JPH0742729A - 球面滑り軸受 - Google Patents
球面滑り軸受Info
- Publication number
- JPH0742729A JPH0742729A JP5208261A JP20826193A JPH0742729A JP H0742729 A JPH0742729 A JP H0742729A JP 5208261 A JP5208261 A JP 5208261A JP 20826193 A JP20826193 A JP 20826193A JP H0742729 A JPH0742729 A JP H0742729A
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- JP
- Japan
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- resin
- resin liner
- liner
- inner ring
- ring
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/02—Sliding-contact bearings
- F16C23/04—Sliding-contact bearings self-adjusting
- F16C23/043—Sliding-contact bearings self-adjusting with spherical surfaces, e.g. spherical plain bearings
- F16C23/045—Sliding-contact bearings self-adjusting with spherical surfaces, e.g. spherical plain bearings for radial load mainly, e.g. radial spherical plain bearings
- F16C23/046—Sliding-contact bearings self-adjusting with spherical surfaces, e.g. spherical plain bearings for radial load mainly, e.g. radial spherical plain bearings with split outer rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/20—Sliding surface consisting mainly of plastics
- F16C33/208—Methods of manufacture, e.g. shaping, applying coatings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C43/00—Assembling bearings
- F16C43/02—Assembling sliding-contact bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2208/00—Plastics; Synthetic resins, e.g. rubbers
- F16C2208/20—Thermoplastic resins
- F16C2208/40—Imides, e.g. polyimide [PI], polyetherimide [PEI]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水中等でかつ高面圧下でも使用に耐える無給
油式の球面滑り軸受とする。外輪の分割に伴う強度不足
を解消する。 【構成】 この軸受は、外輪2の内面に樹脂ライナ3を
有する球面滑り軸受に適用される。外輪2は、軸方向に
並ぶ2個の分割外輪2A,2Aに分割し、分割面外径部
5bで互いに溶接する。樹脂ライナ3は射出成形の可能
なポリイミド系樹脂とする。樹脂ライナ3の内径面は、
内輪1に対して接触角αを持って2点A,Bで接触する
形状の面とする。
油式の球面滑り軸受とする。外輪の分割に伴う強度不足
を解消する。 【構成】 この軸受は、外輪2の内面に樹脂ライナ3を
有する球面滑り軸受に適用される。外輪2は、軸方向に
並ぶ2個の分割外輪2A,2Aに分割し、分割面外径部
5bで互いに溶接する。樹脂ライナ3は射出成形の可能
なポリイミド系樹脂とする。樹脂ライナ3の内径面は、
内輪1に対して接触角αを持って2点A,Bで接触する
形状の面とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、耐水性、耐圧性が要
求される箇所等で使用される無給油式の球面滑り軸受に
関する。
求される箇所等で使用される無給油式の球面滑り軸受に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、耐水性、耐圧性が要求される無給油式の球面滑り軸
受として、図3に示すように外輪52の内径面に樹脂ラ
イナ53を設け、樹脂ライナ53を介して内輪51の外
径面に滑り接触させるものが使用されている。樹脂ライ
ナ53にはポリアミド樹脂を使用し、内部に金網(図示
せず)を入れている。
来、耐水性、耐圧性が要求される無給油式の球面滑り軸
受として、図3に示すように外輪52の内径面に樹脂ラ
イナ53を設け、樹脂ライナ53を介して内輪51の外
径面に滑り接触させるものが使用されている。樹脂ライ
ナ53にはポリアミド樹脂を使用し、内部に金網(図示
せず)を入れている。
【0003】しかし、ポリアミド樹脂に金網を入れた樹
脂ライナ53では、水中等で使用されると樹脂の弾性率
が大きく低下し、高面圧下では樹脂クリープが発生して
満足する耐久性が得られないという問題点がある。例え
ば、水中翼船のジェットフォイル用軸受では、このよう
な水中で高面圧という厳しい条件で使用される。
脂ライナ53では、水中等で使用されると樹脂の弾性率
が大きく低下し、高面圧下では樹脂クリープが発生して
満足する耐久性が得られないという問題点がある。例え
ば、水中翼船のジェットフォイル用軸受では、このよう
な水中で高面圧という厳しい条件で使用される。
【0004】このため、強度的に優れたポリイミド系樹
脂を使用することを考えたが、樹脂ライナ53をポリイ
ミド系樹脂とすると、組立後の軸受の滑り面の隙間出し
が行えない。すなわち、樹脂ライナ53は一般に内外輪
51,52間に樹脂を注入して射出成形し、その後に誘
導加熱等により内径を広げて内輪51の外径面との間の
隙間出しを行う。しかし、ポリイミド系樹脂は融点が高
く、誘導加熱等により隙間出しを行う場合、500℃以
上に加熱する必要があり、このように高温に加熱すると
樹脂の物性変化等が発生し、使用できなくなる。
脂を使用することを考えたが、樹脂ライナ53をポリイ
ミド系樹脂とすると、組立後の軸受の滑り面の隙間出し
が行えない。すなわち、樹脂ライナ53は一般に内外輪
51,52間に樹脂を注入して射出成形し、その後に誘
導加熱等により内径を広げて内輪51の外径面との間の
隙間出しを行う。しかし、ポリイミド系樹脂は融点が高
く、誘導加熱等により隙間出しを行う場合、500℃以
上に加熱する必要があり、このように高温に加熱すると
樹脂の物性変化等が発生し、使用できなくなる。
【0005】このような問題を解消する方法として、図
2のように外輪52を樹脂ライナ53と共に2個の分割
外輪52A,52Aに分割することが考えられる。この
ように分割することにより、樹脂ライナ53を射出成形
した後に内輪51を組み込むことができ、これにより前
記の隙間出し工程を無くすことができる。
2のように外輪52を樹脂ライナ53と共に2個の分割
外輪52A,52Aに分割することが考えられる。この
ように分割することにより、樹脂ライナ53を射出成形
した後に内輪51を組み込むことができ、これにより前
記の隙間出し工程を無くすことができる。
【0006】しかし、このような外輪分割形式のもので
は、誤差吸収のために、両分割外輪52A,52Aの樹
脂ライナ53間に隙間dを設ける必要がある。一方、通
常のラジアル方向の接触では、この分割位置で内外輪5
1,52が接触することになり、使用上、最大の負荷位
置に樹脂ライナ53が存在しなくなり、強度不足になる
恐れがある。
は、誤差吸収のために、両分割外輪52A,52Aの樹
脂ライナ53間に隙間dを設ける必要がある。一方、通
常のラジアル方向の接触では、この分割位置で内外輪5
1,52が接触することになり、使用上、最大の負荷位
置に樹脂ライナ53が存在しなくなり、強度不足になる
恐れがある。
【0007】この発明の目的は、水中等でかつ高面圧下
でも使用に耐え、かつ樹脂ライナの分割部に負荷が作用
せず、外輪の分割に伴う強度不足が解消できる球面滑り
軸受を提供することである。
でも使用に耐え、かつ樹脂ライナの分割部に負荷が作用
せず、外輪の分割に伴う強度不足が解消できる球面滑り
軸受を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の軸受は、外輪
の内面に樹脂ライナを有する球面滑り軸受に適用され
る。この軸受において、外輪を互いに軸方向に並ぶ2個
に分割し、かつ樹脂ライナを射出成形の可能なポリイミ
ド系樹脂とし、樹脂ライナの内径面を、内輪に対して接
触角を持って接触する形状の面としたものである。
の内面に樹脂ライナを有する球面滑り軸受に適用され
る。この軸受において、外輪を互いに軸方向に並ぶ2個
に分割し、かつ樹脂ライナを射出成形の可能なポリイミ
ド系樹脂とし、樹脂ライナの内径面を、内輪に対して接
触角を持って接触する形状の面としたものである。
【0009】
【作用】樹脂ライナとしてポリイミド系樹脂を使用した
ため、水中等でかつ高面圧下でも、樹脂ライナに使用限
界を超える樹脂クリープ等が発生する不具合がない。外
輪は軸方向に並ぶ2個に分割したため、樹脂ライナを射
出成形した後に内輪に組み込むことができる。そのた
め、高温処理による隙間出し過程が不要で、ポリイミド
系樹脂をライナとして使用することができる。また、樹
脂ライナの内径面を、内輪に対して接触角を持って局部
的に接触する形状の面としたため、分割部に負荷が作用
することが避けられる。
ため、水中等でかつ高面圧下でも、樹脂ライナに使用限
界を超える樹脂クリープ等が発生する不具合がない。外
輪は軸方向に並ぶ2個に分割したため、樹脂ライナを射
出成形した後に内輪に組み込むことができる。そのた
め、高温処理による隙間出し過程が不要で、ポリイミド
系樹脂をライナとして使用することができる。また、樹
脂ライナの内径面を、内輪に対して接触角を持って局部
的に接触する形状の面としたため、分割部に負荷が作用
することが避けられる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。この球面滑り軸受は、外径面を球面とした内輪1
と、その外周の外輪2と、外輪2の内径面に射出成形さ
れた樹脂ライナ3とからなる。内外輪1,2は軸受鋼等
の金属製とし、樹脂ライナ3にはポリイミド系樹脂を使
用している。外輪2の内径面には樹脂ライナ3の付着を
確実にするための環状の拘束溝4が複数条形成してあ
る。
る。この球面滑り軸受は、外径面を球面とした内輪1
と、その外周の外輪2と、外輪2の内径面に射出成形さ
れた樹脂ライナ3とからなる。内外輪1,2は軸受鋼等
の金属製とし、樹脂ライナ3にはポリイミド系樹脂を使
用している。外輪2の内径面には樹脂ライナ3の付着を
確実にするための環状の拘束溝4が複数条形成してあ
る。
【0011】外輪2は、軸方向の中央部で軸心Oと垂直
な分割面5で互いに分割された2個の分割外輪2A,2
Aからなる。分割面5は、分割面内径部5aと分割面外
径部5bとが軸方向にずれた段付き面に形成し、両分割
外輪2A,2Aは分割面外径部5bで互いに電子ビーム
溶接等で接合してある。両分割外輪2A,2Aの分割面
内径部5a間には誤差吸収用のスリット6を設け、樹脂
ライナ3もこのスリット6で両側に分割してある。
な分割面5で互いに分割された2個の分割外輪2A,2
Aからなる。分割面5は、分割面内径部5aと分割面外
径部5bとが軸方向にずれた段付き面に形成し、両分割
外輪2A,2Aは分割面外径部5bで互いに電子ビーム
溶接等で接合してある。両分割外輪2A,2Aの分割面
内径部5a間には誤差吸収用のスリット6を設け、樹脂
ライナ3もこのスリット6で両側に分割してある。
【0012】樹脂ライナ3は、内輪1の外径面に対し
て、断面において2点A,Bで接するように内径面3a
を非球面の凹曲面とし、接触角αを持たせてある。すな
わち、外輪2の軸心Oと垂直な対称面Sに対して、この
面Sと軸心Oの交点から各接触点A,Bに引いた直線が
角度αだけ傾くようにしてある。接触点A,Bは、内輪
1と外輪2の相対角度の変化に伴って内輪1の外径面上
を移動するが、樹脂ライナ3に対しては常に一定位置と
なる。なお、樹脂ライナ3の内径面は、所定の接触角α
が得られる形状であれば良く、内輪1と曲率の異なる球
面、あるいは円錐面や、所定の関数で得られる断面形状
の曲面に形成しても良い。
て、断面において2点A,Bで接するように内径面3a
を非球面の凹曲面とし、接触角αを持たせてある。すな
わち、外輪2の軸心Oと垂直な対称面Sに対して、この
面Sと軸心Oの交点から各接触点A,Bに引いた直線が
角度αだけ傾くようにしてある。接触点A,Bは、内輪
1と外輪2の相対角度の変化に伴って内輪1の外径面上
を移動するが、樹脂ライナ3に対しては常に一定位置と
なる。なお、樹脂ライナ3の内径面は、所定の接触角α
が得られる形状であれば良く、内輪1と曲率の異なる球
面、あるいは円錐面や、所定の関数で得られる断面形状
の曲面に形成しても良い。
【0013】この軸受の組立は、図1(B)のように、
予め樹脂ライナ3を各分割外輪2A,2Aに射出成形し
ておいて、その後に内輪1を組み込むようにする。これ
により、樹脂ライナ3と内輪1の間に、円滑な滑りのた
めの所定の内部隙間を得ることができる。
予め樹脂ライナ3を各分割外輪2A,2Aに射出成形し
ておいて、その後に内輪1を組み込むようにする。これ
により、樹脂ライナ3と内輪1の間に、円滑な滑りのた
めの所定の内部隙間を得ることができる。
【0014】この構成の球面滑り軸受によると、樹脂ラ
イナ3にポリイミド系樹脂を使用したため、水中等でか
つ高面圧下で使用しても、樹脂ライナ3に使用限界を超
える樹脂クリープ等が発生する不具合がなく、このよう
な厳しい条件下での使用に耐えることができる。また、
樹脂ライナ3が設けてあるため、無給油でこの軸受を使
用できる。外輪2は軸方向に並ぶ2個の分割外輪2A,
2Aに分割したため、前記のように樹脂ライナ3を射出
成形した後に内輪1に組み込むことができ、これにより
高温処理による隙間出し過程が不要となり、ポリイミド
系樹脂をライナ3として使用することができる。
イナ3にポリイミド系樹脂を使用したため、水中等でか
つ高面圧下で使用しても、樹脂ライナ3に使用限界を超
える樹脂クリープ等が発生する不具合がなく、このよう
な厳しい条件下での使用に耐えることができる。また、
樹脂ライナ3が設けてあるため、無給油でこの軸受を使
用できる。外輪2は軸方向に並ぶ2個の分割外輪2A,
2Aに分割したため、前記のように樹脂ライナ3を射出
成形した後に内輪1に組み込むことができ、これにより
高温処理による隙間出し過程が不要となり、ポリイミド
系樹脂をライナ3として使用することができる。
【0015】また、樹脂ライナ3の内径面3aを、内輪
1に対して接触角αを持って局部的に接触する形状の面
としたため、外輪分割部の樹脂ライナ3の存在しない部
位に負荷が作用することが避けられる。すなわち、接触
角αの接触点A,Bが最大負荷位置となり、スリット6
の部位には荷重が作用しない。そのため、樹脂ライナ3
の強度不足の問題がなくなる。
1に対して接触角αを持って局部的に接触する形状の面
としたため、外輪分割部の樹脂ライナ3の存在しない部
位に負荷が作用することが避けられる。すなわち、接触
角αの接触点A,Bが最大負荷位置となり、スリット6
の部位には荷重が作用しない。そのため、樹脂ライナ3
の強度不足の問題がなくなる。
【0016】
【発明の効果】この発明の球面滑り軸受は、樹脂ライナ
にポリイミド系樹脂を使用したため、水中等でかつ高面
圧下でも使用に耐える軸受とできる。また、外輪を分割
したため、隙間出しの問題を生じることなくポリイミド
系樹脂をライナに使用することができる。しかも、樹脂
ライナの内径面を内輪に局部的に接する形状の面として
接触角を持たせたため、外輪の分割部に負荷が作用する
ことが避けられ、外輪の分割に伴う強度不足が解消でき
る。
にポリイミド系樹脂を使用したため、水中等でかつ高面
圧下でも使用に耐える軸受とできる。また、外輪を分割
したため、隙間出しの問題を生じることなくポリイミド
系樹脂をライナに使用することができる。しかも、樹脂
ライナの内径面を内輪に局部的に接する形状の面として
接触角を持たせたため、外輪の分割部に負荷が作用する
ことが避けられ、外輪の分割に伴う強度不足が解消でき
る。
【図1】(A)はこの発明の一実施例の部分断面図、
(B)はその組立過程を示す断面図である。
(B)はその組立過程を示す断面図である。
【図2】参考提案例の球面滑り軸受を示す断面図であ
る。
る。
【図3】従来例の断面図である。
1…内輪、2…外輪、2A…分割外輪、3…樹脂ライ
ナ、5…分割面、6…スリット、A,B…接触点、α…
接触角
ナ、5…分割面、6…スリット、A,B…接触点、α…
接触角
Claims (1)
- 【請求項1】 外輪の内面に樹脂ライナを有する球面滑
り軸受において、前記外輪を互いに軸方向に並ぶ2個に
分割し、かつ前記樹脂ライナを射出成形の可能なポリイ
ミド系樹脂とし、前記樹脂ライナの内径面を、内輪に対
して接触角を持って接触する形状の面とした球面滑り軸
受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5208261A JPH0742729A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 球面滑り軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5208261A JPH0742729A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 球面滑り軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742729A true JPH0742729A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16553315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5208261A Pending JPH0742729A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 球面滑り軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742729A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079652A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Minebea Co Ltd | 樹脂ライナ付き球面すべり軸受およびロッドエンド軸受 |
DE102010042074B3 (de) * | 2010-10-06 | 2012-02-09 | Aktiebolaget Skf | Lagergehäuse und Lageranordnung |
CN109099058A (zh) * | 2018-10-29 | 2018-12-28 | 扬州丰铜业有限公司 | 一种关节轴承 |
KR102028283B1 (ko) * | 2018-05-03 | 2019-10-02 | 서병길 | 무급유형 로드엔드 베어링 |
CN113339405A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-09-03 | 河南科技大学 | 一种稀油润滑单向推力圆锥滑动轴承 |
EP3943626A4 (en) * | 2019-03-18 | 2022-05-18 | NTN Corporation | SLEEVE BEARING MADE OF TITANIUM ALLOY |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP5208261A patent/JPH0742729A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079652A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Minebea Co Ltd | 樹脂ライナ付き球面すべり軸受およびロッドエンド軸受 |
DE102010042074B3 (de) * | 2010-10-06 | 2012-02-09 | Aktiebolaget Skf | Lagergehäuse und Lageranordnung |
EP2439419A1 (de) | 2010-10-06 | 2012-04-11 | Aktiebolaget SKF | Lagergehäuse und Lageranordnung |
KR102028283B1 (ko) * | 2018-05-03 | 2019-10-02 | 서병길 | 무급유형 로드엔드 베어링 |
CN109099058A (zh) * | 2018-10-29 | 2018-12-28 | 扬州丰铜业有限公司 | 一种关节轴承 |
EP3943626A4 (en) * | 2019-03-18 | 2022-05-18 | NTN Corporation | SLEEVE BEARING MADE OF TITANIUM ALLOY |
CN113339405A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-09-03 | 河南科技大学 | 一种稀油润滑单向推力圆锥滑动轴承 |
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