JPH0740296U - 傘収納庫付自動車ドア内張り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 車内での傘の収納が場所をとらず車内を濡
らすことなくしかも出し入れがスピーデイーになされ
る。 〔構成〕 従来からの車のドア内張りプラスチック部
分を傘入れの形に成型して装着する。

Description

【考案の詳細な説明】 〔０００１〕 〔利用分野〕 自動車内を濡らすことが無く、傘の出し入れも簡単である。又、安全面 でも何等不安を感じない位置である。

〔０００２〕 〔従来の技術〕 自動車内に傘を置く場所が無く、床が水浸しになり、市販の傘入れでは固定出 来ず不安定であり、傘入れを外し雨水を捨てる必要がある。

〔０００３〕 〔考案が解決しようとする課題〕 日本では梅雨の時期もあり年間を通じ傘を持ち歩く頻度は高く、車内に保管収 納する必要もある。濡れた傘を車内に入れた場合、マットに溜った水が下のカー ペットを濡らして傷めたり、更に下部の鉄板部分の腐食を早め気分的にも不快な 思いをする。又、他の車内用傘入れでは、狭い車内にはどうしても場所をとって 邪魔になるし、雨水の処理が困難である。

〔０００４〕 〔課題を解決するための手段） ドアの外張りの鉄板部分はそのままで、内張りのプラスチック部分の下部半分 ぐらいを成型することで製作出来る。傘の形に横に細長く筒状に突起させ上部を 空けた形にする。上部全体が空いているので素早く傘を入れられる。傘入れ状に 成型したものを手前から前方へ斜めに傾斜をつけることにより、雨水が流れやす くし、雫を貯めて前方の先端の穴から車外へ流れ出るようにする。運転中傘が飛 び出さないように中程でプラスチック製バックル付きバンドで留めるようにする 。整形の際すべての角にまるみを持たせ、サイズは車種によって別紙の図面の通 り全長７５センチメートルから９０センチメートルにすると市販の傘が入る。

（０００５〕 〔作用〕 成型することにより車のドアの部分を有効に使用する上、スペースをとらない ので、運転者や他の乗員の乗り降り等の支障にもならない。

〔０００６〕 〔実施例〕 車の後部のドアは横幅が狭いので、運転席ドアと助手席ドアに実施することが 最適である。したがって成型するに当たっては運転席のドアと助手席のドアとを 左右対称の形を作ればよい。傘入れの部分の表面は成型の際絵柄等をつけ、ＵＭ ＢＲＥＬＬＡ ＢＯＸの文字を小さく浮き出しにする。

〔０００７〕 〔考案の効果〕 傘の収納場所に困っている人は多く、雨水で車内を濡らして不快な思いをして いる。この考案により、場所をとらず従来の車内面積のまま、しかも雨水を気に する事もなく運転席でも後部座席でも快適に過ごせる。

【図面の簡単な説明】

〔図１〕 側面図の１ 運転席ドア内張りを成型した側面図である。 〔図２〕 側面図の２ ドア後方より見た側面図である。 （図３） 断面図の１ プラスチック部分を側面から見た断面図である。この部
分を成型加工する。 （図４） 断面図の２ ドア後方より見た断面図である。 （図５） 平面図 プラスチック突起部分を上から見た平面図である。 〔符号の説明〕 Ａ 鉄板外張り Ｂ プラスチック内張り １ 柄乗せ台 ２ プラスチック製バックル付き布バンド ３ 水抜き穴 ４ 蓋

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【手続補正書】

【提出日】平成５年１２月２８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図３】

【図５】

【図１】

【図２】

【図４】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 〔請求項１〕 自動車ドアの内張りの下部にプラスチッ
   クの傘収納庫を成型加工して装着する。