係るグラブ用球速測定装置
は、グラブに取り付けられるため、測定場所の移動にも
容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るグラブ用球速測定装置を示す正面
図、第2図は第1図のグラブ用球速測定装置を示す背面
図、第3図は第1図のグラブ用球速測定装置の概要を示
すブロック図、第4図は第1図のグラブ用球速測定装置
の使用状態を示す斜視図である。 符号の説明 10……加圧導電ゴム、20……本体、21……検出装置、22
……球速表示装置、23……カウンタ、24……音声合成装
置、25……スピーカ、30……電光表示板、G……グラ
ブ、H……捕球部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】野球やソフトボール等の球技に使用するグ
    ラブに取り付けられる球速測定装置であって、 グラブの捕球部に取り付けられる加圧導電ゴムと、この
    加圧導電ゴムの抵抗値の変化から球速を検出する検出装
    置と、この検出装置により検出された球速を表示する球
    速表示装置とを備えたことを特徴とするグラブ用球速測
    定装置。
JP1988117829U 1988-09-07 1988-09-07 グラブ用球速測定装置 Expired - Lifetime JPH0745012Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988117829U JPH0745012Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 グラブ用球速測定装置

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JP1988117829U JPH0745012Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07 グラブ用球速測定装置

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Publication Number Publication Date
JPH0239162U JPH0239162U (ja) 1990-03-15
JPH0745012Y2 true JPH0745012Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31361630

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5917376A (ja) * 1982-07-22 1984-01-28 石田 稔 投球速度測定玩具

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