JPH0740112U - ペレタイザ - Google Patents
ペレタイザInfo
- Publication number
- JPH0740112U JPH0740112U JP070169U JP7016993U JPH0740112U JP H0740112 U JPH0740112 U JP H0740112U JP 070169 U JP070169 U JP 070169U JP 7016993 U JP7016993 U JP 7016993U JP H0740112 U JPH0740112 U JP H0740112U
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- JP
- Japan
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- knife
- die plate
- molten resin
- front surface
- pores
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B9/00—Making granules
- B29B9/02—Making granules by dividing preformed material
- B29B9/06—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
- B29B9/065—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion under-water, e.g. underwater pelletizers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイプレートの細孔から押出された溶融樹脂
を切断した後、該細孔から続けて押出される溶融樹脂が
ナイフに接触することによる、ペレット形状の不良,溶
融樹脂の切断不良,ナイフ折損等の弊害を防止する。 【構成】 高速回転させたナイフ6の回転方向前縁側の
刃先6bをダイプレート4の前面4aに接触または一定
の間隔を設けて対向させ、このナイフ6によってダイプ
レート4の細孔から押出される溶融樹脂をペレット状に
切断するようにしたペレタイザにおいて、前記ナイフ6
のダイプレート4側に形成した逃げ面12と、ダイプレ
ート前面4aとの間隔を、ナイフ回転方向A後方に向け
て、漸次大となるように構成する。
を切断した後、該細孔から続けて押出される溶融樹脂が
ナイフに接触することによる、ペレット形状の不良,溶
融樹脂の切断不良,ナイフ折損等の弊害を防止する。 【構成】 高速回転させたナイフ6の回転方向前縁側の
刃先6bをダイプレート4の前面4aに接触または一定
の間隔を設けて対向させ、このナイフ6によってダイプ
レート4の細孔から押出される溶融樹脂をペレット状に
切断するようにしたペレタイザにおいて、前記ナイフ6
のダイプレート4側に形成した逃げ面12と、ダイプレ
ート前面4aとの間隔を、ナイフ回転方向A後方に向け
て、漸次大となるように構成する。
Description
【0001】
本考案は、合成樹脂を粒状化すなわちペレット化するための装置であるペレタ イザに関するものである。
【0002】
高速回転させたナイフの回転方向前縁側の刃先をダイプレートの前面に接触ま たは一定の隙間を設けて対向させ、押出機によってダイプレートの細孔から押出 される溶融樹脂を前記ナイフで切断してペレットを形成するペレタイザとして、 アンダーウォータカットペレタイザ,ホットカットペレタイザがある。
【0003】 図6に示すように、前記ナイフ21の背面側には、刃先22のナイフ回転方向 D後方側に、ダイプレート23の前面23aとの不必要な接触をさけるべく逃げ 面24が形成されているのであるが、この逃げ面24のダイプレート前面23a に対向する面は、ダイプレート前面23aと平行に形成されている。
【0004】
前記従来のものにあっては、図6の(a)〜(e)に順に示すように、ダイプ レート23の細孔25から押出される溶融樹脂Eは、ナイフ21で切断された直 後も連続して押出されることから、溶融樹脂Eを切断した後、細孔25をナイフ 21が通り過ぎる前に、該細孔25から押出される溶融樹脂Eがナイフ21に達 して逃げ面24に接触することがあり、この逃げ面24に接触した溶融樹脂Eを 後続のナイフ21にて切断すると、ペレット形状が悪くなるという問題がある。
【0005】 また、溶融樹脂Eが逃げ面24に接触すると、該溶融樹脂Eが逃げ面24に付 着して凝固し、これが繰返されると、図7(a),(b)に示すように、付着樹 脂Fが増大し、この増大した付着樹脂Fによって、ナイフ21が押圧され、該ナ イフ21のダイプレート23への正常な押圧力が維持できず、ナイフ21の刃先 22がダイプレート前面23aから大きく離反して、切断不良を起こす場合があ る。
【0006】 さらに、最悪の場合、偏った荷重がナイフ21に作用して、ナイフ21の折損 事故を引起こす恐れもある。 なお、溶融樹脂Eがナイフ21に接触しないように、逃げ面24とダイプレー ト前面23aとの距離を充分に採ればよいが、これであると刃先22部分に強度 低下をきたすという問題がある。
【0007】 そこで本考案は前記問題点に鑑みて、ダイプレートから押出された溶融樹脂が ナイフに接触することによる、ペレット形状の不良,溶融樹脂の切断不良,ナイ フ折損等の弊害を防止することを目的とする。
【0008】
本考案が、前記目的を達成するために講じた技術的手段は、高速回転させたナ イフ6の回転方向前縁側の刃先6bをダイプレート4の前面4aに接触または一 定の隙間を設けて対向させ、このナイフ6によってダイプレート4の細孔3から 押出される溶融樹脂Bをペレット状に切断するようにしたペレタイザにおいて、 前記ナイフ6のダイプレート4側に形成した逃げ面12に、溶融樹脂(B)との 接触をさけるべく、ダイプレート前面(4a)との間隔が、ナイフ回転方向(A )後方に向けて漸次大となる部分を設けた点にある。
【0009】
ダイプレート4の前面4aから細孔3を介して溶融樹脂Bが押出され、この押 出された溶融樹脂Bを、高速回転されると共にダイプレート4の前面4aに接触 または一定の隙間を設けて対向させたナイフ6によって切断することでペレット が形成される。
【0010】 ナイフ6のダイプレート4接触側には逃げ面12が形成され、この逃げ面12 には、該逃げ面12と、ダイプレート前面4aとの間隔が、ナイフ回転方向A後 方に向けて漸次大となるようにした部分が設けられていて、溶融樹脂Bが切断さ れた直後の細孔3とナイフ6の逃げ面12との間隔が、ナイフ6の進行とともに 大きくなるようになっている。
【0011】 これにより、溶融樹脂Bを切断した後、細孔3をナイフ6が通り過ぎる前に、 該細孔3から続けて押出される溶融樹脂Bが逃げ面12に接触し、該逃げ面12 に付着するのを回避できる。
【0012】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1乃至図4は一実施例を示す。図2はアンダーウォターカットペレタイザ1 を示し、該ペレタイザ1は、押出筒2の先端に、多数の細孔3を形成したダイプ レート4と、このダイプレート4の外周及び前方を覆う水室5とを装着すると共 に、水室5内に、回転自在に支持された複数枚(本実施例では4枚)のナイフ6 を備えて主構成されている。
【0013】 前記押出筒2内には押出しスクリューが内蔵されていて、溶融樹脂を細孔3を 介してダイプレート4の前面4a側から水室5内へと押出すことができるように なっている。また、水室5内へは水が下方から流入され、上部の排水口7から流 出されるようになっている。 図1及び図3に示すように、ナイフ6は、その基部6aが、ダイプレート4の 前面4aに対向状に配置されたナイフホルダ8の後面8aにボルト固定されてい る。ナイフホルダ8の前面中央部には回転軸10が取付固定され、この回転軸1 0は、水室5に取付固定された軸受体11に回転自在で且つ軸心方向移動自在に 支持されると共に、図外のモータによって軸心廻りに回転駆動されるようになっ ており、ナイフ6が矢示A方向に高速回転されるようになっている。
【0014】 ナイフ6は回転方向前縁が刃先6bとされ、この刃先6bがダイプレート前面 4aに接触されている。したがって、図4の(a)〜(c)に順示すように、ダ イプレート4の細孔3から押出される溶融樹脂Bは、水室5内の流水によって冷 却凝固されると同時に高速回転されるナイフ6によって切断されてペレットとな る。
【0015】 また、ナイフ6の背面には、ダイプレート4の前面4aとの不必要な接触をさ けるべく、刃先6aから所定距離をおいて逃げ面12が形成されている。この逃 げ面12の、ダイプレート前面4aと対向する面は、ナイフ回転方向A後方に向 けてダイプレート前面4aから離反する方向に漸次傾斜状に形成されていて、溶 融樹脂Bが切断された直後の細孔3とナイフ6の逃げ面12との間隔が、ナイフ 6の進行とともに大きくなるようになっている。これにより、溶融樹脂Bを切断 した後、続けて細孔3から押出される溶融樹脂Bが、該細孔3をナイフ6が通り 過ぎる前に逃げ面12に接触しないようになっている。
【0016】 図5は他の実施例を示し、ナイフホルダ8のナイフ取付面13を、ダイプレー ト前面4aに対してナイフ回転方向A後方に向けてダイプレート前面4aから離 反する方向に漸次傾斜状に形成することで、逃げ面12の、ダイプレート前面4 aと対向する面を、ナイフ回転方向A後方に向けてダイプレート前面4aから離 反する方向に傾斜状としたものである。
【0017】 なお、本考案は前記実施例に限定されることはなく、逃げ面12の回転方向A 後端側において、ダイプレート前面4aからの間隔が溶融樹脂Bが接触しない程 度の間隔になれば、該後端側をダイプレート前面4aと平行に形成してもよい。 すなわち、逃げ面12の全体が傾斜状となっていなくてもよい。
【0018】
本考案によれば、ナイフ6のダイプレート4側に形成した逃げ面12に、溶融 樹脂(B)との接触をさけるべく、ダイプレート前面(4a)との間隔が、ナイ フ回転方向(A)後方に向けて漸次大となる部分を設けたので、溶融樹脂Bが切 断された直後の細孔3とナイフ6の逃げ面12との間隔が、ナイフ6の進行とと もに大きくなるようになっており、これにより、溶融樹脂Bを切断した後、細孔 3から続けて押出される溶融樹脂Bがナイフ6の逃げ面12に接触するのを防止 できる。
【図1】図3のC−C線矢示図である。
【図2】ペレタイザの側面断面図である。
【図3】ナイフホルダにナイフが取付けられた状態を示
す背面図である。
す背面図である。
【図4】溶融樹脂の切断過程を示す断面図である。
【図5】他の実施例を示す図である。
【図6】従来例に係る溶融樹脂の切断過程を示す断面図
である。
である。
【図7】従来例の溶融樹脂付着状態を示す図である。
3 細孔 4 ダイプレート 4a ダイプレート前面 6 ナイフ 6b 刃先 12 逃げ面 A ナイフ回転方向 B 溶融樹脂
フロントページの続き (72)考案者 永見 信樹 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)考案者 吉井 康雄 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 高速回転させたナイフ(6)の回転方向
(A)前縁側の刃先(6b)をダイプレート(4)の前
面(4a)に接触または一定の隙間を設けて対向させ、
このナイフ(6)によってダイプレート(4)の細孔
(3)から押出される溶融樹脂(B)を切断してペレッ
トを形成するペレタイザにおいて、 前記ナイフ(6)のダイプレート(4)側に形成した逃
げ面(12)に、溶融樹脂(B)との接触をさけるべ
く、ダイプレート前面(4a)との間隔が、ナイフ回転
方向(A)後方に向けて漸次大となる部分を設けたこと
を特徴とするペレタイザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP070169U JPH0740112U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ペレタイザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP070169U JPH0740112U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ペレタイザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740112U true JPH0740112U (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=13423777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP070169U Pending JPH0740112U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ペレタイザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740112U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998039147A1 (fr) * | 1997-03-04 | 1998-09-11 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Granulateur destine a couper des granules sous l'eau, couteau utilise par ce granulateur et procede de coupe de granules sous l'eau mettant en oeuvre ce couteau |
WO2022130678A1 (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-23 | 株式会社日本製鋼所 | カッタ刃及びカッタ刃の製造方法 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP070169U patent/JPH0740112U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998039147A1 (fr) * | 1997-03-04 | 1998-09-11 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Granulateur destine a couper des granules sous l'eau, couteau utilise par ce granulateur et procede de coupe de granules sous l'eau mettant en oeuvre ce couteau |
WO2022130678A1 (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-23 | 株式会社日本製鋼所 | カッタ刃及びカッタ刃の製造方法 |
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