JPH0742449A - 出窓とその取り付け方法 - Google Patents

出窓とその取り付け方法

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Publication number
JPH0742449A
JPH0742449A JP15910293A JP15910293A JPH0742449A JP H0742449 A JPH0742449 A JP H0742449A JP 15910293 A JP15910293 A JP 15910293A JP 15910293 A JP15910293 A JP 15910293A JP H0742449 A JPH0742449 A JP H0742449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
waist
bay window
main body
shutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP15910293A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Kosugi
満 小杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
Application filed by Sankyo Aluminium Industry Co Ltd, Sanwa Shutter Corp filed Critical Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication of JPH0742449A publication Critical patent/JPH0742449A/ja
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 出荷時の形態および重量が分割されていて、
取り扱いやすく、一方、現場での取り付けも容易な出窓
の提供。 【構成】 出窓を構造的に屋根部3、本体部4および腰
部5に分割する。これらをそれぞれ個別に搬送可能な構
造体とする。出窓全体としては屋根部、本体部および腰
部が取り付け現場で一体に結合された構成とする。屋根
部又は腰部が出窓が備えた機器の格納部とされることが
ある。リフトアップシャッターは、その機器の一つであ
る。現場では腰部、本体部、屋根部の順序で開口枠に固
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、出窓の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】出窓は構成部材の点数が多く、また、各
枠の組み付けが困難なので、通常、工場完成品として出
荷される。しかし、完成された出窓は全体が大きくかさ
ばり、梱包および運搬に費用を要する。また、かさばる
上に重量も大きくなるので、取り扱いにくく、現場の取
り付けに比較的手間を要する。さらに、近年、出窓の高
級化にともないエアコンや電動シャッターなど重量のあ
る機器を組み込むものがあり、出窓の重量は150kg
を越える場合がある。このような重量になると取り付け
にはクレーンなどの大型機械が必要となる。
【0003】一方で、エアコンや電動シャッターなど、
出窓に種々の機能を付加する機器を出窓完成後の後付け
とすると、狭い空間内での取り付け作業が困難である。
また、電装品等、複雑な機器の組立や調整は、工場組立
の方が能率も良く、また、信頼性の面からも好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この考案は、出荷時の
形態および重量が分割されていて、取り扱いやすく、一
方、現場での取り付けも容易な出窓の提供を課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】出窓を屋根部、本体部お
よび腰部からなるものとする。屋根部、本体部および腰
部をそれぞれ個別に搬送可能な構造体とする。これらを
取り付け現場で一体に結合し出窓とする。屋根部又は腰
部が、エアコンなど出窓が備えた機器を収納する格納部
とされ、機器を装備した状態で搬送可能な構造体とする
ことは、好ましい態様である。
【0006】出窓がリフトアップシャッターを備え屋根
部、本体部および腰部からなり、屋根部にリフトアップ
シャッター引上げ装置が、また、腰部にリフトアップシ
ャッター巻取装置が格納されていると共に、屋根部、本
体部および腰部がそれぞれ個別に搬送可能な構造体とさ
れ、取り付け現場で一体に結合され、巻取装置に巻き取
られたシャッターの引き出し端が屋根部の引上げ装置と
巻き上げ部材によって連結された構成は、好ましい態様
である。
【0007】出窓は次のように構成される。出窓が、屋
根部、本体部および腰部のそれぞれ個別に搬送可能な構
造体に分割される。取り付け現場で腰部を建物躯体の開
口部枠に係合によって仮止めした後、本固定し、ついで
順次、本体部と屋根部を開口部枠に固定すると共に腰部
と本体部および屋根部を相互に結合する。
【0008】
【作用】出窓を屋根部、本体部および腰部からなるもの
とし、屋根部、本体部および腰部をそれぞれ個別に搬送
可能な構造体とした構成は、出荷時の梱包を小さくし、
また、重量を小さく分割する。
【0009】
【実施例】図は、リフトアップシャッター1を備えた出
窓2であって、屋根部3、本体部4および腰部5を備え
る。これらは図4のようにそれぞれ独立した構造体とさ
れている。出窓2は全体の横断面形状が台形で、正面部
aとその左右両側の袖部b,cを有する。なお、リフト
アップシャッター1は下方の格納部から上方に引き上げ
て窓などの開口部を遮蔽するタイプのシャッターであ
り、格納部にはシャッターを巻き取るための装置が納め
られる。
【0010】屋根部3には、リフトアップシャッター1
の引上げ装置6が配置され(図3)、腰部5には、リフ
トアップシャッター1の巻取り装置7が配置されてい
る。リフトアップシャッター1は正面部a、袖部(b,
c)のそれぞれに正面シャッター1a、袖シャッター1
(b,c)として独立して配置されており、それぞれの
巻取装置7(a,b.c)に巻き取られている。引上げ
装置6と巻取装置7のシャッター1とは巻き上げ部材8
(引上げテープ)で結合されており、引上げ装置6が正
方向に駆動されると各シャッター1(a,b,c)は一
斉に引き上げられ、逆方向に駆動されると巻取装置7に
巻き取られる。巻き込みは、巻取装置7が内部に備えた
戻しバネによる。
【0011】屋根部3は、仕切り板9と天板10を連結
部材11で結合した頑丈な屋根構造枠12(図3)に、
引上げ装置6を構成するモーター13、プーリー14お
よびその制御のための電装部品等が装着されている。構
造枠12には、また、板金加工による屋根板15や取り
付け板16および鼻隠しカバー17、軒天カバー18が
装着され屋根部3としての形態がまとめられている。こ
のように屋根部3は屋根構造枠12を中心として、それ
自体で形態を維持できる構成であるため、単独で搬送さ
れることができる。
【0012】本体部4は、屋外側に配置された左右の方
立19,20、屋内側に配置された左右の取り付け縦枠
21,22、これら4本の方立19,20および取り付
け縦枠21,22の上部に取り付けられる上正面枠23
と左右の上袖枠24,25、同下部に取り付けられる下
正面枠26と下袖枠27,28がこれらの端部間で強固
に結合され、また、下正面枠26と下袖枠27,28の
内面側に棚板29が取り付けられて、これらにより全体
として頑丈な本体構造枠30が形成されている。
【0013】この実施例において、本体部4の正面aは
引違いサッシ31が装着されて開閉可能とされており、
また、左右の袖部b,cはガラス板の嵌め殺し構造とな
っている。なお、符号32は仮枠で搬送中の本体部4の
形態を維持するため、安全の上から装着されるものであ
る。
【0014】このように本体部4も本体構造枠30を中
心として、それ自体で形態を維持できる構成であるた
め、単独で搬送されることができる。腰部5は、内部に
形成される腰構造枠33(図3)を中心に構成される。
腰構造枠33は全体としては頑丈な箱形で背面の取り付
け板34と左右の側板35を備え(図4)、左右の側板
35間にはリフトアップシャッター1の巻取部7が回転
可能に軸支されている。取り付け板34は上縁に沿って
係止孔36が複数個形成されていると共に、両側に固定
用フィン37を備えている。
【0015】腰構造枠33の上部屋外側の縁辺には、水
切りカバー38(図3)が正面部a、袖部(b,c)に
わたって装着され、ビスで固定されている。また、同構
造枠33の中間部から下部には、立面カバー39が正面
部a、袖部(b,c)にわたって装着され、ビスで取り
外し可能に取り付けられている。さらに、同構造枠33
の下面には、下面カバー40が取り外し可能にビスなど
で固定され、腰部5としての形態が整えられている。図
3において、符号41はシャッター出入り口で、正面部
aおよび両袖部b,cにそれぞれ正面シャッター1a,
袖シャッター1(b,c)用のものが形成されている。
【0016】この出窓2は工場出荷のとき、屋根部3、
本体部4および腰部5に分割されて梱包される。屋根部
3にはリフトアップシャッター1用の引上げ装置6がす
でに組み込まれ、調整ずみとされている。本体部4では
方立19,20やその他の枠材が組み付けられて引戸用
サッシ、嵌め殺し用サッシがすでに取り付けられてお
り、現場では、各方立や枠材に対する化粧カバーの装着
と引戸の装着および嵌め殺し用ガラスを固定するための
押し縁等を装着すれば良い状態とされている。本体部4
に関しては梱包の際に仮止枠32を左右の袖を構成する
枠材間に取り付けて搬送中の変形を防止することがあ
る。さらに、腰部5にはリフトアップシャッター1とそ
の巻取装置7および付属装置がすでに組み付けられて調
整ずみとされている。
【0017】現場において出窓2は次のように取り付け
られる(図1,図5)。腰部5がまず躯体の開口枠42
に取り付けられる(図5)。開口枠42には腰部5の上
縁が当接する横部材43に複数の係合金具44が固定さ
れており、これに腰部5の取り付け板34の上縁に形成
されている係止用孔36を係合させて腰部5を仮止めす
る。仮止めによって腰部5の位置、すなわち、出窓2全
体の位置が正確に定められた後、取り付け板34および
固定用フィン37が開口枠42に釘打ちあるいは木ねじ
等で本固定される。
【0018】本体部4が腰部5を基準としてその上に配
置され、取り付け縦枠21,22が開口枠42の縦部材
45に釘打ちされて固定される。本体部4の下部と腰部
5との取り合い個所に生じる間隙は、化粧カバー46な
どで隠蔽される(図3)。屋根部3が本体部4の上部に
配置されて開口枠42に固定され、天板10の周囲に位
置する枠と本体部4の上正面枠23および左右の上袖枠
24,25がビスなどで結合される。本体部4におい
て、方立に化粧カバーを取り付け、また、正面部aに引
き違い戸を装着し、また、左右の袖部(b,c)にガラ
ス板を装着する。最後に、屋根部3に格納された引上げ
装置6と腰部5に格納された巻取装置7のリフトアップ
シャッター1の引き出し端とが引上げテープ8で連結さ
れ、また、引上げ装置6のモーターなどに対する電源の
配線がなされる。
【0019】以上により、出窓2が建物の開口部に完成
される。この間、出窓2は屋根部3、本体部4および腰
部5に分割されているので、各部の大きさおよび重量も
分割されており、作業者2〜3人でそれぞれを運んで開
口部に取り付けることができる。クレーン車などは必要
としない。また、屋根部3、腰部5におけるリフトアッ
プシャッター1用の機器は、あらかじめ工場で屋根部
3、腰部5に組み付けられて調整ずみなので、現場でこ
れらの面倒な作業を必要としない。
【0020】以上は実施例であって、本願の発明は図示
された具体的な構成に限定されない。実施例として、出
窓がリフトアップシャッターを備えた場合について説明
したが、このような機器を備えていない本来の出窓であ
っても本発明の技術思想を適用することが出来る。出窓
2が備えた機器として、リフトアップシャッター1の他
にエアコンや照明装置、あるいは音響装置などがある。
【0021】
【発明の効果】出窓を出荷する際の梱包、搬送が容易に
なる。主構成が屋根部、本体部、腰部の3ユニットなっ
ており、現場において複雑な組立を必要としない。ま
た、出窓の大きさと重量を分割しているので運搬が容易
になり、現場において作業者が取り扱いやすい。この結
果、建物の開口部に対する出窓の取り付け時間が短縮さ
れる。
【0022】出窓が備えた機器を屋根部や腰部に工場で
組付けておくので、現場での不安定な作業を避けること
ができる。開口部に出窓を取り付ける際、まず、腰部を
固定してから順次、本体部、屋根部を取り付けるので、
上下の各部間の結合を行い易い。また、腰部を開口部枠
に対し係合により仮止めしてから固定するので出窓全体
の位置を決め易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】組み付けの状態を示す斜視図。
【図2】出窓の全体構造を示すための斜視図。
【図3】図2のA−A線に沿った断面透視図。
【図4】分解して示す出窓の斜視図。
【図5】腰部の取り付け状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 リフトアップシャッター 2 出窓 3 屋根部 4 本体部 5 腰部 6 引上げ装置 7 巻取装置 8 巻き上げ部材(引上げテープ) 9 仕切り板 10 天板 12 屋根構造枠 13 モーター 14 プーリー 16 取り付け板 19,20 方立 21,22 取り付け縦枠 29 棚板 30 本体構造枠 33 腰構造枠 34 取付け板 36 係止用孔 38 水切りカバー 39 立面カバー 40 下面カバー 41 シャッター出入り口 42 開口枠 44 係合金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出窓を、屋根部、本体部および腰部のそ
    れぞれ個別に搬送可能な構造体に分割し、取り付け現場
    で腰部を建物躯体の開口部枠に係合によって仮止めした
    後、本固定し、ついで順次、本体部と屋根部を開口部枠
    に固定すると共に腰部と本体部および屋根部を相互に結
    合することを特徴とする出窓の取り付け方法。
  2. 【請求項2】 屋根部、本体部および腰部を備え、屋根
    部、本体部および腰部がそれぞれ個別に搬送可能な構造
    体とされ、取り付け現場で一体に結合される出窓であっ
    て、屋根部又は腰部が機器を収納する格納部とされ、機
    器を装備した状態で搬送可能な構造体とされていること
    を特徴とした出窓。
  3. 【請求項3】 機器などがシャッターとその付属装置で
    あることを特徴とした請求項2に記載の出窓。
  4. 【請求項4】 リフトアップシャッターを備え屋根部、
    本体部および腰部からなる出窓であって、屋根部にリフ
    トアップシャッター引上げ装置が、また、腰部にリフト
    アップシャッター巻取装置が格納されていると共に、屋
    根部、本体部および腰部がそれぞれ個別に搬送可能な構
    造体とされ、取り付け現場で一体に結合され、巻取装置
    に巻き取られたシャッターの引き出し端が屋根部の引上
    げ装置と巻き上げ部材によって連結されていることを特
    徴とした出窓。
JP15910293A 1993-06-29 1993-06-29 出窓とその取り付け方法 Pending JPH0742449A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03217581A (ja) * 1990-01-22 1991-09-25 Sanwa Shutter Corp シャッター装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03217581A (ja) * 1990-01-22 1991-09-25 Sanwa Shutter Corp シャッター装置

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