JPH0742739B2 - 建築構造物用部材と建築構造物の建築方法 - Google Patents

建築構造物用部材と建築構造物の建築方法

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JPH0742739B2
JPH0742739B2 JP35756191A JP35756191A JPH0742739B2 JP H0742739 B2 JPH0742739 B2 JP H0742739B2 JP 35756191 A JP35756191 A JP 35756191A JP 35756191 A JP35756191 A JP 35756191A JP H0742739 B2 JPH0742739 B2 JP H0742739B2
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JP
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wall portion
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實 阿部
国夫 横山
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株式会社アベキン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設現場の仮設事務
所,現場作業員の休憩室,小型機械及び建設道具格納
庫,農業用野菜貯蔵庫,食品格納庫,物置,仮設型外食
店舗,小型自動車車庫などに好適な建築構造物用部材に
係るものであり、詳しくは六面体のパネルを連設してな
る建築構造物用部材と、この建築構造物用部材を使用し
た建築構造物の建築方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。 第1.例えば建設現場で利用されている仮設移動型事務
所や現場作業員の休憩室、また、一部商品格納庫、仮設
型外食店舗等にはプレハブ小型ハウスが利用されてい
る。何れも現在見受けられる小型的ハウスは小型ながら
も製作される状態は、予め鉄工所により骨組を鋼機で溶
接加工でハウス型に加工し、建築及び板金技能者の手に
よって手づくりで加工を施したものとなっている。
【0003】第2.また、このようなプレハブ小型ハウ
スを建築現場や仮設型外食店舗等に使用する時は、製作
された土場若しくは倉庫からそのハウスを運搬可能な吊
り具付運搬トラックを利用し、道路交通法の車両運送規
定による地上積載高4.8m以内で完成ハウスを目的地
へ運送している。第3.昨今では本家が狭く子供の学習
室の必要性が多く学習室を求める時はおよそ4坪程度の
ハウスであっても、本家のそばへそのハウスの基礎を含
めたハウスを建設業者の手によって建設する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。いず
れも組立分解、運搬や不使用時でのすべての場合におい
て、手間がかかると共に、コスト高になるなどの問題が
ある。
【0005】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。 1.現在の技能者による小型ハウスの建築について、経
済的かつスピード化を計ることができるものであるこ
と。 2.建築物の解体及び格納が短時間で実施でき、加えて
対面する壁面パネルが移動できるものであること。 3.建築物の回収及び集約がスムーズで高価格の土地利
用と利便化を得ることができるものであること。 4.車両増加の傾向にある現在の車社会における建築物
の輸送に輸送安全が得られるものであること。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本願のものは、床板部2の前方縁に対して屈曲自在に連
設した正面壁部3と、正面壁部3の上方縁に対して屈曲
自在に連設した屋根部4と、屋根部4の後方縁に対して
屈曲自在に連設した背面壁部5と、背面壁部5の左方縁
に対して屈曲自在に連設した左方壁部6と、背面壁部5
の右方縁に対して屈曲自在に連設した右方壁部7とから
なり、かつ、床板部2の後方縁と背面壁部5の下端とは
係脱自在に構成され、正面壁部3の左方縁と左方壁部6
の前方縁とは係脱自在に構成され、正面壁部3の右方縁
と右方壁部7の前方縁とは係脱自在に構成されている建
築構造物用部材である。
【0007】ついで、建築構造物の建築方法は、上記建
築構造物用部材について、下記の各工程から構成されて
いる。 第1工程〜折り畳んだ状態の建築構造物用部材1を建築
構造物の設置を所望する箇所に置くと共に、吊り上げ機
を当該建築構造物用部材1の近傍に位置せしめること。 第2工程〜建築構造物用部材1の屋根部4における係止
環4Fに吊り上げ機の吊りワイヤ16Aを係止するこ
と。
【0008】第3工程〜吊りワイヤ16Aを引上げて床
板部2に対して、正面壁部3、屋根部4、背面壁部5、
左方壁部6、右方壁部7をほぼ垂直状態にした後、吊り
ワイヤ16Aをそのまま後方に移動させ、背面壁部5が
床板部2の後方縁の上方位置に達した時、吊りワイヤ1
6Aを下方に伸ばし床板部2を降下させること。 第4工程〜床板部2と背面壁部5とを連結すること。 第5工程〜背面壁部5に対して左方壁部6と右方壁部7
を反転させて、当該左方壁部6と右方壁部7を建築構造
物用角筒状体1Aにおける左右の開口部1A1に嵌込ん
だのち、それぞれを正面壁部3と連結すること。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は第1発明としての建築構造物用部材である。Aはこの
建築構造物用部材で得た建築構造物である。そこで、そ
の構成は、床板部2の前方縁に対して屈曲自在に連設し
た正面壁部3と、正面壁部3の上方縁に対して屈曲自在
に連設した屋根部4と、屋根部4の後方縁に対して屈曲
自在に連設した背面壁部5と、背面壁部5の左方縁に対
して屈曲自在に連設した左方壁部6と、背面壁部5の右
方縁に対して屈曲自在に連設した右方壁部7とからな
り、かつ、床板部2の後方縁と背面壁部5の下端とは係
脱自在に構成され、正面壁部3の左方縁と左方壁部6の
前方縁とは係脱自在に構成され、正面壁部3の右方縁と
右方壁部7の前方縁とは係脱自在に構成されている。
【0010】各部2,3,4,5,6,8,9,10の
折り畳んだ状態での全体の厚さBは約40cmで、各パ
ネルの厚さは床板部2は10cm、正面壁部3は4c
m、屋根部4は10cm、背面壁部5は4cm、左方壁
部6は4cmで計32cm、連設金具でなる屈曲部8は
2.66cm、屈曲部9は2.66cm、屈曲部10は
2.66cmで、計約8cmである。
【0011】8は床板部2と正面壁部3との間に設けた
屈曲部で、9は正面壁部3の上方縁と屋根部4の前方縁
との間に設けた屈曲部で、10は屋根部4の後方縁と背
面壁部5の上方縁との間に設けた屈曲部で、11は背面
壁部5の左方縁と左方壁部6の後方縁との間に設けた屈
曲部で、12は背面壁部5の右方縁と右方壁部7の後方
縁との間に設けた屈曲部で、13は床板部2の後方縁と
背面壁部5の下端との間に設けた連結部で、14は正面
壁部3の左方縁と左方壁部6の前方縁との間に設けた連
結部で、15は正面壁部3の右方縁と右方壁部7の前方
縁との間に設けた連結部である。
【0012】以下順に各構成部分の詳細を説明する。図
4を参照して、床板部2は角鋼管をもって平面方形に構
成されたフレーム2Aと、このフレーム内に縦横に張設
された根太2Bと、この根太の上面に張設されたベニヤ
などの床板2Cとから構成されている。
【0013】図1,図6を参照して、正面壁部3は角鋼
材をもって正面方形に構成されたフレーム3Aと、この
フレーム内に張設した胴縁3Bと、胴縁を利用して外面
に張設したサイディングボードなどの外装板3Cと、内
面に張設したベニヤなどの内装板3Dとから構成されて
いる。ここまでは、背面壁部5と同一構造となってい
る。そして、この正面壁部3には必要に応じて、出入り
口3E、窓3Fなどが公知の方法で設けられている。
【0014】なお、背面壁部5は図2,図6を参照し
て、角鋼材をもって正面方形に構成されたフレーム5A
と、このフレーム内に張設した胴縁5Bと、胴縁を利用
して外面に張設したサイディングボードなどの外装板5
Cと、内面に張設したベニヤなどの内装板5Dとから構
成されている。
【0015】図5を参照して、屋根部4は角鋼管をもっ
て平面方形に構成されたフレーム4Aと、このフレーム
内に張設された断熱材4Bと、この断熱材の上面に張設
した長尺屋根板4Cと、この断熱材の下面に張設したベ
ニヤなどの天井板4Dと、この天井板の下面に張設した
補強材4Eとから構成されている。この場合、この屋根
部4の上面は背面壁部5側が低い勾配に形成されてい
る。4Fはこの屋根部4の後面における中央部に左右1
対の状態で外方に突設せしめた平面U字状の係止環であ
る。
【0016】図3,図6を参照して、左方壁部6と右方
壁部7は角鋼材をもって正面方形に構成されたフレーム
6A,7Aと、このフレーム内に張設した胴縁6B,7
Bと、胴縁を利用して外面に張設したサイディングボー
ドなどの外装板6C,7Cと、内面に張設したベニヤな
どの内装板6D,7Cとから構成されている。
【0017】さらに、各部の連結状態の詳細を説明す
る。床板部2と正面壁部3との間に設けた屈曲部8は、
公知の蝶番で構成されている。正面壁部3の上方縁と屋
根部4の前方縁との間に設けた屈曲部9は、公知の蝶番
で構成されている。屋根部4の後方縁と背面壁部5の上
方縁との間に設けた屈曲部10は、公知の蝶番で構成さ
れている。背面壁部5の左方縁と左方壁部6の後方縁と
の間に設けた屈曲部11は、公知の蝶番で構成されてい
る。背面壁部5の右方縁と右方壁部7の後方縁との間に
設けた屈曲部12は、公知の蝶番で構成されている。
【0018】床板部2の後方縁と背面壁部5の下端との
間に設けた連結部13は、床板部2側に外方にナックル
を適数個突設して構成した一方金具13Aと、この一方
金具13Aに対応するよう背面壁部5側に下方にナック
ルを突設して構成した他方金具13Bと、これら両金具
を一致させて貫入する横連結棒13Cとから構成されて
いる。
【0019】正面壁部3の左方縁と左方壁部6の前方縁
との間に設けた連結部14は、左方壁部6側に外方にナ
ックルを適数段突設して構成した一方金具14Aと、こ
の一方金具14Aに対応するよう正面壁部3側に外方に
ナックルを突設して構成した他方金具14Bと、これら
両金具を一致させて貫入する縦連結棒14Cとから構成
されている。
【0020】正面壁部3の右方縁と右方壁部7の後方縁
との間に設けた屈曲部15は、右方壁部7側に外方に適
数段にナックルを突設して構成した一方金具15Aと、
この一方金具15Aに対応するよう正面壁部3側に外方
に適数段にナックルを突設して構成した他方金具15B
と、これら両金具を一致させて貫入する縦連結棒15C
とから構成されている。
【0021】背面壁部5の中央部には左方壁部6と右方
壁部7とが背面壁部5に積層状態にある場合、左方壁部
6の一方金具14Aと右方壁部7の一方金具15Aとに
対応するナックル5Eが突設されている。そして、これ
ら両ナックルは貫入された縦連結棒(図示略)で連結さ
れている。
【0022】ついで、第2発明としての建築構造物の建
築方法を説明する。なお、この建築方法を実施する際、
公知の吊り上げ機(ユニック車)16を使用する。 第1工程 図7を参照して、折り畳んだ状態の建築構造物用部材1
を建築構造物Aの設置を所望する箇所に置くと共に、吊
り上げ機を当該建築構造物用部材1の近傍に位置せしめ
る。 第2工程 図7を参照して、建築構造物用部材1の屋根部4におけ
る係止環4Fに吊り上げ機の吊りワイヤ16Aを係止す
る。
【0023】第3工程 図8,図9,図10を参照して、吊りワイヤ16Aを引
上げて床板部2に対して、正面壁部3、屋根部4、背面
壁部5、左方壁部6、右方壁部7をほぼ垂直状態にした
後、図3,図11を参照して、吊りワイヤ16Aをその
まま後方に移動させ、背面壁部5が床板部2の後方縁の
上方位置に達した時、吊りワイヤ16Aを下方に伸ばし
床板部2を降下させる。 第4工程 図3を参照して、床板部2と背面壁部5とを連結する。
この結果、床板部2、正面壁部3、屋根部4、背面壁部
5によって、左方壁部と右方壁部が開口している建築構
造物用角筒状体1Aが形成されることになる。
【0024】第5工程 左方壁部6の一方金具14Aおよび右方壁部7の一方金
具15Aとナックル5Eを連結している縦連結棒(図示
略)を引抜き、図3の如く背面壁部5に対して左方壁部
6と右方壁部7を反転させて、当該左方壁部6と右方壁
部7を建築構造物用角筒状体1Aにおける左右の開口部
1A1に嵌込んだのち、それぞれを正面壁部3と連結す
る。このようにして建築構造物Aを得る。この工程にお
いても吊りワイヤ16Aでの吊り下げ状態は維持されて
いる。
【0025】以上は、組立て時に際しての説明である
が、使用後折畳む場合は上述とは逆の業をすると良い。
そして、これらの作業における吊り上げ機16の動作
は、図14の如く吊り上げ機自体は全く移動することな
く、単にブーム16Bを伸縮させたり昇降させることで
足りる。
【0026】作用について効果と共に説明する。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.本発明のものはパネル状に構成された床板部、正面
壁部、屋根部、背面壁部の4枚のパネルを含め全部で6
枚のパネルから構成され、床板部を下部として、屋根部
1枚を吊り上げながら各部を連設しながら建築する工法
に構成していると共に、各部を連設する連設具は一型式
の連結棒を採用したから、現地での建築のスピード化を
計ることができる。
【0028】2.本発明のものはパネル状に構成された
床板部、正面壁部、屋根部、背面壁部、左方壁部、右方
壁部は、各々鋼製で加工された枠体に外壁及び内装材を
施し製作工場において大量生産をしたものである。折畳
んだ場合、全体がコンパクトなものとなるから、輸送す
る場合、回収した後の格納などの場合、場所をとらずに
極めて便利である。 3.本発明のものは、移動及び解体も吊り上げ機を利用
して行うことができ、解体した場合、パネル状の各部を
重ね合わせた状態で移動収納ができる。
【0029】4.本発明のものを現在建設現場にて使用
している仮設事務所としての小型ハウスを例にとって、
回収及び集約の場合で比較すると下記のようになる。従
来の仮設事務所等は、一般的に幅〜2.5m、長さ〜
5.4m、高さ〜2.2mである。これを回収及び集約
する場合、従来のものはこの仮設事務所等はそのままト
ラック輸送する。
【0030】この点、本発明のものは、回収及び集約す
る場合、積み重ねたパネル型状であること、パネル6枚
を重ねた厚み寸法を約40cm程度とすることができる
から、従来の方法で組立てられたハウスを1棟運送する
ことに対して、本発明のものでは5棟の建築物の運送が
可能である。回収された建築物の集約についても、土地
利用についても従来の組立てられたハウス1棟の面積に
対して、本発明のものの場合10棟は積み重ねて集約が
可能である。
【0031】5.例えば、リース企業会社の仮設事務所
及びハウスのリース営業を5棟受注した場合で説明す
る。従来の方法で仮設事務所を建設現場へ輸送すると、
運送トラックが5台必要である。本発明のものでは先に
も説明の通りパネル状の各部6枚の積み重ね厚さが約4
0cmであるから、本発明のものを5棟運送するとする
と、この5棟の積載の厚さは約2mとなる。(道路交通
法車両積載規定は地上積載4.8mである。)このた
め、運送の際も、本発明のものでは5棟の建築物を一度
の運送で行うことができるから、経済効果があり、か
つ、安全な輸送をすることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】全体の背面方向からの斜視図である。
【図3】組立て中の状態の斜視図である。
【図4】床板部の1部を切り欠いた要部拡大斜視図であ
る。
【図5】屋根部の1部を切り欠いた要部拡大斜視図であ
る。
【図6】背面壁部と右方壁部、左方壁部の関係を中心に
見た1部を切り欠いた要部拡大斜視図である。
【図7】収納状態の略図的左側面図である。
【図8】作用を説明する略図的左側面図である。
【図9】作用を説明する略図的左側面図である。
【図10】作用を説明する略図的左側面図である。
【図11】作用を説明する略図的左側面図である。
【図12】左方壁部と右方壁部を張設する前の略図的左
側面図である。
【図13】組立て完了後の略図的平面図である。
【図14】組立て時と折り畳み時の状態を説明する略図
的側面図である。
【符号の説明】
A 建築構造物 1 建築構造物用部材 2 床板部 3 正面壁部 4 屋根部 5 背面壁部 6 左方壁部 7 右方壁部 8 屈曲部 9 屈曲部 10 屈曲部 11 屈曲部 12 屈曲部 13 連結部 14 連結部 15 連結部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板部(2)の前方縁に対して屈曲自在
    に連設した正面壁部(3)と、正面壁部(3)の上方縁
    に対して屈曲自在に連設した屋根部(4)と、屋根部
    (4)の後方縁に対して屈曲自在に連設した背面壁部
    (5)と、背面壁部(5)の左方縁に対して屈曲自在に
    連設した左方壁部(6)と、背面壁部(5)の右方縁に
    対して屈曲自在に連設した右方壁部(7)とからなり、
    かつ、床板部(2)の後方縁と背面壁部(5)の下端と
    は係脱自在に構成され、正面壁部(3)の左方縁と左方
    壁部(6)の前方縁とは係脱自在に構成され、正面壁部
    (3)の右方縁と右方壁部(7)の前方縁とは係脱自在
    に構成されていることを特徴とする建築構造物用部材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建築構造物用部材につ
    いて、下記の各工程から構成されていることを特徴とす
    る建築構造物の建築方法。 第1工程〜折り畳んだ状態の建築構造物用部材(1)を
    建築構造物の設置を所望する箇所に置くと共に、吊り上
    げ機を当該建築構造物用部材(1)の近傍に位置せしめ
    ること。 第2工程〜建築構造物用部材(1)の屋根部(4)にお
    ける係止環(4F)に吊り上げ機の吊りワイヤ(16
    A)を係止すること。 第3工程〜吊りワイヤ(16A)を引上げて床板部
    (2)に対して、正面壁部(3)、屋根部(4)、背面
    壁部(5)、左方壁部(6)、右方壁部(7)をほぼ垂
    直状態にした後、吊りワイヤ(16A)をそのまま後方
    に移動させ、背面壁部(5)が床板部(2)の後方縁の
    上方位置に達した時、吊りワイヤ(16A)を下方に伸
    ばし床板部(2)を降下させること。 第4工程〜床板部(2)と背面壁部(5)とを連結する
    こと。 第5工程〜背面壁部(5)に対して左方壁部(6)と右
    方壁部(7)を反転させて、当該左方壁部(6)と右方
    壁部(7)を建築構造物用角筒状体(1A)における左
    右の開口部(1A1)に嵌込んだのち、それぞれを正面
    壁部(3)と連結すること。
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