JPH0743696A - 表示装置用基板 - Google Patents

表示装置用基板

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JPH0743696A
JPH0743696A JP19057193A JP19057193A JPH0743696A JP H0743696 A JPH0743696 A JP H0743696A JP 19057193 A JP19057193 A JP 19057193A JP 19057193 A JP19057193 A JP 19057193A JP H0743696 A JPH0743696 A JP H0743696A
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Yoshihiro Shirai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置の薄型軽量化を実現するとともに表
示装置の表示品位および表示信頼性を向上することがで
きる表示装置用基板を得る。 【構成】 表示装置用基板21は、一対の厚さ0.05
mmの超薄板ガラス22,22a間に厚さ0.38mm
のポリビニルブチラール系透明接着性樹脂層23を介在
して形成される。表示装置用基板21は、両面に超薄板
ガラス22,22aを備えるので、従来のプラスチック
基板と同程度の薄型軽量化を実現できるとともに、ガラ
ス基板と同様の長所を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、STN(スーパーツイ
ステッドネマティック)型液晶表示装置、2端子素子液
晶表示装置、3端子素子液晶表示装置などの表示装置に
好適に使用することができる表示装置用基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報機器、通信機器、AV(オー
ディオアンドビジュアル)機器およびゲーム機器などに
使用される大面積または中面積の表示装置として、ST
N型液晶表示装置、MIM(Metal Insulator Metal)
液晶表示装置およびTFT(薄膜トランジスタ)液晶表
示装置などがある。これらの液晶表示装置の基板として
は、厚さ0.7mmのホウケイ酸ガラス板、厚さ1mm
または厚さ0.7mmのソーダライムガラス板および厚
さ1.1mmの無アルカリガラス板などが使用されてい
る。また、厚さ0.5mmのガラス板を使用する基板
も、検討されている。しかし、近年前述の情報機器、通
信機器、AV機器およびゲーム機器などの薄型軽量化を
進めるため、これらの機器に備えられる表示装置の薄型
軽量化が図られている。たとえば、前記表示装置の基板
として、PES(ポリエーテルサルフォン)、ポリアリ
レート、ポリカーボネート、エポキシブタジエン共重合
体およびノルボルネン系樹脂などのプラスチック基板を
使用し、表示装置の薄型軽量化を図ることが提案されて
いる。
【0003】図14は、特開昭61−86252に開示
される表示装置用基板5の構成を示す断面図である。図
14に示すように、基板5は、厚さ100μmの耐熱性
に優れたPESフィルムから成る透明プラスチックフィ
ルム1の一方表面上に、厚さ2μmのウレタン樹脂をア
ンダーコートとして、厚さ5μmのPVA(ポリビニル
アルコール)樹脂から成るガスバリアコート2が設けら
れる。これに積層して、厚さ3μmのエポキシ樹脂から
成る保護コート3が設けられる。また、前記透明プラス
チックフィルム1の他方表面上には、酸化インジウムか
ら成る透明導電膜のアンダーコート4として、厚さ5μ
mにエポキシアクリレート樹脂が塗布される。
【0004】また、液晶表示装置などの表示装置の薄型
軽量化を図るため、特開昭61−116331および特
開昭61−116332に開示されるように、表示装置
が形成される基板上に、偏光膜などの光学部材を予め形
成しておくことが提案されている。
【0005】図15は、特開昭61−116331に開
示される偏光板一体型基板16の構成を示す断面図であ
る。図15に示すように、厚さ50μmのPESフィル
ム11の一方表面には、1軸延伸PVAフィルムに染料
分子を吸着した偏光板12が、ウレタン系接着剤13を
介して貼合わされる。これに積層して、紫外線吸収剤を
含む厚さ50μmのTAC(トリアセチルセルロース)
フィルム14が、保護コートとしてウレタン系接着剤1
3を介して貼合わされる。また、前記PESフィルム1
1の他方表面上には、酸化インジウムから成る透明導電
膜のアンダーコート15が設けられる。
【0006】また、特開昭59−224876および
「Penz,P.A.ら,SID'81Digests,11.7,pp,116-118,Ap
r.1981」に示されるように、PESフィルム以外に、1
軸延伸ポリエステルフィルムを使用した基板や、フェノ
キシ系フィルムなどを使用した基板が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図14に示す
表示装置用基板5は、アンダーコート4上に透明電極を
形成して、液晶セル製造プロセスを施した場合、電極の
断線が生じやすい。また、液晶を充填した液晶セル中に
気泡を生じやすく、十分な表示信頼性を得られないとい
う問題がある。
【0008】また、図15に示す表示装置用基板16
は、薄いプラスチック製であるので基板16の強度が低
く、STN型液晶表示装置などの液晶セルを形成した
際、セル厚の均一化が困難である。このため、液晶セル
の色調むらなどを発生しやすいという問題がある。
【0009】さらに、前記表示装置用基板16は、液晶
セル製造プロセスなどを施した場合、熱処理などの工程
で熱応力による寸法変化を起こし、透明電極の断線が発
生しやすいという問題がある。
【0010】本発明の目的は、前記課題を解消し、表示
装置の薄型軽量化を実現するとともに、表示装置の表示
品位、表示信頼性およびペン入力タブレットなどの他の
装置が併設されたときの使用感を向上することができる
表示装置用基板を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、透光性を有す
る一対の超薄ガラス板間に、該超薄ガラス板の1枚の厚
さ以上の厚さを有する、少なくとも1層の接着性透光性
樹脂層を含む板状体層が介在されることを特徴とする表
示装置用基板である。
【0012】また本発明は、前記超薄ガラス板は、厚さ
が0.0015mm以上、0.25mm未満であること
を特徴とする。
【0013】また本発明は、前記一対の超薄ガラス板の
うち、少なくとも一方の超薄ガラス板の基板外方表面と
なる面は、研磨が施されていることを特徴とする。
【0014】また本発明は、前記一対の超薄ガラス板の
うち、少なくとも一方の超薄ガラス板の基板外方表面と
なる面には、凹凸が施されていることを特徴とする。
【0015】また本発明は、前記一対の超薄ガラス板の
うち、少なくとも一方の超薄ガラス板の基板外方表面と
なる面には、反射防止処理が施されていることを特徴と
する。
【0016】また本発明は、前記板状体層は、光学部材
を含むことを特徴とする。
【0017】また本発明は、前記光学部材は、偏光板で
あることを特徴とする。
【0018】また本発明は、前記光学部材は、位相差板
であることを特徴とする。
【0019】また本発明は、前記光学部材は、反射板で
あることを特徴とする。
【0020】また本発明は、前記光学部材は、半透過反
射板であることを特徴とする。
【0021】また本発明は、前記光学部材は、複数の位
相差板であることを特徴とする。
【0022】また本発明は、前記光学部材は、捩れ位相
差フィルムであることを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明に従えば、表示装置用基板は、透光性を
有する一対の超薄ガラス板間に、少なくとも1層の接着
性透光性樹脂層を含む板状体層が介在される。特に、前
記超薄ガラス板の厚さを0.25mm未満にすることに
よって、従来のガラス基板より薄型軽量の表示装置用基
板を作成することができる。また、表示装置用基板は、
両面に超薄ガラス板を備えるので、基板表面が傷付きに
くく、基板を介して空気が透過することを防止すること
ができる。さらに、基板の耐熱性、耐薬品性を向上する
ことができる。また基板の熱膨張を低く抑えることがで
きるので、基板の熱膨張による電極の断線を防止するこ
とができる。さらに、基板の強度を高めることができる
ので、液晶セルのセル厚を均一に形成でき、液晶セルの
表示の均一性を向上することができる。
【0024】また本発明に従えば、表示装置用基板の超
薄ガラス板は、厚さが0.0015mm以上、0.25
mm未満に形成される。
【0025】また本発明に従えば、表示装置用基板の一
対の超薄ガラス板のうち、少なくとも一方の超薄ガラス
板の基板外方表面となる面は、研磨が施されている。し
たがって一対の前記表示装置用基板を前記研磨面が対向
するように配置し、液晶を封入することによって、液晶
セルのセル厚を精度よく均一にすることができ、表示む
らのない液晶表示装置を形成することができる。
【0026】また、本発明に従えば、表示装置用基板の
一対の超薄ガラス板のうち、少なくとも一方の超薄ガラ
ス板の基板外方表面となる面には、凹凸が施されてい
る。したがって、前記表示装置用基板の凹凸面が、前記
表示装置用基板が備えられる装置、たとえば表示装置に
積層されるタブレットなどの表面に配置されることによ
って、前記表示装置の反射光によるちらつきを防止する
とともに、ペン入力の書き味を向上することができる。
【0027】また本発明に従えば、表示装置用基板の一
対の超薄ガラス板のうち、少なくとも一方の超薄ガラス
板の基板外方表面となる面には、反射防止処理が施され
ている。したがって前記反射防止処理面が、前記表示装
置用基板が備えられる表示装置の表示面側となるように
配置されることによって、反射光による表示面のちらつ
きを防止することができる。
【0028】また本発明に従えば、表示装置用基板の板
状体層は、光学部材を含む。したがって、前記光学部材
によって前記表示装置用基板が備えられる表示装置の表
示品位を向上することができる。
【0029】また本発明に従えば、表示装置用基板の前
記光学部材は、偏光板である。したがって、前記表示装
置用基板は、偏光板を用いる液晶表示装置などの表示装
置に好適に使用することができる。
【0030】また本発明に従えば、表示装置用基板の前
記光学部材は、位相差板である。したがって前記表示装
置用基板は、位相差板を用いる液晶表示装置などの表示
装置に好適に使用することができる。
【0031】また本発明に従えば、表示装置用基板の前
記光学部材は、反射板である。したがって前記表示装置
用基板は、反射板を用いる表示装置に好適に使用するこ
とができる。
【0032】また本発明に従えば、表示装置用基板の前
記光学部材は、半透過反射板である。したがって前記表
示装置用基板は、半透過反射板を用いる表示装置に好適
に使用することができる。
【0033】また本発明に従えば、表示装置用基板の前
記光学部材は、複数の位相差板である。したがって前記
表示装置用基板は、複数の位相差板を用いる表示装置に
好適に使用することができる。
【0034】また本発明に従えば、表示装置用基板の前
記光学部材は、捩れ位相差板である。したがって前記表
示装置用基板は、捩れ位相差板を用いる表示装置に好適
に使用することができる。
【0035】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である表示装置用
基板21の構成を示す断面図である。図1に示すよう
に、基板21は、一対の超薄板ガラス22および超薄板
ガラス22a間に、前記超薄板ガラス22,22aより
厚いポリビニルブチラール系透明接着性樹脂層23を介
在して形成される。
【0036】基板21は、以下に示す手順で作成され
る。厚さ5mmのソーダライムガラス板を支持体として
この上に、以下に述べるそれぞれ30cm×30cmの
大きさの部材が積層される。まず、厚さ0.05mmの
低アルカリガラスのマイクロシート22が積層される。
この上に接着性を有し、水洗、乾燥、裁断、調湿した厚
さ0.38mmのポリビニルブチラールフィルム23が
積層される。さらに、一方表面をオスカー式研磨機で研
磨された厚さ0.05mmのホウケイ酸ガラス板22a
が研磨面を上にして積層される。
【0037】このようにして、支持体上に積層された基
板21は、ゴム袋の中に収納されて温度90℃、真空度
600mmHgで30分間減圧加熱され、予備接着が行
われる。次いで、前記基板21の端面にUV(紫外線)
硬化型アクリル樹脂が塗布され、紫外線照射によって前
記アクリル樹脂の硬化が行われる。これによって基板2
1の端面が封止される。さらに基板21は、オートクレ
ーブで140℃、15kg/cm2 で30分間加圧さ
れ、同時に基板21の端面に塗布されたUV硬化型アク
リル樹脂の十分な硬化が行われる。
【0038】また本実施例において、前記低アルカリガ
ラスのマイクロシート22には、コーニング社製マイク
ロシートを使用し、前記ポリビニルブチラールフィルム
23には、積水化学工業社製エスレックフィルムシリー
ズを使用した。
【0039】図2は、図1に示す基板21を用いた白黒
表示反射型位相差板STN液晶セル28の構成を示す断
面図である。図1に示すように、液晶セル28は、前記
一対の基板21間に、液晶層26がスペーサ(図示せ
ず)を介して封入されて形成される。前記一対の基板2
1は、研磨面上にITO(インジウム錫酸化物)膜など
から成る透明電極および配向膜など25が形成され、こ
の面が対向するように配置される。液晶セル28の一方
外側基板面上には、位相差板付き偏光板24が設けら
れ、他方外側基板面上には、反射板付き偏光板27が設
けられる。
【0040】前記液晶セル28は、がラス基板を使用す
るカラー表示STN液晶セルの製造プロセスを用いて作
成される。カラー表示STN液晶セルの製造プロセス
は、製造される液晶セル内にカラーフィルタなどを備え
るため、通常のガラス基板を使用する白黒表示STN液
晶セルの製造プロセスより低温で処理が行われる。この
ようにして作成された液晶セル28は、さらにガラス基
板を使用した場合と同様の、通常の液晶モジュール化プ
ロセスによってモジュール化され、解像度640×48
0ドット、0.18mmドットピッチの白黒表示反射型
位相差板STN液晶モジュールが作成される。
【0041】前述のようにして作成された液晶モジュー
ルは、温度60℃、湿度95%、100時間のエージン
グの結果、液晶層26中に気泡の発生は見られなかっ
た。また、透明電極の断線も生じなかった。さらに前記
液晶モジュールでは、従来のプラスチック基板を用いた
液晶モジュールと同程度の薄型軽量化を実現することが
でき、同時にガラス基板を用いた液晶モジュールと同程
度の均一な表示を得ることができた。
【0042】図3は、本発明の他の実施例である表示装
置用基板30の構成を示す断面図である。表示装置用基
板30は、図3に示すように一対の超薄板ガラス22
と、これに介在する透明樹脂層29とが透明接着性樹脂
層23を介して接着される。このとき、透明樹脂層29
と、その両面に設けられる透明接着性樹脂層23とから
成る板状体層の厚さは、超薄板ガラス22の厚さより大
きくなるように設計される。
【0043】前記基板30は、以下に示す手順で作成さ
れる。厚さ5mmの無アルカリガラス板を支持体として
この上に、以下に述べるそれぞれ30cm×30cmの
大きさの部材が積層される。まず、厚さ0.01mmの
ゾルゲル法無アルカリガラス板22が積層され、さらに
厚さ0.15mmの変成ポリオレフィン系フィルム2
3、厚さ0.1mmのポリアリレートフィルム29、厚
さ0.15mmの前記変成ポリオレフィンフィルム23
および厚さ0.01mmのゾルゲル法無アルカリガラス
板22が、この順に積層される。
【0044】これらは、ゴム袋の中に収納され、温度9
0℃、真空度600mmHgで30分間減圧加熱され、
基板30の予備接着が行われる。次いで、前記基板30
の端面に、UV硬化型アクリル樹脂が塗布される。さら
に紫外線照射によって前記アクリル樹脂の硬化が行わ
れ、基板30の端面が封止される。さらに基板30は、
オートクレーブで120℃、10kg/cm2 で30分
間加圧され、同時に基板30の端面に塗布されたUV硬
化型アクリル樹脂の十分な硬化が行われる。
【0045】また本実施例において、前記変成ポリオレ
フィン系フィルム23には、武田薬品工業社製デュミラ
ンシリーズを使用し、前記ポリアリレートフィルム29
には、ユニチカ社製Uシリーズを使用した。
【0046】図4は、他の実施例を示す断面図である。
図4に示すように、基板30aは、図3に示す基板30
と同様の構成であるが、基板30aの一方表面には凹凸
が施されている。
【0047】基板30aは、支持体である厚さ5mmの
無アルカリガラス板上に、厚さ0.1mmの無アルカリ
ガラス板22、厚さ0.15mmの変成ポリオレフイン
系フィルム23、厚さ0.1mmのポリアリレートフィ
ルム29、厚さ0.15mmの前記ポリオレフィン系フ
ィルム23およびケミカルエッチングによって一方表面
上に凹凸が施された厚さ0.1mmの無アルカリガラス
板22aがこの順で積層される。ただし、前記基板30
aの各構成部材の大きさは、すべて30cm×30cm
である。また、予備接着、端面封止およびオートクレー
ブによる加圧は、図3に示す基板30と同様の処理を行
う。
【0048】また本実施例において、前記変成ポリオレ
フィン系フィルム23には、武田薬品工業社製デュミラ
ンシリーズを使用し、前記ポリアリレートフィルム29
には、ユニチカ社製Uシリーズを使用した。
【0049】図5は、図4に示す基板30aを用いた反
射型カラー表示ゲストホストTFT(薄膜トランジス
タ)液晶セル40の構成を示す断面図である。図5に示
すように、液晶セル40は、前記基板30と基板30a
との間にPC(相転移)GH(ゲストホスト)液晶層3
6を介在して形成される。基板30の液晶層36側表面
上には、各画素を選択的に駆動するためのTFTが形成
される。前記TFTは、a−Si(アモルファスシリコ
ン)から成るゲート端子33がたとえば図示しない走査
信号線に、ソース端子31が図示しないデータ信号線
に、ドレイン端子32がAlから成る画素電極35にそ
れぞれ接続され、走査信号によってTFTが導通される
とき、画素電極35にデータ信号が印加され、画素が駆
動される。さらに前記TFTに積層して、アクリル樹脂
の保護膜34が形成され、これに積層して画素電極35
が形成され。前記画素電極35は、前記保護膜34に形
成されるコンタクトホールを介してTFTのドレイン端
子32に接続される。前記画素電極35に積層して、図
示しない配向膜などが形成され、配向処理が施される。
【0050】また、基板30aの凹凸が施されていない
側の表面上には、青、赤、緑などのカラーフィルタ38
および遮光膜などが設けられ、これに積層してITO膜
37および配向膜(図示せず)などが形成される。前記
配向膜には、配向処理が施される。
【0051】前記液晶セル40は、前記基板30と基板
30aとが、配向膜が形成された表面が対向するように
貼合わされ、スペーサ(図示せず)を介してPCGH液
晶層36が封入されて形成される。液晶セル40は、前
述のようにしてガラス基板を使用する従来の反射型カラ
ー表示ゲストホストTFT液晶セル用製造プロセスによ
って作成される。前記液晶セル製造プロセスは、「SID'
92,Session23,23.6報告」に基づくものである。さら
に、前記液晶セル40は、従来のモジュール化プロセス
によってモジュール化され、液晶モジュールが作成され
る。
【0052】この結果、従来のガラス基板を使用した液
晶モジュールより、薄型軽量の反射型カラー表示のゲス
トホストTFT液晶モジュールを得ることができた。さ
らに、基板30a表面には凹凸処理が施されているた
め、表示面からの反射を防止し、視認性を向上すること
ができるとともに、ペン入力を行う場合の書き味を向上
することができる。
【0053】図6は、さらに他の実施例を示す断面図で
ある。図6に示すように、基板30bは、図3に示す基
板30の一方表面上に反射防止膜41が形成される。す
なわち、表示装置用基板30bは、図6に示すように一
対の厚さ0.05mmの無アルカリガラスから成る超薄
板ガラス22と、これに介在する厚さ0.1mmのポリ
アリレートフィルム29とが、厚さ0.15mmの変成
ポリオレフィン系フィルムから成る透明接着性樹脂層2
3を介して接着され、前記一対の超薄板ガラス22の一
方には、外方表面上に反射防止膜41が形成されてい
る。
【0054】また、基板30bの予備接着、端面封止お
よびオートクレーブによる加圧は前述の基板30と同様
の処理によって行う。
【0055】図7は、本発明の他の実施例である表示装
置用基板45の構成を示す断面図である。図7に示すよ
うに、基板45は、一対の超薄板ガラス22と、これに
介在して両面に備えられる透明フィルムを保護層とする
偏光板44とが透明接着性樹脂層23を介して接着され
る。
【0056】前記基板45は、以下に示す手順で作成さ
れる。厚さ5mmの無アルカリガラス板を支持体とし
て、以下に述べるそれぞれ30cm×30cmの大きさ
の部材を積層する。まず前記支持体上に一方表面をオス
カー式研磨機で研磨された厚さ0.05mmの無アルカ
リガラス板22が研磨面を下にして積層される。この上
に厚さ0.15mmの変成ポリオレフィン系フィルム2
3が積層され、さらに延伸PVA(ポリビニルアルコー
ル)膜に2色性染料を吸着させ、保護膜として前記PV
A膜の両面に厚さ0.1mmのPES(ポリエーテルサ
ルフォン)フィルムを備える偏光板44が積層される。
さらに厚さ0.15mmの前記変成ポリオレフィン系フ
ィルム23が積層され、これに厚さ0.05mmの前記
無アルカリガラス板22が研磨面を上にして積層され
る。
【0057】このようにして支持体上に積層された基板
45は、ゴム袋の中に収納され、温度90℃、真空度6
00mmHgで30分間減圧加熱され、予備接着が行わ
れる。次いで、前記基板45は、端面にUV硬化型アク
リル樹脂を塗布され、紫外線照射によって前記アクリル
樹脂の硬化が行われる。これによって、基板45の端面
が封止される。さらに基板45は、オートクレーブで1
40℃、15kg/cm2 で30分間加圧され、同時に
基板45の端面に塗布されたUV硬化型アクリル樹脂の
十分な硬化が行われる。
【0058】本実施例において前記偏光膜に保護層とし
て備えられる透明フィルムは、PESフィルム以外に、
PES系、ポリアリレート系、ポリカーボネート系、エ
ポキシブタジエン共重合体系、ノルボルネン系、ポリエ
ステル系などの他の透明フィルムが使用されてもよい。
この場合、前記透明フィルムは、耐熱性が高く、複屈折
性が小さいものが望ましい。
【0059】このように本実施例の表示装置用基板45
は、偏光板44を備えるので、偏光板を必要とするTF
T液晶表示装置、MIM液晶表示装置、STN系液晶表
示装置、SH系液晶表示装置、TN系液晶表示装置、S
SFLC(表面安定型強誘電性液晶)および反強誘電性
液晶表示装置などの液晶装置に好適に用いることができ
る。
【0060】図8は、本発明の他の実施例である表示装
置用基板48の構成を示す断面図である。図8に示すよ
うに、前記基板48は、超薄板ガラス22、透明樹脂層
23、位相差板46、偏光板47、透明樹脂層23およ
び超薄板ガラス22がこの順で積層されて形成される。
【0061】前記基板48は、以下に示す手順で作成さ
れる。厚さ5mmのソーダライムガラス板を支持体とし
て、前記支持体上に、以下に述べるそれぞれ30cm×
30cmの大きさの部材が積層される。まず、厚さ0.
005mmのゾルゲル法無アルカリガラス板22が前記
研磨面を下にして積層され、さらに水洗、乾燥、裁断、
調湿された厚さ0.38mmのポリビニルブチラールフ
ィルム23がこれに積層される。これに位相差430n
mのポリカーボネート系位相差板46、保護層として両
面に位相差を持たない厚さ0.1mmのポリカーボネー
ト系フィルムが備えられる偏光板47、厚さ0.38m
mのポリビニルブチラールフィルム23、厚さ0.00
5mmのゾルゲル法無アルカリガラス板22が研磨面を
上にして、この順で積層される。
【0062】前述のように支持体上に積層された基板4
8は、前述の図7に示す基板45と同様にして予備接
着、端面封止およびオートクレーブによる加圧が行われ
る。
【0063】本実施例において前記位相差板46は、ポ
リカーボネート系位相差板を使用したが、これ以外に、
ポリエステル系、アクリル系、PVA系、ポリスチレン
系など、他の位相差板を使用してもよい。
【0064】このように本実施例の表示装置用基板48
は、少なくとも色補償用、広視角用および1/4λ用な
ど位相差板を必要とするSTN系液晶表示装置、SH系
液晶表示装置、SSFLC、TFT液晶表示装置などの
液晶セルに用いることができる。
【0065】図9は、本発明のさらに他の実施例である
表示装置用基板48aの構成を示す断面図である。図9
に示すように、基板48aは、超薄板ガラス22、透明
樹脂層23、位相差板46、透明樹脂層23a、偏光板
47、透明樹脂層23および超薄板ガラス22が、この
順で積層され形成される。
【0066】前記基板48aは、以下に示す手順で作成
される。厚さ5mmのソーダライムガラス板を支持体と
して、前記支持体上に以下に述べるそれぞれ30cm×
30cmの大きさの部材が積層される。まず、厚さ0.
05mmの一方表面を研磨されたソーダライムガラス板
22が、前記研磨面を下にして積層され、さらに厚さ
0.15mmの変成ポリオレフィン系フィルム23が積
層される。さらに、アクリル粘着剤23aを介して予め
接着された位相差430nmのポリカーボネイト系位相
差板46と、保護層として両面に位相差を持たない厚さ
0.1mmのポリカーボネートフィルムが備えられる偏
光板47とが積層される。ただし、前記偏光板47と位
相差板46とは、偏光板の吸収軸が位相差板の延伸軸に
対して30°の交差角をなすように配置される。さら
に、前記偏光板47上に、厚さ0.15mmの変成ポリ
オレフィン系フィルム23および厚さ0.05mmの一
方表面を研磨されたソーダライムガラス板22がこの順
で前記研磨面を上にして積層される。
【0067】前述のようにして支持体上に積層された基
板48aは、前述の図7に示す基板45と同様にして、
予備接着、端面封止およびオートクレーブによる加圧が
行われる。
【0068】本実施例においても、前記位相差板46お
よび偏光板47に、他の位相差板および偏光板を使用し
てもよい。また、偏光板47の吸収軸と位相差板46の
延伸軸とを異なる交差角で配置してもよい。
【0069】このように本実施例の表示装置用基板48
aは、位相差板と偏光板とを同時に必要とするSTN系
液晶表示装置、SH系液晶表示装置、SSFLC、TF
T液晶表示装置などに用いることができる。
【0070】図10は、本発明の他の実施例である表示
装置用基板51の構成を示す断面図である。図10に示
すように、基板51は、超薄板ガラス22、透明樹脂層
23、捩れ位相差フィルム50および超薄板ガラス22
が、この順で積層され形成される。
【0071】前記基板51は、以下に示す手順で作成さ
れる。厚さ5mmのホウケイ酸ガラス板を支持体とし
て、前記支持体上に以下に述べるそれぞれ30cm×3
0cmの大きさの部材が積層される。まず、厚さ0.2
mmの一方表面を研磨されたホウケイ酸ガラス板22が
前記研磨面を下にして積層され、さらに厚さ0.38m
mの変成ポリオレフィン系フィルム23が積層される。
この上に、特公平4−22917に公示される厚さ約2
0μmの捩れ位相差フィルム50が一方表面上に形成さ
れた厚さ0.2mmのホウケイ酸ガラス板22が、前記
捩れ位相差フィルム50を下にして積層される。また、
前記ホウケイ酸ガラス板22の他方表面は、研磨されて
いる。
【0072】前述のように支持体上に積層された基板5
1は、前述の図7に示した基板45と同様にして、予備
接着、端面封止およびオートクレーブによる加圧が行わ
れる。
【0073】本実施例において、前記捩れ位相差フィル
ム50は、光学活性なポリカーボネイトなどの主鎖型ポ
リマー、光学活性なポリアクリレートなどの側鎖型ポリ
マー、光学活性でないポリエステルアミドなどの主鎖型
ポリマーに他の光学活性化合物を加えたポリマー、光学
活性でないポリメタクリレートなどの側鎖型ポリマーに
他の光学活性化合物を加えたポリマーなどの他の材質を
用いた位相差フィルム50を使用してもよい。
【0074】このように本実施例の表示装置用基板51
は、捩れ位相差フィルム50を備えるので、STN液晶
表示装置などの液晶表示装置に使用することができ、D
STN(Double STN)液晶表示装置の光学補償用セ
ルと同様の効果を得ることができる。
【0075】図11は、本発明の他の実施例である表示
装置用基板52の構成を示す断面図である。前記基板5
2は、超薄板ガラス22、透明樹脂層23、位相差板4
6、透明樹脂層23a、位相差板46、透明樹脂層23
および超薄板ガラス22が、この順で積層され形成され
る。
【0076】前記基板52は、以下に示す手順で作成さ
れる。厚さ5mmのソーダライムガラス板を支持体とし
て、前記支持体上に以下に述べるそれぞれ30cm×3
0cmの大きさの部材を積層する。まず、厚さ0.05
mmの一方表面を研磨されたソーダライムガラス板22
が前記研磨面を下にして積層され、さらに厚さ0.15
mmの変成ポリオレフィン系フィルム23が積層され
る。さらに、アクリル粘着剤23aを介して予め接着さ
れた2枚の位相差430nm、厚さ0.5mmのポリカ
ーボネイト位相差フィルム46が積層される。前記位相
差フィルム46は、延伸軸が相互に40°の交差角をな
すように配置される。さらに、前記位相差フィルム46
上に、厚さ0.15mmの変成ポリオレフィンフィルム
23および厚さ0.05mmの一方表面を研磨されたソ
ーダライムガラス板22が前記研磨面を上にしてこの順
で積層される。
【0077】前述のように支持体上に積層された基板5
2は、前述の図7に示す基板45と同様にして、予備接
着、端面封止およびオートクレーブによる加圧が行われ
る。
【0078】本実施例の表示装置用基板52は、図8に
示す基板48と同様、位相差板46として、本実施例で
使用した位相差板以外に他の材質から成る位相差フィル
ムを使用してもよいし、位相差、位相差板の枚数、延伸
軸の方向などが異なるものを使用してもよい。また、複
数の位相差板46は、同種の位相差フィルムを組合わせ
てもよいし、異種の位相差フィルムを組合わせてもよ
く、各位相差板相互の延伸軸の交差角が本実施例とは異
なる配置にしてもよい。
【0079】このように本実施例の表示装置用基板52
は、複数の位相差板を備えるので、広視角、高解像度の
位相差板STN液晶表示装置、高コントラスト反射型の
位相差板STN液晶表示装置に使用することができる。
【0080】図12は、本発明の他の実施例である表示
装置用基板55の構成を示す断面図である。前記基板5
5は、図12に示すように、超薄板ガラス22と樹脂層
23、透明フィルム54、反射層53、透明樹脂層2
3、偏光板47、透明樹脂層23および超薄板ガラス2
2が、この順で積層され形成される。
【0081】前記基板55は、以下に示す手順で作成さ
れる。厚さ5mmの無アルカリガラス板を支持体とし
て、前記支持体上に以下に述べるそれぞれ30cm×3
0cmの大きさの部材が積層される。まず、厚さ0.0
5mmの一方表面が研磨された無アルカリガラス板22
が前記研磨面を下にして積層され、さらに厚さ0.15
mmの変成ポリオレフィン系フィルム23が積層され
る。これにPESフィルム54およびAl蒸着膜から成
る反射層53が、この順に積層される。前記反射層53
は、予めPESフィルム54上に形成されており、前記
反射層53とPESフィルム54との総厚が約0.1m
mとなるように形成される。さらに前記反射層53上
に、厚さ0.15mmの変成ポリオレフィン系フィルム
23が積層される。これに保護層として両面に厚さ0.
1mmのPESフィルムが備えられる偏光板47が積層
される。前記偏光板47は、延伸PVAにヨウ素を吸着
させたものを用いる。さらに、厚さ0.15mmの変成
ポリオレフィン系フィルム23および厚さ0.05mm
の一方表面を研磨された無アルカリガラス板22が、前
記研磨面を上にしてこの順で積層される。 前述のよう
に支持体上に積層された基板55は、前述の図7に示し
た基板45と同様にして、予備接着、端面封止およびオ
ートクレーブによる加圧が行われる。
【0082】このように本実施例の表示装置用基板55
は、蒸着Al反射層54を備えるので、STN系液晶表
示装置、SH系液晶表示装置、SSFLC、TFT液晶
表示装置などの反射型液晶表示装置に使用することがで
きる。
【0083】図13は、本発明の他の実施例である表示
装置用基板57の構成を示す断面図である。図13に示
すように、前記基板57は、超薄板ガラス22、透明樹
脂層23、透明フィルム53、半透過反射層56、偏光
板47、透明樹脂層23および超薄板ガラス22がこの
順で積層される。
【0084】前記基板55は、以下に示す順で作成され
る。厚さ5mmの無アルカリガラス板を支持体として、
前記支持体上に以下に述べるそれぞれ30cm×30c
mの大きさの部材が積層される。まず、厚さ0.05m
mの一方表面を研磨された無アルカリガラス板22が前
記研磨面を下にして積層される。さらに厚さ0.15m
mの変成ポリオレフィン系フィルム23が積層される。
この上に、ポリカーボネイトフィルム53と偏光板47
とが、厚さ0.1mmの真珠顔料とアクリル系接着剤と
が混合された半透過反射層56を介して予め接着したも
のが、ポリカーボネイトフィルム53を下にして積層さ
れる。また、前記偏光板47は、延伸PVA膜にヨウ素
を吸着させたもので、保護膜として両面に厚さ0.1m
mのポリカーボネイトフィルムが備えられる。さらに、
前記偏光板47上に、厚さ0.15mmの変成ポリオレ
フィン系フィルム23および厚さ0.05mmの一方表
面を研磨されたソーダライムガラス板22が前記研磨面
を上にして、この順で積層される。
【0085】前述のようにして支持体上に積層された基
板は、図7に示す基板45と同様にして、予備接着、端
面封止およびオートクレーブによる加圧が行われる。
【0086】本実施例において、前記半透過反射層56
および偏光板47は、半透過反射層の形成方法、半透過
反射層のベースフィルムの材質、偏光板の材質など、実
施例中で使用した以外の半透過反射層および偏光板が使
用されてもよい。
【0087】また本実施例の表示装置用基板57は、半
透過反射層56および偏光板47を備えるので、STN
系液晶表示装置、SH系液晶表示装置、SSFLC、T
FT液晶表示装置などの半透過反射型液晶表示装置に使
用することができる。
【0088】なお、本発明の基板21,30,45,4
8,51,52,55,57に使用される一対の超薄板
ガラス22の材質は、ホウケイ酸ガラス、ソーダライム
ガラス、無アルカリガラスおよびゾルゲルガラスなど、
本実施例で使用したもの以外のガラスを使用してもよ
く、また、本実施例で使用した組合わせ以外の組合わせ
で使用してもよい。
【0089】また、前記超薄板ガラス22は、リドロー
法、フュージョン法、マイクロシート法およびゾルゲル
法など、どのような製法で形成されていてもよく、超薄
板ガラス22の厚さは、0.0015mm以上、0.2
5mm未満が好ましい。
【0090】さらに前記一対の超薄板ガラス22は、表
面に研磨が施されていても、いなくてもよく、また前記
一対の超薄板ガラス22は、必ずしも同一の表面加工を
施されていなくてもよい。
【0091】また、本発明の基板21,30,45,4
8,51,52,55,57に使用される透明接着性樹
脂層23は、ポリビニルブチラール系樹脂、変成ポリオ
レフィン系樹脂、ポリウレタン樹脂、UV硬化型アクリ
ル樹脂、アクリル系粘着剤、ウレタン系接着剤など、本
実施例で使用したもの以外の透明接着性樹脂を使用して
もよく、またこれらの硬化方法は、オートクレーブ法、
真空減圧法、紫外線照射など、本実施例で使用した以外
の方法で硬化されてもよい。
【0092】さらに本発明の基板21,30,45,4
8,51,52,55,57に使用される透明樹脂層2
9は、ポリアリレート系、ポリエーテルサルフォン(P
ES)系、ポリカーボネート系、ノルボルネン系、ポリ
スルフォン系などの非晶質プラスチック、ポリエステル
などの結晶質プラスチックなど、本実施例において使用
したもの以外の透明樹脂を使用してもよい。ただし、前
記透明樹脂層29は、耐熱性が高いほうが望ましい。ま
た前記透明樹脂層29は、0.1mm、0.2mm、
0.3mmなど、本実施例において使用した以外の厚さ
のものを使用してもよい。
【0093】また本発明の基板21,30,45,4
8,51,52,55,57に施される表面処理は、研
磨、凹凸の形成、反射防止膜の形成など、本実施例にお
いて施された以外の処理が施されてもよいし、基板2
1,30,45,48,51,52,55,57の片面
あるいは両面に施されてもよい。さらに基板の一方表面
と他方表面とで異なる表面処理が施されてもよい。ま
た、前記表面処理は、基板21,30,45,48,5
1,52,55,57の形成後に施されてもよいし、超
薄板ガラス22の状態で施されてもよい。
【0094】さらに本発明の基板21,30,45,4
8,51,52,55,57は、本実施例において示し
た液晶表示装置以外の反射型、半透過型、透過型などの
表示タイプ、STN系液晶表示装置、TN系液晶表示装
置、SH系液晶表示装置,TFT液晶表示装置、MFM
液晶表示装置、SSFLC、反強誘電性液晶表示装置、
高分子分散型液晶表示装置などの表示方式などが異なる
液晶表示装置に用いてもよい。また、前記基板21,3
0,45,48,51,52,55,57は、ITO膜
などの電極が形成されない光学補償板としての液晶セル
に用いてもよい。さらに、前記基板21,30は、液晶
表示装置以外に、薄膜EL装置などの表示装置およびタ
ッチパネルなどに用いてもよい。
【0095】またさらに、本発明の基板45,48,5
1,52,55,57に備えられる光学部材は、本実施
例において使用されたもの以外に単数または複数の偏光
板、位相差板、反射板、半透過反射板、単数または複数
のUV吸収フィルタ、波長変換フィルタ、カラーフィル
タ、マイクロレンズなどを単独で、または組合わせて使
用してもよい。
【0096】また、本発明の基板45,48,51,5
2,55,57に備えられる位相差板は、本実施例で使
用したもの以外に、ポリカーボネート系、ポリエステル
系、アクリル系、PVA系およびポリスチレン系など、
他の位相差フィルムを使用してもよく、また、1軸延伸
位相差板、捩れ位相差板などのいずれであってもよい。
また延伸軸の方向、位相差、厚さおよびこれと組合わさ
れる他の光学部材との配置など、本実施例において使用
した以外のものを使用してもよい。
【0097】また同様に、本発明の基板45,48,5
1,52,55,57に備えられる偏光板47は、本実
施例で使用したもの以外に、染料系、ヨウ素系などの偏
光板の種類、偏光板の色調、偏光軸の方向、偏光板フィ
ルムの材質などが異なる他の偏光板を使用してもよい。
また、PES系、ポリアリレート系、ポリカーボネート
系、エポキシブタジエン共重合体系、ノルボルネン系お
よびポリエステル系など、偏光板の保護層として備えら
れる透明フィルムの種類が異なる偏光板を使用してもよ
い。
【0098】またさらに本発明の基板45,48,5
1,52,55,57に備えられる反射板は、本実施例
で使用したもの以外に、反射板の種類、Al、Agなど
の反射膜の材質、ベースフィルムの材質およびそれらの
表面形状などが異なる反射板を使用してもよい。
【0099】以上、本発明の表示装置用基板は、前記実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲において種々の変更が可能である。
【0100】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表示装置
用基板は、透光性を有する一対の超薄ガラス板間に、該
超薄ガラス板の1枚の厚さ以上の厚さを有する、少なく
とも1層の接着性透光性樹脂層を含む板状体層が介在さ
れる。特に、ガラスは比重が大きいので、前記超薄ガラ
ス板の厚さを、0.25mm未満にすることによって、
従来のガラス基板より薄型軽量の表示装置用基板を作成
することができる。また、前記表示装置用基板は、両面
に超薄ガラス板を備えるので、プラスチック基板に比較
して基板表面が傷付きにくく、同時に基板を介して空気
が透過することを防止することができる。したがって、
基板間に封入される液晶層中に気泡が発生することを防
止することができる。また、表示装置用基板は、両面に
超薄ガラス板を備えるので、耐熱性および耐薬品性に優
れる。このため、ガラス基板を使用した表示装置用の製
造プロセスで表示装置を製造することができ、製造コス
トを低く抑えることができる。同時に基板の熱膨張を低
く抑えることができるので、熱処理などの表示装置の製
造プロセスにおいて、基板上に形成されたITO膜など
から成る電極にクラックを生じたり、断線が生じること
を防止することができる。
【0101】またさらに、基板両面に超薄ガラス板を備
えることによって、基板の強度を向上することができる
ので、基板間に封入される液晶セルのセル厚を均一に保
つことができる。したがって、液晶セルのセル厚が不均
一なために生じる色調むらなどの表示むらを防止するこ
とができ、表示装置の表示品位を向上することができ
る。また表示装置用基板は、表面がガラスであるので、
基板上に反射防止膜などを成膜する場合に、基板と膜と
の密着性に優れる。
【0102】また本発明によれば、表示装置用基板の両
面に設けられる一対の超薄ガラス板のうち、少なくとも
一方の超薄ガラス板の外方表面には研磨が施される。し
たがって、一対の前記表示装置用基板を前記研磨面が対
向するように配置し、液晶を封入することによって、液
晶セルのセル厚を均一にすることができ、表示むらのな
い液晶表示装置を形成することができる。
【0103】また、本発明によれば、表示装置用基板の
前記一対の超薄ガラス板のうち、少なくとも一方の超薄
ガラス板の基板外方表面となる面には、凹凸が施されて
いる。したがって、前記表示装置用基板の凹凸面が、前
記表示装置用基板が備えられる装置、たとえば表示装置
に積層されるタブレットなどの表面に配置されることに
よって、前記表示装置の反射光によるちらつきを防止す
るとともに、ペン入力の書き味を向上することができ
る。
【0104】また本発明によれば、表示装置用基板の一
対の超薄ガラス板のうち、少なくとも一方の超薄ガラス
板の基板外方表面となる面には、反射防止処理が施され
ている。したがって前記反射防止処理面が、前記表示装
置用基板が備えられる表示装置の表示面側となるように
配置されることによって、反射光による表示面のちらつ
きを防止することができる。
【0105】また本発明によれば、表示装置用基板の板
状体層は、光学部材を含む。したがって、前記光学部材
によって前記表示装置用基板が備えられる表示装置の表
示品位を向上することができる。
【0106】また本発明に従えば、表示装置用基板の前
記光学部材は、偏光板である。したがって、前記表示装
置用基板は、偏光板を用いる液晶表示装置などの表示装
置に好適に使用することができる。
【0107】また本発明によれば、表示装置用基板の前
記光学部材は、位相差板である。したがって前記表示装
置用基板は、位相差板を用いる液晶表示装置などの表示
装置に好適に使用することができる。
【0108】また本発明によれば、表示装置用基板の前
記光学部材は、反射板である。したがって前記表示装置
用基板は、反射板を用いる表示装置に好適に使用するこ
とができる。
【0109】また本発明によれば、表示装置用基板の前
記光学部材は、半透過反射板である。したがって前記表
示装置用基板は、半透過反射板を用いる表示装置に好適
に使用することができる。
【0110】また本発明によれば、表示装置用基板の前
記光学部材は、複数の位相差板である。したがって前記
表示装置用基板は、複数の位相差板を用いる表示装置に
好適に使用することができる。
【0111】また本発明によれば、表示装置用基板の前
記光学部材は、捩れ位相差板である。したがって前記表
示装置用基板は、捩れ位相差板を用いる表示装置に好適
に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である表示装置用基板21の
構成を示す断面図である。
【図2】図1に示す基板21を用いた白黒表示反射型位
相差板STN液晶セル28の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施例である表示装置用基板30
の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例である表示装置用基板30
aを示す断面図である。
【図5】図4に示す基板30aを用いた反射型カラー表
示ゲストホストTFT液晶セル40の構成を示す断面図
である。
【図6】本発明の他の実施例である表示装置用基板30
bを示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例である表示装置用基板45
の構成を示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施例である表示装置用基板48
の構成を示す断面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例である表示装置用基
板48aの構成を示す断面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例である表示装置用
基板51の構成を示す断面図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例である表示装置用
基板52の構成を示す断面図である。
【図12】本発明のさらに他の実施例である表示装置用
基板55の構成を示す断面図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例である表示装置用
基板57の構成を示す断面図である。
【図14】従来例である表示装置用基板5の構成を示す
断面図である。
【図15】従来例である偏光板一体型基板16の構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
21,30,30a,30b,45,48,48a,5
1,52,55,57表示装置用基板 22 超薄板ガラス 23 透明接着性樹脂層 29 透明樹脂層 44,47 偏光板 46 位相差板 50 捩れ位相差板 53 反射層 56 半透過反射層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する一対の超薄ガラス板間
    に、該超薄ガラス板の1枚の厚さ以上の厚さを有する、
    少なくとも1層の接着性透光性樹脂層を含む板状体層が
    介在されることを特徴とする表示装置用基板。
  2. 【請求項2】 前記超薄ガラス板は、厚さが0.001
    5mm以上、0.25mm未満であることを特徴とする
    請求項1記載の表示装置用基板。
  3. 【請求項3】 前記一対の超薄ガラス板のうち、少なく
    とも一方の超薄ガラス板の基板外方表面となる面は、研
    磨が施されていることを特徴とする請求項1記載の表示
    装置用基板。
  4. 【請求項4】 前記一対の超薄ガラス板のうち、少なく
    とも一方の超薄ガラス板の基板外方表面となる面には、
    凹凸が施されていることを特徴とする請求項1記載の表
    示装置用基板。
  5. 【請求項5】 前記一対の超薄ガラス板のうち、少なく
    とも一方の超薄ガラス板の基板外方表面となる面には、
    反射防止処理が施されていることを特徴とする請求項1
    記載の表示装置用基板。
  6. 【請求項6】 前記板状体層は、光学部材を含むことを
    特徴とする請求項1記載の表示装置用基板。
  7. 【請求項7】 前記光学部材は、偏光板であることを特
    徴とする請求項6記載の表示装置用基板。
  8. 【請求項8】 前記光学部材は、位相差板であることを
    特徴とする請求項6記載の表示装置用基板。
  9. 【請求項9】 前記光学部材は、反射板であることを特
    徴とする請求項6記載の表示装置用基板。
  10. 【請求項10】 前記光学部材は、半透過反射板である
    ことを特徴とする請求項6記載の表示装置用基板。
  11. 【請求項11】 前記光学部材は、複数の位相差板であ
    ることを特徴とする請求項6記載の表示装置用基板。
  12. 【請求項12】 前記光学部材は、捩れ位相差板である
    ことを特徴とする請求項6記載の表示装置用基板。
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