JPH073929B2 - Am検波回路 - Google Patents

Am検波回路

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JPH073929B2
JPH073929B2 JP60070706A JP7070685A JPH073929B2 JP H073929 B2 JPH073929 B2 JP H073929B2 JP 60070706 A JP60070706 A JP 60070706A JP 7070685 A JP7070685 A JP 7070685A JP H073929 B2 JPH073929 B2 JP H073929B2
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JP
Japan
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transistors
intermediate frequency
collectors
resistors
detection
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JP60070706A
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大和 岡信
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はAM検波回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、AM検波回路において、トランジスタにより
AM検波を行うと共に、この検波用のトランジスタと中間
周波アンプとの間に、特別のアンプを設けることによ
り、AM検波回路を中間周波アンプと一体にIC化でき、し
かも、安定な検波動作ができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
AM検波回路は、一般に第2図に示すように構成されてい
る。ここで、Qaは中間周波アンプの最終段のトランジス
タ、Taは中間周波トランス、Daは検波用のダイオードで
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、ダイオードDaによりAM検波を行うと、トラ
ンジスタQaにダイオードDaを直結することはできず、中
間周波トランスTaが必要となってしまう。したがって、
この検波回路をIC化してもトランスTaを外付けにしなけ
ればならないので、IC化のメリットが小さくなってしま
う。
また、コンデンサCaの容量が小さいと、検波出力中のキ
ャリア成分が除去されず、アンテナ入力側などに飛び込
んでビート妨害や異常発振などのトラブルを起こしてし
まう。したがって、コンデンサCaの容量は大きくしてキ
ャリア成分を十分に除去する必要があるが、そのように
すると、コンデンサCaもICの外付けとなり、やはりIC化
のメリットが小さくなってしまう。
この発明は、このような点にかんがみ、IC化に適し、し
かも、諸特性が良好なAM検波回路を提供しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明のAM検波回路はその例が第1図に示されている
様に第1及び第2のトランジスタQ4及びQ5のエミッタが
互いに接続されると共に、定電流源Q6に接続され、第1
及び第2のトランジスタQ4及びQ5のベースが第1及び第
2のコンデンサC1及びC2を通じて中間周波アンプ(1)
に接続されて互いに逆相の中間周波信号が供給され、第
1及び第2のトランジスタQ4及びQ5のコレクタとベース
との間に、第1及び第2の抵抗器R5及びR6が接続されて
ベースバイアスが供給されると共に、負帰還が行われ、
第1及び第2のトランジスタQ4及びQ5の夫々のコレクタ
間に第3及び第4の抵抗器R7及びR6が直列接続され、そ
の接続中点が第3及び第4のトランジスタQ7及びQ8のベ
ースに接続すると共に夫々のエミッタが電源端子に接続
され、第1及び第2のトランジスタQ4及びQ5の夫々のコ
レクタが第5及び第6の抵抗器R3及びR4を介して第3及
び第4のトランジスタQ7及びQ8の夫々のコレクタに接続
されて互いに逆相の中間周波信号が取り出され、第5及
び第6のトランジスタQ9及びQ10のコレクタ・エミッタ
間が並列接続され、これら第5及び第6のトランジスタ
Q9及びQ10のベースが第1及び第2のトランジスタQ4
びQ5のコレクタ回路に直結されて取り出された互いに逆
相の中間周波信号が供給され、第5及び第6のトランジ
スタQ9及びQ10のコレクタに負荷抵抗器R10及びコンデン
サC3が接続されて、カットオフ乃至カットオフに近いバ
イアスとなされ、第5及び第6のトランジスタQ9及びQ
10によりこれに供給された中間周波信号が両波整流検波
されて負荷抵抗器R10及びコンデンサC3に検波出力が取
り出されるようにしたものである。
〔作用〕
この発明によれば、中間周波アンプと一体にIC化でき、
しかも、諸特性が良好なAM検波回路となる。
〔実施例〕
第1図において、(1)は中間周波アンプの最終段を構
成する差動アンプを示し、Q1,Q2は差動増幅用のトラン
ジスタ、Q3は定電流源用のトランジスタ、R1,R2は負荷
抵抗器で、トランジスタQ1,Q2のコレクタに互いに逆相
の中間周波信号が取り出される。
そして、トランジスタQ4,Q5のエミッタが互いに接続さ
れ、これらエミッタが定電流源用のトランジスタQ6のコ
レクタ・エミッタ間を通じて接地され、トランジスタ
Q4,Q5のベースがコンデンサC1,C2を通じてトランジスタ
Q1,Q2のコレクタに接続され、トランジスタQ4,Q5のコレ
クタが抵抗器R3,R4及びトランジスタQ7,Q8のコレクタ・
エミッタ間を通じて電源端子T1に接続される。さらに、
トランジスタQ4,Q5のコレクタ・ベース間に抵抗器R5,R6
が接続されると共に、トランジスタQ4,Q5のコレクタ間
に抵抗器R7,R8が直列接続され、その接続中点がトラン
ジスタQ7,Q8のベースに接続される。
また、トランジスタQ9,Q10のコレクタ・エミッタ間が並
列接続され、これらのエミッタが抵抗器R9を通じて端子
T1に接続され、それらのベースがトランジスタQ8,Q7
コレクタに接続され、トランジスタQ9,Q10のコレクタが
抵抗器R10及びコンデンサC3の並列回路を通じて接地さ
れると共に、出力端子T2に接続される。なお、トランジ
スタQ9,Q10はトランジスタQ7,Q8と同一特性とされると
共に、カットオフバイアスないしカットオフに近いバイ
アスとされる。
このような構成によれば、トランジスタQ1,Q2のコレク
タの中間周波信号が、コンデンサC1,C2を通じてトラン
ジスタQ4,Q5のベースに供給されると共に、このとき、
トランジスタQ4,Q5のベースには抵抗器R5,R6を通じてバ
イアスが供給されているので、トランジスタQ4,Q5は差
動アンプ(2)として動作し、そのコレクタには互いに
逆相の中間周波信号が増幅されて取り出される。
しかし、このとき、抵抗器R7,R8の接続中点には、交流
成分は得られず、トランジスタQ4,Q5のコレクタの直流
電位に等しい直流電位であるから、トランジスタQ7,Q8
のコレクタ電流は直流成分だけとなる。
したがって、トランジスタQ4,Q5のコレクタに得られた
中間周波信号(交流成分)は、抵抗器R3,R4を通じてト
ランジスタQ10,Q9のベースに供給される。そして、トラ
ンジスタQ9,Q10はカットオフないしカットオフに近いバ
イアスとされているので、トランジスタQ9,Q10に供給さ
れた中間周波信号の下側の半サイクル部分だけがトラン
ジスタQ9,Q10により増幅され、すなわち、トランジスタ
Q9,Q10により中間周波信号はトランジスタ検波され、そ
の検波出力が端子T2に取り出される。
そして、この場合、この発明によれば、トランジスタ
Q9,Q10には互いに逆相の中間周波信号が供給されている
ので、トランジスタQ9,Q10の検波は等価的に両波整流と
なり、したがって、その検波出力には基本波のキャリア
成分は含まれず、含まれるのは2倍のキャリア周波数の
成分及びその高調波成分だけとなり、すなわち、周波数
の高い不要成分だけとなる。したがって、コンデンサC3
の容量が小さくてもそれらの不要成分は容易に除去され
るので、コンデンサC3の容量を小さくでき、したがっ
て、コンデンサC3はIC化でき、外付けにする必要がな
い。また、中間周波アンプの最終段のアンプ(1)に直
結でき、IC化したとき、中間周波アンプを外付けにする
必要がない。
さらに、トランジスタQ9,Q10の動作がアンバランスにな
ると、それらの検波出力に基本波のキャリア成分が含ま
れるようになるが、トランジスタQ9,Q10に中間周波信号
を供給している前段は、差動アンプ(2)及びトランジ
スタQ7,Q8などによりバランス型に構成され、かつ、ト
ランジスタQ4,Q5には抵抗器R5,R6により負帰還がかかっ
ていると共に、トランジスタQ9,Q10は直結とされている
ので、トランジスタQ9,Q10の動作点は、常に安定にバラ
ンスし、したがって、検波出力に基本波のキャリア成分
が含まれることがない。
また、抵抗器R1,R2及びコンデンサC1,C2の時定数で決ま
る周波数よりも低い周波数の成分は、コンデンサC1,C2
により阻止されるので、アンプ(1)よりも前段におい
て可聴帯域のノイズが生じていてもこのノイズが端子T2
に現れることなく、S/Nのよい検波出力を得ることがで
きる。
さらに、交流利得は、抵抗器R1,R2とR5,R6との比で決定
されるので、所望の検波利得を得ることができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、トランジスタQ9,Q10には互いに逆相
の中間周波信号が供給されているので、トランジスタ
Q9,Q10の検波は等価的に両波整流となり、したがって、
その検波出力には基本波のキャリア成分は含まれず、含
まれるのは2倍のキャリア周波数の成分及びその高調波
成分だけとなり、すなわち、周波数の高い不要成分だけ
となる。したがって、コンデンサC3の容量が小さくても
それらの不要成分は容易に除去されるので、コンデンサ
C3の容量を小さくでき、したがって、コンデンサC3はIC
化でき、外付けにする必要がない。また、中間周波アン
プの最終段のアンプ(1)に直結でき、IC化したとき、
中間周波アンプを外付けにする必要がない。
さらに、トランジスタQ9,Q10の動作がアンバランスにな
ると、それらの検波出力に基本波のキャリア成分が含ま
れるようになるが、トランジスタQ9,Q10に中間周波信号
を供給している前段は、差動アンプ(2)及びトランジ
スタQ7,Q8などによりバランス型に構成され、かつ、ト
ランジスタQ4,Q5には抵抗器R5,R6により負帰還がかかっ
ていると共に、トランジスタQ9,Q10は直結とされている
ので、トランジスタQ9,Q10の動作点は、常に安定にバラ
ンスし、したがって、検波出力に基本波のキャリア成分
が含まれることがない。
また、抵抗器R1,R2及びコンデンサC1,C2の時定数で決ま
る周波数よりも低い周波数の成分は、コンデンサC1,C2
により阻止されるので、アンプ(1)よりも前段におい
て可聴帯域のノイズが生じていてもこのノイズが端子T2
に現れることなく、S/Nのよい検波出力を得ることがで
きる。
さらに、交流利得は、抵抗器R1,R2とR5,R6との比で決定
されるので、所望の検波利得を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一例の接続図、第2図はその説明の
ための図である。 (1),(2)は差動アンプである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2のトランジスタのエミッタが
    互いに接続されると共に、定電流源に接続され、 上記第1及び第2のトランジスタのベースが第1及び第
    2のコンデンサを通じて中間周波アンプに接続されて互
    いに逆相の中間周波信号が供給され、 上記第1及び第2のトランジスタのコレクタとベースと
    の間に、第1及び第2の抵抗器が接続されてベースバイ
    アスが供給されると共に、負帰還が行われ、 上記第1及び第2のトランジスタの夫々のコレクタ間に
    第3及び第4の抵抗器が直列接続され、その接続中点が
    第3及び第4のトランジスタのベースに接続されると共
    にエミッタが電源端子に接続され、 上記第1及び第2のトランジスタの夫々のコレクタが第
    5及び第6の抵抗器を介して上記第3及び第4のトラン
    ジスタの夫々のコレクタに接続されて互いに逆相の中間
    周波信号が取り出され、 第5及び第6のトランジスタのコレクタ・エミッタ間が
    並列接続され、 これら第5及び第6のトランジスタのベースが上記第1
    及び第2のトランジスタのコレクタ回路に直結されて上
    記取り出された互いに逆相の中間周波信号が供給され、 上記第5及び第6のトランジスタのコレクタに負荷抵抗
    器及びコンデンサが接続されて、カットオフ乃至カット
    オフに近いバイアスとなされ、 上記第5及び第6のトランジスタによりこれに供給され
    た中間周波信号が両波整流検波されて上記負荷抵抗器及
    びコンデンサに検波出力が取り出される様になされたこ
    とを特徴とするAM検波回路。
JP60070706A 1985-04-03 1985-04-03 Am検波回路 Expired - Lifetime JPH073929B2 (ja)

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JPS61230410A JPS61230410A (ja) 1986-10-14
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