JPH0742017Y2 - 可動型空気調和装置 - Google Patents

可動型空気調和装置

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JPH0742017Y2
JPH0742017Y2 JP1990098969U JP9896990U JPH0742017Y2 JP H0742017 Y2 JPH0742017 Y2 JP H0742017Y2 JP 1990098969 U JP1990098969 U JP 1990098969U JP 9896990 U JP9896990 U JP 9896990U JP H0742017 Y2 JPH0742017 Y2 JP H0742017Y2
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JP
Japan
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air conditioner
air
rail
floor
coil
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JP1990098969U
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JPH0457124U (ja
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秀明 天満
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は空気調和装置(以下、空調装置)の放熱コイル
を床上または天井近くに移動できるように構成した可動
型空調装置に関する。
《従来の技術》 自然対流式の空調装置は無音、かつおだやかな気流であ
るため、快適な空調装置を実現する。
この種の空調装置は、例えば冷温水コイルに放熱フィン
を取付けた放熱コイルを窓際の天井面に固定していた。
これにより、冷房時には冷気が窓の上の方から床面へ流
れ、窓外部からの熱気を遮断しながら冷房し、暖房時に
は窓からの冷気はそのままにしながら天井輻射熱を形成
していた。
《考案が解決しようとする課題》 叙述の従来例では暖房時に窓からの冷たい空気が下方へ
流れるので、上下の温度差が大きくなり、また空気の循
環がなく空気の滞留を生じさせていた。
本考案は上記暖房時の不具合に鑑み、これを解消した可
動型空気調和装置の提供を目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案の空調装置は床上か
ら天井近くへ垂直にレールを渡し、放熱コイルを該レー
ルにて上下に移動自在に支持したのである。
《作用》 暖房時には放熱コイルをレールに沿って床面近くに降
し、放熱コイルからの輻射熱のほかに暖気の上昇気流を
生じさせ、空気の滞留を解消すると同時に上昇気流にて
窓の影響による冷気の降下を防いでいる。
《実施例》 以下、本考案の好適な実施例について図面を参照して詳
細に説明する。
図は何れも本考案の空調装置の使用状態と構成を説明す
るためのもので、第1図は冷房時の状態である。
窓2の傍の天井3と床4との間に縦に2本の平行なレー
ル5を設けている。このレール5に沿って上下に容易な
移動が可能となるように、冷暖房用放熱コイル6をレー
ル5に係止固定している。
放熱コイル6は密に蛇行させたパイプ7の周面に放熱フ
ィン8を密実に多設し、フィン8表面の結露による水滴
や冷温水をフィン8の底端面下に配置したドレンパン9
で受止める構成である。
パイプ7の端部は外部に設置してある冷温水発生器10の
給水管11と戻り管12に夫々接続し、放熱コイル6は冷房
時には冷温水発生器10から冷水の供給を受け、放熱フィ
ン8周囲の空気を冷している。
冷やされた冷気は床4の方へ窓2の内面に沿って自然降
下し、自然対流が生じている。
給水管11及び戻り管12とパイプ7との接続口13−13aは
天井3近くの上の方ならびに床4近くの下の方へ設けて
いる。冷房時には放熱コイル6のパイプ7は上の方の接
続口13に接続しており、その際にはレール5の上の位置
に放熱コイル6を係止固定し、冷気を天井3近くで発生
させながら室内を冷やすものである。
暖房時には第2図の如く上の方の接続口13を外し、また
放熱コイル6はレール5への固定を解除してレール5に
沿ったまま下へ移動させながら、パイプ7の端部と下方
位置の接続口13aとが一致する所で止め、レール5に固
定する。
そして、冷温水発生器10からの温水をパイプ7に循環さ
せ、放熱フィン8周囲の空気を暖める。
放熱コイル6は床4近くに降ろした設置位置になってい
るので、暖気が床面近くから上昇して自然対流を発生さ
せている。
《効果》 以上詳細に説明したように、本考案の可動型空気調和装
置によれば、床上から天井近くへ垂直にレールを渡し、
これによって放熱コイルを上下に移動させるように支持
しているので、暖房時には暖気を床面近くから上昇さ
せ、冷房時には天井近くから冷気を降下させることがで
きる。
したがって、夏または冬の何れの場合にも自然対流を生
じさせ、空気の停滞を防止した静寂な空調装置を構成す
るとともに、床面近くの冷気は放熱コイル側で暖まり上
昇するので、理想的な温度分布を実現できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例による冷房時の構成を示した正
面図、第2図はその暖房時を示した正面図である。 2……窓、3……天井 4……床、5……レール 6……放熱コイル、7……パイプ 8……放熱フィン、9……ドレンパン 10……冷温水発生器、11……給水管 12……戻り管、13……接続口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床上から天井近くへ垂直にレールを渡し、
    放熱コイルを該レールにて上下に移動自在に支持したこ
    とを特徴とする可動型空気調和装置。
JP1990098969U 1990-09-25 1990-09-25 可動型空気調和装置 Expired - Lifetime JPH0742017Y2 (ja)

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JPH0457124U JPH0457124U (ja) 1992-05-15
JPH0742017Y2 true JPH0742017Y2 (ja) 1995-09-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5136708B1 (ja) * 2012-02-29 2013-02-06 株式会社トヨックス スタンド型輻射装置及び輻射空調システム
JP2013181743A (ja) * 2012-10-26 2013-09-12 Toyox Co Ltd スタンド型輻射装置及び輻射空調システム

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JPH0457124U (ja) 1992-05-15

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