JPH0742615Y2 - 動力ツール用ビット - Google Patents

動力ツール用ビット

Info

Publication number
JPH0742615Y2
JPH0742615Y2 JP1988017794U JP1779488U JPH0742615Y2 JP H0742615 Y2 JPH0742615 Y2 JP H0742615Y2 JP 1988017794 U JP1988017794 U JP 1988017794U JP 1779488 U JP1779488 U JP 1779488U JP H0742615 Y2 JPH0742615 Y2 JP H0742615Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
fitting hole
power tool
rear end
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988017794U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01121662U (ja
Inventor
了一 宮野
Original Assignee
新日本ツール株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日本ツール株式会社 filed Critical 新日本ツール株式会社
Priority to JP1988017794U priority Critical patent/JPH0742615Y2/ja
Publication of JPH01121662U publication Critical patent/JPH01121662U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0742615Y2 publication Critical patent/JPH0742615Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、正六角柱状からなるビット嵌着穴を有する動
力ツールに使用される動力ルール用ビットの改良に関す
るものである。
〈従来の技術〉 従来から、頭部に六角穴を有するボルトを締緩するレン
チAとしては、第7図に示すようなものが知られてい
た。このものは、ボルトの六角穴に嵌挿して係合する部
分を正六角柱に形成したものであり、夫々の角部B…B
をボルトの六角穴の側面に係合されるようにしたもので
あった。
一方、正六角柱状のビット嵌着穴を有する動力ツールの
チャックに取り付けられるビットもまた、その嵌着部の
形状が正六角柱に形成されたもであった。
ところが、このレンチAは、夫々の角部B…Bが尖って
形成されているため、ボルトの六角穴に係合させて、レ
ンチAに回転トルクをかけると、夫々の角部B…Bが応
力集中を起こし、ボルトの六角穴の側面に食い込み六角
穴を塑性変形させるということが有った。特に、このこ
とは、電動ツール等の動力ツールの取り付けて使用する
場合に、その衝撃力によって、一層顕著にみられた。
また、ボルトの六角穴と、レンチAとを係合させたと
き、六角穴の側面と、レンチAとの隙間は、係合の確実
性を増すために、極めて小さく設定されている。
このため、六角穴の側面と、レンチAとの間では、レン
チAの回転トルクによる六角穴の変形を逃すだけのスペ
ースがない。その結果、変形は、六角穴の上端面に押し
上げられ、その上面でおこる。このことは、ボルトとレ
ンチAとの係合を弱める原因となった。
このようなことから、レンチに大きな回転トルクをかけ
て、ボルトを回すと、ボルトの六角穴は変形を起こし、
破壊されてしまうという課題があった。
一方、動力ツールのチャックのビット嵌着穴に取り付け
られて使用されるビットについても、その嵌着部の形状
が正六角柱に形成されているため、そのチャックのビッ
ト嵌着穴に対しても上述したと同様の問題点が有った。
特に動力ツールに使用される場合は、ビットに衝撃力が
かかるため、顕著にあらわれる。
そこで、この課題を解決するものとして、例えば実公昭
38−15996号公報に開示されたものがある。
このレンチCは、第8図に示すようにその断面形を、正
六角形の各頂部に丸みを付けて係合部Dとするととも
に、隣接する頂部間の外周面を隣接する頂部同士に接す
る共通接線より窪ませた湾曲部Eに形成したものであ
る。こうすることにより、角部による応力集中を防止
し、ボルトの六角穴の弾性変形に際して、その変形を凹
部の方向に逃がし、また、その変形の一部が塑性変形を
起こしても、レンチCとボルトとの係合が、より確実性
を増すことができるようにしたものである。
しかしながら、このような断面形状のレンチCを形成す
るのは難しく、冷間加工の際、係合部Dに欠肉部や先端
ダレが生じ易いという課題を有する。よって、このレン
チCを動力ツール用ビットとして使用する場合には以下
の課題を有することになる。
通常、動力ツールに使用するビットは、動力ツールのビ
ット嵌着穴から容易に抜けないように動力ツールのビッ
ト嵌着穴内に設けた抜け止め用ボールが嵌合する嵌合溝
を外周全周に渡って設ける必要がある。このため、ビッ
ト嵌着穴とビットとが係合する部分が短くなり、係合面
積が少なくなっている。よって、例えばレンチ先端にダ
レが生じていると第9図に示すようにビット嵌着穴Fの
底面GにレンチC先端が当接してしまい、レンチCがビ
ット嵌着穴Fの底面G近傍の側壁に係合せず、なおさら
ビット嵌着穴FとレンチCとが係合する部分が短くなっ
てしまうことになり、この結果、動力ツールの衝撃力を
受けると両者間にスベリを起こす危険性の多いものとな
る。
従って、このレンチCを、動力ツール用ビットには対応
させ難いものであるという課題がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、以上の実情に鑑み提案されたものでその目的
とするところは、動力ツールのビット嵌着穴にすべるこ
となく、しかも破壊させることなく確実に係合する動力
ツール用ビットを提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、以下の特徴を有する動力ツール用ビットを提
供することに上記課題を解決する。
本考案の動力ツール用ビットは、先端側に、ボルトの頭
部に係合するためのボルト係合部を備え、後端側に、正
六角柱状からなるビット嵌着穴を有する動力ツールのチ
ャックに嵌着するためのツール嵌着部を備えてなる。
このツール嵌着部が、外周面に冷間加工により形成され
て配設され動力ツールのビット嵌着穴の内側面に係合す
るビット係合部と、外周面より窪まされ動力ツールのビ
ット嵌着穴内に設けられた抜け止め用部材が嵌合する嵌
合溝と、後端面に配設され後端方向に突出する案内部
と、ビット係合部と案内部との境界に配設される角部と
を備える。
ビット係合部は、軸方向に沿って突出する六つの離間し
た突出部と、これらの突出部間に配設される凹部とを有
し、これらの突出部各々が、円弧面を成し、その横断面
において、互いに隣接する各々の円弧面に接する共通接
線同士を結ぶ形状が正六角形をなす位置に配位される。
凹部は、互いに隣接する突出部間の外周面を上記共通接
線より窪ませて形成されてなる。
案内部が、ビット嵌着穴の底面に沿うように後端方向に
漸次径小に形成される。
角部は、ビット嵌着穴の最奥部の内側面に当接可能に配
設されてなるものである。
〈作用〉 本考案においては、ビット嵌着穴の最奥部の内側面に当
接する角部を設けため、ビット嵌着穴の内側面全体にビ
ットのツール嵌着部を係合させることができる。
又、この角部は、ビット嵌着穴の底面に沿う形状を有す
る案内部を後端面に冷間加工によってビット係合部とと
もに冷間加工することにより、その冷間加工の際に後端
面近傍のビット嵌着穴係合部の肉が後端面側に逃げるの
を案内片によって防止して後端面近傍のビット嵌着穴係
合部のダレの発生を極力抑えることができ、一方、切削
によって設ける場合には切削の際に後端面近傍のビット
係合部のダレを取り除くことができる。
これにより、容易に角部をビット嵌着穴の最奥部の内側
面に当接できるように形成することができる。
一方、案内片を設けることによってビット嵌着穴の案内
することができ、ビット嵌着穴に容易に入れることがで
きるものとなる。
〈実施例〉 第1図は本考案の一実施例を示す動力ツール用ビットの
斜視図であり、第2図は第1図のII−II線端面図であ
る。
以下に図面を参照して、この考案の好適な実施例を例示
的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されて
いる構成部品の寸法、形状、材質、その相対配置等は、
特に特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲をそ
れらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例
に過ぎない。
尚、以下の説明文中の上下左右は図中の上下左右を示す
ものである。
この実施例の動力ツール用ビット1は第1図に示すよう
に細長棒状体からなり、先端側にボルトの頭部に係合す
るためのボルト係合部4を備え、後端側に正六角柱状か
らなるビット嵌着穴を有する動力ツールのチャックに係
合するためのツール嵌着部が備えられてなる。
ツール嵌着部は、外周面に配設され動力ツールのチャッ
クに設けられたビット嵌着穴に係合するためのビット係
合部3と、このビット係合部3の中程に全周に渡って外
周面より窪まされ動力ツールのビット嵌着穴に設けられ
た抜け止め用部材が嵌合する嵌合溝5と、後端面に配設
され後端方向に突出する案内部6と、ビット係合部3と
案内部6との境界に配設される角部7を備えている。
ビット係合部3は、冷間加工によって形成され、軸方向
に沿って突出し円弧面を成す六つの突出部10…10と、こ
れらの突出部10…10間に配設される凹部20…20とを有し
てなる。そして、これらの突出部10…10は第2図に示す
ように、隣接する突出部10…10の円弧面に接する夫々の
共通接線(図中の点線)を結ぶ形状が正六角形となる位
置に配位されている。
尚、この突出部10の円弧面から、この円弧面の中心とな
る円弧中心軸01までの距離、即ち、円弧面の半径rは、
対向する前記共通接線間の長さlに対して、0.09l≦r
≦0.11程度の大きさが、ビット嵌着穴との係合等から
みて、適宜である。
凹部20…20は、互いに隣接する突出部10,10の円弧面に
接する前記共通接線の接点P1,P1間の外周面を、その共
通接線より窪ませて形成されている。この実施例では、
この凹部20…20の形状を、共通接線の直角二等分線上で
あって、ビット1の中心軸0と反対側に延長されたその
線上にその中心軸02をもち、且つ隣接する夫々の突出部
10,10の円弧面に接する円弧面として共通接線より窪ま
せている。
尚、この半径Rは、上述の対向する共通接線間lに対し
てR≒0.8l程度の大きさが強度等からみて適宜である。
案内部6は、第5図に示すように後端面に形成され、ビ
ット嵌着穴に案内してビット嵌着穴に容易に入れること
ができるようにするためのものであり、その形状がビッ
ト嵌着穴の底面に沿うように後端側に漸次細くなったテ
ーパー状からなる。この案内部6は、この実施例では上
記ビット係合部を冷間加工する際、同時に冷間加工して
いる。
角部7は、ビット嵌着穴の最奥部の内側面に当接させる
ためのものである。この角部7は、案内部6の冷間加工
に際し案内部6によって後端部におけるビット係合部3
の肉が後端側に逃げるのを防止するため、角部7が自然
と角ばったものに形成される。尚、この案内部6の加工
は、冷間加工するものに限らず切削加工しても良い。こ
の場合には、冷間加工によって発生する後端側近傍のビ
ット係合部3のダレを取り除くことができ、案内部6を
ビット係合部3との角部7を角ばったものにすることが
できる。これにより、角部7をビット嵌着穴の最奥部の
内側面に当接できるように容易に形成することができ
る。
又、この案内部6の頂部の角度βは、120°〜123°程度
に設定し、動力ツールのビット嵌着穴の底面(円錐底の
場合は、118°〜120°)に沿うようにして当たらないよ
うにしている。
次に、この動力ツール用ビット1を使用してボルトを締
緩するときの動力ツールに対するビットの作用について
第3図を参照にして説明する。尚、図中の2は、動力ツ
ールのビット嵌着穴の側面を示す。
まず、動力ツールのビット嵌着穴にビットを嵌着する。
その際、ビット1の案内部6によってビット嵌着穴に容
易に入れることができるとともに、嵌着後はビット嵌着
穴の側面全体にビット1の突出部10…10が係合する。こ
れにより、動力ツールの回転力に伴う衝撃力がビット1
にかかった場合にもビット1とビット嵌着穴とがすべる
ようなことを防止することができる。
次に、ビット1のボルト係合部4とボルト頭部とを係合
させ、動力ツールに右回転の回転トルクをかけると、動
力ツールのビット嵌着穴の夫々の側面2…2にビット1
の夫々の突出部10…10の円弧面上の一点Q…Qが当接す
る。この点Q…Qは、ビット1に回転トルクをかけると
上述の共通接線(図中の点線)と、ビット嵌着穴の側面
2…2とが任意な角度αをもつため、共通接線との交点
P1より、常時凹部と反対方向(図示X方向)にくる。即
ち、常時突出部10…10の円弧面上に位置すう。(角度α
が0°のとき、QはP1点に一致する。) そして、この点Q…Qに回転トルクがかかり、その力の
方向は図示のY方向となる。そして、第4図に示すよう
に、ビット嵌着穴の側面2…2は、Q点の当接部で、Y
方向に弾性変形を起こし、ビット1の凹部20…20に対向
する部分は、その弾性変形の分だけ凹部20…20方向に逃
げて弾性変形する。
この様にすることにより、ビット1の突出部10…10がビ
ット嵌着穴の側面2…2に当接して、回転トルクの力を
一点に集中させることはなく、応力集中を起こすような
ことはなくなる。
これにより、ビット嵌着穴の側面2…2の塑性変形を抑
えることができるようになる。
一方、突出部10…10によるビット嵌着穴の弾性変形に際
しては、その変形分を凹部20…20方向に逃がすことがで
きる。
また、この第4図に示した変形が弾性変形のみならず、
その一部が塑性変形を起こしたとしてもビット1とビッ
ト嵌着穴との係合に影響を及ぼすことはなく、確実に係
合することができる。
従って、本考案のビット1を使用することにより、ビッ
ト1とビット嵌着穴とのすべりを防止できるとともに、
ビット嵌着穴を簡単に破壊させることなく、従来より増
して大きな回転トルクをかけてボルトを締緩することが
できるようになる。
第6図は、他の実施例に係り、一端に、外周面を軸方向
に対して湾曲させたボールレンチ31設け、他端に上述し
た形状を有するビット1を設けたものであり、そして中
央部を、このビット1の外周面と同様の形状に形成して
いる。又、ビット1の端部は、ビット嵌着穴との係合を
より確実にするように二段にしてその先端に案内部6,角
部7を設けている。これを使用するには、まずビット1
を動力ツールに挿入し、ビット1の側方に設けた嵌着溝
5に嵌着させる。そして、ボールレンチ31をボルトの六
角穴に係合させ、動力ツールを作動し、ボルトの仮締め
を行う。このボールレンチ31の六角穴の軸芯に対して、
ボールレンチ31の軸芯を一致させなくとも、斜め方向か
ら、六角穴の上部に押し当てるだけで係合させることが
できる。このため、大きな回転トルクを必要としない仮
締め等は、短時間で行うことができるようになる。
また、動力ツールのチャックのビット嵌着穴は、ビット
1と係合していることにより、上述した様に、チャック
のビット嵌着穴の側面2の変形,すべりを抑えることが
でき、確実に係合することができる。
これによりビット嵌着穴の側面を傷めるようなことはな
くなる。
次にビット1の動力ツールからはずし、他方のボールレ
ンチ31を動力ツールに、その側方に設けた嵌着溝5を嵌
着させて取り付ける。そして、ビット1によりボルトの
最終の締め付けを行う。ビット1は、上述したように、
突出部10…10が円弧面を成していることから動力ツール
による衝撃力に対して効果的に六角穴の側面の変形を抑
えることができるとともに、案内部6によって容易にボ
ルトと係合してすべりを抑えることができる。これによ
り、変形による力の損失を防ぐことができ、ボルトにビ
ット1の回転トルクを確実に伝達させることが可能とな
る。
従って、動力ツールにより一定の大きさの回転トルクで
締め付けられたボルトは、一定の大きさの回転トルクで
締め付けられ、ボルト個々に締め付けトルクのバラツキ
を生じることはなくなる。
また、大きな回転トルクをかけて、確実にボルトを締め
付けることができる。
この様にすると、一本のビットで狭い所でも短時間で確
実に締め付けることができる。
尚、実施例において、突出部10…10の円弧面の大きさ、
或いは凹部20…20の大きさを夫々、同じ大きさにして対
称としているが、これに限らず、別な大きさに適宜変更
しても差し支えないものである。
〈考案の効果〉 以上実施例で述べたように本考案は、ビット嵌着穴の最
奥部の内側面に当接する角部を設けため、ビット嵌着穴
の内側面全体にビットのツール嵌着部を係合させること
ができ、ビット嵌着穴のビットとのすべりを防止するこ
とができる。
又、この角部は、ビット嵌着穴の底面に沿う形状を有す
る案内部を後端面に冷間加工によってビット係合部とと
もに冷間加工することにより、その冷間加工の際に後端
面近傍のビット嵌着穴係合部の肉が後端面側に逃げるの
を案内片によって防止して後端面近傍のビット嵌着穴係
合部のダレの発生を極力抑えることができ、一方、切削
によって設ける場合には切削の際に後端面近傍のビット
係合部のダレを取り除くことができる。
これにより、容易に角部をビット嵌着穴の最奥部の内側
面に当接できるように形成することができる。
一方、案内片を設けることによってビット嵌着穴に案内
することでき、ビット嵌着穴に容易に入れることができ
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す動力ツール用ビットの
斜視図、第2図は第1図のII−II線端面図、第3図はビ
ットをビット嵌着穴に係合させた状態を示す説明図、第
4図はビット嵌着穴の変形状態を示す説明図、第5図は
案内部を示す説明図、第6図は他のビットの実施例を示
す側面図、第7図は従来例を示す斜視図、第8図は他の
従来例を示す斜視図、第9図は第8図に示す従来例を動
力ツールのビット嵌着穴に挿入した状態を示す断面図で
ある。 (1)……動力ツール用ビット、10……突出部、20……
凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端側に、ボルトの頭部に係合するための
    ボルト係合部を備え、後端側に、正六角柱状からなるビ
    ット嵌着穴を有する動力ツールのチャックに嵌着するた
    めのツール嵌着部を備えてなり、 このツール嵌着部が、外周面に冷間加工により形成され
    て配設され動力ツールのビット嵌着穴の内側面に係合す
    るビット係合部と、動力ツールのビット嵌着穴内に設け
    られた抜け止め用部材が嵌合し外周面より窪まされた嵌
    合溝と、後端面に配設され後端方向に突出する案内部
    と、ビット係合部と案内部との境界に配設される角部と
    を備え、 ビット係合部が、軸方向に沿って突出する六つの離間し
    た突出部と、これらの突出部間に配設される凹部とを有
    し、これらの突出部各々が、円弧面を成し、その横断面
    において、互いに隣接する各々の円弧面に接する共通接
    線同士を結ぶ形状が正六角形をなす位置に配位され、 凹部が、互いに隣接する突出部間の外周面を上記共通接
    線より窪ませて形成されてなり、 案内部が、ビット嵌着穴の底面に沿うように後端方向に
    漸次径小に形成され、 角部が、ビット嵌着穴の最奥部の内側面に当接可能に配
    設されてなるものであることを特徴とする動力ツール用
    ビット。
JP1988017794U 1988-02-12 1988-02-12 動力ツール用ビット Expired - Lifetime JPH0742615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988017794U JPH0742615Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 動力ツール用ビット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988017794U JPH0742615Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 動力ツール用ビット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01121662U JPH01121662U (ja) 1989-08-17
JPH0742615Y2 true JPH0742615Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=31231889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988017794U Expired - Lifetime JPH0742615Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 動力ツール用ビット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0742615Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI535537B (zh) * 2013-05-28 2016-06-01 A non-slip drive tool

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55103164U (ja) * 1979-01-16 1980-07-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01121662U (ja) 1989-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113316498B (zh) 防滑扣件移除工具
US6354175B1 (en) Nutsetter
US6393953B1 (en) Combination of screw with driver bit or wrench
US6253649B1 (en) Screw with a recessed head and a driver bit engageable therewith
JP4495849B2 (ja) 緩み止めナット
AU2023237134A1 (en) Anti-slip fastener remover tool
US4480514A (en) Driving tool for tamper resistant screw
TW201838776A (zh) 多向驅動頭
CA2053363C (en) Open-end wrench with reduced size jaws
US11701757B2 (en) Anti-slip fastener remover tool
WO2000015966A1 (fr) Structure amelioree d'ecrou multiangulaire et son outil de vissage ou devissage
US4716797A (en) Screwdriver with concave blade
JPH0742615Y2 (ja) 動力ツール用ビット
US10495127B2 (en) Apparatus, system and method for a fastener with an interior shaft
US5628602A (en) Anti-theft hub nut for vehicle wheels
EP3885072B1 (en) Screwdriver for threaded plug and tightening device
JP3125160U (ja) ロックナット
JPWO2007020681A1 (ja) ドライバービット
JP2001287170A (ja) レンチソケット
US20230321801A1 (en) Anti-slip Fastener Remover Tool
JPS63191576A (ja) ねじ回し装置
JPS624459Y2 (ja)
JPH11351219A (ja) ナット及びボルト
JP3794545B2 (ja) 十字穴付きねじ用ドライバビット
WO2022220850A1 (en) Anti-slip fastener remover tool