JPH0744458Y2 - 打込機の止具給送装置 - Google Patents

打込機の止具給送装置

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JPH0744458Y2
JPH0744458Y2 JP3938089U JP3938089U JPH0744458Y2 JP H0744458 Y2 JPH0744458 Y2 JP H0744458Y2 JP 3938089 U JP3938089 U JP 3938089U JP 3938089 U JP3938089 U JP 3938089U JP H0744458 Y2 JPH0744458 Y2 JP H0744458Y2
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JP
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piston
feed
stopper
feeding
valve
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JP3938089U
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JPH02130775U (ja
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彰 宇野
勇 丹治
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は連結帯に保持された連結止具を打込む打込機の
止具給送部に関するものである。
〔考案の背景〕
第10図は本出願人が先に出願した特開昭61−117074号で
提案した打込機の止具給送装置である。スイッチ2a、ス
イッチ2bを操作することによりシリンダ5内のピストン
6が下降し、射出口23内の止具9を打込む。また射出口
23内に止具9を1本づつ給送する給送部は、送りピスト
ン13、送り爪8等から構成され、送り爪8は送りスプリ
ングにより常に射出口23側に位置しており、射出口23と
直角方向に往復動することにより止具9を順次射出口23
内に送り込む。また給送部の操作は本体外かく表面に設
けた操作子40を操作することにより送りバルブ3が開
き、圧縮空気を送りバルブ3、加圧気体供給通路21を介
して送りピストン13端部に流入させ、送りピストン13、
送り爪8を動作させるため、ピストン6の動作と関連な
く止具送りが行えることができ、1本の止具9を数回の
打撃で打込みができる効果がある。
前記給送部の動作について説明する。ピストン6の打込
動作と関連なく止具送りが行えるため、止具9が射出口
23内に予め装填された状態で誤って操作子40を操作する
と、圧縮気体により、送りピストン13が後退し、送り爪
8は先頭から3本目の止具9の送り位置に移動する。し
かし、射出口23内には止具9があるため、圧縮気体を排
出した後は、3本目の止具9を射出口23に押し付けなが
ら後退した位置で係止する。このため、ピストン6が射
出口23内の止具9を打ち込んだ後で、更に数回の打撃を
行おうとすると、3本目の止具9を押し付けていた送り
爪8は、射出口23内の止具9が無くなるため、2本目の
止具9を自動的に射出口23内に送り込んでしまい、既に
打込まれた止具9の上に更に止具9が打ちこまれてしま
う欠点があった。例えば、反復バルブ構造を設け、制御
バルブ操作中は自動的に打込動作を繰り返し、止具9を
数回打撃する打込機に本従来技術を採用した場合、予め
射出口23内に止具9を装填した後で誤って送りバルブ3
を操作してしまった場合、打込中の止具9の上に更に止
具9が打ち出されてしまい、止具9が外部に飛び出し危
険であるという欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、こ
の種の打込機の安全性を向上することである。
〔考案の概要〕
すなわち、本考案は止具送り通路内の送り爪と送りピス
トンを止具送り方向に互いに移動可能に設け、更に送り
爪と送りピストンの間にスプリングを設ける構造にすれ
ば、止具がすでに射出口内に供給されていた状態で送り
バルブを操作してしまっても、送り爪と送りピストンの
間に設けたスプリングがたわみ、止具の送りがなされな
いことに着目し、この部分の構造を工夫したものであ
る。
〔考案の実施例〕
次に本考案の実施例を第1図〜第5図を参照して説明す
る。
打込機本体1内には円筒状のシリンダ5が設けてあり、
シリンダ5内には上下に摺動可能にピストン6が設けて
ある。更にピストン6の外周にはピストンリング28を設
け、シリンダ5とピストン6の間をシールしている。ま
たシリンダ5の上端には主バルブ16が設けられ、主バル
ブ16の上昇でシリンダ5上端が開き排気バルブ4が閉じ
ると、打込空気室33とピストン上部室30が連通し、主バ
ルブ16の下降でシリンダ5上端が閉じ排気バルブ4が開
くと、ピストン上部室30が大気に連通する。また主バル
ブ室31は反復バルブ17、通路24を介してスイッチ2に連
通していると共に通路26を介して打込空気室33と連通し
ている。
シリンダ5下方には戻り空気室19を含むピストン下部室
29を有しており、戻り空気室19は通路25を介して反復バ
ルブ室32と連通している。シリンダ5の側壁には、ピス
トン6の所定量下降後にピストン上部室30とピストン下
部室29が連通するように連通路18を逆止弁22を介して設
けてある。なお連通路18は、止具9の打込行程途中で打
込エネルギが不足して止具9が打込まれなくなった時に
生ずる打込機本体1の跳上がりを防止するためのもので
あり、連通路18の通路面積及び設置位置は、止具9停止
前にピストン上部室30内の圧縮空気を、連通路18から戻
り空気室19を通ってピストン下部室29に流入させ、ピス
トン下部室29内の圧力をピストン上部室30内の圧力とほ
ぼ同じかあるいはより高圧となるように設定してある。
第3図は第2図のBB線断面図(給送部15)を示すが、図
において、止具9を打出す射出口23の一方には連結帯27
で連結した連結止具10を案内する止具案内路39を設けて
ある。また止具案内路39の側方には、加圧気体供給通路
21から圧縮空気が入ることによって、射出口側に移動す
る送りピストン13を設けてあり、常には送りスプリング
11で後方に押し付けられた構造としてある。また移動子
41には一部を止具案内路39内に露出し、連結帯27の窓37
に係合する送り爪8を有する。更に止具案内路39には連
結帯27の窓37と係合し、連結帯27の後方への移動を係止
する逆止爪(図示していない)を有した構造としてあ
る。
第4図は送りバルブ3の断面図であるが、常には加圧気
体供給通路20は閉じており、送りバルブ3を押上げるこ
とにより、加圧気体供給通路20は加圧気体供給通路21と
連通する構造としてある。
第5図は上記したスイッチ2、送りバルブ3、送りピス
トン13の各々の通路関係を示したものである。図におい
て、送りピストン13を動作させる加圧気体供給通路21は
送りバルブ3を介して加圧気体供給通路20により通路24
と連通し、スイッチ2を介して打込空気室33と連通した
構造としてある。
次に動作を説明する。
第6図、第7図において、トリガ12を操作するとスイッ
チ2が開き、主バルブ室31内の圧縮空気が通路24を通り
スイッチ2から排気されて主バルブ16が上昇する。主バ
ルブ16の上昇に伴い排気バルブ4が閉じ、ピストン上部
室30は打込空気室33と連通し、打込空気室33内の圧縮空
気がピストン上部室30内に流入する。流入した圧縮空気
でピストン6は急速に下降する。この時点で圧縮空気圧
力によるエネルギはピストン6の運動エネルギとしてピ
ストン6に伝達される。ピストン6が連通路18を通過す
ると、ピストン上部室30内の圧縮空気は連通路18からピ
ストン下部室29内に流入しピストン下部室29の圧力が急
速に上昇する。
一方反復バルブ室32は通路25でピストン下部室29と連通
しているため、ピストン下部室29の圧力の圧力上昇によ
り反復バルブ17が下降し、通路24を閉じる。従って主バ
ルブ室31内の圧力は通路26から流入する圧縮空気で上昇
し、主バルブ16が下降する。主バルブ16の下降により、
シリンダ5上端は閉じ排気バルブ4が開くため、ピスト
ン上部室30内の圧縮空気は排気バルブ4から排気され
る。従ってピストン6はピストン下部室29内の圧縮空気
で押上げられ上死点まで復帰する。ピストン6の復帰に
従い、ピストン下部室29の圧力は膨張して低くなり、更
にピストン6と射出口23との隙間から排気されるため低
くなる。従って反復バルブ室32内の圧力も低下するため
反復バルブ17は主バルブ室31内の圧力で押上げられ、通
路24が開き、主バルブ31内の圧縮空気はスイッチ2から
排気される。主バルブ室31内の圧縮空気が排気されると
再び主バルブ16が上昇して上記した如く打込動作が行わ
れ、上記した動作が反復され止具9を被打込材に打込
む。
トリガ12を放しスイッチ2を閉じると、打込空気室33内
の圧縮空気は通路24を通り、主バルブ室31内に流入する
ため主バルブ16は下降し打込動作の反復はこの時点で停
止する。
次に止具9の打込が完了した後、次の止具9を射出口23
に給送する動作について以下説明する。
第8図は送りバルブ3を操作した状態の図であるが、図
において、送りバルブ3を操作すると、打込空気室33内
の圧縮空気は、通路24から加圧気体供給通路20、送りバ
ルブ3、加圧気体供給通路21を通り、送りピストン室34
に送られ、送りピストン13を射出口23側に移動させる。
送りピストン13が射出口23側に移動すると送り爪8も射
出口23側に移動し、送り爪8は連結帯27の窓37と係合
し、連結帯27を前方に移動させて止具9を射出口23内に
送る。
ここで、予め射出口23内に止具9が装填された状態で誤
って送りバルブ3を操作した場合を第9図に示す。上記
止具9がすでに射出口23に係合された状態で送りバルブ
3を操作すると、加圧気体供給通路21内から送りピスト
ン室34に圧縮空気が流入し、送りピストン13は射出口側
に移動する。ここで止具9はすでに射出口23内に供給さ
れているため、連結帯27は移動せず、また移動子41及び
送り爪8はスプリング42を介して送りピストン13内に摺
動可能に設けてあるため、スプリング42がたわみ、移動
し41、送り爪8は移動しない。
次に第5図に示す如く送りバルブ3を放すと、打込空気
室33内の圧縮空気は送りバルブ3で閉じ、送りピストン
室34内の圧縮空気は送りバルブ3から排気される。従っ
て、送り爪8は当初の2度目の送りバルブ3を操作する
前の状態に戻り、止具9の打込み動作中に2本目の止具
9を射出口23に送ることはなくなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、止具を送る送り爪と、圧縮空気の流入
に従い往復動し、送り爪を止具の送り方向に動かす送り
ピストンを有する打込機において、前記送りピストン
と、送り爪を止具の送り方向に移動可能に取り付けると
共に、送りピストンと送り爪の間にスプリングを設けた
構造としたので、次のような効果を奏することができ
る。
すなわち、すでに射出口内に止具が装填された状態で、
送りバルブを操作してしまったとき等に、圧縮空気が送
りピストンに加わった場合、送りピストンは動作する
が、スプリングが縮み送り爪が動作せず、次の止具が送
られず、2本の止具が射出口内に送られない効果が得ら
れる。またスプリングの荷重を適正に設定してあれば、
止具へ過大な荷重が加わり、止具が連結帯から外れ射出
口に2本の止具が送られてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の打込機の全体図、第2図は第1図の縦
断面図、第3図は第2図のBB線断面図、第4図は第1図
の送りバルブの断面図、第5図は止具給送装置の通路関
係を示す断面図、第6図、第7図は第2図の動作状態を
示す縦断面図、第8図、第9図は第5図の動作状態を示
す断面図、第10図は従来技術の打込機の縦断面図であ
る。 図において、1は打込機本体、3は送りバルブ、6はピ
ストン、8は送り爪、9は止具、13は送りピストン、14
は制御バルブ、15は給送部、21は加圧気体供給通路内、
23は射出口、40は操作子、41は移動子、42はスプリング
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】打込動作をするピストンと、外部より操作
    可能に配されて前記ピストンの打込動作を制御する制御
    バルブと、止具を射出する射出口と、該射出口内に前記
    止具を給送する給送部と、前記給送部には、前記止具を
    送る送り爪と前記送り爪を動作させる送りピストンを有
    する打込機において、 前記送りピストンと、前記送り爪の間にスプリングを設
    けると共に、前記送りピストンと送り爪を、止具の送り
    方向に互いに移動可能に取り付けることを特徴とする打
    込機の止具給送装置。
JP3938089U 1988-12-09 1989-04-03 打込機の止具給送装置 Expired - Lifetime JPH0744458Y2 (ja)

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JP3938089U JPH0744458Y2 (ja) 1989-04-03 1989-04-03 打込機の止具給送装置
US07/447,495 US5135152A (en) 1988-12-09 1989-12-07 Pneumatic fastener driving tool
DE3940705A DE3940705C2 (de) 1988-12-09 1989-12-08 Pneumatisches Befestigungselement-Einschlagwerkzeug
KR1019890018237A KR930004875B1 (ko) 1988-12-09 1989-12-09 압축공기식 패스너 드라이브 공구

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