JPH0738127Y2 - ヒンジ蓋付パッケ−ジ - Google Patents
ヒンジ蓋付パッケ−ジInfo
- Publication number
- JPH0738127Y2 JPH0738127Y2 JP1991113175U JP11317591U JPH0738127Y2 JP H0738127 Y2 JPH0738127 Y2 JP H0738127Y2 JP 1991113175 U JP1991113175 U JP 1991113175U JP 11317591 U JP11317591 U JP 11317591U JP H0738127 Y2 JPH0738127 Y2 JP H0738127Y2
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- hinge lid
- hinge
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、製品を個装するため
の包装部材に係り、特に、一群のたばこ等を収容するた
めに利用される、ヒンジ蓋を有するパッケ−ジに関す
る。
の包装部材に係り、特に、一群のたばこ等を収容するた
めに利用される、ヒンジ蓋を有するパッケ−ジに関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、円筒状に形成された製品、例え
ば、たばこ或いは葉巻等を収容する包装部材として、従
来からの包込みタイプに加えてボックスタイプと呼ばれ
るヒンジ蓋付パッケ−ジが好評を博している。
ば、たばこ或いは葉巻等を収容する包装部材として、従
来からの包込みタイプに加えてボックスタイプと呼ばれ
るヒンジ蓋付パッケ−ジが好評を博している。
【0003】この種のヒンジ蓋付パッケ−ジは、例え
ば、図6に示されているように、パッケ−ジ本体 2、折
曲げ線 4を介して本体 2に接続されているヒンジ蓋 6か
ら構成されている。上記ヒンジ蓋 6は、上記パッケ−ジ
本体 2の内周に貼付られているカラ− 8に沿いつつ開閉
可能であって、この開閉の際には、上記折曲げ線 4を支
点として回動可能に形成されている。
ば、図6に示されているように、パッケ−ジ本体 2、折
曲げ線 4を介して本体 2に接続されているヒンジ蓋 6か
ら構成されている。上記ヒンジ蓋 6は、上記パッケ−ジ
本体 2の内周に貼付られているカラ− 8に沿いつつ開閉
可能であって、この開閉の際には、上記折曲げ線 4を支
点として回動可能に形成されている。
【0004】パッケ−ジに収容されているたばこが取り
出される際には、ヒンジ蓋 6は、カラ− 8に沿って矢印
Aの方向に僅かに移動されつつ、上記折曲げ線 4を支点
として矢印Bの方向に回動されて開放される。一方、上
記ヒンジ蓋 6が閉じられる際には、ヒンジ蓋における稜
線6aとパッケ−ジ本体の稜線2aとが密着されるまで、上
記折曲げ線 4を支点として上記矢印 Bと反対の方向に回
動される。
出される際には、ヒンジ蓋 6は、カラ− 8に沿って矢印
Aの方向に僅かに移動されつつ、上記折曲げ線 4を支点
として矢印Bの方向に回動されて開放される。一方、上
記ヒンジ蓋 6が閉じられる際には、ヒンジ蓋における稜
線6aとパッケ−ジ本体の稜線2aとが密着されるまで、上
記折曲げ線 4を支点として上記矢印 Bと反対の方向に回
動される。
【0005】その一方で、上記ヒンジ蓋 6が繰返し開閉
された場合には、上記パッケ−ジ本体 2と上記ヒンジ蓋
6との密着力が劣化されるとともに気密性が低減される
ことから、パッケ−ジに収容されているたばこに吸着さ
れている香料を蒸発させ、或いは、たばこを湿らせる虞
れのあることが知られている。
された場合には、上記パッケ−ジ本体 2と上記ヒンジ蓋
6との密着力が劣化されるとともに気密性が低減される
ことから、パッケ−ジに収容されているたばこに吸着さ
れている香料を蒸発させ、或いは、たばこを湿らせる虞
れのあることが知られている。
【0006】このことから、上記パッケ−ジ本体 2と上
記ヒンジ蓋 6とを密着固定させるための様々な構造がこ
れまでに考案されている。
記ヒンジ蓋 6とを密着固定させるための様々な構造がこ
れまでに考案されている。
【0007】例えば、図7に示されているパッケ−ジで
は、カラ− 8に配置されている固定用舌片8aを介してヒ
ンジ蓋 6の側面6bを押圧させることで、パッケ−ジ本体
2とヒンジ蓋 6との密着力及び気密性が確保されてい
る。また、図8及び図9に示されているパッケ−ジで
は、それぞれ、ヒンジ蓋 6の前壁面6cに配置されている
切欠6dとカラ− 8における頂部8bとを嵌合させること
で、及び、ヒンジ蓋 6の前側面6cに設けられている裏当
て (補強台紙) 6eとカラ− 8の頂角部8cとを摺擦させる
ことで、図7に示されている構造と同様に、パッケ−ジ
本体 2とヒンジ蓋 6との密着力及び気密性が確保されて
いる。
は、カラ− 8に配置されている固定用舌片8aを介してヒ
ンジ蓋 6の側面6bを押圧させることで、パッケ−ジ本体
2とヒンジ蓋 6との密着力及び気密性が確保されてい
る。また、図8及び図9に示されているパッケ−ジで
は、それぞれ、ヒンジ蓋 6の前壁面6cに配置されている
切欠6dとカラ− 8における頂部8bとを嵌合させること
で、及び、ヒンジ蓋 6の前側面6cに設けられている裏当
て (補強台紙) 6eとカラ− 8の頂角部8cとを摺擦させる
ことで、図7に示されている構造と同様に、パッケ−ジ
本体 2とヒンジ蓋 6との密着力及び気密性が確保されて
いる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
7乃至図9に示されているような、パッケ−ジ本体 2と
ヒンジ蓋 6との間の密着力及び気密性を得るための構造
が利用された場合であっても、上記ヒンジ蓋 6が繰返し
開閉された場合には、例えば、上記図7に示されている
例では、固定用舌片8aが変形し或いは摩耗することで、
上記密着力及び気密性が劣化する問題がある。
7乃至図9に示されているような、パッケ−ジ本体 2と
ヒンジ蓋 6との間の密着力及び気密性を得るための構造
が利用された場合であっても、上記ヒンジ蓋 6が繰返し
開閉された場合には、例えば、上記図7に示されている
例では、固定用舌片8aが変形し或いは摩耗することで、
上記密着力及び気密性が劣化する問題がある。
【0009】同様に、図8に示されている例では、カラ
− 8における頂部8bと切欠6dとが接触することで切欠6d
がカラ− 8の内側にくい込んだり、カラ− 8の頂部8bが
折曲がることでパッケ−ジに収容されているたばこに傷
をつける虞れがある。
− 8における頂部8bと切欠6dとが接触することで切欠6d
がカラ− 8の内側にくい込んだり、カラ− 8の頂部8bが
折曲がることでパッケ−ジに収容されているたばこに傷
をつける虞れがある。
【0010】一方、図9の例では、裏当て (補強台紙)
6eとカラ− 8の頂角部8cとの接触圧が十分に得られるも
のの上記頂角部8cが変形し、パッケ−ジに収容されてい
るたばこを変形させる虞れがある。また、この図9の例
では、裏当て (補強台紙) 6eとカラ− 8の頂角部8cとの
接触圧によってカラ− 8に着色されている色が落ち易く
なることから美観を損ねるとともに、十分な接触圧が得
られることで、繰返し開閉されるヒンジ蓋 6の開閉動作
に重圧感が生じる問題がある。
6eとカラ− 8の頂角部8cとの接触圧が十分に得られるも
のの上記頂角部8cが変形し、パッケ−ジに収容されてい
るたばこを変形させる虞れがある。また、この図9の例
では、裏当て (補強台紙) 6eとカラ− 8の頂角部8cとの
接触圧によってカラ− 8に着色されている色が落ち易く
なることから美観を損ねるとともに、十分な接触圧が得
られることで、繰返し開閉されるヒンジ蓋 6の開閉動作
に重圧感が生じる問題がある。
【0011】また、上記図7乃至図9のいづれの方法が
利用された場合であっても、パッケ−ジに利用される材
料 (紙) に固有の条件、例えば、目方向、表面の平滑性
或いは厚さ等の多くの要因によって、一定した強度を有
する上記密着力或いは気密性を確保できる構造が形成し
にくいことも知られている。
利用された場合であっても、パッケ−ジに利用される材
料 (紙) に固有の条件、例えば、目方向、表面の平滑性
或いは厚さ等の多くの要因によって、一定した強度を有
する上記密着力或いは気密性を確保できる構造が形成し
にくいことも知られている。
【0012】この考案の目的は、開閉動作がスム−スで
あって、しかも、十分な密着力と気密性とが得られるヒ
ンジ蓋付パッケ−ジを提供することにある。
あって、しかも、十分な密着力と気密性とが得られるヒ
ンジ蓋付パッケ−ジを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記問題点
に基づきなされたもので、パック本体と、このパック本
体に内挿されるとともに、自身の一部が上記パック本体
から突出するよう形成され、上記パック本体に収容され
る内容物を保護するインナ−フレ−ムと、上記パック本
体の一部を共有するとともに、この共有部に規定される
折曲げ線を回動支点として回動可能に形成され、この回
動動作によって、上記インナ−フレ−ムを覆うことで上
記パック本体を密閉し、或いは、上記インナ−フレ−ム
から離脱されることで上記パック本体から開放されるヒ
ンジ蓋と、このヒンジ蓋の内側、且つ、上記インナ−フ
レ−ムとの摺擦面に、上記回動動作によって規定される
回動角が小さくなるにつれて上記インナ−フレ−ムとの
接触面積が増大するよう形成されている押圧部材からな
るヒンジ蓋付パッケ−ジであって、上記押圧部材は、上
記ヒンジ蓋の一部を共有する面部材であり、上記ヒンジ
蓋が上記インナ−フレ−ムを覆った際に、上記パック本
体と接する稜線を形成する側の辺が対向する他の一辺よ
りも短い略台形形状に形成され、上記面部材の上記稜線
を形成する側の辺が対向する他の一辺が、上記ヒンジ蓋
における上記パック本体との共有部が規定される面との
間に変位可能に形成された所望の隙間を介して配置さ
れ、且つ、上記面部材の台形の斜辺部が上記ヒンジ蓋の
内側側面に密着することで、上記面部材が湾曲されてい
ることを特徴とするヒンジ蓋付パッケ−ジを提供するも
のである。また、この考案によれば、互いに平行に配置
された開口面と固定面の2つの平面からなる第1の平面
対ならびにこの第1の平面対に対して交差するよう且つ
互いに平行に配置された2つの側平面からなる第2の平
面対により断面がおおむね矩形の筒状に形成されたパッ
ケ−ジ本体と、このパッケ−ジ本体の前記開口面ならび
に前記第2の平面対の前記2つの側平面のそれぞれに内
接されるとともに、少なくとも一部が前記パッケージ本
体の前記筒状の領域から受圧面として突出するよう配置
され、前記パッケ−ジ本体内に収容される内容物を保護
するインナ−フレ−ムと、前記パッケ−ジ本体における
前記固定面の一端部に接続される接続面とこの接続面に
おおむね平行に対向される密閉面からなる第3の平面対
ならびにこの第3の平面対に対して交差するよう且つ互
いに平行に配置された2つの側平面からなる第4の平面
対により断面がおおむね矩形の筒状に形成されたヒンジ
蓋と、を有するヒンジ蓋付パッケ−ジであって、前記ヒ
ンジ蓋は、前記パッケ−ジ本体の前記接続面と前記パッ
ケ−ジ本体の前記固定面とにより規定される接続線を軸
として前記インナーフレームの前記受圧面に向けて回動
可能、かつ、この回動により閉じ方向に移動された場合
に前記パッケ−ジ本体の前記開口面と前記インナ−フレ
−ムとにより規定される縁部と前記密閉面の縁部とが接
触可能に形成され、前記密閉面は、前記密閉面の前記縁
部から前記縁部と反対側の端部に向けて辺の長さが増大
されて前記第4の平面対の前記2つに側平面の少なくと
も一部と重なり合うようなおおむね台形形状に形成さ
れ、前記回動により閉じ方向に移動された場合に、前記
受圧面との接触により前記台形形状の斜辺部分が弾性変
形により湾曲することで前記受圧面との間に所定の圧力
の摺擦力を提供する押圧面を有し、前記ヒンジ蓋が閉じ
られた場合に前記ヒンジ蓋から前記インナ−フレ−ムに
向けて作用する内むきの力により、前記パッケ−ジ本体
との間に密閉性を提供できるヒンジ蓋付パッケ−ジが提
供される。
に基づきなされたもので、パック本体と、このパック本
体に内挿されるとともに、自身の一部が上記パック本体
から突出するよう形成され、上記パック本体に収容され
る内容物を保護するインナ−フレ−ムと、上記パック本
体の一部を共有するとともに、この共有部に規定される
折曲げ線を回動支点として回動可能に形成され、この回
動動作によって、上記インナ−フレ−ムを覆うことで上
記パック本体を密閉し、或いは、上記インナ−フレ−ム
から離脱されることで上記パック本体から開放されるヒ
ンジ蓋と、このヒンジ蓋の内側、且つ、上記インナ−フ
レ−ムとの摺擦面に、上記回動動作によって規定される
回動角が小さくなるにつれて上記インナ−フレ−ムとの
接触面積が増大するよう形成されている押圧部材からな
るヒンジ蓋付パッケ−ジであって、上記押圧部材は、上
記ヒンジ蓋の一部を共有する面部材であり、上記ヒンジ
蓋が上記インナ−フレ−ムを覆った際に、上記パック本
体と接する稜線を形成する側の辺が対向する他の一辺よ
りも短い略台形形状に形成され、上記面部材の上記稜線
を形成する側の辺が対向する他の一辺が、上記ヒンジ蓋
における上記パック本体との共有部が規定される面との
間に変位可能に形成された所望の隙間を介して配置さ
れ、且つ、上記面部材の台形の斜辺部が上記ヒンジ蓋の
内側側面に密着することで、上記面部材が湾曲されてい
ることを特徴とするヒンジ蓋付パッケ−ジを提供するも
のである。また、この考案によれば、互いに平行に配置
された開口面と固定面の2つの平面からなる第1の平面
対ならびにこの第1の平面対に対して交差するよう且つ
互いに平行に配置された2つの側平面からなる第2の平
面対により断面がおおむね矩形の筒状に形成されたパッ
ケ−ジ本体と、このパッケ−ジ本体の前記開口面ならび
に前記第2の平面対の前記2つの側平面のそれぞれに内
接されるとともに、少なくとも一部が前記パッケージ本
体の前記筒状の領域から受圧面として突出するよう配置
され、前記パッケ−ジ本体内に収容される内容物を保護
するインナ−フレ−ムと、前記パッケ−ジ本体における
前記固定面の一端部に接続される接続面とこの接続面に
おおむね平行に対向される密閉面からなる第3の平面対
ならびにこの第3の平面対に対して交差するよう且つ互
いに平行に配置された2つの側平面からなる第4の平面
対により断面がおおむね矩形の筒状に形成されたヒンジ
蓋と、を有するヒンジ蓋付パッケ−ジであって、前記ヒ
ンジ蓋は、前記パッケ−ジ本体の前記接続面と前記パッ
ケ−ジ本体の前記固定面とにより規定される接続線を軸
として前記インナーフレームの前記受圧面に向けて回動
可能、かつ、この回動により閉じ方向に移動された場合
に前記パッケ−ジ本体の前記開口面と前記インナ−フレ
−ムとにより規定される縁部と前記密閉面の縁部とが接
触可能に形成され、前記密閉面は、前記密閉面の前記縁
部から前記縁部と反対側の端部に向けて辺の長さが増大
されて前記第4の平面対の前記2つに側平面の少なくと
も一部と重なり合うようなおおむね台形形状に形成さ
れ、前記回動により閉じ方向に移動された場合に、前記
受圧面との接触により前記台形形状の斜辺部分が弾性変
形により湾曲することで前記受圧面との間に所定の圧力
の摺擦力を提供する押圧面を有し、前記ヒンジ蓋が閉じ
られた場合に前記ヒンジ蓋から前記インナ−フレ−ムに
向けて作用する内むきの力により、前記パッケ−ジ本体
との間に密閉性を提供できるヒンジ蓋付パッケ−ジが提
供される。
【0014】
【作用】この考案のヒンジ蓋付パッケ−ジは、内部にイ
ンナ−フレ−ムを有するパッケ−ジ本体と、このインナ
−フレ−ムに沿って摺擦される押圧部を有し、回動動作
によって開閉されるヒンジ蓋から構成されている。
ンナ−フレ−ムを有するパッケ−ジ本体と、このインナ
−フレ−ムに沿って摺擦される押圧部を有し、回動動作
によって開閉されるヒンジ蓋から構成されている。
【0015】この押圧部は、上記ヒンジ蓋の側面との間
に変位可能な隙間を介して配置されるとともに、上記イ
ンナ−フレ−ムに沿って摺擦されつつ回動可能に形成さ
れ、上記ヒンジ蓋の回動動作にともなう回転角が小さく
なるにつれて、上記隙間が低減されるよう構成されてい
る。上記押圧部は、上記パッケ−ジ本体と上記ヒンジ蓋
とが閉じられた状態では、上記インナ−フレ−ムに対し
て反発力を増大させることで十分な圧力を提供できると
ともに、上記パッケ−ジ本体と上記ヒンジ蓋とが開放さ
れるにつれて、上記インナ−フレ−ムとの接触面積及び
上記反発力が次第に低減されることで、上記ヒンジ蓋を
スム−スに開放可能にする。
に変位可能な隙間を介して配置されるとともに、上記イ
ンナ−フレ−ムに沿って摺擦されつつ回動可能に形成さ
れ、上記ヒンジ蓋の回動動作にともなう回転角が小さく
なるにつれて、上記隙間が低減されるよう構成されてい
る。上記押圧部は、上記パッケ−ジ本体と上記ヒンジ蓋
とが閉じられた状態では、上記インナ−フレ−ムに対し
て反発力を増大させることで十分な圧力を提供できると
ともに、上記パッケ−ジ本体と上記ヒンジ蓋とが開放さ
れるにつれて、上記インナ−フレ−ムとの接触面積及び
上記反発力が次第に低減されることで、上記ヒンジ蓋を
スム−スに開放可能にする。
【0016】従って、僅かな力によってパッケ−ジの開
閉を可能にするとともに、開閉動作に際して重圧感を感
じさせることなく確実に上記パッケ−ジ本体と上記ヒン
ジ蓋とを密閉できる。
閉を可能にするとともに、開閉動作に際して重圧感を感
じさせることなく確実に上記パッケ−ジ本体と上記ヒン
ジ蓋とを密閉できる。
【0017】
【実施例】以下、図面を用いてこの考案の一実施例を説
明する。
明する。
【0018】図1及び図2によれば、例えば、図示しな
い一群のたばこ等を収容するヒンジ蓋付パッケ−ジ10
は、パッケ−ジ本体12とヒンジ蓋14とを有している。こ
のパッケ−ジ本体12は、前壁20、一対の側壁22及び24、
後壁26及び底壁28から構成されている。一方、上記ヒン
ジ蓋14は、蓋前壁30、一対の蓋側壁32及び34、蓋後壁36
及び蓋上壁38から構成されている。
い一群のたばこ等を収容するヒンジ蓋付パッケ−ジ10
は、パッケ−ジ本体12とヒンジ蓋14とを有している。こ
のパッケ−ジ本体12は、前壁20、一対の側壁22及び24、
後壁26及び底壁28から構成されている。一方、上記ヒン
ジ蓋14は、蓋前壁30、一対の蓋側壁32及び34、蓋後壁36
及び蓋上壁38から構成されている。
【0019】上記ヒンジ蓋付パッケ−ジ10、即ち、上記
パッケ−ジ本体12と上記ヒンジ蓋14とは、上記パッケ−
ジ本体12の後壁26に形成されている折曲げ線40に沿っ
て、上記ヒンジ蓋14の蓋後壁36が接合されることで連結
されている。尚、実際には、図2から明らかなように、
上記パッケ−ジ本体12の後壁26と上記ヒンジ蓋14の蓋後
壁36とは一体に形成され、上記ヒンジ蓋14が開閉される
場合の支点として折曲げ線40が形成されている。
パッケ−ジ本体12と上記ヒンジ蓋14とは、上記パッケ−
ジ本体12の後壁26に形成されている折曲げ線40に沿っ
て、上記ヒンジ蓋14の蓋後壁36が接合されることで連結
されている。尚、実際には、図2から明らかなように、
上記パッケ−ジ本体12の後壁26と上記ヒンジ蓋14の蓋後
壁36とは一体に形成され、上記ヒンジ蓋14が開閉される
場合の支点として折曲げ線40が形成されている。
【0020】また、上記パッケ−ジ本体12は、図1から
明らかなように、組立てられた状態で内側となる領域
に、上記ヒンジ蓋14が開閉される場合のガイドとして利
用されるインナ−フレ−ム42を有している。このインナ
−フレ−ム42は、上記パッケ−ジ本体12が組立てられた
状態で挿入されるものであって、インナ−フレ−ム前壁
44及び一対のインナ−フレ−ム側壁46及び48から構成さ
れている。尚、上記インナ−フレ−ム42の上部即ちパッ
ケ−ジ本体12に挿入された状態でパッケ−ジ本体12の前
壁よりも突出している領域は、上記ヒンジ蓋14が閉じら
れることで上記ヒンジ蓋14によって覆われる。
明らかなように、組立てられた状態で内側となる領域
に、上記ヒンジ蓋14が開閉される場合のガイドとして利
用されるインナ−フレ−ム42を有している。このインナ
−フレ−ム42は、上記パッケ−ジ本体12が組立てられた
状態で挿入されるものであって、インナ−フレ−ム前壁
44及び一対のインナ−フレ−ム側壁46及び48から構成さ
れている。尚、上記インナ−フレ−ム42の上部即ちパッ
ケ−ジ本体12に挿入された状態でパッケ−ジ本体12の前
壁よりも突出している領域は、上記ヒンジ蓋14が閉じら
れることで上記ヒンジ蓋14によって覆われる。
【0021】上記パッケ−ジ本体12は、詳細には、上記
底壁28を中心として、上記前壁20と後壁26とが互いに対
向配置された状態で、上記一対の側壁22及び24を介して
接続されている。この対をなす側壁22及び24は、それぞ
れ、上記前壁20の両側に配置されている前側タブ60及び
62と上記後壁26の両側に配置されている後側タブ64及び
66とによって形成される。また同様に、ヒンジ蓋14も上
記蓋上壁38を中心に、上記蓋前壁30と蓋後壁36とが互い
に対向配置された状態で、上記一対の蓋側壁32及び34を
介して接続されている。この対をなす蓋側壁32及び34
は、それぞれ、上記蓋前壁30の両側に配置されている蓋
前側タブ70及び72と上記蓋後壁36の両側に配置されてい
る蓋後側タブ74及び76とによって形成される。尚、上記
パッケ−ジ本体12における底壁28と上記対をなす側壁22
及び24とは、上記前側タブ60及び62或いは後側タブ64及
び66のいづれか一方に設けられている図示しないコ−ナ
−タブによって接続される。同様に、上記ヒンジ蓋14に
おける蓋上壁38上記対をなす蓋側壁32及び34とは、上記
蓋前側タブ70及び72或いは蓋後側タブ74及び76のいづれ
か一方に設けられている図示しない蓋コ−ナ−タブによ
って接続される。
底壁28を中心として、上記前壁20と後壁26とが互いに対
向配置された状態で、上記一対の側壁22及び24を介して
接続されている。この対をなす側壁22及び24は、それぞ
れ、上記前壁20の両側に配置されている前側タブ60及び
62と上記後壁26の両側に配置されている後側タブ64及び
66とによって形成される。また同様に、ヒンジ蓋14も上
記蓋上壁38を中心に、上記蓋前壁30と蓋後壁36とが互い
に対向配置された状態で、上記一対の蓋側壁32及び34を
介して接続されている。この対をなす蓋側壁32及び34
は、それぞれ、上記蓋前壁30の両側に配置されている蓋
前側タブ70及び72と上記蓋後壁36の両側に配置されてい
る蓋後側タブ74及び76とによって形成される。尚、上記
パッケ−ジ本体12における底壁28と上記対をなす側壁22
及び24とは、上記前側タブ60及び62或いは後側タブ64及
び66のいづれか一方に設けられている図示しないコ−ナ
−タブによって接続される。同様に、上記ヒンジ蓋14に
おける蓋上壁38上記対をなす蓋側壁32及び34とは、上記
蓋前側タブ70及び72或いは蓋後側タブ74及び76のいづれ
か一方に設けられている図示しない蓋コ−ナ−タブによ
って接続される。
【0022】ところで、上記ヒンジ蓋14における蓋前壁
30の背面には、上記インナ−フレ−ム42におけるインナ
−フレ−ム前壁44の一部である摺擦部50が摺擦される押
圧部即ち裏当て (補強台紙) 52が配置されている。この
裏当て (補強台紙) 52は、図3 (a), (b) 及び (c)
から明らかなように、上記蓋前壁30における縁部54を形
成する側、即ち、上記パッケ−ジ10が閉じられた状態で
上記パッケ−ジ本体12の縁部56と密着する側が対向する
他の一辺よりも短く形成された矩形状であって、上記パ
ッケ−ジ10が組立てられた際に、上記インナ−フレ−ム
42の摺擦部50と摺擦されることで、上記パッケ−ジ本体
12と上記ヒンジ蓋14との密着力及び気密性を良好な状態
で維持させることができる。
30の背面には、上記インナ−フレ−ム42におけるインナ
−フレ−ム前壁44の一部である摺擦部50が摺擦される押
圧部即ち裏当て (補強台紙) 52が配置されている。この
裏当て (補強台紙) 52は、図3 (a), (b) 及び (c)
から明らかなように、上記蓋前壁30における縁部54を形
成する側、即ち、上記パッケ−ジ10が閉じられた状態で
上記パッケ−ジ本体12の縁部56と密着する側が対向する
他の一辺よりも短く形成された矩形状であって、上記パ
ッケ−ジ10が組立てられた際に、上記インナ−フレ−ム
42の摺擦部50と摺擦されることで、上記パッケ−ジ本体
12と上記ヒンジ蓋14との密着力及び気密性を良好な状態
で維持させることができる。
【0023】より詳細には、上記裏当て (補強台紙) 52
は、図4に示されているように、上記パッケ−ジ本体12
と上記ヒンジ蓋14とが閉じられた状態では、上記インナ
−フレ−ム42の摺擦部50に対して反発力を増大させるこ
とから、上記摺擦部50に対して十分な圧力を提供でき
る。一方、図5に示されているように、上記パッケ−ジ
本体12と上記ヒンジ蓋14とが開放されるに従って、上記
摺擦部50と接触する面積が低減されることで、上記イン
ナ−フレ−ム42の摺擦部50に向かって発生される反発力
(押圧力) が低減される。即ち、図5から明らかなよう
に、上記ヒンジ蓋14が完全に開放された状態では、上記
裏当て52と上記ヒンジ蓋14の側面との間には、十分に離
間された隙間d1 が規定される。また、上記ヒンジ蓋14
と上記パッケ−ジ本体12とが閉じられるにつれて、上記
裏当て52と上記ヒンジ蓋14の側面との間には、上記ヒン
ジ蓋14の回動角が小さくなるにつれて次第に低減される
隙間d2 及びd3 が、それぞれ規定される。この場合、
上記隙間d1 ,d2 及びd3に応じて上記反発力が増大
されるとともに、上記ヒンジ蓋14が完全に閉じられた場
合に最大になることはいうまでもない。
は、図4に示されているように、上記パッケ−ジ本体12
と上記ヒンジ蓋14とが閉じられた状態では、上記インナ
−フレ−ム42の摺擦部50に対して反発力を増大させるこ
とから、上記摺擦部50に対して十分な圧力を提供でき
る。一方、図5に示されているように、上記パッケ−ジ
本体12と上記ヒンジ蓋14とが開放されるに従って、上記
摺擦部50と接触する面積が低減されることで、上記イン
ナ−フレ−ム42の摺擦部50に向かって発生される反発力
(押圧力) が低減される。即ち、図5から明らかなよう
に、上記ヒンジ蓋14が完全に開放された状態では、上記
裏当て52と上記ヒンジ蓋14の側面との間には、十分に離
間された隙間d1 が規定される。また、上記ヒンジ蓋14
と上記パッケ−ジ本体12とが閉じられるにつれて、上記
裏当て52と上記ヒンジ蓋14の側面との間には、上記ヒン
ジ蓋14の回動角が小さくなるにつれて次第に低減される
隙間d2 及びd3 が、それぞれ規定される。この場合、
上記隙間d1 ,d2 及びd3に応じて上記反発力が増大
されるとともに、上記ヒンジ蓋14が完全に閉じられた場
合に最大になることはいうまでもない。
【0024】このことから、上記パッケ−ジ10即ち上記
パッケ−ジ本体12と上記ヒンジ蓋14とが開閉される場合
には、僅かな力を加えるだけで上記ヒンジ蓋14と上記摺
擦部50とが摺擦され、その一方で、上記ヒンジ蓋14の開
閉動作に際して重圧感を感じることなく確実に上記パッ
ケ−ジ本体12と上記ヒンジ蓋14とを密閉或いは開放でき
ることが確認されている。尚、上記パッケ−ジ本体12に
おける一対の側壁22及び24、即ち、上記前側タブ60及び
62と上記前壁20との間、及び、上記後側タブ64及び66と
上記後壁26との間には、それぞれ、長手方向縁部80、8
2、84及び86が形成されている。同様に、このパッケ−
ジ本体における長手方向縁部の延長部を形成する上記ヒ
ンジ蓋12における一対の蓋側壁32及び34、即ち、上記蓋
前側タブ70及び72と蓋前壁30との間及び上記蓋後側タブ
74及び76と上記蓋後壁36との間には、それぞれ、蓋長手
方向縁部90、92、94及び96が形成されている。さらに同
様に、上記インナ−フレ−ム42におけるインナ−フレ−
ム前壁44と一対のインナ−フレ−ム側壁46及び48との間
には、それぞれ、インナ−フレ−ム長手方向縁部88及び
98が形成されている。従って、上記摺擦部50は、このイ
ンナ−フレ−ム長手方向縁部88及び98に形成されてもよ
いことはいうまでもない。
パッケ−ジ本体12と上記ヒンジ蓋14とが開閉される場合
には、僅かな力を加えるだけで上記ヒンジ蓋14と上記摺
擦部50とが摺擦され、その一方で、上記ヒンジ蓋14の開
閉動作に際して重圧感を感じることなく確実に上記パッ
ケ−ジ本体12と上記ヒンジ蓋14とを密閉或いは開放でき
ることが確認されている。尚、上記パッケ−ジ本体12に
おける一対の側壁22及び24、即ち、上記前側タブ60及び
62と上記前壁20との間、及び、上記後側タブ64及び66と
上記後壁26との間には、それぞれ、長手方向縁部80、8
2、84及び86が形成されている。同様に、このパッケ−
ジ本体における長手方向縁部の延長部を形成する上記ヒ
ンジ蓋12における一対の蓋側壁32及び34、即ち、上記蓋
前側タブ70及び72と蓋前壁30との間及び上記蓋後側タブ
74及び76と上記蓋後壁36との間には、それぞれ、蓋長手
方向縁部90、92、94及び96が形成されている。さらに同
様に、上記インナ−フレ−ム42におけるインナ−フレ−
ム前壁44と一対のインナ−フレ−ム側壁46及び48との間
には、それぞれ、インナ−フレ−ム長手方向縁部88及び
98が形成されている。従って、上記摺擦部50は、このイ
ンナ−フレ−ム長手方向縁部88及び98に形成されてもよ
いことはいうまでもない。
【0025】これらの長手方向縁部80乃至98は、上記ヒ
ンジ蓋付パッケ−ジ10の外形であって、従来上記それぞ
れの側壁と隣合う壁との間に形成されていた角部を除去
することで、上記ヒンジ蓋付パッケ−ジ10に収容される
一群のたばこ等の形状と上記パッケ−ジ本体12の外形と
を一致させる目的で形成されている。尚、上記長手方向
縁部80乃至98は、平面或いは曲面若しくは細長く形成さ
れた平面が連続的に配置された多角形面として形成され
る。また、上記長手方向縁部80乃至98は、上記側壁と隣
合う壁との間に形成される角部の一部のみに施されても
よく、この場合には、例えば、上記パッケ−ジ10の外形
は、5角形、6角形或いは8角形等の所望の形状に形成
される。このことは、パッケ−ジ10に利用される材料を
低減できるばかりでなく、パッケ−ジ10の外観デザイン
の点で有益である。
ンジ蓋付パッケ−ジ10の外形であって、従来上記それぞ
れの側壁と隣合う壁との間に形成されていた角部を除去
することで、上記ヒンジ蓋付パッケ−ジ10に収容される
一群のたばこ等の形状と上記パッケ−ジ本体12の外形と
を一致させる目的で形成されている。尚、上記長手方向
縁部80乃至98は、平面或いは曲面若しくは細長く形成さ
れた平面が連続的に配置された多角形面として形成され
る。また、上記長手方向縁部80乃至98は、上記側壁と隣
合う壁との間に形成される角部の一部のみに施されても
よく、この場合には、例えば、上記パッケ−ジ10の外形
は、5角形、6角形或いは8角形等の所望の形状に形成
される。このことは、パッケ−ジ10に利用される材料を
低減できるばかりでなく、パッケ−ジ10の外観デザイン
の点で有益である。
【0026】上述したこの考案のヒンジ蓋付パッケ−ジ
は、あくまでも一例に過ぎず、この分野の技術を有する
ものであれば、上記説明を基にしてこの考案をいかよう
にも変形できることはいうまでもない。従って、この考
案は、ここに開示された実施例によって限定されるもの
ではなく、添付の請求の範囲によってのみ制限されるも
のである。
は、あくまでも一例に過ぎず、この分野の技術を有する
ものであれば、上記説明を基にしてこの考案をいかよう
にも変形できることはいうまでもない。従って、この考
案は、ここに開示された実施例によって限定されるもの
ではなく、添付の請求の範囲によってのみ制限されるも
のである。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、パッケ−ジ本体とヒンジ蓋とが開放されるに従っ
て、パッケ−ジ本体のインナ−フレ−ムと接触する面積
が低減されるよう形成された裏当てを有するヒンジ蓋が
提供される。従って、十分な密着力と気密性とを有し、
しかも、開閉動作がスム−スなヒンジ蓋付パッケ−ジが
得られる。このことから、一旦開封されたパッケ−ジで
あっても、たばこに吸着されている香料を蒸発させ、或
いは、残りのたばこを湿らせることが低減される。
ば、パッケ−ジ本体とヒンジ蓋とが開放されるに従っ
て、パッケ−ジ本体のインナ−フレ−ムと接触する面積
が低減されるよう形成された裏当てを有するヒンジ蓋が
提供される。従って、十分な密着力と気密性とを有し、
しかも、開閉動作がスム−スなヒンジ蓋付パッケ−ジが
得られる。このことから、一旦開封されたパッケ−ジで
あっても、たばこに吸着されている香料を蒸発させ、或
いは、残りのたばこを湿らせることが低減される。
【図1】この考案の一実施例であるヒンジ蓋付パッケ−
ジを示す概略斜視図。
ジを示す概略斜視図。
【図2】図1に示されているヒンジ蓋付パッケ−ジの展
開図。
開図。
【図3】図1に示されているパッケ−ジのヒンジ蓋に配
置されている押圧部材の特徴を示す平面図。
置されている押圧部材の特徴を示す平面図。
【図4】図3に示されている押圧部材とパッケ−ジが閉
じられた状態の接触状態を示す概略図。
じられた状態の接触状態を示す概略図。
【図5】図3に示されている押圧部材とパッケ−ジが開
放される途中の状態での接触状態を示す概略図。
放される途中の状態での接触状態を示す概略図。
【図6】従来から利用されているヒンジ蓋付パッケ−ジ
を示す概略図。
を示す概略図。
【図7】パッケ−ジのヒンジ蓋をロックするための従来
技術を示す概略図。
技術を示す概略図。
【図8】パッケ−ジのヒンジ蓋をロックするための従来
技術を示す概略図。
技術を示す概略図。
【図9】パッケ−ジのヒンジ蓋をロックするための従来
技術を示す概略図。
技術を示す概略図。
10…ヒンジ蓋付パッケ−ジ,12…パッケ−ジ本体,14…
ヒンジ蓋,20…前壁,22,24…側壁,26…後壁,28…底
壁,30…蓋前壁,32,34…蓋側壁,36…蓋後壁,38…蓋
上壁,40…折曲げ線,42…インナ−フレ−ム,44…イン
ナ−フレ−ム前壁,46,48…インナ−フレ−ム側壁,50
…摺擦部,52…押圧部。
ヒンジ蓋,20…前壁,22,24…側壁,26…後壁,28…底
壁,30…蓋前壁,32,34…蓋側壁,36…蓋後壁,38…蓋
上壁,40…折曲げ線,42…インナ−フレ−ム,44…イン
ナ−フレ−ム前壁,46,48…インナ−フレ−ム側壁,50
…摺擦部,52…押圧部。
Claims (2)
- 【請求項1】パック本体と、 このパック本体に内挿されるとともに、自身の一部が上
記パック本体から突出するよう形成され、上記パック本
体に収容される内容物を保護するインナ−フレ−ムと、 上記パック本体の一部を共有するとともに、この共有部
に規定される折曲げ線を回動支点として回動可能に形成
され、この回動動作によって、上記インナ−フレ−ムを
覆うことで上記パック本体を密閉し、或いは、上記イン
ナ−フレ−ムから離脱されることで上記パック本体から
開放されるヒンジ蓋と、 このヒンジ蓋の 内側、且つ、上記インナ−フレ−ムとの
摺擦面に、上記回動動作によって規定される回動角が小
さくなるにつれて上記インナ−フレ−ムとの接触面積が
増大するよう形成されている押圧部材からなるヒンジ蓋
付パッケ−ジであって、 上記押圧部材は、上記ヒンジ蓋の一部を共有する面部材
であり、上記ヒンジ蓋が上記インナ−フレ−ムを覆った
際に、上記パック本体と接する稜線を形成する側の辺が
対向する他の一辺よりも短い略台形形状に形成され、上
記面部材の上記稜線を形成する側の辺が対向する他の一
辺が、上記ヒンジ蓋における上記パック本体との共有部
が規定される面との間に変位可能に形成された所望の隙
間を介して配置され、且つ、上記面部材の台形の斜辺部
が上記ヒンジ蓋の内側側面に密着することで、上記面部
材が湾曲されていることを特徴とする ヒンジ蓋付パッケ
−ジ。 - 【請求項2】互いに平行に配置された開口面 (20) と
固定面 (26) の2つの平面からなる第1の平面対なら
びにこの第1の平面対に対して交差するよう且つ互いに
平行に配置された2つの側平面 (22,24) からなる
第2の平面対により断面がおおむね矩形の筒状に形成さ
れたパッケ−ジ本体 (12) と、 このパッケ−ジ本体の前記開口面ならびに前記第2の平
面対の前記2つの側平面のそれぞれに内接されるととも
に、少なくとも一部が前記パッケージ本体の前 記筒状の
領域から受圧面 (44) として突出するよう配置され、
前記パッケ−ジ本体内に収容される内容物を保護するイ
ンナ−フレ−ム (42) と、 前記パッケ−ジ本体における前記固定面の一端部に接続
される接続面 (36)とこの接続面におおむね平行に対
向される密閉面 (30) からなる第3の平面対ならびに
この第3の平面対に対して交差するよう且つ互いに平行
に配置された2つの側平面 (32,34) からなる第4
の平面対により断面がおおむね矩形の筒状に形成された
ヒンジ蓋 (14) と、 を有するヒンジ蓋付パッケ−ジ (10) であって、 前記ヒンジ蓋は、前記パッケ−ジ本体の前記接続面と前
記パッケ−ジ本体の前記固定面とにより規定される接続
線 (40) を軸として前記インナーフレームの前記受圧
面に向けて回動可能、かつ、この回動により閉じ方向に
移動された場合に前記パッケ−ジ本体の前記開口面と前
記インナ−フレ−ムとにより規定される縁部 (56) と
前記密閉面の縁部 (54) とが接触可能に形成され、 前記密閉面は、前記密閉面の前記縁部から前記縁部と反
対側の端部に向けて辺の長さが増大されて前記第4の平
面対の前記2つに側平面の少なくとも一部と重なり合う
ようなおおむね台形形状に形成され、前記回動により閉
じ方向に移動された場合に、前記受圧面との接触により
前記台形形状の斜辺部分が弾性変形により湾曲すること
で前記受圧面との間に所定の圧力の摺擦力を提供する押
圧面 (52) を有し、 前記ヒンジ蓋が閉じられた場合に前記ヒンジ蓋から前記
インナ−フレ−ムに向けて作用する内むきの力により、
前記パッケ−ジ本体との間に密閉性を提供できる ヒンジ
蓋付パッケ−ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113175U JPH0738127Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ヒンジ蓋付パッケ−ジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113175U JPH0738127Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ヒンジ蓋付パッケ−ジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554247U JPH0554247U (ja) | 1993-07-20 |
JPH0738127Y2 true JPH0738127Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=14605458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991113175U Expired - Lifetime JPH0738127Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ヒンジ蓋付パッケ−ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738127Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10314375A1 (de) | 2003-03-28 | 2004-10-07 | Focke & Co.(Gmbh & Co. Kg) | Klappschachtel für Zigaretten |
DE102008061661A1 (de) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | Focke & Co.(Gmbh & Co. Kg) | Packung für Zigaretten und Zuschnitt zur Herstellung einer solchen Packung |
ITBO20120341A1 (it) * | 2012-06-20 | 2013-12-21 | Gd Spa | Pacchetto di articoli da fumo e sbozzato piano per realizzare il pacchetto. |
DE102014011396A1 (de) * | 2014-08-06 | 2016-02-11 | Focke & Co. (Gmbh & Co. Kg) | Zigarettenpackung |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2813390A1 (de) * | 1978-03-28 | 1979-10-11 | Ocke & Co | Klappschachtel, insbesondere fuer zigaretten |
JPH0526030Y2 (ja) * | 1989-04-07 | 1993-06-30 | ||
US4948038A (en) * | 1989-04-11 | 1990-08-14 | Philip Morris Incorporated | Freshness-preserving container |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP1991113175U patent/JPH0738127Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0554247U (ja) | 1993-07-20 |
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