JPH0742276A - プレキャスト製出窓ユニットとそれを用いた集合住宅の出窓の構築方法 - Google Patents

プレキャスト製出窓ユニットとそれを用いた集合住宅の出窓の構築方法

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JPH0742276A
JPH0742276A JP5210991A JP21099193A JPH0742276A JP H0742276 A JPH0742276 A JP H0742276A JP 5210991 A JP5210991 A JP 5210991A JP 21099193 A JP21099193 A JP 21099193A JP H0742276 A JPH0742276 A JP H0742276A
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JP
Japan
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bay window
unit
precast
window unit
waist wall
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Application number
JP5210991A
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English (en)
Inventor
Takahiro Fujino
隆博 藤野
Hiromi Hikihara
広美 曵原
Takaichi Maruta
高市 丸田
Takayuki Mizuguchi
貴之 水口
Mitsutaka Okita
光孝 置田
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Haseko Corp
Original Assignee
Haseko Corp
Hasegawa Komuten Co Ltd
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集合住宅における形状的に入り組んだ複雑な
構造の出窓を、容易に且つ短工期で構築できるようにす
る。 【構成】 出窓本体11と腰壁12と出窓本体支持部材
13の三者を成型して自立可能に構成したプレキャスト
製出窓ユニットAを製作し、この出窓ユニットAを、水
平スラブ6,14の所定箇所に建て込み、かつ、出窓ユ
ニットAに連設のアンカー部材25,27を躯体構成用
型枠34,35内に位置させて、当該型枠内に打設され
るコンクリートによって前記出窓ユニット7を躯体に一
体化させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレキャスト製出窓ユ
ニットとそれを用いた集合住宅の出窓の構築方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】上記の出窓は、集合住宅の例えば共用廊
下側の外壁や妻側の外壁などに設けられる。この出窓
は、集合住宅の全体から見れば、構成的に小さく、例え
ば、外壁からの張り出し寸法が500mm程度で大きさ
が高さ1500mm×左右幅2000mm程度の小さな
ものであり、形状的には、出窓本体の張り出し端部に窓
枠設置側への迫り出し部(ダキ部)が連設された複雑な
立体形状を呈するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、構成的に
小さく且つ形状的に入り組んだ複雑な構造の出窓を構築
するのに従来では、巧みに配筋を施して、これを囲うよ
うに様々な形状の型枠を設置し、かつ、コンクリートを
打設する現場構築の手段がとられていたが、複雑な配筋
の作業と、小さくて膨大な数の型枠の製作とこの型枠の
設置作業、更に、脱型の手間が煩雑であって、工期が長
くかゝる点で問題があった。
【0004】また、形状的に複雑であってコンクリート
の充填性が悪いことから、脱型後において左官作業によ
る手直しを必要とし、更に型枠の脱型に際して、これが
小さくで脆弱であることから破損し易く、例えば上階の
出窓の構築に型枠を転用する回数も少なくなって非常に
不経済であった。
【0005】本発明は、このように構成的に小さく且つ
形状的に複雑な出窓を、簡単な手間で容易に且つ短工期
で構築できるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた技術的手段は次のとおりである。即
ち、本発明の特徴は、出窓本体と腰壁と出窓本体支持部
材をプレキャスト成型して、自立可能なプレキャスト製
出窓ユニットを構成したことにある。
【0007】本発明による集合住宅の出窓の構築方法
は、出窓本体と腰壁と出窓本体支持部材を成型して成る
自立可能なPC製出窓ユニットを、水平スラブの所定箇
所に建て込み、かつ、出窓ユニットに連設のアンカー部
材を躯体構成用型枠内に位置させて、当該型枠内に打設
されるコンクリートによって前記出窓ユニットを躯体に
一体化させる点に特徴がある。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、構成的に小さく且つ形状
的に複雑な出窓を構築するにあたり、予め製作されたプ
レキャスト製出窓ユニットを所定箇所に自立させ、か
つ、この出窓ユニットに連設のアンカー部材を躯体構成
用型枠内に位置させるだけで、後は必然的に行われる壁
用や梁用などのコンクリートを型枠内に打設する簡単な
手間で出窓が構築されることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は集合住宅の或る階の妻側の住戸1Aとそれ
に隣合う住戸1Bの概略平面を示し、柱・梁1,2を含
めて桁方向端部の外壁3と、戸境壁4と、バルコニー5
と、開放廊下6と、開放廊下6側の出窓7を除く外壁8
のそれぞれが現場施工され、かつ、開放廊下6側の外壁
8については、玄関扉9と面格子付きの窓10とが設け
られる構成となっている。
【0010】図2,3に示すように、上記の出窓7は、
出窓本体11と、腰壁12と、腰壁12に対して直角を
なす一対の出窓本体支持部材13との三者を工場で一体
にプレキャスト成型して成る自立可能なプレキャスト製
の出窓ユニットAを使用して構築されており、図1を参
照して明らかなように、住戸1A側の出窓ユニットA
は、左右両側が外壁8に連なる状態で梁2と床スラブ1
4との間にわたって設けられ、隣合う住戸1B側の出窓
ユニットAは、左右両側が柱1と外壁8とに連なる状態
で梁2と床スラブ14との間にわたって設けられてい
る。
【0011】尚、図1に示すように、戸境壁4に連なる
柱1の開放廊下6側には、住戸1A側の出窓ユニットA
と柱1とを利用して二住戸分の共用縦管収納部15が現
場施工され、かつ、この収納部15には観音開きの扉1
6が設けられている。また図2に示すように、前記開放
廊下6の上面は床スラブ14の上面よりもやゝ下方に位
置し、かつ、外下がりにやゝ傾斜している。
【0012】住戸1A側に設けられるプレキャスト製出
窓ユニットAの具体構造を図4〜11に示す。出窓本体
11は、天井板11aと左右の側板11bと底板11c
とから成り、この内の天井板11aと左右の側板11b
とについては、それの張り出し端部の窓枠設置側に向け
て二段に突出する迫り出し部(ダキ部)17が連設さ
れ、底板11cについては窓枠受け用の凹部18が形成
されている。天井板11aは、図2に示すように、梁型
枠の一部と、梁型枠のサポート役を兼ねている。そし
て、前記天井板11aの室内側と左右の側板11bの室
内側上部のそれぞれには、外壁8の厚さに相当する寸法
の梁欠き部19が形成されている。
【0013】腰壁12は外壁8と同じ壁厚であって、出
窓本体底板11cの室内側の下方に連設されている。ま
た、前記出窓本体支持部材13は板状であって、前記出
窓本体底板11cと腰壁12とにわたってそれらの左右
両側に連設されており、この出窓本体支持部材13と腰
壁12との下端面間には、前記開放廊下6と床スラブ1
4との下面間の段差寸法に相当する程度の段差部分20
が形成されている。
【0014】そして、図12,13に示すように、前記
天井板11aの上面の四隅には吊りボルト21を螺着す
るためのナットaがインサートされ、左右の側板11b
の張り出し端面上部には、図15に示すような出窓ユニ
ットAの垂直姿勢の微調整用治具22を取り付けるため
の金具23連結用のナットbがインサートされ、天井板
11aの室内側端面には、梁配筋24に結合されるアン
カーボルト25螺着用のナットcがインサートされ、左
右の側板11bと腰壁12の左右両側とには、壁配筋
(図15を参照)26に結合されるアンカーボルト27
螺着用のナットdがインサートされている。
【0015】更に、腰壁12の左右両側の室内側には、
L字状のユニット固定金具28を取り付けるためのボル
ト29螺着用のナットeがインサートされ、かつ、出窓
本体底板11cの左右一側には、図16に示して後述す
る空調設備の機能実現化に要する部材の貫通孔30aが
形成されている。腰壁12の左右両側には換気孔30b
が形成されている。尚、前記ユニット固定金具28に
は、上下方向と左右方向の取り付け位置調整用の長孔m
が形成されている。
【0016】次に図2に示すように、下階側の梁2と開
放廊下6および床スラブ14が既に構築されているもの
として、図14,15に基づいて出窓付き外壁を構築す
る手順の一例について説明する。尚、開放廊下6と床ス
ラブ14との構築に際して、開放廊下6には、出窓ユニ
ットAをレベル調整するためのボルト31螺着用のナッ
ト部材(図2を参照)hと、支保工取り付け金具32を
連結する図外のナットとがインサートされ、床スラブ1
4には、ユニット固定金具28を取り付けるためのボル
ト33螺着用のナットiがインサートされている。
【0017】先ず、図14に示すように、建築現場に搬
入されたプレキャスト製出窓ユニットAをクレーン等で
吊り下げて、出窓ユニットAを自立させるようにレベル
調整ボルト31上に建て込む。
【0018】そしてレベル調整後に、図2に示すよう
に、ユニット固定金具28を介して出窓ユニットAを床
スラブ14に固定させ、かつ図15に示すように、出窓
ユニットAの上部側と床スラブ14とにわたって長さ調
節可能な垂直姿勢の微調整用治具22を連結して、出窓
ユニットAの建て込み姿勢を修正するのである。尚、図
15において、上記の自立によって不要となった吊りボ
ルト21を取り外している。
【0019】次に図15に示すように、インサートナッ
トc,dのそれぞれにアンカーボルト25,27を螺着
して、これらを番線などによって梁配筋24と壁配筋2
6とに結合し、かつ、梁型枠34と壁型枠35を配置し
てコンクリートを打設することで、このコンクリートを
介して出窓ユニットAが躯体に一体化された出窓付き外
壁8が構築されるのである。
【0020】このようにして構築された出窓の下部側に
は、図2,16に示すように、底板11cと腰壁12と
左右一対の出窓本体支持部材13の三者と、出窓ユニッ
ト設置面板つまり水平スラブである開放廊下6とによっ
て、室外側で開口する空間が形成されることになる。こ
の空間を設備収納部Pとして利用し、ここに例えば空調
器の室外設備37を設置すると共に、この設備37の機
能実現化に要する部材(即ち、冷媒の取り出し管と送り
出し管とドレン管、及び、電気配線)38を貫通孔30
aに挿通させている。この図16において、図中の36
は出窓本体11に嵌め込まれたスライド窓付きの扉枠で
ある。
【0021】住戸1B側のプレキャスト製出窓ユニット
Aについては、図1,17,18に示すように、外壁8
の厚さに相当する寸法の柱欠き部41が柱1に連なる角
部に形成されている点と、柱型枠内の柱配筋に結合され
るアンカーボルト42螺着用のナットjが腰壁12にイ
ンサートされている点とが、上記した住戸1A側のPC
製出窓ユニット7とは異なるだけで、全体構造は殆ど変
わりはないことから、その六面を図19〜25に示し、
かつ、住戸1A側のプレキャスト製出窓ユニットAと同
じ構成部材に同符号を付して重複説明を避けることにす
る。
【0022】尚、図16を参照して明らかなように、上
記の収納部Pはオープン空間であることから、室外設備
37に悪戯される懸念があるならば、図26に示すよう
に、収納部Pの開口部に錠付き開閉扉43を備えた扉枠
44を設ければよい。
【0023】上記の各実施例では、腰壁12を底板11
cの室内側下方に連設して、室外側で開口する収納部P
を構成しているが、図27に示すように、腰壁12を底
板11cの室外側下方に連設させて、底板11cと腰壁
12と左右一対の出窓本体支持部材13の三者と、開放
廊下(水平スラブ)6とによって、室内側で開口する収
納部Pを構成することも可能である。この場合、換気孔
30bを設ける必要があれば、図示の通り、換気孔30
bは出窓側板11bに形成されることになる。また、図
示しないが、底板11cに貫通孔30aを形成しておけ
ば、これを収納部P内部の照明器具用の電線挿通孔にす
ることができる。
【0024】かゝる構成において、同図に仮想線で示す
ように、上記の室内側で開口した収納部Pの開口部に、
開閉扉付きの扉枠45を設ける構成とするもよく、更
に、腰壁12を底板11cの室内側下方に連設させる構
成において、実施例では出窓本体支持部材13を板状に
しているが、図28に示すように、出窓本体支持部材1
3を柱状にして実施可能である。また、図29に示すよ
うに、出窓本体支持部材13が腰壁12の片側にのみ設
けられる場合、反対側の適当な位置を、型枠支保工とし
て用いられる短寸のポスト13aで支持して、出窓ユニ
ットAの自立姿勢を安定させるようにしてもよい。出窓
の開口部をL形やコ字形にしてもよい。図30は、出窓
の開口部を互いに直角な2面にわたって設け、平面視L
形の部分を有するサッシが取り付けられるようにした場
合である。
【0025】尚、上記の各実施例では、出窓本体11
と、腰壁12と、出窓本体支持部材13の三者を工場で
一体にプレキャスト成型して自立可能なプレキャスト製
の出窓ユニットAを構成したが、本発明の出窓ユニット
Aは、出窓本体11と、腰壁12と、出窓本体支持部材
13の三者を個別にプレキャスト成型し、それらを互い
に連結して、結果的に自立可能に構成したものであって
もよい。図示はしないが、室外側または室内側で開口す
る収納部を構成する場合、収納部の底壁をプレキャスト
成型により一体成型してもよい。また実施例では、出窓
ユニットAを柱・梁1,2や外壁8に一体化させるのに
アンカーボルト25,27,42を利用しているが、ユ
ニット用配筋を出窓ユニットAから突出させておいて、
これを柱・梁や外壁の配筋24,26に結合させる手段
をとるもよく、本発明ではこれらをアンカー部材と称
し、かつ、アンカー部材がボルトである場合のインサー
トナットc,d,jをアンカー部材連設手段と称してい
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出窓を自立可能なプレキャスト製とし、このプレキャス
ト製出窓ユニットを所定箇所に自立させ、かつ、この出
窓ユニットに連設のアンカー部材を躯体構成用型枠内に
位置させて、当該型枠内に打設されるコンクリートによ
って出窓ユニットを躯体に一体化させるようにしたの
で、構成的に小さく且つ形状的に複雑な出窓を、簡単な
手間で時間的にも短工期で構築できるのである。
【0027】即ち、構成的に小さく且つ形状的に入り組
んだ複雑な構造の出窓については、これを自立可能なプ
レキャスト製の出窓ユニットにして所定箇所に自立させ
るようにしたことで、従来のように、小さくて様々な形
状の膨大な数の型枠を製作加工して、これを狭いスペー
スに巧みに配置した配筋を囲うように設置し、かつ、コ
ンクリートの打設後に脱型する非常に煩わしくて手間の
かゝる作業から解放されるようになり、更に、コンクリ
ートの充填性の悪さを懸念せずに済む上に、型枠の破損
といった不経済な事態も一切伴わず、集合住宅の出窓を
短工期で能率良く構築できるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】集合住宅の二住戸分の横断平面図である。
【図2】外壁に連ねて設置されるタイプのる出窓ユニッ
トの縦断側面図である。
【図3】出窓ユニットの横断平面図である。
【図4】出窓ユニットの正面図である。
【図5】出窓ユニットの平面図である。
【図6】出窓ユニットの底面図である。
【図7】出窓ユニットの背面図である。
【図8】出窓ユニットの左側面図である。
【図9】出窓ユニットの右側面図である。
【図10】図4のA−A線断面図である。
【図11】図4のB−B線断面図である。
【図12】出窓ユニットを正面斜め上方から見た斜視図
である。
【図13】出窓ユニットを背面斜め上方から見た斜視図
である。
【図14】出窓ユニット持ち込みの説明図である。
【図15】出窓ユニットの所定箇所への建て込み並びに
各種配筋の配置説明図である。
【図16】空調器の室外設備を収納部に設置した例を示
す説明図である。
【図17】柱に連ねて設置される別実施例の出窓ユニッ
トの横断平面図である。
【図18】出窓ユニットを背面斜め上方から見た斜視図
である。
【図19】出窓ユニットの正面図である。
【図20】出窓ユニットの平面図である。
【図21】出窓ユニットの底面図である。
【図22】出窓ユニットの背面図である。
【図23】出窓ユニットの左側面図である。
【図24】出窓ユニットの右側面図である。
【図25】図17のC−C線断面図である。
【図26】収納部に扉枠を設けた構成例の説明図であ
る。
【図27】腰壁を室外側に連設した別実施例の出窓ユニ
ットの縦断側面図である。
【図28】出窓本体支持部材を柱状に構成した別実施例
の出窓ユニットの斜視図である。
【図29】出窓本体支持部材を片側にだけ構成した別実
施例の出窓ユニットの斜視図である。
【図30】出窓の開口部を互いに直角な2面にわたって
設けた別実施例の出窓ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
A…出窓ユニット、6,14…水平スラブ(開放廊下、
床スラブ)、11…出窓本体、11c…出窓本体底板、
12…腰壁、13…出窓本体支持部材、25,27,4
2…アンカー部材、30…貫通孔、34,35…躯体構
成用型枠、37…収納部に設置される設備、43…開閉
扉、44,45…扉枠、c,d,j…アンカー部材連設
手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 置田 光孝 神戸市東灘区青木2−2−1−821

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出窓本体と腰壁と出窓本体支持部材をプ
    レキャスト成型して自立可能に構成してあることを特徴
    とするプレキャスト製出窓ユニット。
  2. 【請求項2】 集合住宅の躯体に一体化されるアンカー
    部材または当該アンカー部材を連設するためのアンカー
    部材連設手段を備えていることを特徴とする請求項1に
    記載されたプレキャスト製出窓ユニット。
  3. 【請求項3】 前記腰壁を出窓本体底板の室内側に連設
    すると共に、前記底板と腰壁とにわたってそれらの左右
    両側に板状の出窓本体支持部材を連設して、この左右一
    対の出窓本体支持部材と前記底板と腰壁の三者が水平ス
    ラブとによって室外側で開口する収納部を形成するよう
    に構成してあることを特徴とする請求項1又は2に記載
    されたプレキャスト製出窓ユニット。
  4. 【請求項4】 前記収納部に設置される設備の貫通孔を
    設けてあることを特徴とする請求項3に記載されたプレ
    キャスト製出窓ユニット。
  5. 【請求項5】 前記収納部の室外側開口部に、開閉扉を
    備えた扉枠を設けることを特徴とする請求項3又は4に
    記載されたプレキャスト製出窓ユニット。
  6. 【請求項6】 前記腰壁を出窓本体底板の室外側に連設
    すると共に、前記底板と腰壁とにわたってそれらの左右
    両側に板状の出窓本体支持部材を連設して、この左右一
    対の出窓本体支持部材と前記底板と腰壁の三者が水平ス
    ラブとによって室内側で開口する収納部を形成するよう
    に構成してあることを特徴とする請求項1又は2に記載
    されたプレキャスト製出窓ユニット。
  7. 【請求項7】 前記収納庫の室内側開口部に、開閉扉を
    備えた扉枠を設けることを特徴とする請求項6に記載さ
    れたプレキャスト製出窓ユニット。
  8. 【請求項8】 出窓本体と腰壁と出窓本体支持部材をプ
    レキャスト成型して成る自立可能なプレキャスト製出窓
    ユニットを、水平スラブの所定箇所に建て込み、かつ、
    出窓ユニットに連設したアンカー部材を躯体構成用型枠
    内に位置させて、当該型枠内に打設されるコンクリート
    によって前記出窓ユニットを躯体に一体化させることを
    特徴とする集合住宅の出窓の構築方法。
JP5210991A 1993-08-02 1993-08-02 プレキャスト製出窓ユニットとそれを用いた集合住宅の出窓の構築方法 Pending JPH0742276A (ja)

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