JPH0742295Y2 - 貝類殻表面清浄機 - Google Patents
貝類殻表面清浄機Info
- Publication number
- JPH0742295Y2 JPH0742295Y2 JP1992007933U JP793392U JPH0742295Y2 JP H0742295 Y2 JPH0742295 Y2 JP H0742295Y2 JP 1992007933 U JP1992007933 U JP 1992007933U JP 793392 U JP793392 U JP 793392U JP H0742295 Y2 JPH0742295 Y2 JP H0742295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- cutting blade
- cutting blades
- cutting
- shell surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はホタテ貝,イタヤ貝,ア
コヤ貝などの貝類の殻表面に付着している付着物を除去
する清浄機に関する。
コヤ貝などの貝類の殻表面に付着している付着物を除去
する清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の貝類殻表面清浄機とし
て、断面V字状で櫛歯状に形成した貝移動通路の上部
に、一端から他端に向かって回転する貝押出回転帯を設
けると共に、貝移動通路の左,右両側に形成された切削
刃窓に切削刃体を嵌入配置してなるものが知られている
(例えば、実公平3−23073 号)。
て、断面V字状で櫛歯状に形成した貝移動通路の上部
に、一端から他端に向かって回転する貝押出回転帯を設
けると共に、貝移動通路の左,右両側に形成された切削
刃窓に切削刃体を嵌入配置してなるものが知られている
(例えば、実公平3−23073 号)。
【0003】上記切削刃体は、上下のプーリー間に掛け
渡されて切削刃窓の高さ方向へ回転する無端ベルトに、
適宜間隔をおいて複数の切削刃を固定して形成され、貝
移動通路を移動する貝の表面を切削刃で切削して、表面
付着物を掻き落とすようになっている。
渡されて切削刃窓の高さ方向へ回転する無端ベルトに、
適宜間隔をおいて複数の切削刃を固定して形成され、貝
移動通路を移動する貝の表面を切削刃で切削して、表面
付着物を掻き落とすようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし乍ら上記従来の
清浄機においては、弾力性を持たない切削刃のみで表面
付着物の除去を行うようになっているため、多数の凹凸
を有する貝表面の付着物を完全には除去できない、詳し
くは、殻表面に突出する甲殻虫類の除去は十分行い得る
が、凹所内に付着した塵,泥,海草類の除去が困難であ
り、その点に改良の余地を残していた。
清浄機においては、弾力性を持たない切削刃のみで表面
付着物の除去を行うようになっているため、多数の凹凸
を有する貝表面の付着物を完全には除去できない、詳し
くは、殻表面に突出する甲殻虫類の除去は十分行い得る
が、凹所内に付着した塵,泥,海草類の除去が困難であ
り、その点に改良の余地を残していた。
【0005】本考案はこのような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、切削刃によ
る甲殻虫類の除去に加えて、凹所内に付着した塵,泥,
海草類の除去が効果的に行えるようにして、貝表面のよ
り完全に切削できる貝類殻表面清浄機を提供することに
ある。
れたものであり、その目的とするところは、切削刃によ
る甲殻虫類の除去に加えて、凹所内に付着した塵,泥,
海草類の除去が効果的に行えるようにして、貝表面のよ
り完全に切削できる貝類殻表面清浄機を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本考案は、架台に断面V字状で櫛歯状に形成した貝
移動通路が設けられ、その通路の上部に一端から他端に
向かって回転する貝押出回転帯が設けられると共に、貝
移動通路の入口から出口に至って左,右両側に形成され
た切削刃窓に切削刃体が嵌入配置された貝類殻表面清浄
機において、上記切削刃体を、切削刃窓の高さ方向へ回
転する無端ベルトに適宜間隔をおいて複数の切削刃を固
定すると共に、隣合わせる切削刃同士の間に、切削刃先
端より僅かに突出して貝類殻表面に弾性的に当接するブ
ラシを設けて形成したことを特徴とする。
めに本考案は、架台に断面V字状で櫛歯状に形成した貝
移動通路が設けられ、その通路の上部に一端から他端に
向かって回転する貝押出回転帯が設けられると共に、貝
移動通路の入口から出口に至って左,右両側に形成され
た切削刃窓に切削刃体が嵌入配置された貝類殻表面清浄
機において、上記切削刃体を、切削刃窓の高さ方向へ回
転する無端ベルトに適宜間隔をおいて複数の切削刃を固
定すると共に、隣合わせる切削刃同士の間に、切削刃先
端より僅かに突出して貝類殻表面に弾性的に当接するブ
ラシを設けて形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成によれば、貝押出回転帯に押されて
貝移動通路を回転しながら移動する貝の表面を、切削刃
窓から臨む切削刃体の切削刃により切削して、殻表面に
突出する甲殻虫類等を除去すると共に、切削刃先端より
僅かに突出するブラシがその弾力性により殻表面に圧接
して殻表面の凹所内に入り込み、凹所内の付着物を効果
的に掻き出す。
貝移動通路を回転しながら移動する貝の表面を、切削刃
窓から臨む切削刃体の切削刃により切削して、殻表面に
突出する甲殻虫類等を除去すると共に、切削刃先端より
僅かに突出するブラシがその弾力性により殻表面に圧接
して殻表面の凹所内に入り込み、凹所内の付着物を効果
的に掻き出す。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係る貝類殻表面清浄機の一実
施例を図面を参照して説明する。本実施例の清浄機は、
四角形枠状に枠組みされる架台1、架台1に取付けられ
断面ほぼV字状で櫛歯状に形成された貝移動通路2、貝
移動通路2の上部に配置されて同通路2の一端(入口)
から他端(出口)に向かって回転する貝押出回転帯3、
貝移動通路2の左右両側に配置された切削刃体4及び
4’から構成され、貝押出回転帯3の作動で貝移動通路
2の一端(入口)から他端(出口)まで回転移動する貝
Sの殻表面を切削して付着物を除去するものである。
施例を図面を参照して説明する。本実施例の清浄機は、
四角形枠状に枠組みされる架台1、架台1に取付けられ
断面ほぼV字状で櫛歯状に形成された貝移動通路2、貝
移動通路2の上部に配置されて同通路2の一端(入口)
から他端(出口)に向かって回転する貝押出回転帯3、
貝移動通路2の左右両側に配置された切削刃体4及び
4’から構成され、貝押出回転帯3の作動で貝移動通路
2の一端(入口)から他端(出口)まで回転移動する貝
Sの殻表面を切削して付着物を除去するものである。
【0009】貝移動通路2は、枠体5の左右両側に棒材
6を適宜間隔をおいて固着すると共に、その左右の棒材
6の下端を接合固着して断面V字状の通路を形成してな
る。また、隣合わせた棒材6の相互間には切削刃体4,
4’が嵌入する切削刃窓7が形成される。
6を適宜間隔をおいて固着すると共に、その左右の棒材
6の下端を接合固着して断面V字状の通路を形成してな
る。また、隣合わせた棒材6の相互間には切削刃体4,
4’が嵌入する切削刃窓7が形成される。
【0010】上記切削刃体4,4’は、無端ベルト10に
複数の切削刃11を適宜間隔ごとに固定すると共に、隣合
わせる切削刃11,11同士の間にブラシ12を設けて形成さ
れる。
複数の切削刃11を適宜間隔ごとに固定すると共に、隣合
わせる切削刃11,11同士の間にブラシ12を設けて形成さ
れる。
【0011】無端ベルト10は貝移動通路2の左右両側に
配置した上部回転軸8と下部回転軸8’のプーリー9,
9’間に掛け渡され、夫々の軸8,8’の回転により切
削刃窓7の上下方向へ回転する。
配置した上部回転軸8と下部回転軸8’のプーリー9,
9’間に掛け渡され、夫々の軸8,8’の回転により切
削刃窓7の上下方向へ回転する。
【0012】切削刃11は、切削刃窓7を介して貝移動通
路2内に臨むよう無端ベルト10から突出し、無端ベルト
10の回転により切削刃窓7上側から下側へ移動して、先
端部分で貝Sの殻表面を切削する。
路2内に臨むよう無端ベルト10から突出し、無端ベルト
10の回転により切削刃窓7上側から下側へ移動して、先
端部分で貝Sの殻表面を切削する。
【0013】ブラシ12は切削刃11の片面に添着されたナ
イロン製、合成ゴム製若しくはステンレス製等のもの
で、貝Sの殻表面を切削する切削刃11の後方にて切削刃
11先端より僅かに突出し、その弾性(剛性)により殻表
面に圧接して殻表面の凹所内に入り込み、凹所内の付着
物を効果的に掻き出す。
イロン製、合成ゴム製若しくはステンレス製等のもの
で、貝Sの殻表面を切削する切削刃11の後方にて切削刃
11先端より僅かに突出し、その弾性(剛性)により殻表
面に圧接して殻表面の凹所内に入り込み、凹所内の付着
物を効果的に掻き出す。
【0014】以上の構成によれば、貝押出回転帯3に押
されて貝移動通路2内を回転しながら移動する貝Sの表
面を、切削刃窓7から臨む切削刃体10の切削刃11により
切削して、殻表面に突出する甲殻虫類等を除去すると共
に、切削刃11先端より僅かに突出するブラシ12がその弾
性により殻表面に圧接して殻表面の凹所内に入り込み、
凹所内の付着物を掻き出す。
されて貝移動通路2内を回転しながら移動する貝Sの表
面を、切削刃窓7から臨む切削刃体10の切削刃11により
切削して、殻表面に突出する甲殻虫類等を除去すると共
に、切削刃11先端より僅かに突出するブラシ12がその弾
性により殻表面に圧接して殻表面の凹所内に入り込み、
凹所内の付着物を掻き出す。
【0015】従って、従来の清浄機では困難であった凹
所内付着物、即ち、塵,泥,海草類等の除去が容易に行
えるようになる。
所内付着物、即ち、塵,泥,海草類等の除去が容易に行
えるようになる。
【0016】本実施例においては図示の如く、切削刃窓
7内を移動する切削刃11の後面側にブラシ12を設け、こ
れにより、ブラシ12がその弾性により殻表面に圧接して
凹所内の付着物を掻き出すよう構成したが、本考案はこ
れに限定されず、例えば、無端ベルト10における隣合わ
せる切削刃11,11同士の間の部位に、切削刃11先端より
僅かに突出するブラシ(不図示)を直接固定しても初期
の目的を達成することが出来る。
7内を移動する切削刃11の後面側にブラシ12を設け、こ
れにより、ブラシ12がその弾性により殻表面に圧接して
凹所内の付着物を掻き出すよう構成したが、本考案はこ
れに限定されず、例えば、無端ベルト10における隣合わ
せる切削刃11,11同士の間の部位に、切削刃11先端より
僅かに突出するブラシ(不図示)を直接固定しても初期
の目的を達成することが出来る。
【0017】尚、その場合はブラシの基端側に所定の強
度を付与して、先端側が殻表面に弾性的に圧接して凹所
内の付着物を掻き出すことが出来るような構成とするこ
とはいうまでもない。
度を付与して、先端側が殻表面に弾性的に圧接して凹所
内の付着物を掻き出すことが出来るような構成とするこ
とはいうまでもない。
【0018】
【考案の効果】本考案に係る貝類殻表面清浄機は以上説
明したように構成したので、切削刃による甲殻虫類等の
除去に加えて、切削刃先端より僅かに突出するブラシの
弾力性を利用して、殻表面凹所内の付着物の効果的な除
去を可能とする。
明したように構成したので、切削刃による甲殻虫類等の
除去に加えて、切削刃先端より僅かに突出するブラシの
弾力性を利用して、殻表面凹所内の付着物の効果的な除
去を可能とする。
【0019】従って、従来の清浄機では困難であった凹
所内付着物、即ち、塵,泥,海草類等の除去が容易にな
り、貝表面の付着物のより完全な除去を実現して、製品
の実用性・信頼性を向上し得た。
所内付着物、即ち、塵,泥,海草類等の除去が容易にな
り、貝表面の付着物のより完全な除去を実現して、製品
の実用性・信頼性を向上し得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る貝類殻表面清浄機の一実施例を示
す縦断正面図で要部を拡大して示す。
す縦断正面図で要部を拡大して示す。
1:架台 2:貝移動通路
3:貝押出回転帯 4,4’:切削刃体 7:切削刃窓 1
0:無端ベルト 11:切削刃 12:ブラシ
3:貝押出回転帯 4,4’:切削刃体 7:切削刃窓 1
0:無端ベルト 11:切削刃 12:ブラシ
Claims (1)
- 【請求項1】 架台に断面V字状で櫛歯状に形成した
貝移動通路が設けられ、その通路の上部に一端から他端
に向かって回転する貝押出回転帯が設けられると共に、
貝移動通路の入口から出口に至って左,右両側に形成さ
れた切削刃窓に切削刃体が嵌入配置された貝類殻表面清
浄機において、上記切削刃体を、切削刃窓の上下方向へ
回転する無端ベルトに適宜間隔をおいて複数の切削刃を
固定すると共に、隣合わせる切削刃同士の間に、切削刃
先端より僅かに突出して貝類殻表面に弾性的に当接する
ブラシを設けて形成したことを特徴とする貝類殻表面清
浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992007933U JPH0742295Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 貝類殻表面清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992007933U JPH0742295Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 貝類殻表面清浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067463U JPH067463U (ja) | 1994-02-01 |
JPH0742295Y2 true JPH0742295Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=11679324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992007933U Expired - Lifetime JPH0742295Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 貝類殻表面清浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742295Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6190312B2 (ja) * | 2014-04-16 | 2017-08-30 | 株式会社森機械製作所 | 貝表面の硬質付着物の除去装置 |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP1992007933U patent/JPH0742295Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH067463U (ja) | 1994-02-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |