JPH0739061Y2 - 光磁気ディスク - Google Patents
光磁気ディスクInfo
- Publication number
- JPH0739061Y2 JPH0739061Y2 JP17750387U JP17750387U JPH0739061Y2 JP H0739061 Y2 JPH0739061 Y2 JP H0739061Y2 JP 17750387 U JP17750387 U JP 17750387U JP 17750387 U JP17750387 U JP 17750387U JP H0739061 Y2 JPH0739061 Y2 JP H0739061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magneto
- optical disk
- disc
- optical
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 イメージデータファイル、電子計算装置の外部記憶装置
等に用いられる光磁気ディスク装置の光磁気ディスクに
関し、 両面使用の光磁気ディスクにおいて、記憶時に生ずる反
対面への影響を防止することを目的とし、 ２枚の片面使用光磁気ディスクの中間に、該ディスクの
外周に沿うストッパーを有し熱伝導性が良く且つ光の透
過率が低い厚さ１〜2mmの金属又は合金製ディスクを挿
入して貼り合わせるように構成する。
等に用いられる光磁気ディスク装置の光磁気ディスクに
関し、 両面使用の光磁気ディスクにおいて、記憶時に生ずる反
対面への影響を防止することを目的とし、 ２枚の片面使用光磁気ディスクの中間に、該ディスクの
外周に沿うストッパーを有し熱伝導性が良く且つ光の透
過率が低い厚さ１〜2mmの金属又は合金製ディスクを挿
入して貼り合わせるように構成する。
本考案はイメージデータファイル、電子計算装置の外部
記憶装置等に用いられる光磁気ディスク装置の光磁気デ
ィスクに関する。
記憶装置等に用いられる光磁気ディスク装置の光磁気デ
ィスクに関する。
光ディスク装置は、その特徴である大容量、可換性、高
信頼性によりイメージデータファイルから電子計算装置
の外部記憶装置まで応用分野の拡大が見込まれている。
しかし光ディスク装置では書き換えが不可能であるた
め、現在では書き換え可能な光磁気ディスク装置の開発
が進められている。
信頼性によりイメージデータファイルから電子計算装置
の外部記憶装置まで応用分野の拡大が見込まれている。
しかし光ディスク装置では書き換えが不可能であるた
め、現在では書き換え可能な光磁気ディスク装置の開発
が進められている。
この光磁気ディスク装置は、その記録層として鉄と希土
類（テルビウム、ディスプロシュウム等）の合金が一般
的に用いられる。情報の記録は記録層を加熱してキュリ
ー温度に近づけると磁化の方向が微弱な外部磁界によっ
て変えられるという性質を利用したもので、あらかじめ
記録面に対し垂直方向に磁化されている記録層に反対向
きの微弱な外部磁界をかけておき、記録したい部分だけ
にレーザ光を照射して熱に変換し、キュリー温度に近づ
けることによりその部分の磁化の向きが変わることによ
って記録する。
類（テルビウム、ディスプロシュウム等）の合金が一般
的に用いられる。情報の記録は記録層を加熱してキュリ
ー温度に近づけると磁化の方向が微弱な外部磁界によっ
て変えられるという性質を利用したもので、あらかじめ
記録面に対し垂直方向に磁化されている記録層に反対向
きの微弱な外部磁界をかけておき、記録したい部分だけ
にレーザ光を照射して熱に変換し、キュリー温度に近づ
けることによりその部分の磁化の向きが変わることによ
って記録する。
情報の再生は直線偏光を記録層に照射したとき、その反
射光の振動面が記録層の磁化の方向によって右又は左に
回転する性質（カー効果）を利用し、その回転方向を判
別することによって情報を識別する。
射光の振動面が記録層の磁化の方向によって右又は左に
回転する性質（カー効果）を利用し、その回転方向を判
別することによって情報を識別する。
情報の消去は記録の際の磁界方向とは逆方向の外部磁界
をかけておき、消去したい部分をレーザ光によってキュ
リー温度に近づけることによって磁化を反転させること
によって行なわれる。
をかけておき、消去したい部分をレーザ光によってキュ
リー温度に近づけることによって磁化を反転させること
によって行なわれる。
第３図は従来の光磁気ディスク装置の光磁気ディスクを
示す図である。これは同図に示すようにガラス、プラス
チック等のディスク状基板１の表面にトラックとなる螺
旋状の溝２が形成され、その上に保護層３、記録層４と
なる磁性膜（例えばGdFeCo又はTbFeCoなど）、保護層５
が順次積層されている。そしてコイル６により記録層４
に微弱な磁界を印加しながら情報に従って変調されたレ
ーザ光のスポット７を照射することにより磁気記録され
る。
示す図である。これは同図に示すようにガラス、プラス
チック等のディスク状基板１の表面にトラックとなる螺
旋状の溝２が形成され、その上に保護層３、記録層４と
なる磁性膜（例えばGdFeCo又はTbFeCoなど）、保護層５
が順次積層されている。そしてコイル６により記録層４
に微弱な磁界を印加しながら情報に従って変調されたレ
ーザ光のスポット７を照射することにより磁気記録され
る。
上記のような光磁気ディスクは通常片面使用のディスク
であるが、これを２枚貼り合わせることにより両面ディ
スクとして使用できる。ところが貼り合わせた時に必ず
溝と溝、ランドとランドが重なる部分が生ずる。このた
め記録時に反対側の記録層にも磁場がかかり且つ弱いな
がらもレーザ光が照射され、これにより反対側のピット
情報にノイズを生じピットのエラーとなる恐れがある。
であるが、これを２枚貼り合わせることにより両面ディ
スクとして使用できる。ところが貼り合わせた時に必ず
溝と溝、ランドとランドが重なる部分が生ずる。このた
め記録時に反対側の記録層にも磁場がかかり且つ弱いな
がらもレーザ光が照射され、これにより反対側のピット
情報にノイズを生じピットのエラーとなる恐れがある。
本考案は上記問題点に鑑み、両面使用の光磁気ディスク
において、記録時に生ずる反対面への影響を防止した光
磁気ディスクを提供することを目的とするものである。
において、記録時に生ずる反対面への影響を防止した光
磁気ディスクを提供することを目的とするものである。
上記目的は、２枚の片面使用光磁気ディスク10,11の中
間に、該ディスクの外周に沿うリング状のストッパー13
を有する厚さ１〜2mmの良熱伝導性、低光透過率の金属
又は合金製ディスク12を挿入して貼り合わせたことを特
徴とする光磁気ディスクによって達成される。
間に、該ディスクの外周に沿うリング状のストッパー13
を有する厚さ１〜2mmの良熱伝導性、低光透過率の金属
又は合金製ディスク12を挿入して貼り合わせたことを特
徴とする光磁気ディスクによって達成される。
〔作用〕 ２枚の光磁気ディスク10,11の中間に挿入された金属又
は合金製ディスク12により一方の光磁気ディスクに投射
されたレーザ光の他方への通過を阻止しビット情報への
悪影響を防止することが可能となる。
は合金製ディスク12により一方の光磁気ディスクに投射
されたレーザ光の他方への通過を阻止しビット情報への
悪影響を防止することが可能となる。
第１図は本考案の実施例を示す図であり、ａは平面図、
ｂはａ図のｂ−ｂ線における拡大断面図である。
ｂはａ図のｂ−ｂ線における拡大断面図である。
本実施例は、同図に示すように２枚の片面使用磁気光デ
ィスク10,11の中間に熱伝導性が良く光の透過率が低い
厚さ１〜2mmの金属又は合金（例えばAl,Al合金、真鍮
等）製のディスク12を挿入し接着剤で接着したものであ
り、該ディスク12の外周には光磁気ディスク10,11の外
周に沿うリング状のストッパー13が設けられている。な
お、このストッパー13を有する金属又は合金製のディス
ク12はダイカスト、プレス、又は機械加工等により一体
に形成したものでも、或いはストッパーとディスクを別
々に形成した後、それを結合して一体化したものでも良
い。
ィスク10,11の中間に熱伝導性が良く光の透過率が低い
厚さ１〜2mmの金属又は合金（例えばAl,Al合金、真鍮
等）製のディスク12を挿入し接着剤で接着したものであ
り、該ディスク12の外周には光磁気ディスク10,11の外
周に沿うリング状のストッパー13が設けられている。な
お、このストッパー13を有する金属又は合金製のディス
ク12はダイカスト、プレス、又は機械加工等により一体
に形成したものでも、或いはストッパーとディスクを別
々に形成した後、それを結合して一体化したものでも良
い。
このように構成された本実施例は、第２図に示すように
コイル14による磁界印加とレーザ光15とにより一方の光
磁気ディスク10の記録媒体16に情報記録を行なうとき、
２枚の光磁気ディスク10,11の間に挿入した金属製ディ
スク12により反対側の光磁気ディスク11へ向うレーザ光
を遮断することができ、た同時に放熱することもでき
る。これにより反対側の光磁気ディスク11への影響を防
止することができる。またストッパー13は光磁気ディス
ク10,11の貼り合わせの強度を増し、さらに放熱に対し
ても有効である。
コイル14による磁界印加とレーザ光15とにより一方の光
磁気ディスク10の記録媒体16に情報記録を行なうとき、
２枚の光磁気ディスク10,11の間に挿入した金属製ディ
スク12により反対側の光磁気ディスク11へ向うレーザ光
を遮断することができ、た同時に放熱することもでき
る。これにより反対側の光磁気ディスク11への影響を防
止することができる。またストッパー13は光磁気ディス
ク10,11の貼り合わせの強度を増し、さらに放熱に対し
ても有効である。
以上説明した様に、本考案によれば、２枚の光磁気ディ
スクの間に金属製ディスクを挿入することにより、反対
側へ影響するレーザ光の遮断と、放熱が図れ、反対側の
光磁気ディスクの記録ピットの安定化が得られ、両面使
用の光磁気ディスクで再生信号のノイズ低減化が可能と
なる。
スクの間に金属製ディスクを挿入することにより、反対
側へ影響するレーザ光の遮断と、放熱が図れ、反対側の
光磁気ディスクの記録ピットの安定化が得られ、両面使
用の光磁気ディスクで再生信号のノイズ低減化が可能と
なる。
第１図は本考案の実施例を示す図、 第２図は本考案の実施例の使用状態を示す図、 第３図は従来の光磁気ディスクを示す図である。 図において、 10,11は光磁気ディスク、12は金属製ディスク、13はス
トッパ、14はコイル、15はレーザ光、16は記録層、 を示す。
トッパ、14はコイル、15はレーザ光、16は記録層、 を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】２枚の片面使用光磁気ディスク（10,11）
の中間に、該ディスクの外周に沿うリング状のストッパ
ー（13）を有する厚さ１〜2mmの良熱伝導性、低光透過
率の金属又は合金製ディスク（12）を挿入して貼り合わ
せたことを特徴とする光磁気ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17750387U JPH0739061Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | 光磁気ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17750387U JPH0739061Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | 光磁気ディスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0181721U JPH0181721U (ja) | 1989-05-31 |
| JPH0739061Y2 true JPH0739061Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31469165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17750387U Expired - Lifetime JPH0739061Y2 (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | 光磁気ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739061Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-24 JP JP17750387U patent/JPH0739061Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0181721U (ja) | 1989-05-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05159387A (ja) | 光磁気ディスク | |
| US5871855A (en) | Magneto-optical recording medium and method of using same | |
| JPH0739061Y2 (ja) | 光磁気ディスク | |
| JPH08273222A (ja) | 光磁気記録媒体及びその再生方法 | |
| JPH0237501A (ja) | 磁気記録方式及び磁気記録装置 | |
| JP3572686B2 (ja) | 情報記録媒体及びその再生方法 | |
| JPH0263261B2 (ja) | ||
| JP2910082B2 (ja) | 光磁気記録再生方法 | |
| JP2773326B2 (ja) | 光ディスク | |
| JPH01251359A (ja) | 光磁気記緑再生装置のデータ書換え方法 | |
| JP2866514B2 (ja) | 光磁気メモリー素子及びその記録方法 | |
| JP3177505B2 (ja) | ディスク、ディスク製造方法およびディスク記録再生装置 | |
| JP2948462B2 (ja) | 磁気光学メモリー素子 | |
| JP3353354B2 (ja) | 光磁気記録媒体及び光磁気記録方式 | |
| JP3177503B2 (ja) | ディスク、ディスク製造方法およびディスク記録再生装置 | |
| JP2817426B2 (ja) | 光磁気記録媒体および記録再生装置 | |
| JPH03162742A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JPH07192333A (ja) | 光磁気記録媒体およびその再生方法 | |
| JPS63239638A (ja) | 光磁気記録装置 | |
| JPH03119540A (ja) | 光磁気記録媒体 | |
| JPH08167185A (ja) | 光磁気記録媒体及び光磁気記録方法 | |
| JPH0242664A (ja) | 光熱磁気記録媒体並びにその記録装置及びこれらを用いた光熱磁気記録方式 | |
| JPH0822645A (ja) | 光磁気記録媒体及びそれを用いた光磁気記録情報の再生方法 | |
| JPH07176089A (ja) | 光磁気記録媒体及びそれを用いた光磁気記録情報の再生方法 | |
| JPH06338083A (ja) | 両面タイプのオーバーライト可能な光磁気記録媒体 及びその製造方法 |