JPH074385Y2 - 内外面樹脂被覆継手 - Google Patents
内外面樹脂被覆継手Info
- Publication number
- JPH074385Y2 JPH074385Y2 JP1989046000U JP4600089U JPH074385Y2 JP H074385 Y2 JPH074385 Y2 JP H074385Y2 JP 1989046000 U JP1989046000 U JP 1989046000U JP 4600089 U JP4600089 U JP 4600089U JP H074385 Y2 JPH074385 Y2 JP H074385Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint body
- resin
- pipe
- female thread
- thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
本考案は主として水用配管に使用される内面樹脂ライニ
ング鋼管と銅合金製の配管部品等との接続に使用する内
外面樹脂被覆した電気絶縁性の管継手に関するものであ
る。
ング鋼管と銅合金製の配管部品等との接続に使用する内
外面樹脂被覆した電気絶縁性の管継手に関するものであ
る。
水用の配管では、銅合金製の給水栓と鋳鉄製管継手とを
接続すると、その接続部では銅合金と鋳鉄との異種金属
が接触するので、使用中に電池作用に起因する電食が起
こる。そこでこの接続部を電気的に絶縁する管継手とし
て実開昭63−129785号公報では開示された管継手があ
る。 このものは第６図で示すように、略円筒状で一端部内周
面に管用めねじ11と他端部内周面にめねじ12とを有する
鋳鉄製継手本体10に、管用めねじ11を除く内周面に樹脂
被覆部20を形成し、めねじ12を被覆した内周面に樹脂被
覆部20による管用めねじ21を設けると共に管用めねじ11
側に管用めねじ11と間隙を設けて樹脂被覆部20による円
筒部分22を一体に形成したものである。そして継手本体
10の内面に設けた内面樹脂被覆部20による管用めねじ21
によって、管用めねじ11と管用めねじ21に接続した配管
間が接続される。
接続すると、その接続部では銅合金と鋳鉄との異種金属
が接触するので、使用中に電池作用に起因する電食が起
こる。そこでこの接続部を電気的に絶縁する管継手とし
て実開昭63−129785号公報では開示された管継手があ
る。 このものは第６図で示すように、略円筒状で一端部内周
面に管用めねじ11と他端部内周面にめねじ12とを有する
鋳鉄製継手本体10に、管用めねじ11を除く内周面に樹脂
被覆部20を形成し、めねじ12を被覆した内周面に樹脂被
覆部20による管用めねじ21を設けると共に管用めねじ11
側に管用めねじ11と間隙を設けて樹脂被覆部20による円
筒部分22を一体に形成したものである。そして継手本体
10の内面に設けた内面樹脂被覆部20による管用めねじ21
によって、管用めねじ11と管用めねじ21に接続した配管
間が接続される。
しかしながら上記従来の管継手は、銅合金製の配管部品
等と接続する管用めねじ21は樹脂製ねじのため、ねじの
強度が弱く、銅合金製のおねじが強くねじ込まれると樹
脂製めねじ21が破壊して接続出来なかったり、この接続
部で漏れが発生する問題があった。 また、鋳鉄製継手本体10の外面が露出しているので、雨
水がかかる場所や埋設土中で配管された場合は継手本体
10の外面が腐食する問題がある。 また、継手本体10の外面が露出しておりこれに配管した
銅合金製の配管部品との距離が近接して接続されるの
で、継手外部の湿気環境等の影響によって外部から導通
する問題があった。 そこで本考案は、鋼管と銅合金製配管部品等との異種金
属配管間の絶縁を果たし、内部及び外部の腐食環境から
防食すると共に外部の湿気環境によって生じる導通、強
いては継手の両側に接続する配管間の導通を防止した水
配管用の電気絶縁性継手を提供するものである。
等と接続する管用めねじ21は樹脂製ねじのため、ねじの
強度が弱く、銅合金製のおねじが強くねじ込まれると樹
脂製めねじ21が破壊して接続出来なかったり、この接続
部で漏れが発生する問題があった。 また、鋳鉄製継手本体10の外面が露出しているので、雨
水がかかる場所や埋設土中で配管された場合は継手本体
10の外面が腐食する問題がある。 また、継手本体10の外面が露出しておりこれに配管した
銅合金製の配管部品との距離が近接して接続されるの
で、継手外部の湿気環境等の影響によって外部から導通
する問題があった。 そこで本考案は、鋼管と銅合金製配管部品等との異種金
属配管間の絶縁を果たし、内部及び外部の腐食環境から
防食すると共に外部の湿気環境によって生じる導通、強
いては継手の両側に接続する配管間の導通を防止した水
配管用の電気絶縁性継手を提供するものである。
本考案の要旨は、略円筒形状で、一端部に樹脂ライニン
グ鋼管と接続する管用めねじを有し他端部に組立用のめ
ねじを有する鋳鉄製の外側継手本体と、 略円筒状で、一端部の外周面に平滑部と前記外側継手本
体の組立用めねじに螺合する組立用おねじと組立用おね
じに続いて軸直角方向の側面とを有し、他端部に配管器
具と接続する管用ねじを有する前記外側継手本体とは異
種金属の銅合金製内側継手本体と、 前記外側継手本体の管用めねじと組立用めねじとを除く
内周面を樹脂で被覆すると共に前記内側継手本体の平滑
部に周方向重なる平滑内周面を有した内面被覆部と、こ
の内面被覆部から前記管用めねじ側に延出して前記接続
するライニング鋼管の内周面を覆う円筒部とを有する内
面樹脂被覆層と、 前記外側継手本体の組立用めねじと前記内側継手本体の
組立用おねじとの少なくとも何れかの表面に樹脂をコー
テイングした電気絶縁層と、 前記電気絶縁層をコーテイングしたねじと該ねじに螺合
するねじとを接着すると共に内側継手部材と内面被覆部
とを接着する接着剤層と、 前記外側継手本体の外表面を覆う樹脂と外側継手本体の
組立側端面を覆う環状リングの樹脂とで被覆した外面樹
脂被覆層とからなり、 前記外側継手本体と内側継手本体とを接着剤層で螺着結
合することにより、外面樹脂被覆層の環状リングを外側
継手本体の端面と内側継手本体の側面とで挟着し接着剤
層によって密封固定すると共に、内部流通水から外側継
手本体の内面を内面樹脂被覆層と内側継手本体と接着剤
層とによって連続して覆い遮断したことを特徴とする内
外面樹脂被覆継手である。
グ鋼管と接続する管用めねじを有し他端部に組立用のめ
ねじを有する鋳鉄製の外側継手本体と、 略円筒状で、一端部の外周面に平滑部と前記外側継手本
体の組立用めねじに螺合する組立用おねじと組立用おね
じに続いて軸直角方向の側面とを有し、他端部に配管器
具と接続する管用ねじを有する前記外側継手本体とは異
種金属の銅合金製内側継手本体と、 前記外側継手本体の管用めねじと組立用めねじとを除く
内周面を樹脂で被覆すると共に前記内側継手本体の平滑
部に周方向重なる平滑内周面を有した内面被覆部と、こ
の内面被覆部から前記管用めねじ側に延出して前記接続
するライニング鋼管の内周面を覆う円筒部とを有する内
面樹脂被覆層と、 前記外側継手本体の組立用めねじと前記内側継手本体の
組立用おねじとの少なくとも何れかの表面に樹脂をコー
テイングした電気絶縁層と、 前記電気絶縁層をコーテイングしたねじと該ねじに螺合
するねじとを接着すると共に内側継手部材と内面被覆部
とを接着する接着剤層と、 前記外側継手本体の外表面を覆う樹脂と外側継手本体の
組立側端面を覆う環状リングの樹脂とで被覆した外面樹
脂被覆層とからなり、 前記外側継手本体と内側継手本体とを接着剤層で螺着結
合することにより、外面樹脂被覆層の環状リングを外側
継手本体の端面と内側継手本体の側面とで挟着し接着剤
層によって密封固定すると共に、内部流通水から外側継
手本体の内面を内面樹脂被覆層と内側継手本体と接着剤
層とによって連続して覆い遮断したことを特徴とする内
外面樹脂被覆継手である。
本考案は上記の構成であるから、外側継手本体の管用め
ねじに接続するライニング鋼管と内側継手本体に接続す
る銅合金製の配管部品とは、内外両継手本体の組立用ね
じの何れかにコーテイングした電気絶縁層によって電気
的に絶縁される。 また外側継手本体の外表面が外面樹脂被覆層で被覆さ
れ、外側継手本体の組立側端面も外面樹脂被覆層の環状
リングで被覆されると共に内側継手本体との間で環状リ
ングを挟着して接着剤で密封固定されているので、外側
継手本体が外部の腐食環境から遮断される。 このため外側継手本体と内側継手本体間の外部湿気環境
による導通が防止されるので、内外両継手本体に接続す
る配管間の外部環境による影響からも隔てられて、外部
湿気環境等の影響による両接続配管間の導通も防止され
る。 更にライニング鋼管の内面が内面樹脂被覆層の円筒部で
覆われ、内側継手本体の平滑部とこれに周方向重なる内
面被覆部の平滑内周面とが接着剤層で密封されて内面樹
脂被覆層と内側継手本体とが連続して覆われるので、接
続したライニング鋼管の端面や外側継手本体も内部の流
通水から遮断され、防食される。 また配管と接続する外側継手本体と内側継手本体の管用
ねじの材質は、配管と同じ種類の金属製ねじであり、両
接続ねじの強度も十分あり、ねじ込み接続上何ら問題な
く配管接続することが出来る。
ねじに接続するライニング鋼管と内側継手本体に接続す
る銅合金製の配管部品とは、内外両継手本体の組立用ね
じの何れかにコーテイングした電気絶縁層によって電気
的に絶縁される。 また外側継手本体の外表面が外面樹脂被覆層で被覆さ
れ、外側継手本体の組立側端面も外面樹脂被覆層の環状
リングで被覆されると共に内側継手本体との間で環状リ
ングを挟着して接着剤で密封固定されているので、外側
継手本体が外部の腐食環境から遮断される。 このため外側継手本体と内側継手本体間の外部湿気環境
による導通が防止されるので、内外両継手本体に接続す
る配管間の外部環境による影響からも隔てられて、外部
湿気環境等の影響による両接続配管間の導通も防止され
る。 更にライニング鋼管の内面が内面樹脂被覆層の円筒部で
覆われ、内側継手本体の平滑部とこれに周方向重なる内
面被覆部の平滑内周面とが接着剤層で密封されて内面樹
脂被覆層と内側継手本体とが連続して覆われるので、接
続したライニング鋼管の端面や外側継手本体も内部の流
通水から遮断され、防食される。 また配管と接続する外側継手本体と内側継手本体の管用
ねじの材質は、配管と同じ種類の金属製ねじであり、両
接続ねじの強度も十分あり、ねじ込み接続上何ら問題な
く配管接続することが出来る。
【実施例】 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 第１図は本考案の第１実施例を示す内外面樹脂被覆継手
の縦断面図で、以下第２図ないし第４図は夫々第２実施
例ないし第４実施例を示し、製造手順に従って説明す
る。 １は外側継手本体で、第１、第２実施例では可鍛鋳鉄製
のねじ込み式ソケット継手を、第３実施例ではエルボ継
手を、第４実施例ではチーズ継手を用いている。この外
側継手本体１の内面に合成樹脂、例えば塩化ビニル樹脂
を射出成型して、配管と接続用の管用めねじ1a側に接続
したライニング鋼管の内面を覆う円筒部2cと、この円筒
部2cと一体で両側の管用めねじ1aと組立用めねじ1bを除
く中央部の内面を覆う内面被覆部2bとを有する内面樹脂
被覆層２を設ける。 このようにして内面樹脂被覆層２を設けた継手本体１
に、次に別の金型で塩化ビニル樹脂等の合成樹脂を射出
成型して外面樹脂被覆層７を設ける。この外面樹脂被覆
層７は継手本体１の外周面を被覆するともに配管との接
続側端部に突き出して接続鋼管の外面を覆う筒状体を形
成し、また外側継手本体１の組立側端面を被覆する環状
リング６を形成している。 ３は銅合金製の内側継手本体で、組立側の端部外面に平
滑部と、外側継手本体１の組立用めねじ1bに螺合する組
立用おねじ3bと、これに続いて軸直角方向の側面3dを有
し、他端部は銅合金製の配管器具と接続する管用ねじを
設けてある。この管用ねじは第１、第３、第４実施例で
は管用おねじ3aを設け、第２実施例では管用めねじ3eを
設けてある。 この内側継手本体３の組立用おねじ3bには、エポキシ樹
脂を静電粉体塗装して加熱焼付けした樹脂コーテイング
による電気絶縁層４を設けてある。 このコーテイングによる電気絶縁層４を設けたおねじ3b
にエポキシ樹脂接着剤５を塗布し、内側継手本体３を外
側継手本体１の組立用めねじ1bに螺着し、外側継手本体
１と内側継手本体３との間を電気絶縁層４と接着剤層５
でもって電気絶縁状態に結合している。このおねじ3bと
めねじ1bとの絶縁結合状態を第５図に示す。 内側継手本体３と外側継手本体１内の内面樹脂被覆層２
との結合部分は、図示のごとく内側継手本体３の端部外
周面と内面樹脂被覆層２の内面に互いに周方向で重なる
平滑部と平滑内周面を形成してあり、内側継手本体３を
螺着する際、内面樹脂被覆層２側にはみ出した接着剤が
この平滑部と平滑内周面を接着すると共に内面樹脂被覆
層２と内側継手本体３との間を連続して埋めて密封し接
着固定する。このため外側継手本体１は内部を通過する
流通水とも遮断されており、流通水と接触しないので外
側継手本体の腐食がなく、赤水が生じない。尚内側継手
本体３は銅合金製のため流通水と接触しても赤水の問題
が生じない。 また内側継手本体３を螺着する際、外面樹脂被覆層７に
よる環状リング６は外側継手本体１の端面と内側継手本
体３の側面3dとによって挟着されると共に、環状リング
６側にはみ出した接着剤５によって外側継手本体１と環
状リング６と内側継手本体３が一体に密封固定される。
このため外側継手本体１は外面全体を覆う外面樹脂被覆
層７によって外部環境と遮断され、内側継手本体３と絶
縁状態で結合されているので、外部の腐食水による外側
継手本体１と内側継手本体３間の導通も防止される。ま
た外部の腐食水が外側継手本体１や内側継手本体との螺
着結合部に入らず外側継手本体１が防食される。
の縦断面図で、以下第２図ないし第４図は夫々第２実施
例ないし第４実施例を示し、製造手順に従って説明す
る。 １は外側継手本体で、第１、第２実施例では可鍛鋳鉄製
のねじ込み式ソケット継手を、第３実施例ではエルボ継
手を、第４実施例ではチーズ継手を用いている。この外
側継手本体１の内面に合成樹脂、例えば塩化ビニル樹脂
を射出成型して、配管と接続用の管用めねじ1a側に接続
したライニング鋼管の内面を覆う円筒部2cと、この円筒
部2cと一体で両側の管用めねじ1aと組立用めねじ1bを除
く中央部の内面を覆う内面被覆部2bとを有する内面樹脂
被覆層２を設ける。 このようにして内面樹脂被覆層２を設けた継手本体１
に、次に別の金型で塩化ビニル樹脂等の合成樹脂を射出
成型して外面樹脂被覆層７を設ける。この外面樹脂被覆
層７は継手本体１の外周面を被覆するともに配管との接
続側端部に突き出して接続鋼管の外面を覆う筒状体を形
成し、また外側継手本体１の組立側端面を被覆する環状
リング６を形成している。 ３は銅合金製の内側継手本体で、組立側の端部外面に平
滑部と、外側継手本体１の組立用めねじ1bに螺合する組
立用おねじ3bと、これに続いて軸直角方向の側面3dを有
し、他端部は銅合金製の配管器具と接続する管用ねじを
設けてある。この管用ねじは第１、第３、第４実施例で
は管用おねじ3aを設け、第２実施例では管用めねじ3eを
設けてある。 この内側継手本体３の組立用おねじ3bには、エポキシ樹
脂を静電粉体塗装して加熱焼付けした樹脂コーテイング
による電気絶縁層４を設けてある。 このコーテイングによる電気絶縁層４を設けたおねじ3b
にエポキシ樹脂接着剤５を塗布し、内側継手本体３を外
側継手本体１の組立用めねじ1bに螺着し、外側継手本体
１と内側継手本体３との間を電気絶縁層４と接着剤層５
でもって電気絶縁状態に結合している。このおねじ3bと
めねじ1bとの絶縁結合状態を第５図に示す。 内側継手本体３と外側継手本体１内の内面樹脂被覆層２
との結合部分は、図示のごとく内側継手本体３の端部外
周面と内面樹脂被覆層２の内面に互いに周方向で重なる
平滑部と平滑内周面を形成してあり、内側継手本体３を
螺着する際、内面樹脂被覆層２側にはみ出した接着剤が
この平滑部と平滑内周面を接着すると共に内面樹脂被覆
層２と内側継手本体３との間を連続して埋めて密封し接
着固定する。このため外側継手本体１は内部を通過する
流通水とも遮断されており、流通水と接触しないので外
側継手本体の腐食がなく、赤水が生じない。尚内側継手
本体３は銅合金製のため流通水と接触しても赤水の問題
が生じない。 また内側継手本体３を螺着する際、外面樹脂被覆層７に
よる環状リング６は外側継手本体１の端面と内側継手本
体３の側面3dとによって挟着されると共に、環状リング
６側にはみ出した接着剤５によって外側継手本体１と環
状リング６と内側継手本体３が一体に密封固定される。
このため外側継手本体１は外面全体を覆う外面樹脂被覆
層７によって外部環境と遮断され、内側継手本体３と絶
縁状態で結合されているので、外部の腐食水による外側
継手本体１と内側継手本体３間の導通も防止される。ま
た外部の腐食水が外側継手本体１や内側継手本体との螺
着結合部に入らず外側継手本体１が防食される。
以上説明のごとく本考案の内外面樹脂被覆継手は、外側
継手本体が外部湿気環境による影響から遮断されるの
で、外部環境の影響による両接続配管間の導通が防止さ
れる。 更にライニング鋼管の内面が内面樹脂被覆層の円筒部で
覆われ、外側継手本体が内面樹脂被覆層と接着剤層と内
側継手本体とによって連続して覆われるので、接続した
ライニング鋼管の端面や外側継手本体も内部の流通水か
ら遮断され、防食される。 また配管と接続する外側継手本体と内側継手本体の管用
ねじは、配管と同じ種類の材質の金属製ねじであるから
接続ねじの強度も十分あり、ねじ込み接続強度上も何ら
問題なく確実に配管接続できる。
継手本体が外部湿気環境による影響から遮断されるの
で、外部環境の影響による両接続配管間の導通が防止さ
れる。 更にライニング鋼管の内面が内面樹脂被覆層の円筒部で
覆われ、外側継手本体が内面樹脂被覆層と接着剤層と内
側継手本体とによって連続して覆われるので、接続した
ライニング鋼管の端面や外側継手本体も内部の流通水か
ら遮断され、防食される。 また配管と接続する外側継手本体と内側継手本体の管用
ねじは、配管と同じ種類の材質の金属製ねじであるから
接続ねじの強度も十分あり、ねじ込み接続強度上も何ら
問題なく確実に配管接続できる。
第１図、第２図、第３図、第４図は夫々本考案の内外面
樹脂被覆管継手の実施例を示す第１、第２、第３、第４
実施例を示す縦断面図である。 第５図おねじ3bとめねじ1bとの絶縁結合状態を示す拡大
部分断面図である。 第６図は従来技術を示す水用絶縁管継手の縦断面図であ
る。 符号の説明 １…外側継手本体、1a…配管との接続管用めねじ 1b…組立用めねじ、２…内面樹脂被覆層 2b…内面被覆部、2c…円筒部 ３…内側継手本体、3a…配管器具との接続用管用おねじ 3b…組立用おねじ、3c…環状突出部 3d…側面、3e…配管との接続管用めねじ ４…電気絶縁層、５…接着剤層 ６…環状リング、７…外面樹脂被覆層
樹脂被覆管継手の実施例を示す第１、第２、第３、第４
実施例を示す縦断面図である。 第５図おねじ3bとめねじ1bとの絶縁結合状態を示す拡大
部分断面図である。 第６図は従来技術を示す水用絶縁管継手の縦断面図であ
る。 符号の説明 １…外側継手本体、1a…配管との接続管用めねじ 1b…組立用めねじ、２…内面樹脂被覆層 2b…内面被覆部、2c…円筒部 ３…内側継手本体、3a…配管器具との接続用管用おねじ 3b…組立用おねじ、3c…環状突出部 3d…側面、3e…配管との接続管用めねじ ４…電気絶縁層、５…接着剤層 ６…環状リング、７…外面樹脂被覆層
Claims (1)
- 【請求項１】略円筒形状で、一端部に樹脂ライニング鋼
管と接続する管用めねじを有し他端部に組立用のめねじ
を有する鋳鉄製の外側継手本体と、 略円筒状で、一端部の外周面に平滑部と前記外側継手本
体の組立用めねじに螺合する組立用おねじと組立用おね
じに続いて軸直角方向の側面とを有し、他端部に配管器
具と接続する管用ねじを有する前記外側継手本体とは異
種金属の銅合金製内側継手本体と、 前記外側継手本体の管用めねじと組立用めねじとを除く
内周面を樹脂で被覆すると共に前記内側継手本体の平滑
部に周方向重なる平滑内周面を有した内面被覆部と、こ
の内面被覆部から前記管用めねじ側に延出して前記接続
するライニング鋼管の内周面を覆う円筒部とを有する内
面樹脂被覆層と、 前記外側継手本体の組立用めねじと前記内側継手本体の
組立用おねじとの少なくとも何れかの表面に樹脂をコー
テイングした電気絶縁層と、 前記電気絶縁層をコーテイングしたねじと該ねじに螺合
するねじとを接着すると共に内側継手部材と内面被覆部
とを接着する接着剤層と、 前記外側継手本体の外表面を覆う樹脂と外側継手本体の
組立側端面を覆う環状リングの樹脂とで被覆した外面樹
脂被覆層とからなり、 前記外側継手本体と内側継手本体とを接着剤層で螺着結
合することにより、外面樹脂被覆層の環状リングを外側
継手本体の端面と内側継手本体の側面とで挟着し接着剤
層によって密封固定すると共に、内部流通水から外側継
手本体の内面を内面樹脂被覆層と内側継手本体と接着剤
層とによって連続して覆い遮断したことを特徴とする内
外面樹脂被覆継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989046000U JPH074385Y2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 内外面樹脂被覆継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989046000U JPH074385Y2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 内外面樹脂被覆継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02136891U JPH02136891U (ja) | 1990-11-15 |
| JPH074385Y2 true JPH074385Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31560688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989046000U Expired - Lifetime JPH074385Y2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 内外面樹脂被覆継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074385Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013036585A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 管端防食継手、及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2011289233B2 (en) * | 2010-08-13 | 2016-05-12 | Reflok, Inc. | Weldless aluminum based HVAC system |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6145191A (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-05 | 日立金属株式会社 | 絶縁継手 |
| JPH0542311Y2 (ja) * | 1984-10-25 | 1993-10-25 | ||
| JPH0356710Y2 (ja) * | 1986-11-10 | 1991-12-20 |
-
1989
- 1989-04-19 JP JP1989046000U patent/JPH074385Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013036585A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 管端防食継手、及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02136891U (ja) | 1990-11-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH074385Y2 (ja) | 内外面樹脂被覆継手 | |
| JPH074386Y2 (ja) | 水用電気絶縁管継手 | |
| JPH0637953B2 (ja) | 管 継 手 | |
| JPH0542311Y2 (ja) | ||
| JP2541746Y2 (ja) | 管継手 | |
| JP3405804B2 (ja) | 管継手 | |
| JPH047430Y2 (ja) | ||
| JPH078943Y2 (ja) | 管継手 | |
| JP3405816B2 (ja) | 管継手 | |
| JP2510222Y2 (ja) | 防蝕絶縁継手 | |
| JP3139941B2 (ja) | 管継手の防食構造 | |
| JPH0234540Y2 (ja) | ||
| JPH0449432Y2 (ja) | ||
| JPH11351463A (ja) | 異種金属器具接続用の鋳鉄製管継手 | |
| JPH07269754A (ja) | 給水栓用絶縁継手 | |
| JPH0320704Y2 (ja) | ||
| JPH0227748Y2 (ja) | ||
| JPH0646077B2 (ja) | 電気絶縁性継手 | |
| JP3418257B2 (ja) | 防食仕切弁 | |
| JPH07293765A (ja) | 絶縁継手 | |
| JPH0137276Y2 (ja) | ||
| JPH0211671Y2 (ja) | ||
| JPH07269755A (ja) | 異質金属管接続用防食継手 | |
| JPH0771666A (ja) | フランジ形管継手 | |
| JPH0631265Y2 (ja) | 防食管継手 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |