JPH0744585U - 監視制御システム - Google Patents

監視制御システム

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JPH0744585U
JPH0744585U JP7556593U JP7556593U JPH0744585U JP H0744585 U JPH0744585 U JP H0744585U JP 7556593 U JP7556593 U JP 7556593U JP 7556593 U JP7556593 U JP 7556593U JP H0744585 U JPH0744585 U JP H0744585U
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JP
Japan
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signal
unit
transmission
supervisory control
terminal
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Pending
Application number
JP7556593U
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English (en)
Inventor
賢 成田
Original Assignee
竹中エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時分割多重信号伝送方式を用いた監視制御シ
ステムにおいて、システムが正常であることを的確にチ
ェックすることを目的とする。 【構成】 中央監視制御部に監視モードとテストモード
を切り替えるモード切替手段を設け、テストモード中に
は信号の伝送状態を強制的に悪くし、正常に作動するか
否かをチェックする構成としたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、防犯システムに関するものであり、特に専用の電力伝送線を通じて 、時分割多重信号を送る監視制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のシステムは、中央監視制御部と端末器とを結ぶ伝送線に、中央 監視制御部から電力とともに信号を乗せ、端末器側ではこの伝送線から電力と前 記信号を受信し、必要に応じて所定のタイミングで信号を送り返すものであった 。これらの信号が正常に送られているかを確認するため、システム起動時に中央 監視制御部からチェック用のデータを順次各端末器に送り、これにもとづく応答 信号を返送させ、中央監視制御部に正常な応答信号が戻ってきたかどうかをみる 方式がとられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のシステムに用いられていたチェック方式では、チェック用データを送り 出す中央監視制御部と、そのチェック用データを受信し応答する端末器のそれぞ れのデータ処理が適切に行なわれていることが確認できるだけで、それらを結ぶ 伝送線の状態を確認することはできなかった。つまり、伝送系に異常が生じてい て不安定な状態になっていても、チェック用データ送信時に偶然その異常が生じ ていなければシステム全体が正常と判定されてしまうという不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、中央監視制御部側に監視モードと、テストモードとを切り替える モード切替手段を設け、このモード切替手段がテストモードに切り替わっている 間は、返送信号の受信感度を下げたり、伝送する信号を弱くしたりする制御手段 を備えたものである。
【0005】
【作用】
本考案の中央監視制御部を用いることにより、テストモード中は伝送系の状態 を含め、正常かどうかのチェックが可能となり、伝送状態が不安定なままで監視 システムが運用されてしまうことはなくなる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を実施例により説明する。 図1は、本考案のシステム全体の構成図であり、中央監視制御部1に接続され た伝送線2に、4種類の端末器が接続されている。そのうち、アクセス系端末器 3は、出入口の近くに設置し、専用キーに対応するキーシリンダー、暗唱番号入 力用のテンキー、あるいはカードリーダー等を備えたものであり、システム全体 または、入退出に必要なシステムの一部分を、警戒したり解除したりするための 操作端末として使用するものである。
【0007】 検知器内蔵端末器4は、人体が発する赤外線を検出し、検知信号を発する受動 型赤外線検知部等の検知手段を内蔵した端末器であり、本考案のシステム用とし て専用に設計されたものである。A端末器5は、非常用の押しボタンや、窓や扉 に取り付けてその開閉を検出し、接点出力に変換する通称マグネットスイッチと いわれる検知器を接続して用いるものであり、無電圧の接点信号を本システムの 時分割多重信号に変換するものである。B端末器6は、A端末器に備えられた機 能に、直流電源供給機能等を付加したものであり、従来の検知器(電源供給を受 け、検知信号を出力するもので普通4本の入出力線を備えたもの)を接続して用 いるものである。このB端末器6には、動作表示灯の制御出力や、検知信号以外 の他の信号入力部(タンパー信号等)を備えている。
【0008】 中央監視制御部には、その他の外部出力としてベルや威嚇用のライト等を接続 したり、電話回線を通じて外部へ信号を送出したりするための出力部を備えてい る。 尚、外部出力は、端末器を通じて外部へ出力することも可能であり、その場合 外部警報出力用端末器として専用に設計した端末器を使用する。中央監視制御部 から伝送線2に送り出される信号は、時分割多重信号であり、マンチェスタ符号 といわれる位相の違いによって情報を伝達する方式を採用している。信号の中味 は、スタート信号、アドレスデータ、制御データ等であり、一連の送信データの 間には、各端末器からの信号(返送信号)を送るための返送時間が設けてある。
【0009】 各端末器3,4,5,6では、伝送線2を介して受信された送信データの中の アドレスデータと、自己の固有アドレスデータとが一致したときに、この送信デ ータ中の制御データを端末器内のCPUに取り込むとともに、返送時間に同期し て、端末器が送り返そうとする情報にもとづく返送信号を送り返すようになって いる。 端末器では、信号を取り込むと同時に端末器にて消費する電力をも取り込むよ うにし、端末器内で消費するほか、必要に応じ端末器に接続される機器へ供給す るようにしている。
【0010】 図2は、本考案の監視制御システムの中の中央監視制御部の構成を示すブロッ ク図である。 CPU10は、操作・表示用インターフェース16を介して、動作指令を入力 させるキーボード18、状態を表わす表示装置17と接続されている。CPU1 0から発せられた所定の伝送信号は、伝送部駆動回路11を経て伝送部12より 、直流電源7より入力された電源に重畳される。直流電源7と前記伝送部12と の間には、カレントトランス13を配置し、端末器から返送されてくる信号(電 流モードで返送される)を検出する。カレントトランス13の2次巻線から得ら れる返送信号は、返送信号増幅部14に入力され、増幅後コンパレータ15を経 てCPU10へ送られる。 CPU10は、キーボード18からの入力に従い監視モードとテストモードと を切り替えるモード切替機能を備え、テストモードに切り替えるように入力指示 があった時には、返送信号増幅部14の増幅度を小さくするように制御する。 テストモードにおいては、通常の監視モードにおける通信状態よりも受信感度 を低下させることになるので、伝送線を含む伝送系の異常を含めシステム全体が 正常か否かを判定することができる。
【0011】 図3は、本考案の監視システムの中のB端末器6の構成を示すブロック図であ る。 端末器は伝送線2から電力を取り出す電力整流部61と、信号を取り出す信号 整流部62との2つの整流部を備えている。電力整流部61には、電源部67が 接続され、ここで安定化された直流電源がB端末器に接続された検知器へ供給さ れる。信号整流部62では、伝送線から信号成分を取り出し、端末器用CPU6 3へ送る。端末器用CPU63では、この信号の内容を解読して必要に応じて返 送信号を発する。この返送信号は、定電流回路64を経由して信号整流部62へ 戻され、ここから伝送線2へ送出される。
【0012】 端末器用CPU63は、電力整流部61で検出した電圧値に応じて返送する信 号の電流値を決定し、定電流回路64へこの電流値の返送信号を発するように指 令を与える。電源部67は、このB端末器に接続される従来の侵入者検知器の動 作用の直流電源(直流12V)である。出力回路65は、中央監視制御部側から 送られた制御信号にもとづいて、B端末器に接続された侵入者検知器の動作を制 御するための出力を発するものである。例えば、侵入者検知器に内蔵された動作 表示灯の動作を強制的に停止してしまう等の制御を行なうものである。入力回路 66は、端末器に接続された侵入者検知器からの検知信号を入力するものであり 、ここから入力された検知信号は端末器用CPU63で変換され、定電流回路6 4、信号整流部62を経て伝送線2へ送出される。
【0013】 B端末器以外の端末器についても、電力整流部、信号整流部、端末器用CPU 、定電流回路は含まれており、伝送線2を通って送られてくる信号の電圧値を検 出してこの電圧値に応じた定電流回路の電流値を端末器用CPUが適切に制御す る構成を備えている。
【0014】
【考案の効果】
以上の通り、本考案においては、監視モードと、テストモードとを備え、必要 に応じテストモードに切り替えてシステム全体の通信状態をチェックすることが できるのでシステムの運用開始時や、その後の点検時において有効である。 また、テストモード中は通信条件を強制的に悪くしてあるので、監視システム がみかけ上は正常に作動しているが、不安定であるといった条件であっても、テ ストモードに切り替えることによりこの異常は確実に検出可能となる。また、従 来のようにテストモード中に特別なチェック用信号を送る必要がないので、テス トモード終了までシステム全体の立ち上げを見合わせる必要もなくなる。 本実施例においては、テストモード中に返送信号増幅部の増幅度を低下させる 場合を示したが、伝送部駆動回路を経て伝送部から送出する返送信号の強度を低 下させても前記と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の監視制御システムの全体の構成図であ
る。
【図2】本考案の監視制御システムの中央監視制御部の
構成を示すブロック図である。
【図3】本考案の監視制御システムの代表的な端末器の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1.中央監視制御部 2.伝送線 3.アクセス系端末器 4.検知器内蔵端末器 5.A端末器 6.B端末器 7.直流電源 10.CPU 11.伝送部駆動回路 12.伝送部 13.カレントトランス 14.返送信号増幅部 15.コンパレータ 16.操作・表示用インターフェイス 17.表示装置 18.キーボード 61.電力整流部 62.信号整流部 63.端末器用CPU 64.定電流回路 65.出力回路 66.入力回路 67.電源部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時分割多重信号伝送方式により、中央監視制御部と、複
    数の端末器との間でデータ伝送を行なう監視制御システ
    ムにおいて、中央監視制御部には、複数の端末器とを結
    ぶ2本の電力伝送線に制御信号を重畳させる伝送部と、
    前記伝送線を介して各端末器より返送される返送信号を
    受信する受信手段とを備え、端末器には前記伝送線より
    電力を取り出す電力整流部と、制御信号を取り出す信号
    整流部と、前記信号整流部を経由して返送信号を定電流
    の断続信号にて送出する定電流回路とを備え、前記中央
    監視制御部には、監視モードとテストモードとを切り替
    えるモード切替手段を備え、前記モード切替手段がテス
    トモードに切り替わっている間には、返送信号受信手段
    の受信感度を低下させる、あるいは、伝送部から送出す
    る送信信号の強度を低下させる、両方または、いずれか
    一方の信号制御手段を備えたことを特徴とする監視制御
    システム。
JP7556593U 1993-12-29 1993-12-29 監視制御システム Pending JPH0744585U (ja)

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JP7556593U JPH0744585U (ja) 1993-12-29 1993-12-29 監視制御システム

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JP7556593U JPH0744585U (ja) 1993-12-29 1993-12-29 監視制御システム

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JPH0744585U true JPH0744585U (ja) 1995-11-21

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JP7556593U Pending JPH0744585U (ja) 1993-12-29 1993-12-29 監視制御システム

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