JPH0744595B2 - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JPH0744595B2
JPH0744595B2 JP63058606A JP5860688A JPH0744595B2 JP H0744595 B2 JPH0744595 B2 JP H0744595B2 JP 63058606 A JP63058606 A JP 63058606A JP 5860688 A JP5860688 A JP 5860688A JP H0744595 B2 JPH0744595 B2 JP H0744595B2
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handset
input
display unit
touch panel
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幹夫 市橋
元章 石川
哲美 野崎
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はハンドセットを備えた端末装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来の端末装置としては、実公昭61-27235号公報に記載
されたもののように、送受話器掛けを回転自在に構成し
て、ハンドセットの載置状態を変えて、ハンドセットを
取りやすくすることができるものがあった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 然し乍ら、従来のものは、ハンドセットのみが回動自在
であって、入力表示部は固定されていた。従って、ハン
ドセットの回転状態を変えても、入力表示部の位置は変
わらないため、ハンドセットは取りやすくなっても、入
力表示部の操作性は良くならなかった。更には、装置本
体より飛び出したハンドセット掛けが邪魔になって、装
置全体の操作性が悪くなることもあった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、
入力表示部の操作性を犠牲にすることなく、使用者がハ
ンドセットの載置状態を変えることができる端末装置を
提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、少なくとも制御部、プリンタ部を備えた装置
本体と、この装置本体に設けられた脚部と、この脚部に
設けられた入力表示部と、この入力表示部上に載置され
たハンドセットとを備え、前記装置本体の上面と前記入
力表示部間には空間が形成され、前記入力表示部は前記
装置本体に対し回動自在に装着されていることを特徴と
する端末装置である。
(ホ)作用 本発明によれば、装置本体に回動自在に設けられた入力
表示部上にハンドセットを載置したので、入力表示部と
ハンドセットとを一緒に回動することができる。
(ヘ)実施例 図面はいずれも本発明の一実施例としての多機能端末装
置に係り、第1図(a)(b)(c)は全体斜視図、第
2図は正面図、第3図は入力表示部を倒した状態の側面
図、第4図は入力表示部を立てた状態の側面図、第5図
は第2図のV-V線概略断面図、第6図(a)(b)及び
第7図(a)(b)は切替アタッチメントの使用例を説
明するための図、第8図は第2図のVIII-VIII線断面
図、第9図はリモコンキーボードの斜視図、第10図は脚
部近傍の要部断面図、第11図は回動機構の保持力を説明
するための図、第12図は制御部のブロック図、第13図、
第14図及び第15図は任意入力領域の表示例を示す図、第
16図(a)は固定入力領域の表示例を示す図、第16図
(b)は表示部材の斜視図、第17図はハンドセット近傍
の部分断面図、第18図乃至第21図は動作を説明するため
のフロー図である。
まず、第8図を参照して入力表示部(1)について説明
する。
入力表示部(1)は筐体(2)を含む。この筐体(2)
には開孔(3)(4)が設けられている。開孔(3)
(4)を筐体(2)内側より覆うように一体の入力装置
(タッチパネル)(5)が固定的に設けられている。
開孔(3)に対応するタッチパネル(5)に密接した固
定部材(6)(6)に表示装置(液晶表示装置(LC
D))(7)が固定的に設けられ、任意入力領域(8)
が形成され、また、開孔(4)に対応するタッチパネル
(5)と該タッチパネル(5)に密接した規制部材(1
2)とで形成された空間(10)に挿抜自在な板状の表示
部材(11)(第16図(b)参照)が固定的に設けられ、
固定入力領域(9)が形成されている。
固定部材(6)(6)と規制部材(9)に隣接して前記
LCD(7)の駆動回路(13)及びタッチパネルコントロ
ーラ(14)が固定的に設けられている。
また、筐体(2)内の駆動回路(13)の側部にスピーカ
(15)が固定的に設けられている。このスピーカ(15)
に対応する筐体(2)の外側にハンドセット(16)が着
脱自在に設けられている。
次に、第1図ないし第5図を参照して装置本体(20)に
ついて説明する。
装置本体(20)は筐体(21)を含む。この筐体(21)に
は記録紙の排出口(22)と原稿の挿入口(23)が設けら
れている。筐体(21)には該筐体(21)から離間する方
向に回動自在な回動部材(24)が装着されている。この
回動部材(24)には原稿の排出口(25)が設けられてい
る。
また、回動部材(24)を閉じた状態において、該回動部
材(24)に対応する部位の筐体(21)は原稿をガイドす
る。すなわち、原稿の挿入口(23)から挿入された原稿
は回動部材(24)と筐体(21)の間に形成された搬送路
を通り、原稿の排出口(25)に排出される。
前記搬送路の途中には、筐体(21)よりその表面が露出
した搬送ローラ(26)が設けられている。この搬送ロー
ラ(26)は原稿を取り込み、かつ搬送する。
搬送ローラ(26)の下流側に光源(27)が固定的に設け
られている。この光源(27)により、前記搬送路を通る
原稿が露光され、この露光により得られた原稿像が筐体
(21)内に固定的に設けられたイメージリーダ部(28)
に入力される。
イメージリーダ部(28)の上部には記録紙としての感熱
ロール紙(29)が固定的に設けられている。このロール
紙(29)の下流側にはプラテンローラ(30)及びサーマ
ルヘッド(31)が設けられている。ロール紙(29)はプ
ラテンローラ(30)とサーマルヘッド(31)の間を通り
記録紙の排出口(22)に排出される(第6図(a)参
照)。プラテンローラ(30)の下流側かつ記録紙の排出
口(22)の上流側にはロール紙(29)を切断するための
オートカッタ部(32)が設けられている。
イメージリーダ部(28)の下方、かつ、筐体(2)の底
板には全体の制御を司る制御部(33)が固定的に設けら
れている。この制御部(33)の詳細は後述する。
上述の入力表示部(1)と装置本体(20)は脚部(34)
により連接されている。
入力表示部(1)と脚部(34)は本実施例では一体的に
形成されている。別々に形成された入力表示部(1)と
脚部(34)を固定する構成としてもよい。
脚部(34)は装置本体(20)に対して回動機構(50)に
より回動自在である。すなわち、入力表示部(1)は装
置本体(20)に対して回動自在である。この回動機構
(50)の詳細は後述する。また、ハンドセット(16)は
回動部材である入力表示部(1)の筐体(2)に載置さ
れるので回動自在となる。
筐体(21)の前面には記憶媒体(例えば、ROMカード、R
AMカード)(35)を挿抜するための開孔(36)が複数個
設けられている。この開孔(36)の外側には筐体(21)
に対して着脱自在なカバー(37)が設けられている。筐
体(21)内には記憶媒体(35)用のコネクタ(38)が設
けられている。
また、筐体(21)の前面には通信用端子(40)、キーボ
ード用端子(41)、第9図に示す如くリモコンキーボー
ド(フルキーボード(FKB)(48)とテンキーボード(T
EN KEY)(49)から成る。)からの無線信号を受信する
受光部(42)、バーコードリーダ用端子(43)、ICカー
ドリーダ/ライタ(44)が設けられ、筐体の側面にはRS
232C用端子(45)、外部プリンタ用端子(46)、電話回
線用端子(47)が設けられている。さらに、入力表示部
(1)の右下には壁掛時にリモコンキーボードからの無
線信号を受信する受光部(42′)が設けられている。
ここで、回動機構(50)について第10図を参照して説明
する。
脚部(34)は脚部本体(60)と係止部(61)(62)で構
成され、脚部本体(60)と係止部(61)(62)は一体的
に動く。軸(63)は軸本体(64)と、頭部(65)(66)
で構成される。
頭部(65)は装置本体(20)にスペーサ(67)を介して
固定されており、軸(63)は装置本体(20)に対して回
動不能である。また、頭部(66)は脚部(34)の係止部
(62)に回動自在に挿入され、軸本体(64)は係止部
(61)に回動自在に挿入されている。
一端が自由端で他端が係止部(61)に固定されたコイル
バネ(68)が、軸本体(64)及び頭部(66)に巻回され
ている。そして、コイルバネ(68)は係止部(61)、す
なわち脚部(34)にロック力を付与し、脚部(34)の回
動を防止している。
斯る構成により、一定範囲以下の負荷では脚部(34)は
回動しないが脚部(34)に、それ以上の負荷(巻回方向
と同方向の負荷)が加わると、コイルバネ(68)のコイ
ル径が収縮し、コイルバネ(68)内の軸本体(64)及び
頭部(66)が強固に圧接され、これにより脚部(34)の
回動を停止せしめてロックがなされる。
よって、脚部(34)は装置本体(20)に対して一定の角
度で停止した状態となり、同方向への負荷をさらに増や
すと、この負荷力はコイルバネ(68)が軸本体(64)及
び頭部(66)に加える圧接力及び摩擦力に打ち勝ち、脚
部(34)が負荷の方向に回動する。
また、回動機構(50)の回動範囲βをハンドセット(1
6)の上面が略鉛直方向から略水平方向になる間に設定
している(第4図参照)。これにより、多機能端末装置
をデスク上に載置して使用する場合のハンドセット(1
6)の落下を防止することができる。
さらに詳述すると、ハンドセット(16)は第17図に示す
如く、入力表示部(1)の筐体(2)と一体成形された
フック掛け(91)の凸部(90)に引掛けられている。ハ
ンドセット(16)の操作性の向上、つまりハンドセット
(16)の着脱性を上げるには、前記凸部(90)を小さく
したり、あるいは無くしたりするといいが、凸部(90)
を無くした場合であっても入力表示部(1)の回動範囲
を上述のβに設定しておくことにより、ハンドセット
(16)の落下を防止することができる。
上述の如き回動機構の保持力について、F2の操作力で破
壊し、第11図のBの位置においてF1の操作力に抗する保
持力を必要とするものとして以下に説明する。今、F1
操作力を入力表示部(1)の任意の位置(l2)に加えた
時、A,Bそれぞれの位置でのモーメントは MA=F1l2 MB=F1l2+Gl1 となり、同一操作力においては MA<MBとなる。
以上より入力表示部(1)としては少なくとも F1l2+Gl1 のモーメントに対応した保持力Kが必要であり、 K>F1l2+Gl1 の関係が必要である。
また、この入力表示部(1)は、任意の位置(l3)に加
えられたF2の操作力で破壊されてはいけないのでAの位
置において、 K<F2l3 の関係が必要である。
すなわちF1l2+Gl1<K<F2l3 の関係が必要となる。ただし、l2は支点と入力表示部
(1)の最上端の距離、l3は支点と入力表示部(1)の
最下端の距離である。
また、多機能端末装置をデスク上で使用する場合、入力
表示部(1)の位置は略第4図に示す如くなるのが一般
的であり、該装置のバランスを考慮すると回動機構(5
0)の支点は装置本体(20)の略中央に存在する必要が
ある。
例えば、前記支点が第4図の位置(a)に存在すると、
入力表示部(1)にオペレータがタッチする度あるいは
何らかの原因で矢符c方向の力が加わると、該装置全体
が矢符d方向に移動し、また、前記支点が位置(b)に
存在すると、入力表示部(1)に何らかの要因で矢符e
方向の力が加わると、該装置全体が矢符f方向に移動
し、最悪の場合には該装置が破損する虞がある。
従って、矢符c,e方向何れの力に対しても、ある程度の
許容度を有するよう装置本体(20)の略中央に前記支点
を設けている。
次に、本実施例の多機能端末装置を壁に掛けて使用する
場合について説明する。
多機能端末装置を壁に掛けて使用する場合、入力表示部
(1)の位置は第3図に示す如くなる。そして、壁掛状
態において、第3図に示す入力表示部(1)の角度αが
0度以上であるのが望ましい。
例えば、前記角度αを0度以下とすると入力表示部
(1)は床面の方を向いてしまい、オペレータは下から
のぞき込むように表示入力部(1)を見たりあるいはタ
ッチしなければならない。角度αを0度以上にするため
に、入力表示部(1)の筐体(2)の上面(タッチパネ
ル(5)が露出した側)が回動機構(50)の支点よりも
下(装置本体(20)の裏面側)に設定する必要がある。
従って、上述の条件を満たせるように、入力表示部
(1)が倒置された場合当接する装置本体(20)の上面
(52)が支点よりも下になるよう位置している。
上述の構成を採ることにより以下の効果を得ることがで
きる。
(i)脚部(34)の存在により空間(51)ができ、装置
本体(20)上面または前面が入力表示部(1)により占
有されることはない。すなわち、多機能端末装置に不可
欠な原稿の挿入口(23)、記録紙の排出口(22)等を前
記空間(51)に対応する装置本体(20)上面または装置
本体(20)前面に設けることができ、該装置の小型化を
企図し得る。
(ii)回動機構(50)により、オペレータが如何なる姿
勢で操作しようとも、あるいは該多機能端末装置が如何
なる場所に設置されようとも、LCD(7)が見やすく、
しかもタッチパネル(5)からの入力が容易なように入
力表示部(1)の角度を変えることができる。
(iii)ハンドセット(16)の載置角度を任意に設定で
き、また入力表示部(1)の回動範囲をハンドセット
(16)の上面が略鉛直方向から略水平方向になる間に設
定しているので、デスク上等に載置した場合のハンドセ
ット(16)の落下を防止できる。
(iv)支点を装置本体(20)の略中央に設けているの
で、多機能端末装置が移動するまでの力の許容度を矢符
c方向、d方向共、同等とすることできる。
(v)入力表示部(1)が倒置された場合当接する装置
本体(20)の上面(52)が支点よりも下に位置している
ので、該多機能端末装置を壁等に掛けて使用する場合の
入力表示部(1)の角度を適切なものとすることができ
る。
次に第6図(a)(b)及び第7図(a)(b)を参照
して記録紙の排出口(22)について説明する。
記録紙の排出口(22)には切替アタッチメント(切替手
段)(80)が備えられている。このV字形の切替アタッ
チメント(80)には、複数個の突片(83)(83)…が設
けられている。この突片(83)(83)…を筐体(21)の
部位(81)に形成された孔(84)(84)…あるいは部位
(82)に形成された孔(85)(85)の何れか一方に嵌入
することで切替アタッチメントを装置本体(20)に固定
するとこができる。
例えば、記録紙の排出口(22)の部位(81)に接続する
と、排出されてきた記録紙を矢符g方向に排出し(第6
図(a)、第7図(a)参照)、記録紙の排出口(22)
の部位(82)に接続すると、排出されてきた記録紙を矢
符h方向に排出することができる(第7図(b)参
照)。而して、本実施例の多機能端末装置をデスク上に
載置して使用する場合と、壁に掛けて使用する場合の排
紙方向を切替えることができる。
つまり、デスク上に載置して使用する場合には、記録紙
を矢符g方向に排出することで、オペレータは該記録紙
の印写面を見ることができ、また、壁に掛けて使用する
場合には、記録紙を矢符h方向に排出することで記録紙
の折れを防ぐことができる。
第12図は多機能端末装置の制御部のブロック図である。
多機能端末装置はCPU(100)を含む制御部(33)によっ
て制御される。この制御部(33)には、CPU(100)の他
に、このCPU(100)に接続され制御用のプログラムなど
を格納しておくためのROM(101)キーボード用端子(4
1)を介してキーボード(121)が接続されるキーボード
用I/F(102)、CPU(100)による制御の際にデータの一
時格納を行い、かつ制御に必要な種々のフラグや、電話
用相手先名一覧表等の各種表示画面のグラフィックデー
タ及びタッチパネル(5)の入力エリアを指定するタッ
チパネル入力エリアデータを記憶するためのRAM(10
3)、RS232CI/F(104)、外部プリンタ(119)が接続さ
れるプリンタ用I/F(105)、バーコードリーダ用端子
(43)を介してバーコードリーダ(118)が接続される
バーコードリーダ用I/F(106)、FAX部(107)が接続さ
れたFAX部用I/F(108)、TEL部(109)が接続されたTEL
部用I/F(110)、コネクタ(38)を介してICカードリー
ダ/ライタ(44)が接続されたICカード用I/F(111)、
ROM/RAMカード(35)が接続されたROM/RAMカード用I/F
(112)、モデム(120)が接続されるモデム用I/F(11
3)、受光部(42)(42′)を介してリモコンキーボー
ド(48)(49)からの無線信号が入力されるリモコンキ
ーボード用I/F(116)及びタイマ機能を有する時計回路
(117)が含まれる。
さらに、制御部(33)には、漢字、かな文字、英数字デ
ータ等がJISコードに基づき記憶されている辞書ROM(11
4)、JISコードに基づきパターンを生成するフォントRO
M(115)、登録された相手先名、電話番号、FAX番号等
の、データをJISコードデータで記憶するバックアップR
AM(124)、ハンドセットのオフフックスイッチ等の各
種スイッチの入力を監視し、CPU(100)に割り込み要求
信号を出力するスイッチコントローラ(125)、LCD
(7)上に表示するグラフィックデータ、数字データ及
び文字データを一時記憶する表示用VRAM(122)、LCD
(7)に表示されるメニュー画面に対応してタッチパネ
ルの入力エリアデータを一時記憶するタッチパネル入力
エリアデータRAM(123)が含まれる。
以下に本実施例の多機能端末装置の各機能について第18
図乃至第21図のフロー図を参照しつつ説明する。
(i)登録 オペレータにより第16図(a)に示す如く固定入力領域
(9)の「登録」と示されている部分のタッチパネルが
押下されると、スイッチコントローラ(121)は、それ
を検知し、CPU(100)に割り込み要求信号を出力する。
CPU(100)は割り込み要求信号を検知すると、割り込み
要因のチェックを行う。これにより、CPU(100)は「登
録」の押下を検知し(第18図STEP1)、登録モードに移
行する(第18図STEP2)。次に「電話」が押下されると
(第19図STEP1)、CPU(100)はフォントROM(115)を
使用してRAM(103)から読み出した電話用相手先一覧表
のグラフィックデータをパターンデータに変換し、表示
用VRAM(122)に格納する。続いて同様に、CPU(100)
は、バックアップRAM(120)からすでに登録済の電話番
号データ等を読み出し、フォントROM(115)によりパタ
ーンデータに変換し、表示用VRAM(122)に格納する。
そして、CPU(100)は駆動回路(13)を制御し、LCD
(7)上に第13図に示す如く電話用相手先一覧表を表示
する(第19図STEP2)。また、CPU(100)は前記一覧表
に対応したタッチパネル(5)の入力エリアデータをRA
M(103)から読み出し、タッチパネル入力エリアデータ
RAM(123)に格納する。そして、CPU(100)はタッチパ
ネルコントローラ(14)に該タッチパネル入力エリアデ
ータによりタッチパネル(5)の入力エリアを設定する
(第19図STEP3)。
ここで、オペレータにより入力場所(例えば「常用」及
び「3行目」)が押下されると(第19図STEP4)、第15
図に示した如く登録用入力キー画面が登録モードと同じ
手順で表示する(第19図STEP5)。
オペレータにより、タッチパネル(5)から相手先名及
び電話番号が入力されると(第19図STEP6)、CPU(10
0)は該データをバックアップRAM(124)に格納し(第1
9図STEP7)、登録を終了する。(第19図STEP15)。
また、登録モード時にオペレータにより、「FAX」が押
下されると(第19図STEP8)、CPU(100)はFAX用相手先
一覧表を表示し(第19図STEP9)、タッチパネルの入力
エリアを設定する(第19図STEP10)。そして、以下電話
番号登録と同様に、入力場所が指定されると(第19図ST
EP11)、登録用入力キー画面を表示し(第19図STEP1
2)、相手先名及び電話番号が入力されると(第19図STE
P13)、該データをバックアップRAM(124)に格納し
(第19図STEP14)、登録を終了する(第19図STEP15)。
(ii)電話機能 ハンドセット(16)のオフフック、あるいは第16図
(a)に示す如く固定入力領域(9)の「電話」と示さ
れている部分のタッチパネル(5)が押下されたことを
スイッチコントローラ(121)が検知すると、スイッチ
コントローラ(121)は、CPU(100)に割り込み要求信
号を出力する。該割り込み要求信号の入力によりCPU(1
00)は割り込み要因チェックを行う。CPU(100)は、ハ
ンドセットのオフフック、あるいは「電話」の押下を検
知し(第18図STEP3)、電話モードに移行する(第18図S
TEP4)。そして、登録モードと同じ手順でLCD(7)上
に第13図に示す電話用相手先名一覧表を表示し(第20図
STEP1)、タッチパネル(5)の入力エリアを設定する
(第20図STEP2)。次に、時計回路(117)によるタイマ
をスタートし(第20図STEP3)、タッチパネル(5)へ
の入力が20秒以上ない場合には(第20図STEP5)、電話
機能を終了する(第20図STEP8)。オペレータによりこ
の一覧表の中からオペレータが通話したい相手先(例え
ばA)が表示されている部分のタッチパネル(5)が押
下されると(第20図STEP4)、Aの電話番号を電話回線
に自動的に送出し(第20図STEP6)、通常の通話を可能
とする(第20図STEP7)(ワンタッチダイヤル機能)。
また、オペレータにより、「」,「」若しくは「常
用」,「ア」…と表示されている部分のタッチパネル
(5)が押下されると、前項、次項、若しくは常用、ア
行、…の一覧表を表示する。
オペレータによりテンキーが表示されている部分のタッ
チパネル(5)が押下されると(第20図STEP4)、その
押下された部位に応じた番号を電話回線に送出し(第20
図STEP6)、通常の会話が可能となる(第20図STEP7)。
なお、ハンドセット(16)のオフフックによる起動はオ
フフックダイヤル機能であり、「電話」の押下による起
動はオンフックダイヤル機能である。
上述の他にラストナンバリダイヤル機能、回線保留機
能、スピーカ受話機能(スピーカ(15)から呼出音、相
手の音声等が発せられる)等を備える。
(iii)FAX機能 原稿が原稿の挿入口(23)に挿入されたこと、あるいは
第16図(a)に示す如く固定入力領域(9)の「FAX」
と示されている部分のタッチパネル(5)が押下された
ことをスイッチコントローラ(121)が検知するとスイ
ッチコントローラ(121)はCPU(100)に割り込み要求
信号を出力する。該割り込み要求信号の入力によりCPU
(100)は割り込み要因チェックを行う。CPU(100)
は、原稿挿入口(23)への原稿のセット、あるいは「FA
X」の押下を検知し(第18図STEP5)、FAXモードに移行
する(第18図STEP6)。そして、登録モードと同じ手順
でLCD(7)上に第14図に示す如くFAX用相手先名一覧表
を表示し(第21図STEP1)、タッチパネル(5)の入力
エリアを設定する(第21図STEP2)。次にタイヤをスタ
ートし(第21図STEP3)、タッチパネル(5)への入力
が20秒以上ない場合には(第21図STEP5)、FAX機能を終
了する(第21図STEP8)。オペレータによりこの一覧表
の中からオペレータが送信したい相手先(例えばD)が
表示されている部分のタッチパネル(5)押下されると
(第21図STEP4)、Dの電話番号を電話回線に自動的に
送出し(第21図STEP6)、通常のFAX送信を可能とする
(第21図STEP7)。
また、オペレータにより、「」,「」若しくは「常
用」,「ア」…と表示されている部分のタッチパネル
(5)が押下されると前項、次項、若しくは常用、ア
行、…の一覧表を表示する。
オペレータにより、このテンキーが表示されている部分
のタッチパネル(5)が押下されると(第21図STEP
4)、その押下された部位に対応した番号を電話回線に
送出し(第21図STEP6)、通常のFAX送信が可能となる
(第20図STEP7)。
電話番号を電話回線に送出し、相手FAXとのリンクが確
立されると、原稿の挿入口(23)から挿入された原稿は
搬送ローラ(30)により送られ、光源(26)により露光
され、この露光により得られた原稿像がイメージリーダ
部(28)でFAXデータに処理され、このFAXデータが制御
部(33)のFAX部(107)を通して回線に出力される。ま
た、予めRAMカード(35)に格納されたファイルの内容
をFAXデータに変換し、相手FAXに送信することもでき
る。
また、原稿の受信には、オペレータがFAX部(107)を起
動し、相手FAXと接続後、受信したFAXデータをプリンタ
部(感熱ヘッド(31)、ロール紙(29)、オートカッタ
部(32)等で構成される)より出力する手動受信と、多
機能端末装置を自動着信待ち状態にしておいて(図示し
ない自動受信スイッチを押下する)、自動的にFAX部(1
07)を起動し、相手FAXと接続後、受信したFAXデータを
プリンタ部より出力する自動受信がある。
(iv)コピー機能 第16図(a)に示す如く固定入力領域(9)の「コピ
ー」へのタッチで、原稿の挿入口(23)から挿入された
原稿の原稿像がイメージリーダ部(28)で処理され、こ
の処理データに基づいてプリンタ部から前記原稿のコピ
ーが出力される。
(v)ワードプロセッサ機能 第16図(a)に示す如く固定入力領域(9)の「WP」へ
のタッチで、CPU(100)は任意入力領域(8)のタッチ
パネル(5)、キーボード用I/F(102)に接続されたキ
ーボード(121)、あるいはリモコンキーボード用I/F
(116)に接続されたリモコンキーボード(48)(49)
より入力されたデータに基づいたパターンをフォントRO
M(115)より発生させ、このパターンを駆動回路(13)
を制御することでLCD(7)上に表示する。そして、例
えばリモコンキーボード(48)の図示省略の漢字変換キ
ーが押下されると、CPU(100)は辞書ROM(114)を参考
にしながら上記データを漢字データに変換する。また、
作成した文書データ(JISコード)はRAMカード(35)に
記憶され、CPU(100)により文書データの書込み或いは
読み出しが制御される。
CPU(100)の制御の下にRAMカード(35)に格納された
文書データに基づき、印写文書をプリンタ部より出力ま
たは、前述のFAX機能で述べたように、RAMカード(35)
に格納されたファイルの内容をFAXデータに変換し、相
手FAXに送信することができる。
なお、イメージリーダ部(28)により読み取ったシメー
ジ情報を作成した文書に重畳することができる。
(vi)データ送信機能 第16図(a)に示す如く固定入力領域(9)の「通信」
へのタッチで、CPU(100)は、RAMカードまたはROMカー
ド(35)に格納されたアプリケーションプログラムに従
い、モデム用I/F(113)に接続されたモデム(120)、
あるいはFAX部(107)に内蔵されモデムを介してデータ
の送信及び受信を行う。
(vii)時計機能 第16図(a)に示す如く固定入力領域(9)の「時計」
へのタッチでCPU(100)は時計回路(117)を用いて、
現在時間、カレンダー等をLCD(7)上に表示する。
(ト)発明の効果 本発明は以上の説明から明らかなように、使用者が任意
に入力表示部の回動位置を変えることにより、ハンドセ
ットの載置状態を変ることができる。従って、使用者の
使用状況あるいは身体の大きさ等に合わせて使い易い位
置にハンドセットの載置状態を変えることができると共
に、入力表示部の操作性も向上することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の一実施例としての多機能端末装
置に係り、第1図(a)(b)(c)は全体斜視図、第
2図は正面図、第3図は入力表示部を倒した状態の側面
図、第4図は入力表示部を立てた状態の側面図、第5図
は第2図のV-V線概略断面図、第6図(a)(b)及び
第7図(a)(b)は切替アタッチメントの使用例を説
明するための図、第8図は第2図のVIII-VIII線断面
図、第9図はリモコンキーボードの斜視図、第10図は脚
部近傍の要部断面図、第11図は回動機構の保持力を説明
するための図、第12図は制御部のブロック図、第13図、
第14図及び第15図は任意入力領域の表示例を示す図、第
16図(a)は固定入力領域の表示例を示す図、第16図
(b)は表示部材の斜視図、第17図はハンドセット近傍
の部分断面図、第18図乃至第21図は動作を説明するため
のフロー図である。 (1)……入力表示部、(2)……筐体、(5)……タ
ッチパネル、(8)……任意入力領域、(9)……固定
入力領域、(11)……表示部材、(15)……スピーカ、
(16)……ハンドセット、(20)……装置本体、(21)
……筐体、(22)……記録紙の排出口、(23)……原稿
の挿入口、(24)……回動部材、(25)……原稿の排出
口、(28)……イメージリーダ部、(29)……感熱ロー
ル紙、(33)……制御部、(34)……脚部、(35)……
記憶媒体、(37)……カバー、(38)……コネクタ、
(39)……マイクロスイッチ、(44)……ICカードリー
ダ/ライタ、(48)(49)……リモコンキーボード、
(50)……回動機構、(60)……脚部本体、(63)……
軸、(68)……コイルバネ、(80)……切替アタッチメ
ント(切替手段)、(83)(83)……突片、(84)(8
4)(85)(85)……孔、(90)……凸部、(91)……
フック掛け、(100)……CPU、(101)……ROM、(10
3)……RAM、(107)……FAX部、(109)……TEL部、
(114)……辞書ROM、(115)……フォントROM、(11
7)……時計回路、(118)……バーコードリーダ、(11
9)……外部プリンタ、(120)……モデム、(121)…
…キーボード。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも制御部、プリンタ部を備えた装
    置本体と、この装置本体に設けられた脚部と、この脚部
    に設けられた入力表示部と、この入力表示部上に載置さ
    れたハンドセットとを備え、前記装置本体の上面と前記
    入力表示部間には空間が形成され、前記入力表示部は前
    記装置本体に対し回動自在に装着されていることを特徴
    とする端末装置。
  2. 【請求項2】前記入力表示部の回動範囲は前記ハンドセ
    ットの上面が略鉛直方向から略水平方向の間であること
    を特徴とする請求項1記載の端末装置。
JP63058606A 1988-03-11 1988-03-11 端末装置 Expired - Lifetime JPH0744595B2 (ja)

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