JPH074163Y2 - 包装用びん - Google Patents

包装用びん

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Publication number
JPH074163Y2
JPH074163Y2 JP1989147019U JP14701989U JPH074163Y2 JP H074163 Y2 JPH074163 Y2 JP H074163Y2 JP 1989147019 U JP1989147019 U JP 1989147019U JP 14701989 U JP14701989 U JP 14701989U JP H074163 Y2 JPH074163 Y2 JP H074163Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
label
mirror
mirror portion
packaging bottle
bottle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989147019U
Other languages
English (en)
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JPH0387617U (ja
Inventor
洋介 安田
正樹 三浦
實 吉野
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は包装用びんの改良に関するものである。
(従来の技術) 従来の包装用びんとして第7図に示すものがある。
この包装用びん1は、その胴部1aの主要な部分にその外
周を6分してびん内部に減圧を生じた場合にその減圧に
より生ずる胴部1aの収縮変形を適切に吸収して異常変形
を予防する所謂ミラー部1bと称されるたて長の凹所が形
成されている。そして通常このミラー部1bを含む略A−
Aの部分にラベル2を巻くラベル部としている。
近年かかるラベルとして、予め適当な印刷表示を施した
収縮性フィルム(シュリンクフィルム)が用いられてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで上記収縮性フィルムによるラベル2、その上部
及び下部が胴部1aに全周で略密着している。
そして一例として、かかる包装用びん1はまず空きびん
の状態で洗滌され次いで充填形態の一つである所謂ホッ
トパックにおいて、約85°Cにて殺菌された内容液を充
填した後、外部に冷水をシャワー状にかけ冷却が行われ
る。上記洗滌あるいは冷却時シャワー状に噴射される水
は、その噴射による勢いで前記ラベル2上部の微小な胴
部との間隙から侵入し、前記ミラー部1b内に保持されて
しまいもはやこれはエヤー吹き付け等の手段では到底除
去し得ない不都合があった。
又上記ミラー部1b内に水分が保持された状態では、本体
胴部の肉厚が増加しているものと同じようにその後の冷
却水による内容物との熱交換が適切に行われず冷却効率
を著しく低下させる原因になっていた。
たまたま実開平1−170605号には、第8図に示すような
ミラー部1bの下辺部に数本の凹溝1cを形成した包装用び
んの開示がある。
しかし同包装用びん1は、ミラー部1bとその下辺部の凹
溝1cが接続しておらずミラー部1bと凹溝1c間の部分1dで
ラベルが密着しておりやはり上述のミラー部1bへの侵入
水は逃げ場が殆んどない。
本考案は、簡単な構成で上述の問題を解決することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 第1の考案は、びん体の胴部主要部に、たて長に凹設し
たミラー部を形成し、該ミラー部の全体を覆ってラベル
を被覆した包装用びんであって、前記ミラー部の凹所下
部に接続して下方に延び前記ラベル外に達する凹溝を前
記各ミラー部に少なくとも1本形成したことを特徴とす
る包装用びんである。
また、第2の考案は、第1の考案に加え前記ミラー部の
凹所上部に接続して上方に延び前記ラベル外に達する凹
溝を前記各ミラー部に少なくとも1本形成したことを特
徴とする包装用びんである。
(作用) 第1の考案においては、前記ミラー部の凹所下部に接続
して下方に延びラベル外に達する凹溝があるので、上述
のミラー部に侵入した空びん洗滌時の洗滌水,冷却時の
冷却水あるいは低温充填後の殺菌時の熱水はこの凹溝を
伝わって速やかに外部に流れ落ちる。
第2の考案においては更に上方の凹溝の存在によって、
これが下部凹溝と連通する冷却水流路を形成することに
なり、前述の冷却水流下を助長し、熱交換率の向上が得
られる。これは低温充填後、熱水殺菌を行なう際も熱交
換率の向上の点で同じことが云える。
(実施例) 以下図面によりこの考案の実施例を説明する。尚前記従
来の例とミラー部等の基本構成は同一であり同一符号を
付して説明を省略する。
第1図〜第3図において、10はミラー部1bの下部に接続
して形成された下方に延びる凹溝でラベル2の下方にま
で延長している。
又、11は上記凹溝10の他に更にミラー部1bの上部に接続
され、ラベル2の上方にまで延びる他の凹溝である。こ
れら凹溝10,11は1本以上数条であっても良い。
次に第4図〜第6図の例は、上記下辺の凹溝10をびん1
の下端にまで延長させた例で、これはラベル2の上下方
向の巾が、特に下方にラベル幅が大となるラベルに対処
したものである。
上記下辺部凹溝10のミラー部1bへの接続によって、洗滌
水,冷却水あるいは熱水は該ミラー部1b内に封入保持さ
れることはなく、好適に流下除去される。
又、上記上辺部の凹溝11のミラー部1bへの接続によって
冷却水あるいは殺菌時の熱水が容易にミラー部に侵入
し、下辺部の凹溝10のミラー部1bへの接続と相まって好
適に除去される。
(考案の効果) 以上の如く第1の考案は、包装用びん主体にミラー部を
有し、その部分をラベルとしてなる包装用びんにおい
て、前記ミラー部の凹所下部に接続して下方に延びラベ
ル外に達する凹溝を各ミラー部に少くとも1本形成した
ことを特徴とする包装用びんであり、又第2考案は上記
に加えて該ミラー部の凹所上部にも接続して上方に延び
ラベル外に達する凹溝を各ミラー部に少くとも1本形成
してなる包装用びんである。
従って、上述したミラー部に侵入した洗滌水、冷却水,
熱水は、その部分に保持されることなく下部の凹溝を伝
わって速やかに外部に流下して排出される。
又更に上方の凹溝の存在によって、これが下部凹溝と連
通する水流路を形成することになり、前述の冷却水ある
いは熱水の流下を助長し、前記熱交換率の向上が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例包装用びんの正面
図、中央横断面図、底面図、第4図〜第6図は他の実施
例の正面図、中央横断面図、底面図、第7図、第8図は
従来例の正面図である。 1……包装用びん、1a……胴部、1b……ミラー部、2…
…ラベル、10……凹溝(上部)、11……凹溝(下部)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】びん体の胴部(1a)主要部に、たて長に凹
    設したミラー部(1b)を形成し、該ミラー部(1b)の全
    体を覆ってラベル(2)を被覆した包装用びん(1)で
    あって、前記ミラー部(1b)の凹所下部に接続して下方
    に延び前記ラベル(2)外に達する凹溝(10)を前記各
    ミラー部(1b)に少なくとも1本形成したことを特徴と
    する包装用びん。
  2. 【請求項2】前記ミラー部(1b)の凹所上部に接続して
    上方に延び前記ラベル(2)外に達する凹溝(11)を前
    記各ミラー部(1b)に少なくとも1本形成してなる請求
    項1に記載の包装用びん。
JP1989147019U 1989-12-22 1989-12-22 包装用びん Expired - Lifetime JPH074163Y2 (ja)

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